JP2014112300A - 処理実行装置、処理実行方法 - Google Patents
処理実行装置、処理実行方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014112300A JP2014112300A JP2012266281A JP2012266281A JP2014112300A JP 2014112300 A JP2014112300 A JP 2014112300A JP 2012266281 A JP2012266281 A JP 2012266281A JP 2012266281 A JP2012266281 A JP 2012266281A JP 2014112300 A JP2014112300 A JP 2014112300A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- execution
- batch
- completion information
- processing
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Programmable Controllers (AREA)
Abstract
【解決手段】処理実行装置は、自処理実行装置が実行する自処理と並列処理される他の処理実行装置による他処理の実行が完了したことを示す実行完了情報に基づいて、並列処理される自処理と他処理とを含む前段処理の実行が完了しているか否かを判定し、前段処理に含まれるすべての処理が完了していると判定した場合に、前段処理の後に実行される後段処理を起動する判定部を備える。
【選択図】図1
Description
本発明の態様(2)によれば、自処理の実行の完了を判定の開始条件にするため、前段処理に含まれるすべての処理の実行が完了しているか否かの判定を常時行うことが不要になり処理装置の処理実行負荷を低減できる。
本発明の態様(3)によれば、複数のバッチが並列に処理されていた場合であっても、判定部が互いにバッチが終了したか否かを記憶部に記憶されている実行完了情報に基づいて判定できる。この結果、バッチの終了を監視するためのバッチ管理装置が不要になり情報システムのコストを削減できる。
本発明の態様(5)および(6)によれば、処理実行装置が各々、起動カウンタを備え、バッチの起動毎に起動回数を加算する。このようにバッチの起動回数をお互いに監視しあうことで、バッチのネット構成が複数回起動されても、起動回数に合わせてネット構成を起動することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る処理実行装置および処理実行システムの概略構成例を説明する図である。
図1に示すように、処理実行システム1は、n(nは2以上の整数)台の処理実行装置10−n、および記憶装置20を備えている。処理実行装置10−nは、各々、通信ネットワーク30を介して接続されている。通信ネットワーク30は、有線ネットワーク、または無線ネットワークである。図1に示した例では、処理実行装置10−nが4台(n=4)接続されている例を示したが、処理実行装置10−nの台数は、2台以上であればよい。
通信部102−nは、他の処理実行装置10−nとの通信を、通信ネットワーク30を介して行う。以下、説明の対象としている処理実行装置10−nを自装置(または、自処理実行装置)ともいい、この自装置と通信ネットワーク30を介して情報の送受信を行う他の処理実行装置10−nを他装置ともいう。また、この自装置が実行している処理を自処理ともいい、他装置が実行している処理を他処理ともいう。
ここで、自装置と並列に行う処理を並列処理という。すなわち並列処理とは、異なる2台の処理実行装置10−nが各々、バッチを実行することである。並列処理されるバッチは、例えば1台の処理実行装置10−nが出力した起動指示に応じて実行が開始される第1のバッチと第2のバッチであってもよい。あるいは、第1のバッチと第2のバッチが、1台の処理実行装置10−nが出力した起動指示に応じて実行が開始され、第2のバッチが終了した後、第2のバッチを実行していた処理実行装置10−nが出力した起動指示により第3のバッチが実行される場合、並列処理されるバッチは、第1のバッチと、第3のバッチであってもよい。
判定部104−nは、自装置および並列して処理されている他装置におけるすべてのバッチが終了したと判定した場合、自装置の記憶部106−nに記憶されている設定情報に応じて次に実行するバッチに対する起動指示を、通信ネットワーク30を介して他の装置に送信する。設定情報に記述されている次に実行するバッチが複数の場合、判定部104−nは、設定情報に記述されている複数のバッチ毎に起動指示を他装置に送信する。なお、設定情報については、図2を参照して後述する。
