JP2014115436A - 表示装置 - Google Patents

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剛 出村
Shuya Takahashi
修哉 高橋
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Abstract

【課題】温度制御を、簡易な構成、かつ低消費電力で実現できる、縦置き及び横置きの両方での使用が可能な表示装置を提供する。
【解決手段】表示装置は、横置き、及び縦置き状態での使用が可能であり、表示パネル、横置き状態において表示装置の下方、又は、上方側に設けられ表示パネルを照射するバックライト、表示装置内の温度を取得する温度センサ、温度センサの出力値が所定値よりも大きいとき、光源の出力を抑制する制御部、を備える。温度センサは、横置き状態においては、制御部は係る抑制を実行せず、縦置き状態においては、制御部が係る抑制を実行しうる位置に配備される。
【選択図】図9

Description

本発明は液晶ディスプレイ等の表示装置に関する。特に縦置き、横置きの両方での使用が可能な表示装置内の温度制御に関するものである。
液晶表示装置の発熱対策としてファン等の冷却装置を使用するものがある(特許文献1)。しかし、ファンを導入した場合、装置のコストが高くなったり、消費電力が大きくなったりするという問題がある。そこで、温度センサを用い所定の温度以上になった場合にバックライトもしくは音声の出力を下げ温度を低くし、ある程度下がった場合には出力を元に戻すといった方法(特許文献2)がある。
特開2004−4214号公報 特開2006−11086号公報
上記のように、温度センサを用いる技術では、一般的に使用される横置きでの状態のみ温度制御が働くが、業務用モニター等で使用される縦置きの場合の温度制御が考慮されておらず意図した制御が出来ない可能性がある。この問題を解決するために、横置き、縦置きを考慮した制御をする場合には横置き、縦置きを検出するセンサの追加やメニューによるユーザでの設定が必要であった。
本発明のある態様の表示装置は、横置き、及び縦置き状態での使用が可能であり、表示パネル、該表示装置の下方又は上方側に設けられ、表示パネルを照射する光源、該表示装置内の温度を取得する温度センサ、温度センサの出力値が所定値よりも大きいとき、光源の出力を抑制する制御部、を備え、温度センサは、横置き状態においては、制御部が前記抑制を実行せず、縦置き状態においては、制御部が前記抑制を実行しうる位置に配備されることを特徴とする。なお、ここで上下方向は、横置き状態としたときを基準とした方向とする。
本発明の他の態様の表示装置は、横置き、及び縦置き状態での使用が可能な表示装置であって、表示パネル、横置き状態において、該表示装置の左方又は右方側に設けられ、表示パネルを照射する光源、該表示装置内の温度を取得する温度センサ、温度センサの出力値が所定値よりも大きいとき、光源の出力を抑制する制御部、を備え、温度センサは、縦置き状態においては、制御部が前記抑制を実行せず、横置き状態においては、制御部が前記抑制を実行しうる位置に配備される。
縦置き及び横置きの両方での使用が可能な表示装置における温度制御を、簡易な構成、かつ低消費電力で実現する。
表示装置10の前面斜視図である。 第1の方向から見たときの表示装置10の背面斜視図である。 第2の方向から見たときの表示装置10の背面斜視図である。 表示装置10のバックカバー3を取り外した状態での背面斜視図であり、第1の方向から見た図である。 表示装置10のバックカバー3を取り外した状態での背面斜視図であり、第2の方向から見た図である。 表示装置10での温度制御を決定するために行った実験の構成を説明する図である。 上記実験結果の例を示す図であり、縦置き時における周囲温度と装置内温度の関係の一例を示した図である。 上記実験結果の例を示す図であり、横置き時における周囲温度と装置内温度の関係の一例を示した図である。 上記実験結果の例を示す図であり、縦置き時におけるバックライト出力と装置内温度の関係の一例を示した図である。 表示装置10が行うバックライト制御の処理の一例を示すフローチャートである。 通常使用時におけるバックライト制御の例である。 通常使用時におけるバックライト制御の例である。 起動時におけるバックライト制御の例である。 起動時におけるバックライト制御の例である。
以下に本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
(表示装置10の構造)
