JP2014119994A - 情報処理端末、情報処理端末の制御方法、及びプログラム - Google Patents
情報処理端末、情報処理端末の制御方法、及びプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】情報処理端末101は、情報処理端末101のディスプレイ208に電子文書を表示する場合、情報処理端末101のカメラ204で撮影した撮影対象媒体102の撮影情報に基づいて、情報処理端末101のディスプレイ208に表示する電子文書の表示部分を決定する構成を特徴とする。
【選択図】図1
Description
図1において、情報処理端末101は、スマートフォンや携帯端末などの、主に小型でユーザに携帯されて利用される情報処理端末(モバイル端末)である。情報処理端末101は、カメラ部(後述する図2に示すカメラ204)および表示部(図2に示すディスプレイ208)を有している。
制御部210において、201はCPUで、システム全体を制御するプロセッサである。202はRAMで、CPU201が動作するためのシステムワークメモリであり、プログラムを記録するためのプログラムメモリや、画像データなどの電子文書を記録するためのメモリでもある。203はROMで、システムのブートプログラムや各種制御プログラムが格納されている。
205は画像入力部で、カメラ204で撮影された画像データを入力する。206は画像処理部で、RAM202に保存されている画像データと、カメラ204で入力された画像データをマッチングさせ、マッチングしたデータを画像出力部207に送る。
209は媒体情報出力部で、撮影対象媒体102の印刷データを外部の印刷装置220に出力する。撮影対象媒体102は、図1に示したように、カメラが撮影する対象となる媒体であり、情報処理端末101の移動量を取得する際に利用されるものである(詳細は後述する)。
図3において、301はマーク読み取り機能で、カメラ204にて撮影対象媒体102に記された記号を読み取る。
302はマッピング機能で、撮影対象媒体102に印刷されている記号と位置情報とを管理し、情報処理端末101内に管理されているドキュメント(電子文書)と撮影対象媒体102を仮想的にマッピングする。
図4に示すように、撮影対象媒体102には、複数の記号(絶対位置情報に対応する記号)が記されている。これらの記号と絶対位置情報との対応は事前に定められている。情報処理端末101は、401に示すように、記号と絶対位置をマッピングした情報を、RAM202(又はROM203)で記憶し管理する。
また、情報処理端末101は、撮影対象媒体102を、図3に示した撮影対象媒体情報出力機能305を利用し、事前に紙等に印刷することが出来る。
図5において、501は、情報処理端末101内で管理されるドキュメント(電子文書)を表す。撮影対象媒体102は、ドキュメント501を仮想的にマッピングするためのものである。
図6の601に示すように、撮影対象媒体102を情報処理端末101のカメラ204で捉える(撮影する)。そして、情報処理端末101内の画像処理部206が、601のように捉えた情報に対応する情報処理端末101内のドキュメントの該当部分を、図5の502に示したマッピング情報を用いて求める。そして、情報処理端末101内の画像出力部207が、画像処理部206が求めた上記ドキュメントの該当部分を、602に示すように、情報処理端末101のディスプレイ208に表示する。
図7の700内の矢印のように、記号の記載された撮影対象媒体102を備え付けのカメラ204で捉えた情報処理端末101(表示画面には非表示)を、撮影対象媒体102に対して水平移動させる。これにより、情報処理端末101内では、カメラ204で捉えている記号がカメラ204のフレーム内でスクロールする(表示画面には非表示)。また、該記号のスクロールに合わせて、情報処理端末101の画像処理部206が、該記号にマッピングしたドキュメント501の情報を、ディスプレイ208に表示する。これにより、情報処理端末101は、701のように、ドキュメント501をスクロール表示する。
(2)画像処理部206は、電子文書の左端までスクロールした際に、跳ね返るようなアクションをするラバーバンドスクロール等を行い、ユーザに左端に達した旨を通知しつつ、それ以上左にはスクロールしないように表示制御する。
(3)画像処理部206は、電子文書の左端までスクロールしてもさらに電子文書の左端を超えて継続してスクロールするように制御する。
