JP2014123620A - 無線機器収容局舎 - Google Patents

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利明 廣田
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Abstract

【課題】電力を消費しない冷却装置を備えた無線機器収容局舎を提供する。
【解決手段】電気機器21が収容された局舎本体1と、局舎本体1を冷却する冷却装置8とを備えた無線機器収容局舎であって、冷却装置8は、局舎本体1の上部に設置され、液体としての水Wが収容された貯液槽としての水槽12と、局舎本体1内部と水槽12内部とを熱接続して、局舎本体1内部の空気と水槽12内部の水Wとが熱交換可能な熱伝導部材としてのヒートシンク13とを備え、ヒートシンク13を介して局舎本体1の空気Fと水槽12内部の水Wとを熱交換させて、局舎本体1内部の電気機器21によって暖められた空気の熱を放出して、局舎本体1内部の温度を低下させることで、電力を消費せずに無線機器収容局舎の温度上昇を抑制することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷却装置を備えた無線機器収容局舎に関するものである。
従来、近年、携帯電話の普及に伴い携帯電話の電波を中継するための無線中継局舎が多数建設されている。このような無線中継局舎は無人化が進み、単に電波中継用の無線機器を設置するだけで中継局としての機能を果たすことから、こうした無人の無線機器収容局舎は、居住空間として快適性や環境設備を考慮する必要はないため、できるだけ建設コストを抑えた極力簡易な構造が望まれている。
近年、携帯電話の普及あるいは携帯電話の多機能化などに伴って箱型ユニットに収容する無線機器が高出力化され、無線機器からの発熱量も増加してきている。このため、無線機器からの発熱によって無線機器収容局舎の室温が50度以上に達し、室外より室内が高くなる。特に夏季においては外気温の上昇と、無線機器の発熱によって室内の温度が上昇し、箱型ユニットの室温が外気温よりはるかに高くなってしまう。このような室温の上昇は、収容する無線機器には好ましい状況ではない。このため、室内の温度上昇を抑制するために、換気装置及び冷却用の空調装置などを配置しているものがあった(特許文献1参照)。
特開平11−210106号公報
しかし、従来の無線機器収容局舎では、換気装置及び冷却用の空調装置に電力を必要としており、電力を消費せずに局舎の温度上昇を抑制する構造が求められていた。
そこで、本発明は、上記課題を解消するものであり、電力を消費しない冷却装置を備えた無線機器収容局舎を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、機器が収容された局舎本体と、前記局舎本体を冷却する冷却装置とを備えた無線機器収容局舎であって、前記冷却装置は、前記局舎本体の上部に設置され、液体が貯蔵された貯液槽と、前記局舎本体内部と前記貯液槽内部とを熱接続して、前記局舎本体内部の空気と前記貯液槽内部の前記液体とが熱交換可能な熱伝導部材とを備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、前記熱伝導部材の下部にドレンパンを備えたことを特徴とする。
請求項3の発明は、前記貯液槽内に波消し部材を備えたことを特徴とする。
請求項4の発明は、前記貯液槽の上部に遮熱板を備えたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、熱伝導部材を介して局舎本体の空気と貯液槽内部の液体とを熱交換させて、局舎本体内部の機器によって暖められた空気の熱を放出して、局舎本体内部の温度を低下させることで、電力を消費せずに無線機器収容局舎の温度上昇を抑制することができる。
請求項2の発明によれば、熱伝導部材に付着した結露水が局舎内部の機器に悪影響を及ぼすことを防止することができる。
請求項3の発明によれば、地震などによって貯液槽が揺れた場合に生じる貯液槽内部で発生する波を打ち消し、貯液槽内部の液体のこぼれや貯液槽内部の液体が一方向に集まり局舎のバランスが崩れることを防止することができる。
請求項4の発明によれば、貯液槽へ照射される太陽光が遮られるため、貯液槽内部の液体の温度上昇が防止され、冷却装置による冷却効果が向上する。
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。
本実施例の局舎は、携帯電話などの電波を中継する収納庫たる無線機器収容局舎(以下、単に局舎という)である。この局舎の局舎本体1は、天井パネル2と、側壁パネル3と、床パネル4とを箱型に連結して構成されており、前記側壁パネル3の一側面5には、開口部6が形成されており、前記開口部6を開閉するための開閉扉7が設けられている。
局舎本体1の冷却装置8は、天井パネル2に設置されるものであり、天井パネル2に形成された天井側開口部9を上方から被覆可能に備えたエアチャンバー10と、エアチャンバー10内に配置されたドレンパン11と、エアチャンバー10の上部に設置された水槽12と、エアチャンバー10と水槽12の底面とを熱接続するヒートシンク13と、水槽12の上面に設置された遮熱板14とを備えている。
エアチャンバー10は、下方を天井側開口部9より大きく、且つ被覆可能に開放した箱形形状を有している。
ドレンパン11は、底面を傾斜させて天井側開口部9上に設置されたステンレス製の浅底角皿形状を有しており、ドレンパン11内の液体を外部へ排出するドレンホース15を備えている。ドレンパン11の平面面積は、エアチャンバー10の平面面積より小さく形成されている。
水槽12は、その底面をエアチャンバー10の上面と一体に備えた箱形形状を有しており、内部に水Wを収容している。尚、水槽12は局舎本体1外部に設置されるもので、水槽12内の水Wの凍結防止として、凍結防止剤を水Wに混入してもよいものとする。
