JP2014129006A - Seat device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、シート装置に係り、特に車両に搭載されるシート装置に関する。 The present invention relates to a seat device, and more particularly to a seat device mounted on a vehicle.
従来、車両等のシート装置においては、シートバックフレームの一側部にアームレストが取り付けられたものが知られている(例えば特許文献1参照)。アームレストは、アームレストブラケット(当接部材45)を介して回動自在にシートバックフレームの一側部に取り付けられている。 Conventionally, in a seat device such as a vehicle, one in which an armrest is attached to one side portion of a seat back frame is known (for example, see Patent Document 1). The armrest is attached to one side portion of the seat back frame so as to be rotatable via an armrest bracket (contact member 45).
ここで、シート装置各部の強度向上は常に求められている課題であり、特にアームレストブラケットにおいてもその要求は大きい。
そこで、本発明の課題は、アームレストブラケットの取付剛性を高めることである。
Here, improvement of the strength of each part of the seat device is a constantly demanded problem, and the demand is particularly great also in the armrest bracket.
Then, the subject of this invention is improving the attachment rigidity of an armrest bracket.
以上の課題を解決するため、請求項1記載の発明に係るシート装置は、
左右のバックサイドフレームを有するシートバックフレームと、
アームレストを支持するため、前記左右のバックサイドフレームのうち、少なくとも一方のバックサイドフレームに固定されるアームレストブラケットとを備え、
前記アームレストブラケットが固定されるバックサイドフレームは、上部サイドフレームと下部サイドフレームとに上下方向に二分割されていて、
前記上部サイドフレームの下端部と、前記下部サイドフレームの上端部とは重なるように一体化されていて、
前記アームレストブラケットは、前記上部サイドフレームと前記下部サイドフレームとの重畳領域に固定されていることを特徴としている。
In order to solve the above problems, a seat device according to the invention of
A seat back frame having left and right back side frames;
An armrest bracket fixed to at least one of the left and right backside frames to support the armrest; and
The back side frame to which the armrest bracket is fixed is divided into an upper side frame and a lower side frame in the vertical direction,
The lower end of the upper side frame and the upper end of the lower side frame are integrated so as to overlap,
The armrest bracket is fixed to an overlapping region of the upper side frame and the lower side frame.
請求項2記載の発明は、請求項1記載のシート装置において、
前記下部サイドフレームは、前記上部サイドフレームの外側に重なるように配置されていて、
前記アームレストブラケットは、前記重畳領域における前記下部サイドフレームに固定されていることを特徴としている。
The invention according to
The lower side frame is disposed so as to overlap the outer side of the upper side frame,
The armrest bracket is fixed to the lower side frame in the overlapping region.
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載のシート装置において、
前記アームレストブラケットは、前記アームレストを回転自在に支持しており、当該アームレストの回転軸が前記重畳領域から前方に張り出すように、当該重畳領域に前記アームレストブラケットが固定されていることを特徴としている。
The invention according to
The armrest bracket rotatably supports the armrest, and the armrest bracket is fixed to the overlap region so that a rotation axis of the armrest projects forward from the overlap region. .
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載のシート装置において、
前記重畳領域近傍から他方のバックサイドフレームまで架け渡されたサイドフレーム用連結部材をさらに備えることを特徴としている。
The invention according to
It further includes a side frame connecting member that spans from the vicinity of the overlapping region to the other back side frame.
請求項1記載の発明によれば、バックサイドフレームが上下方向に分割されて、その上部サイドフレームと下部サイドフレームとの重畳領域にアームレストブラケットが固定されているので、アームレストブラケットが重畳領域で支持されることになる。重畳領域においては二枚の板材が重なり合っている部分であるため、一枚の板材で支持する場合よりも強固にアームレストブラケットを支持することができ、アームレストブラケットの取付剛性を高めることができる。 According to the first aspect of the present invention, the back side frame is divided in the vertical direction, and the armrest bracket is fixed to the overlapping region of the upper side frame and the lower side frame, so the armrest bracket is supported by the overlapping region. Will be. Since the two plate members overlap each other in the overlapping region, the armrest bracket can be supported more firmly than the case where it is supported by one plate member, and the mounting rigidity of the armrest bracket can be increased.
