JP2014117247A - 無煙喫煙治具用ニコチン導出管 - Google Patents

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Abstract

【課題】発生したニコチンのフィルター部への吸収割合を任意に変えることが可能で、火をつけての通常喫煙時と同じ唇への感触が得られ、無煙喫煙時でも、喫煙者はより通常喫煙時に、近い感触が得られる、無煙喫煙治具を提供する。
【解決手段】無煙喫煙冶具を使用する場合、あらかじめフィルター付紙巻煙草のフィルター部に、ニコチン導入管1を挿入してから、無煙喫煙冶具に挿入して無煙喫煙することにより、フィルター部の唇への感触を確保しながら、蒸発してきたニコチンのフィルターへの吸収割合を、喫煙者の好みに合わせてコントロールする。
【選択図】図1

Description

本発明は、本願出願人の特許4739433号や特許4753395号に示される無煙喫煙治具や、特許5070562号に示されるマウスピースに関連する無煙喫煙冶具用のニコチン導出管に関するものである。
本願出願の先出願治具(特許文献1及び特許文献2)や、特許文献3や、特許文献4に示す無煙喫煙治具は、煙草の葉に火をつけて喫煙する通常の喫煙方法が持つ、色々な弊害を改善するために提案されているものであり、一般に市販されている紙巻煙草やフィルター付き紙巻煙草を、そのままの形で使用しながら、該煙草の葉を燃焼させることなしに、加熱することにより、該煙草の葉からニコチンを蒸発させ、それを吸引することが出来るようにしたものである。さらに、特許文献5には、特許文献1や、特許文献2に示された無煙喫煙冶具と組み合わせて使われるマウスピースで、加熱された煙草の葉から蒸発してきたニコチンの摂取割合を変えられるようにしたものが開示されている。
特許4739433号公報 特許4753395号公報 特表2009−509521号公報 特開平6−114105号公報 特許5070562号公報
図7に示すのは無煙喫煙治具100の一例を示す外観図である。この無煙喫煙冶具100に、フィルター付き紙巻煙草を挿入すると、該煙草部21のほぼ中心にヒーター131が挿入され、該ヒーターにより該煙草部の煙草の葉が加熱され、該煙草の葉からニコチンが蒸発してくる。この状態で、フィルター部20から吸引すると、喫煙者は、蒸発してきたニコチンを、該フィルターを通過して吸引することができる。しかしながら、該フィルターは、通常喫煙時に発生する煙の中にある有害な物質を取り除くように造られているために、せっかく発生したニコチンも該フィルターにほとんど吸収され、喫煙者の口には、発生したニコチンの数%位しか届かない。
そこで本願出願人は、特許文献5に示されるマウスピースを開発し、発生したニコチンが、喫煙者の口に到達する割合を任意に変えられるマウスピースを開発したが、フィルター付紙巻煙草を愛用する人は、フィルター部の唇への感触も大事であり、樹脂製や金属製のマウスピースの唇への感触を好まない人が多いことがわかった。さらに、煙草の銘柄選択の要素として、フィルターの口当たりも重要であることがわかった。
図7に示す無煙喫煙冶具にフィルター付紙巻煙草を挿入して喫煙する場合、樹脂製や金属製のマウスピースを使うことなく、フィルター部から直接に、発生したニコチンを吸引できるように出来るニコチン導入管
を考案した。
本願発明のニコチン導入管 を使うことにより、フィルター部から直接に、発生したニコチンを吸引でき、且つ、ニコチン導入管
の長さを変えることにより、発生したニコチンのフィルター部への吸収割合を任意に変えることが可能になった。
さらに、ニコチン導入管 を使うことにより、フィルター部が直接唇に接触するために、火をつけての通常喫煙時と同じ唇への感触が得られ、無煙喫煙時でも、喫煙者はより通常喫煙時に、近い感触が得られるようになった。
本願発明によるニコチン導入管 とガイドピンの軸方向断面図。 前記実施例のニコチン導入管 とガイドピンを組合せた軸方向断面図。 前記実施例のニコチン導入管 をフィルター付紙巻煙草のフィルター部に入れた時の軸方向断面図。 前記実施例のニコチン導入管 の長さの短いものをフィルター付紙巻煙草のフィルター部に入れた時の軸方向断面図。 前期実施例のニコチン導入管 に返しを付けたものをフィルター付紙巻煙草のフィルター部に入れた時の軸方向断面図。 無煙喫煙冶具の1例に、フィルター付紙巻煙草を挿入した時の軸方向断面図。 無煙喫煙冶具の1例の外観図。