図1は本発明の一実施の形態である表示装置10の前面斜視図である。同図のように表示装置10は表示パネルユニット1、フロントキャビネット2、スタンド4を有する。
表示パネルユニット1は、画像を表示する表示パネル1a、表示パネル1aに光を照射するバックライト1b、表示パネル1aやバックライト1bを収容するシャーシ1cがあるが、図1で示されているのは、これらのうちの表示パネル1aである。本実施形態では表示パネル1aは、液晶パネルであり、バックライト1bとしてはLED光源が用いられる。
フロントキャビネット2は、表示パネル1aの側面を支持すると共に、表示パネル1aの前面周囲部の非表示部分を覆う。このフロントキャビネット2は、樹脂、又はアルミ等の金属で構成される。スタンド4は、表示装置10が横置き使用される場合において、表示パネルユニット1等からなる本体を下から支持する。
図2は、表示装置10の背面斜視図であり、表示装置10の左後方から見た場合の図である(ここで、左右方向は、表示装置10の視聴者から見た場合を基準としている。以後、特に断りがない限り、同様である。)。
バックキャビネット3は、表示パネルユニット1を背面側から覆う。このバックキャビネット3は、上述した表示パネルユニット1のシャーシ1cに対してネジ止めされる。また、バックキャビネット3は、左部分3L、中央部分3C、右部分3Rの部分からなり、独立して着脱可能である(なお、本表示装置10では、先ず左部分3L、右部分3Rをシャーシ1cから取り外した後、中央部分3Cを取り外すことができる)。
バックキャビネット3L、3C、3Rそれぞれの上部には、バックキャビネット3により覆われた表示装置10の内部の熱を放熱するための、放熱口31a、31b、31cが設けられる。表示装置10では、主な熱源は、表示パネルユニット1のバックライト1b
と、(後述する)電源回路51であるが、放熱口31は、これらの熱を外部に放熱するためのものである。バックライト1bは、表示パネルユニット1の下側、即ち表示装置10の下側に設けられる(横置き使用の場合)。バックライト1bで発生した熱は、熱は上昇するという性質に相俟って、特にファン等の強制送風手段を設けなくても、表示装置10内を上昇していき、放熱口31から発熱することとなる。また、放熱口31は、バックキャビネット3の上部の傾斜部(上側に行くにつれて前面側に傾斜している部分)に設けられる。このように放熱口を傾斜面に設けるのは、熱の放熱効率と、デザイン性(美観性)の両面で有利である。
また、これ以外にも、バックキャビネットの左部分3Lには、放熱口37a、37b、37cが設けられる。このうち、特に放熱口37aは、特に縦置き使用時を想定して設けられた放熱口である(つまり、縦置き使用時には、バックキャビネット3L側が上になるようにして使用される)。また放熱口37aはバックキャビネット3Lの下側に設けられている。これは、後述するように、縦置き使用時には特にバックライト1b近傍の温度が高くなるため、バックライト1bに近い箇所に放熱口37aを設けている。また、放熱口31と同様、放熱効率等を考慮して放熱口37aは、左側へ行くほど手前に傾斜する傾斜面に設けられている。
バックキャビネットの中央部分3Cには、放熱口37d、37eが設けられる。そして、バックキャビネットの右部分3Rには、放熱口37f、37g、37hが設けられる。
放熱口31の更に上側には、天吊り具36L、Rが設けられる。これらの天吊り具36は、表示装置10を横置き状態で、天井から吊るして使用するためのものである。天吊り具36Lは、バックキャビネット3の左部分3Lに、天吊り具36Rは、右部分3Rに設けられる。また、バックキャビネット3の左部分3Lの左端(フロントキャビネット2の近傍)には、一対の天吊り具36U、36Dが設けられる。これらの天吊り具36U、36Dを用いることにより、表示装置10を縦置き状態で、天井から吊るして使用することができる。
更に表示装置10は、壁掛け使用とすることもできる。具体的には、バックキャビネット3に設けられた4つのネジ穴32a、32b、32c、32dを利用することで、壁掛け具を表示装置10に取り付けることができる。
また、バックキャビネット3Lには、拡張ボードをスロット53(図4参照)に挿入するための開口38aが設けられている。
図3は、同じく表示装置10の背面斜視図であるが、表示装置10の右後方から見た場合の図である。同図を参照してバックキャビネット3Rには電源ケーブルを電源コンセント51a(図4参照)に挿入するための開口38bが設けられている。また、表示装置10の右側面には操作ボタン57(図4参照)が設けられており、これに対応する位置に開口38cが設けられている。
