JP2014131781A - 浄水器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ケーシングとカートリッジとの接続状態が適式であるか否かを容易に判別することができる浄水器を提供する。
【解決手段】被処理液を浄化する浄水器であって、内部に濾過体を有するカートリッジと、前記カートリッジが接続されるケーシングとを備えており、前記ケーシングに対する前記カートリッジの移動を感知する移動感知手段を備える浄水器。
【選択図】図1

Description

本発明は、浄水器に関する。
従来から水道水には殺菌用の塩素添加が義務づけられており、これにより水道水が雑菌により汚染される懸念は少ないが、カルキ臭により水の味は損なわれていた。また、この塩素と水道水中に含まれるフミン質などの有機物質とが反応することにより、発ガン性を有するトリハロメタンが水道水中に生成することも確認されている。更に、近年の河川、湖沼の汚染等により、これらを原水とする水道水中には、カビ臭原因物質が微量成分として含まれていることも確認されている。そこで、これらの水の味を損ねる物質や有害物質を除去するために、浄水器が広く使用されている。
浄水器の一般的な構造は、活性炭のような粒状濾材充填した粒状濾材層(濾過体)を有するカートリッジと、当該カートリッジが収納されるケーシングとを備えている。このような浄水器は、浄水処理されていない水道水等の被処理液が導かれる給水配管や、カートリッジ内を通過し有害物質等が除去された被処理液を外部に導く吐水管(排水配管)等に接続されて使用される。
浄水器の使用を継続することにより、例えば、カートリッジとケーシングとの接続箇所に設けられるOリングが劣化していく。Oリングが劣化した場合、ケーシングのカートリッジに対する保持力(ホールド力)が低下し、カートリッジ内に導かれる被処理液の流体圧力(水圧等)の反動によって、カートリッジが移動してしまい、カートリッジとケーシングとの接続箇所から水漏れが発生してしまうおそれもあった。
また、浄水器におけるカートリッジが有する濾過体は、浄水処理を継続していくに従って、その濾過能力が低減するため、浄水器の使用者は、必要に応じて新しいカートリッジに交換する必要がある。カートリッジ交換作業については、浄水器の取扱説明書に記載されているが、この取扱説明書を確認せず行われる場合がある。このような場合、カートリッジの適式な交換が行われず、カートリッジとケーシングとの接続部から水漏れが発生してしまう場合がある。また、取扱説明書を確認しながらのカートリッジ交換作業であっても、機械装置の各種操作を苦手とするユーザの場合、適式な交換作業を行うことができずに、水漏れ等の不具合が発生してしまうおそれがある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであって、ケーシングとカートリッジとの接続状態が適式であるか否かを容易に判別することができる浄水器を提供することを目的とする。
本発明の上記目的は、被処理液を浄化する浄水器であって、内部に濾過体を有するカートリッジと、前記カートリッジが接続されるケーシングとを備えており、前記ケーシングに対する前記カートリッジの移動を感知する移動感知手段を備える浄水器により達成される。
また、上記浄水器において、前記移動感知手段は、前記ケーシングに対する前記カートリッジの距離を計測する距離計測センサを備えることが好ましい。
また、前記ケーシングは、一方端が開口し他方端が閉塞壁により閉塞される筒状に形成され、前記カートリッジが挿入可能に構成されており、前記移動感知手段は、前記カートリッジに配置される指示部材と、前記ケーシングの側壁に配置される検知部材とを備えており、前記検知部材に対する前記指示部材の位置の変化に応じて、前記ケーシングに対する前記カートリッジの移動を感知することが好ましい。
また、前記指示部材は、磁石体を備え、前記検知部材は、前記磁石体の磁気を検知する磁気検知手段を備えており、前記磁気検知手段により検出した前記磁石体の磁気に基づき、前記ケーシングに対する前記カートリッジの移動を感知することが好ましい。
また、前記検知部材は、感圧センサを備えており、前記指示部材による前記感圧センサに対する押圧を検知して、前記感圧センサに対する前記指示部材の位置の変化を検出し、前記ケーシングに対する前記カートリッジの移動を感知することが好ましい。
また、前記指示部材は、半円柱状形状、或いは、ローラー形状に構成されていることが好ましい。
また、前記検知部材は、前記カートリッジの挿入方向に沿って所定間隔をあけた状態で、前記ケーシングの側壁に複数配置されていることが好ましい。
また、前記移動感知手段は、感知した前記ケーシングに対する前記カートリッジの移動に対応して、前記ケーシングに対する前記カートリッジの脱着操作に関する音声案内を行う機能を備えることが好ましい。
本発明によれば、ケーシングとカートリッジとの接続状態が適式であるか否かを容易に判別することができる浄水器を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る浄水器の概略構成断面図である。 図1に示す浄水器を構成するケーシング及びカートリッジに関して、ケーシング内にカートリッジを挿入する途中の状態を示す概略構成断面図である。 図2の要部拡大断面図である。 図3に示す浄水器が有するカートリッジの変形例を示す説明図である。 図3に示す浄水器が有するカートリッジの変形例を示す説明図である。 図3に示す浄水器が有するカートリッジの変形例を示す説明図である。 ケーシングの要部拡大図である。 蓋部材の構成に関する変形例を示す説明図である。 図1に示す浄水器の変形例を示す要部拡大断面図である。 図1に示す浄水器の他の変形例を示す要部拡大断面図である。 指示部材の他の変形例を示す概略断面図である。 図10に示す浄水器の変形例を示す概略構成断面図である。 図1に示す浄水器の変形例を示す概略構成断面図である。 移動感知手段が指示部材と検知部材とを備える構成の場合の、カートリッジ交換に関する音声案内機能を有する移動検知制御部の作動について説明するための説明図である。 図14に示す浄水器におけるカートリッジ交換の途中の状態を説明する説明図である。 図14に示す浄水器におけるカートリッジ交換の途中の状態を説明する説明図である。 図14に示す浄水器におけるカートリッジ交換の途中の状態を説明する説明図である。
以下、本発明に係る浄水器1について、添付図面を参照して説明する。図1は、浄水器の概略構成断面図である。図2は、浄水器に関して、ケーシング2内にカートリッジ3を挿入する途中の状態を示す概略構成断面図である。各図面は、構成の理解を容易にするため、実寸比ではなく部分的に拡大又は縮小されている。
浄水器1は、水道水等の被処理液を浄化処理する装置であって、図1及び図2に示すように、ケーシング2と、当該ケーシング2に収容されるカートリッジ3と、蓋部材4と、移動感知手段5とを備えている。
ケーシング2は、一方端が開口し他方端が閉塞壁21により閉塞される筒状の部材であり、ステンレス鋼やアルミニウム等の金属若しくはABS樹脂やPBT樹脂等の合成樹脂等により形成されている。特に磁気に反応しない金属やABS樹脂等により形成することが好ましい。このケーシング2は、一方端の開口からカートリッジ3を挿入して収納できるように構成されている。このケーシング2の底部を構成する閉塞壁21には、カートリッジ3と接続するケーシング接続部22が設けられている。このケーシング接続部22は、ケーシング2内外を連通し、外部から供給される被処理液をカートリッジ3に導く供給配管接続部22aと、カートリッジ3によって処理された被処理液を外部に導く排出配管接続部22bとにより構成されている。供給配管接続部22aと排出配管接続部22bとは、互いに隣接配置されており、それぞれ閉塞壁21に形成される貫通孔により構成されている。貫通孔により構成される供給配管接続部22a及び排出配管接続部22bの一方の端部(ケーシング2内側に配置される端部)の内面形状は、図3の要部拡大断面図に示すように、ラッパ状となるように形成することが好ましい。このようにラッパ状とすることにより、後述のカートリッジ3が備える導入部32a及び導出部32bから構成されるカートリッジ接続部32をスムーズに受け入れることが可能となる。また、供給配管接続部22aの他方の端部(ケーシング2外側に配置される端部)には、浄化処理されていない水道水等の被処理液が導かれる給水配管Z1が接続できるように構成されている。また、排出配管接続部22bの他方の端部(ケーシング2外側に配置される端部)には、後述のカートリッジ3によって有害物質等が除去された被処理液が流通する排水配管Z2が接続できるように構成されている。ここで、ケーシング2の外形形状は、円柱状や楕円柱状であってもよく、直方体状であってもよい。