以下、本願発明について、市販のフィルター付き紙巻煙草を例に挙げ、図面を参照しながら以下に詳細に説明する。
図7は、本願発明前になされた無煙喫煙治具100の1例の外観図である。図6は、図7に示す無煙喫煙治具100に市販のフィルター付紙巻煙草(フィルター部20、煙草部21)を挿入した時の軸方向断面図である。その構造は、挿入口101、外管104、電池部49、フタ23、電池部連結部品24から構成されている。さらに、外管104には、空気取入口141がある。内部には、空気口142を持った内管105、充電池29、SW28、動作表示用LED136、及び、ヒーター131、充電回路部、ヒーターコントロール回路部がある。
図6に示す状態で、喫煙者がSW28をONにして、コントロールされた電圧が、ヒーター131に印加されることにより、該ヒーターの温度が上昇し、それにより煙草部21の煙草の葉が加熱され、該葉からニコチンが蒸発してくる。この状態で、喫煙者がフィルター部20から吸引すると、空気取入口141が取り入れられた外気は、外管104と内管105が作る空間を通り、外管104の内側を冷却しながら、内管105に設けられた空気口142から、内管105の内部に入り、蒸発してきたニコチンと共に、フィルター部20の中を通過して喫煙者の口に運ばれる。しかしながら、せっかく蒸発してきたニコチンも、市販のフィルター付紙巻煙草は、銘柄により、フィルター部20を通過する時に、90%から99%位の量は、フィルター部に吸収されている。その結果、喫煙者は、蒸発してきたニコチン量の10%から1%位しか、口の中に運ばれないことになる。火を点けての通常喫煙時には、巻紙や煙草の葉を燃やす時に出る煙の中に含まれる有害物質を取り除くために、このフィルター部は、必要であるが、有害物質を多く取り除くと同時に、ニコチンも取り除かれるために、結果として、喫煙者は1本のフィルター付紙巻煙草から少量のニコチンしか取れないので、結果として、本数を多く喫煙するということになる。しかしながら、無煙喫煙冶具では、巻紙や煙草の葉を燃焼させることが無いので、このフィルター部は、単に発生したニコチン量を減少させるのみに働いている。
そこで本願発明者は、特許文献5に示されるマウスピースを開発したが、モニター調査の結果、フィルター付紙巻煙草の愛用者は、樹脂製や金属製のマウスピースの唇への感触を好まない人が多い事がわかった。そこで、唇とフィルター部が接触しながら、発生してきたニコチンを、100%喫煙者の口に運ぶために、図1に示すニコチン導入管
1を開発した。このニコチン導入管 1は、ABS,PP,等の樹脂製や、アルミ、銅、SUS等の金属製の細い管である。さらには、外径は、該フィルター部20に容易に挿入できるためには、1.6mmφ以下である必要が実験の結果から得られた。さらに、内径は、喫煙者の口に運ばれる空気量に大きく関係し、0.2mmφ以上ないと、通常の喫煙時以上の吸引力が必要なことが実験の結果から得られた。さらに、肉厚は、0.03mm以上なければ、管としての強度が弱すぎることが実験の結果わかった。これにより、外径1.6mmφ、内径1.54mmφから、外径0.26mmφ、内径0.2mmφの樹脂製あるいは金属製の管が、ニコチン導入管1
として適当な寸法であることがわかった。
さらに図1には、保持部31と先端が尖った管挿入部32を持った挿入棒2の軸方向断面図が示されている。管挿入部32の長さL1は,ニコチン導入管
1の長さL2 よりも、ニコチン導入管1 の外径の2倍以上長くすることにより、フィルター部への挿入が容易になるが、必ずしも、2倍以上は必要でない場合もある。
図2は、挿入棒2に、ニコチン導入管 1を、挿入したときの軸方向断面図である。この状態で、フィルター部20に挿入すると、保持部31が、ニコチン導入管
1の外径より太くなっているので、ニコチン導入管 1の左端は、フィルター部20の左端の位置で、位置決めされる。
この状態で、挿入棒2を引き抜いた状態の軸方向断面図が図3である。図3からわかるように、ニコチン導入管