例えば符号301に示すように、記憶部106−nに記憶されている情報は、バッチの実行順番が1であり、実行するバッチがバッチAであり、バッチを実行する処理実行装置名が処理実行装置10−1である。また、バッチ起動時刻が10時00分00秒であり、監視対象のバッチ名がAであり、次に実行するバッチがバッチBとバッチCである。また、記憶部106−nにはバッチAが記憶されている。
例えば符号303に示すように、記憶部106−nに記憶されている情報は、バッチの実行順番が2であり、実行するバッチがバッチCであり、バッチを実行する処理実行装置名が処理実行装置10−3である。また、バッチ起動時刻は記述無しであり、監視対象のバッチ名がBおよびCであり、次に実行するバッチがバッチDである。また、記憶部106−nにはバッチCが記憶されている。
なお、図2に示した情報すべてが、各処理実行装置10−nの各記憶部106−nに記憶されていてもよい。あるいは、自装置分の情報のみが記憶部106−nに記憶されていてもよく、例えば符号301に示した情報のみが処理実行装置10−1の記憶部106−1に記憶されていてもよい。
次に、処理実行装置10−2の処理部103−2はバッチBを起動し、処理実行装置10−3の処理部103−3はバッチCを起動する。
次に、判定部104−2と判定部104−3は、互いにバッチが終了したかを判定し、最後にバッチを終了したと判定した方の判定部104が、バッチDに対する起動指示を処理実行装置10−4に送信する。
(ステップS2)処理部103−1は、バッチAを実行制御する。処理部103−1は、ステップS2終了後、処理をステップS3に進める。
(ステップS4)判定部104−1は、記憶装置20に実行完了情報を書き込む指示を実行完了情報書込部105−1に対して出力する。次に、実行完了情報書込部105−1は、判定部104−1から入力された実行完了情報を書き込む指示に応じて、バッチ名Aと実行完了情報とを関連づけて記憶装置20の記憶部201に書き込む。処理部103−1は、ステップS4終了後、処理をステップS5に進める。
(ステップS6)判定部104−1は、記憶部106−1に記憶されている設定情報に応じて、バッチBに対する起動指示を処理実行装置10−2に送信し、バッチCに対する起動指示を処理実行装置10−3に送信する。
(ステップS8)処理実行装置10−3の処理部103−3は、処理実行装置10−1から入力されたバッチCに対する起動指示に応じて、記憶部106−3に記憶されている設定情報に基づいてバッチCを読み出す。処理部103−3は、読み出したバッチCを起動する。これにより、バッチBとバッチCとが並列処理される。
(ステップS10)処理部103−3は、バッチCを実行制御する。処理部103−3は、ステップS10終了後、処理をステップS14に進める。
(ステップS18)処理実行装置10−4の処理部103−4は、処理実行装置10−3から入力されたバッチDに対する起動指示に応じて、記憶部106−4に記憶されている設定情報に基づいてバッチDを読み出す。処理部103−4は、読み出したバッチDを起動する。処理部103−4は、ステップS18終了後、処理をステップS19に進める。
(ステップS19)処理部103−4は、バッチDを実行制御する。
これにより、複数のバッチが並列に処理されていた場合であっても、判定部104−nが互いにバッチが終了したか判定し、すべてのバッチが終了したと判定した場合に、判定した判定部104−nが、次のバッチを起動するようにした。この結果、バッチ管理装置が不要になり情報システムのコストを削減できる。
これにより、複数のバッチが並列に処理されていた場合であっても、判定部104−nが互いにバッチが終了したか否かを記憶装置20の記憶部201に記憶されている実行完了情報に基づいて判定できる。この結果、バッチの終了を監視するためのバッチ管理装置が不要になり情報システムのコストを削減できる。
第1実施形態では、複数のバッチが並列処理されて、終了するタイミングが異なる例を説明した。本実施形態では、複数のバッチが並列処理されて、終了するタイミングが同じ場合の例を説明する。
図6に示すように、処理実行システム1Aは、n(nは2以上の整数)台の処理実行装置10−n、および記憶装置20Aを備えている。第1実施形態における処理実行システム1と同じ機能を有する機能部は、同じ符号を用いて説明を省略する。第1実施形態の処理実行システム1とことなる機能部は、記憶装置20Aである。
調停部202は、複数の実行完了情報書込部105−nからアクセスがあった場合、実行完了情報の書き込み順番を調停する。例えば、調停部202は、複数の実行完了情報書込部105−nからアクセスがあった場合、予め定められている書き込み順位に従って、実行完了情報の書き込みを受け付ける。ここで、予め定められている書き込み順位とは、並列処理される複数のバッチに対して予め定めてある順位である。予め定められている書き込み順位は、例えば、処理実行装置10−nに識別情報が割り振られている場合、並列処理されている処理実行装置10−nのうち、識別番号が小さい方を優先する順番であってもよい。
