JP2014123307A - 端末装置、データ連携方法、及びプログラム - Google Patents

端末装置、データ連携方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】セキュリティの低下を抑制しつつ、Webアプリケーション間でのデータ共有を可能にし得る、端末装置、データ連携方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】端末装置10は、Webサーバ20から送信されるコンテンツプログラム15a及び15bを実行する。端末装置10は、オペレーティングシステム11と、コンテンツプログラム毎に構築され、且つコンテンツプログラムが定義するコンテンツを表示させるコンテンツ表示部14a及び14bと、各コンテンツ表示部の指示に応じてオペレーティングシステム11を制御する制御部13とを備えている。制御部13は、オペレーティングシステム11の仮想メモリを利用して共有領域16を構築し、コンテンツ表示部14a又は14bからの指示に応じて、オペレーティングシステム11を介して、共有領域16へのデータの格納または共有領域16からのデータの取得を実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、Webアプリケーションを実行する端末装置、Webアプリケーション間におけるデータ連携方法、及びこれらを実現するためのプログラムに関する。
近年、ネットワークの高速化、サーバコンピュータの性能向上により、企業等では、Webアプリケーションの利用が増加している。一般に、Webアプリケーションとは、端末装置に導入されたWebブラウザ上で動作するアプリケーションソフトを意味する(例えば、特許文献1参照。)。
Webアプリケーションでは、処理は、ネットワーク上のWebサーバと端末装置のWebブラウザとの間で、互いに通信を行ないながら進められる。従って、各端末装置において、必要となる処理に応じてアプリケーションソフトを導入する必要がなく、企業等においては、設備コストを抑制することができる。
また、Webアプリケーションでは、端末装置は、Webブラウザによって、入力データを受け付けたり、情報を表示したり、するだけであり、入力されたデータの管理及び処理等は、Webサーバによって行なわれる。このため、端末装置に重要なデータが残らないので、Webアプリケーションによれば、企業等において、セキュリティの向上を図ることが容易となる。
特開2009−1697300号公報
ところで、Webブラウザ上では、複数のWebアプリケーションが実行されるが、Webアプリケーション間でのデータの共有は許可されていない。従って、あるWebアプリケーションが、他のアプリケーションで保持されているデータを使用したい場合でも、当該アプリケーション外部のサーバ経由でこのデータを取得する必要がある。このため、従来からのWebアプリケーションには、処理速度の向上を図れないという問題がある。
一方、各Webアプリケーションで利用されるデータを端末装置の記憶装置に格納し、端末装置によってデータを管理するようすれば、上記の問題は解決できるとも考えられる。しかし、この場合は、端末装置の紛失、盗難等が発生した際に、端末装置からのデータ漏洩が予見されるので、セキュリティが低下してしまう。
本発明の目的の一例は、上記問題を解消し、セキュリティの低下を抑制しつつ、Webアプリケーション間でのデータ共有を可能にし得る、端末装置、データ連携方法、及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一側面における端末装置は、Webサーバから送信されるコンテンツプログラムを実行可能な端末装置であって、
オペレーティングシステムと、
前記コンテンツプログラム毎に構築され、且つ、当該コンテンツプログラムが定義するコンテンツを表示させる、コンテンツ表示部と、
前記コンテンツ表示部それぞれの指示に応じて、前記オペレーティングシステムを制御する、制御部と、を備え、
前記制御部は、前記オペレーティングシステムの仮想メモリを利用して共有領域を構築し、前記コンテンツ表示部からの指示に応じて、前記オペレーティングシステムを介して、前記共有領域へのデータの格納、または前記共有領域からのデータの取得を行なう、ことを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の一側面におけるデータ連携方法は、
オペレーティングシステムと、Webサーバから送信されるコンテンツプログラム毎に構築され、且つ、当該コンテンツプログラムが定義するコンテンツを表示させるコンテンツ表示部と、前記コンテンツ表示部それぞれの指示に応じて、前記オペレーティングシステムを制御する制御部とを備える、端末装置において、