請求項2記載の発明によれば、重畳領域における下部サイドフレームにアームレストブラケットが固定されているので、アームレストブラケットが受ける荷重を、上部サイドフレームよりも安定した下部サイドフレームで支持することができる。したがって、アームレスト及びアームレストブラケットの安定性を高めることができる。
According to the invention described in
請求項3記載の発明によれば、アームレストの回転軸が重畳領域から前方に張り出すように、当該重畳領域にアームレストブラケットが固定されている。上述したように重畳領域は二枚の板材が重なり合っているために剛性も強い。また、アームレストの回転軸が重畳領域から前方に張り出すように重畳領域にアームレストブラケットを固定しているので、アームレスト自体の全長を抑えつつ、使用時の長さを確保することができる。
According to the invention described in
請求項4記載の発明によれば、サイドフレーム用連結部材が重畳領域近傍から他方のバックサイドフレームまで架け渡されているので、重畳領域近傍がサイドフレーム用連結部材によって補強されることになり、アームレストブラケットの取付剛性をより高めることができる。
According to the invention of
以下に、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。 EMBODIMENT OF THE INVENTION Below, the form for implementing this invention is demonstrated using drawing. However, although various technically preferable limitations for implementing the present invention are given to the embodiments described below, the scope of the invention is not limited to the following embodiments and illustrated examples.
図1は本実施形態に係るシート装置の要部構成を示す斜視図である。図1に示すようにシート装置1には、シートバックフレーム2と、シートバックフレーム2の内側に配置されて、当該シートバックフレーム2に対して前後方向に傾動自在な可動フレーム3と、シートバックフレーム2の下部の左右にそれぞれ配置された左右一対のクッションサイドフレーム4と、クッションサイドフレーム4に対してシートバックフレーム2を傾動させるリクライニング機構5と、左右一対のクッションサイドフレーム4間に配置されてクッションパッド(図示省略)を支持する座部フレーム6とを備えている。
FIG. 1 is a perspective view showing a main part configuration of a sheet apparatus according to the present embodiment. As shown in FIG. 1, the
図2はシートバックフレーム2及び可動フレーム3の概略構成を示す正面図、図3はシートバックフレーム2及び可動フレーム3の概略構成を右斜め前方から見た斜視図、図4はシートバックフレーム2及び可動フレーム3の概略構成を左斜め前方から見た斜視図である。
図2〜図4に示すようにシートバックフレーム2には、左右のバックサイドフレーム7,8と、左右のバックサイドフレーム7,8の上部間を連結する上部フレーム9とが設けられている。
2 is a front view showing a schematic configuration of the
As shown in FIGS. 2 to 4, the
左側のバックサイドフレーム7は、上部サイドフレーム71と、下部サイドフレーム72とに上下方向に二分割されている。
下部サイドフレーム72は、その下端部が左側のクッションサイドフレーム4の後端部に回動自在に連結されている。下部サイドフレーム72は一枚の金属板から形成されていて、下部サイドフレーム72の前後の縁部には、内側に向かって延出するリブ721,722が上下方向に沿って延在している。また、下部サイドフレーム72の上端後部には、下方に凸となる切欠723が形成されている。
上部サイドフレーム71は、一枚の金属板により形成されていて、全体として上下方向に沿っているものの上端部のみが内側に向けて湾曲している。上部サイドフレーム71の前後の縁部には、内側に向かって延出するリブ711,712が上下方向に沿って延在している。このリブ711,712は、上部サイドフレーム71の上端部付近の湾曲部分にも連続して形成されていて、当該上端部の上縁部にはリブ711が設けられていて、上端部の下縁部にはリブ712が設けられている。
そして、上部サイドフレーム71の下端部は、下部サイドフレーム72の上端部における前後のリブ721,722の間に配置されている。これにより、下部サイドフレーム72が上部サイドフレーム71の外側に重なるように配置される。
The left
The
The
The lower end portion of the
図5は、左側のバックサイドフレーム7における上部サイドフレーム71と下部サイドフレーム72との重畳領域G1を拡大して示す斜視図であり、図6は重畳領域G1の側面図である。
図5及び図6に示すように、重畳領域G1における下部サイドフレーム72には、図示しないアームレストを支持するアームレストブラケット10が設けられている。アームレストブラケット10は側面視略正六角形状に形成されており、その中心部分にアームレストの回転軸11が回動自在に軸支されるようになっている。この回転軸11が重畳領域G1から前方に間隔Hだけ張り出すように、アームレストブラケット10は重畳領域G1の前側部に固定されている。これによりアームレストブラケット10と下部サイドフレーム72の切欠723とが前後方向で対向する。
アームレストブラケット10には、下部サイドフレーム72に固定され、外側が開放した箱形状の箱部12と、箱部12の開放部分を閉塞する蓋部13とが備えられている。箱部12及び蓋部13によってアームレストブラケット10は中空形状に形成されており、これにより剛性が高められている。
FIG. 5 is an enlarged perspective view showing the overlapping region G1 of the
As shown in FIGS. 5 and 6, the
The
右側のバックサイドフレーム8は、図2〜図4に示すように、上部サイドフレーム81と、下部サイドフレーム82とに上下方向に二分割されている。
下部サイドフレーム82は、その下端部が右側のクッションサイドフレーム4の後端部に回動自在に連結されている。下部サイドフレーム82は一枚の金属板から形成されていて、下部サイドフレーム82の前後の縁部には、内側に向かって延出するリブ821,822が上下方向に沿って延在している。
上部サイドフレーム81は、内側フレーム83と外側フレーム84の二枚の金属板により形成されている。内側フレーム83は上下方向に延在していて、その前後の縁部に外側に向かって延出するリブ831,832が上下方向に連続して設けられている。外側フレーム84は、内側フレーム83に対向するように上下方向に延在していて、その前後の縁部に内側に向かって延出するリブ841,842が上下方向に連続して設けられている。
そして、外側フレーム84は、リブ841,842が内側フレーム83のリブ831,832内に収まるように、内側フレーム83に組み付けられている。これにより、右側の上部サイドフレーム81は中空形状に形成されることになる。
As shown in FIGS. 2 to 4, the right back
The
The
The
また、上部サイドフレーム81の下端部は、下部サイドフレーム82の上端部における前後のリブ821,822の間に配置されている。これにより、下部サイドフレーム82が上部サイドフレーム81の外側に重なるように配置される。この右側のバックサイドフレーム8における上部サイドフレーム81と下部サイドフレーム82との重畳領域G2は、左側のバックサイドフレーム7における重畳領域G1と対向した位置に配置されることになる。
そして、左側の重畳領域G1の近傍である切欠723と、右側の重畳領域G2との間には、左右に延在するパイプ状のサイドフレーム用連結部材14が架け渡されている。
The lower end portion of the
A pipe-shaped side
右側の重畳領域G2には、左側の重畳領域G1と同様にアームレストブラケット10が固定されている。右側のアームレストブラケット10は左側のアームレストブラケット10と基本的に同じ構成であるので同じ符号を付しその説明は省略する。
The
また、右側のバックサイドフレーム8の上端部には、図示しないシートベルトのベルトガイドが固定されるベルトガイドブラケット20が取り付けられている。ベルトガイドブラケット20については後述する。
A
図7はベルトガイドブラケット20の概略構成を示す背面図であり、図8はベルトガイドブラケット20の下面視図である。図7及び図8に示すように、ベルトガイドブラケット20には、右側のバックサイドフレーム8の上端部に対して後方を覆うように係合する第一ブラケット部材21と、右側のバックサイドフレーム8の上端部に対して前方を覆うように係合する第二ブラケット部材22とが備えられている。
第一ブラケット部材21は、上部が下部よりも左右方向に幅広に形成されている。この第一ブラケット部材21の上端は、第二ブラケット部材22の天板部221に内側から当接している。また、第一ブラケット部材21は、右側のバックサイドフレーム8の上端部を左右方向から挟む左右の第一壁部211,212を備えている(図10〜図12参照)。
FIG. 7 is a rear view showing a schematic configuration of the
The
第二ブラケット部材22は、上部が下部よりも左右方向に幅広に形成されている。第二ブラケット部材22は、図示しないベルトガイドが固定される天板部221と、天板部221の前端部から下方に延在する前面部222と、前面部222の左右の縁部から後方に延在して、第一ブラケット部材21の第一壁部211,212を左右方向で挟む左右の第二壁部223,224とを備えている。
The upper part of the
図9は、上部フレーム9の概略構成を示す斜視図である。
上部フレーム9は、全体として後方に凸となるように湾曲しており、前側板部材91と後側板部材92の前後二枚の板部材により形成されている。前側板部材91の上下の縁部にはそれぞれ後方に延出するリブ911,912が左右方向に沿って延在している。他方、後側板部材92の上下の縁部にはそれぞれ前方に延出するリブ921,922が左右方向に沿って延在している。そして、この後側板部材92のリブ921,922内に、前側板部材91のリブ911,912が収まるように前側板部材91及び後側板部材92が組み付けられている。これにより、前側板部材91及び後側板部材92が中空形状となっている。
なお、前側板部材91は、組み付け後に後側板部材92よりも左側に張り出す長さに設定されている。
FIG. 9 is a perspective view showing a schematic configuration of the
The
The