図4は、表示装置10のバックカバー3を取り外した状態での背面斜視図であり、表示装置10の左後方から見た場合の図である。図5は、同じく背面斜視図であり、表示装置10の右後方から見た場合の図である。
これらの図に示すように、表示パネルユニット1のシャーシ1c上には、電源回路51、メイン基板52、スロット53、補強金具54、LCDタイミングコントローラ55、LED制御回路56、操作ボタン57、放熱構造58、が設けられている。
電源回路51は、表示装置10の全体に対して電力を供給するための回路である。電源回路51は、コンセント51aから入力された商用の100V交流電源を直流に変換する回路、供給先に応じて適切な直流電圧(例えば、バックライト用の直流24V、メイン基板用の直流5Vなど)を生成する回路等からなる。電源回路51は、シャーシ1cの右側(視聴者側から見た場合)に配備されるが、これは、表示装置10を縦置き使用した場合は下側に位置することとなる。この位置に電源回路51を配備する理由は、縦置き時には、コンセント51aが下方にあった方がユーザの利便性が高いからである。しかし、電源回路51は、バックライト1bと同様、熱源となる。そして、電源回路51から発生した熱は、表示装置10内を伝わって上昇し、メイン基板52やスロット53、バックライト1bの一部を加熱する恐れがある。そこで、縦置き時においては、この電源回路51からの発熱も考慮して、熱設計をする必要がある。尚、横置き時には、メイン基板52やスロット53、バックライト1bは、電源回路51の側方、或いは下方に位置することとなるから、電源回路51からの発熱が他の部材に影響を及ぼすことは考慮する必要は無い。
メイン基板52は、シャーシ1cの左側下方に設けられている。このメイン基板52は、外部からの信号を入力する為の端子(ビデオ入力のBNC端子、音声入力のRCA端子、HDMI端子、DVI端子、パソコン入力端子)、これらの端子から入力された映像信号をデコードするMPEGデコーダ、映像に応じた画像処理を行うDSPなどが搭載される。また、メイン基板52上には、表示装置10内の温度を測定するための温度センサ59が配備される。好ましくは、この温度センサ59は、バックライト1bの左端近傍に配置するのが好ましい(表示装置10の背面側から見た場合、メイン基板52の右下側に配備するのが好ましい)。なお、この位置は丁度、バックカバー3の放熱口37aの近辺に相当することとなる。また、メイン基板52には、各種制御を行うためのCPUも搭載されている。このCPUでは、温度センサ59が測定した温度に応じたバックライト1bの制御を実行する処理も行う。これについては後程、詳述する。
スロット53は、拡張ボードを挿入するためのものである。ここで、拡張ボードとは、例えば音声出力に対応するためのHD−SDI端子ボード、DVI光伝送用ボード、HDMI用ツイストペア受信ボードなどであり、これにより、メイン基板52が備えていない端子(インタフェース)を利用したいユーザの要望にも応えることができる。
補強金具54は、壁掛け具により表示装置10を壁掛け使用する場合に、荷重がかかる箇所を補強するために設けられている。補強金具54は、表示装置10の中央部分において縦方向に延在する支柱部54L、54R、及び水平方向の加重を補強するためのフレーム状金具54U、54Dからなる。なお、補強金具54上には、壁掛け具を表示装置10にネジ止めするためのネジ穴54a、54b、54c、54dが設けられおり、それぞれのネジ穴は、先述したバックキャビネット3上のネジ穴32a、32b、32c、32dの位置に対応している。また、支柱部54L、54Rそれぞれの下方にはスタンド4を装着するための開口が設けられている。
LCDタイミングコントローラ55は、メイン基板52によりデコードされた映像信号を更に表示パネル1a(液晶パネル)が表示するのに適した信号処理を行うためのものである。例えば、本表示装置10の表示パネル1a(液晶パネル)が120Hz駆動することに対応して、60Hz仕様の映像信号を120Hzに変換する。或いは画質補正、後述するLEDの発光タイミングと液晶パネルのスイッチングのタイミングを合わせる処理を行ったりする。なお、このコントローラ55は、シャーシ1cの中央部下方に設けられる。
LED制御回路56は、バックライト1b(LED光源)の発光制御を行う。具体的には、メイン基板52のCPUにより決定された光量に応じた電流を生成したり、バックラ
イト1bが120Hzのパルス発光を行うことに鑑み、パルス波形を生成したりする。