前記コンテンツ表示部間でのデータ連携を行なうための方法であって、
(a)前記制御部によって、前記オペレーティングシステムの仮想メモリを利用して共有領域を構築するステップと、
(b)前記制御部によって、前記コンテンツ表示部からの指示に応じて、前記オペレーティングシステムを介して、前記共有領域へのデータの格納、または前記共有領域からのデータの取得を行なう、ステップと、
を有することを特徴とする。
更に、上記目的を達成するため、本発明の一側面におけるプログラムは、オペレーティングシステムと、Webサーバから送信されるコンテンツプログラム毎に構築され、且つ、当該コンテンツプログラムが定義するコンテンツを表示させるコンテンツ表示部と、前記コンテンツ表示部それぞれの指示に応じて、前記オペレーティングシステムを制御する制御部とを備える、端末装置において、
前記コンテンツ表示部間でのデータ連携を行なうためのプログラムであって、
前記制御部に、
(a)前記オペレーティングシステムの仮想メモリを利用して共有領域を構築するステップと、
(b)前記コンテンツ表示部からの指示に応じて、前記オペレーティングシステムを介して、前記共有領域へのデータの格納、または前記共有領域からのデータの取得を行なう、ステップと、
を実行させることを特徴とする。
以上のように本発明によれば、セキュリティの低下を抑制しつつ、Webアプリケーション間でのデータ共有を可能にすることができる。
図1は、本発明の実施の形態における端末装置の構成を示すモジュール構成図である。 図2は、本実施の形態における端末装置の画面の一例を示す図である。 図3は、本発明の実施の形態における端末装置10のシーケンス図であって、共有領域にデータを格納する際の処理を示している。 図4は、本発明の実施の形態における端末装置10のシーケンス図であって、共有領域からデータを取得する際の処理を示している。 図5は、本発明の実施の形態における端末装置10のシーケンス図であって、任意のコンテンツ表示部が他のコンテンツ表示部を呼び出す際の処理を示している。 図6は、本発明の実施の形態1において用いられるコンテンツプログラムの一例を示す図である。 図7は、本発明の実施の形態1において用いられるコンテンツプログラムの一例を示す図である。 図8は、本発明の実施の形態における端末装置として利用可能な携帯型の端末装置の一例を示すブロック図である。
(実施の形態)
以下、本発明の実施の形態における、端末装置、データ連携方法、及びプログラムについて、図1〜図8を参照しながら説明する。
[装置構成]
最初に、本実施の形態における端末装置の構成について図1を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態における端末装置の構成を示すモジュール構成図である。
図1に示すように、本実施の形態における端末装置10は、Webサーバ20から送信されるコンテンツプログラム15a及び15bを実行可能な端末装置である。本実施の形態では、端末装置10は、社内LAN、インターネット等のネットワーク(図1において図示せず)を介して、Webサーバ20に接続されている。
また、図1には、2つのコンテンツプログラムのみが図示されているが、本実施の形態において、コンテンツプログラムの個数は限定されない。但し、端末装置10において、下記に示すコンテンツ表示部の個数には、確保可能なメモリが有限であるため、上限が設定される。従って、コンテンツプログラムの個数にも上限が設定される。
また、図1に示すように、端末装置10は、オペレーティングシステム(OS:Operating System)11と、コンテンツ表示部14a及び14bと、制御部13とを備えている。このうち、オペレーティングシステム11は、端末装置10において、入出力機能、メモリ管理といった、各種プログラムから共通して利用される基本的な機能を提供し、端末装置10全体を管理するソフトウェアである。
コンテンツ表示部14a及び14bは、コンテンツプログラム毎に構築されている。本実施の形態では、コンテンツ表示部14a及び14bは、オペレーティングシステム11上で動作するプログラムモジュールである。また、コンテンツ表示部14a及び14bは、それぞれ、対応するコンテンツプログラムが定義するコンテンツを端末装置10の画面に表示させる(後述の図2参照)。
制御部13は、コンテンツ表示部14a及び14bそれぞれの指示に応じて、オペレーティングシステム11を制御する。本実施の形態では、制御部13も、オペレーティングシステム11上で動作するプログラムモジュールである。