カートリッジ3は、内部に濾過体31を備え、ケーシング2の開口から該ケーシング2内に挿入される部材であり、ステンレス鋼やアルミニウム等の金属材料、合成樹脂素材(例えば、ABS樹脂やPBT樹脂等)等の材料により形成されている。特に磁気に反応しない金属やABS樹脂等により形成することが好ましい。カートリッジ3内部の濾過体31によって、被処理液に含まれる有害物質や臭気成分は除去される。ケーシング2に対するカートリッジ3の挿入方向端部3aには、ケーシング接続部22に接続するカートリッジ接続部32が設けられている。このカートリッジ接続部32は、カートリッジ3の内外を連通し被処理液をカートリッジ3内部に導入可能な導入部32aと、カートリッジ3の内外を連通し、カートリッジ3内部の濾過体31により濾過された被処理液を排出可能な導出部32bとにより構成されている。導入部32a及び導出部32bは、カートリッジ3の挿入方向端部3aから外方に突出する管状体により構成されている。これら導入部32a及び導出部32bは、互いに隣接して設けられており、ケーシング2の閉塞壁21に貫通孔として形成される供給配管接続部22a及び排出配管接続部22bにそれぞれ嵌合可能となるように構成されている。なお、導入部32aと供給配管接続部22aとの連結個所や、導出部32bと排出配管接続部22bとの連結個所での液漏れを防止する観点から、管状体として形成される導入部32a及び導出部32bの外周面上にOリング等のパッキンを設置して、導入部32aと供給配管接続部22a、導出部32bと排出配管接続部22bをそれぞれ嵌合するように構成してもよい。また、カートリッジ3の挿入方向端部3aとは反対側の端部3bには、把手33が設けられている。なお、この把手33を省略してカートリッジ3を構成してもよい。
カートリッジ3の内部に収納される濾過体31としては、カートリッジ3に形成される導入部32aから導かれた被処理液から有害物質や細菌、臭気成分等を除去すると共に、浄化後の被処理液を導出部32bを介して外部に導くことができる構成であれば、特にその構成は限定されず、例えば、図4や図5に示すような構成を採用することができる。この濾過体31は、粒状の活性炭等の濾過材が内部に充填される流路34を複数備えるように構成されており、カートリッジ3の導入部32aに導かれた被処理液を各流路34に分散して通過させながら活性炭の作用により有害物質や臭気成分等を除去し、これら有害物質等が除去された浄化後の被処理液をカートリッジ3の導出部32bに導くことができるように構成されている。なお、粒状の活性炭の代わりに、繊維状の活性炭や、イオン交換樹脂等を使用してもよく、或いは、これらを混合した物を使用してもよい。また、複数の流路34を設けず、図6に示すように、単一の空間35内に前記活性炭やブロック状成型活性炭、イオン交換樹脂等の濾過材を充填するように構成し、この濾過材が充填された領域を、カートリッジ3の導入部32aに導かれた被処理液が通過すると共に、浄化後の被処理液をカートリッジ3の導出部32bに導くように、濾過体31を構成してもよい。
また、例えば、中空糸膜体により形成される中空糸膜層を濾過材として採用し、カートリッジ3の内部に配置してもよい。ここで、中空糸膜層は、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミド、ポリスルホン等の素材からなる多数の中空糸束をその各端部においてボッティング樹脂により一体的に固定して形成された中空糸膜体により構成されている。このような中空糸膜体を被処理水が通過することにより、被処理水中の鉄錆及び雑菌等の細かい汚れが濾過され除去される。なお、中空糸膜体と、活性炭やイオン交換樹脂等の濾過材とを組み合わせて濾過体31を構成してもよい。
このようなケーシング2とカートリッジ3との構成により、給水配管Z1により導かれた水道水等の被処理液は、ケーシング2における供給配管接続部22a及びカートリッジ3における導入部32aを介してカートリッジ3内に導かれ、カートリッジ3内の濾過体31の作用により有害物質や臭気成分等が除去された後、カートリッジ3の導出部32b及びケーシング2の排出配管接続部22bを介して排水配管Z2に導かれて外部に供給される。
また、本発明に係る浄水器1は、ケーシング2における供給配管接続部22a及びカートリッジ3における導入部32aの嵌合状態、並びに、ケーシング2における排出配管接続部22b及びカートリッジ3における導出部32bの嵌合状態を良好な状態に維持する保持手段を更に備えている。この保持手段は、供給配管接続部22a側(排出配管接続部22b側)又は導入部32a側(導出部32b側)のいずれか一方に配置される電磁石91,92と、他方に配置される磁性部材93,94とを備えている。具体的には、ケーシング2の閉塞壁21におけるカートリッジ3との対向面上に電磁石91,92を配置し、この電磁石91,92に対応する磁性部材93,94をカートリッジ3の挿入方向端部3aにおける閉塞壁21との対向面上に配置している。電磁石91,92と磁性部材93,94との組み合わせが2箇所となるように構成している。一方の電磁石91と磁性部材93との組み合わせに関しては、電磁石91を供給配管接続部22a近傍となるように、磁性部材93を導入部32a近傍となるように配置している。また、他方の電磁石92と磁性部材94との組み合わせに関しては、電磁石92を排出配管接続部22b近傍となるように、磁性部材94を導出部32b近傍となるように配置している。なお、電磁石と磁性部材との組み合わせが1箇所となるように構成してもよい。ここで、磁性部材93,94とは、磁石にくっつく部材のことをいい、鉄やニッケル等の金属から形成される部材や、永久磁石や電磁石等の磁石体をも含む概念である。本実施形態においては、磁性部材93,94として、永久磁石を採用している。なお、この永久磁石の代わりに別の電磁石や、鉄やニッケル等の金属材料から構成されるプレート部材をカートリッジ3の挿入方向端部3aに配置してもよい。また、本実施形態においては、電磁石91,92のON/OFFといった作動を制御する電磁石制御部(図示せず)を備えている。電磁石制御部は、ケーシング2の閉塞壁21に配置される電磁石91,92に通電することにより発生する磁極が、カートリッジ3の挿入方向端部3aに配置される永久磁石93,94の磁極と反対(例えば、N極とS極、或いは、S極とN極)となるように、或いは、永久磁石93,94の磁極と同一(例えば、N極とN極、或いは、S極とS極)となるように構成されている。つまり、電磁石91,92は、発生する磁極を反転可能となるように構成される。また、電磁石制御部は、電磁石91,92が発生する磁力の大きさを適宜変更できるように構成されている。電磁石91,92が発生する磁力の大きさを変更するには、例えばタッチパネル式の入力装置により構成される電磁石設定操作部(図示せず)により行うことができる。
なお、電磁石91,92と磁性部材93,94との衝突の衝撃によって発生するおそれのある電磁石91,92や磁性部材93,94の損傷や、ケーシング2或いはカートリッジ3からの電磁石91,92や磁性部材93,94の脱落を回避するために、ケーシング2内にカートリッジ3をセットした状態において、電磁石91,92と磁性部材93,94との間に僅かな隙間が形成されるように、電磁石91,92や磁性部材93,94の位置や大きさを設定することが好ましい。
更に、本発明に係る浄水器1は、図1〜図3に示すように、ケーシング2の閉塞壁21とカートリッジ3の挿入方向端部3aとの間に配置される衝撃吸収用の衝撃吸収部材96を備えるように構成している。この衝撃吸収部材96は、電磁石91,92と磁性部材93,94とのくっつく力の作用により、電磁石91,92や磁性部材93,94の損傷を防止するために設けられるものであり、弾性部材により形成されることが好ましい。衝撃吸収部材96は、ケーシング2の閉塞壁21或いはカートリッジ3の挿入方向端部3aのいずれか一方に、或いは両方に設置してもよい。
