JP2014109107A - Sash - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、枠体内に吊り元側を中心に開閉自在な障子を納めたサッシに関し、特に障子
を構成する吊り元側の縦框について火災発生時にも強度を確保できるサッシに関する。
The present invention relates to a sash in which a shoji that can be opened and closed centered on a suspender side in a frame body, and more particularly to a sash that can secure strength even when a fire breaks out on a vertical shaft on a suspender side that constitutes a shoji.
建物開口部に設けられる枠体内に、吊り元側を中心に開閉自在な障子を納めたサッシに
おいて、障子は、上框と下框、吊り元側縦框及び戸先側縦框を方形状に框組みしてなる框
体内にパネル体を納めて構成される。框体は、吊り元側において上下で回動自在に支持さ
れ、戸先側を開放することができる。框体を構成する框材は、アルミによって形成されて
いる。このような障子を備えたサッシとしては、例えば特許文献1に挙げるようなものが
ある。
In a sash in which a shoji that can be opened and closed centered on the suspender side is placed in the frame provided in the building opening, the shoji has a rectangular shape with the upper and lower heels, the suspender side chisel, and the doorside side chisel. Constructed by placing a panel body in a frame that is assembled. The housing is supported so as to be rotatable up and down on the suspending side, and can open the door end side. The casing material constituting the casing is made of aluminum. As a sash provided with such a shoji, there exists a thing as described in
火災が発生してサッシが高温に晒されると、融点が比較的低いアルミからなる框材は、
加熱面側から溶融する。框材を構成する面が溶融すると、框材が強度を維持することがで
きず、変形するなどして枠体との間に隙間を生じる可能性がある。障子と枠体の間に隙間
を生じると、熱や炎が室内外に貫通することになり、防火性能を満足することができない
。特に、框体を構成する吊り元側縦框は、意匠性向上のため細幅に形成されることがあり
、火災時に強度を維持することができなくなる可能性が高い。
When a fire breaks out and the sash is exposed to high temperatures,
Melts from the heated surface side. When the surface constituting the brazing material melts, the brazing material cannot maintain its strength, and there is a possibility that a gap may be formed between the frame and the frame body due to deformation. If a gap is generated between the shoji and the frame, heat and flame will penetrate into the room and the fireproof performance cannot be satisfied. In particular, the suspension side vertical rods constituting the frame may be formed narrow to improve the design, and there is a high possibility that the strength cannot be maintained in the event of a fire.
火災時にも框材の強度を確保するために、框材の中空内部にスチール製などの芯材を設
けることも考えられるが、芯材を設けた場合には、框体の重量が重くなり、輸送や取付作
業時における作業性を悪化させることとなる。また、框体内に芯材を挿入、固定する必要
があるため、製造時の工数も増加して、生産性を低下させるという問題もある。
In order to ensure the strength of the brazing material even in the event of a fire, it is conceivable to provide a core material made of steel or the like inside the hollow of the brazing material, but if the core material is provided, the weight of the casing becomes heavy, Workability at the time of transportation and installation work will be deteriorated. In addition, since it is necessary to insert and fix the core material in the housing, there is a problem that the number of man-hours at the time of manufacture increases and productivity is lowered.
本発明は前記課題を鑑みてなされたものであり、芯材を設けることなく吊り元側縦框の
火災時における強度を大きくすることのできるサッシを提供することを目的とする。
This invention is made | formed in view of the said subject, and it aims at providing the sash which can enlarge the intensity | strength at the time of the fire of a suspension side downboard without providing a core material.
前記課題を解決するため、請求項1の発明に係るサッシは、上枠と下枠及び左右の縦枠
を枠組みしてなる枠体内に、上框と下框、吊り元側縦框及び戸先側縦框を框組みした框体
内にパネル体を納めてなる障子を納めたサッシにおいて、
前記吊り元側縦框は中空部を有し、該中空部は内部壁により室内中空部と室外中空部と
に分割されることを特徴として構成されている。
In order to solve the above-mentioned problem, the sash according to the invention of
The suspension side vertical rod has a hollow portion, and the hollow portion is divided into an indoor hollow portion and an outdoor hollow portion by an inner wall.
請求項1に係る発明によれば、火災発生時に室外側から加熱され吊り元側縦框の室外中
空部のホロー形状が維持できなくても、中空部内に内部壁が形成されていることにより室
内中空部はホロー形状を維持することができる。
According to the first aspect of the present invention, even if the hollow shape of the outdoor hollow portion of the suspension side vertical wall that is heated from the outdoor side in the event of a fire cannot be maintained, the interior wall is formed in the hollow portion, so The hollow portion can maintain a hollow shape.
また、請求項2の発明に係るサッシは、前記内部壁は前記框体の見付方向に伸びること
を特徴として構成されている。
The sash according to the invention of
請求項2に係る発明によれば、内部壁により中空部を室内側と室外側に分割でき、火災
時には内部壁が中空部の室外側面を構成することができる。
According to the invention which concerns on
さらに、請求項3の発明に係るサッシは、前記吊り元側縦框は室外側に面する室外側壁
を有し、該室外側壁は前記中空部を構成すると共に、前記内部壁と対向することを特徴と
して構成されている。
Furthermore, in the sash according to the invention of
請求項3に係る発明によれば、室外側壁が溶融すると室外中空部が開口してホロー形状
を維持できなくなるが、内部壁を室外側壁とする室内中空部によりホロー形状を維持する
ことができる。
According to the third aspect of the present invention, when the outdoor wall is melted, the outdoor hollow portion opens and the hollow shape cannot be maintained, but the hollow shape can be maintained by the indoor hollow portion having the inner wall as the outdoor wall.
さらにまた、請求項4の発明に係るサッシは、前記吊り元側縦框は前記框体の見込方向
に伸びる内周側壁と外周側壁を有し、該内周側壁と外周側壁は前記中空部を構成すると共
に、前記内周側壁と外周側壁を繋ぐように前記内部壁が形成されることを特徴として構成
されている。
Furthermore, in the sash according to the invention of
請求項4に係る発明によれば、室内中空部と室外中空部とを内部壁で完全に分割し、室
内中空部だけでホロー形状が形成されるようにすることができる。
According to the invention which concerns on
そして、請求項5の発明に係るサッシは、前記縦枠には、前記吊り元側縦框の室内中空
部と対向するように加熱発泡材が設けられることを特徴として構成されている。
And the sash which concerns on invention of
請求項5に係る発明によれば、火災発生時にホロー形状を維持できる室内中空部に向か
って加熱発泡材が発泡するので、確実に縦枠と吊り元側縦框との間の隙間を塞ぐことがで
きる。
According to the invention which concerns on
本発明に係るサッシによれば、中空部内に芯材などを設けることなく、吊り元側縦框の
火災時における強度を大きくすることができ、吊り元側縦框の変形などを抑えて枠体と障
子の間に隙間が発生しないようにすることができる。
According to the sash according to the present invention, it is possible to increase the strength at the time of fire of the suspension side downspread without providing a core or the like in the hollow portion, and to suppress the deformation of the suspension side downspout, etc. It is possible to prevent a gap between the door and the shoji.
本発明の実施形態について図面に沿って詳細に説明する。図1には本実施形態のサッシ
の縦断面図を、図2には本実施形態のサッシの横断面図を、それぞれ示している。これら
各図に示すように、本実施形態のサッシは、建物開口部に設けられる枠体1内に障子2を
開閉自在となるように納められたテラス窓サッシである。障子2は、図2において左側が
吊り元側、右側が戸先側となっていて、吊り元側の縦辺を中心に戸先側を室外側に向かっ
て開放できるようになっている。
Embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. FIG. 1 shows a longitudinal sectional view of the sash of this embodiment, and FIG. 2 shows a transverse sectional view of the sash of this embodiment. As shown in each of these drawings, the sash of the present embodiment is a terrace window sash that is housed in a
枠体1は、上下辺を構成する上枠10及び下枠11と、左右の縦辺を構成する吊り元側
縦枠12及び戸先側縦枠13とを、方形状に枠組みして構成される。障子2は、上下辺を
構成する上框20及び下框21と、左右の縦辺を構成する吊り元側縦框22及び戸先側縦
框23とを、方形状に框組みして構成された框体3内に、複層ガラス板からなるパネル体
4を納めて形成されている。框体3を構成する戸先側縦框23には、室内外面にそれぞれ
開閉操作のためのハンドル5が設けられている。
The
枠体1の室内端部には、室内側に向かって延出されたアングル部14が四周に渡って形
成されている。上辺と縦辺のアングル部14は、枠体1の室内側に設けられる額縁材(図
示しない)の内周面に当接する。下辺のアングル部14は、枠体1の室内側に設けられる
床材(図示しない)の内周面に当接する。
At the indoor end portion of the
図3には、図1のうち上枠10及び上框20付近の拡大図を示している。上枠10は、
アルミ製の金属上枠10aの室内側露出面を覆うように樹脂製の樹脂上枠10bが一体化
されている。金属上枠10aは、障子2の上辺周面と対向する内周面10cを有している
。内周面10cの室内側には、見付方向内側、すなわち下方に向かって突出する室内側突
部10dが形成されている。室内側突部10dは、金属上枠10a及び樹脂上枠10bに
よって形成されている。
FIG. 3 shows an enlarged view of the vicinity of the
A resin-made resin
室内側突部10dは、障子2を構成する上框20の室内側面と対向し、先端部には上框
20の室内側面に対して当接する気密材10eが長手方向に沿って設けられている。室内
側突部10dの見付方向内側端部位置は、上框20の見付方向内側端部位置と略同位置と
なるように形成されている。これにより、上框20の室内側面は上枠10によって隠され
、上框20が室内側から直接見えないように構成されている。
The indoor-
上框20は、アルミ製の金属上框20aの室内側面を樹脂製の樹脂上框20bが覆って
いる。上框20の内周側には、パネル体4の上辺周縁部を保持する断面凹状のパネル体保
持溝20cが形成されている。パネル体保持溝20cの外周側には、上枠10の内周面1
0cと対向する外周面部20dを有している。
In the
The outer
上枠10の室内側突部10dのうち室外側に面する側には、加熱発泡材10fが配置さ
れる。また、上框20の外周面部20dには、加熱発泡材20eが配置されている。火災
発生時にサッシが高温に晒されると、これらの加熱発泡材10f,20eは発泡して体積
が膨張し、上枠10と上框20の間の隙間を塞いで熱や炎の貫通を防止する。
A
図4には、図1のうち下枠11及び下框21付近の拡大図を示している。下枠11は、
アルミ製の金属下枠11aの室内側露出面を覆うように樹脂製の樹脂下枠11bが一体化
されている。金属下枠11aは、障子2の下辺周面と対向する内周面11cを有している
。内周面11cの室内側には、見付方向内側、すなわち上方に向かって突出する室内側突
部11dが形成されている。室内側突部11dは、金属下枠11a及び樹脂下枠11bに
よって形成されている。室内側突部11dに設けられた樹脂下枠11bの上面は、枠体1
の室内側に設けられる床材と略面一状となる敷居面部11fを構成している。
4 shows an enlarged view of the vicinity of the
A resin-made resin
The
室内側突部11dは、障子2を構成する下框21の室内側面と対向し、先端部には下框
21の室内側面に対して当接する気密材11eが長手方向に沿って設けられている。室内
側突部11dの見付方向内側端部位置は、下框21の見付方向内側端部位置と略同位置と
なるように形成されている。これにより、下框21の室内側面は下枠11によって隠され
、下框21が室内側から直接見えないように構成されている。
The indoor-
下框21は、アルミ製の金属下框21aの室内側面を樹脂製の樹脂下框21bが覆って
いる。下框21の内周側には、パネル体4の下辺周縁部を保持する断面凹状のパネル体保
持溝21cが形成されている。パネル体保持溝21cを構成する底壁21dのうち、下枠
11の内周面11cと対向する側の面には、保持部材21eが係止固定される。
In the
保持部材21eは、下側に向かって突出状の保持片21f,21fを室内外にそれぞれ
有している。保持片21f,21fは、それぞれ先端部が互いに向き合う方向に突出する
略L字状に形成されることで、保持片21f,21f間にシート状の加熱発泡材21gを
保持できるようになっている。加熱発泡材21gは、両端部を保持片21f,21fに保
持されて、下枠11の内周面11cに対向している。
The holding
下枠11の内周面11cには、スチール製の係合突部材11gが固定されている。係合
突部材11gは、内周面11cから上方に突出する突部11hを有しており、下框21の
保持部材21eと対向している。火災発生時にサッシが高温に晒されると、框体3を構成
する各框材が熱伸び及び屈曲変形するが、框体3の下辺は下枠11の内周面11cに接近
すると共に、室外側に開いていくように移動する。このとき、係合突部材11gの突部1
1hが下框21に設けられた保持部材21eに対し係合することにより、框体3の移動を
規制し、障子2が開かないようにすることができる。
A steel engaging
By engaging 1 h with the holding
下枠11の室内側突部11dのうち室外側に面する側には、加熱発泡材11gが配置さ
れている。この加熱発泡材11gと下框21の保持部材21eに設けられた加熱発泡材2
1gは、火災発生時にサッシが高温に晒されると発泡して体積が膨張し、下枠11と下框
21の間の隙間を塞いで熱や炎の貫通を防止する。
A
1g foams and expands its volume when the sash is exposed to high temperatures in the event of a fire, and closes the gap between the
図5には、図2のうち吊り元側縦枠12及び吊り元側縦框22付近の拡大図を示してい