(ステップS101)判定部104−2は、処理部103−2が出力したバッチ終了情報に応じてバッチBが終了したと判定する。処理部103−2は、ステップS101終了後、処理をステップS102に進める。
(ステップS102)判定部104−2は、バッチBが終了したと判定した場合、記憶装置20Aの記憶部201Aに実行完了情報を書き込む指示を実行完了情報書込部105−2に対して出力する。次に、実行完了情報書込部105−2は、判定部104−2から入力された実行完了情報を書き込む指示に応じて、記憶装置20Aにアクセスする。
(ステップS104)判定部104−3は、バッチCが終了したと判定した場合、記憶部201Aに実行完了情報を書き込む指示を実行完了情報書込部105−3に対して出力する。次に、実行完了情報書込部105−3は、判定部104−3から入力された実行完了情報を書き込む指示に応じて、記憶装置20Aにアクセスする。
(ステップS106)調停部202は、同時にアクセスしてきた実行完了情報書込部105−3に対して、所定の時間後に再アクセスする指示を送信する。
(ステップS108)判定部104−2は、記憶部106−2に記憶されている設定情報のうち、監視対象のバッチ名BとCを読み出す。次に、判定部104−2は、バッチ名BとBに各々関連づけられた実行完了情報が記憶部201Aに記憶されているか否かを確認する。図7に示した例では、監視対象のバッチ名Bに関連づけられた実行完了情報が記憶部201Aに記憶されているが、監視対象のバッチ名Cに関連づけられた実行完了情報が記憶されていない。このため判定部104−2は、自装置および並列して処理されている他装置におけるすべてのバッチが終了していないと判定する。
(ステップS110)判定部104−3は、記憶部106−3に記憶されている設定情報のうち、監視対象のバッチ名BとCを読み出す。次に、判定部104−3は、バッチ名BとBに各々関連づけられた実行完了情報が記憶部201Aに記憶されているか否かを確認する。図7に示した例では、監視対象のバッチ名Bに関連づけられた実行完了情報が記憶部201Aに記憶され、監視対象のバッチ名Cに関連づけられた実行完了情報が記憶されている。このため判定部104−3は、自装置および並列して処理されている他装置におけるすべてのバッチが終了したと判定する。処理部103−3は、ステップS110終了後、処理をステップS111に進める。
(ステップS112)処理実行装置10−4の処理部103−4は、処理実行装置10−3から入力されたバッチDを起動する起動情報に応じて、記憶部106−4に記憶されている設定情報に基づいてバッチDを読み出す。次に、処理部103−4は、読み出したバッチDを起動する。
また、調停部202は、例えば、通信ネットワーク30と記憶装置20Aとの間に設けられていてもよい。
例えば、図7において、バッチAが終了した後、判定部104−1は、記憶部106−1に記憶されている設定情報に応じて、バッチBに対する起動指示を処理実行装置10−2に送信し、バッチCに対する起動指示を処理実行装置10−3に送信する。さらに、判定部104−1は、処理実行装置10−2と処理実行装置10−3に対して、トークンを発行するようにしてもよい。この場合、トークンは、処理実行装置10−2と処理実行装置10−3との間を、通信ネットワーク30を介して周回する。処理実行装置10−2と処理実行装置10−3とが、同時にバッチの実行を終えた場合、トークンを有している処理実行装置10−nの実行完了情報書込部105−nのみが、記憶装置20Aにアクセスして実行完了情報を記憶装置20Aに書き込むようにしてもよい。処理実行装置10−2は、実行完了情報の書き込み後、トークンを処理実行装置10−3に送信する。そして、トークンを受信した処理実行装置10−3の実行完了情報書込部105−3は、記憶装置20Aに実行完了情報を書き込むようにしてもよい。
これにより、複数のバッチが並列に処理されて同時に終了した場合であっても、記憶部(201または106−n)に実行完了情報を書き込む順番を調停できる。判定部104−nは、互いに記憶部(201または10−6−n)に記憶されている実行完了情報を確認することができる。この結果、バッチ管理装置が不要になり情報システムのコストを削減できる。
第1および第2実施形態では、バッチA〜バッチDが1回ずつ起動される例を説明した。本実施形態では、バッチA〜バッチDが所定の時刻毎に起動される例を説明する。
図8に示した例では、バッチA〜バッチBが所定の時間間隔で定期的に行われる。図8に示した例は、すべてのバッチが異常終了せずに終了した場合の図である。
このため、本実施形態では、起動回数をカウントするカウンタを設けることで、このような誤判定を防ぐ。
図9に示すように、処理実行システム1Bは、n(nは2以上の整数)台の処理実行装置10−nB、および記憶装置20Bを備えている。処理実行装置10−nBは、各々、通信ネットワーク30を介して接続されている。処理実行装置10−nBは、操作部101−n、通信部102−n、処理部103−n、判定部104−nB、実行完了情報書込部105−nB、記憶部106−nおよび起動カウンタ107−nを備えている。第1および第2実施形態にける処理実行装置10−nとの差異は、判定部104−nB、実行完了情報書込部105−nBおよび起動カウンタ107−nである。
