JP2014120223A - 高圧放電灯点灯装置及び照明器具 - Google Patents

高圧放電灯点灯装置及び照明器具 Download PDF

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Abstract

【課題】高圧放電灯点灯装置において、LED電球が誤装着された場合に誤装着を検出して保護動作を行い、誤装着されたLED電球の故障を防止する。
【解決手段】本発明の高圧放電灯点灯装置は、入力端及び出力端を有し、入力端から入力電圧を受けて出力端に出力電圧及び出力電流を供給する電力供給回路と、出力電圧及び出力電流を検出する検出回路と、検出回路によって検出された検出出力電圧及び検出出力電流に基づいて出力電圧及び出力電流を制御する制御部とを備え、入力電圧が投入された後、制御部が、電力供給回路に出力電圧を徐々に上昇させ、検出出力電圧が所定電圧に達する前に検出出力電流が第1の電流を超えた場合には電力供給回路の出力を停止させ、検出出力電流が第1の電流以下の状態で検出出力電圧が所定電圧を超えた場合には、電力供給回路に高圧放電灯の始動電圧を出力させるように構成される。
【選択図】図2

Description

本発明は高圧放電灯点灯装置及びそれを用いた照明器具に関する。
従来から各種照明器具において、その照明器具に適合しないランプが誤装着され得る問題に対処する構成が提案されている。例えば、特許文献1は、高圧放電灯点灯装置に誤って白熱電球又は電球形蛍光ランプが装着されてしまった場合に、その誤装着された白熱電球又は電球形蛍光ランプへの影響を軽減する構成を開示する。具体的には、同文献の高圧放電灯点灯装置は、電源投入後であって始動パルスの出力直前に、負荷電流が検出されない場合には高圧放電灯が装着されていると判断してその後に始動用のパルス電圧を印加する。一方、同点灯装置は、所定の負荷電流が検出された場合には白熱電球又は電球形蛍光ランプが装着されているものと判断して始動パルス印加前に出力を停止させる。
また、特許文献2は、蛍光灯点灯装置に対してLEDランプが誤装着されてしまうことを防止する構成を開示する。具体的には、LEDランプの口金を、蛍光灯照明器具のソケットに装着することができない形状とすることにより、上記誤装着を防止する構成が開示される。
特開2009−21166号公報 特開2012−104357号公報
ところで、近年、高圧放電灯と同様にE26等のE口金を有するLED電球が普及し、LED電球が高圧放電灯点灯装置に対して誤装着されてしまう可能性が問題視されつつある。特許文献1のように、高圧放電灯点灯装置に誤装着されたランプが白熱電球又は電球形蛍光ランプの場合には、一時的に定格電圧よりも高い電圧が印加されたとしても、印加が短時間であれば白熱電球又は電球形蛍光ランプは故障することはない。しかし、LED電球に関しては、発光部であるLEDが半導体であるため、短時間であってもLEDの耐圧以上の出力電圧が印加された場合にはLEDが故障し、そのLED電球は使用できなくなってしまう。従って、始動パルスの印加以前に、高圧放電灯を想定した高圧放電灯点灯装置の出力電圧によって、誤装着されたLED電球が故障してしまう可能性がある。
また、電球形の各種ランプにおいては、その口金の形状及びサイズがJIS規格で定められており、特許文献2のように、ランプ種に応じて口金形状を異ならせることはできない。従って、LED電球の口金形状を高圧放電灯の口金形状と異ならせることによって誤装着を未然に防ぐことはできない。
そこで、本発明は、高圧放電灯点灯装置において、LED電球が誤装着された場合に誤装着を検出して保護動作を行い、誤装着されたLED電球の故障を防止する構成を提供することを課題とする。
本発明の高圧放電灯点灯装置は、入力端及び出力端を有し、入力端から入力電圧を受けて出力端に出力電圧及び出力電流を供給する電力供給回路と、出力電圧及び出力電流を検出する検出回路と、検出回路によって検出された検出出力電圧及び検出出力電流に基づいて出力電圧及び出力電流を制御する制御部とを備え、入力電圧が投入された後、制御部が、電力供給回路に出力電圧を徐々に上昇させ、検出出力電圧が所定電圧に達する前に検出出力電流が第1の電流を超えた場合には電力供給回路の出力を停止させ、検出出力電流が第1の電流以下の状態で検出出力電圧が所定電圧を超えた場合には、電力供給回路に高圧放電灯の始動電圧を出力させるように構成される。