ところで、本実施の形態では、制御部13は、上述のオペレーティングシステムを制御する機能に加えて、オペレーティングシステム11の仮想メモリを利用して共有領域16を構築する機能も備えている。更に、制御部13は、コンテンツ表示部14a又は14bからの指示に応じて、オペレーティングシステム11を介して、この共有領域16へのデータの格納、または共有領域16からのデータの取得を行なうこともできる。
つまり、端末装置10では、従来と異なり、共有領域16を介することで、Webアプリケーション(コンテンツプログラム)間でのデータの共有が許可されている。また、共有領域16は、仮想メモリに構築されており、共有領域16に格納されているデータは、対応するコンテンツプログラムが終了するタイミングで消去される。従って、端末装置10によれば、セキュリティの低下を抑制しつつ、Webアプリケーション間でのデータ共有が可能となる。
ここで、本実施の形態における端末装置10の構成について更に具体的に説明する。まず、本実施の形態では、端末装置10は、タブレット型端末、スマートフォン、といった携帯型の端末装置であり、オペレーティングシステム11は、携帯型の端末装置用のオペレーティングシステムである。
また、本実施の形態では、図1に示すように、オペレーティングシステム11上には、表示用の画像データ等を生成するレンダリングエンジン12が構築され、制御部13は、レンダリングエンジン12に支配されている。レンダリングエンジン12は、Webブラウザのコンポーネントの一つであり、その具体例としては、「Webkit」が挙げられる。
また、本実施の形態では、コンテンツプログラム15a及び15bは、例えば、HTMLファイルの中にJava(登録商標)プログラム(Java Script(登録商標))を記述することによって構築されている。コンテンツプログラム15a及び15bは、JSP(Java Server Pages)技術を利用してWebサーバ20から送信される。
更に、本実施の形態では、コンテンツ表示部14a及び14bは、例えば、Widgetと呼ばれるプログラムであり、コンテンツプログラムに記述されたJava Scriptを含むコンテンツデータを取得する。そして、コンテンツ表示部14a及び14bは、制御部13に対して、取得したJava Scriptに含まれる命令の実行を指示する。
制御部13は、本実施の形態では、コンテンツ表示部14a及び14bに指示された命令を実行するためのJava Script関数群17を備えている。制御部13は、Java Script関数群17を用いて、上述したように、コンテンツ表示部14a及び14bの指示に応じて、オペレーティングシステム11を制御することができる。
そして、例えば、Java Scriptに含まれる命令が、コンテンツの表示である場合、制御部13は、対応するJava Script関数を用いて、オペレーティングシステム11にコンテンツ表示を指示する。これにより、オペレーティングシステム11は、レンダリングエンジン12を起動して、指示されたコンテンツを画面に表示させる。
具体的には、この場合、図2に示すように、端末装置10の画面40には、コンテンツ表示部に対応するウィンドウ41a〜41eが表示され、更に、各ウィンドウ41a〜41e内にはコンテンツ42a〜42eが表示される。図2は、本実施の形態における端末装置の画面の一例を示す図である。なお、図2の例では、図1の例と異なり、5つのコンテンツプログラムが送信されてきており、5つのコンテンツ表示部が構築されているとする。
また、Java Scriptに含まれる命令が、共有領域16へのデータの格納である場合は、制御部13は、対応するJava Script関数を用いて、オペレーティングシステム11に対して共有領域16へのデータの格納を指示する。更に、Java Scriptに含まれる命令が、共有領域16からのデータの取得である場合は、制御部13は、オペレーティングシステム11に対して共有領域16からのデータの取得を指示する。
ところで、従来からのWebブラウザのコンポーネントの一つである「Webview」も、コンテンツ表示部の指示に応じて、オペレーティングシステム11にコンテンツ表示を行なわせることができる。しかし、従来からのWebviewでは、共有領域16の構築、共有領域16へのデータの格納及び取得を行なうことは不可能であり、制御部13は、Webviewとは異なっている。
加えて、制御部13は、任意のコンテンツ表示部が他のコンテンツ表示部を呼び出す指示を行なった場合に、オペレーティングシステム11に他のコンテンツ表示部を動作させるための準備処理を行なわせ、その後、他のコンテンツ表示部を動作させることもできる。
[装置動作]