図11(a)は、第1の時刻に第1のネット構成に含まれるバッチAが起動された例である。ここで、ネット構成とは、図8(a)に示したように、バッチA〜バッチDを含むバッチ群の起動順番およびバッチ間の連携を含む構成である。また、第1のネット構成とは、第1の時刻において起動されるバッチA、およびこれに連携して起動されるバッチB〜バッチDを含むバッチ群の起動順番およびバッチ間の連携の構成である。図11(b)は、第1の時刻とは異なる第2の時刻において、第2のネット構成に含まれるバッチAが起動された例である。ここで、第2のネット構成とは、第1のネット構成に含まれるバッチAの起動時刻とは異なる時刻において起動されるバッチA、およびこれに連携して起動されるバッチB〜バッチDを含むバッチ群である。
次に、処理部103−3は、処理実行装置10−1Bから入力された起動指示に応じて、記憶部106−3から読み出したバッチCを起動する。次に、処理部103−3は起動カウンタ107−3の起動回数に、起動指示に含まれるバッチAの起動回数(この例においては、1)を設定する。
バッチB終了後、実行完了情報書込部105−2Bは、判定部104−2Bから入力された実行完了情報を書き込む指示に応じて、バッチ名Bと実行完了情報と起動回数(=1)とを関連づけて記憶部201Bに書き込む。
次に、処理部103−4は、処理実行装置10−3Bから入力された起動指示に応じて、記憶部106−4から読み出したバッチDを起動する。次に、処理部103−4は起動カウンタ107−4の起動回数に、起動指示に含まれるバッチCの起動回数(この例においては、1)を設定する。
図11(b)において、処理部103−1は起動カウンタ107−1の起動回数に1を加算する。次に、処理部103−1は、記憶部106−1に記憶されている設定情報に基づいて記憶部106−1から読み出したバッチAを起動する。バッチA終了後、実行完了情報書込部105−1Bは、判定部104−1Bから入力された実行完了情報を書き込む指示に応じて、バッチ名Aと実行完了情報と起動回数(=2)を関連づけて記憶部201Bに書き込む。次に、判定部104−1Bは、記憶部106−2に記憶されている設定情報に応じて、バッチBに対する起動指示を処理実行装置10−2Bに送信し、バッチCに対する起動指示を処理実行装置10−3Bに送信する。この起動指示には、起動カウンタ107−1の値、バッチAの起動回数を示す情報が含まれている。
次に、処理部103−3は、処理実行装置10−1Bから入力された起動指示に応じて、記憶部106−3から読み出したバッチCを起動する。次に、処理部103−3は起動カウンタ107−3の起動回数に、起動指示に含まれるバッチAの起動回数(この例においては、2)を設定する。
バッチB終了後、実行完了情報書込部105−2Bは、判定部104−2Bから入力された実行完了情報を書き込む指示に応じて、バッチ名Bと実行完了情報と起動回数(=2)を関連づけて記憶部201Bに書き込む。
判定部104−3Bは、記憶部106−3に記憶されている設定情報のうち、監視対象のバッチ名BとCを読み出す。次に、判定部104−3Bは、起動回数(=2)であり、バッチ名BとCに各々関連づけられた実行完了情報が記憶部201Bに記憶されているか否かを確認する。この場合、記憶部201Bには、起動回数(=2)に関連づけられてバッチ名Bに対応する実行完了情報が記憶され、起動回数(=2)に関連づけられてバッチ名Cに対応する実行完了情報が記憶されている。このため判定部104−3Bは、自装置および並列して処理されている他装置におけるすべてのバッチが終了したと判定する。
次に、処理部103−4は、処理実行装置10−3Bから入力された起動指示に応じて、記憶部106−4から読み出したバッチDを起動する。次に、処理部103−4は起動カウンタ107−4の起動回数に、起動指示に含まれるバッチCの起動回数(この例においては、2)を設定する。
図12は、本実施形態に係るバッチ異常終了時の構成の一例を説明する図である。このうち、図12(a)は、第1の時刻に第1のネット構成に含まれるバッチAが起動された例である。図12(b)は、第2の時刻に第2のネット構成に含まれるバッチAが起動された例である。ここでは、第1のネット構成に含まれるバッチCが異常終了し、第1のネット構成に含まれるバッチDが起動できない場合について説明する。
次に、処理部103−3は、処理実行装置10−1Bから入力された起動指示に応じて、記憶部106−3から読み出したバッチCを起動する。次に、処理部103−3は起動カウンタ107−3の起動回数に、起動指示に含まれるバッチAの起動回数(この例においては、1)を設定する。
バッチB終了後、実行完了情報書込部105−2Bは、判定部104−2Bから入力された実行完了情報を書き込む指示に応じて、バッチ名Bと実行完了情報と起動回数(=1)とを関連づけて記憶部201Bに書き込む。
