JP2014119968A - 情報処理システム、サーバ装置、表示制御方法およびコンピュータプログラム - Google Patents

情報処理システム、サーバ装置、表示制御方法およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】表示装置が備える表示部の表示領域の大きさに応じて、ルビ等の文字の補助情報なしのドキュメントデータの表示を可能とする情報処理システムを提供する。
【解決手段】ストレージサーバ220が、端末機器210が有する表示部の表示領域のサイズを含む装置情報を取得し、端末機器210が表示対象とするドキュメントデータを、装置情報に対応する表示領域のサイズに応じて、端末機器210によって表示された際にドキュメントデータのページ内のルビ情報が非表示となるように編集し、編集されたドキュメントデータを端末機器210に送信する。そして、端末機器210が、ストレージサーバ220から受信したドキュメントデータを表示部の表示領域に表示する。
【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理システム、サーバ装置、表示制御方法およびコンピュータプログラムに関する。
従来紙で出版されていた書籍を電子化して、電子書籍(ドキュメントデータ)として情報携帯端末に提供し、情報携帯端末が電子書籍を画面上に表示するシステムが提案されている。情報携帯端末は、画面の解像度や画面のサイズが様々であるので、電子書籍は画面のサイズや文字サイズに応じてレイアウトを変えることが可能なリフロー形式のフォーマットで提供されることが多い。リフロー形式の電子書籍フォーマットの例としては、EPUBというIDPF(International Digital Publishing Forum)が規定するフォーマットがある。EPUBは、標準フォーマットとして利用されている。EPUBは、本文が、HTML(Hyper Text Markup Language)で書かれ、スタイルの指定にスタイルシートを利用可能であることを特徴としている。特に、EPUB3.0以降では、ルビや圏点、縦中横など日本語特有の表現に対応している。ルビは、ドキュメントデータのページ内の文字列の補助情報として機能し、例えば、漢字のふりがなである。
また、スマートフォンのような画面が小さい情報携帯端末で電子書籍を閲覧する場合、1画面あたりに含まれる情報量(例えば文字数)が少ない。また、この情報携帯端末では、ルビを挿入すると、行間が狭い場合に、ルビ表示に必要な分、行間が広がるので、1画面あたりの情報量がさらに低下する。
ルビを挿入しても1画面に表示される文字数を減らすことなく情報量の減少を抑制する技術として特許文献1に開示される技術がある。特許文献1は、漢字のルビを該漢字の上部近傍に付加する際に、行間がルビを付加できないほど狭く詰まっている場合、文字領域と行間の非文字領域とに分離してその大きさを計測し、ルビと該漢字のサイズを決定する画像処理装置を提案している。
特開2002−215616号公報
しかし、特許文献1が開示する画像処理装置では、ルビを表示する際に表示される漢字等の文字が小さくなりすぎてしまい、読みづらくなる。つまり、特許文献1が開示する画像処理装置では、ルビを表示する際に、情報携帯端末の画面サイズを考慮して、表示内容を画面サイズに応じたものとすることはできない。
本発明は、表示装置が備える表示部の表示領域の大きさに応じて、ルビ等の文字の補助情報なしのドキュメントデータの表示を可能とする情報処理システムの提供を目的とする。
本発明の一実施形態の情報処理システムは、表示装置と、前記表示装置とネットワークを介して通信するサーバ装置とを備えるシステムである。前記サーバ装置は、前記表示装置が有する表示部の表示領域のサイズに対応する装置情報を取得する取得手段と、前記表示装置が表示対象とするドキュメントデータを、前記装置情報に対応する前記表示領域のサイズに応じて、前記表示装置によって表示された際に前記ドキュメントデータのページ内の文字の補助情報が非表示となるように編集する編集手段と、前記編集されたドキュメントデータを前記表示装置に送信する送信手段とを備える。また、前記表示装置は、前記サーバ装置から受信したドキュメントデータを前記表示部の表示領域に表示する表示制御手段を備える。
本発明の情報処理システムによれば、表示装置が有する表示部の表示領域の大きさに応じて、ルビ等の文字の補助情報なしのドキュメントデータの表示をすることができる。
本実施形態のシステム構成の一例を示す図である。 情報処理システムの機能ブロック図である。 EPUBファイルの基本的な構成例を示す図である。 ドキュメントデータ変換処理の例を説明する図である。 ドキュメントデータがルビ表示の削除対象か否かの判断処理を説明する図である。 ルビ表現を含むHTMLのソースの一部の例である。 端末機器の画面サイズの大小の判断処理を説明する図である。 大小判定テーブルの一例を示す図である。 ルビ表示の削除処理を説明する図である。 スタイルシートの切り換えを説明する図である。 ドキュメントデータの、端末機器上での画面表示例を示す図である。 ルビ表示の削除処理を説明する図である。 ルビ表示の削除処理を説明する図である。 ルビ表示の削除処理を説明する図である。 ルビ表示の削除処理を説明する図である。 ドキュメントデータの、端末機器上での画面表示例を示す図である。 端末機器の構成を示す図である。 ドキュメントデータ変換処理を説明する図である。 ルビ表現を含むドキュメントデータの画面表示の例を示す図である。