1の長さL2は,フィルター部20の長さL0より、少し長くなり、先端部が煙草部21まで達していることが図示されている。
図3に示すニコチン導入管 1をフィルター部20に挿入した状態のフィルター付紙巻煙草を、図7に示す無煙喫煙冶具100に挿入し、喫煙者がフィルター部20より喫煙すると、空気取入口141から入った外気と、蒸発してきたニコチンは、煙草部21を通り、ほとんどは、ニコチン導入管
1の中を通って、喫煙者の口に運ばれるので、発生したニコチンのほぼ100%が、喫煙者の口に運ばれることになる。これにより、喫煙者は火を点けての通常喫煙時のように、フィルター部の唇への感触を楽しみながら、無煙喫煙冶具で、発生したニコチンの量のほとんど100%吸引することが出来、喫煙する煙草の本数が少なくても、十分な満足感が得られる。
図4には、ニコチン導入管 1の長さL3が、フィルター部20の長さL0より、短いものを挿入した状態のフィルター付紙巻煙草の軸方向断面図を示している。このように、フィルター部20より短い長さのニコチン導入管
1を挿入したフィルター付紙巻煙草を、図7にしめす無煙喫煙冶具に挿入して、SWをONした場合、外気と蒸発してきたニコチンの混合気体は、(L0−L3)の長さ分だけ、フィルター部20を通ることになる。これにより、蒸発してきたニコチンの一部は、フィルター部20に吸収されることになり、その吸収割合は、(L0−L3)の長さにより、変わることになる。よって、ニコチン導入管
の長さを、変えることにより、喫煙者の好みの割合で、フィルター部の蒸発したニコチンを吸収させることが出来る。
図5は、ニコチン導入管 1のほぼ先端部に、返し3 をつけたものを、フィルター付紙巻煙草のフィルター部20に挿入した時の、軸方向断面図を示している。この返し3をつけることにより、喫煙者が吸引した吸引力でニコチン導入管
1が、喫煙者の口の中に吸い込まれるというアクシデントを防ぐことが出来る。
なを、無煙喫煙後は、このニコチン導入管 1を、フィルター付紙巻煙草と共に廃棄しても良いが、資源有効活用のためには、回収することが望ましい。そのためには、図1に示す挿入棒2の保持部31の外径を、ニコチン導入管
1の外径と等しくした挿入棒を作り、無煙喫煙後、煙草部21をちぎり取ってから、該挿入棒2を、ニコチン導入管 1に挿入し、フィルター部20を貫通して押し出せば、回収することが出来る。この場合、ニコチン導入管
を挿入した挿入棒を、フィルター部に挿入し、ニコチン導入管 を、フィルター部の端で止めるためには、目視に頼らなければならないという不便さが生じる。
市販のフィルター付き紙巻煙草を使用し、該煙草部にヒーターを挿入する事により、該煙草の葉を加熱し、該葉から蒸発してくるニコチンを吸引するようにした無煙喫煙治具を使って無煙喫煙する場合において、適当な長さのニコチン導入管
を、該フィルター部に挿入することにより、喫煙者は、通常の火を点けての喫煙時と同じように、フィルター部の唇への接触の感触を楽しみながら、蒸発してきたニコチンの喫煙者の口に入る量を任意にコントロール出来るようになった。
1 ニコチン導入管
2 挿入棒
20 フィルター部
21 煙草部
100 無煙喫煙治具
131 ヒーター

Claims (1)

  1. フィルター付き紙巻煙草の煙草部20にヒーター131を挿入し、該ヒーターにより該煙草部の煙草の葉を加熱する事により該葉からニコチンを蒸発させる無煙喫煙治具を使って無煙喫煙する場合において、フィルター部20に、細いニコチン導入管
    1を挿入したフィルター付紙巻煙草を無煙喫煙冶具に挿入することにより、蒸発してきたニコチンの喫煙者の口に入る割合をコントロールすることが出来るようにしたことを特徴とするニコチン導入管

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111802701A (zh) * 2019-04-11 2020-10-23 英迪股份有限公司 加热式香烟的烟叶安装方法
US12022873B2 (en) 2018-11-19 2024-07-02 Intellectual Discovery Co., Ltd. Smoking tool

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