JP2014110612A - リモコン装置、遠隔操作システム、遠隔操作方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】リモコン装置を移動させて動作設定を行うリモコン装置で、リモコン装置の指し示す方向とリモコンの移動方向とのずれによる違和感をなくし、操作性の向上を図る。
【解決手段】光センサ26及び明滅光検出部27は、テレビジョン受像機1のバックライト15からの所定の周波数の明滅光を検出する。モーションセンサ21は、リモコン装置2の動きを検出する。コマンド発生部23は、モーションセンサ21の検出出力に応じてコマンド信号を生成する。送信部25は、コマンド発生部23で生成されたコマンド信号をテレビジョン受像機1に送信する。スイッチ部24は、明滅光検出部27の検出結果に応じて、コマンド発生部23からのコマンド信号の送信を制御する。
【選択図】図3
【解決手段】光センサ26及び明滅光検出部27は、テレビジョン受像機1のバックライト15からの所定の周波数の明滅光を検出する。モーションセンサ21は、リモコン装置2の動きを検出する。コマンド発生部23は、モーションセンサ21の検出出力に応じてコマンド信号を生成する。送信部25は、コマンド発生部23で生成されたコマンド信号をテレビジョン受像機1に送信する。スイッチ部24は、明滅光検出部27の検出結果に応じて、コマンド発生部23からのコマンド信号の送信を制御する。
【選択図】図3
Description
本発明は、テレビジョン受像機等の電子機器を遠隔操作するのに用いられるリモコン装置、遠隔操作システム、遠隔操作方法に関する。
例えば特許文献1から特許文献4には、ユーザがリモコン(リモートコントロール)装置を移動させることで、テレビジョン受像機の種々の動作設定を行えるものが提案されている。すなわち、このようなリモコン装置には、モーションセンサとして、加速度センサやジャイロセンサ、傾きセンサ等が設けられている。そして、このようなリモコン装置では、これらのモーションセンサから得られたデータを基に、リモコン装置の移動量を計算し、この移動量に応じて、テレビジョン受像機に映出されるカーソルを移動させることで、所望の動作設定が行えるように構成されている。
上述したように、このようなリモコン装置では、モーションセンサによりリモコン装置の動きを検出して、カーソルを移動させている。このため、リモコン装置がテレビジョン受像機に向けられていない場合にも、リモコン装置を動かすとカーソルが移動してしまい、リモコン装置が物理的に指す方向とカーソルが指し示す方向とが異なり、ユーザに操作の違和感を与えてしまう。
例えば、図6(A)に示すように、ユーザがリモコン装置502をテレビジョン受像機501に向けて矢印A1で示すように左方向から右方向に動かすとする。このようにリモコン装置502が動かされると、この動きがリモコン装置502のモーションセンサで検出され、テレビジョン受像機501の画面上では、カーソル503が左方向から右方向に移動していく。
さらに、ユーザがリモコン装置502を左方向から右方向に動かし続けると、リモコン装置502の向く方向がテレビジョン受像機501から外れてくる。図6(B)に示すように、リモコン装置502の向く方向がテレビジョン受像機501から外れている状態で、ユーザがリモコン装置502を矢印A2で示すように右方向から左方向に動かすと、この左方向の動きがモーションセンサで検出され、この動きに伴って、カーソル503は右方向から左方向に移動する。
このように、特許文献1から特許文献4に記載されているようなリモコン装置では、リモコン装置502がテレビジョン受像機501に向けられていない状態でも、ユーザがリモコン装置502を動かすと、この動きに伴って、カーソルが移動する。このような動きでは、リモコン装置502が物理的に指す方向とカーソル503が指し示す方向とが異なり、ユーザに違和感を与えてしまう。
なお、特許文献1に示されるものでは、ユーザの意図と異なる動作を防止するために、操作子を押下することによりリモコン装置の動きが検出できるようになっているが、このような構成では、リモコン操作時に常に操作子を押下している必要があり、操作性が良くない。