操作ボタン57は、シャーシ1cの右側部に設けられている。これはリモコンを用いずに表示装置10を操作したいユーザの要望に応えるためのものであり、例えば、電源ON/OFF、音量のUP/DOWN、入力切替、メニュー画面、などの操作を、操作ボタン57により行うことができる。
(表示装置10における温度制御)
以上、表示装置10の構造について説明した。次に、表示装置10が実行する制御について説明する。
上述したように、表示装置10では、(横置き時においては)表示装置10の下部に熱源となるバックライト1bが存在することとなるが、この場合、バックライト1bからの熱は上方向に(理論的には)均等に分散されるので、熱による影響を受けにくい。一方、縦置きとした場合は、バックライト1bが存在する側である右側かつ上方向に熱が集中する。
発明者は、実際に表示装置10(の試作品)を用いて実験を行い、上記の事項を確認した。実験では、まず図6に示すように、表示パネル1aの表示面の下辺近傍に、左から順に5つの温度センサ(1)〜(5)を配置し、バックライト1bをONにしたときの表示パネル1aの表面温度を測定した。下辺近傍に配置したのは、表示パネル1a内では、バックライト1bの近傍の温度が最も高くなり、この部分の温度が表示パネル1aの仕様(補償温度)を超えないように制御する必要があるためである。更に、表示装置10の近辺には周囲温度(環境温度)を測定するための温度センサを、表示装置10の表示パネル1aの裏面側のシャーシ1cのメイン基板52が配置される箇所に温度センサを配置した。なお、縦置きにした場合は、温度センサ(1)が最も下側、温度センサ(5)が最も上側に配置されることとなる。
このような実験環境下で測定を行った結果を図7に示す。ここで、「パネル箇所(1)〜(5)」とは、それぞれ図6の温度センサ(1)〜(5)で測定した温度であり、「周囲温度」は表示装置10の近辺に配置した温度センサで測定した温度であり、「温度センサ」はシャーシ1cの裏面側に配置したセンサにより測定した温度である。更に本実験は5通りの周囲温度で行った。また、周囲温度を変えて測定を行うために、表示装置10の試作品を恒温槽に入れて行った(恒温槽の設定温度は、実際に表示装置10が設置されるであろう公共場所の温度を想定し、32℃から40℃の間で行った)。
図7に示すように、まず横置きの場合は、周囲温度、パネル箇所に係わらず、表示パネル1a(液晶パネル)の動作補償温度である70℃を超えることは無かった。このことから、本表示装置10は、横置きで使用する場合においては、特段の熱制御が必要ないことを確認することができた。
一方、縦置きで使用する場合は、環境温度が40℃を超えた場合には、パネル箇所(5)の温度センサでは70℃を超える温度を計測した。つまり、縦置き時の場合、表示パネル1aの右上部分が動作補償温度を超えることとなるため、何らかの温度制御が必要であるとの知見を得た。
そこで、縦置きの場合においては、図8に示すように追試を行った。ここでは、バックライト1bの出力を4通りに変化させて場合に測定を行った。この図において、例えばバックライト輝度95とは、例えば100の場合の輝度に対して5%下げたということを意味する(バックライトの最大出力の95%を意味するものではない)。なお、周囲温度は、40.2℃ないし40.3℃で実験した(即ち、恒温槽の設定温度を40℃に保った状
態で実験を行った)。
この実験から、パネル箇所(5)においては、バックライト輝度を3%下げることにより表示パネル1aの表面温度は70℃を下回ることとなる。但し、わずか0.1℃下回るに過ぎないので、実際には5%程度下げた方が良い(その結果69.1℃となる)と考えられる。
以上の実験から、横置き使用の場合は、特にバックライトの輝度を下げる等の温度制御は不要であり、縦置き使用の場合は、液晶パネルの表面温度が動作補償温度を超えそうな場合は、バックライトの輝度を下げることにより、補償温度を超えることを防止できることが確認できた。また、表示パネル1aが動作補償温度である70℃を超えるときの、シャーシ1c裏面側に配置される温度センサでの測定温度は概ね54℃程度となることが分かった。
上記の実験から得られた知見に基づき、表示装置10のメイン基板52に搭載されるCPUが実行する制御内容を策定した。その一例を図9のフローチャートを参照して説明する。
まず、初めにステップS1では、変数Tc、α、α、β等のパラメータの設定を行う。これらの各種変数の内容については、後で都度説明する。