ヒートシンク13は、エアチャンバー10の上面及び水槽12の底面とを貫通し、その下端をエアチャンバー10内に露出可能に備えるとともに、その上端を水槽12内に露出可能に備えたアルミニウム、銅等の熱伝導性に優れた金属からなる丸棒状の熱伝導性部材とする。
遮熱板14は、角材16及び取付金具17を介して水槽12の上面と上下方向に離間して設置されており、遮熱板14の面積は水槽12及びエアチャンバー10の各上面より大きく形成されている。また、遮熱板14の上面には塗料の等級にかかわらず遮熱効果を有する塗装が塗布された遮熱塗装層18が形成されている。
さらに水槽12の底面には、複数の薄板状のバッフル板19が所定間隔を有して立設されており、バッフル板19には複数の貫通部20が形成されている。
尚、冷却装置8のエアチャンバー10、水槽12、ヒートシンク13、遮熱板14、バッフル板19は、耐候性、熱伝導性、および軽量性に優れたアルミニウム製としており、さらにアルミニウム製とすることで冷却装置8の軽量化を図っている。
以上の構成の本実施例の局舎本体1の作用について述べるとする。局舎本体1に収容された電気機器21から発生する熱によって暖められた局舎本体1内部の空気Fは、天面パネル2の天井側開口部9からエアチャンバー10内部へと流れ込む。そして、ヒートシンク13及びエアチャンバー10の上面を介して、エアチャンバー10内部の空気と水槽12内の水Wとが熱交換を行い、エアチャンバー10内部の空気は熱を放出し、熱を放出した空気が天井側開口部9を介して局舎本体1内部へ戻り、局舎本体1内部の温度を低下させる。尚、ヒートシンク13及びエアチャンバー10の上面に結露が発生した場合の結露水は、ドレンパン11へ滴下してドレンパンホース15を介して外部へ放出される。
遮熱塗装層18を有する遮熱板14によって、水槽12へ照射される太陽光が遮られるため、水槽12内部の水Wの温度上昇が防止され、冷却装置8による冷却効果が向上する。
また、遮熱板14を角材16及び取付金具17を介して水槽12の上面と上下方向に離間して設置したことで、太陽光の熱によって暖められた遮熱板14の熱が水槽12内部の水Wに伝わることが防止され、冷却装置8による冷却効果が向上する。
また、地震などによって水槽12が揺れた場合でも、複数のバッフル板19によって水槽12内部で発生する波が打ち消される。また、バッフル板19の貫通部20を介して、水槽12内部の水Wの行き来は確保される。
以上のように本実施例では、電気機器21が収容された局舎本体1と、局舎本体1を冷却する冷却装置8とを備えた無線機器収容局舎であって、冷却装置8は、局舎本体1の上部に設置され、液体としての水Wが収容された貯液槽としての水槽12と、局舎本体1内部と水槽12内部とを熱接続して、局舎本体1内部の空気Fと水槽12内部の水Wとが熱交換可能な熱伝導部材としてのヒートシンク13とを備えている。
この場合、ヒートシンク13を介して局舎本体1の空気Fと水槽12内部の水Wとを熱交換させて、局舎本体1内部の電気機器21によって暖められた空気Fの熱を放出して、局舎本体1内部の温度を低下させることで、電力を消費せずに無線機器収容局舎の温度上昇を抑制することができる。
また本実施例では、ヒートシンク13の下部にドレンパン11を備えたことにより、ヒートシンク13に付着した結露水が局舎本体1内部の電気機器21に悪影響を及ぼすことを防止することができる。
さらに本実施例では、水槽12内に波消し部材としてのバッフル板19を備えたことにより、地震などによって水槽12が揺れた場合に生じる水槽12内部で発生する波を打ち消し、水槽12内部の水Wのこぼれや水槽12内部の水Wが一方向に集まり局舎のバランスが崩れることを防止することができる。
また本実施例では、水槽12の上部に遮熱板14を備えたことにより、水槽12へ照射される太陽光が遮られるため、水槽12内部の水Wの温度上昇が防止され、冷却装置8による冷却効果が向上する。
尚、本発明は上記各実施例に記載の内容に限定されず、適宜変更可能である。また、ヒートシンク13の結露対策として、前述のドレンパン11と併せて、ヒートシンク13に結露防止剤を塗布していてもよい。また、重量を有する水槽12を備えた冷却装置8に対して天井パネル2等の局舎本体1に補強材を配設して補強を行ってもよいものとする。
本発明の無線機器収容局舎の一部切欠き正面図である。 同上、無線機器収容局舎の平面図である。 同上、図1におけるA−A断面図である。 同上、図1におけるB−B断面図である。
1 局舎本体
8 冷却装置
11 ドレンパン
12 水槽(貯液槽)
13 ヒートシンク(熱伝導部材)
14 遮熱板
19 バッフル板(波消し部材)
21 電気機器(機器)
W 水(液体)

Claims (4)

  1. 機器が収容された局舎本体と、
    前記局舎本体を冷却する冷却装置とを備えた無線機器収容局舎であって、
    前記冷却装置は、前記局舎本体の上部に設置され、液体が貯蔵された貯液槽と、
    前記局舎本体内部と前記貯液槽内部とを熱接続して、前記局舎本体内部の空気と前記貯液槽内部の前記液体とが熱交換可能な熱伝導部材とを備えたことを特徴とする無線機器収容局舎。
  2. 前記熱伝導部材の下部にドレンパンを備えたことを特徴とする請求項1記載の無線機器収容局舎。
  3. 前記貯液槽内に波消し部材を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の無線機器収容局舎。
  4. 前記貯液槽の上部に遮熱板を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の無線機器収容局舎。
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