図12(b)において、処理部103−1は起動カウンタ107−1の起動回数に1を加算する。ここで、第2のネット構成に含まれるバッチA起動前においては、起動カウンタ107−1の起動回数は1であるため、起動カウンタ107−1の起動回数は2になる。次に、処理部103−1は、記憶部106−1に記憶されている設定情報に基づいて記憶部106−1から読み出したバッチAを起動する。バッチA終了後、実行完了情報書込部105−1Bは、判定部104−1Bから入力された実行完了情報を書き込む指示に応じて、バッチ名Aと実行完了情報と起動回数(=2)を関連づけて記憶部201Bに書き込む。次に、判定部104−1Bは、記憶部106−2に記憶されている設定情報に応じて、バッチBに対する起動指示を処理実行装置10−2Bに送信し、バッチCに対する起動指示を処理実行装置10−3Bに送信する。
次に、処理部103−3は、処理実行装置10−1Bから入力された起動指示に応じて、記憶部106−3から読み出したバッチCを起動する。次に、処理部103−3は起動カウンタ107−3の起動回数に、起動指示に含まれるバッチAの起動回数(この例においては、2)を設定する。
バッチB終了後、実行完了情報書込部105−2Bは、判定部104−2Bから入力された実行完了情報を書き込む指示に応じて、バッチ名Bと実行完了情報と起動回数(=2)を関連づけて記憶部201Bに書き込む。
判定部104−3Bは、記憶部106−3に記憶されている設定情報のうち、監視対象のバッチ名BとCを読み出す。次に、判定部104−3Bは、起動回数(=2)であり、バッチ名BとCに各々関連づけられた実行完了情報が記憶部201Bに記憶されているか否かを確認する。この場合、記憶部201Bには、起動回数(=2)に関連づけられてバッチ名Bに対応する実行完了情報が記憶され、起動回数(=2)に関連づけられてバッチ名Cに対応する実行完了情報が記憶されている。このため判定部104−3Bは、自装置および並列して処理されている他装置におけるすべてのバッチが終了したと判定する。
次に、処理部103−4は、処理実行装置10−3Bから入力された起動指示に応じて、記憶部106−4から読み出したバッチDを起動する。次に、処理部103−4は起動カウンタ107−4の起動回数に、起動指示に含まれるバッチCの起動回数(この例においては、2)を設定する。
また、従来のバッチ監視装置を有する情報システムでは、バッチ監視装置によるバッチ間の連動は起動順番のみであったが、第1〜第3実施形態によれば、お互いにバッチ間の相互監視をしているため、密接な連動関係が可能になる。また、第1〜第3実施形態によれば、ネット構成の多重起動等の高機能なバッチ間の連動が可能になる。また第1〜第3実施形態によれば、随時系バッチ等の多彩なバッチに対応できる。
また、第1〜第3実施形態では、前段の処理実行装置10−n(含む10−nB)により起動されたバッチを実行している処理実行装置10−n同士についてバッチが終了したか否かを判定する例を説明したが、これに限られない。例えば、図13に示すように、監視し合うバッチは、起動指示を出力した処理実行装置10−n(含む10−nB)が異なっていてもよい。図13は、本実施形態に係るバッチの連動の一例を説明する図である。以下の例では、第1および第2実施形態で説明した処理実行装置10−nを例に説明するが、第3実施形態で説明した処理実行装置10−nBであってもよい。
処理実行装置10−1の各記憶部106−1には、バッチ01_01が記憶され、以下同様に、処理実行装置10−15の各記憶部106−15には、バッチ10_01が記憶されている。
バッチ02_01とバッチ02_02が終了後、監視するすべてのバッチが完了したと判定した判定部104−2または104−3は、処理実行装置10−6にバッチ03_1に対する起動指示を送信する。
バッチ03_01が終了後、判定部104−6は、処理実行装置10−7にバッチ04_01に対する起動指示を送信し、処理実行装置10−8にバッチ04_2に対する起動指示を送信する。
バッチ03_01とバッチ05_02が終了後、監視するすべてのバッチが完了したと判定した判定部104−4または104−9は、処理実行装置10−10にバッチ06_1に対する起動指示を送信する。
バッチ06_01が終了後、判定部104−10は、処理実行装置10−11にバッチ07_01に対する起動指示を送信し、処理実行装置10−12にバッチ07_2に対する起動指示を送信する。
バッチ02_04とバッチ08_01が終了後、監視するすべてのバッチが完了したと判定した判定部104−5または104−13は、処理実行装置10−14にバッチ09_1に対する起動指示を送信する。
バッチ09_01が終了後、判定部104−14は、処理実行装置10−15にバッチ10_01に対する起動指示を送信する。
Claims (7)