次に、本発明の実施の形態における端末装置10の動作について図3〜図5を用いて説明する。以下の説明においては、適宜図1及び図2を参酌する。また、本実施の形態では、端末装置10を動作させることによって、データ連携方法が実施される。よって、本実施の形態におけるデータ連携方法の説明は、以下の端末装置10の動作説明に代える。
まず、図3を用いて、共有領域16へのデータの格納処理について説明する。図3は、本発明の実施の形態における端末装置10のシーケンス図であって、共有領域にデータを格納する際の処理を示している。図3の例では、コンテンツ表示部14aが共有領域16へのデータの格納を指示する。更に、事前に、制御部13は、オペレーティングシステム11の仮想メモリを利用して共有領域16を構築する。
図3に示すように、最初に、コンテンツ表示部14aは、コンテンツプログラム15aから、コンテンツデータを取得し(ステップA1)、コンテンツを画面に表示させる(ステップA2)。なお、図3においては、コンテンツを画面に表示させるための処理の詳細については省略する。
次に、コンテンツ表示部14aが、コンテンツデータに記述されている、共有領域16へのデータの格納命令を読み込むと、制御部13に対して、データの格納を指示する(ステップA3)。具体的には、コンテンツ表示部14aは、制御部13のJava Script関数群17に対して、対応するJava Script関数の呼び出しを命令する。
次に、制御部13において、Java Script関数群17は、対応するJava Script関数を用いて、オペレーティングシステム11に対して共有領域16へのデータの格納を命令する(ステップA4)。
次に、オペレーティングシステム11は、データの格納を行うための処理、例えば、格納対象となるデータの取得、取得したデータへのキーデータ(一意のデータ)の付加等を実行する(ステップA5)。
その後、オペレーティングシステム11は、格納対象となるデータを共有領域16に出力して、データの格納を指示し(ステップA6)、共有領域16にデータを格納させる(ステップA7)。ステップA7の実行により、格納されたデータは、Webサーバ20を介在させることなく、いずれのコンテンツ表示部によってもアクセス可能な状態となる。
続いて、図4を用いて、共有領域16からのデータの取得処理について説明する。図4は、本発明の実施の形態における端末装置10のシーケンス図であって、共有領域からデータを取得する際の処理を示している。図4の例では、コンテンツ表示部14bが、コンテンツ表示部14aによって共有領域16に格納されたデータを取得する。
図4に示すように、最初に、コンテンツ表示部14bは、コンテンツプログラム15bから、コンテンツデータを取得し(ステップB1)、コンテンツを画面に表示させる(ステップB2)。なお、ステップB1及びB2は、図3に示したステップA1及びA2と同様のステップである。図4においても、コンテンツを画面に表示させるための処理の詳細については省略する。
次に、コンテンツ表示部14bが、コンテンツデータに記述されている、共有領域16からのデータの取得命令を読み込むと、制御部13に対して、データの取得を指示する(ステップB3)。具体的には、ステップB3においても、図3に示したステップA3と同様に、コンテンツ表示部14bは、制御部13のJava Script関数群17に対して、対応するJava Script関数の呼び出しを命令する。
次に、制御部13において、Java Script関数群17は、対応するJava Script関数を用いて、オペレーティングシステム11に対して共有領域16からのデータの取得を命令する(ステップB4)。
次に、オペレーティングシステム11は、データの取得を行うための処理、例えば、取得対象となるデータに付加されているキーデータの特定等を実行する(ステップB5)。
その後、オペレーティングシステム11は、取得対象となるデータの出力を共有領域16に指示し(ステップB6)、共有領域16にコンテンツ表示部14bへとデータを出力させる(ステップB7)。ステップB7の実行により、コンテンツ表示部14bは、コンテンツ表示部14aによって格納されたデータを、外部のサーバにアクセスすることなく利用することができる。
続いて、図5を用いて、一のコンテンツ表示部が他のコンテンツ表示部を呼び出す際の処理について説明する。図5は、本発明の実施の形態における端末装置10のシーケンス図であって、任意のコンテンツ表示部が他のコンテンツ表示部を呼び出す際の処理を示している。図5の例では、コンテンツ表示部14aがコンテンツ表示部14bを呼び出す指示を出力する。
図5に示すように、コンテンツ表示部14aは、制御部13に対して、コンテンツ表示部14bを呼び出して、コンテンツ表示部14bに処理を実行させることを指示する(ステップC1)。具体的には、ステップC1においても、図3に示したステップA1と同様に、コンテンツ表示部14bは、制御部13のJava Script関数群17に対して、対応するJava Script関数の呼び出しを命令する。