図19は、ルビ表現を含むドキュメントデータを画面サイズの大きな端末機器と小さな端末機器で表示したときの画面表示の例を示す図である。符号1801及び符号1803は端末機器の画面を示している。符号1802及び符号1804は、ルビの表示例を示している。なお、縦型の画面でなく横型の画面であってもよく、またスクロールも左右スクロールであってもよい。図19(A)は、画面サイズが大きく、ルビの表示により行間サイズが広がる画面の例を示している。この例では画面サイズが大きいので、ルビ表示のために広がった行間の影響により1画面に含まれる情報量が減少したとしても表示領域内には十分な文字数が含まれている。そのため、1画面に含まれる情報量の減少の影響は小さい。
一方、図19(B)は、画面サイズが小さく、ルビの表示により行間サイズが広がる画面の例を示している。この例では、画面が小さいにも関わらず、ルビ表示のためにさらに行間が広がることで、1画面に含まれる情報量が少なくなってしまう。そのため、1画面に含まれる情報量の減少の影響が大きく、スクロール回数が増えたり、前後の文章を参照しにくくなる、という課題が生じる。以下に説明する本実施形態の情報処理システムよれば、この課題を解決することができる。
(実施例1)
図1は、本実施形態のシステム構成の一例を示す図である。図1に示す情報処理システムは、ストレージサーバ111と端末機器121とを備える。ストレージサーバ111と端末機器121とは、ネットワーク101を介して通信する。また、本実施形態の表示制御方法は、上記情報処理システムによって実現される。
ストレージサーバ111は、CPU112、主記憶装置113、補助記憶装置114、入力装置115、出力装置116、ネットワークインタフェース117を備える。CPUは、Central Processing Unitの略称である。主記憶装置113は、ハードディスクドライブやフラッシュメモリなどを有する。このハードディスクドライブやフラッシュメモリは、ROM(Read Only Memory)や、RAM(Random Access Memory)を有する。
補助記憶装置114は、ストレージサーバ111の動作を制御するためのコンピュータプログラムを記憶する。CPU112は、このプログラムを実行することでストレージサーバ111の全体の動作を制御する。また、補助記憶装置114は、後述のフローチャートの処理を実行するためのプログラムを記憶する。入力装置115は、ストレージサーバ111に情報を入力する。入力装置115は、例えば、キーボードやマウスなどである。出力装置116は、情報を出力する。出力装置116は、例えば、ディスプレイなどである。ネットワークインタフェース117は、ストレージサーバ111をネットワーク101に接続するためのユニットである。
端末機器121は、CPU122、主記憶措置123、補助記憶装置124、入力装置125、出力装置126、ネットワークインタフェース127を備える。主記憶装置123は、ハードディスクドライブやフラッシュメモリなどを有する。このハードディスクドライブやフラッシュメモリは、ROMや、RAMを有する。
補助記憶装置124は、端末機器121の動作を制御するためのプログラムを記憶する。CPU122は、このプログラムを実行することで端末機器121の全体の動作を制御する。入力装置125は、端末機器121に情報を入力する。入力装置125は、例えば、キーボードやマウスなどである。出力装置126は、情報を出力する。出力装置126は、例えば、ディスプレイなどである。ネットワークインタフェース127は、端末機器121をネットワーク101に接続するためのユニットである。
図2は、実施例1の情報処理システムの機能ブロック図である。実施例1では、端末機器210がストレージサーバ220からドキュメントデータを取りだす際に、端末機器210の画面サイズが小さい場合、ストレージサーバ220が、ルビ表示・非表示を切り替え可能となるようにドキュメントデータを変換する。具体的には、端末機器210から送信されるドキュメントデータ取り出し要求と端末機器の情報とに基づき、ストレージサーバ220が、自装置に蓄積されたドキュメントデータに対して変換処理を行い、端末機器210にドキュメントデータを出力する。本実施例では、ドキュメントデータは、EPUBファイルであるものとする。したがって、このドキュメントデータは、外部ファイルによってページのスタイルを指定可能な形式のデータである。
図2中の端末機器210、ストレージサーバ220、ネットワーク201のそれぞれは、図1中の端末機器121、ストレージサーバ111、ネットワーク101に対応する。すなわち、端末機器210は、表示装置として機能する。また、ストレージサーバ220は、端末機器210とネットワーク210を介して通信するサーバ装置として機能する。
端末機器210は、表示処理を行う表示部211と、インターネットやイントラネット等のネットワーク201に接続し他の機器とネットワーク通信を行う通信部212を備える。また、端末機器210は、ユーザがデータ入力や指示操作等を行う為の入力部213と、ドキュメントデータの取得を行うデータ取得部214を備える。データ取得部214はストレージサーバ220からドキュメントデータを取得するドキュメントデータ取得ソフトを持つ。
データ取得部214は、ユーザ指示にしたがって、入力部213を介して、ストレージサーバに蓄積されたドキュメントデータの取得を求める要求(ドキュメントデータ取得要求)と、ドキュメントデータの取得に必要な、端末機器情報を出力する。ドキュメントデータ取得要求は、少なくとも、取得対象のドキュメントデータの名称(ドキュメントデータ名)を含む。端末機器情報は、端末機器210に関する情報である。端末機器情報は、端末機器名、画面サイズ、ユーザー名などを含む。画面サイズは、端末機器210の表示部(ディスプレイ)の表示領域の大きさに対応する情報である。通信部212は、ドキュメントデータの取得要求と、端末機器情報とを、ネットワーク201を介してストレージサーバ220へ送信する。