蓋部材4は、ケーシング2の一方端に配設され当該ケーシング2の開口を閉塞する蓋体であり、ステンレス鋼やアルミニウム等の金属材料、合成樹脂素材(例えば、ABS樹脂やPBT樹脂等)等の材料により形成されている。特に磁気に反応しない金属やABS樹脂等により形成することが好ましい。このような蓋部材4としては、ケーシング2に対してボルト等により取り付け可能な蓋体であってもよく、或いは、ケーシング2の開口近傍に形成されるガイド溝にスライドさせて挿入しケーシング2の開口を閉塞させるスライドプレートやスライドシャッターにより構成してもよい。図1や図2に示す浄水器1においては、蓋部材4をスライドプレートにより構成している。また、図7の要部拡大断面図に示すように、スライドプレートやスライドシャッターの閉める方向側の端部4aの所定領域に蓋開閉用磁性部材41を設置すると共に、スライドプレートやスライドシャッターを閉めた状態において蓋開閉用磁性部材41に対向するケーシング2の開口の所定領域に、蓋開閉用磁性部材41との間でくっつく力を及ぼすことが可能な蓋開閉用電磁石42を設置するように構成している。なお、蓋開閉用電磁石42は、図示しない蓋開閉用電磁石制御部によってその作動が制御される。本実施形態においては、蓋開閉用磁性部材41として、永久磁石等の磁石体を使用している。このような構成を採用した場合、蓋開閉用電磁石42に電流を流さない状態とすることにより、電磁石におけるコイルが巻回されている鉄芯と、蓋開閉用磁性部材41(磁石体)との間でくっつく力が発生し、蓋部材4をケーシング2の開口に固定させることができる。また、蓋開閉用磁性部材41(磁石体)との間で反発力が発生するように、蓋開閉用電磁石42に対して電流を供給することにより、蓋部材4によるケーシング2の開口の閉塞状態が解除され、蓋部材4をスライドさせてカートリッジ3を取り出すことができるように構成できる。ここで、蓋開閉用磁性部材とは、磁石にくっつく部材のことをいい、鉄やニッケル等の金属から形成される部材や、永久磁石や電磁石等の磁石体をも含む概念である。なお、このように蓋部材4が蓋開閉用電磁石42と蓋開閉用磁性部材41とを備えるような構成を採用する場合、蓋開閉用電磁石42と蓋開閉用磁性部材41とのくっつく力の作用により蓋部材4(スライドプレートやスライドシャッター)がケーシング2の開口部分に衝突し、蓋開閉用電磁石42や蓋開閉用磁性部材41、蓋部材4或いはケーシング2の開口部分が損傷する恐れがある。このような事態が発生することを防止するために、蓋部材4(スライドプレートやスライドシャッター)の閉める方向側の端部4aの所定領域や、蓋部材4(スライドプレートやスライドシャッター)の閉める方向側の端部4aに対向するケーシング2の開口の所定領域に、衝撃吸収用の蓋用衝撃吸収部材(図示せず)を配置することが好ましい、
移動感知手段5は、ケーシング2に対するカートリッジ3の移動を検知する手段である。図1及び図2に示す浄水器1の構成においては、ケーシング2に対するカートリッジ3の距離を計測する距離計測センサ51、当該距離計測センサ51の駆動を制御する移動検知制御部52、及び、計測したケーシング2に対するカートリッジ3の距離に関する情報を使用者に知らせる報知部(図示せず)により移動感知手段5を構成している。これら距離計測センサ51、移動検知制御部52及び報知部は、電気的に接続されている。
距離計測センサ51としては、赤外線センサやレーザセンサ、超音波センサ、電磁波を利用するリモートセンサ等の各種センサを用いることができる。この距離計測センサ51は、ケーシング2の閉塞壁21に設置されており、カートリッジ3の挿入方向端部3aまでの距離を計測できるように構成され、計測した距離データに関する情報を移動検知制御部52に出力できるように構成されている。
移動検知制御部52は、距離計測センサ51に対してケーシング2に対するカートリッジ3の距離を計測する指令や、計測値に関する情報を報知部に出力する装置である。この移動検知制御部52は、ケーシング2の閉塞壁21内部に配置されている。なお、移動検知制御部52の設置場所は、特に限定されず、ケーシング2の側壁に設けてもよく、蓋部材4に設けてもよい。また、浄水処理された被処理液が排出されるカランに設けてもよい。
ここで、移動検知制御部52は、ケーシング2の閉塞壁21に配置されている電磁石91,92の駆動を制御する電磁石制御部に電気的に接続され、電磁石91,92の駆動に関する指令を出力できるように構成されることが好ましい。同様に、移動検知制御部52は、ケーシング2の開口に設けられる蓋開閉用電磁石42の駆動を制御する蓋開閉用電磁石制御部に電気的に接続され、蓋開閉用電磁石42の駆動に関する指令を出力できるように構成されることが好ましい。なお、電磁石制御部、蓋開閉用電磁石制御部及び移動検知制御部52を別体として構成せず、移動検知制御部52が、電磁石制御部及び蓋開閉用電磁石制御部の機能を有するように構成してもよい。
このように、移動検知制御部52を構成した場合、例えば、カートリッジ3をケーシング2に挿入する際に、距離計測センサ51が検知したカートリッジ3の挿入方向端部3aまでの距離が所定の距離となり、ケーシング2にカートリッジ3がセットされたと判断される場合に、例えば、電磁石91,92に電流を通電させる指令を出力し、電磁石91,92と磁性部材93,94との間でくっつく力を発生させ、カートリッジ3とケーシング2との強固な接続状態を維持できるように構成することができる。
報知部は、上述のように、距離計測センサ51が計測したケーシング2に対するカートリッジ3の距離に関する情報を使用者に知らせる機能を有するものであり、その目的が達成できる限り特に限定されない。例えば、計測したケーシング2に対するカートリッジ3の距離に関する情報を視認できるようにモニターとして報知部を構成してもよく、又は、光(例えば赤色LEDランプや緑色LEDランプ)の点灯や点滅により報知部を構成してもよく、或いは、計測したケーシング2に対するカートリッジ3の距離に関する情報を音声として使用者に知らせるスピーカーとして報知部を構成してもよい。また、LEDランプやモニター及びスピーカーを共に備えるように報知部を構成してもよい。なお、報知部の設置場所は、使用者が、ケーシング2に対するカートリッジ3の距離に関する情報を明確に確認できる場所であれば特に限定されず、ケーシング2の側壁に設けてもよく、蓋部材4に設けてもよい。また、浄水処理された被処理液が排出されるカランに設けてもよい。
ここで、ケーシング2に対するカートリッジ3の距離に関する情報としては、実際の距離に関する情報、例えば、“1mm”、“5mm”といった数値情報であってもよく、或いは、確実なケーシング2とカートリッジ3との接続が確保でき、水漏れ等の不具合が発生しないとされる距離範囲の場合に緑色LEDランプの点滅や、モニターに表示される“OK”サイン、“○”サインや、ケーシング2とカートリッジ3との距離として、不適当な場合に赤色LEDランプの点滅や、モニター表示される“NG”、“△”、“×”サイン等の文字・図形情報であってもよい。また、スピーカー等により報知部を構成する際には、例えば、距離計測センサ51とカートリッジ3の挿入方向端部3aとの距離として不適当な場合に発生させるアラーム音を、ケーシング2に対するカートリッジ3の距離に関する情報として使用することもできる。
このように本実施形態に係る浄水器1は、ケーシング2に対するカートリッジ3の移動を感知する移動感知手段5を備えているため、水漏れ等の不具合が発生することを未然に使用者に知らせることが可能となり、また、カートリッジ交換の際のカートリッジセッティングミスを効果的に防止することができる。具体的に説明すると、例えば、浄水器1の使用継続により、カートリッジ3とケーシング2との接続箇所に設けられるOリングが劣化し、カートリッジ3内に導かれる被処理液の流体圧力(水圧等)の反動によって、カートリッジ3が抜けてしまう方向(図1においては上方)に移動したような場合、移動感知手段5が、ケーシング2に対するカートリッジ3の距離に関する情報を光情報や文字情報として或いは音情報として使用者に報知することができるため、使用者は、水漏れ等の不具合が発生する前段階、或いは、不具合が発生した直後において、Oリングの交換や、カートリッジ自体の交換を行うことができる。また、カートリッジ交換に際しては、ケーシング2に対するカートリッジ3のセッティング位置(挿入位置)が適切であるか否かを報知部による表示や音等によって判断できるため、カートリッジ3を適正な位置に確実にセットすることが可能となり、水漏れ等の発生しない適式なカートリッジ交換を行うことができる。
以上、本発明に係る浄水器1の実施形態について説明したが、浄水器1の具体的構成は、上記実施形態に限定されない。例えば、ケーシング2の形状は、種々の形状のものを使用することができる。例えば、円筒状にケーシング2を形成してもよく、或いは、角柱状にケーシング2を形成してもよい。また、ケーシング2の側壁が、格子状、或いは、あみ状となるように構成してもよい。また、ケーシング2の側壁に、ケーシング2内外を連通する貫通孔を形成してもよく(単数であっても複数であってもよい)、或いは、スリットを形成してもよい(単数であっても複数であってもよい)。ケーシング2の側壁に、貫通孔やスリットを形成した場合、カートリッジ3をケーシング2内に挿入する際において、カートリッジ3により押し出されるケーシング2内の空気が貫通孔やスリットを介してケーシング2外に導かれることになり、ケーシング2内にカートリッジ3をスムーズに挿入することが可能となる。また、貫通孔やスリットは、ケーシング2内にセットされたカートリッジ3を取り出す際には、ケーシング2外の空気をケーシング2内へと導く通り道としての機能を発揮するため、カートリッジ3引き出し時に、ケーシング2内周面とカートリッジ3外周面との間が真空状態(低圧状態)となることを効果的に抑制することができ、ケーシング2からカートリッジ3をスムーズに取り出すことが可能となる。