続くステップS2では、メイン基板52に配備された温度センサ59で測定された温度Tが、温度Tcを超えているか否かが判定される。ここで、温度Tcとは、図7、8で示される実験結果に基づいて決定した値である。一例として、上記実験から、温度センサ59で測定された温度が54℃になる場合に、表示パネル1aの一部が70℃を超えることが判明しているので、Tcはこれよりも数度ほど低い値に設定するのが適当である。一例としては、50℃とすることが考えられる。温度Tが温度Tcを超えている場合は、続くステップS3に進む。
ステップS3では、αがαよりも大きいか否かが判定される。ここでの判定結果が「否」である場合は、続くステップS4において、バックライトの出力をβ〔%〕下げる。一例としては5%程度下げることが考えられる。そして、続くステップS5ではαを1つ増加させる。
なお、ステップS4に先立ってステップS3を実行する理由は周囲温度(環境温度)が極度に高い場合に対応するためである。例えば、環境温度が50℃と極端に高く、バックライト1bの出力を変えても温度センサ59で測定した温度Tが依然Tcを超える場合、αの値が増加する結果、ステップS3での比較結果は「真」となる。その場合は、表示装置10自体を動作させることが好ましくないため、ステップS6において、バックライト1bを完全に消灯させる。
ステップS5の処理の完了後、再びステップS2に戻り、温度Tに関する判定が行われる。即ち、バックライトの出力をステップS4で下げた結果、温度がTcを下回ることとなったとき(ステップS2で「否」と判定されたとき)は、温度Tが再びTcを超えることがない限り、ステップS2から先に進むことはない。なぜなら、バックライト輝度を下げる制御を行う必要がないからである。勿論、当初から温度がTcを超えない場合でも同様である。
なお、ステップS2で「否」と判定されたとき、再びステップS2に戻るが、直ちに再判定を行うのではなく、所定時間(例えば5秒程度)の間隔をおいてから再判定を行うよ
うにしても良い。また、上記の例ではバックライトの輝度を5%単位で下げるようにしているが、これに限られない。例えば1%単位で減少させても良い。また、温度センサ59の閾値温度Tcも50℃としているが、例えば、52℃や、53℃等、もう少し高い温度であっても良い。
また、上記処理例では、複数回バックライトの輝度を下げても装置内の温度が下がらない場合(ステップS3で「真」となる場合)に、周囲温度が高いものと推定し、バックライトをオフにする処理(ステップS6)を行っている。これに代えて、温度センサ59での計測温度Tが所定値よりも高い値(例えばTcよりも更に高いTm)になった場合、周囲温度が高いものと推定し、バックライトを直ちにオフにする処理を行っても良い。
また、ステップS6でバックライトをオフにした後、温度センサ59での計測温度Tが再びTcを下回ることとなった場合、再度バックライトを点灯し、表示パネル1aによる映像表示を再開しても良い。
以上、温度制御の処理の一例をフローチャートで示したが、処理は上記に限られるものではなく、他の例を用いても良い。
(通常使用時におけるバックライト制御の例)
図10、11は、通常使用時におけるバックライト制御の具体例である。ここでは、フローチャートに代えて、タイミングチャートを用いて説明する。
ケース(1)は、瞬間的に温度が上昇したが、その後、温度が戻った場合の例である。ここで、実線(細線)はユーザ設定値、破線は理想制御値、実線(太線)は実際の動作を示す。ユーザ設定値とは、ユーザがメニュー画面で設定可能な、バックライトの輝度のことである。ケース(1)では、ユーザ設定値が100%と一定であり、ユーザが(省エネよりも)輝度を優先した場合である。理想制御値とは、表示装置10内の温度制御という観点のみから見た理想的なバックライトの制御値のことである。実際の動作とは、メイン基板52のCPUの制御に基づき、表示装置10のバックライト1bが実際に発光する輝度のことをいう。
まず、期間1(図中では丸付き数字1で示している。他の期間、他のケースに関しても同様)を経た後、温度が上昇した場合、温度制御の観点のみから言えばバックライトの輝度を理想制御値のように下げるのが好ましい。しかし、期間2においては、実際にはバックライト輝度を急激に下げるのではなく、緩やかにバックライト輝度を減少させている。これは急激に輝度を下げると画像が暗くなるのが目立つこととなり、視聴者に違和感を与えるためである。しばらくした後、温度が元の状態に戻った(下がった)とする。これに応じ、バックライトの輝度を上昇させていく(期間3)。但し、期間2の制御と同様の理由により、理想制御値よりも緩やかに輝度を変化させている。そして、バックライト輝度が最大値に戻ったら、バックライト輝度が一定値に制御される(期間4)。