ストレージサーバ220は、通信部221、データ入出力部222、データ保存部223、データ変換部224を備える。通信部221は、インターネットやイントラネット等のネットワーク201に接続し、他の機器とネットワーク通信を行う。データ入出力部222は、外部からのドキュメントデータの入力や外部へのドキュメントデータの出力を行う。データ保存部223は、ドキュメントデータを保存する。データ変換部224は、ドキュメントデータの変換処理を行う。
データ変換部224は、データ取得部225、データ解析部226、データ編集部227を備える。データ取得部225は、変換対象のドキュメントデータを取得する。データ解析部226は、端末機器210から送信された端末機器情報を用いて、変換対象のドキュメントデータを解析する。データ変換部224内のデータ編集部227は、データ解析部226による解析結果に基づいて、ドキュメントデータの編集を行う。具体的には、データ編集部227は、端末機器210が表示対象とするドキュメントデータを以下のように編集する。データ編集部227は、上記ドキュメントデータを、端末機器情報に対応する、端末機器210の画面サイズ(表示領域のサイズ)に応じて、端末機器210によって表示された際にドキュメントデータのページ内の文字の補助情報が非表示となるように編集する。本実施形態では、ページ内の文字の補助情報は、ルビ情報である。
本実施例では、ストレージサーバ220の通信部221が、端末機器210から送信された、ドキュメントデータの取得要求を受け取ると、データ入出力部222が取得要求を受けたドキュメントデータをデータ保存部223からデータ変換部224に渡す。データ変換部224は、端末機器210から受信した端末機器情報に基づいて、ドキュメントデータの変換処理を行い、端末機器210に送信する。そして、端末機器210が備えるCPUが、送信されたドキュメントデータを表示部211に表示する表示制御手段として機能する。
図3は、EPUBファイルの基本的な構成例を示す図である。EPUBファイル300(この例ではsample.epub)は、構成ファイルをZIPファイルにまとめたものである。EPUBファイルの中で、mimetypeファイル301とMETA-INFフォルダ320中のcontainer.xmlファイル321は、名称も場所も決まっているが、その他のファイルの配置は自由である。Mimetype310は、メディアタイプを記述したファイルである。
META-INFフォルダ320は、EPUBに関する情報が格納されている。container.xmlファイル321は、出版物のルートファイルと格納場所がXML(Extensible Markup Language)で記述されている。この例では、OEBPSフォルダ330にあるcontent.opfファイル331が、ルートファイルに相当する。right.xmlファイル322は、著作権管理情報を記述するXMLファイルである。OEBPSフォルダ330には、出版物のコンテンツが格納されている。
content.opfファイル331は、EPUBファイルを構成するファイルへのパスとファイル名を記述する。toc.ncxファイル332は、EPUBファイルの目次である。stylesフォルダ333は、スタイルシート(333(a)、333(b))を格納するフォルダである。documentsフォルダ334は、コンテンツページ(334(a)、334(b)、334(c)) を格納するフォルダである。imagesフォルダ335は、画像ファイル(335(a)、335(b))を格納するフォルダである。以下、全てのHTMLファイルとは、documentsフォルダ334に格納されている全HTMLファイルを指す。この他にも、動画ファイルや音声ファイルをEPUBファイルの構成ファイルとすることができる。
図4は、本実施例におけるドキュメントデータ変換処理の例を示すフローチャートである。この例では、ストレージサーバ220がドキュメントデータ変換処理を実行する。
まず、データ変換部224が備えるデータ取得部225が、端末機器210から送信されたドキュメントデータ取得要求内のドキュメントデータ名と、端末機器情報を取得する(ステップS401)。すなわち、データ変換部224は、端末機器210が有する表示部の表示領域のサイズに対応する装置情報を取得する取得手段として機能する。このドキュメントデータ名が、変換対象のドキュメントデータを示す。次に、データ解析部226は、変換対象とされたドキュメントデータがルビ表示の削除対象か否かを判断する(ステップS402)。ドキュメントデータがルビ表示の削除対象か否かの判断処理については、図5を参照して説明する。
ドキュメントデータがルビ表示の削除対象でない場合は、処理を終了する。ドキュメントデータがルビ表示の削除対象である場合は、ステップS404へ進む。
次に、データ解析部226が、ステップS401で取得したデータを基に画面サイズの大小を判断する(ステップS405)。画面サイズの大小の判断処理については、図7を参照して説明する。画面サイズが大である場合は、処理を終了する。画面サイズが小である場合は、ルビ表示の削除処理(ステップS406)を行い、処理を終了する。ルビ表示の削除処理は、ドキュメントデータを、端末機器210によって表示された際にドキュメントデータのページ内のルビ情報が非表示となるように編集する処理である。ルビ表示の削除処理については、図9を参照して説明する。
図5は、図4のステップS402における、ドキュメントデータがルビ表示の削除対象か否かの判断処理を説明するフローチャートである。