ここで、制御部が、検出出力電流が第1の電流値を超えたことを検出してから電力供給回路の出力を停止させるまでの間に、電力供給回路に第2の電流値の出力電流を出力させるように構成され、第2の電流値が、第1の電流値以上でかつ100mA以下であることが好ましい。
また、制御部が電力供給回路に、検出出力電圧が所定電圧以下の期間には直流電圧を出力させ、検出出力電圧が所定値を超えた後に交流電圧を出力させるように構成されるようにしてもよい。
また、検出回路が出力電流を検出するための第1の電流検出抵抗と、第1の電流検出抵抗に並列接続された第2の電流検出抵抗とスイッチ素子の直列回路とを含み、制御部が電力供給回路に、検出出力電圧が所定電圧以下の期間にはスイッチ素子を導通状態とし、検出出力電圧が所定値を超えた後にスイッチ素子を非導通状態とするように構成してもよい。
本発明の照明器具は、上記の高圧放電灯点灯装置と、出力端に電気的に接続されたE17、E26又はE39口金用ソケットとを備える。
本発明の実施例による照明器具を示す概略図である。 本発明の実施例による高圧放電灯点灯装置を示す回路図である。 LED電球の一構成例を示す図である。 本発明の実施例による高圧放電灯点灯装置の制御を示すフローチャートである。 実施例において、照明器具に高圧放電灯が装着された場合の制御のタイミングチャートである。 実施例において、照明器具にLED電球が装着された場合の制御のタイミングチャートである。 実施例において、照明器具に高圧放電灯が装着された場合の出力波形を説明する図である。 実施例において、照明器具にLED電球が装着された場合の出力波形を説明する図である。 本発明の第1の変形例において、照明器具に高圧放電灯が装着された場合の制御のタイミングチャートである。 本発明の第1の変形例において、照明器具にLED電球が装着された場合の制御のタイミングチャートである。 第1の変形例に係る高圧放電灯点灯装置の制御を示すフローチャートである。 本発明の第2の変形例による高圧放電灯点灯装置を示す回路図である。 第2の変形例による高圧放電灯点灯装置の制御を示すフローチャートである。
実施例.
図1に本発明の実施例による照明器具を示す。照明器具1は高圧放電灯点灯装置2(以下、「点灯装置2」という)及びソケット3を備え、点灯装置2とソケット3は配線4a及び4bで電気的に接続される。点灯装置2はAC電源(例えば、商用電源)から給電され、出力電力をソケット3の端子3a及び3bに出力する。ソケット3はE口金タイプのものであり、例えば、E17、E26、E39等の口金である。ソケット3には、適合ランプとして高圧放電灯(図2の高圧放電灯5を参照)が装着されることが想定されているが、LED点灯装置(電源)別置タイプのLED電球(図3参照)が装着されてしまう場合も想定して本発明の点灯装置2が構成される。図3のLED電球8については後述する。
図2に本発明の実施例による点灯装置2の回路構成を示す。点灯装置2は、入力端T1及びT2と出力端T3及びT4の間に、整流回路10、昇圧回路20、降圧コンバータ回路30、検出回路40、フルブリッジ回路50、イグナイタ回路60、及び制御部70を備える。なお、本明細書では、整流回路10、昇圧回路20、降圧コンバータ回路30、フルブリッジ回路50及びイグナイタ回路60をまとめて電力供給回路というものとする。また、照明器具1のソケット3に高圧放電灯が装着された状態を想定して、点灯装置2の出力端T3及びT4には高圧放電灯5が接続されているものとする。なお、上記及び以降の説明において、各回路素子が上記のどの回路に属するかは便宜的なものであり、本発明を拘束するものではない。
整流回路10はダイオードブリッジからなり、入力端T1及びT2において入力される交流入力電圧を全波整流する。なお、整流回路10の前段にノイズフィルタが設けられていてもよい。また、AC電源ではなくDC電源から入力電圧が供給される場合には、整流回路10はなくてもよいし、ダイオードのみで構成してもよい。
昇圧回路20はコイル21、トランジスタ22、整流素子23、平滑コンデンサ24、PWM制御回路25及び電圧検出回路26を備え、力率改善回路となる昇圧チョッパ回路を構成する。PWM制御回路25からの駆動信号によって決定されるオン幅でトランジスタ22がスイッチングされ、トランジスタ22のオン時にコイル21に蓄えられたエネルギーがトランジスタ22のオフ時にダイオード23を介して平滑コンデンサ24に充電される。平滑コンデンサ24に対して並列接続された電圧検出回路26によって検出される昇圧検出値が昇圧目標値と一致するようにPWM制御回路25がオン幅又はデューティ比を決定し、トランジスタ22をPWM制御する。これにより、整流回路10からの全波整流出力が所定の直流電圧に昇圧される。