(4)上記(1)〜(3)の方法を、ユーザ設定で設定できるようにしてもよい。
なお、情報処理端末101のスクロール制御は、上記(1)〜(4)に限定されるものではなく、上記(1)〜(4)以外の制御を行ってもよい。
記号の記載された撮影対象媒体102を備え付けのカメラ204で捉えた情報処理端末101を、図中の矢印802のように、800の位置から801の位置に動かすことにより、情報処理端末101内では、カメラ204で捉えている記号がカメラ204のフレーム内で増加する(表示画面には非表示)。この記号の増加に合わせて、画像処理部206が、該記号にマッピングしたドキュメントの情報を、ディスプレイ208に表示することにより、801に示すように、ドキュメントが縮小表示する。
図10は、実施例1の表示処理動作(撮影対象媒体102とドキュメントをマッピングし表示する処理動作)の一例を示すフローチャートである。なお、このフローチャートの処理は、情報処理端末101のCPU201がROM203にコンピュータ読み取り可能に記録されたプログラムを読み出して実行することにより、又は、画像処理部206等により実現される。また、図中、S1001〜S1010は各ステップを示す。
次に、ステップS1002において、CPU201は、選択されている表示方法が、「カメラ画像表示」か「モバイル端末のドキュメント表示」かを判定する。
次に、ステップS1004において、画像処理部206は、上記ステップS1003での記号情報判別結果に基づいて、記号の位置が前回の位置から動いたかどうかを判定する。なお、ここでは、手ブレを考慮して、記号の位置の変化が所定量以上の場合に「記号の位置が動いた」と判定し、記号の位置の変化が所定量未満の場合に「記号の位置が動いていない」と判定するようにしてもよい。また、前回のデータが無い場合には「記号の位置が動いていない」と判定するものとする。
ステップS1005では、画像処理部206は、カメラ204で読み込んだ記号の数を確認し、その増減を判定する。
ステップS1006では、画像処理部206は、カメラ204でとらえた撮影対象媒体102の記号が縦横方向に動いているため、ドキュメントと撮影対象媒体102がマッピングすることによりドキュメントも、上記記号の移動に合わせて縦横方向に移動させるようにドキュメントの表示部分を決定し、画像処理する。そして、画像出力部207が、画像処理部206により画像処理された画像を、ディスプレイ208に表示させる(S1009)。ここでは、上記記号の移動に合わせてドキュメントがディスプレイ208にスクロール表示される。
ステップS1007では、画像処理部206は、記号の数が前回より減り、カメラ204で捉えた撮影対象媒体102が拡大されているので、ドキュメントと撮影対象媒体がマッピングすることにより、ドキュメントも拡大させるようにドキュメントの表示部分を決定し、画像処理する。そして、画像出力部207が、画像処理部206により画像処理された画像を、ディスプレイ208に表示させる(S1009)。ここでは、上記記号の減少に合わせてドキュメントがディスプレイ208に拡大表示される。なお、カメラ204でとらえた撮影対象媒体102の記号が拡大されているとともに、縦横方向に動いている場合、画像出力部207は、S1007において、ドキュメントの拡大表示とともに、ドキュメントを上記記号の移動に合わせて縦横方向に移動させるように画像処理するものとする。
ステップS1008では、画像処理部206は、記号の数が前回より増え、カメラ204で捉えた撮影対象媒体102が縮小されているので、ドキュメントと撮影対象媒体がマッピングすることにより、ドキュメントも縮小させるようにドキュメントの表示部分を決定し、画像処理する。そして、画像出力部207が、画像処理部206により画像処理された画像を、ディスプレイ208に表示させる(S1009)。ここでは、上記記号の増加に合わせてドキュメントがディスプレイ208に縮小表示される。なお、カメラ204でとらえた撮影対象媒体102の記号が縮小されているとともに、縦横方向に動いている場合、画像処理部206は、S1008において、ドキュメントの縮小表示とともに、ドキュメントを上記記号の移動に合わせて縦横方向に移動させるように画像処理するものとする。
そして、終了ボタンが押下されていないと判定した場合(S1010でNoの場合)、CPU201は、S1001に戻り、処理を繰り返す。繰り返し処理の場合は、表示方法の判定を毎回行わないように、ステップS1002をスキップするようにしてもよい。この場合、最初の判定結果に従って、以降の処理を実行するものとする。