図10〜図12は、上部フレーム9とベルトガイドブラケット20との連結状態を示す斜視図である。なお図10〜図12においてはベルトガイドブラケット20の第二ブラケット部材22を省略している。図10〜図12に示すように、上部フレーム9の右側の一端部は、ベルトガイドブラケット20に直接連結されている。具体的に説明すると、上部フレーム9の前側板部材91は、右側の一端部に向けて徐々に幅が広がる形状となっている。そして、この前側板部材91の一端部は、第一ブラケット部材21の左側の第一壁部211に溶接により連結されている。この第一壁部211と前側板部材91の連結位置は、第一壁部211と第二壁部223との段差の後方に配置されている(図8における楕円S参照)。前側板部材91の一端部の下端は、第一ブラケット部材21の下端よりも下方に位置している。
また、上部フレーム9の後側板部材92も、右側の一端部に向けて徐々に幅が広がる形状となっている。この後側板部材92の一端部は、第一ブラケット部材21の後面に溶接により連結されている。後側板部材92の一端部の下端は、第一ブラケット部材21の下端よりも下方に位置している。
そして、前側板部材91及び後側板部材92におけるベルトガイドブラケット20との連結位置には、ベルトガイドブラケット20を収容するための切欠913,923が形成されている。
10 to 12 are perspective views showing a connection state between the
The
次いで、上部フレーム9の左側のバックサイドフレーム7との連結状態について説明する。図9に示すように、後側板部材92の他端部は左側のバックサイドフレーム7の上端部に連結されている。ここで、上述したように前側板部材91は、組み付け後に後側板部材92よりも左側に張り出す長さに設定されているので、前側板部材91の他端部は左側のバックサイドフレーム7の上端部におけるリブ711,712の間に収容されることになる。これにより、前側板部材91の他端部は、後側板部材92及び左側のバックサイドフレーム7の連結領域よりも広範囲にわたって前方から重なるように連結されることとなる。
Next, the connection state of the
次に、可動フレーム3について詳細に説明する。図13は可動フレーム3の概略構成を示す斜視図である。
この図13に示すように、可動フレーム3には、板状部材からなる左右のサイドフレーム31,32と、板状部材からなり、左右のサイドフレーム31,32の上端部を連結する連結部材33と、左右のサイドフレーム31,32のそれぞれの下端部に固定され、左右のバックサイドフレーム7,8に対して回動自在に取り付けられ、なおかつ板状部材からなる左右の取付フレーム34,35とが備えられている。
Next, the
As shown in FIG. 13, the
図14は、右側の取付フレーム35の概略構成を示す斜視図である。なお、左側の取付フレーム34においても基本的には右側の取付フレーム35と同じ構成であるので同一箇所には同一符号を付してその説明は省略する。
図14に示すように、取付フレーム35には、バックサイドフレーム8に回動自在に連結される連結部としての下端部351と、サイドフレーム32が固定される固定部としての上端部352と、下端部351及び上端部352とを連結する中央部353とが備えられている。上端部352から下端部351にかけて徐々に幅が広くなるように形成されている。また、中央部353は、下端部351よりも上端部352の方が内側に配置されるように屈曲している。さらに中央部353の前後の縁部には、外側に向かって延出するリブ354,355が上下方向に延在している。
また、取付フレーム35の上端部352には、サイドフレーム32を固定するための一対の貫通孔356,357が所定の間隔を空けて設けられている。
なお、図3に示すように、左側の取付フレーム34の下端部351には、可動フレーム3に対して所定の付勢力を付与する付勢機構80が連結されている。
FIG. 14 is a perspective view showing a schematic configuration of the
As shown in FIG. 14, the
In addition, a pair of through
As shown in FIG. 3, an
左右のサイドフレーム31,32のそれぞれは、図3及び図13に示すように、一枚の金属板により形成されていて、全体として上下方向に沿っているものの上端部のみが内側に向けて湾曲している。左右のサイドフレーム31,32の前後の縁部には、内側に向かって延出するリブ311,312が上下方向に沿って延在している。このリブ311,312は、サイドフレーム31,32の上端部付近の湾曲部分にも連続して形成されていて、当該上端部の上縁部にはリブ311が設けられていて、上端部の下縁部にはリブ312が設けられている。このため、サイドフレーム31,32の上端部は、前方に向けて開放した断面コ字状となる。
左右のサイドフレーム31,32のリブ311,312と、取付フレーム34,35のリブ354,355とが互いに反対方向に延出しているので、両者を組み付ける面においてはリブ311,312,354,355が存在していない。このため、左右のサイドフレーム31,32及び取付フレーム34,35の両者を容易に組み付けることが可能であるとともに、各々の剛性をも高めることが可能となっている。
As shown in FIGS. 3 and 13, each of the left and right side frames 31 and 32 is formed of a single metal plate, and only the upper end portion of the one along the vertical direction as a whole is curved inward. doing.