まず、データ取得部225が、変換対象のドキュメントデータの拡張子がルビ表現を含むことができる拡張子であるかを判断する(ステップS501)。本実施例では、ステップS501の判断処理を、拡張子に基づいて行う。具体的には、拡張子がepubである場合は、データ取得部225が、変換対象のドキュメントデータの拡張子がルビ表現を含むことができる拡張子であると判断する。なお、データ取得部225が、変換対象のドキュメントデータの拡張子がルビ表現を含むことができる拡張子を、図3に示すmimetype301に基づいて判断してもよい。データ取得部225は、ドキュメントデータの内部のデータを参照してepubファイルであると判断した場合に、変換対象のドキュメントデータの拡張子がルビ表現を含むことができる拡張子であると判断してもよい。
変換対象のドキュメントデータの拡張子がルビ表現を含むことができる拡張子でない場合は、処理を終了する。変換対象のドキュメントデータの拡張子がルビ表現を含むことができる拡張子である場合、データ取得部225は、変換対象のドキュメントデータ内に含まれる全てのHTMLに対して、ルビ表現を含むか否かの判断処理が完了したかを判別する(ステップS503)。
変換対象のドキュメントデータ内に含まれる全てのHTMLに対して、ルビ表現を含むか否かの判断処理が完了した場合、データ取得部225は、ドキュメントデータがルビ表示の削除対象でないと判断して(ステップS502)、処理を終了する。
ルビ表現を含むか否かの判断処理が完了していないHTMLがある場合、データ取得部225は、ルビ表現を含むか否か判断されていないHTMLを選択し(ステップS504)、そのHTMLにrubyタグが含まれるか否かを判断する(ステップS505)。
図6は、ルビ表現を含むHTMLのソースの一部の例である。符号601がルビ表現を含むHTMLのソースの一部を示す。符号602が、ルビ表現を表す箇所を示す。rubyタグで囲まれた“栖”が、ルビを振られる文字である。<rt>タグで囲まれた“すみか”が、ルビの文字である。
図5に戻って、HTMLにrubyタグが含まれない場合は、ステップS503に戻る。HTMLにrubyタグが含まれる場合、データ取得部225は、ドキュメントデータがルビ表示の削除対象のファイルであると判断し(ステップS506)、処理を終了する。
図7は、図4のステップS405における、端末機器の画面サイズの大小の判断処理の例を説明するフローチャートである。まず、データ解析部226が、図4のステップS401で取得した端末機器情報に含まれる端末機器名と、大小判定テーブルとに基づいて、端末機器の画面サイズが大であるか小であるかを確認する(ステップS701)。
図8は、大小判定テーブルの一例を示す図である。大小判定テーブルは、端末機器名とサイズというデータ項目を有する。端末機器名は、端末機器の名称である。サイズは、当該端末機器の画面サイズである。
サイズに設定された「大」は、当該端末機器の画面サイズが、予め定められた閾値より大きいことを示す。サイズに設定された「小」は、当該端末機器の画面サイズが、予め定められた閾値より小さいことを示す。上記図7のステップS701では、データ解析部226は、端末機器名を大小判定テーブルから探索し、端末機器の画面サイズの大小を確認する。なお、本実施例では、データ解析部226は、端末機器の名称によって大小を確認するが、端末機器情報に含まれる画面サイズを参照して大小を確認してもよく、ユーザに対応づけて予め登録された情報を参照して大小を確認してもよい。
次に、図7のステップS702において、データ解析部226が、ステップS701における確認結果に基づいて、端末機器の画面サイズを判断する(ステップS702)。確認結果が、画面サイズが小であることを示す場合、データ解析部226は、画面サイズが小であると判断する(ステップS703)。確認結果が、画面サイズが大であるか、または大小判定テーブルに端末機器名がないことを示す場合、データ解析部226は、画面サイズが大であると判断する(ステップS704)。
図9は、本実施例におけるルビ表示の削除処理を説明するフローチャートである。データ編集部227が、ルビ表示の削除処理が完了していないHTMLを1つ選択する(ステップS901)。続いて、データ編集部227が、上記ステップS901で選択されたHTMLがスタイルシートを参照しているか否かを判断する(ステップS902)。
選択されたHTMLがスタイルシートを参照していない場合、データ編集部227は、スタイルシートを参照するソース1004を、図10(B)に示すようにHTML1003に挿入する。データ編集部227は、参照するスタイルシートの名称(1005)に、空白を指定する。データ編集部227が、空のスタイルシートを作成し、そのスタイルシートを参照してもよい。
次に、データ編集部227が、ルビ非表示用のスタイルシートを作成する(ステップS904)。図10(A)は、ルビ非表示用のスタイルシートの例である。符号1001が、作成するスタイルシートを示す。符号1002は、ルビの文字のタグである”<rt>タグ”を非表示にすることを示す。なお、図9のステップS903で作成するスタイルシートは、図10中の符号1002が示す記述のみがされたスタイルシートである。
一方、データ編集部227は、ステップS902で選択されたHTMLがスタイルシートを参照している場合は、HTML中のスタイルシートに、idが振られているかを判断する(ステップS905)。スタイルシートにidが振られていない場合、データ編集部227が、図10(B)に示すように、スタイルシートのid(符号1006)を振る(ステップS906)。