降圧コンバータ回路30はトランジスタ31、整流素子32、コイル33、コンデンサ34及びPWM制御回路35を備え、降圧チョッパ回路を構成する。PWM制御回路35からのPWM信号によって決定されるオン幅でトランジスタ31がスイッチングされ、トランジスタ31のオン時にコイル33にエネルギーが蓄えられ、トランジスタ31のオフ時にコイル33に蓄えられたエネルギーを元にダイオード32を介して電流が流れる。これにより、昇圧回路20の出力を電源として、制限された直流電流が出力される。
検出回路40は、電圧検出回路である電圧検出抵抗41及び42、並びに電流検出回路である電流検出抵抗43を備える。電圧検出抵抗41及び42は降圧コンバータ回路30の出力端間に接続され、降圧コンバータ回路30(実質的に電力供給回路)の出力電圧を検出する。具体的には、抵抗42に発生する電圧、即ち、A点の電圧が後述の制御部70に入力される。電流検出抵抗43は降圧コンバータ回路30の出力ラインに挿入され、降圧コンバータ回路30(実質的に電力供給回路)の出力電流を検出する。具体的には、抵抗43に発生する電圧、即ち、B点の電圧が制御部70に入力される。なお、本明細書においては、A点の電圧を検出出力電圧といい、B点の電圧を検出出力電流というものとする。
フルブリッジ回路50はトランジスタ51−54及びフルブリッジ制御回路55を備える。フルブリッジ回路50では、トランジスタ51及び54とトランジスタ52及び53がフルブリッジ制御回路55からの駆動信号によって、例えば50Hz〜1kHz程度で交互にオン・オフされ、降圧コンバータ回路30からの直流電流が交流変換される。従って、点灯装置2の出力端T3及びT4における出力電圧及び出力電流は50Hz〜1kHz程度の矩形波となる。
イグナイタ回路60は、抵抗61、コンデンサ62、半導体スイッチ63及びトランス64を備える。抵抗61とコンデンサ62の直列回路が降圧コンバータ回路30の出力端に接続され、コンデンサ62、半導体スイッチ63及びトランス64の一次巻線が直列回路を構成し、トランス64の二次巻線がフルブリッジ回路50の出力ラインに挿入される。半導体スイッチ63は印加される電圧がブレークダウン電圧Vb以下の場合には非導通状態を維持し、ブレークダウン電圧Vbを超えた場合に導通状態となる。降圧コンバータ回路30の出力電圧が抵抗61を介してコンデンサ62に、抵抗61の抵抗値とコンデンサ62の容量によって決まる時定数τで充電される。コンデンサ62の電圧がブレークダウン電圧Vbを超えると、半導体スイッチ63が導通する。このとき、コンデンサ62に充電された電荷が半導体スイッチ63を介して瞬時に放電され、トランス64の一次巻線に一次電圧が発生する。トランス64の二次巻線には巻数比に応じた二次電圧が発生し、この二次電圧がフルブリッジ回路50の出力電圧に重畳される。降圧コンバータ回路30の出力電圧が半導体スイッチ63のブレークダウン電圧を超えている場合、上記のコンデンサ62の充放電動作が、上記時定数τの周期で繰り返される。これにより、トランス64に発生するパルス電圧をフルブリッジ回路50の出力電圧に繰り返し重畳することができる。
制御部70はマイクロコンピュータからなり、バスによって接続されたプロセッサ71及びメモリ72を備える。制御部70にはA点からの検出出力電圧及びB点からの検出出力電流が入力され、プロセッサ71が各入力値に応じてPWM制御回路35及びフルブリッジ制御回路55を統括制御する。
制御部70はPWM制御回路35に対してPWM指令値を出力する。プロセッサ71は、B点から入力される検出出力電流とメモリ72に記憶された電流目標値との誤差をなくすようにPWM指令値を決定する。PWM制御回路35はPWM指令値に応じてPWM信号を生成し、トランジスタ31をPWM駆動する。即ち、制御部70は検出出力電流と電流目標値とが一致するように降圧コンバータ回路30をPWM制御する。
なお、上記では制御部70が降圧コンバータ回路30を定電流制御する構成を示したが、制御部70が降圧コンバータ回路30を定電力制御する構成としてもよい。具体的には、プロセッサ71は、A点からの検出出力電圧とB点からの検出出力電流の積(即ち、検出出力電力)とメモリ72に記憶された電力目標値との誤差をなくすようにPWM指令値を決定し、制御部70は検出出力電力と電力目標値とが一致するように降圧コンバータ回路30をPWM制御するようにすればよい。