次に、制御部13において、Java Script関数群17は、対応するJava Script関数を用いて、オペレーティングシステム11に対してコンテンツ表示部14bを動作させるための準備処理を指示する(ステップC2)。
次に、オペレーティングシステム11は、コンテンツ表示部14bを動作させるための準備処理、例えば、使用可能なメモリ領域の確保等を実行し(ステップC3)、処理が完了した場合はそのことを制御部13に通知する(ステップC4)。
次に、ステップC4での通知を受けると、制御部13は、Java Script関数群17を用いて、ステップC1でコンテンツ表示部14aが指示した処理の実行を、コンテンツ表示部14bに命令する(ステップC5)。また、ステップC5では、制御部13は、必要に応じて、データの読み込み等の処理も実行する。
ステップC5が実行されると、コンテンツ表示部14bは、指示された処理を実行する(ステップC6)。例えば、コンテンツ表示部14bは、コンテンツ表示部14aが共有領域16に格納したデータを読み込み、表示しているコンテンツの内容を変更する。なお、コンテンツ表示部14bが行なう処理は、Java Script処理である。また、図5において、ステップC6における処理の詳細については省略する。
このように、本実施の形態では、ステップC1〜C5に示すように、Webサーバ20を介在させることなく、任意のコンテンツ表示部(Widget)で他のコンテンツ表示部(Widget)を制御し、他のコンテンツ表示部が表示しているコンテンツの内容を動的に変更することができる。
ここで、コンテンツ表示部に図3〜図5に示された処理を行なわせるコンテンツプログラムを、図6及び図7を用いて例示する。図6及び図7は、本発明の実施の形態1において用いられるコンテンツプログラムの一例を示す図である。
図6の例では、共有領域にデータを格納するためのコードと、他のコンテンツ表示部(他Widget)を制御するためのコードとが示されている。図6に示すコードがコンテンツプログラムに記述されている場合、コンテンツ表示部は、データを共有領域に格納した後、他のコンテンツ表示部の呼び出しを実行する。
また、図7の例では、共有領域からデータを取得するためのコードと、取得したデータを用いてコンテンツを動的に変更するためのコードとが示されている。図7に示すコードがコンテンツプログラムに記述されている場合、コンテンツ表示部は、共有領域からデータを取得した後、取得したデータを用いて、表示されているコンテンツを変更する。
[プログラム]
本実施の形態におけるプログラムは、端末装置に、図3に示すステップA1〜A7、図4に示すB1〜B7、図5に示すC1〜C6を実行させるプログラムであれば良い。このプログラムを端末装置にインストールし、実行することによって、本実施の形態における端末装置10とデータ連携方法とを実現することができる。この場合、端末装置のCPU(Central Processing Unit)は、オペレーティングシステム11、レンダリングエンジン12、制御部13、コンテンツ表示部14a及び14bとして機能し、処理を行なう。
続いて、本実施の形態におけるプログラムを実行することによって、端末装置10を実現する携帯型の端末装置について図8を用いて説明する。図8は、本発明の実施の形態における端末装置として利用可能な携帯型の端末装置の一例を示すブロック図である。
図8に示すように、携帯型の端末装置30は、CPU31と、メモリ32と、ディスプレイ33と、記憶媒体34と、通信モジュール35と、タッチパネル36とを備える。これらの各部は、バス37を介して、互いにデータ通信可能に接続される。
CPU31は、記憶装置34に格納された、本実施の形態におけるプログラム(コード)をメモリ32に展開し、これらを所定順序で実行することにより、各種の演算を実施する。メモリ32は、典型的には、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性のメモリである。
また、本実施の形態におけるプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納された状態で提供されても良いし、通信モジュール35を介して接続されたインターネット上から送信されても良い。記録媒体の具体例としては、CF(Compact Flash(登録商標))及びSD(Secure Digital)等の汎用的な半導体記憶デバイスが挙げられる。