次に、データ編集部227が、スタイルシートを複製する(ステップS907)。そして、データ編集部227が、複製されたスタイルシートに、図10(A)中の1002に示す記述を追加して、ルビ非表示用スタイルシートを作成する(ステップS908)。
次に、データ編集部227が、HTMLに、参照しているスタイルシートを切り替えるスクリプトを挿入する(ステップS909)。この例では、データ編集部227は、Java(登録商標)Scryptを挿入する。このスクリプトを実行することにより、ドキュメントが、ルビ表示用/非表示用のスタイルシートを切り替え可能となる。図10(B)中の符号1007が、挿入されるスクリプトの例である。この例では、本文のHTML中に直接記述しているが、スクリプトを、外部ファイルとしてHTMLの中から呼び出すようにしても、同様の切り替えが実現できる。
次に、データ編集部227が、ステップS909において挿入したスクリプトを実行するコードをHTML中に挿入する(ステップS910)。例えば、データ編集部227は、図10(C)の符号1008が示すコードをHTML中に挿入する。この例では、挿入されるコード1008は、セレクトボックスにより選択・実行できるソースである。
次に、データ編集部227が、ドキュメントデータ中の全てのHTMLに対して処理を行ったかを確認する(ステップS911)。
処理を行っていないHTMLがある場合は、ステップS901に戻る。ドキュメントデータ中の全てのHTMLに対して処理を行った場合は、データ編集部227が、本フローチャート内(S907,S908,S904)で作成したファイル情報を、図3中のメタデータファイル331に追加する(ステップS912)。図10(D)中の符号1009は、メタデータファイルの記載例を示す。また、符号1010は、ステップS904またはS908で新たに追加したスタイルシートをメタデータに追加した例を示す。
上述した図9のステップS907乃至S910の処理は、端末機器210が表示対象とするドキュメントデータを、該ドキュメントデータに対応する外部ファイルを切り換えることによって、ルビ情報が非表示となるように編集する処理である。
図11は、図9を参照して説明したルビ表示の削除処理後のドキュメントデータの、端末機器上での画面表示例を示す図である。図11(A)中の符号1101、図11(B)中の符号1103が、端末機器210における画面表示を示す。
図11(A)中の符号1102、図11(B)中の符号1104は、セレクトボックスである。ユーザは、セレクトボックスを用いて、ルビの表示/非表示を切り換えることができる。すなわち、ストレージサーバ220が備えるデータ編集部227は、ルビ表示の削除処理によって、ドキュメントデータを、端末機器210が非表示となるルビ情報に代替する代替情報を表示可能となるように編集する。実施例1においては、データ編集部227は、ドキュメントデータを、端末機器210がドキュメントデータのページ内のルビ情報の全てをまとめて非表示とするか、表示するかを切り換えできるように編集する。
図11(A)に示す画面が表示されている状態において、セレクトボックス1102でONが選択された場合は、図10(B)中のスクリプト1007が実行され、参照するスタイルシートが変更し、図11(B)の表示に切り替わる。また、図11(B)に示す画面が表示されている状態において、セレクトボックス1104のOFFが選択されると、画面が図11(A)に示す画面に遷移する。なお、ラジオボタンやスライドバーなどを用いて、ルビの表示/非表示を切り換えることができる。
以上説明した実施例1の情報処理システムによれば、端末機器がストレージサーバからEPUBのドキュメントファイルを取得する際に、端末機器の画面サイズが小さい場合、端末機器がルビの表示・非表示を切り替え可能なデータを受け取ることができる。これにより、スマートフォンのような画面サイズの小さな携帯端末において、ルビ表示が削除されたデータ表示をすることができ、1画面当たりに含まれる情報量を増やすことが可能となる。
(実施例2)
実施例2においては、ストレージサーバ220が、各々のルビの表示・非表示を切り替え可能となるようにドキュメントデータを変換する。つまり、実施例2においては、図4のステップS406におけるルビ表示の削除処理を、実施例1とは異なる方法で実現する。
図12は、実施例2におけるルビ表示の削除処理を説明するフローチャートである。データ編集部227が、ルビ表示の削除処理が行われていないHTMLを1つ選択する(ステップS1201)。データ編集部227が、選択されたHTMLにルビ表現が含まれるかを判断する(ステップS1202)。選択されたHTMLにルビ表現が含まれると判断された場合は、ステップS1203へ進む。選択されたHTMLにルビ表現が含まれないと判断された場合は、ステップS1211へ進む。
ステップS1203において、データ編集部227が、選択されたHTMLがスタイルシートを参照しているかを判断する。選択されたHTMLがスタイルシートを参照していないと判断した場合、データ編集部227が、空のスタイルシートを作成し、メタデータファイル(図3のメタデータファイル331)に、作成したスタイルシートの情報を追加する(ステップS1204)。続いて、データ編集部227が、上記ステップS1204で作成したスタイルシートを参照するソースを、HTMLに挿入する(ステップS1205)。そして、処理がステップS1206に進む。
次に、データ編集部227が、スタイルシートを編集し、ルビの表示・非表示を入れ替えるスクリプトを挿入する(ステップS1206)。データ編集部227が、rubyタグをspanタグで囲む(ステップS1207)。そして、データ編集部227が、spanタグの属性に、ユニークなclass属性を付加する(ステップS1208)。
