JP2014112326A - ソフトウェア複雑度測定装置及び方法並びにプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 ソフトウェアの全階層に亘る全体バランスを定量的に評価すること。
【解決手段】ソフトウェア複雑度測定装置は、階層構造を持つソフトウェア内の複数のコンポーネント間の依存関係の複雑度を表す第1指標値と、前記コンポーネント内の複数のモジュール間の依存関係の複雑度を表す第2指標値と、前記モジュール内の複数の関数間の依存関係の複雑度を表す第3指標値と、前記関数内における経路複雑度を表す第4指標値のうちの少なくともいずれか3つを算出し、該算出した前記少なくともいずれか3つの指標値のうちの最大値を出力する。
【選択図】図9

Description

本発明は、ソフトウェア複雑度測定装置及びソフトウェア複雑度測定方法並びにプログラムに関する。
近年のソフトウェアの巨大化、複雑化は著しく、ソフトウェアに含まれるモジュール数も膨大となり、またモジュール間の依存関係も著しく複雑化してきている。しかし、モジュール間の依存関係がスパゲティ状に複雑になるほど、ソフトウェアの保守性は低くなる。
そこで、モジュール間の依存関係の複雑さを表す指標によって、保守性に問題のあるモジュール構造を定量的に判断し、改善につなげることが試みられてきた。モジュール間の依存関係の複雑さを表す従来の一般的な指標として、以下の指標が提案されている。Inter-Module Complexity(Henry-Kafura)は、モジュールのfan-in数とfan-out数に着目し、(fan-in * fan-out)^2 をモジュールの複雑さとして評価する指標である。
特開2001−325100号公報 特開2000−215045号公報 特開2008−083912号公報
ところで、保守性の良いソフトウェア構造の一指標としては、ソフトウェアが全階層に亘ってバランスが良いことが挙げられる。例えば、コンポーネント間を単純化すると、その中のモジュール間が複雑になりすぎ、バランスが良くなくなるという問題が生じうる。この点、既存の指標は、ソフトウェアの全階層に亘るバランスを評価するのには不適である。
そこで、本発明は、ソフトウェアの全階層に亘る全体バランスを定量的に評価することができるソフトウェア複雑度測定装置等の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一局面によれば、階層構造を持つソフトウェア内の複数のコンポーネント間の依存関係の複雑度を表す第1指標値と、前記コンポーネント内の複数のモジュール間の依存関係の複雑度を表す第2指標値と、前記モジュール内の複数の関数間の依存関係の複雑度を表す第3指標値と、前記関数内における経路複雑度を表す第4指標値のうちの少なくともいずれか3つを算出し、該算出した前記少なくともいずれか3つの指標値のうちの最大値を出力する、ソフトウェア複雑度測定装置が提供される。
本発明によれば、ソフトウェアの全階層に亘る全体バランスを定量的に評価することができるソフトウェア複雑度測定装置等が得られる。
ソフトウェア複雑度測定装置1の一例を示す構成図である。 測定対象の1つのソフトウェアの概略構造の一例を示す図である。 モジュール間における依存関係の一例を示す図である。 図4(A)は、図3のモジュールXのソースコードの一部を示す図であり、図4(B)は、図3のモジュールYのソースコードの一部を示す図である。 依存関係の他の一例を示す図である。 図6(A)は、図5のモジュールXのソースコードの一部を示す図であり、図6(B)は、図5のモジュールYのソースコードの一部を示す図である。 依存関係の更なる他の一例を示す図である。 図8(A)は、図7のモジュールXのソースコードの一部を示す図であり、図8(B)は、図7のモジュールYのソースコードの一部を示す図である。 ソフトウェア複雑度測定装置1の処理装置10により実行される処理の一例を示すフローチャートである。 第1乃至第4指標値の算出結果の出力例を示す図である。 多対多関係の一例の説明図である。 多対多関係の他の例の説明図である。 逆方向経路及び順方向経路の決定方法(その1)の説明図である。 逆方向経路及び順方向経路の決定方法(その2)の説明図である。 DSMを用いた逆方向経路率の算出方法の流れの一例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態の説明を行う。