制御部70は、フルブリッジ制御回路55に対しては動作/非動作の指令を出力し、フルブリッジ制御回路55はそれに応じてトランジスタ51−54を動作/非動作状態とする。なお、制御部70からフルブリッジ制御回路55に周波数の指令を入力し、フルブリッジ制御回路55がその指令に応じた周波数でトランジスタ51−54を駆動する。
図3に、照明器具1(ソケット3)への誤装着が想定されるLED電球の一構成例を示す。LED電球8は、LED点灯装置(電源)別置タイプのLEDランプであり、口金81、整流回路82、LEDアレイ83、及びバルブ84を備える。口金81はE17、E26、E39等のE口金からなり、ソケット3の端子3a及び3bにそれぞれ対応する端子81a及び81bを備える。整流回路82はダイオードブリッジ等からなり、端子81a及び81bから給電され、LEDアレイ83に順バイアスがかかるように電流を出力する。LEDアレイ83は直列接続された複数のLED素子からなる。バルブ84は透明又は半透明のカバーであり、LEDアレイ83を内包する。このバルブ84が半透明の場合、ユーザは内部の光源がLEDなのか高圧放電灯なのかを視認できず、誤装着が誘発され易い。口金81に印加される電圧がLEDアレイ83の動作閾値電圧(順方向電圧Vf)を超えると、LEDアレイ83が発光する(即ち、LED電球8が点灯する)。
制御部70は、点灯装置2へのAC電源投入後に始動動作を実行した後に通常点灯動作を実行する。図4は本実施例における始動動作の制御を示すフローチャートである。図5は、高圧放電灯が正しく装着された場合の、点灯装置2の出力電圧のタイミングチャートである。図6は、LED電球が誤って装着された場合の、点灯装置2の出力電圧のタイミングチャートである。
図4を参照すると、AC電源投入後、ステップS10において、制御部70(プロセッサ71、以下同じ)は降圧コンバータ回路30へのPWM指令値を下限値から所定量上昇させる。
ステップS15において、制御部70は検出出力電流Idが所定値I1以下であるか否かを判断する。ここで、所定値I1は、例えば、数mA〜数十mA程度であればよく、LED電球8が誤装着されてLEDアレイ83に電流が流れたことを特定できる程度の値であればよい。Id≦I1の場合、処理はステップS20に進む。Id>I1の場合、制御部70はLED電球が誤装着されたものと判断して、処理をステップS40に進める。
ステップS20において、制御部70は検出出力電圧Vdが所定値V1以下であるか否かを判断する。この検出上限の所定値V1は、LED電球8に過負荷とならない電圧であればよく、例えば、50〜150V程度であればよい。Vd≦V1の場合には処理はステップS10に戻り、出力電圧の上昇が継続される。Vd>V1の場合には、処理はステップS30に進む。即ち、検出出力電流Idが所定値I1未満(Id<I1)の状態で検出出力電圧Vdが所定値V1を超えた場合(Vd>V1)に、制御部70はLED電球が装着されていないこと(又は高圧放電灯が装着されていること若しくは無負荷であること)を特定することができる。上記ステップS10〜S20が図5及び図6の誤装着検出期間に対応する。
ステップS30において、制御部70は出力電圧を所定値V1から始動用電圧V2に上昇させる。始動用電圧V2は、例えば300V程度であればよく、これによりイグナイタ回路60の半導体スイッチ63がブレークダウンしてイグナイタ回路60がパルス重畳動作を開始する。これにより、制御部70は電力供給回路に高圧放電灯5の始動電圧を出力させる(図5の始動パルス発生期間を参照)。なお、本明細書において、始動電圧とは、始動用電圧V2に始動パルスが重畳された電圧のことをいうものとする。
その後、高圧放電灯5が絶縁破壊されてアーク放電が開始されると出力電圧がランプ電圧VLまで低下し、ステップS35において制御部70は通常点灯動作に移行する(図5の通常点灯期間を参照)。なお、アーク放電開始の検出は、制御部70において、検出出力電流の発生若しくは急峻な上昇、又は検出出力電圧の急峻な低下を検出することにより行われる。このように、ソケット3に正しく高圧放電灯5が装着されている場合には、制御部70は電力供給回路に通常の点灯動作を行わせる。
ステップS40において、制御部70は点灯装置2の保護動作に移行する(図6の保護期間を参照)。制御部70は、ステップS40において、点灯装置2の出力電流を所定値I2(I1≦I2)に維持し、その後ステップS45において出力を停止する。具体的には、ステップS40の期間(即ち、保護期間)中は、降圧コンバータ回路30の出力電流が所定値I2となるように制御部70がPWM指令値をPWM制御回路35に出力する。所定値I2は数mA〜数十mAであり、LEDアレイ83にダメージを与えない程度の電流値であればよい。具体的には、所定値I2はLEDアレイ83の発光を維持できる程度の電流値、即ち上記所定値I1以上であることが好ましく、かつ、LED電球(水銀灯100W〜400W相当タイプ)の定格電流である約250mA〜350mA以下の電流値、例えば100mA以下、好ましくは50mA以下であることが好ましい。