次に、データ編集部227が、spanタグで囲まれた文字をタッチ又はクリック等で選択することで上記S1206で挿入したスクリプトを呼び出すコードを挿入する(ステップS1209)。
次に、データ編集部227が、ルビ表現が残っているかを判断する(ステップS1201)。データ編集部227が、ルビ表現が残っていると判断した場合は、処理がステップS1207に戻る。データ編集部227が、ルビ表現が残っていないと判断した場合は、処理がステップS1211に進む。
ステップS1211において、データ編集部227が、全てのHTMLに対してルビ表示の削除処理を行ったかを判断する。データ編集部227が、全てのHTMLに対してルビ表示の削除処理を行ったと判断した場合は、処理を終了する。データ編集部227が、ルビ表示の削除処理を行っていないHTMLがあると判断した場合は、ステップS1201に戻る。
図16(A)および図16(B)は、図12を参照して説明したルビ表示の削除処理後のドキュメントデータの、端末機器上での画面表示例を示す図である。符号1601は、本文を示す。符号1602は、画面表示を示す。ユーザが、図16(A)中の符号1603が示す“栖”という文字をタッチすると、図16(B)に示すように画面遷移する。図16(B)中の符号1604が、画面遷移後の画面表示である。画面遷移後の画面には、“栖”という文字の上にルビ1605が表示されている。すなわち、実施例2では、ストレージサーバ220が備えるデータ編集部227は、ドキュメントデータを、端末機器210がドキュメントデータのページ内のルビ情報を個別に非表示とするか、表示するかを切り換えできるように編集する。
実施例2の情報処理システムによれば、スマートフォンのような画面サイズの小さな携帯端末におけるドキュメントデータの表示において、各々のルビを表示または非表示に切り換え可能となる。
(実施例3)
実施例3の情報処理システムでは、端末機器の画面サイズが小さい場合、ストレージサーバが、ルビの表示を削除し、ルビ情報を索引用HTMLに記述して、端末機器のユーザが文字を選択することで索引にジャンプできるようにする。つまり、実施例3においては、図4のステップS406におけるルビ表示の削除処理を、実施例1とは異なる方法で実現する。
図13は、実施例3におけるルビ表示の削除処理を説明するフローチャートである。データ編集部227が、索引用のHTMLを作成し、メタデータに記述する(ステップS1301)。ステップS1302乃至S1306は、図12のステップS1201乃至S1205と同様であるので、説明を省略する。
ステップS1307において、データ編集部227が、参照しているスタイルシートに、ルビを非表示にする記述(例えば、図10(A)中の符号1002が示す記述)を追加する。続いて、データ編集部227が、rubyタグ内の情報(ルビを振られる文字とルビの組み合わせ)を、ステップS1301で作成したHTMLに記述する(ステップS1308)。
次に、データ編集部227が、rubyタグをa タグで囲み、上記ステップS1308で記述したルビ情報の箇所へジャンプするリンクを張る(ステップS1309)。ステップS1310、S1311は、図12のステップS1210、S1211と同様であるので、説明を省略する。
図16(C)および図16(D)は、図13を参照して説明したルビ表示の削除処理後のドキュメントデータの、端末機器上での画面表示例を示す図である。図16(C)中の符号1606は、本文を示す。符号1607は、画面表示を示す。ユーザが、図16(C)中の符号1608が示す“栖”という文字をタッチすると、図16(D)に示すように画面遷移する。図16(D)は、索引を表示する画面を示す。図16(D)中の符号1610が、“栖”という文字に対応する、削除されたルビ情報である。すなわち、実施例3では、ストレージサーバ220が備えるデータ編集部227は、以下の処理を実行する。データ編集部227は、ドキュメントデータを、端末機器210が、非表示となったルビ情報に対応する、表示領域上に表示された文字に対する選択操作にしたがって、選択された文字の索引を表示できるように編集する。
実施例2の情報処理システムによれば、スマートフォンのような画面サイズの小さな携帯端末におけるドキュメントデータの表示において、ドキュメントデータの表示画面上の文字の選択操作に応じて索引にアクセスすることが可能となる。
(実施例4)
実施例4の情報処理システムでは、端末機器の画面サイズが小さい場合、ストレージサーバが、ルビの表示を削除し、端末機器のユーザが文字を選択することでルビ情報をポップアップで表示できるようにする。つまり、実施例4においては、図4のステップS406におけるルビ表示の削除処理を、実施例1とは異なる方法で実現する。
図14は、実施例4におけるルビ表示の削除処理を説明するフローチャートである。ステップS1401乃至S1405は、図12のステップS1201乃至S1205と同様である。また、ステップS1406、S1409、S1410は、それぞれ、図13のステップS1307、S1310、S1311と同様である。
ステップS1407において、データ編集部227が、rubyタグをspanタグで囲む。続いて、データ編集部227が、spanタグをタッチ又はクリックするとルビ情報をポップアップで表示するコードを挿入する(ステップS1408)。
図16(E)および図16(F)は、図14を参照して説明したルビ表示の削除処理後のドキュメントデータの、端末機器上での画面表示例を示す図である。符号1611は、本文を示す。符号1612,1614は、画面表示を示す。ユーザが、図16(E)中の、符号1613で示す“栖”という文字をタッチすると、図16(F)に示すように画面遷移する。図16(F)は、ルビ情報をポップアップで表示する画面を示す。図16(F)中の符号1615が、“栖”という文字に対応する、ルビ情報のポップアップ表示を示す。すなわち、実施例4では、ストレージサーバ220が備えるデータ編集部227は、以下の処理を実行する。データ編集部227は、ドキュメントデータを、端末機器210が、表示領域上に表示された文字に対する選択操作にしたがって、選択された文字に対応するルビ情報をポップアップ表示できるように編集する。
実施例4の情報処理システムによれば、スマートフォンのような画面サイズの小さな携帯端末におけるドキュメントデータの表示において、ドキュメントデータの表示画面上の文字の選択操作に応じてルビ情報をポップアップ表示することが可能となる。
(実施例5)
実施例5の情報処理システムでは、端末機器の画面サイズが小さい場合、ストレージサーバが、ドキュメントデータを、単にルビの表示を削除したデータに変換する。つまり、実施例5においては、図4のステップS406におけるルビ表示の削除処理を、実施例1とは異なる方法で実現する。
図15は、実施例5におけるルビ表示の削除処理を説明するフローチャートである。ステップS1501乃至S1505は、図14のステップS1401乃至S1405と同様である。ステップS1506は、図14のステップS1406と同様であり、処理が終わるとステップS1507に進む。ステップS1507は、図14のステップS1410と同様である。
実施例5の情報処理システムによれば、スマートフォンのような画面サイズの小さな携帯端末におけるドキュメントデータの表示において、ルビ表示が単に削除された形式のデータを表示することができる。
(実施例6)
上述した実施例1乃至5のいずれかを、全て端末機器内で行ってもよい。実施例6の情報処理システムでは、端末機器がドキュメントデータを保持し、端末機器自身が、端末機器の画面サイズが小さい場合に、ルビの表示を削除する処理を実行する。
図17は、実施例6における端末機器の構成を示す図である。端末機器1700は、表示部1701と、入力部1702と、データ保存部1703と、データ変換部1704とを備える。表示部1701は、表示処理を行う。入力部1702は、ユーザの入力操作に応じたデータ入力や指示入力を行う。データ保存部1703は、ドキュメントデータを保持する。データ変換部1704は、ドキュメントデータの変換処理を行う。
入力部1702が、ユーザ操作に応じて、ユーザが閲覧したいドキュメントデータの取得要求を投入する。データ変換部1704が、投入された取得要求に含まれる、ドキュメントデータ名と、端末機器情報とに基づいて、データ保存部1703に保存されているドキュメントデータの変換処理を行う。表示部1701が、変換後のドキュメントデータを表示する。データ変換部1705が実行するデータ変換処理は、図2のストレージサーバ220が備えるデータ変換部224が実行するデータ変換処理と同様である。
実施例6における端末機器によれば、自機器がスマートフォンのような画面サイズの小さな携帯端末である場合に、ルビ表示が削除されたドキュメントデータを画面表示することができる。
(実施例7)
実施例7の情報処理システムでは、ストレージサーバが、端末機器から取得要求されたドキュメントデータのうち、予めルビ表示の削除処理が完了しているドキュメントデータを保持している場合には、そのドキュメントデータを返す。
図18は、実施例7におけるドキュメントデータ変換処理を説明するフローチャートである。ステップS1901乃至S1905は、図4のステップS401乃至S405と同様である。
ステップS1905における判断処理で、画面サイズが小さいと判断された場合、処理がステップS1906に進む。そして、データ変換部224が、端末機器から取得要求を受けたドキュメントデータについてのルビ表示の削除処理完了後のデータがストレージサーバ220内にあるかを判断する(ステップS1906)。
取得要求を受けたドキュメントデータについてのルビ表示の削除処理完了後のデータがストレージサーバ220内にある場合、データ変換部224が、当該ストレージサーバ220内のデータを通信部221に渡す。通信部221が、データ変換部224から受け取ったデータを、取得要求に対する応答として端末機器に返す。取得要求を受けたドキュメントデータについてのルビ表示の削除処理完了後のデータがストレージサーバ220内にない場合、ルビ表示の削除処理が行われる(ステップS1907)。ステップS1907におけるルビ表示の削除処理は、図4のステップS406におけるルビ表示の削除処理と同様である。
実施例7によれば、スマートフォンのような画面サイズの小さな携帯端末からドキュメントデータ取得要求を受けたストレージサーバは、自身が上記取得要求に対応する、ルビ表示の削除処理後のデータを保持している場合には、そのデータを返すことができる。
(その他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
210 端末機器
220 ストレージサーバ

Claims (13)

  1. 表示装置と、前記表示装置とネットワークを介して通信するサーバ装置とを備えるシステムであって、
    前記サーバ装置は、
    前記表示装置が有する表示部の表示領域のサイズに対応する装置情報を取得する取得手段と、
    前記表示装置が表示対象とするドキュメントデータを、前記装置情報に対応する前記表示領域のサイズに応じて、前記表示装置によって表示された際に前記ドキュメントデータのページ内の文字の補助情報が非表示となるように編集する編集手段と、
    前記編集されたドキュメントデータを前記表示装置に送信する送信手段とを備え、
