JP2014127197A - スマートフォンのカメラで認識した文字を、音声で読み上げるアプリケーション・ソフト - Google Patents

Abstract

【課題】近視や老眼で、印刷物が読みづらい方が、スマートフォンの操作で、音声読み上げをしてくれるアプリケーション・ソフトを提供する。
【解決手段】（２）スマートフォンの（３）カメラ機能で、読み上げさせたい印刷物を（４）のシャッターボタンを押す。次に（５）の範囲指定ボタンを押すと、ＯＣＲソフトにより光学文字認識しテキストデータとなる。このテキストデータを音声発生装置により、発音させるアプリケーションである。縦書き、横書き混在する場合や、新聞など読み上げの指定が必要な印刷物は、テキストデータを指でなぞることで、読み上げ順を指定できるものである。
【選択図】図３

Description

この発明は、スマートフォンのカメラで文字を認識して、それを読み上げる順になぞると、スピーカーから発音するアプリケーション・ソフトである。

技術背景

従来、スマートフォンで、テキストの文字を認識して、発声するアプリケーションはあったが、印刷された文字を、認識し発声することはできなかった。また、新聞など縦書きや段組の多い文章は、読み上げる順番を規則化できなかった。

特許公開２００９−５２６４５８

Ｇｏｏｇｌｅドキュメントのカメラ画象のテキスト変換 ドキュメントトーカＰｌｕｓ（文章読み上げ有料ソフト） ＥａｓｙＳｐｅｅｃｈ（文章読み上げフリーソフト）

パソコンでは、テキストデータ並びに光学文字認識した文字コードを読み上げるアプリケーション・ソフトはあった。また、スマートフォンでも、メールなどのテキストデータを読み上げるアプリケーション・ソフトはあったが、スマートフォンで、光学文字認識を行い、読み上げるアプリケーション・ソフトはなかった。

特許公開２００９−５２６４５８の仕組みで、スマートフォンの内蔵カメラにより、印刷物の画像を写し、既知フォントの文字をテキストファイルとして認識させる。認識したテキストファイルの画面を指で読み上げさせる順になぞり、音声で読み上げるようにした光学文字認識の読み上げ装置。

新聞や説明書などの小さな文字の印刷物は、近視や老眼・乱視の人物は、読みづらい場合があったので、いつも持っているスマートフォンに、カメラで文字を認識させ、それに対応する発音機能を付与すれば、いつでも音声による読み上げで、小さな文字の認識が可能となる。また、新聞など段組のある印刷物も、読み上げさせたい順に、なぞることで読み上げの規則性を持たせることができる。

本発明を利用する環境を示したもので、新聞をスマートフォンのカメラで撮影しようとしている図である。 本発明を利用する最初の操作を示したもので、新聞をスマートフォンのカメラで撮影した図である。 本発明を利用し、画像をＯＣＲソフトで文字コードに変換したのち、読み上げる列の順序を指定する作業の図である。 本発明を利用し、読み上げる順を確定した場面の図である。 本発明を利用し、読み上げを行わせる直前の図である。

以下、本発明を実施するための形態について説明する。
読み上げさせたい印刷物の新聞を、（２）スマートフォンの（３）カメラ機能の（４）シャッターボタンを押し、画像に収めたのが、［図２］である。次に（５）の範囲指定ボタンを押すと、ＯＣＲソフトが作動し、文字が文字コード処理されテキストデータとなる。さらに、その文字を、読み上げる順に指でなぞったのが［図］３である。なぞり終わって、もう一度（５）範囲指定ボタンを押し、確定させたのが［図４］である。ここから（６）読み上げボタンを押すと、音声による読み上げが始まる。

老眼や近視および弱視の方が、新聞や雑誌などの印刷物が、読みにくい場合、身近に虫眼鏡がない場合でも、スマートフォンの普及が進んでいることで、これで代用しようというものである。スマートフォンの付属機能で文字拡大もできる。さらに、音声による読み上げもできることで、文字の拡大調整をしなくて済む。身近な道具として、利用機会が増えるものと思われる。ＯＣＲソフトも多く存在し、認識率も向上している。普及が進んでいるスマートフォン以外に、Ｉｐａｄ、カメラ付きタブレット端末にも応用できると思われる。

Claims (1)

1. スマートフォンの（３）カメラで撮った画像を、光学文字認識させるＯＣＲ装置を組み込み、新聞などの縦書き、横書きの混在した印刷物を、読み上げる順番を指定できる機能を持った、読み上げを行うスマートフォン用アプリケーション・ソフト。

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