図1は、ソフトウェア複雑度測定装置1の一例を示す構成図である。ソフトウェア複雑度測定装置1は、処理装置10を含む。処理装置10は、典型的には、コンピューターから構成される。コンピューターは、任意のコンピューターであり、汎用性のあるコンピューターであってもよい。
処理装置10は、CPU12と、記憶部14とを含んでよい。記憶部14は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)等を含んでよい。以下で説明する処理装置10の機能は、例えばCPU12が記憶部14内のプログラムを読み出して実行することにより実現されてよい。尚、記憶部14内には、外部との有線又は無線通信を介してプログラムがダウンロードされ若しくは記録媒体を介してプログラムが格納されてもよい。尚、プログラムは、以下で説明する処理(例えば図9に示す処理)を実現するためのプログラムを含む。尚、記録媒体は、CD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等の様に情報を光学的,電気的或いは磁気的に記録する記録媒体、ROM、フラッシュメモリ等の様に情報を電気的に記録する半導体メモリ等を含んでよい。
処理装置10には、表示装置16が接続されてもよい。表示装置16は、コンピューターのディスプレイに相当してよい。表示装置16は、液晶ディスプレイであってもよいし、他のタイプのディスプレイであってもよい。表示装置16には、処理装置10によるソフトウェアの複雑度の測定結果(例えば、後述の全体バランス指標値等)が表示されてよい。尚、処理装置10と表示装置16との間の接続は、有線又は無線若しくはそれらの組合せで実現されてよく、また、表示装置16は、処理装置10に対して遠隔位置に存在してもよい。例えば、処理装置10は、ホストコンピューターであり、表示装置16は、クライアントコンピューターのディスプレイであってもよい。
ソフトウェア複雑度測定装置1は、ソフトウェアの複雑度を測定する。測定対象のソフトウェアは任意である。例えば、測定対象のソフトウェアは、設計段階(開発段階)のソフトウェアであってもよいし、開発済み(実装済み)のソフトウェアであってもよい。
図2は、測定対象の1つのソフトウェアの概略構造の一例を示す図である。1つのソフトウェアは、図2に示すように、複数のコンポーネントを含んでよい。1つのコンポーネントは、複数のモジュールを含んでよい。1つのモジュールは、複数の関数を含んでよい。このようにソフトウェアの構造は、関数(及び共有変数)、モジュール、コンポーネントなどの構成単位と、構成単位間の依存関係とで定義することができる。尚、構成単位を"箱"、依存関係を方向のついた線とみなすと、ソフトウェア構造は箱と線との組合せで表現することができる。一般的には、コンポーネント内部には複数のモジュールが含まれ、モジュール内部には複数の関数が含まれる。従って、ソフトウェア全体は、大きな粒度(例えばコンポーネント)の箱の中に、より小さい粒度(例えばモジュール)の箱と線が含まれる階層的な構造として表現することができる。尚、以下では、一例として、ソフトウェア全体がコンポーネントに分割され、コンポーネントがモジュールに分割され、モジュールが関数に分割された3階層のソフトウェア構造を前提として説明を続ける。
尚、図2に示す例では、1つのソフトウェアは、3つのコンポーネントを含み、1つのコンポーネントは、3つのモジュールを含み、1つのモジュールは、3つの関数を含んでいるが、これらの数は任意であり、多様となりうる。
尚、モジュールとは、関数や変数といったソフトウェアの構成要素のうち、関係(例えば依存関係)がある構成要素をまとめたものをいう。なお、関係がある構成要素をまとめたものであれば、どのようなものでも「モジュール」に相当し、例えばファイル、クラス、オブジェクトなども「モジュール」に含まれる概念である。
ソフトウェア複雑度測定装置1は、ソフトウェアの複雑度について、コンポーネント粒度(コンポーネント間)、モジュール粒度(モジュール間)、関数粒度(関数・共有変数間)及び関数内で、それぞれ算出する。ソフトウェアの複雑度は、依存関係に基づいて算出されてもよい。例えば、コンポーネント粒度における複雑度は、コンポーネント間の依存関係に基づいて算出されてよく、同様に、モジュール粒度における複雑度は、コンポーネント毎に、コンポーネント内におけるモジュール間の依存関係に基づいて算出されてよい。
ここで、「依存関係」とは、例えばモジュール粒度の場合、あるモジュールに含まれる関数が、別モジュールに含まれる関数を呼び出したり、別モジュールに含まれる変数を読み書きたりする関係にあることをいう。
図3は、モジュール間における依存関係の一例を示す図である。図3では、モジュールXの関数がモジュールYの関数を呼び出すタイプの依存関係が模式的に示される。即ち、図3に示す例では、モジュールXの関数がモジュールYの関数を呼び出す関係にある。また、このモジュールXのソースコードの一部を図4(A)に示し、モジュールYのソースコードの一部を図4(B)に示す。図3及び図4に示すように、モジュールX内の関数「funcA(void)」は、内部にモジュールYに含まれる関数「funcB()」の呼び出しが記述されている。尚、この場合、モジュールXからモジュールYへの依存が存在することとしてよい。
図5は、モジュール間における依存関係の他の一例を示す図である。図5では、モジュールXの関数がモジュールYの変数を呼び出すタイプの依存関係が模式的に示される。即ち、図5に示す例では、モジュールXの関数がモジュールYの変数を呼び出す関係にある。また、このモジュールXのソースコードの一部を図6(A)に示し、モジュールYのソースコードの一部を図6(B)に示す。図5及び図6に示すように、モジュールX内の関数「funcA(void)」は、内部にモジュールYに含まれる変数(共有変数)「verC」を参照することが記述されている。尚、この場合、モジュールXからモジュールYへの依存が存在することとしてよい。
図7は、モジュール間における依存関係の更なる他の一例を示す図である。図7では、モジュールXの関数がモジュールYの変数を更新するタイプの依存関係が模式的に示される。即ち、図7に示す例では、モジュールXの関数がモジュールYの変数を更新する関係にある。また、このモジュールXのソースコードの一部を図8(A)に示し、モジュールYのソースコードの一部を図8(B)に示す。図7及び図8に示すように、モジュールX内の関数「funcA(void)」は、内部にモジュールYに含まれる変数(共有変数)「verC」を更新することが記述されている。尚、この場合、モジュールYからモジュールXへの依存が存在することとしてよい。
尚、図3乃至図8では、モジュール間における依存関係について説明したが、コンポーネント間、関数・共有変数間、関数内においても実質的に同様である。例えば、あるコンポーネント内のモジュールの関数が、他のコンポーネント内のモジュールの関数を呼び出す場合、或いは、あるコンポーネント内のモジュールの関数が、他のコンポーネント内のモジュールの変数を呼び出す又は更新する場合は、コンポーネント間に依存関係が存在する。同様に、ある関数が、他の関数を呼び出す場合、或いは、ある関数が、共有変数を呼び出す又は更新する場合は、関数・共有変数間に依存関係が存在する。
尚、図3乃至図6に示す例では、モジュールXからモジュールYへの依存が存在し、図7乃至図8に示す例では、モジュールYからモジュールXへの依存が存在するとしているが、このような依存の方向(依存元と依存先との関係)については、用途に応じて自由に定義してよい。
図9は、ソフトウェア複雑度測定装置1の処理装置10により実行される処理の一例を示すフローチャートである。図9に示す処理は、測定対象のソフトウェアが指定されることで実行されてよい。或いは、測定対象のソフトウェアを入力データ(例えば、Cソースコード)として入力して実行されてよい。
ステップ900では、測定対象のソフトウェア内のコンポーネント間の依存関係の複雑度を表す第1指標値が算出される。
ステップ902では、モジュール間の依存関係の複雑度を表す第2指標値が算出される。第2指標値は、測定対象のソフトウェア全体に対して算出されてもよいが、典型的には、測定対象のソフトウェア内のコンポーネント毎に算出される。尚、コンポーネント毎の第2指標値は、そのうちの最大値が代表値として採用されてもよい。
ステップ904では、測定対象のソフトウェア内の各関数・共有変数間の依存関係の複雑度を表す第3指標値が算出される。第3指標値は、測定対象のソフトウェア全体に対して算出されてもよいが、典型的には、モジュール毎に、モジュール内の各関数・共有変数に基づいて算出される。この場合、モジュール毎の第3指標値は、そのうちの最大値が代表値として採用されてもよい。
ステップ906では、関数内における経路複雑度を表す第4指標値が算出される。第4指標値は、関数の基本的な指標として知られるMcCabe複雑度であってよい。関数毎の第4指標値は、そのうちの最大値が代表値として採用されてよい。
ステップ908では、上記ステップ900乃至906で算出された各指標値のうちの最大値が抽出される。尚、各指標値(特に第4指標値)は正規化された後、最大値が抽出されてもよい。
ステップ910では、上記ステップ908で得られた最大値が所定基準値を超えるか否かが判定される。所定基準値は、全体のバランスの良いソフトウェアで得られる各指標値の上限値に対応し、適合された固定値であってもよいし、可変値であってもよい。例えば、可変値の場合、所定基準値は、第1乃至第4指標値の平均値に応じて可変されてもよい。また、所定基準値は、指標値の種類毎に設定されてもよい。例えば、第1乃至第3指標値に対してと、第4指標値に対してとで、別の所定基準値が用意されてもよい。最大値が所定基準値を超える場合は、ステップ912に進み、最大値が所定基準値以下である場合は、ステップ914に進む。
ステップ912では、全体バランスを表す指標値(以下、全体バランス指標値という)として、上記ステップ908で得られた最大値が第1出力態様で表示装置16に出力される。第1出力態様は、ユーザに注意喚起を促す態様であってよい。例えば、全体バランス指標値が赤色等で表示されてもよいし、点滅等する態様で表示されてもよい。また、第1出力態様は、全体バランスが悪い旨のメッセージの出力を伴ってもよい。
ステップ914では、全体バランス指標値として、上記ステップ908で得られた最大値が第2出力態様で表示装置16に出力される。第2出力態様は、第1出力態様よりも注意喚起度の低い通常態様であってよい。
図9に示す処理によれば、ソフトウェア全体として複雑度のバランスを表す指標値(全体バランス指標値)を得ることができる。尚、図9に示す処理において、ステップ910乃至ステップ914の処理は省略されてもよい。この場合、ステップ908で抽出された最大値が単に全体バランス指標値として出力されてよい。
次に、上述の第1乃至第3指標値の算出方法の例について説明する。
第1乃至第3指標値は、それぞれ、例えば、経路複雑度に関する指標値(以下、単に「経路複雑度」という)であってよい。経路複雑度は、例えば、以下の式で算出されてもよい。
(経路複雑度)=(経路数)−(箱数)+2×(連結成分数) 式(1)
この式(1)は、関数の基本的な指標として知られるMcCabe複雑度と同様の考え方に基づくものである。
ここで、式(1)において、経路数とは、依存関係を表す経路(線)の数である。例えば箱Aから箱Bへの依存が存在するとき、これを箱Aから箱Bへの依存の経路が存在する。このとき、箱Aから箱Bへの依存が何本あったとしても(例えば、箱Aに対応するモジュール内の関数が、箱Bに対応するモジュール内の関数を呼び出す関係が、複数本あったとしても)、経路数は"1"と数える。但し、箱Aから箱Bへの依存と、箱Bから箱Aへの依存は別の依存経路であると考え、双方向の依存が存在する場合、経路数は"2"と数える。尚、第1指標値の算出時は、箱はコンポーネントであり、第2指標値の算出時は、箱はモジュールであり、第3指標値の算出時は、箱は関数である。
また、式(1)において、箱数は、箱(構成要素)の数であり、粒度に依存する。例えば、コンポーネント粒度では箱数はコンポーネント数であり、モジュール粒度では箱数はモジュール数であり、関数粒度では箱数は関数と共有変数の合計数である。
また、式(1)において、連結成分とは、依存関係で連結されたひとつながりの箱の集合を指す。従って、連結成分数とは、依存関係で連結されたひとつながりの箱の集合の数となる。例えば、10個の箱全てが依存関係で互いにつながっている場合は、連結成分数は"1"である。他方、10個の箱全てが互いに依存せずに、ばらばらに存在する場合は、連結成分数は"10"である。
図10は、第1乃至第4指標値の算出結果の出力例を示す図である。図10では、縦軸に経路複雑度(第4指標値についてはMcCabe複雑度、以下同じ)が示され、横軸に第1乃至第4指標値が示されている。図10に示す例では、5つのコンポーネントX1乃至X5が測定対象として、それぞれ、第1乃至第4指標値が算出されている。また、図10には、所定基準値Th1(図9のステップ910参照)が示されている。尚、第1指標値については、5つのコンポーネントX1乃至X5で共通となる。また、第2指標値については、コンポーネント毎の値がそのまま使用される。
図10に示すように、第1乃至第4指標値は、折れ線グラフで表すことによって、どの指標値(どの階層の複雑さ)がバランスを乱しているかを容易に把握することができる。図10に示す例では、コンポーネントX2は、第3指標値(モジュール内の経路複雑度、即ち関数間の経路複雑度)のみが所定基準値Th1を超えている。また、コンポーネントX1は、第3指標値及び第4指標値(関数内の経路複雑度)のみが所定基準値Th1を超えている。他のコンポーネントX3,X4,X5は、全ての指標値が所定基準値Th1以下となっており、バランスが良好であると判断することができる。
ここで、問題のあるソフトウェア構造の多くは、どこかの階層が極端に単純であるため、そのしわ寄せとして別の階層が極端に複雑になっていることが多い。全ての階層に亘って適度な複雑さに抑えられたバランスの良い構造が、保守性の高い良いソフトウェア構造ということができる。尚、保守性が高いソフトウェア構造とは、保守作業(変更時の内容理解、修正、テストなど)に必要な努力(工数)が少なくて済む構造を指す。
従って、第1乃至第3指標値として経路複雑度を使用し、全体バランス指標値を得ることで、ソフトウェア構造の全体のバランス(全ての階層に亘って適度な複雑さに抑えられたバランスの良さの有無)を定量的に評価することができる。
尚、図10に示す例では、コンポーネント毎に、第1乃至第4指標値が折れ線グラフで表されているが、ソフトウェア毎に第1乃至第4指標値が折れ線グラフで表されてもよいし、モジュール毎に第1乃至第4指標値が折れ線グラフで表されてもよい。尚、ソフトウェア毎に第1乃至第4指標値が折れ線グラフで表される場合、第2指標値については、ソフトウェア毎に、コンポーネント毎の各第2指標値のうちの最大値が使用されてよい。
次に、第1乃至第3指標値の算出方法の他の例について説明する。
第1乃至第3指標値は、それぞれ、例えば、多対多関係強度を表す値であってよい。多対多関係強度は、例えば、以下の式で定義されてもよい。
(多対多関係強度)=(多対多経路数)/(多対多関係箱数) 式(2)
ここで、箱Aから箱Bへの依存のみが存在するとき、AとBは1対1関係にあるとし、M個の依存元からN個の依存先への経路が全て存在するとき、これをM対N関係にあるとする。M,Nが2以上であるとき、即ち複数の依存元から複数の依存先への経路が全て存在するとき、これを多対多関係にあるとする。複数の依存元から複数の依存先への経路が全て存在するとき(即ち多対多関係が存在するとき)、これらの経路を多対多経路と称する。従って、多対多経路数とは、複数の依存元から複数の依存先への経路が全て存在するとき、これらの多対多経路の数である。また、多対多関係箱とは、多対多関係を構成する箱であり、多対多関係箱数は、多対多関係箱の数である。
尚、複数の多対多関係が存在する場合、及び、その加えて複数の多対多関係が重複している場合には、多対多関係を構成する全ての経路は全て、多対多経路数として数え、多対多関係を構成する箱は全て多対多関係箱として数える。即ち、重複はダブルカウントしない。
図11は、多対多関係の一例の説明図である。図11に示す例では、箱A,Bと箱C乃至Fについては、箱Aから箱C乃至Fへの各経路が全て存在し、箱Bから箱C乃至Fへの各経路が全て存在するので、2対4関係であり、多対多関係を構成する。同様に、箱C乃至Fと箱G,Hは、4対2関係であり、多対多関係を構成する。この場合は、複数の多対多関係が存在する場合に当たり、また、複数の多対多関係が重複している場合に当たる(箱C乃至Fで重複する)。この場合、多対多経路数は、"16"であり、多対多関係箱数は、"8"であり、従って、多対多関係強度は"2"である。
図12は、多対多関係の他の例の説明図である。図12(A)は、2対2関係が4つある構成を示し、図12(B)は、4対4関係が1つある構成を示す。図12(A)に示す構成では、多対多経路数は、"16"であり、多対多関係箱数は、"16"であり、従って、多対多関係強度は"1"である。他方、図12(B)に示す構成では、多対多経路数は、"16"であり、多対多関係箱数は、"8"であり、従って、多対多関係強度は"2"である。このように、多対多経路数が同じでも、多対多関係強度が大きいほど経路が絡み合っているといえる。
ところで、保守性の高いソフトウェア構造は、依存関係がスパゲティでないという特徴がある。即ち、依存の経路が特定の箱間に集中しすぎて絡み合っていないという特徴がある。従って、第1乃至第3指標値として多対多関係強度を使用し、全体バランス指標値を得ることで、ソフトウェア構造の全体のバランス(全ての階層に亘って適度な複雑さに抑えられたバランスの良さの有無)を定量的に評価することができる。
次に、第1乃至第3指標値の算出方法の更なる他の例について説明する。
第1乃至第3指標値は、それぞれ、例えば、逆方向経路率を表す値であってよい。逆方向経路率は、例えば、以下の式で定義されてもよい。
(逆方向経路率)=(逆方向経路数)/(順方向経路数) 式(3)
ここで、上述の如く、箱Aから箱Bへの依存が存在するとき、これを箱Aから箱Bへの依存の経路が存在する。このとき、箱Aから箱Bへの依存が何本あったとしても(例えば、箱Aに対応するモジュール内の関数が、箱Bに対応するモジュール内の関数を呼び出す関係が、複数本あったとしても)、経路数は"1"と数える。但し、箱Aから箱Bへの依存と、箱Bから箱Aへの依存は別の依存経路であると考え、双方向の依存が存在する場合、経路数は"2"と数える。逆方向とは、ある2つの箱間において、依存の本数が少ない方向に対応し、順方向は、依存の本数が多い方向に対応する。
図13は、逆方向経路及び順方向経路の決定方法(その1)の説明図である。
図13(A)に示す例では、箱Aから箱Bへ3本の依存があり、箱Bから箱Aへ2本の依存がある。この場合、依存の本数が少ない方向の経路、即ち箱Bから箱Aへの経路が逆方向経路となり、依存の本数が多い方向の経路、即ち箱Aから箱Bへの経路が順方向経路となる。
図13(B)に示す例では、箱Aから箱Bへ1本の依存があり、箱Bから箱Aへ1本の依存がある。このように依存の最小本数が同数である場合は、ランダムにいずれか一方が逆方向とされてよい。例えば、箱Bから箱Aへの経路が逆方向経路となり、箱Aから箱Bへの経路が順方向経路となってもよい。
図14は、逆方向経路及び順方向経路の決定方法(その2)の説明図である。
図14(A)に示す例では、3つの箱A,B,C間で依存が循環している。この場合、循環全体の中で最も本数の少ない依存の経路が逆方向となる。図14(A)に示す例では、箱から箱Bへの依存の本数が"2"であり、箱Bから箱Cへの依存の本数が"2"であり、箱Cから箱Aへの依存の本数が"1"である。従って、この場合、箱Cから箱Aへの経路が逆方向経路となり、箱Aから箱Bへの経路、及び、箱Bから箱Cへの経路が順方向経路となる。
図14(B)に示す例では、図14(A)に示す例と同様、3つの箱A,B,C間で依存が循環しているが、箱から箱Bへの依存の本数が"2"であり、箱Bから箱Cへの依存の本数が"1"であり、箱Cから箱Aへの依存の本数が"1"である。このように依存の最小本数が同数である場合は、ランダムにいずれか一方が逆方向とされてよい。例えば、箱Cから箱Aへの経路が逆方向経路とされ、箱Aから箱Bへの経路、及び、箱Bから箱Cへの経路が順方向経路とされてよい。
尚、図13及び図14に示したように、最も少ない依存本数の経路を切ることで双方向依存(図13)や循環依存(図14)を解消できるような経路が逆方向経路ということができる。
逆方向経路数及び順方向経路数は、例えば以下の方法で算出されてもよい。先ず、DSM(Dependency Structure Matrix)によって箱間の依存関係を表現する。DSMとは、列と行の交差するセルに依存元から依存先への依存関係の本数(依存の数)を記述した行列である。DSMの項目は、各箱を表す。従って、例えばモジュール粒度の場合(即ち第2指標値の場合)は、DSMの各項目は、あるコンポーネント内の各モジュールであってよい。また、関数粒度の場合(即ち第3指標値の場合)は、DSMの各項目は、各関数及び各共有変数であってよい。DSMにおける箱の並び方は、対角線より上のセル内の数字の合計(逆方向の依存数)が最小となるように最適化される。かかる最適化を行ったDSMにおいて、対角線より上の各セルのうち、"1"以上の数字が入っているセルの数が、逆方向経路数となり、対角線より下の各セルのうち、"1"以上の数字が入っているセルの数が、順方向経路数となる。
図15は、DSMを用いた逆方向経路率の算出方法の流れの一例を示す図である。図15(A)に示す例では、箱Aから箱Bへの依存の本数が"10"であり、箱Bから箱Cへの依存の本数が"1"であり、箱Cから箱Aへの依存の本数が"20"である構成が示される。このような構成について、先ず、箱A,B,Cの並びにてDSMで表現すると、図15(B)に示すDSMが得られる。このDSMでは、対角線より上のセル内の数字の合計が"20"である。対角線より上のセル内の数字の合計が最小となるように、箱A,B,Cの並びを最適化すると、図15(C)に示すDSMが得られる。このDSMによれば、図15(D)に示すような箱C,A,Bの並びで対角線より上のセル内の数字の合計が最小値"1"となり、最適な並びであることが分かる。従って、この例では、箱Bから箱Cへの経路が逆方向経路となり、箱Cから箱Aへの経路、及び、箱Aから箱Bへの経路が順方向経路となる。従って、逆方向経路数は、"1"であり、順方向経路数は、"2"であり、逆方向経路率は、"1/2"となる。
ところで、保守性の高いソフトウェア構造は、依存の方向がそろっているという特徴がある。即ち、逆方向経路数が少ないという特徴がある。従って、第1乃至第3指標値として逆方向経路率を使用し、全体バランス指標値を得ることで、ソフトウェア構造の全体のバランス(全ての階層に亘って適度な複雑さに抑えられたバランスの良さの有無)を定量的に評価することができる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、上述した実施例では、第1乃至第3指標値の算出方法のいくつかを説明したが、これらは組み合わせて使用することも可能である。例えば、第1乃至第3指標値は、それぞれ、経路複雑度、多対多関係強度を表す値、及び、逆方向経路率を表す値のうちの任意の2つ又は3つの組合せで表されてもよい。
また、上述した実施例では、第1乃至第4指標値のうちの最大値を全体バランス指標値としているが、第1乃至第4指標値のうちのいずれか任意の3つの指標値の組合せのみを用い、当該3つの指標値のうちの最大値を全体バランス指標値として用いてもよい。
また、上述した実施例では、測定対象のソフトウェアは、コンポーネント、モジュール、関数・共有変数の構成単位で階層構造を有しているが、階層構造における階層数は任意である。また、同一階層における各構成単位の区分け、例えばコンポーネント間の区分け(例えば、どのモジュールがどのコンポーネントに含まれるか)についても任意である。但し、典型的には、モジュールは、ソースファイル毎に存在し、コンポーネントは、ソースファイルを格納するフォルダ毎に存在する。
1 ソフトウェア複雑度測定装置
10 処理装置
12 CPU
14 記憶部
16 表示装置

Claims (5)

  1. 階層構造を持つソフトウェア内の複数のコンポーネント間の依存関係の複雑度を表す第1指標値と、前記コンポーネント内の複数のモジュール間の依存関係の複雑度を表す第2指標値と、前記モジュール内の複数の関数間の依存関係の複雑度を表す第3指標値と、前記関数内における経路複雑度を表す第4指標値のうちの少なくともいずれか3つを算出し、該算出した前記少なくともいずれか3つの指標値のうちの最大値を出力する、ソフトウェア複雑度測定装置。
  2. 前記最大値が所定基準値を超えたか否かを判定する、請求項1に記載のソフトウェア複雑度測定装置。
  3. 算出した前記少なくともいずれか3つの指標値を折れ線グラフで出力する、請求項1又は2に記載のソフトウェア複雑度測定装置。
  4. 階層構造を持つソフトウェア内の複数のコンポーネント間の依存関係の複雑度を表す第1指標値と、前記コンポーネント内の複数のモジュール間の依存関係の複雑度を表す第2指標値と、前記モジュール内の複数の関数間の依存関係の複雑度を表す第3指標値と、前記関数内における経路複雑度を表す第4指標値のうちの少なくともいずれか3つを算出し、
    該算出した前記少なくともいずれか3つの指標値のうちの最大値を出力する、ソフトウェア複雑度測定方法。
  5. 階層構造を持つソフトウェア内の複数のコンポーネント間の依存関係の複雑度を表す第1指標値と、前記コンポーネント内の複数のモジュール間の依存関係の複雑度を表す第2指標値と、前記モジュール内の複数の関数間の依存関係の複雑度を表す第3指標値と、前記関数内における経路複雑度を表す第4指標値のうちの少なくともいずれか3つを算出し、
    該算出した前記少なくともいずれか3つの指標値のうちの最大値を出力する、
    処理をコンピューターに実行させるプログラム。
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