上述の課題を鑑み、本発明は、リモコン装置を移動させて動作設定を行うリモコン装置で、リモコン装置の指し示す方向とカーソルの移動方向とのずれによる違和感をなくし、操作性の向上を図るようにしたリモコン装置、遠隔操作システム、遠隔操作方法を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、本発明に係るリモコン装置は、電子機器からの所定の光を検出する光検出部と、リモコン装置の動きを検出する動き検出部と、前記動き検出部の検出出力に応じてコマンド信号を生成するコマンド発生部と、前記コマンド発生部で生成されたコマンド信号を前記電子機器に送信する送信部と、前記光検出部の検出結果に応じて前記コマンド信号の送信を制御するスイッチ部とを備えることを特徴とする。
また、上記リモコン装置において、前記光検出部は、前記電子機器のバックライトから発光される所定周波数の明滅光を検出することを特徴とする。
また、上記リモコン装置において、前記コマンド発生部は、前記動き検出部で検出された動きに応じたコマンド信号を生成することを特徴とする。
また、上記リモコン装置において、前記スイッチ部は、前記光検出部により前記所定の光が検出されている間のみ、前記コマンド信号が前記送信部から送信されるように制御することを特徴とする。
また、上記リモコン装置において、前記光検出部は、さらに、複数の電子機器からの所定の光を識別し、前記コマンド発生部は、前記光検出部の識別結果に応じて前記複数の電子機器のうちのどの電子機器に対するコマンド信号を生成するかを判定することを特徴とする。
また、上記リモコン装置において、前記光検出部は、前記複数の電子機器のそれぞれのバックライトから発光される互いに異なる周波数の明滅光により、前記複数の電子機器からの前記所定の光を識別することを特徴とする。
本発明に係る遠隔操作システムは、リモコン装置を移動させることにより電子機器の制御を行う遠隔操作システムであって、前記電子機器は、所定の光を発生する光発生部と、前記リモコン装置から送られてきたコマンド信号を受信する受信部とを有し、前記リモコン装置は、前記電子機器からの所定の光を検出する光検出部と、前記リモコン装置の動きを検出する動き検出部と、前記動き検出部の検出出力に応じてコマンド信号を生成するコマンド発生部と、前記コマンド信号を前記電子機器に送信する送信部と、前記光検出部の検出結果に応じて前記コマンド発生部からのコマンド信号の送信を制御するスイッチ部とを有することを特徴とする。
本発明に係る遠隔操作方法は、リモコン装置を移動させることにより電子機器の制御を行う遠隔操作方法であって、前記電子機器は、前記リモコン装置から送られてきたコマンド信号を受信すると共に、所定の光を発生し、前記リモコン装置は、前記リモコン装置の動きを検出し、前記動きの検出出力に応じてコマンド信号を生成すると共に、前記電子機器からの前記所定の光を検出し、前記所定の光の検出結果に応じて前記コマンド信号の送信を制御することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザがリモコン装置を動かした際に、リモコン装置が電子機器に向けられていないと、電子機器からの所定の光が検出されず、コマンド信号が送信されない。このため、リモコン装置の指し示す方向とカーソルの移動方向とのずれによる違和感が解消できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る遠隔操作システムの概要を示すものである。図1に示すように、本発明の第1の実施形態に係る遠隔操作システムは、操作される電子機器としてのテレビジョン受像機1と、リモコン装置2とから構成される。リモコン装置2は、モーションセンサを内蔵しており、ユーザがリモコン装置2を動かす(上下若しくは左右方向に移動させる、ピッチ方向又はロール方向に回転させる等)ことで、テレビジョン受像機1の各種の動作設定を行える。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る遠隔操作システムの概要を示すものである。図1に示すように、本発明の第1の実施形態に係る遠隔操作システムは、操作される電子機器としてのテレビジョン受像機1と、リモコン装置2とから構成される。リモコン装置2は、モーションセンサを内蔵しており、ユーザがリモコン装置2を動かす(上下若しくは左右方向に移動させる、ピッチ方向又はロール方向に回転させる等)ことで、テレビジョン受像機1の各種の動作設定を行える。
例えば、テレビジョン受像機1の表示面1aには、図2に示すように、チャンネルを示すウィンドウ3a〜3fが表示される。ユーザがリモコン装置2をテレビジョン受像機1の表示面1aに向けて上下又は左右に動かすと、テレビジョン受像機1の画面上では、リモコン装置2の動きに伴って、カーソル4が上下又は左右に移動する。ユーザは、リモコン装置2を上下又は左右に動かしてカーソル4を所望のチャンネルのウィンドウ3a〜3fの何れかに移動させ、リモコン装置2の決定キー5を押下する。これにより、テレビジョン受像機1は、所望のチャンネルに選択される。
なお、ここでは、リモコン装置2によるチャンネル選択について説明したが、リモコン装置2による動作設定は、これに限定されるものではない。リモコン装置2は、その他、各種の設定に用いることができる。例えば、テレビジョン受像機1に各種のアイコンを表示し、リモコン装置2をポインティングデバイスとして用いて選択することで、画質又は音質調整等、各種の動作設定を行うことができる。また、リモコン装置2の回転動作を検出して、音量設定等を行うことができる。また、ここでは、リモコン装置2で制御される電子機器としてテレビジョン受像機1について説明しているが、制御される電子機器は、テレビジョン受像機に限られるものではなく、例えば、パーソナルコンピュータのディスプレイ装置であっても良い。
図1において、テレビジョン受像機1の表示面1aには、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示パネルが配設される。この表示パネルの背面には、バックライトが設けられる。本発明の第1の実施形態では、このバックライトは、所定の周波数で明滅駆動される。そして、リモコン装置2は、テレビジョン受像機1のバックライトからの所定の周波数の明滅光を検知し、この所定周波数の明滅光が検知されている間にのみ、テレビジョン受像機1にコマンド信号を送信する。これにより、ユーザがリモコン装置2をテレビジョン受像機1の表示面1aに向けている間にのみ、リモコン装置2を動かして、テレビジョン受像機1の操作を行うことができる。
図3は、本発明の第1の実施形態に係る遠隔操作システムにおけるテレビジョン受像機1とリモコン装置2の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、テレビジョン受像機1は、TV受信部11と、入力部12と、映像処理部13と、表示パネル14と、バックライト15と、明滅駆動部16と、制御部17と、受信部18とを有している。
TV受信部11は、アンテナ10で受信したテレビジョン放送信号の中から所望の受信チャンネルの信号を選択して復調する。入力部12は、外部入力端子19又はTV受信部11からの映像信号を切り替えて、映像処理部13に供給する。映像処理部13は、輝度補正や色補正処理等、各種の処理を行う。
表示パネル14は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)パネルであり、映像処理部13からの映像信号に基づく画像を表示する。バックライト15は、表示パネル14の背面に配置され、表示パネル14にバックライトを照射する。バックライト15としては、例えば、LED(Light Emitting Diode)が用いられる。明滅駆動部16は、バックライト15を所定周波数Faで明滅駆動させる。バックライト15を明滅駆動する周波数Faとしては、人間の目にフリッカとして感知されないような、例えば数十KHzから数MHzの周波数に設定される。
制御部17は、TV受信部11、入力部12、映像処理部13、明滅駆動部16等、テレビジョン受像機1を構成する各部の制御を行う。受信部18は、リモコン装置2からのコマンド信号を受信して、制御部17に送る。受信部18としては、赤外線信号を受信するものを用いても良いし、電波を受信するものを用いても良い。また、受信部18として、Bluetooth(登録商標)等の近距離通信システムを用いても良い。
リモコン装置2は、モーションセンサ(動き検出部)21と、キー操作部22と、コマンド発生部23と、スイッチ部24と、送信部25と、光センサ26と、明滅光検出部27とを有している。
モーションセンサ21は、例えば、上下方向及び左右方向の加速度センサや、ロール方向及びピッチ方向のジャイロセンサ、傾斜センサ等を含み、リモコン装置2の動きを検出する。キー操作部22は、決定キー5等を含み、ユーザからの入力操作を受け付ける。
コマンド発生部23は、モーションセンサ21で検出されたリモコンの動きや、キー操作部22のキー操作に応じて、コマンド信号を生成する。コマンド発生部23からのコマンド信号は、スイッチ部24を介して、送信部25に供給される。送信部25は、コマンド発生部23からのコマンド信号をテレビジョン受像機1に送信する。送信部25としては、赤外線信号を送信するものを用いても良いし、電波を送信するものを用いても良い。また、送信部25として、Bluetooth(登録商標)等の近距離通信システムを用いても良い。