- 自処理実行装置が実行する自処理と並列処理される他の処理実行装置による他処理の実行が完了したことを示す実行完了情報に基づいて、並列処理される前記自処理と前記他処理とを含む前段処理の実行が完了しているか否かを判定し、前記前段処理に含まれるすべての処理が完了していると判定した場合に、前記前段処理の後に実行される後段処理を起動する判定部、
を備えることを特徴とする処理実行装置。 - 前記判定部は、
前記自処理の実行の完了を前記判定の開始条件にして、前記前段処理に含まれるすべての処理の実行が完了しているか否かを判定する
ことを特徴とする請求項1に記載の処理実行装置。 - 前記自処理の実行が完了したときに、当該自処理の実行が完了したことを示す前記実行完了情報を記憶部に書き込む実行完了情報書込部を備え、
前記判定部は、
前記記憶部に記憶されている前記実行完了情報を読み出し、読み出した前記実行完了情報に基づいて、前記前段処理に含まれるすべての処理の実行が完了しているか否かを判定する
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の処理実行装置。 - 前記実行完了情報書込部は、
前記前段処理のうち複数の処理の実行が完了したときに、予め定められる書込み順序に基づいて前記実行完了情報を前記記憶部に書き込む
ことを特徴とする請求項3に記載の処理実行装置。 - 前記前段処理の開始時に起動回数を計数する起動カウンタを備え、
前記実行完了情報書込部は、
前記前段処理の実行が完了したときに、前記実行完了情報と前記起動カウンタが計数した起動回数とを関連づけて前記記憶部に書き込む
ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の処理実行装置。 - 前記判定部は、
前記記憶部に記憶されている自処理実行装置の起動回数と同じ値の前記起動回数に関連づけられている前記実行完了情報を読み出し、読み出した前記実行完了情報に基づいて、複数の前記前段処理の実行が完了しているか否かを判定する
ことを特徴とする請求項5に記載の処理実行装置。 - 判定部が、自処理実行装置が実行する自処理と並列処理される他の処理実行装置による他処理の実行が完了したことを示す実行完了情報に基づいて、並列処理される前記自処理と前記他処理とを含む前段処理の実行が完了しているか否かを判定し、前記前段処理に含まれるすべての処理が完了していると判定した場合に、前記前段処理の後に実行される後段処理を起動する判定手順
を有することを特徴とする処理実行方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012266281A JP5876406B2 (ja) | 2012-12-05 | 2012-12-05 | 処理実行装置、処理実行方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012266281A JP5876406B2 (ja) | 2012-12-05 | 2012-12-05 | 処理実行装置、処理実行方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014112300A true JP2014112300A (ja) | 2014-06-19 |
JP5876406B2 JP5876406B2 (ja) | 2016-03-02 |
Family
ID=51169401
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012266281A Active JP5876406B2 (ja) | 2012-12-05 | 2012-12-05 | 処理実行装置、処理実行方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5876406B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08255130A (ja) * | 1995-03-17 | 1996-10-01 | Fujitsu Ltd | バッチジョブ制御システム |
JP2011039595A (ja) * | 2009-08-06 | 2011-02-24 | Nec Corp | ジョブ実行装置、ジョブ実行方法およびジョブ実行プログラム |
JP2011096110A (ja) * | 2009-10-30 | 2011-05-12 | Toshiba Corp | ジョブネット制御プログラムおよびジョブネット制御装置 |
-
2012
- 2012-12-05 JP JP2012266281A patent/JP5876406B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08255130A (ja) * | 1995-03-17 | 1996-10-01 | Fujitsu Ltd | バッチジョブ制御システム |
JP2011039595A (ja) * | 2009-08-06 | 2011-02-24 | Nec Corp | ジョブ実行装置、ジョブ実行方法およびジョブ実行プログラム |