    前記表示装置は、前記サーバ装置から受信したドキュメントデータを前記表示部の表示領域に表示する表示制御手段を備える
    ことを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記編集手段は、前記ドキュメントデータを、前記表示装置が前記非表示となる前記補助情報に代替する代替情報を表示可能となるように編集する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記編集手段は、前記ドキュメントデータを、前記表示装置が前記ドキュメントデータのページ内の前記補助情報の全てをまとめて非表示とするか、表示するかを切り換えできるように編集する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記編集手段は、前記ドキュメントデータを、前記表示装置が前記ドキュメントデータのページ内の前記補助情報を個別に非表示とするか、表示するかを切り換えできるように編集する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
  5. 前記編集手段は、前記ドキュメントデータを、前記表示装置が、前記非表示となった補助情報に対応する、前記表示領域上に表示された文字に対する選択操作にしたがって、選択された文字の索引を表示できるように編集する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
  6. 前記編集手段は、前記ドキュメントデータを、前記表示装置が、前記非表示となった補助情報に対応する、前記表示領域上に表示された文字に対する選択操作にしたがって、選択された文字に対応する補助情報をポップアップ表示できるように編集する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
  7. 前記編集手段は、
    前記表示領域のサイズが予め決められた閾値より小さいかを判断し、
    前記表示領域のサイズが前記閾値より小さいと判断した場合に、前記ドキュメントデータを、前記表示装置によって表示された際に前記ドキュメントデータのページ内の文字の補助情報が非表示となるように編集する
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  8. 前記ドキュメントデータのページ内の文字の補助情報は、ルビ情報である
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  9. 前記ドキュメントデータは、外部ファイルによってページのスタイルを指定可能な形式のデータであり、
    前記編集手段は、前記表示装置が表示対象とするドキュメントデータを、該ドキュメントデータに対応する前記外部ファイルを切り換えることによって、前記ルビ情報が非表示となるように編集する
    ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理システム。
  10. ドキュメントデータを表示する表示装置であって、
    前記ドキュメントデータを保持する保持手段と、
    前記表示装置が有する表示部の表示領域のサイズに対応する装置情報を取得する取得手段と、
    前記装置情報に対応する前記表示領域のサイズに応じて、前記保持手段によって保持されているドキュメントデータが表示された際に前記ドキュメントデータのページ内の文字の補助情報が非表示となるように編集する編集手段と、
    前記編集されたドキュメントデータを前記表示部の前記表示領域に表示する表示制御手段とを備える
    ことを特徴とする表示装置。
  11. ドキュメントデータを表示する表示装置とネットワークを介して通信するサーバ装置であって、
    前記表示装置が有する表示部の表示領域のサイズに対応する装置情報を取得する取得手段と、
    前記表示装置が表示対象とするドキュメントデータを、前記装置情報に対応する前記表示領域のサイズに応じて、前記表示装置によって表示された際に前記ドキュメントデータのページ内の文字の補助情報が非表示となるように編集する編集手段と、
    前記編集されたドキュメントデータを前記表示装置に送信する送信手段とを備える
    ことを特徴とするサーバ装置。
  12. 表示装置と、前記表示装置とネットワークを介して通信するサーバ装置とを備えるシステムにおけるドキュメントデータの表示制御方法であって、
    前記サーバ装置が、前記表示装置が有する表示部の表示領域のサイズに対応する装置情報を取得する工程と、
    前記サーバ装置が、前記表示装置が表示対象とするドキュメントデータを、前記装置情報に対応する前記表示領域のサイズに応じて、前記表示装置によって表示された際に前記ドキュメントデータのページ内の文字の補助情報が非表示となるように編集する工程と、
    前記サーバ装置が、前記編集されたドキュメントデータを前記表示装置に送信する工程と、
    前記表示装置が、前記サーバ装置から受信したドキュメントデータを前記表示部の表示領域に表示する工程とを有する
    ことを特徴とする表示制御方法。
  13. 請求項12に記載の表示制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021082088A (ja) * 2019-11-20 2021-05-27 キヤノン株式会社 情報処理装置、その制御方法、プログラム、及び記憶媒体

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