光センサ26及び明滅光検出部27は、テレビジョン受像機1のバックライト15からの所定の光を検出する。すなわち、光センサ26及び明滅光検出部27は、テレビジョン受像機1のバックライト15の明滅周波数Faに対応する明滅光を検出する。光センサ26としては、フォトダイオードやフォトトランジスタ等を用いることができる。明滅光検出部27は、例えば、明滅周波数Faに対応する通過帯域を有するバンドパスフィルタにより構成できる。また、明滅光検出部27は、光センサ26からの光検出信号の周期や周波数を検出して、明滅周波数Faに対応する明滅光かどうかを判定するようにしても良い。
スイッチ部24は、明滅光検出部27の検出結果に応じて、コマンド発生部23からのコマンド信号の送信を制御する。すなわち、スイッチ部24は、明滅光検出部27から明滅周波数Faに対応する明滅光が検出された場合にオンされ、明滅周波数Faに対応する明滅光が検出されない場合にオフされる。
次に、図3に示した遠隔操作システムの動作について説明する。図2に示したように、例えば、チャンネル選択の際には、テレビジョン受像機1の表示面1aには、ウィンドウ3a〜3fが表示される。チャンネル選択のために、ユーザがリモコン装置2を移動させると、モーションセンサ21でこの動きが検出される。コマンド発生部23は、このモーションセンサ21の検出信号に応じて、リモコン装置2の動きに応じたコマンド信号を生成して出力する。
このとき、リモコン装置2がテレビジョン受像機1の表示面1aに向けられていると、バックライト15からの明滅光が光センサ26で検出され、明滅光検出部27から検出出力が現れる。これにより、スイッチ部24がオンされる。このため、コマンド発生部23からのコマンド信号は、スイッチ部24を介して送信部25に供給され、送信部25から送信される。このコマンド信号がテレビジョン受像機1の受信部18で受信される。上述のように、ユーザがリモコン装置2を移動させると、コマンド発生部23からは、このときのリモコン装置2の移動量に応じたコマンド信号が出力される。テレビジョン受像機1の制御部17は、このコマンド信号を受信すると、このときのリモコン装置2の移動量に応じて、テレビジョン受像機1の表示面1aのカーソル4を移動させる。
これに対して、ユーザがリモコン装置2を動かした際に、リモコン装置2の向きがテレビジョン受像機1の表示面1aから外れていると、バックライト15からの明滅光は光センサ26で検出されず、スイッチ部24はオフする。このため、コマンド発生部23からのコマンド信号は、スイッチ部24で遮断され、送信部25から送信されない。したがって、ユーザがリモコン装置2を移動させても、テレビジョン受像機1の表示面1aのカーソル4は、移動しない。
このように、本発明の第1の実施形態では、テレビジョン受像機1のバックライト15は、明滅駆動部16により所定の周波数Faで明滅駆動され、リモコン装置2の光センサ26及び明滅光検出部27は、テレビジョン受像機1のバックライト15からの所定の周波数Faで明滅される光を検知し、この所定の周波数で明滅される光が検出されている間にのみ、スイッチ部24をオンさせる。これにより、ユーザがリモコン装置2をテレビジョン受像機1の表示面1aに向けている間にのみ、リモコン装置2を動かして、カーソル4を移動させることができる。このため、リモコン装置2がテレビジョン受像機1の表示面1aに向けられていない状態で、リモコン装置2を移動させても、カーソル4が移動することがない。したがって、リモコン装置2が物理的に指す方向とカーソル4が指し示す方向とが一致するようになり、ユーザに違和感を与えることがなくなる。
<第2の実施形態>
図4は、本発明の第2の実施形態に係る遠隔操作システムの概要を示すものである。図4において、テレビジョン受像機201aとテレビジョン受像機201bとは、並んで配設される。
図4は、本発明の第2の実施形態に係る遠隔操作システムの概要を示すものである。図4において、テレビジョン受像機201aとテレビジョン受像機201bとは、並んで配設される。
テレビジョン受像機201aは、TV受信部211aと、入力部212aと、映像処理部213aと、表示パネル214aと、バックライト215aと、明滅駆動部216aと、制御部217aと、受信部218aとを有している。テレビジョン受像機201bは、TV受信部211bと、入力部212bと、映像処理部213bと、表示パネル214bと、バックライト215bと、明滅駆動部216bと、制御部217bと、受信部218bとを有している。
TV受信部211a及び211b、入力部212a及び212b、映像処理部213a及び213b、表示パネル214a及び214b、バックライト215a及び215b、明滅駆動部216a及び216b、制御部217a及び217b、受信部218a及び218bは、第1の実施形態における、TV受信部11、入力部12、映像処理部13、表示パネル14、バックライト15、明滅駆動部16、制御部17、受信部18と、それぞれ、同様に構成されている。
本発明の第2の実施形態では、テレビジョン受像機201aのバックライト215aは周波数Faで明滅駆動され、テレビジョン受像機201bのバックライト215bは周波数Fbで明滅駆動される。バックライト215aを明滅駆動する周波数Faと、バックライト215bを明滅駆動する周波数Fbとは、互いに異なる周波数とされている。
リモコン装置202は、モーションセンサ221と、キー操作部222と、コマンド発生部223と、スイッチ部224と、送信部225と、光センサ226と、明滅周波数識別部227とを有している。
本発明の第2の実施形態では、明滅周波数識別部227は、テレビジョン受像機201a及び201bのバックライトからの所定の周波数Fa及びFbで明滅される光を識別する。この識別結果は、コマンド発生部223に送られる。コマンド発生部223は、明滅周波数識別部227での識別結果から、周波数Faで明滅される光が検知されている間ではテレビジョン受像機201aに対するコマンド信号を生成し、周波数Fbで明滅される光が検知されている間ではテレビジョン受像機201bに対するコマンド信号を生成する。
スイッチ部224は、明滅周波数識別部227により、明滅周波数Fa又はFbに対応する明滅光が検出された場合にオンされ、明滅周波数Fa及びFbの双方に対応する明滅光が共に検出されない場合にオフされる。
これにより、図5(A)に示すように、ユーザがリモコン装置202をテレビジョン受像機201aの表示面に向けているときには、リモコン装置202を動かして、テレビジョン受像機201aを操作することができ、図5(B)に示すように、ユーザがリモコン装置202をテレビジョン受像機201bの表示面に向けているときには、リモコン装置202を動かして、テレビジョン受像機201bを操作することができる。また、ユーザがリモコン装置202をテレビジョン受像機201a及び201bのいずれにも向けていないときには、テレビジョン受像機201a及び201bのいずれの操作も行われない。
なお、上述の実施形態では、リモコン装置202により、2台のテレビジョン受像機201a、201bの操作を行う例について説明したが、さらに多数のテレビジョン受像機を操作する場合も、同様である。
また、上述の例では、2台のテレビジョン受像機201a、201bのバックライトを異なる周波数Fa及びFbで明滅駆動して、テレビジョン受像機201aからのバックライト光かテレビジョン受像機201bからのバックライト光かを識別しているが、例えば、バックライトをテレビジョン受像機201a、201bのIDデータで変調し、リモコン装置202側でバックライトの検出光を復調して、テレビジョン受像機201aからのバックライト光かテレビジョン受像機201bからのバックライト光かを識別するようにしても良い。
なお、リモコン装置の全部または一部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各部の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
1,201a,201b:テレビジョン受像機
14,214a,214b:表示パネル
15,215a,215b:バックライト
16,216a,216b:明滅駆動部
17,217a,217b:制御部
18,218a,218b:受信部
21,221:モーションセンサ
22.222:キー操作部
23,223:コマンド発生部
24,224:スイッチ部
25,225:送信部
26,226:光センサ
27:明滅光検出部
227:明滅周波数識別部
14,214a,214b:表示パネル
15,215a,215b:バックライト
16,216a,216b:明滅駆動部
17,217a,217b:制御部
18,218a,218b:受信部
21,221:モーションセンサ
22.222:キー操作部