JP2011096110A (ja) * | 2009-10-30 | 2011-05-12 | Toshiba Corp | ジョブネット制御プログラムおよびジョブネット制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5876406B2 (ja) | 2016-03-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9984140B1 (en) | Lease based leader election system | |
US7739371B2 (en) | Computer system | |
EP2434729A2 (en) | Method for providing access to data items from a distributed storage system | |
CN109862101B (zh) | 跨平台应用启动方法、装置、计算机设备和存储介质 | |
JP2010500673A (ja) | リモート・コピー・データの整合性を保持するストレージ管理システム、(ストレージ管理システム、ストレージ管理方法、およびコンピュータ・プログラム) | |
US7917672B2 (en) | Path maintenance mechanism | |
JP5422342B2 (ja) | インシデント管理方法および運用管理サーバ | |
CN110879742B (zh) | 虚拟机异步创建内部快照方法、装置及存储介质 | |
WO2014103029A1 (ja) | 管理システム及び管理システムの制御プログラム | |
KR102387922B1 (ko) | 솔리드 스테이트 드라이브의 비동기 이벤트 요청 명령 처리 방법 및 시스템 | |
US20060112308A1 (en) | Selection of status data from synchronous redundant devices | |
US20140047180A1 (en) | Method, device, and system for determining drive letter | |
JP5876406B2 (ja) | 処理実行装置、処理実行方法 | |
WO2008058898A1 (en) | Throttling an asynchronous remote copying system | |
WO2021135742A1 (zh) | 对账清算方法及装置 | |
US20020120800A1 (en) | Launch raw packet on remote interrupt | |
JP4116064B1 (ja) | クライアント装置 | |
JP2002358170A (ja) | ディスク記憶装置、同ディスク記憶装置を備えた計算機システム及び同計算機システムにおけるリトライ処理時のエラー通知方法 | |
US10452273B2 (en) | Preemptive event-based data migration | |
CN116185649A (zh) | 存储控制方法、存储控制器、存储芯片、网卡、可读介质 | |
CN102457547A (zh) | 多控制器的储存区域网络设备的升级方法 | |
TW589525B (en) | Checkpointing for recovery of channels in a data processing system | |
WO2017041548A1 (zh) | 网络管理数据配置方法、装置和系统 | |
JP2013200601A (ja) | データベースシステム、データベースシステムにおけるコミット方法、及びプログラム | |
CN117234743B (zh) | 一种数据发送方法、装置、设备及存储介质 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150129 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150630 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150728 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150916 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160105 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160121 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5876406 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |