JP2014128179A - 蓄電池の充放電器及び蓄電池システム - Google Patents
蓄電池の充放電器及び蓄電池システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014128179A JP2014128179A JP2012285946A JP2012285946A JP2014128179A JP 2014128179 A JP2014128179 A JP 2014128179A JP 2012285946 A JP2012285946 A JP 2012285946A JP 2012285946 A JP2012285946 A JP 2012285946A JP 2014128179 A JP2014128179 A JP 2014128179A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- storage battery
- control signal
- voltage
- fet
- value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
Abstract
【課題】従来の蓄電池を有し、変換器から負荷へ電力を供給するシステムでは、蓄電池を充電する充電器や放電器により回路の構成や動作が複雑になり、放電時にダイオードを介する場合に損失が生じるという課題であった。そこで、本発明は、比較的簡素な回路構成で、かつ放電時の損失を低減することができる蓄電池の充放電器及び蓄電池システムを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る蓄電池の充放電器5及び蓄電池システム10では、充電時に蓄電池電圧が目標値に達すると、制御部は制御信号を切り替えて電圧目標値に達した時の蓄電池の電流よりも小さくさせ、目標値よりも低い値に下がる蓄電池電圧が次の目標値に達するまでさらに充電させ、放電時にはFETを充電時とは逆方向に導通させて蓄電池のエネルギーが負荷に供給させるようにする。
【選択図】図1
【解決手段】本発明に係る蓄電池の充放電器5及び蓄電池システム10では、充電時に蓄電池電圧が目標値に達すると、制御部は制御信号を切り替えて電圧目標値に達した時の蓄電池の電流よりも小さくさせ、目標値よりも低い値に下がる蓄電池電圧が次の目標値に達するまでさらに充電させ、放電時にはFETを充電時とは逆方向に導通させて蓄電池のエネルギーが負荷に供給させるようにする。
【選択図】図1
Description
本発明は、電源システムに用いられる蓄電池に電力を蓄電したり放電したりする蓄電池の充放電器及び蓄電池システムに関する。
従来の電源システムとして、交流入力を直流に変換する整流器を介して負荷装置へ電力を供給し、かつ負荷装置への電力を供給する蓄電池を備えたものある(例えば特許文献1参照)。この特許文献1の図3に記載される電源システムでは、交流の商用電源1から整流器2を介して直流の負荷4へ電力を供給する。また、商用電源1から入力される交流電力を直流電力に変換して出力する充電用整流器9を通じて組電池3を充電する。組電池3からの放電のときは、ダイオード5aを介して組電池3から負荷4へ電力を供給する。さらに、特許文献1の図2に記載される電源システムでは、交流の商用電源1から整流器2を介して直流の負荷4へ電力を供給する。整流器2の出力側には充電器8が接続され、充電器8が具備する充電用DC/DCコンバータにより整流器2の出力電圧よりも昇圧して組電池3を充電している。組電池3からの放電時には放電用DC/DCコンバータを有する放電器8を介して負荷4へ電力を供給している。
しかし、特許文献1に示したような従来の蓄電池の充放電器は、組電池3の充電時は、充電用DC/DCコンバータを有する充電器8や交流電力を直流電力に変換する機能を有する充電用整流器9を用いているため、回路の構成や制御が複雑になるという問題点がある。また、組電池からの放電時は、ダイオード5aを介して負荷へ供給する場合はダイオード5aの電圧降下による損失が生じ、放電用DC/DCコンバータを有する放電器7を介して負荷へ供給する場合はさらに回路の構成や制御が複雑になるという問題点がある。
そこで、本発明は、比較的簡素な回路構成で、かつ放電時の損失を低減することができる蓄電池の充放電器及び蓄電池システムを提供することを目的とする。
本発明に係る蓄電池の充放電器は、入力される電力を変換して直流電力を出力する変換器の出力側で前記変換器と負荷とに接続される蓄電池に直列に接続され、制御信号に応じて前記蓄電池に流れる電流を可変させるFETと、電圧検出手段によって検出された前記蓄電池の両端電圧と電流検出手段によって検出された前記蓄電池の電流とが入力され、前記FETに与える前記制御信号を出力する制御部と、を有し、前記制御部は、前記蓄電池の充電時には前記FETを介して前記蓄電池を充電し、前記電圧検出手段によって検出される前記蓄電池の電圧が目標値に達すると前記制御信号を切り替えて前記蓄電池に流れる電流を前記蓄電池の電圧が前記目標値に達した時の電流よりも小さくし、前記目標値よりも低い値で検出される前記蓄電池の電圧が次の目標値に達するまで前記蓄電池をさらに充電させ、前記蓄電池の放電時には前記FETを前記充電時とは逆方向に導通させて前記蓄電池のエネルギーが前記負荷に供給させるように前記制御信号を出力することを特徴とする。
また、本発明に係る蓄電池システムは、交流電力を入力し、直流電力を出力する前記変換器と、前記変換器の出力側に接続される前記蓄電池と、前記蓄電池の充放電を行う本発明の充放電器とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、比較的簡素な回路構成で、かつ放電時の損失を低減することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の実施形態は本発明の一形態であり、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。また、本明細書の以下の実施形態及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
図1、図2によって本発明に係る実施形態の蓄電池の充放電器を有した蓄電池システムについて説明する。図1は、本発明の実施形態に係る蓄電池の充放電器を有した蓄電池システムの構成図である。図2は、本発明の実施形態に係る蓄電池の充放電器を有した蓄電池システムの動作の一例を示す波形図である。なお、本実施形態の説明においては、図1、図2を適宜参照することとする。
図1に示す蓄電池システム10は、入力端子1から入力される電力を所定の直流電力に変換する変換器2の出力側に負荷3が接続され、変換器2を介して直流電力が負荷3へ供給される。また、変換器2の出力側には蓄電池4が接続される。入力端子1から入力される電力が例えば交流商用電源のような交流電力の場合は、変換器2はAC−DC変換を行う整流器を用いる。また、入力端子1から入力される電力が例えば太陽光発電、風力発電、燃料電池などの直流電力の場合は、変換器2にはDC−DC変換を行うDC−DCコンバータを用いる。なお、入力端子1の先に接続される商用交流電源や太陽光発電などの電源や負荷3は蓄電池システム10に外付けされるものであって、本発明に係る蓄電池システム10の必須の構成要素ではない。
蓄電池4の充放電器5は、FET6と制御部7とを有する。FET6は、蓄電池4に直列に接続される。入力端子1から入力される電力は、変換器2で所定の直流電力に変換されたのち、負荷3へ供給されると共に、FET6を介して蓄電池4に充電される。また、停電などにより入力端子1から入力される商用電源の電力供給が途絶えたときや太陽光発電等からの供給がなくなったときに、蓄電池4に蓄電された電力が放電され負荷3に供給される。その蓄電池4の放電時にはFET6を介して蓄電池4のエネルギーが負荷3に供給される。
制御部7には、電圧検出手段8で検出される蓄電池4の両端電圧値と電流検出手段9で検出される蓄電池4の電流値とが入力され、制御部7はFET6に制御信号を出力してFET6の導通を制御する。FET6は、ゲート・ソース間電圧を大きくするとドレイン電流が増加するので、制御信号すなわちゲート・ソース間電圧に応じて蓄電池4に流れる電流を可変させることができる。ここでは、FET6のドレイン電流が流れ始める制御信号しきい値となる電圧をVthとする。
電圧検出手段8としては、例えば複数の抵抗を直列に接続して抵抗分割したものを蓄電池4に並列に接続して用いる。電流検出手段9としては、例えばシャント抵抗を用いる。これらの電圧検出手段8及び電流検出手段9による検出方式については特に限定しない。また、蓄電池システム10は、上述の変換器2と蓄電池4と蓄電池の充放電器5とを備える。なお、変換器2、蓄電池4は負荷の仕様に応じて複数台が並列に接続されるものであってもよい。
つぎに、図2を用いて本発明に係る蓄電池の充放電器5の動作について説明する。図2は、電圧検出手段8で検出される蓄電池4の両端電圧値V、電流検出手段9で検出される蓄電池4の電流値I、FET6の制御信号としてゲート・ソース間に与えるゲート電圧Vgの一例をそれぞれ示す波形図である。蓄電池4の電流値Iは、プラス側が充電電流、マイナス側が放電電流とする。
図2の時刻t1より以前においては、商用交流電源1からの交流電力が供給されており、制御部7からFET6に供給される制御信号は、FET6のドレイン電流が流れ始めるしきい値の電圧Vthよりも十分に大きな値のゲート信号Vg1にしている。これにより、FET6が導通しており、入力端子1からの入力された電力は変換器2で所定の直流電力に変換されたのち負荷3へ供給されると共に、FET6を介して蓄電池4に充電される。
いま、蓄電池4は満充電状態にあるものとする。従って、蓄電池4の電圧Vは、満充電時の電圧V1にあり、蓄電池4に流れる電流Iは、充電が終わっているためほぼゼロアンペアとなっている。
時刻t1で、例えば、入力端子1からの入力される商用交流電源が停電し、又は太陽光発電等からの供給がなくなったとし、蓄電池4からの放電を開始させるものとする。制御部7からFET6に供給される制御信号は、FET6のドレイン電流が流れ始める制御信号しきい値の電圧Vthよりも十分に大きな値のゲート電圧Vg1を維持しておく。すなわち、制御信号をゲート電圧Vg1とし、導通時に大きな電流を流すことを可能にする。時刻t1でFET6が導通可能となっているので、蓄電池4からFET6を通って負荷3の要求に応じた放電電流が流れ、蓄電池4に蓄積されていたエネルギーが負荷3に供給される。放電電流が流れることによって、図2に示すように、蓄電池4の両端電圧は下降し時点t2でV2まで低下する。
ここでは、図2に示すように、時刻t1よりも前のFET6の制御信号は、時刻t1の放電開始時に備えて待機状態にするためゲート電圧Vg1としている。なお、時刻t1より前には蓄電池4は既に満充電状態にあり充電する必要がないときは、FET6は導通可能な状態にしなくてもよい。その場合は、FET6の制御信号は例えばゼロボルトであってもよく、ゼロボルトよりも大きな電圧値であってもよい。
次に、時刻t2で、蓄電池4からの放電を終了させ、蓄電池4の充電を開始させるものとする。なお、時刻t2で放電を終了させるタイミングは外部要因などによる。例えば、停電が復旧した場合や太陽光発電等からの電力の供給が開始された場合など、蓄電池4から負荷3への電力供給が不要になった場合などである。蓄電池4の充電の開始時は蓄電池4の両端電圧VがV2と低いため、大きな充電電流Iを流すことができるように制御信号をゲート電圧Vg1とする。図2に示すように、蓄電池4に流れる充電電流Iによって蓄電池4の電圧Vは上昇し始める。
そして、時刻t3で、蓄電池4の電圧が目標値V1に達するものとする。ここでは、目標値は時刻t1の満充電時と同様の電圧V1としている。このとき、蓄電池4には、図2に示すように比較的大きな充電電流が流れている。ここで、蓄電池4の電圧Vは、図1に示すように、電圧検出手段8によって蓄電池4の両端電圧Vを検出することによって得られた値である。ところが、この蓄電池4の両端電圧の検出値には、不図示の内部インピーダンスが等価的には蓄電池4と直列に存在するため、この内部インピーダンスの電圧分だけ実際の蓄電池4の両端電圧よりも高い値で検出される。この内部インピーダンスによる見かけ上の電圧上昇分は、内部インピーダンスに流れる電流に比例する。
このため、本実施形態では、時刻t3で電圧検出手段8によって検出される蓄電池4の電圧検出値が目標値V1に達すると制御部7は制御信号をゲート電圧Vg2に切り替えて、時刻t3の後に蓄電池4に流れる電流を蓄電池4の電圧検出値が目標値V1に達した時刻t3の時の電流よりも小さくする。なお、制御信号であるゲート電圧Vg2は、制御信号しきい値電圧Vthよりも大きく、かつ、時刻t3より前のゲート電圧Vg1よりも小さい値とする。
図2に示すように、時刻t3にゲート電圧Vg1であったFET6の制御信号をゲート電圧Vg2まで引き下げと、FET6のインピーダンスが大きくなり、図2に示すように、蓄電池4の充電電流は、FET6の制御信号がゲート電圧Vg1のときよりも小さい電流値となる。一方、変圧器2の出力電圧は同じ電圧値のままであるので、蓄電値4の電圧検出値は、図2に示すように、時刻t3の時の電圧値V1から時刻t3の後に電圧値V3まで下がる。つまり、このV1−V3の電圧差分は、上述の内部インピーダンスの両端電圧が電流値変動によって変化した電圧差分に相当する。
次に、電圧値V1よりも低い電圧値V3で検出される蓄電池4の電圧検出値Vが、次の充電期間の目標電圧値V1に達する時刻t4まで蓄電池4を再度充電する。時刻t4では、時刻t3の時と同様に、FET6の制御信号を引き下げる。ここでは、図2に示すように、ゲート電圧Vg2であったFET6の制御信号をゲート電圧Vg3まで引き下げる。すると、蓄電値4の電圧検出値Vは、図2に示すように、時刻t4の時の電圧値V1から時刻t4後は電圧値V4まで下がる。つまり、このV1−V4の電圧差分は、上述の内部インピーダンスの両端電圧が電流値変動によって変化した電圧差分に相当する。電圧値V1よりも低い値で検出される蓄電池4の電圧検出値Vが、目標電圧値V1に達する時刻t5まで再度蓄電池4を充電する。図2に示すように、時刻t5から時刻t6についても同様の方法で充電する。
上述の実施形態では、時刻t3、時刻t4、時刻t5でFET6の制御信号であるゲート電圧を段階的に変化させ、FET6を介して蓄電池4に流れる電流Iを段階的に小さくすることで蓄電池4が満充電状態に近づくように充電する。制御信号の段階的な変更の回数やゲート電圧Vg2、Vg3、Vg4は、例えば蓄電池4の容量によって決定する。
時刻t6では、FET6の制御信号のゲート電圧を段階的に引き下げた充電を終了する。ここでは、図2に示すように、FET6の制御信号をゲート電圧Vg1としている。時刻t6の時点では蓄電池4ほぼ満充電状態にあるため充電電流Iは小さくなるので、FET6の制御信号をゲート電圧Vg1としても特に問題はない。このため、蓄電池4の放電に備えて、負荷の要求に応じた大きさの放電電流を流せるようにFET6の制御信号を十分に大きな値のゲート電圧Vg1としている。
時刻t6以降で放電する場合は、上述の時刻t1と同様に蓄電池4を放電させる。この放電電流は、蓄電池4の充電時とは逆方向にFET6を導通して流れ、蓄電池4のエネルギーを負荷3に供給する。上述の実施形態に係る蓄電池4の充放電器5は、蓄電池4の充放電に応じて、上述の時刻t1から時刻t6までの一連の動作を繰り返す。
なお、上述の説明では、図2に示すように、時刻t3後に制御信号であるゲート電圧Vg1をゲート電圧Vg2まで引き下げると、蓄電池4の充電電流Iは、時刻t3の時よりも小さい一定の電流が流れている。
このような蓄電池4の充電電流の制御方法として、例えば、制御部7において不図示のアンプを内蔵し、蓄電池4に流れる電流が定電流になるように制御するようにしてもよい。具体的には、不図示のアンプに電流検出手段9で検出された電流検出値と電流基準信号とを入力し、電流検出値と電流基準信号との差分をFET6の制御信号として出力する。すなわち、制御部7の不図示のアンプによって電流検出値が電流基準信号に近づくように制御する。例えば、制御信号を段階的に引き下げて制御する時刻t3〜t6までの期間では、上述のような蓄電池4に流れる充電電流を定電流で制御する。
また、上述の不図示のアンプを用いて時刻t1〜t2の放電電流、時刻t2〜t3までの充電電流を制御する場合は、不図示のアンプに入力される電流検出手段9からの電流検出値と電流基準信号とのうち電流基準信号を電流検出値の最大値よりも十分に大きな値にする。このため、蓄電池4の電流値の値に関わらず十分大きな値の制御信号Vg1が出力させるので、蓄電池4から負荷に応じた放電電流や十分に大きな充電電流を流すことができる。
上述の説明では、時刻t3、時刻t4、時刻t5などで、目標値を目標電圧値V1としたが、これらの目標値は同一の値の他に異なる値に設定してもよい。
また、電圧検出手段8によって検出される蓄電池の電圧や、電流検出手段9によって検出される蓄電池の電流には、実際に検出される値の他に、これらの値にある係数を乗除算したり、ある値を加減算等したりといった演算をして得られた検出値に基づく値も含まれる。
本発明に係る蓄電池の充放電器及び蓄電池システムは、放電用DC/DCコンバータを有する放電器やダイオードを用いずに、電圧降下の低いFET6を充電時とは逆方向に導通させて放電電流を流すことができるので、放電時の損失を低減させることができる。また、上述のように、本発明に係る蓄電池の充放電器及び蓄電池システムは、比較的簡素な回路構成で実現することができる。
本発明の電気回路において、接続点とは電気的に接続されて同電位にある部位を言い、物理的に接続された点を言うものではない。また、本発明の蓄電池の充放電器及び蓄電池システムにおける各部の構成、構造、数、配置、形状、材質などに関しては、上記具体例に限定されず、当業者が適宜選択的に採用したものも、本発明の要旨を包含する限り、本発明の範囲に包含される。
より具体的には、例えば、FETとして記号により例示したものなどは、これら特定の電気素子には限定されず、同様の機能または作用を有する単一の電気素子あるいは複数の電気素子を含む電気回路として構成することができ、これらすべての変形は、本発明の範囲に包含される。同様に、ダイオード、蓄電池、変換器をはじめとする各回路素子、構成要素の数や配置関係などについても、当業者が適宜設計変更したものは本発明の範囲に包含される。
1…入力端子、2…変換器、3…負荷、4…蓄電池、5…蓄電池の充放電器、6…FET、7…制御部、8…電圧検出手段、9…電流検出手段、10…蓄電池システム
Claims (4)
- 入力される電力を変換して直流電力を出力する変換器の出力側で前記変換器と負荷とに接続される蓄電池に直列に接続され、制御信号に応じて前記蓄電池に流れる電流を可変させるFETと、
電圧検出手段によって検出された前記蓄電池の両端電圧と電流検出手段によって検出された前記蓄電池の電流とが入力され、前記FETに与える前記制御信号を出力する制御部と、を有し、
前記制御部は、前記蓄電池の充電時には前記FETを介して前記蓄電池を充電し、前記電圧検出手段によって検出される前記蓄電池の電圧が目標値に達すると前記制御信号を切り替えて前記蓄電池に流れる電流を前記蓄電池の電圧が前記目標値に達した時の電流よりも小さくし、前記目標値よりも低い値で検出される前記蓄電池の電圧が次の目標値に達するまで前記蓄電池をさらに充電させ、
前記蓄電池の放電時には前記FETを前記充電時とは逆方向に導通させて前記蓄電池のエネルギーが前記負荷に供給させるように前記制御信号を出力することを特徴とする蓄電池の充放電器。 - 前記制御部は、前記蓄電池の充電時に、前記FETの前記制御信号を段階的に変化させ、前記FETを介して前記蓄電池に流れる電流を段階的に小さくすることを特徴とする請求項1に記載の蓄電池システム。
- 前記制御部は、
前記蓄電池の充電時には、前記FETが導通し始める制御信号しきい値より十分に大きい値の第1制御信号を与えて前記FETを導通させ、前記蓄電池の電圧が目標値に達すると前記制御信号しきい値よりも大きくかつ前記第1制御信号よりも小さい第2制御信号を与えて前記目標値よりも低い値で検出される前記蓄電池の電圧が次の目標値に達するまで前記蓄電池に流れる電流が基準値に近づくように前記蓄電池を充電させ、
前記蓄電池の放電時には、前記蓄電池に流れる電流に基づく値に関わらず前記制御信号しきい値より十分に大きい値の前記制御信号を出力することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の蓄電池の充放電器。 - 交流電力を入力し、直流電力を出力する前記変換器と、
前記変換器の出力側に接続される前記蓄電池と、
前記蓄電池の充放電を行う請求項1ないし請求項3のいずれか一の充放電器とを備えることを特徴とする蓄電池システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012285946A JP2014128179A (ja) | 2012-12-27 | 2012-12-27 | 蓄電池の充放電器及び蓄電池システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012285946A JP2014128179A (ja) | 2012-12-27 | 2012-12-27 | 蓄電池の充放電器及び蓄電池システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014128179A true JP2014128179A (ja) | 2014-07-07 |
Family
ID=51407268
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012285946A Pending JP2014128179A (ja) | 2012-12-27 | 2012-12-27 | 蓄電池の充放電器及び蓄電池システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014128179A (ja) |
-
2012
- 2012-12-27 JP JP2012285946A patent/JP2014128179A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10727747B2 (en) | Hybrid buck-boost converter | |
CN101677144B (zh) | 包括超电容器的自治系统中电池的脉冲充电的方法 | |
US8853888B2 (en) | Multiple-input DC-DC converter | |
CA2773841C (en) | Method and system for balancing electrical energy storage cells | |
CN102801313B (zh) | 开关调节器及包含该开关调节器的电子设备 | |
US20120091978A1 (en) | Dc-dc converter | |
JP6152241B2 (ja) | 電力システム、携帯式電子機器および電力の供給方法 | |
JP6779317B2 (ja) | 電気機器 | |
JP6296608B2 (ja) | 無停電電源装置 | |
US9755439B2 (en) | Battery state control circuit, battery state control device, and battery pack | |
JP6026713B1 (ja) | 電力管理システム | |
JP6298634B2 (ja) | スイッチング電源装置 | |
US11159031B2 (en) | Electrical machinery and apparatus | |
JP6018097B2 (ja) | バックアップ電源装置 | |
JP2007209056A (ja) | 蓄電装置 | |
JP2010110124A (ja) | 電源システム | |
JP6274289B1 (ja) | 電源回路 | |
JP2021019400A (ja) | 蓄電システム | |
US10263446B2 (en) | Battery control circuit for power generation system using renewable energy | |
JP2022534033A (ja) | エネルギーハーベスティング及び充電式エネルギー貯蔵デバイスの充電のための方法及びデバイス | |
CN102810888A (zh) | 用于稳定能量存储器的电压的装置 | |
TWI422114B (zh) | 針對保護電子儲能裝置之自供電前饋充電電路及設計方法 | |
JP2014128179A (ja) | 蓄電池の充放電器及び蓄電池システム | |
JP2013099093A (ja) | 電源装置 | |
TW202234784A (zh) | 具誤差放大訊號預測機制的暫態響應提升系統及方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD07 | Notification of extinguishment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7427 Effective date: 20151225 |