なお、上記図10の説明では、画像処理部206がドキュメント内の表示領域を決定しているが、CPU201が決定するように構成してもよい。
図9に示すように、実施例2における撮影対象媒体900には、複数のドットが羅列されている。なお、ドットの羅列は、同一サイズのマーク、記号、又は文字の羅列等であてもよい。
図11は、実施例2の表示処理動作(撮影対象媒体とドキュメントをマッピングせずにドキュメントを表示する処理動作)の一例を示すフローチャートである。なお、このフローチャートの処理は、情報処理端末101のCPU201がROM203にコンピュータ読み取り可能に記録されたプログラムを読み出して実行することにより、又は、画像処理部206等により実現される。また、図中、S1101〜S1110は各ステップを示す。
次に、ステップS1102において、CPU201は、選択されている表示方法が、「カメラ画像表示」か「モバイル端末のドキュメント表示」かを判定する。
次に、ステップS1105において、画像処理部206は、上記ステップS1104で読み込んだドットの位置が、上記ステップS1103で設定したベースポイントに対し動いたかどうかを判定する。なお、ここでは、手ブレを考慮して、ドットの位置の変化が所定量以上の場合に「ドットの位置が動いた」と判定し、ドットの位置の変化が所定量未満の場合に「ドットの位置が動いていない」と判定するようにしてもよい。
ステップS1106では、CPU201は、カメラ204で読み込んだドットの数を確認し、その増減を判定する。
ステップS1107では、画像処理部206は、カメラ204でとらえた撮影対象媒体900のドットが縦横方向に動いているため、ドキュメントも上記ドットの移動に合わせて縦横方向に移動させるように画像処理する。そして、画像出力部207が、画像処理部206により画像処理された画像を、ディスプレイ208に表示させる(S1110)。ここでは、上記記号の移動に合わせてドキュメントがディスプレイ208にスクロール表示される。
ステップS1108では、画像処理部206は、ドットの数が前回より減り、カメラ204で捉えた撮影対象媒体900が拡大されているので、カメラで捉えたドット間の距離を算出し、該算出した距離に合わせてドキュメントも拡大させるように画像処理する。そして、画像出力部207が、画像処理部206により画像処理された画像を、ディスプレイ208に表示させる(S1110)。なお、カメラ204でとらえた撮影対象媒体900のドットの数が減っているとともに、縦横方向に動いている場合、画像処理部206は、S1108において、ドキュメントの拡大表示とともに、ドキュメントを上記ドットの移動に合わせて縦横方向に移動させるように画像処理する。
ステップS1109では、画像処理部206は、ドットの数が前回より増え、カメラ204で捉えた撮影対象媒体900が縮小されているので、カメラで捉えたドット間の距離を算出し、該算出した距離に合わせてドキュメントも縮小させるように画像処理する。そして、画像出力部207が、画像処理部206により画像処理された画像を、ディスプレイ208に表示させる(S1110)。ここでは、上記記号の増加に合わせてドキュメントがディスプレイ208に縮小表示される。なお、カメラ204でとらえた撮影対象媒体900のドットが増えているとともに、縦横方向に動いている場合、画像処理部206は、S1109において、ドキュメントの縮小表示とともに、ドキュメントを上記ドットの移動に合わせて縦横方向に移動させるように画像処理する。
そして、終了ボタンが押下されていないと判定した場合(S1111でNoの場合)、CPU201は、S1104に戻り、処理を繰り返す。
なお、図11の説明では、画像処理部206がドキュメント内の表示領域を決定しているが、CPU201が決定するように構成してもよい。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、上記各実施例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施例の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施例及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
201 RAM