23,223:コマンド発生部
24,224:スイッチ部
25,225:送信部
26,226:光センサ
27:明滅光検出部
227:明滅周波数識別部
Claims (8)
- 電子機器からの所定の光を検出する光検出部と、
リモコン装置の動きを検出する動き検出部と、
前記動き検出部の検出出力に応じてコマンド信号を生成するコマンド発生部と、
前記コマンド発生部で生成されたコマンド信号を前記電子機器に送信する送信部と、
前記光検出部の検出結果に応じて前記コマンド信号の送信を制御するスイッチ部と
を備えることを特徴とするリモコン装置。 - 前記光検出部は、前記電子機器のバックライトから発光される所定周波数の明滅光を検出することを特徴とする請求項1に記載のリモコン装置。
- 前記コマンド発生部は、前記動き検出部で検出された動きに応じたコマンド信号を生成することを特徴とする請求項1又は2に記載のリモコン装置。
- 前記スイッチ部は、前記光検出部により前記所定の光が検出されている間のみ、前記コマンド信号が前記送信部から送信されるように制御することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のリモコン装置。
- 前記光検出部は、さらに、複数の電子機器からの所定の光を識別し、
前記コマンド発生部は、前記光検出部の識別結果に応じて前記複数の電子機器のうちのどの電子機器に対するコマンド信号を生成するかを判定する
ことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のリモコン装置。 - 前記光検出部は、前記複数の電子機器のそれぞれのバックライトから発光される互いに異なる周波数の明滅光により、前記複数の電子機器からの前記所定の光を識別することを特徴とする請求項5に記載のリモコン装置。
- リモコン装置を移動させることにより電子機器の制御を行う遠隔操作システムであって、
前記電子機器は、所定の光を発生する光発生部と、前記リモコン装置から送られてきたコマンド信号を受信する受信部とを有し、
前記リモコン装置は、前記電子機器からの所定の光を検出する光検出部と、前記リモコン装置の動きを検出する動き検出部と、前記動き検出部の検出出力に応じてコマンド信号を生成するコマンド発生部と、前記コマンド信号を前記電子機器に送信する送信部と、前記光検出部の検出結果に応じて前記コマンド発生部からのコマンド信号の送信を制御するスイッチ部とを有する
ことを特徴とする遠隔操作システム。 - リモコン装置を移動させることにより電子機器の制御を行う遠隔操作方法であって、
前記電子機器は、前記リモコン装置から送られてきたコマンド信号を受信すると共に、所定の光を発生し、
前記リモコン装置は、前記リモコン装置の動きを検出し、前記動きの検出出力に応じてコマンド信号を生成すると共に、前記電子機器からの前記所定の光を検出し、前記所定の光の検出結果に応じて前記コマンド信号の送信を制御する
ことを特徴とする遠隔操作方法。
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JP2012265495A JP2014110612A (ja) | 2012-12-04 | 2012-12-04 | リモコン装置、遠隔操作システム、遠隔操作方法 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012265495A Pending JP2014110612A (ja) | 2012-12-04 | 2012-12-04 | リモコン装置、遠隔操作システム、遠隔操作方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014110612A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7373680B2 (ja) | 2019-02-07 | 2023-11-02 | 株式会社トプコン | 眼科装置 |
-
2012
- 2012-12-04 JP JP2012265495A patent/JP2014110612A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7373680B2 (ja) | 2019-02-07 | 2023-11-02 | 株式会社トプコン | 眼科装置 |
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