また、記憶装置34の具体例としては、ハードディスク、フラッシュメモリ等の半導体記憶装置が挙げられる。タッチパネル36は、ユーザの入力を受け付ける入力機器である。ディスプレイ33は、液晶表示装置等の表示装置である。通信モジュール35は、無線LANによる通信、携帯電話網を利用した通信を実現するための機器である。
また、本実施の形態では、端末装置10は、上述した、タブレット型端末、スマートフォン等の携帯型の端末装置に限定されず、ノートPCといったパーソナルコンピュータ、電子ペーパー等であっても良い。
以上のように本発明によれば、セキュリティの低下を抑制しつつ、Webアプリケーション間でのデータ共有を可能にすることができる。本発明は、Webサービスを提供するWebシステムに有用である。
10 端末装置
11 オペレーティングシステム
12 レンダリングエンジン
13 制御部
14a、14b コンテンツ表示部
15a、15b コンテンツプログラム
16 共有領域
17 Java Script関数群
20 Webサーバ
30 携帯型の端末装置
31 CPU
32 メモリ
33 ディスプレイ
34 記憶装置
35 通信モジュール
36 タッチパネル
37 バス

Claims (6)

  1. Webサーバから送信されるコンテンツプログラムを実行可能な端末装置であって、
    オペレーティングシステムと、
    前記コンテンツプログラム毎に構築され、且つ、当該コンテンツプログラムが定義するコンテンツを表示させる、コンテンツ表示部と、
    前記コンテンツ表示部それぞれの指示に応じて、前記オペレーティングシステムを制御する、制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記オペレーティングシステムの仮想メモリを利用して共有領域を構築し、前記コンテンツ表示部からの指示に応じて、前記オペレーティングシステムを介して、前記共有領域へのデータの格納、または前記共有領域からのデータの取得を行なう、ことを特徴とする端末装置。
  2. 前記制御部は、一のコンテンツ表示部が他のコンテンツ表示部を呼び出す指示を行なった場合に、前記オペレーティングシステムに前記他のコンテンツ表示部を動作させるための準備処理を行なわせ、その後、前記他のコンテンツ表示部を動作させる、請求項1に記載の端末装置。
  3. オペレーティングシステムと、Webサーバから送信されるコンテンツプログラム毎に構築され、且つ、当該コンテンツプログラムが定義するコンテンツを表示させるコンテンツ表示部と、前記コンテンツ表示部それぞれの指示に応じて、前記オペレーティングシステムを制御する制御部とを備える、端末装置において、
    前記コンテンツ表示部間でのデータ連携を行なうための方法であって、
    (a)前記制御部によって、前記オペレーティングシステムの仮想メモリを利用して共有領域を構築するステップと、
    (b)前記制御部によって、前記コンテンツ表示部からの指示に応じて、前記オペレーティングシステムを介して、前記共有領域へのデータの格納、または前記共有領域からのデータの取得を行なう、ステップと、
    を有することを特徴とするデータ連携方法。
  4. (c)一のコンテンツ表示部が他のコンテンツ表示部を呼び出す指示を行なった場合に、前記制御部によって、前記オペレーティングシステムに前記他のコンテンツ表示部を動作させるための準備処理を行なわせ、その後、前記他のコンテンツ表示部を動作させる、ステップを更に有する、
    請求項3に記載のデータ連携方法。
  5. オペレーティングシステムと、Webサーバから送信されるコンテンツプログラム毎に構築され、且つ、当該コンテンツプログラムが定義するコンテンツを表示させるコンテンツ表示部と、前記コンテンツ表示部それぞれの指示に応じて、前記オペレーティングシステムを制御する制御部とを備える、端末装置において、
    前記コンテンツ表示部間でのデータ連携を行なうためのプログラムであって、
    前記制御部に、
    (a)前記オペレーティングシステムの仮想メモリを利用して共有領域を構築するステップと、
    (b)前記コンテンツ表示部からの指示に応じて、前記オペレーティングシステムを介して、前記共有領域へのデータの格納、または前記共有領域からのデータの取得を行なう、ステップと、
    を実行させるプログラム。
  6. (c)一のコンテンツ表示部が他のコンテンツ表示部を呼び出す指示を行なった場合に、前記制御部によって、前記オペレーティングシステムに前記他のコンテンツ表示部を動作させるための準備処理を行なわせ、その後、前記他のコンテンツ表示部を動作させる、ステップを、更に前記制御部に実行させる、
    請求項5に記載のプログラム。
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