203 ROM
204 カメラ
205 画像入力部
206 画像処理部
207 画像出力部
208 ディスプレイ
209 撮影対象媒体出力部
Claims (11)
- カメラ部および表示部を有し、電子文書を前記表示部に表示可能な情報処理端末であって、
前記カメラ部で撮影した撮影情報に基づいて、前記表示部に表示する電子文書の表示部分を決定する決定手段を有することを特徴とする情報処理端末。 - 前記撮影情報に基づいて、前記情報処理端末の移動量を取得する取得手段を有し、
前記決定手段は、前記取得手段により取得された情報処理端末の移動量に応じて、前記電子文書の表示部分を移動して表示するように、前記電子文書の表示部分を決定する、ことを特徴とする請求項1記載の情報処理端末。 - 前記取得手段は、前記カメラ部で撮影した所定の撮影対象媒体の撮影情報に基づいて、前記情報処理端末の移動量を取得する、ことを特徴とする請求項2記載の情報処理端末。
- 前記決定手段は、前記情報処理端末の前記撮影対象媒体に対して平行な方向の移動量に応じて、前記電子文書の表示部分を左右上下に移動するように決定することを特徴とする請求項3に記載の情報処理端末。
- 前記決定手段は、前記電子文書の表示部分を、前記撮影対象媒体の左方向の移動量に応じて前記電子文書の左方向に移動し、前記撮影対象媒体の右方向の移動量に応じて前記電子文書の右方向に移動し、前記撮影対象媒体の上方向の移動量に応じて前記電子文書の上方向に移動し、前記撮影対象媒体の下方向の移動量に応じて前記電子文書の下方向に移動するように、前記電子文書の表示部分を決定することを特徴とする請求項4に記載の情報処理端末。
- 前記決定手段は、前記情報処理端末の前記撮影対象媒体に対する垂直な方向の移動量に応じて、前記電子文書の表示部分を拡大又は縮小するように決定することを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の情報処理端末。
- 前記決定手段は、前記電子文書の表示部分を、前記撮影対象媒体に近づく方向の移動量に応じて拡大し、前記撮影対象媒体から遠ざかる方向の移動量に応じて縮小するように、前記電子文書の表示部分を決定することを特徴とする請求項6に記載の情報処理端末。
- 前記撮影対象媒体と前記電子文書とを仮想的にマッピングするマッピング手段を有し、
前記決定手段は、前記カメラ部で撮影した前記撮影対象媒体内の撮影領域に対応してマッピングされている前記電子文書の領域を、前記表示部に表示する電子文書の表示部分として決定することを特徴とする請求項3乃至7のいずれか1項に記載の情報処理端末。 - 前記撮影対象媒体は、前記撮影対象媒体内の位置を示す記号が記載されたものであり、
前記決定手段は、前記撮影情報に含まれる前記記号から前記撮影対象媒体内の撮影領域を特定することを特徴とする請求項8に記載の情報処理端末。 - カメラ部および表示部を有し、電子文書を前記表示部に表示可能な情報処理端末の制御方法であって、
決定手段が、前記カメラ部で撮影した撮影情報に基づいて、前記表示部に表示する電子文書の表示部分を決定する決定ステップを有することを特徴とする情報処理端末の制御方法。 - カメラ部および表示部を有し、電子文書を前記表示部に表示可能な情報処理端末に備えられたコンピュータを、
前記カメラ部で撮影した撮影情報に基づいて、前記表示部に表示する電子文書の表示部分を決定する決定手段として機能させるためのプログラム。
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JP2012275000A JP2014119994A (ja) | 2012-12-17 | 2012-12-17 | 情報処理端末、情報処理端末の制御方法、及びプログラム |
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JP2015146079A (ja) * | 2014-01-31 | 2015-08-13 | 株式会社バンダイ | 情報提供システムおよび情報提供プログラム |
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- 2012-12-17 JP JP2012275000A patent/JP2014119994A/ja active Pending
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