保護期間は、実質的に瞬時(1秒以下)であってもよいし、1秒〜数十秒程度であってもよいし、AC電源が遮断されるまで継続されるようにしてもよい。保護期間が実質的に瞬時の場合、ユーザにはLED電球8が点灯不能なものとして認識される。保護期間が1秒〜数十秒程度の場合、LED電球8が減光点灯された後に消灯されることになる。従って、保護期間が瞬時又は1秒〜数十秒程度の場合に、ユーザは電球誤装着を容易に認識することができる。一方、保護期間がAC電源遮断時まで継続される場合、LED電球8の減光点灯が継続されることになる。この場合も、ユーザは減光点灯によって電球誤装着を認識できるとともに、(電球誤装着の認識の有無にかかわらず)差し当たり最小限の明るさを確保することができる。
なお、保護期間が上記のいずれの場合であっても、LEDアレイ83に流れる電流は数mA〜数十mAであり、これは、上述したLED電球(水銀灯100W〜400W相当タイプ)の定格電流よりも充分に小さく、LEDアレイ83及び整流回路82に過負荷となることはない。従って、LED電球8は、照明器具1に誤装着されても故障することはない。また、保護期間は、降圧コンバータ回路30の出力電圧を上記所定値V1程度以下とすることが望ましい。これにより、LED電球8の整流回路82の回路素子における過電圧が防止される。
ステップS45では、例えば、制御部70はトランジスタ31をオフとして降圧コンバータ回路30の出力を停止させてもよいし、トランジスタ51−54の駆動を停止してフルブリッジ回路50の出力を停止させてもよいし、この両方を行ってもよい。当然に、LED電球8が誤装着された場合には、イグナイタ回路60が動作することはない。
図7を参照して、照明器具1(ソケット3)に正しく高圧放電灯5が装着された場合の動作を説明する。図7の上段は、AC電源投入後の点灯装置2の出力電圧波形を示し、下段は、上段に対応する出力電流波形を示す。
AC電源が点灯装置2に投入されて昇圧回路20が昇圧動作を行うと、制御部70は、降圧コンバータ回路30の出力電圧が最小又はその近傍となるようなオン幅(即ち、最小又はその近傍のオン幅)でトランジスタ31を駆動させるためのPWM指令値を出力する。
AC電源投入後、制御部70はPWM制御回路35へのPWM指令値を下限値から徐々に上昇させていく。時間t1において、降圧コンバータ回路30の出力電圧が半導体スイッチ63のブレークダウン電圧Vbを超えると、半導体スイッチ63が導通し、イグナイタ回路60の動作が開始される。即ち、点灯装置2は、フルブリッジ回路50の出力電圧(例えばピーク電圧300V)にトランス64の二次巻線に発生するパルス電圧(例えば数kV)が重畳された始動電圧を出力する。
その後、例えば時間t2において、高圧放電灯5が絶縁破壊されてアーク放電が開始されると、降圧コンバータ回路30の出力電圧がランプ電圧(例えば50V〜150V程度)まで低下し、イグナイタ回路60の動作が停止する。時間t2以降は、高圧放電灯5の通常点灯動作が行われる。
次に、図8を参照して、照明器具1(ソケット3)に誤ってLED電球8が装着された場合の動作を説明する。図8の上段は、AC電源投入後の点灯装置2の出力電圧波形を示し、下段は、上段に対応する出力電流波形を示す。
AC電源投入後、制御部70はPWM制御回路35へのPWM指令値を下限値から徐々に上昇させていく。時間t3において、降圧コンバータ回路30の出力電圧がLEDアレイ83の動作閾値電圧(順方向電圧Vf)を超えると、LEDアレイ83が発光を開始する。その後、降圧コンバータ回路30の出力電流が上記所定値I2に維持され、時間t4において、点灯装置2の出力電流が停止される。なお、図7と図8では各軸のスケールは同一ではなく、特に図8の出力電流(LED電流)は図7の出力電流(高圧放電灯のランプ電流)よりもはるかに小さい。
以上より、本発明の高圧放電灯点灯装置においては、LED電球が誤装着された場合でも誤装着が検出されて保護動作が実行され、LED電球に過大な電圧又は電流が印加されることはない。従って、誤装着されたLED電球を確実に保護することが可能な高圧放電灯点灯装置を提供することができる。
変形例1.
上記実施例では、最も基本的な構成としてLED電球の誤装着が交流出力によって検出される構成を示したが、本変形例では誤装着が直流出力によって検出される構成を示す。本変形例では、電力供給回路は、検出出力電圧Vdが所定値V1以下である期間、即ち、誤装着検出期間及び保護期間には直流電圧を出力し、検出出力電圧Vdが所定値V1を超えた後、即ち、誤装着検出期間経過後に交流電圧を出力する。図9及び図10に、本変形例のタイミングチャートを示す。
図9を参照して、照明器具1(ソケット3)に正しく高圧放電灯5が装着された場合の動作を説明する。図9の上段は、AC電源投入後の点灯装置2の出力端T3からT4を見た出力電圧波形を示し、下段は、上段に対応する出力電流波形を示す。
AC電源投入後、制御部70はフルブリッジ制御回路55に対して、フルブリッジ回路50のトランジスタの一方の対(本変形例ではトランジスタ51及び54)をオン、他方の対(トランジスタ52及び53)をオフとするための直流出力指令を出力する。また、制御部70はPWM制御回路35へのPWM指令値を下限値から徐々に上昇させていく。
出力電圧が検出上限値V1に到達した時間t5以降に、制御部70はフルブリッジ制御回路55に交流出力指令を出力し、フルブリッジ回路50は交流出力指令を受けて上述したような通常の交流変換動作を開始する。即ち、点灯装置2は時間t5までは直流電圧を出力し、t5に直流出力を交流出力に切り換え、t5以降は交流電圧を出力する。
時間t6において、降圧コンバータ回路30の出力電圧が半導体スイッチ63のブレークダウン電圧Vbを超えると、イグナイタ回路60の動作が開始され始動電圧が出力される。なお、時間t6以降の動作は、上記実施例で示した図8の時間t2以降の動作と同様であるのでその説明を省略する。
次に、図10を参照して、照明器具1(ソケット3)に誤ってLED電球8が装着された場合の動作を説明する。図10の上段は、AC電源投入後の点灯装置2の出力端T3からT4を見た出力電圧波形を示し、下段は、上段に対応する出力電流波形を示す。
AC電源投入後、制御部70はフルブリッジ制御回路55に対して、フルブリッジ回路50のトランジスタの一方の対(本変形例ではトランジスタ51及び54)をオン、他方の対(トランジスタ52及び53)をオフとするための直流出力指令を出力する。また、制御部70はPWM制御回路35へのPWM指令値を下限値から徐々に上昇させていく。時間t8において、降圧コンバータ回路30の出力電圧がLEDアレイ83の動作閾値電圧(順方向電圧Vf)を超えると、LEDアレイ83が発光を開始する。その後、降圧コンバータ回路30の出力電流が上記所定値I2に維持され、時間t9において、点灯装置2の出力電流が停止される。即ち、点灯装置2は、LED電球誤装着時は直流出力のみを行う。なお、図9と図10では各軸のスケールは同一ではなく、特に図10の出力電流(LED電流)は図9の出力電流(高圧放電灯のランプ電流)よりもはるかに小さい。
図11は本変形例における始動動作の制御を示すフローチャートである。なお、本変形例におけるI1、I2、V1、V2等の各値、及び保護期間の長さは上記実施例の設定と同様であればよい。
AC電源投入後、制御部70は、ステップS5において、フルブリッジ回路50に対して直流出力指令を出力し、点灯装置2は直流出力を行う。ステップS10において、制御部70は降圧コンバータ回路30へのPWM指令値を下限値から所定量上昇させる。
ステップS15において、制御部70は検出出力電流Idが所定値I1以下であるか否かを判断する。Id≦I1の場合、処理はステップS20に進む。Id>I1の場合、制御部70はLED電球が誤装着されたものと判断して、処理をステップS40に進める。
ステップS20において、制御部70は検出出力電圧Vdが所定値V1以下であるか否かを判断する。Vd≦V1の場合には処理はステップS10に戻り、直流出力状態で出力電圧の上昇が継続される。Vd>V1の場合には、処理はステップS25に進む。即ち、検出出力電流Idが所定値I1未満(Id<I1)の状態で検出出力電圧Vdが所定値V1を超えた場合(Vd>V1)に、制御部70はLED電球が装着されていないこと(又は高圧放電灯が装着されていること若しくは無負荷であること)を特定することができる。なお、ステップS10、S15及びS20は、点灯装置2が直流出力を継続していることを除いて、上記実施例(図4)と同様である。
制御部70は、ステップS25において、フルブリッジ回路50への交流出力指令を出力し、直流出力を通常点灯時と同様の交流出力に切り換える。ステップS30において、制御部70は出力電圧を所定値V1から始動用電圧V2に上昇させる。これにより、制御部70は電力供給回路に高圧放電灯5の始動電圧を出力させる。なお、ステップS30及びS35は上記実施例(図4)と同様であるので説明を省略する。
ステップS40において、制御部70は点灯装置2の保護動作に移行する。制御部70は、ステップS40において、点灯装置2の出力電流を所定値I2(I1≦I2)に維持し、その後ステップS45において出力を停止する。ステップS40及びS45は、点灯装置2が直流出力を継続していることを除いて、上記実施例(図4)と同様である。
なお、本変形例では、誤装着検出期間及び保護期間の双方において直流出力が行われる構成を示したが、誤装着検出期間において直流出力が行われ、保護期間においては上記実施例と同様の交流出力が行われる構成としてもよい。また、本変形例では、誤装着検出期間、又は誤装着検出期間及び保護期間においてフルブリッジ回路50が直流出力を行う構成を示したが、直流に近い低周波、例えば、1〜10Hz程度の交流出力を行う構成としてもよい。
本変形例の構成によると、誤装着検出期間において、フルブリッジ回路50でのスイッチングノイズが発生せず、又は低減され、検出回路40及び制御部70における微弱なLED電流の検出精度を高めることができる。
変形例2.
上記実施例では、高圧放電灯装着時のランプ電流検出とLED電球装着時のLED電流検出を同じ電流検出抵抗43で行ったが、本変形例では、それぞれの検出に応じて電流検出抵抗値を切り換える構成を示す。これは、LED電球誤装着時に出力すべき電流が点灯装置の定格出力電流に対して非常に小さい場合にLED電流の検出及び制御の精度を向上するためのものである。
図12に本変形例による点灯装置2の回路図を示す。本変形例の点灯装置2と上記実施例(図2)の点灯装置2とは、検出回路40の電流検出抵抗の構成及び制御部70における制御が相違し、他の部分は同一であるので同一部分の説明は省略する。
検出回路40は、電圧検出抵抗41及び42、電流検出抵抗43及び44、並びにスイッチ素子45を備える。電流検出抵抗44とスイッチ素子45は直列接続され、この直列回路が電流検出抵抗43に並列接続される。電流検出抵抗44の抵抗値は電流検出抵抗43の抵抗値の1/10〜1/100程度であればよい。この比は、高圧放電灯の定格ランプ電流(数百mA〜数A)とLED誤装着時の出力電流(数mA〜数十mA)の比に基づくものであり、高圧放電灯の定格ランプ電流が大きいほど抵抗値の差が大きく設定される。スイッチ素子45はトランジスタ等であればよく、制御部70によって導通状態が制御される。
制御部70は、検出出力電圧Vdが所定値V1以下である期間、即ち、誤装着検出期間及び保護期間にはスイッチ素子45を導通状態とし、検出出力電圧Vdが所定値V1を超えた後、即ち、誤装着検出期間終了後にはスイッチ素子45を非導通状態とする。これにより、誤装着検出期間及び保護期間における電流検出抵抗の合成抵抗値を、誤装着検出期間経過後の抵抗値よりも小さくすることができる。例えば、電流検出抵抗44の抵抗値が電流検出抵抗43の抵抗値の1/100である場合には、スイッチ素子45のオン時の抵抗値はオフ時の抵抗値の約100分の1となる。
図13は本変形例における始動動作の制御を示すフローチャートである。なお、本変形例におけるI1、I2、V1、V2等の各値、及び保護期間の長さは上記実施例の設定と同様であればよい。なお、点灯装置2の出力電圧波形及び出力電流波形は上記実施例(図7及び図8)と同様である。
AC電源投入後、制御部70は、ステップS6において、スイッチ素子45をオンし、ステップS10において、降圧コンバータ回路30へのPWM指令値を下限値から所定量上昇させる。
ステップS15において、制御部70は検出出力電流Idが所定値I1以下であるか否かを判断する。Id≦I1の場合、処理はステップS20に進む。Id>I1の場合、制御部70はLED電球が誤装着されたものと判断して、処理をステップS40に進める。なお、制御部70において、スイッチ素子45のオン時におけるI1のスケール(即ち、LED電流検出時スケール)はスイッチ素子45のオフ時におけるI1のスケール(即ち、高圧放電灯のランプ電流検出時スケール)から変更されるものとする。この変更量は、電流検出抵抗43と、電流検出抵抗43及び44の合成抵抗の比に基づいて決定される。
ステップS20において、制御部70は検出出力電圧Vdが所定値V1以下であるか否かを判断する。Vd≦V1の場合には処理はステップS10に戻り、直流出力状態で出力電圧の上昇が継続される。Vd>V1の場合には、処理はステップS26に進む。即ち、検出出力電流Idが所定値I1未満(Id<I1)の状態で検出出力電圧Vdが所定値V1を超えた場合(Vd>V1)に、制御部70はLED電球が装着されていないこと(又は高圧放電灯が装着されていること若しくは無負荷であること)を特定することができる。なお、ステップS10、S15及びS20は、点灯装置2が直流出力を継続していることを除いて、上記実施例(図4)と同様である。
制御部70は、ステップS26において、スイッチ素子45をオフ状態とし、ステップS30において、出力電圧を所定値V1から始動用電圧V2に上昇させる。これにより、制御部70は電力供給回路に高圧放電灯5の始動電圧を出力させる。なお、ステップS30及びS35は上記実施例(図4)と同様であるので説明を省略する。
ステップS40において、制御部70は点灯装置2の保護動作に移行する。制御部70は、ステップS40において、点灯装置2の出力電流を所定値I2(I1≦I2)に維持し、その後ステップS45において出力を停止する。ステップS40及びS45は、電流検出スケールが通常点灯時から変更されていることを除いて、上記実施例(図4)と同様である。
本変形例の構成によると、誤装着検出期間、又は誤装着検出期間及び保護期間において、LED電球誤装着時に出力すべき電流が点灯装置の定格出力電流に対して非常に小さい場合でもLED電流の検出及び制御の精度を向上することができる。
以上に本発明の好適な実施例及び変形例を示したが、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、さらに以下のような変形が可能である。
上記実施例及び変形例では、点灯装置2の保護動作期間中は、LED電球8を消灯又は減光点灯させる構成を示したが、LED電球8を減光状態で点滅させる構成としてもよい。これにより、ユーザは電球誤装着をより確実に認識することができる。なお、この点滅動作を所定期間経過後に消灯する構成とすればよい。
上記実施例及び変形例では、点灯装置2の出力電圧が、降圧コンバータ回路30の出力制御により決定される構成を示したが、併せて昇圧回路20の出力制御が行われる構成としてもよい。この場合、制御部70が、PWM制御回路25に対して昇圧目標値を出力し、PWM制御回路25は昇圧目標値に応じて上記のPWM制御を行うようにすればよい。
上記実施例及び変形例では、昇圧回路20を力率改善用の昇圧チョッパ回路で構成したが、力率改善機能及び昇圧機能が不要な場合は、いわゆるコンデンサインプット回路で構成してもよい。また、上記実施例及び変形例では、降圧コンバータ回路30を降圧チョッパ回路で構成したが、フライバックコンバータ回路、フォワードコンバータ回路等、他の降圧コンバータ回路で構成してもよい。
1 照明器具
2 高圧放電灯点灯装置(点灯装置)
3 ソケット
10 整流回路
20 昇圧回路
30 降圧コンバータ回路
40 検出回路
50 フルブリッジ回路
60 イグナイタ回路
70 制御部
T1、T2 入力端
T3、T4 出力端

Claims (5)

  1. 入力端及び出力端を有する高圧放電灯点灯装置であって、
    前記入力端から入力電圧を受けて前記出力端に出力電圧及び出力電流を供給する電力供給回路と、
    前記出力電圧及び出力電流を検出する検出回路と、
    前記検出回路によって検出された検出出力電圧及び検出出力電流に基づいて前記出力電圧及び出力電流を制御する制御部と
    を備え、前記入力電圧が投入された後、前記制御部が、前記電力供給回路に前記出力電圧を徐々に上昇させ、前記検出出力電圧が所定電圧に達する前に前記検出出力電流が第1の電流を超えた場合には前記電力供給回路の出力を停止させ、前記検出出力電流が前記第1の電流以下の状態で前記検出出力電圧が前記所定電圧を超えた場合には、前記電力供給回路に高圧放電灯の始動電圧を出力させるように構成された高圧放電灯点灯装置。
  2. 請求項1に記載の高圧放電灯点灯装置において、前記制御部が、前記検出出力電流が前記第1の電流値を超えたことを検出してから前記電力供給回路の出力を停止させるまでの間に、前記電力供給回路に第2の電流値の出力電流を出力させるように構成され、前記第2の電流値が、前記第1の電流値以上でかつ100mA以下である、高圧放電灯点灯装置。
  3. 請求項1に記載の高圧放電灯点灯装置において、前記制御部が前記電力供給回路に、前記検出出力電圧が前記所定電圧以下の期間には直流電圧を出力させ、前記検出出力電圧が前記所定値を超えた後に交流電圧を出力させるように構成された高圧放電灯点灯装置。
  4. 請求項1に記載の高圧放電灯点灯装置において、前記検出回路が前記出力電流を検出するための第1の電流検出抵抗と、該第1の電流検出抵抗に並列接続された第2の電流検出抵抗とスイッチ素子の直列回路とを含み、
    前記制御部が前記電力供給回路に、前記検出出力電圧が前記所定電圧以下の期間には前記スイッチ素子を導通状態とし、前記検出出力電圧が前記所定値を超えた後に前記スイッチ素子を非導通状態とするように構成された高圧放電灯点灯装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の高圧放電灯点灯装置と、
    前記出力端に電気的に接続されたE17、E26又はE39口金用ソケットと
    を備えた照明器具。
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