また、上記浄水器1においては、カートリッジ3の挿入方向端部3aに設けられる導入部32aや導出部32bを管状体として構成すると共に、供給配管接続部22aや排出配管接続部22bをケーシング2の閉塞壁21に形成される貫通孔として構成し、導入部32aを供給配管接続部22aの内部に挿入嵌合するように、導出部32bを排出配管接続部22bの内部に挿入嵌合するように構成されているが、例えば、カートリッジ3の導入部32aを挿入方向端部3aに形成される貫通孔として構成すると共に、供給配管接続部22aをケーシング2の閉塞壁21に設けられる管状体として構成し、供給配管接続部22aを導入部32aの内部に挿入嵌合するように構成してもよい。また、カートリッジ3の導出部32bを挿入方向端部3aに形成される貫通孔として構成すると共に、排出配管接続部22bをケーシング2の閉塞壁21に設けられる管状体として構成し、排出配管接続部22bを導出部32bの内部に挿入嵌合するように構成してもよい。
また、上記実施形態において、スライドプレートやスライドシャッターによって構成される蓋部材4が、自動的に開閉するように構成してもよい。かかる構成について具体的に説明すると、図8に示すように、スライドプレートやスライドシャッターの閉める方向側の端部4aの所定領域に磁石体からなる蓋開閉用磁性部材41を配置する。また、スライドプレートやスライドシャッターを閉めた状態において蓋開閉用磁性部材41に対向するケーシング2の開口の所定領域に、第1蓋開閉用電磁石42aを設置する。更に、該第1蓋開閉用電磁石42aが設置される開口位置に対向するケーシング開口の所定領域に、他の第2蓋開閉用電磁石42bを設置する。
このような構成により、蓋部材4を開放する場合、第1蓋開閉用電磁石42aに対して、蓋開閉用磁性部材41との間で反発力を発生するように通電させると共に、第2蓋開閉用電磁石42bに対して、蓋開閉用磁性部材41との間でくっつく力が発生するように通電させる。これにより、蓋開閉用磁性部材41を備える蓋部材4は、第1蓋開閉用電磁石42aから離れる方向(図8においては右側)に移動すると共に、第2蓋開閉用電磁石42bに引っ張られて、第2蓋開閉用電磁石42bと蓋開閉用磁性部材41とが互いに近接することとなり、蓋部材4が開放されることとなる。また、蓋部材4を閉鎖する場合、第2蓋開閉用電磁石42bに対して、蓋開閉用磁性部材41との間で反発力を発生するように通電させると共に、第1蓋開閉用電磁石42aに対して、蓋開閉用磁性部材41との間でくっつく力が発生するように通電させる。これにより、蓋開閉用磁性部材41を備える蓋部材4は、第2蓋開閉用電磁石42bから離れる方向(図8においては、左側)に移動すると共に、第1蓋開閉用電磁石42aに引っ張られて、第1蓋開閉用電磁石42aと蓋開閉用磁性部材41とが互いに近接することとなり、蓋部材4が閉鎖されることとなる。ここで、蓋開閉用磁性部材41、第1蓋開閉用電磁石42a、及び、第2蓋開閉用電磁石42bの各個数は、スムーズに蓋部材4を自動開閉できる範囲で適宜設定すればよく、それぞれ単数として構成してもよく、複数として構成してもよい。
なお、上述のように蓋部材4を自動的に開閉できるように構成する場合、蓋開閉用電磁石制御部に電気的に接続し、蓋部材4の開閉に関する信号を蓋開閉用電磁石制御部に伝達する蓋開閉指示スイッチを設ける。蓋開閉指示スイッチとしては、タッチスイッチや感圧スイッチ等の各種形態のスイッチを用いることができる。また、蓋開閉指示スイッチの設置場所は、使用者が押圧(タッチ)しやすい場所であれば特に限定されず、ケーシング2の側壁に設けてもよく、蓋部材4に設けてもよい。また、浄水処理された被処理液が排出されるカランに設けてもよい。
また、上記実施形態においては、移動感知手段5は、ケーシング2に対するカートリッジ3の距離を計測する距離計測センサ51を備えるように構成しているが、このような構成に限定されない。例えば、図9に示すように、移動感知手段5が、カートリッジ3の側壁に配置される指示部材53と、ケーシング2の側壁内側に配置される検知部材54とを備え、検知部材54に対する指示部材53の位置の変化に応じて、ケーシング2に対するカートリッジ3の移動を感知するように構成してもよい。具体的には、指示部材53、検知部材54、上述の移動検知制御部52、及び、上述の報知部を備えるように移動感知手段5を構成している。図9においては、検知部材54と指示部材53との組を二組備えるように構成されている。指示部材53及び検知部材54は、カートリッジ3をケーシング2に適式にセットした場合において、互いに対向するような位置に配置される。指示部材53は、磁石体を備えるように構成されており、検知部材54は、指示部材53(磁石体)の磁気を検知する磁気検知手段を備えるように構成され、磁気検知手段により検出した指示部材53(磁石体)の磁気に基づき、ケーシング2に対するカートリッジ3の移動を感知できるように構成されている。磁気検知手段としては、磁気を感知できる各種磁気センサを使用することができる。また、検知部材54における磁気検知手段は、移動検知制御部52に電気的に接続されており、磁気を感知した際の信号を移動検知制御部52に出力できるように構成されている。なお、図9においては、指示部材53はカートリッジ3の側壁内部に埋設するように構成しているが、例えば、カートリッジ3の側壁に対して突出する形態となるように構成してもよい。同様に検知部材54はケーシング2の側壁内部に埋設するように構成しているが、ケーシング2の側壁内面に対して突出する形態となるように構成してもよい。但し、指示部材3(磁石体)と検知部材54は接触しない程度に突出して、両者の接触による破損を回避する。
このような構成によれば、カートリッジ3がケーシング2に適切にセットされている状態(図9の状態)においては、検知部材54は、指示部材53(磁石体)からの所定の磁気を検知することとなる一方、例えば、浄水器1の使用継続により、カートリッジ3とケーシング2との接続箇所に設けられるOリングが劣化し、カートリッジ3内に導かれる被処理液の流体圧力(水圧等)の反動によって、カートリッジ3が抜けてしまう方向(図9においては上方)に移動したような場合、検知部材54が検知する磁気に変化が生じるため、かかる変化を移動検知制御部52が検出した際に、報知部を介して、カートリッジ3が移動したことを使用者に知らせることができる。これにより、使用者は、水漏れ等の不具合が発生する前段階、或いは、不具合が発生した直後において、Oリングの交換や、カートリッジ3自体の交換を行うことができる。
なお、図9の構成においては、カートリッジ3をケーシング2に適式にセットした場合において、指示部材53及び検知部材54が、互いに対向する位置に配置されるように構成されているが、検知部材54が、指示部材53からの磁気の変化を検出できる位置であれば、検知部材54及び指示部材53の位置関係は特に限定されない。
また、図9の構成においては、指示部材53が、磁石体を備えるように構成し、検知部材54が、指示部材53(磁石体)の磁気を検知する磁気検知手段を備えるように構成しているが、例えば、図10に示すように、検知部材54が、感圧センサを備えており、指示部材53による感圧センサに対する押圧を検知して、感圧センサに対する指示部材53の位置の変化を検出し、ケーシング2に対するカートリッジ3の移動を感知するように構成してもよい。また、検知部材54は、指示部材53による押圧を確実に検知できるようにするため、ケーシング2の側壁内側面に設置することが好ましく、可撓性部材の内部に感圧センサを配置するように構成することが好ましい。指示部材53は、検知部材54を確実に押圧できるようにするため、比較的剛性の高い材料によって形成され、カートリッジ3の側壁に対して突出する形態となるように構成されることが好ましい。また、指示部材53は、ケーシング2の内面に摺接するように構成されることが好ましい。ケーシング2の内面に摺接するように指示部材53を構成する場合、ケーシング2内面との摺接性を考慮して、図10の断面図に示すように半円柱状形状(図10の紙面に垂直な方向に延びる半円柱形状)、或いは、図11の概略断面図に示すようにローラー形状に構成されることが好ましい。また、指示部材53及び検知部材54の位置関係であるが、図10に示すように、カートリッジ3をケーシング2に適式にセットした場合において、検知部材54の設置位置が、指示部材53の設置位置よりも、ケーシングの開口側となるように設定し、カートリッジ3が抜けてしまう方向(図10においては上方)に移動した場合に、指示部材53が検知部材54を押圧できるように構成している。
また、指示部材53をカートリッジ3の側壁に対して突出する形態となるように構成する場合、図12に示すように、姿勢維持部材8をカートリッジ3の側壁に設けてもよい。この姿勢維持部材8は、指示部材53とほぼ同一な形状に構成されており、ケーシングの内面に摺接するように構成されている。なお、図12においては、カートリッジ3の挿入方向端部3aとは反対側の端部3b近傍に複数設けている。このような姿勢維持部材8を設けることにより、カートリッジ3をケーシング2内にセットした際に、カートリッジ3が傾いてしますことを効果的に抑制でき、カートリッジ接続部32及びケーシング接続部22の嵌合を良好な状態に維持でき、水漏れが発生することを防止することができる。
図10に示すような構成によれば、カートリッジ3がケーシング2に適切にセットされている状態においては、検知部材54は、指示部材53からの押圧信号を検知しないが、例えば、カートリッジ3内に導かれる被処理液の流体圧力(水圧等)の反動によって、カートリッジ3が抜けてしまう方向(図10においては上方)に移動したような場合、検知部材54が指示部材53からの押圧を受け、その押圧信号を移動検知制御部52が検出することにより、報知部を介して、カートリッジ3が移動したことを使用者に知らせることができる。これにより、使用者は、水漏れ等の不具合が発生する前段階、或いは、不具合が発生した直後において、Oリングの交換や、カートリッジ3自体の交換を行うことができる。
また、図13に示すように、検知部材54が、カートリッジ3の挿入方向に沿って所定間隔をあけた状態で、ケーシング2の側壁に複数配置されるように構成してもよい。図13においては、検知部材54を、ケーシング2の開口近傍に配置すると共に、ケーシング2の閉塞壁21近傍に配置するように構成している。なお、かかる構成は、検知部材54が、磁気検知手段を備えるように構成した場合、及び、感圧センサを備えるように構成した場合共に採用可能である。
このように、カートリッジ3の挿入方向に沿って所定間隔をあけた状態で、ケーシング2の側壁に検知部材54を複数配置するように構成した場合、例えば、ケーシング2の閉塞壁21近傍に設置した検知部材54によって、カートリッジ3が抜けてしまう方向(図13においては上方)に移動することを監視するように構成すると共に、カートリッジ交換の際には、ケーシング2の開口近傍に設置した検知部材54によって、カートリッジ3がケーシング2から抜き出されたことを検知できるように構成することができる。
また、上記実施形態において、移動感知手段5が、ケーシング2に対するカートリッジ3の移動に対応して、ケーシング2に対するカートリッジ3の脱着操作に関する音声案内(カートリッジ交換に関する音声案内)を行うことができるように構成してもよい。具体的には、例えば、移動検知制御部52が、カートリッジ交換作業の際に、スピーカーとして構成される報知部に出力される各種音声情報が格納されるメモリー部(図示せず)を備えるように構成し、ケーシング2に対するカートリッジ3の移動に対応した音声案内に関する情報をスピーカーに出力し、使用者に音声案内を行うことができるように構成してもよい。また、カートリッジ交換に関する音声案内を行う機能を移動検知制御部52が備える場合、移動検知制御部52は、ケーシング2の閉塞壁21に配置されている電磁石91,92の駆動を制御する電磁石制御部に電気的に接続され、電磁石91,92の駆動に関する指令を出力できるように構成されることが好ましい。同様に、移動検知制御部52は、ケーシング2の開口に設けられる蓋開閉用電磁石42の駆動を制御する蓋開閉用電磁石制御部に電気的に接続され、蓋開閉用電磁石42の駆動に関する指令を出力できるように構成されることが好ましい。
また、カートリッジ交換に関する音声案内を行う機能を移動検知制御部52が備えるように構成する場合、カートリッジ交換作業を開始するという信号を移動検知制御部52に出力するカートリッジ交換開始スイッチを備えるように浄水器1を構成することが好ましい。このカートリッジ交換開始スイッチとしては、タッチスイッチや感圧スイッチ等の各種形態のスイッチを用いることができる。また、カートリッジ交換開始スイッチの設置場所は、使用者が押圧(タッチ)しやすい場所であれば特に限定されず、ケーシング2の側壁に設けてもよく、蓋部材4に設けてもよい。また、浄水処理された被処理液が排出されるカランに設けてもよい。
カートリッジ交換に関する音声案内を行う機能を移動検知制御部52が備える場合の移動検知制御部52の作動例について、より具体的に説明する。なお、移動感知手段5が、ケーシング2に対するカートリッジ3の距離を計測する距離計測センサ51を備える場合(図1及び図2に示す浄水器1の構成の場合)について以下説明する。まず、カートリッジ交換を行う使用者が、カートリッジ交換開始スイッチを押圧(タッチ)することにより、この押圧(タッチ)信号が、移動感知手段5の移動検知制御部52に入力され、移動検知制御部52は、
「カートリッジを交換します。音声案内に従って作業してください。」
「新しいカートリッジを準備してください。」
「新しいカートリッジの準備ができましたら、もう一度“カートリッジ交換開始スイッチ”を押してください。」
という音声案内に関する情報を順次、報知部(スピーカー)に出力する。なお、使用者による再度のカートリッジ交換開始スイッチへの押圧(タッチ)が、所定時間なされない場合には、使用者がカートリッジ交換開始スイッチを最初に押圧(タッチ)する前の状態に戻るように音声案内用制御装置を構成することが好ましい。
使用者が、上記音声案内に従い、新しいカートリッジ3を準備し、カートリッジ交換開始スイッチを再度押圧(タッチ)することにより、移動検知制御部52は、蓋開閉用電磁石42に電流を流す指令を蓋開閉用電磁石制御部に出力し、カートリッジ3の開口に対する蓋部材4の磁力による係着状態を解除すると共に、
「蓋部材をあけてください。」
という音声案内に関する情報を報知部(スピーカー)に出力する。なお、図8に示すように、蓋部材4が自動的に開閉できるように構成する場合には、
「蓋部材が開きますので、離れてください。」
という音声案内に関する情報を報知部(スピーカー)に出力すると共に、所定時間経過後に、蓋開閉用電磁石制御部に対して第1蓋開閉用電磁石42a及び第2蓋開閉用電磁石42bに所定の電流を流す指令を出力し、蓋部材4を自動的に開放する。
また、移動検知制御部52は、電磁石91,92に対して、永久磁石93,94との間で反発する力が発生するように電流を流す指令を電磁石制御部に出力する。電磁石制御部は、係る指令を受けて、電磁石91,92に対して所定の電流を通電させる。これにより、カートリッジ3におけるカートリッジ接続部32と、ケーシング2におけるケーシング接続部22との接続状態(嵌合状態)が弱められる。なお、このような電磁石91,92の作用により、カートリッジ3は、ケーシング2に対して僅かに抜き出し方向(図1における上方)に移動する。
次に、移動検知制御部52は、
「把手を持ってカートリッジを最後まで完全に取り出してください」
という音声案内に関する情報を報知部(スピーカー)に出力すると共に、移動感知手段5が備える距離計測センサ51に対して、カートリッジ3の挿入方向端部3aまでの距離計測を開始する指令を出力する。使用者は、報知部(スピーカー)による音声案内を受けて、カートリッジ3をケーシング2から抜き出す作業を行うが、この時、距離計測センサ51によるカートリッジ3の挿入方向端部3aまでの距離に関する計測データは、移動検知制御部52に出力される。移動検知制御部52は、距離計測センサ51から入力された計測データに基づいて、カートリッジ3の挿入方向端部3aまでの距離が、予め設定される抜出所定値を超えるか否かについて判定を行う。なお、抜出所定値としては、例えば、ケーシング2の深さに相当する距離(開口から閉塞壁21までの距離)として設定される。
移動検知制御部52が、カートリッジ3の挿入方向端部3aまでの距離が、予め設定される抜出所定値を超えたと判断した場合、
「カートリッジの取り出しが完了しました。新しいカートリッジを準備してください」
という音声案内に関する情報を報知部(スピーカー)に出力すると共に、距離計測センサ51に対して、距離計測状態(センシング状態)を解除する信号を出力する。
上記カートリッジ取り出し完了、及び、新しいカートリッジの準備に関する音声案内を行ったのち、例えば、3秒程度の時間をあけて、移動検知制御部52は、
「手順に従い、新しいカートリッジを挿入します。」
「接続部の向きに注意してください。」
「把手を持って、カートリッジをゆっくりと挿入してください」
という音声案内に関する情報を報知部(スピーカー)に出力する。
なお、カートリッジ3の挿入方向を示す矢印マークや、カートリッジ3の向きに関する図形マーク等の見当マークが、ケーシング2やカートリッジ3に形成されている場合には、
「矢印の方向へカートリッジを、ゆっくりと挿入してください」という音声案内に関する情報や、
「カートリッジの側面に形成されている☆マークと、ケーシングの側面に形成されている☆マークとが一致する向きとなるように、カートリッジを挿入してください」
という音声案内に関する情報等を報知部(スピーカー)に出力することが好ましい。
移動検知制御部52は、カートリッジ3の挿入を指示する音声案内を行ったタイミングで、距離計測センサ51に対して、カートリッジ3の挿入方向端部3aまでの距離計測を開始する指令を出力する。報知部(スピーカー)による音声案内を受けて、使用者は、カートリッジ3をケーシング2に挿入する作業を行うが、この時、距離計測センサ51が検知したカートリッジ3の挿入方向端部3aまでの距離に関する計測データは、移動検知制御部52に出力される。移動検知制御部52は、距離計測センサ51から入力された計測データに基づいて、カートリッジ3の挿入方向端部3aまでの距離が、予め設定される挿入時所定値よりも小さい値であるか否かについて判定を行う。なお、挿入時所定値としては、例えば、水漏れが発生しない程度にカートリッジ3をケーシング2に嵌合させた場合におけるカートリッジ3の挿入方向端部3aまでの距離として設定される。
移動検知制御部52は、カートリッジ3の挿入方向端部3aまでの距離が、予め設定される挿入時所定値を下回ったと判断した場合、電磁石91,92に対する通電を停止する指令を電磁石制御部に出力する。電磁石制御部は、係る指令を受けて、電磁石91,92に対する通電を停止する。これにより、電磁石91,92の磁力が消滅し、電磁石91,92におけるコイルが巻回される鉄芯と、永久磁石93,94との間でくっつく力が作用し、カートリッジ3におけるカートリッジ接続部32と、ケーシング2におけるケーシング接続部22との接続(嵌合)が強い状態に保持される。
その後、移動検知制御部52は、
「カートリッジが挿入されました。」
「蓋部材を閉めることにより、カートリッジ交換が完了します。」
という音声案内に関する情報を報知部(スピーカー)に出力すると共に、距離計測センサ51に対して、距離計測状態(センシング状態)を解除する信号を出力する。
なお、図8に示すように、蓋部材4が自動的に開閉できるように構成する場合には、移動検知制御部52は、
「カートリッジが挿入されました。」
「蓋部材が閉まりますので、離れてください。」
という音声案内に関する情報を報知部(スピーカー)に出力すると共に、所定時間経過後に、蓋開閉用電磁石制御部に対して第1蓋開閉用電磁石42a及び第2蓋開閉用電磁石42bに所定の電流を流す指令を出力し、蓋部材4を自動的に閉鎖する。
また、移動検知制御部52は、蓋開閉用電磁石42への通電を停止する指令を出力する。これにより、カートリッジ3の開口を閉塞するように閉められた蓋部材4は、蓋開閉用電磁石42におけるコイルが巻回される鉄芯と、蓋開閉用磁性部材41(磁石体)との間で作用するくっつく力により、ケーシング2の開口に固定されることになる。
なお、ケーシング2の開口に設けられる蓋開閉用電磁石42に隣接して蓋部材4が閉鎖されたことを検知する蓋閉鎖感知センサを設けるように構成し、当該蓋閉鎖感知センサに蓋部材4が接触した信号を検知した際に、移動検知制御部52が、
「カートリッジ交換が完了しました」
という音声案内に関する情報をスピーカーに出力するように構成してもよい。
なお、カートリッジ交換完了の音声案内を行った後、移動検知制御部52は、距離計測センサ51に対してカートリッジ3の挿入方向端部3aまでの距離計測を開始する指令を出力し、ケーシング2に対するカートリッジ3の移動を常時監視するモードに移行する。
このように、ケーシング2に対するカートリッジ3の移動に対応して、ケーシング2に対するカートリッジ3の脱着操作に関する音声案内(カートリッジ交換に関する音声案内)を行うことができるように浄水器1を構成した場合、カートリッジ交換作業において必要な作業を必要なタイミングで詳細に使用者に伝達することが可能となるため、例えば、機械装置の各種操作を苦手とする使用者であっても、容易にかつ確実に、水漏れ等の不具合を発生させることなくカートリッジ3の交換を行うことが可能となる。
次に、移動感知手段5が距離計測センサ51を備える構成ではなく、カートリッジ3に配置される指示部材53と、ケーシング2の側壁に配置される検知部材54とを備える構成の場合の、カートリッジ交換に関する音声案内機能を有する移動検知制御部52の作動例について以下説明する。なお、指示部材53が磁石体を備え、検知部材54が、指示部材53(磁石体)の磁気を検知する磁気検知手段を備えるように移動感知手段5を構成している。また、図14に示すように、指示部材53a,53bをケーシング2の挿入方向端部3a近傍の側面に複数配置すると共に、カートリッジ3をケーシング2に適式にセットした場合において、各指示部材53a,53bと対向するような位置に検知部材54a,54dを配置している。更に、ケーシング2の開口近傍にも複数の検知部材54b,54cを配置している。各検知部材54b,54cは、カートリッジ3をケーシング2に挿入するあるタイミングで、各指示部材53a,53bと互いに対向する状態となるような位置に配置されている。なお、検知部材54a〜54dが感圧センサを備え、指示部材53a,53bによる感圧センサに対する押圧を検知して、感圧センサに対する指示部材53a,53bの位置の変化を検出し、ケーシング2に対するカートリッジ3の移動を感知するように移動感知手段5を構成した場合も、同様な音声案内を行うことができる。
まず、カートリッジ交換を行う使用者が、カートリッジ交換開始スイッチを押圧(タッチ)することにより、この押圧(タッチ)信号が、移動感知手段5の移動検知制御部52に入力され、移動検知制御部52は、
「カートリッジを交換します。音声案内に従って作業してください。」
「新しいカートリッジを準備してください。」
「新しいカートリッジの準備ができましたら、もう一度“カートリッジ交換開始スイッチ”を押してください。」
という音声案内に関する情報を順次、報知部(スピーカー)に出力する。なお、使用者による再度のカートリッジ交換開始スイッチへの押圧(タッチ)が、所定時間なされない場合には、使用者がカートリッジ交換開始スイッチを最初に押圧(タッチ)する前の状態に戻るように音声案内用制御装置を構成することが好ましい。
使用者が、上記音声案内に従い、新しいカートリッジ3を準備し、カートリッジ交換開始スイッチを再度押圧(タッチ)することにより、移動検知制御部52は、蓋開閉用電磁石42に電流を流す指令を蓋開閉用電磁石制御部に出力し、カートリッジ3の開口に対する蓋部材4の磁力による係着状態を解除すると共に、
「蓋部材をあけてください。」
という音声案内に関する情報を報知部(スピーカー)に出力する。なお、図8に示すように、蓋部材4が自動的に開閉できるように構成する場合には、
「蓋部材が開きますので、離れてください。」
という音声案内に関する情報を報知部(スピーカー)に出力すると共に、所定時間経過後に、蓋開閉用電磁石制御部に対して第1蓋開閉用電磁石42a及び第2蓋開閉用電磁石42bに所定の電流を流す指令を出力し、蓋部材4を自動的に開放する。
また、移動検知制御部52は、電磁石91,92に対して、永久磁石93,94との間で反発する力が発生するように電流を流す指令を電磁石制御部に出力する。電磁石制御部は、係る指令を受けて、電磁石91,92に対して所定の電流を通電させる。これにより、カートリッジ3におけるカートリッジ接続部32と、ケーシング2におけるケーシング接続部22との接続状態(嵌合状態)が弱められる。なお、このような電磁石91,92の作用により、カートリッジ3は、ケーシング2に対して僅かに抜き出し方向(図14における上方)に移動する。
次に、移動検知制御部52は、
「把手を持ってカートリッジを最後まで完全に取り出してください」
という音声案内に関する情報を報知部(スピーカー)に出力する。使用者は、報知部(スピーカー)による音声案内を受けて、カートリッジ3をケーシング2から抜き出す作業を行うが、この抜き出し作業に伴い、図15に示すように、指示部材53aは、検知部材54aに対してその位置が変化する。検知部材54aは、指示部材53a(磁石体)の磁気の変化を検知し、この磁気変化に関する情報が移動検知制御部52に出力する。移動検知制御部52は、検知部材54aから入力された磁気変化に関する情報に基づいて、カートリッジ3が、抜き出し方向への移動を開始したと判断する。
使用者のカートリッジ抜き出し作業が進行し、指示部材53aが、検知部材54bを通過すると、検知部材54bは、指示部材53a(磁石体)の磁気の変化を検知し、この磁気変化に関する情報が移動検知制御部52に出力される。移動検知制御部52は、検知部材54bから入力された磁気変化に関する情報に基づいて、カートリッジ3が、ケーシング2の開口から抜き出されたと判断する。また、移動検知制御部52は、電磁石91,92に対する通電を停止する指令を電磁石制御部に出力する。電磁石制御部は、係る指令を受けて、電磁石91,92に対して通電を停止する。
このように、移動検知制御部52が、検知部材54bによる磁気変化を感知した後、当該移動検知制御部52は、
「カートリッジの取り出しが完了しました。新しいカートリッジを準備してください」
という音声案内に関する情報を報知部(スピーカー)に出力する。
上記カートリッジ3の取り出し完了、及び、新しいカートリッジの準備に関する音声案内を行ったのち、例えば、3秒程度の時間をあけて、移動検知制御部52は、
「手順に従い、新しいカートリッジを挿入します。」
「接続部の向きに注意してください。」
「把手を持って、カートリッジをゆっくりと挿入してください」
という音声案内に関する情報を報知部(スピーカー)に出力する。
なお、カートリッジ3の挿入方向を示す矢印マークや、カートリッジ3の向きに関する図形マーク等の見当マークが、ケーシング2やカートリッジ3に形成されている場合には、
「矢印の方向へカートリッジを、ゆっくりと挿入してください」という音声案内に関する情報や、
「カートリッジの側面に形成されている☆マークと、ケーシングの側面に形成されている☆マークとが一致する向きとなるように、カートリッジを挿入してください」
という音声案内に関する情報等を報知部(スピーカー)に出力することが好ましい。
報知部(スピーカー)による音声案内を受けて、使用者は、カートリッジ3をケーシング2に挿入する作業を行うが、挿入開始直後において、図16に示すように、指示部材53bが、検知部材54cが配置されている個所を通過することになる。このときに、検知部材54cは、指示部材53b(磁石体)の磁気の変化を検知し、この磁気変化に関する情報を移動検知制御部52に出力する。検知部材54cによる磁気変化が入力された移動検知制御部52は、電磁石91,92に対する通電を開始する指令を電磁石制御部に出力する。電磁石制御部は、係る指令を受けて、電磁石91,92に対して通電を行う。これにより、電磁石91,92と、カートリッジ3の挿入方向端部3aに設けられる磁性部材(永久磁石)との間には、互いに反発する力が発生することになるため、カートリッジ3をケーシング2に接続する際の衝撃を和らげることができ、ケーシング2及びカートリッジ3の損傷を防止することができる。
使用者によるカートリッジ3の挿入作業が進行し、指示部材53bが、図17に示すように、検知部材54dが配置されている個所に近づくと、検知部材54dは、指示部材53b(磁石体)の磁気の変化を検知し、この磁気変化に関する情報が移動検知制御部52に出力される。移動検知制御部52は、検知部材54dから入力された磁気変化に関する情報に基づいて、電磁石91,92に対する通電を停止する指令を電磁石制御部に出力する。電磁石制御部は、係る指令を受けて、電磁石91,92に対して通電を停止する。これにより、電磁石91,92の磁力が消滅し、電磁石91,92におけるコイルが巻回される鉄芯と、磁性部材(永久磁石)93,94との間でくっつく力が作用し、カートリッジ3におけるカートリッジ接続部32と、ケーシング2におけるケーシング接続部22との接続(嵌合)が強い状態に保持される。
その後、移動検知制御部52は、
「カートリッジが挿入されました。」
「蓋部材を閉めることにより、カートリッジ交換が完了します。」
という音声案内に関する情報を報知部(スピーカー)に出力する。
また、移動検知制御部52は、蓋開閉用電磁石42への通電を停止する指令を出力する。これにより、カートリッジ3の開口を閉塞するように閉められた蓋部材4は、蓋開閉用電磁石42におけるコイルが巻回される鉄芯と、蓋開閉用磁性部材41(磁石体)との間で作用するくっつく力により、ケーシング2の開口に固定されることになる。
なお、ケーシング2の開口に設けられる蓋開閉用電磁石42に隣接して蓋部材4が閉鎖されたことを検知する蓋閉鎖感知センサを設けるように構成し、当該蓋閉鎖感知センサに蓋部材4が接触した信号を検知した際に、移動検知制御部52が、
「カートリッジ交換が完了しました」
という音声案内に関する情報を報知部(スピーカー)に出力するように構成してもよい。
なお、カートリッジ交換完了の音声案内を行った後、移動検知制御部52は、検知部材54a,54dから入力される磁気変化に関する情報に基づくケーシング2に対するカートリッジ3の移動を感知する常時監視モードに移行する。
このように、ケーシング2に対するカートリッジ3の移動に対応して、ケーシング2に対するカートリッジ3の脱着操作に関する音声案内(カートリッジ交換に関する音声案内)を行うことができるように浄水器1を構成した場合、カートリッジ交換作業において必要な作業を必要なタイミングで詳細に使用者に伝達することが可能となるため、例えば、機械装置の各種操作を苦手とする使用者であっても、容易にかつ確実に、水漏れ等の不具合を発生させることなくカートリッジ3の交換を行うことが可能となる。
1 浄水器
2 ケーシング
21 閉塞壁
22 ケーシング接続部
22a 供給配管接続部
22b 排出配管接続部
3 カートリッジ
31 濾過体
32 カートリッジ接続部
32a 導入部
32b 導出部
4 蓋部材
5 移動感知手段
51 距離計測センサ
52 移動検知制御部
53 指示部材
54 検知部材
91,92 電磁石
93,94 磁性部材
本発明の上記目的は、被処理液を浄化する浄水器であって、内部に濾過体を有するカートリッジと、前記カートリッジが接続されるケーシングと、移動検知制御部に制御され、前記ケーシングに対する前記カートリッジの移動を感知する移動感知手段とを備え、さらに、前記移動検知制御部からの検知情報を使用者に知らせる報知部を備える浄水器により達成される

本発明の上記目的は、被処理液を浄化する浄水器であって、内部に濾過体を有するカートリッジと、前記カートリッジが接続されるケーシングと、移動検知制御部及び報知部を有し、前記移動検知制御部に制御されることにより、前記ケーシングに対する前記カートリッジの移動を感知すると共に、前記感知に関する情報を前記報知部を介して使用者に知らせる移動感知手段とを備える浄水器により達成される。
また、前記報知部は、前記ケーシングに対する前記カートリッジの移動に関する情報を使用者に対して音声案内可能に構成されていることが好ましい。
本発明の上記目的は、被処理液を浄化する浄水器であって、内部に濾過体を有するカートリッジと、前記カートリッジが接続されるケーシングと、移動検知制御部及び報知部を有し、前記ケーシングに対する前記カートリッジの移動を感知すると共に、前記移動検知制御部に制御されることにより、前記感知に関する情報を前記報知部を介して使用者に知らせる移動感知手段とを備える浄水器により達成される。
また、前記ケーシングは、一方端が開口し他方端が閉塞壁により閉塞される筒状に形成され、前記カートリッジが挿入可能に構成されており、前記移動感知手段は、前記カートリッジの側壁に配置される指示部材と、前記ケーシングの側壁内側に配置される検知部材とを備えており、前記検知部材に対する前記指示部材の位置の変化に応じて、前記ケーシングに対する前記カートリッジの移動を感知することが好ましい。
また、前記指示部材は、磁石体を備え、前記検知部材は、前記磁石体の磁気を検知する磁気検知手段を備えており、前記磁気検知手段により検出した前記磁石体の磁気変化に関する情報を前記移動検知制御部に出力することにより、前記移動感知手段が、前記ケーシングに対する前記カートリッジの移動を感知することが好ましい。
また、前記検知部材は、感圧センサを備えており、前記指示部材による前記感圧センサに対する押圧を検知し、前記押圧の信号を前記移動検知制御部に出力することにより、前記移動感知手段が、前記感圧センサに対する前記指示部材の位置の変化を検出し、前記ケーシングに対する前記カートリッジの移動を感知することが好ましい。
また、上記実施形態においては、移動感知手段5は、ケーシング2に対するカートリッジ3の距離を計測する距離計測センサ51を備えるように構成しているが、このような構成に限定されない。例えば、図9に示すように、移動感知手段5が、カートリッジ3の側壁に配置される指示部材53と、ケーシング2の側壁内側に配置される検知部材54とを備え、検知部材54に対する指示部材53の位置の変化に応じて、ケーシング2に対するカートリッジ3の移動を感知するように構成してもよい。具体的には、指示部材53、検知部材54、上述の移動検知制御部52、及び、上述の報知部を備えるように移動感知手段5を構成している。図9においては、検知部材54と指示部材53との組を二組備えるように構成されている。指示部材53及び検知部材54は、カートリッジ3をケーシング2に適式にセットした場合において、互いに対向するような位置に配置される。指示部材53は、磁石体を備えるように構成されており、検知部材54は、指示部材53(磁石体)の磁気を検知する磁気検知手段を備えるように構成され、磁気検知手段により検出した指示部材53(磁石体)の磁気に基づき、ケーシング2に対するカートリッジ3の移動を感知できるように構成されている。磁気検知手段としては、磁気を感知できる各種磁気センサを使用することができる。また、検知部材54における磁気検知手段は、移動検知制御部52に電気的に接続されており、磁気を感知した際の信号を移動検知制御部52に出力できるように構成されている。なお、図9においては、指示部材53はカートリッジ3の側壁内部に埋設するように構成しているが、例えば、カートリッジ3の側壁に対して突出する形態となるように構成してもよい。同様に検知部材54はケーシング2の側壁内部に埋設するように構成しているが、ケーシング2の側壁内面に対して突出する形態となるように構成してもよい。但し、指示部材3(磁石体)と検知部材54は接触しない程度に突出して、両者の接触による破損を回避する。

本発明の上記目的は、被処理液を浄化する浄水器であって、内部に濾過体を有するカートリッジと、前記カートリッジが接続されるケーシングと、移動検知制御部及び報知部を有し、前記ケーシングに対する前記カートリッジの移動を感知すると共に、前記移動検知制御部に制御されることにより、前記感知に関する情報を前記報知部を介して使用者に知らせる移動感知手段とを備える浄水器により達成される。
また、前記ケーシングは、一方端が開口し他方端が閉塞壁により閉塞される筒状に形成され、前記カートリッジが挿入可能に構成されており、前記移動感知手段は、前記カートリッジの側壁に配置される指示部材と、前記ケーシングの側壁内側に配置される検知部材とを備えており、前記検知部材に対する前記指示部材の位置の変化に応じて、前記ケーシングに対する前記カートリッジの移動を感知することが好ましい。
また、前記指示部材は、磁石体を備え、前記検知部材は、前記磁石体の磁気を検知する磁気検知手段を備えており、前記磁気検知手段により検出した前記磁石体の磁気変化に関する情報を前記移動検知制御部に出力することにより、前記移動感知手段が、前記ケーシングに対する前記カートリッジの移動を感知することが好ましい。
また、前記検知部材は、感圧センサを備えており、前記指示部材による前記感圧センサに対する押圧を検知し、前記押圧の信号を前記移動検知制御部に出力することにより、前記移動感知手段が、前記感圧センサに対する前記指示部材の位置の変化を検出し、前記ケーシングに対する前記カートリッジの移動を感知することが好ましい。
また、上記実施形態においては、移動感知手段5は、ケーシング2に対するカートリッジ3の距離を計測する距離計測センサ51を備えるように構成しているが、このような構成に限定されない。例えば、図9に示すように、移動感知手段5が、カートリッジ3の側壁に配置される指示部材53と、ケーシング2の側壁内側に配置される検知部材54とを備え、検知部材54に対する指示部材53の位置の変化に応じて、ケーシング2に対するカートリッジ3の移動を感知するように構成してもよい。具体的には、指示部材53、検知部材54、上述の移動検知制御部52、及び、上述の報知部を備えるように移動感知手段5を構成している。図9においては、検知部材54と指示部材53との組を二組備えるように構成されている。指示部材53及び検知部材54は、カートリッジ3をケーシング2に適式にセットした場合において、互いに対向するような位置に配置される。指示部材53は、磁石体を備えるように構成されており、検知部材54は、指示部材53(磁石体)の磁気を検知する磁気検知手段を備えるように構成され、磁気検知手段により検出した指示部材53(磁石体)の磁気に基づき、ケーシング2に対するカートリッジ3の移動を感知できるように構成されている。磁気検知手段としては、磁気を感知できる各種磁気センサを使用することができる。また、検知部材54における磁気検知手段は、移動検知制御部52に電気的に接続されており、磁気を感知した際の信号を移動検知制御部52に出力できるように構成されている。なお、図9においては、指示部材53はカートリッジ3の側壁内部に埋設するように構成しているが、例えば、カートリッジ3の側壁に対して突出する形態となるように構成してもよい。同様に検知部材54はケーシング2の側壁内部に埋設するように構成しているが、ケーシング2の側壁内面に対して突出する形態となるように構成してもよい。但し、指示部材3(磁石体)と検知部材54は接触しない程度に突出して、両者の接触による破損を回避する。

本発明の上記目的は、被処理液を浄化する浄水器であって、内部に濾過体を有するカートリッジと、前記カートリッジが接続されるケーシングと、移動検知制御部及び報知部を有し、前記ケーシングに対する前記カートリッジの前記ケーシング内における移動を感知すると共に、前記移動検知制御部に制御されることにより、前記感知に関する情報を前記報知部を介して使用者に知らせる移動感知手段とを備える浄水器により達成される。
本発明の上記目的は、被処理液を浄化する浄水器であって、内部に濾過体を有するカートリッジと、前記カートリッジが接続されるケーシングと、移動検知制御部及び報知部を有し、前記ケーシングに対する前記カートリッジの前記ケーシング内におけるケーシングの配管接続部からカートリッジが抜けてしまう方向の移動を感知すると共に、前記移動検知制御部に制御されることにより、前記感知に関する情報を前記報知部を介して使用者に知らせる移動感知手段とを備える浄水器により達成される。

Claims (8)

  1. 被処理液を浄化する浄水器であって、
    内部に濾過体を有するカートリッジと、前記カートリッジが接続されるケーシングとを備えており、
    前記ケーシングに対する前記カートリッジの移動を感知する移動感知手段を備える浄水器。
  2. 前記移動感知手段は、前記ケーシングに対する前記カートリッジの距離を計測する距離計測センサを備える請求項1に記載の浄水器。
  3. 前記ケーシングは、一方端が開口し他方端が閉塞壁により閉塞される筒状に形成され、前記カートリッジが挿入可能に構成されており、
    前記移動感知手段は、前記カートリッジに配置される指示部材と、前記ケーシングの側壁に配置される検知部材とを備えており、
    前記検知部材に対する前記指示部材の位置の変化に応じて、前記ケーシングに対する前記カートリッジの移動を感知する請求項1に記載の浄水器。
  4. 前記指示部材は、磁石体を備え、
    前記検知部材は、前記磁石体の磁気を検知する磁気検知手段を備えており、
    前記磁気検知手段により検出した前記磁石体の磁気に基づき、前記ケーシングに対する前記カートリッジの移動を感知する請求項3に記載の浄水器。
  5. 前記検知部材は、感圧センサを備えており、前記指示部材による前記感圧センサに対する押圧を検知して、前記感圧センサに対する前記指示部材の位置の変化を検出し、前記ケーシングに対する前記カートリッジの移動を感知する請求項3に記載の浄水器。
  6. 前記指示部材は、半円柱状形状、或いは、ローラー形状に構成されている請求項5に記載の浄水器
  7. 前記検知部材は、前記カートリッジの挿入方向に沿って所定間隔をあけた状態で、前記ケーシングの側壁に複数配置されている請求項3から6のいずれかに記載の浄水器。
  8. 前記移動感知手段は、感知した前記ケーシングに対する前記カートリッジの移動に対応して、前記ケーシングに対する前記カートリッジの脱着操作に関する音声案内を行う機能を備えることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の浄水器。
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