Since the
また、左右のサイドフレーム31,32の下端部には、取付フレーム34,35の一対の貫通孔356,357にそれぞれ対向する一対の貫通孔313,314が形成されている。これら貫通孔356,357,313,314に対してボルト85を連通してナット86で締結することにより、サイドフレーム31,32と取付フレーム34,35とが固定されることになる。
貫通孔313,314の間や、その上方には、左右のサイドフレーム31,32間に架け渡された補強パイプ88が複数設けられている。
A pair of through
A plurality of reinforcing
連結部材33は、一枚の板状部材によって形成されていて、中央部331が前方に向けて凸となっているとともに、その両端部332,333が左右のサイドフレーム31,32のそれぞれのリブ311,312の間に収められている。また連結部材33の両端部には、図示しないヘッドレストが組み付けられるヘッドレスト用支持部334,335が取り付けられている。
さらに、連結部材33の両端部332,333は、左右のサイドフレーム31,32の上端部の形状に合わせて、先端に向けて下方に向かうように湾曲した形状となっている。
このような形状であるので、左右のサイドフレーム31,32及び連結部材33は、上面視した際に全体として後方に向けて凸となる湾曲形状となっている。
図15は、シートバックフレーム2及び可動フレーム3の概略構成を上から見た上面視図である。この図15に示すように、シートバックフレーム2の後方に凸となる湾曲形状に沿って、可動フレーム3が後方に凸となる湾曲形状になっている。
The connecting
Further, both end
Because of such a shape, the left and right side frames 31 and 32 and the connecting
FIG. 15 is a top view of the schematic configurations of the seat back
そして、シートバックフレーム2及び可動フレーム3には、シートパッド100が組み付けられる。
図16は、シートバックフレーム2及び可動フレーム3と、シートパッド100との一部の位置関係を示す拡大斜視図である。なお、図16においては前記位置関係の右側のみを示しているが、左側の形状もほぼ同じ位置関係であるので、左側の図示は省略する。
図16に示すように、シートパッド100は可動フレーム3に係合している。具体的にはシートパッド100には、可動フレーム3の取付フレーム34,35に係合する切欠101が設けられている。このため、シートパッド100の切欠101よりも外側の部分においては、取付フレーム34,35と、バックサイドフレーム7,8との間に配置されることになる。このため、バックサイドフレーム7,8の内側面には、シートパッド100の一部を下方から支持するパッド支持部材90が内側に向けて延出するように設けられている。
The
FIG. 16 is an enlarged perspective view showing a partial positional relationship between the seat back
As shown in FIG. 16, the
以上のように、本実施形態によれば、バックサイドフレーム7,8が上下方向に分割されて、その上部サイドフレーム71,81と下部サイドフレーム72,82との重畳領域G1,G2にアームレストブラケット10が固定されているので、アームレストブラケット10が重畳領域G1,G2で支持されることになる。重畳領域G1,G2においては二枚の板材が重なり合っている部分であるため、一枚の板材で支持する場合よりも強固にアームレストブラケット10を支持することができ、アームレストブラケット10の取付剛性を高めることができる。
As described above, according to the present embodiment, the back side frames 7 and 8 are divided in the vertical direction, and the armrest brackets are provided in the overlapping regions G1 and G2 of the upper side frames 71 and 81 and the lower side frames 72 and 82. Since 10 is fixed, the
また、重畳領域G1,G2における下部サイドフレーム72,82にアームレストブラケット10が固定されているので、アームレストブラケット10が受ける荷重を、上部サイドフレーム71,81よりも安定した下部サイドフレーム72,82で支持することができる。したがって、アームレスト及びアームレストブラケット10の安定性を高めることができる。
Further, since the
また、アームレストの回転軸11が重畳領域G1,G2から前方に張り出すように、当該重畳領域G1,G2にアームレストブラケット10が固定されている。上述したように重畳領域G1,G2は二枚の板材が重なり合っているために剛性も強い。また、アームレストの回転軸11が重畳領域G1,G2から前方に張り出すように重畳領域G1,G2にアームレストブラケット10を固定しているので、アームレスト自体の全長を抑えつつも、使用時の長さ、つまりアームレストを水平な状態とした場合の張り出し長さを確保することができる。
Further, the
また、サイドフレーム用連結部材14が重畳領域G1,G2近傍から他方のバックサイドフレーム7,8まで架け渡されているので、重畳領域G1,G2近傍がサイドフレーム用連結部材14によって補強されることになり、アームレストブラケット10の取付剛性をより高めることができる。
In addition, since the side
なお、本発明を適用可能な実施形態は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、左右のバックサイドフレーム7,8のそれぞれにアームレストブラケット10が取り付けられている例を説明したが、少なくとも一方のバックサイドフレーム7,8にのみアームレストブラケット10が取り付けられていてもよい。
また、上記実施形態では、上部フレーム9の一端部がベルトガイドブラケット20に直接連結されている場合を例示して説明したが、右側のバックサイドフレーム8におけるベルトガイドブラケット20の近傍に連結してもよい。
The embodiments to which the present invention can be applied are not limited to the above-described embodiments, and can be appropriately changed without departing from the spirit of the present invention.
For example, in the above-described embodiment, the example in which the
In the above embodiment, the case where one end of the
1 シート装置
2 シートバックフレーム
3 可動フレーム
4 クッションサイドフレーム
5 リクライニング機構
6 座部フレーム
7 バックサイドフレーム
8 バックサイドフレーム
9 上部フレーム
10 アームレストブラケット
11 回転軸
12 箱部
13 蓋部
14 サイドフレーム用連結部材
20 ベルトガイドブラケット
21 第一ブラケット部材
22 第二ブラケット部材
31,32 サイドフレーム
33 連結部材
34,35 取付フレーム
71 上部サイドフレーム
72 下部サイドフレーム
81 上部サイドフレーム
82 下部サイドフレーム
83 内側フレーム
84 外側フレーム
90 パッド支持部材
91 前側板部材
92 後側板部材
100 シートパッド
101 切欠
211,212 第一壁部
221 天板部
222 前面部
223,224 第二壁部
331 中央部
332,333 両端部
351 下端部
352 上端部
353 中央部
913,923 切欠
G1 重畳領域
G2 重畳領域
DESCRIPTION OF
Claims (4)
アームレストを支持するため、前記左右のバックサイドフレームのうち、少なくとも一方のバックサイドフレームに固定されるアームレストブラケットとを備え、
前記アームレストブラケットが固定されるバックサイドフレームは、上部サイドフレームと下部サイドフレームとに上下方向に二分割されていて、
前記上部サイドフレームの下端部と、前記下部サイドフレームの上端部とは重なるように一体化されていて、
前記アームレストブラケットは、前記上部サイドフレームと前記下部サイドフレームとの重畳領域に固定されていることを特徴とするシート装置。 A seat back frame having left and right back side frames;
An armrest bracket fixed to at least one of the left and right backside frames to support the armrest; and
The back side frame to which the armrest bracket is fixed is divided into an upper side frame and a lower side frame in the vertical direction,
The lower end of the upper side frame and the upper end of the lower side frame are integrated so as to overlap,
The seat device, wherein the armrest bracket is fixed to an overlapping region of the upper side frame and the lower side frame.
前記下部サイドフレームは、前記上部サイドフレームの外側に重なるように配置されていて、
前記アームレストブラケットは、前記重畳領域における前記下部サイドフレームに固定されていることを特徴とするシート装置。 The seat device according to claim 1,
The lower side frame is disposed so as to overlap the outer side of the upper side frame,
The seat device, wherein the armrest bracket is fixed to the lower side frame in the overlapping region.
前記アームレストブラケットは、前記アームレストを回転自在に支持しており、当該アームレストの回転軸が前記重畳領域から前方に張り出すように、当該重畳領域に前記アームレストブラケットが固定されていることを特徴とするシート装置。 In the sheet apparatus according to claim 1 or 2,
The armrest bracket rotatably supports the armrest, and the armrest bracket is fixed to the overlap region so that a rotation axis of the armrest projects forward from the overlap region. Sheet device.
前記重畳領域近傍から他方のバックサイドフレームまで架け渡されたサイドフレーム用連結部材をさらに備えることを特徴とするシート装置。 In the sheet apparatus according to any one of claims 1 to 3,
The seat device further comprising a side frame connecting member that spans from the vicinity of the overlapping region to the other back side frame.
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