ケース(2)は、温度が高い状態から下がった場合の制御であり、かつユーザ設定値が80%である場合の例である。つまり、ユーザが省エネモードを選択しているケースである。まず、期間1では、温度が高いためバックライト輝度を60%程度に低く抑えている。その後、温度が十分に下がり、バックライトの輝度を抑える必要が無くなったとする。つまり、理想制御値としてバックライト輝度を100%にできる状態になったとする。そうすると、バックライト1bの輝度を徐々に上昇させる(期間2)。しかし、バックライト1bの輝度がユーザ設定値である80%に到達した場合は、その時点でバックライト1bの輝度を上昇させるのをやめ、以後、80%一定値に保つ(期間3)。以上のように、ケース(2)はユーザ設定値を超えないようにバックライト1bの輝度を制御している例である。
ケース(3)も温度が高い状態から下がった場合の制御である。更には、ユーザ設定値が大きく増加する方向に変更され、かつ温度が僅かに下がったに過ぎない場合の例である。期間1では、温度が極端に高い訳ではないので理想制御値としては65%程度でも良いが、ユーザ設定値に従いバックライト1bの輝度を50%に抑えている。その後、温度が若干下がり理想制御値を増加させても良い状態になったとする。それと同じくしてユーザが設定値を50%から100%に増加させたとする。これらに対応し、期間2ではバックライト1bの輝度を上昇させる制御が行われる。そして、バックライト1bの輝度が、新たな温度に対応する理想制御値である85%に近づいたとき、バックライト1bの輝度を上昇させる制御を停止する(期間4)。但し、輝度が85%に到達する直前では、輝度の上昇度合いを一旦緩やかにしておく(期間3)。
この理由は以下の通りである。期間2ではケース(2)の場合と比較して単位時間当たりの輝度の上昇度合いを大きくしている。これはバックライト1bの輝度が50%と低いためである。つまり、輝度を急激に変化させることによる違和感というデメリットよりも、暗すぎる表示状態を早急に改善させるというメリットの方を優先させた方が良いと考えられるためである。期間3で輝度の上昇度合いを緩やかにしているのは、バックライトの輝度がある程度高くなり、表示画面がある程度明るくなってきた為、急激な輝度変化による違和感を防止する為に輝度変化を緩やかにしているのである。以上のように、ケース(3)は理想制御値を超えないようにバックライト1bの輝度を制御している例である。
ケース(4)は、温度が上昇する場合における制御例である。更には、ユーザ設定値が途中で減少する方向に変更された場合の例である。この場合、温度上昇に呼応して、バックライト輝度を下降させる(期間2)。但し、ユーザに与える違和感を軽減させる為、急激に輝度を下げるのでは無く、期間2では緩やかに輝度を下げている。そして、バックライト輝度が温度上昇後の理想制御値に到達したら、下降制御を停止させる(期間3)。尚、本ケースではユーザ設定値の変更度合いはさほど大きくないので、基本的には周囲温度の変化のみを考慮したバックライト制御となっている。
ケース(5)も、温度が上昇し、かつユーザ設定値が減少する方向に変更された場合の例である。但し、ユーザ設定値がケース(4)の場合よりも大きく変更されている。まず温度上昇に呼応して、バックライト輝度を下降させる(期間2)。その後、ユーザが設定値を大きく下げた場合(100%から50%に変更)、これに対応するためにユーザ設定値を即座に50%に下げる(期間3)。そして、ユーザが設定値を再度上昇させたら、即座に輝度を上昇させる(期間5)。但し、理想制御値を超えない範囲で上昇させる。理想制御値に到達したら、バックライト輝度が新たなユーザ設定値に到達するまで、バックライト輝度を緩やかに上昇させる(期間6)。その後、ユーザ設定が理想制御値を超えて変更されたとき、理想制御値までバックライト輝度を上昇させる(期間8)。
なお、ケース(5)の期間3では、バックライト輝度をユーザ設定値に合わせて即座に輝度を変化させている。急激に輝度を変化させたとしても、これはユーザの意思に基づくものであるから、違和感については問題にならないと考えられるためである。
ケース(6)も、温度が上昇し、かつユーザ設定値が減少する方向に変更された場合の例である。但し、温度の上昇度合いが大きいのに対し、ユーザ設定値はケース(5)程は大きく変更されていないケースである。まず温度上昇に呼応して、バックライト輝度を下降させる(期間2)。その後、ユーザが設定値を下げた場合(80%から60%に変更)、これに対応するためにユーザ設定値を60%に下げる(期間3)。そして、一定時間60%に保った後(期間4)、輝度を理想制御値である50%にまで徐々に下げる(期間5)。
なお、期間2の開始時点は温度上昇の直後ではなく、少し時間が経過した時点としている。また、期間3においては、理想制御値である50%まで一気に下げるのではなく、一旦ユーザ設定値である60%に留めている。そして一定時間経過してから輝度を50%に下げている(期間5)。これは、バックライトの輝度制御内容は、先ず温度変化に基づいて決定し(第1ステップ)、次にユーザ設定に応じて修正している(第2ステップ)ことによるものである。つまり、期間2及び5での制御直線は、第1ステップで求められた制御内容が反映されたものである。一方、期間1の後半部分と、期間4は、ユーザ設定値が変更されたことに伴い、第1ステップで求めた制御直線に対して変更を加えた箇所である。このような手順で輝度を変更することにより、輝度の急激な変化による違和感の防止と、ユーザの輝度変更の要望、及び装置内の温度制御、という3つの要請を満たすことができるのである。
(起動時におけるバックライト制御の例)
図12、13は、起動時におけるバックライト制御の具体例である。
ケース(1)は表示装置10の起動直後におけるバックライトの制御例である。ここで、起動直後とは、例えば(A)表示装置10本体の電源をONした直後、(B)表示装置10がスタンバイモード(いわゆる待機状態で、本体の電源はONだがバックライトはOFFである状態)から通常モード(バックライトもONになった状態)に遷移した直後、(C)表示装置10の電源が(RS−232C等の通信手段等を用いて)遠隔操作によりONになった直後、などが該当する。起動直後においては、徐々にバックライト輝度を上昇させている(期間2)。
ケース(2)はケース(1)の期間2に相当する期間中に温度が瞬間的に上昇した場合である。この場合、輝度が理想制御値に到達した場合、バックライト輝度を理想制御値に保つ(期間3)。そして、温度が復帰した(下がった)とき、輝度を上昇させる(期間5)。
ケース(3)も起動時に温度が上昇した場合の例である。更にユーザが設定値を大幅に(30%から80%程度にまで)変更したケースである。まず起動指示に呼応して輝度を上昇させる(期間2)。但し、ケース(1)(2)の場合のように緩やかに上昇させるのではなく、急激に上昇させる。これは、急激に輝度を上昇させても、ユーザの意図に基づくものであるから、違和感を与えないためである。但し、温度上昇に伴う変更後の理想制御値に輝度が到達した場合、輝度を理想制御値に保つ(期間4)。その後、温度が復帰したら(再び下がったら)輝度をユーザ設定値まで上昇させる(期間5)。
ケース(4)は起動時において温度が高い場合の動作である。温度制御の観点のみから考えれば、バックライトの輝度は起動直後から理想制御値である50%にする方が好ましい。しかし、輝度50%だと画面が暗く、表示装置10を起動したのかどうかさえも分かりにくい恐れがある。それに表示装置10の仕様を知らないユーザは画面が暗いので故障ではないかと勘違いをする恐れもある。そこで、起動直後だけは輝度を高めにしておき(期間1)、その後、徐々に下げるようにしても良い(期間2)。尚、この例では期間2の途中でユーザが設定値を下げる変更をしているが、変更の度合いは小さいため、ユーザ設定変更の影響を受けることなくバックライト輝度の制御が行われている。
これに対し、ケース(5)では、起動してからしばらくした後、ユーザが設定値を大きく変更(100%→40%)した場合の例である。ここでは、期間2では緩やかにバックライトの輝度を下げているが、この期間中に発生したユーザの設定変更に呼応して大幅にバックライト輝度を下げている(期間3)。なお、ユーザが再び設定値を上げたとき、輝度を理想制御値である50%に上昇させる(期間5)。
ケース(6)でも、起動してからしばらくの間は輝度を高めに設定しておき(期間1)、その後、輝度を下げる(期間2)。期間3、4、5、6での輝度制御内容は、通常使用時のケース(6)で説明したのと同様の制御を行う。
以上、本発明に係る一例である表示装置10の構造、並びにこれが実行する制御内容を説明した。この表示装置10によれば、縦置き、横置きを検出するセンサやユーザによる設定を必要とすることなく、両配置に適した温度制御が可能とする。なお、温度制御を目的としてバックライトの輝度を変えると、ともすれば画像が暗くなりユーザに違和感を与える恐れがある。しかし、表示装置10では、例えば放熱構造の改良(例えば放熱口31の採用)により、横置き時にはバックライト輝度制御を不要としており、縦置き時にのみバックライト輝度制御が施されることとなるので、ユーザに与える違和感は極力抑えることが可能であると考えられる。
また、本表示装置10では、バックライト1bにはLED光源を用いているので、輝度の制御は個別のLED単位で可能である。したがって、全てのLEDの輝度を一様に制御するのではなく、一部のLEDの輝度のみを制御するようにしても良い。例えば、温度が高くなる上側部分のみのLEDの輝度を制御しても良い。但し、一部のLEDの輝度を制御することにより、画像の輝度が上側だけ暗くなるというデメリットもある。但し、仮に画像の輝度が不均一となっても事実上問題がない状況下では、このような制御を行っても良いものと考えられる。
また、ファンを用いることなく、バックライトの輝度制御のみで表示装置10内の温度制御を行っているので、低消費電力化を図ることもできる。
また、表示装置10では温度センサ59をメイン基板52上に配置している。これは、メイン基板52が、丁度、縦置き時に高温となる箇所の近傍に配置されるので、温度の測定位置として適切であり、かつ実際の温度制御を決定するCPUと同じ基板上に配置した方が、配線やメンテナンスの観点からも好都合である、と言える。
また、表示装置10では、下側のみにバックライト1bを配置しているが、大型の表示装置の場合、下側だけでなく、上側にもバックライトを配置しても良い。この場合は、別途の温度センサを上側バックライト近傍に配置しても良い。
また、上記の例では、下側にバックライトを配置し、横置き時にはバックライト制御を行わず、縦置き時にバックライト制御を実行する構成としている。これに代えて、バックライトを(横置き時において)表示装置の側方(左又は右)に配置する場合は、縦置き時にはバックライト制御を行わず、横置き時にバックライト制御を実行する構成としても良い。
本発明は、液晶ディスプレイ等の表示装置に利用可能である。特に縦置き、横置き両方に対応可能な表示装置であって、サイドライト方式(光源を表示パネルの側面に配置する方式)の光源を採用する表示装置に好適である。
1 表示パネルユニット
1a 表示パネル
1b バックライト
1c シャーシ
2 フロントキャビネット
3 バックキャビネット
3L バックキャビネットの左部分
3C バックキャビネットの中央部分
3R バックキャビネットの右部分
4 スタンド
10 表示装置
31 放熱口
32 ネジ穴
36 天吊り具
37 放熱口
38 開口
51 電源回路
52 メイン基板
53 スロット
54 補強金具
55 LCDタイミングコントローラ
56 LED制御回路
57 操作ボタン
59 温度センサ

Claims (6)

  1. 横置き、及び縦置き状態での使用が可能な表示装置であって、
    表示パネル、
    該表示装置の下方又は上方側に設けられ、表示パネルを照射する光源、
    該表示装置内の温度を取得する温度センサ、
    温度センサの出力値が所定値よりも大きいとき、光源の出力を抑制する制御部、を備え、
    横置き状態においては、制御部が前記抑制を実行せず、縦置き状態においては、制御部が前記抑制を実行しうる位置に温度センサが配備される、表示装置。
  2. 表示パネルの背面を覆うバックカバー、
    バックカバーの下方かつ側部近傍に設けられた傾斜面、
    当該傾斜面に配備された放熱口を備える、請求項1に記載の表示装置。
  3. 温度センサは、表示パネル裏面側、かつ前記放熱口の近傍に設けられる、請求項2に記載の表示装置。
  4. ユーザが光源の輝度に関する設定値を入力するための入力部を備え、
    制御部は、前記設定値にも基づいて光源の出力を制御する、請求項1に記載の表示装置。
  5. 制御部は、当該装置の起動直後において温度センサの出力値が所定値よりも大きい場合は、所定時間を経過した後、光源の出力を抑制する、請求項1に記載の表示装置。
  6. 横置き、及び縦置き状態での使用が可能な表示装置であって、
    表示パネル、
    横置き状態において、該表示装置の左方又は右方側に設けられ、表示パネルを照射する光源、
    該表示装置内の温度を取得する温度センサ、
    温度センサの出力値が所定値よりも大きいとき、光源の出力を抑制する制御部、を備え、
    縦置き状態においては、制御部が前記抑制を実行せず、横置き状態においては、制御部が前記抑制を実行しうる位置に温度センサが配備される、表示装置。
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