る。吊り元側縦枠12は、アルミ製の金属吊り元側縦枠12aの室内側露出面を覆うよう
に樹脂製の樹脂吊り元側縦枠12bが一体化されている。金属吊り元側縦枠12aは、障
子2の吊り元側縦辺周面と対向する内周面12cを有している。内周面12cの室内側に
は、見付方向内側に向かって突出する室内側突部12dが形成されている。室内側突部1
2dは、金属吊り元側縦枠12a及び樹脂吊り元側縦枠12bによって形成されている。
FIG. 5 shows an enlarged view of the vicinity of the suspension side
2d is formed of a metal suspension source side
室内側突部12dは、障子2を構成する吊り元側縦框22の室内側面と対向し、先端部
には吊り元側縦框22の室内側面に対して当接する気密材12eが長手方向に沿って設け
られている。室内側突部12dの見付方向内側端部位置は、吊り元側縦框22の見付方向
内側端部位置と略同位置となるように形成されている。これにより、吊り元側縦框22の
室内側面は吊り元側縦枠12によって隠され、吊り元側縦框22が室内側から直接見えな
いように構成されている。
The indoor-
吊り元側縦框22は、アルミ製の金属吊り元側縦框22aと樹脂製の樹脂吊り元側縦框
22bとが一体化されて構成されている。吊り元側縦框22は、内周側にパネル体4の縦
辺周縁部を保持する断面凹状のパネル体保持溝22cを有しており、パネル体保持溝22
cの室内側壁を構成する部分が、樹脂吊り元側縦框22bによって形成されている。
The suspension source side
The part which comprises the indoor side wall of c is formed of the resin suspension origin side
パネル体保持溝22cの外周側には、長手方向に沿う断面中空状の中空部22dが形成
されている。中空部22dは、パネル体保持溝22cの底壁となる内周側壁22eと、吊
り元側縦框22の外周面を構成する外周側壁22fと、吊り元側縦框22の室外面を構成
する室外側壁22gとに囲まれている。外周側壁22fは、室内側部分がゆるやかにカー
ブしており、そのまま内周側壁22eと連続する。
A
中空部22d内には、内周側壁22eと外周側壁22fを繋ぐように框体3の見付方向
に伸びる内部壁22hが形成されている。内部壁22hは、中空部22dを構成する室外
側壁22gと対向している。この内部壁22hによって、中空部22dはそれぞれホロー
形状を有する室内中空部22iと室外中空部22kとに分割される。
An
吊り元側縦框22のパネル体保持溝22c内には、パネル体4の周縁部室内側面と室外
側面及び外周面を取り囲むように、スチール製の保持金具22mが設けられている。保持
金具22mは、火災発生時に吊り元側縦框22が軟化し、パネル体保持溝22cでパネル
体4を保持する強度を確保できなくなった場合に、パネル体4の保持状態を維持すること
ができる。
In the panel
縦枠12の室内側突部12dのうち室外側に面する側と、縦枠12の内周面12cには
、それぞれ吊り元側縦框22の室内中空部22iに対向するように加熱発泡材12f,1
2fが配置される。これらの加熱発泡材12f,12fは、火災発生時にサッシが高温に
晒されると発泡して体積が膨張し、縦枠12と吊り元側縦框22の間の隙間を塞いで熱や
炎の貫通を防止する。
A heating foam material is provided on the indoor-
2f is arranged. When the sash is exposed to a high temperature in the event of a fire, these
縦枠12の内周面には、フィン状の室外突部12gが形成されており、吊り元側縦框2
2の外周側壁22fには、室外突部12gより室内側位置にフィン状の外周突部22pが
形成されている。吊り元側縦框22の外周突部22pは、縦枠12の室外突部12gと見
込方向で対向している。これらは、通常時においては耐風圧性を向上させるために設けら
れているが、火災時には互いに噛み合って、吊り元側縦框22の反りを抑制する機能も有
している。
A fin-shaped
On the outer
図6には、図2のうち戸先側縦枠13及び戸先側縦框23付近の拡大図を示している。
戸先側縦枠13は、アルミ製の金属戸先側縦枠13aの室内側露出面を覆うように樹脂製
の樹脂戸先側縦枠13bが一体化されている。金属戸先側縦枠13aは、障子2の戸先側
縦辺周面と対向する内周面13cを有している。
6 shows an enlarged view of the vicinity of the door-end side
The door-end side
戸先側縦枠13の障子2より室内側部分は、見付方向内側に若干突出し、戸先側縦框2
3の室内側面と対向する部分には、戸先側縦框23の室内側面に対して当接する気密材1
3dが長手方向に沿って設けられている。戸先側縦框23にはハンドル5が設けられてい
るので、戸先側縦枠13が戸先側縦框23の室内側面を隠すような構造とはなっていない
。
The indoor side portion of the door-side
The
3d is provided along the longitudinal direction. Since the
戸先側縦框23は、アルミ製の金属戸先側縦框23aの室内側露出部分を樹脂製の樹脂
戸先側縦框23bで被覆して構成されている。戸先側縦框23には、内周側にパネル体4
の縦辺周縁部を保持するパネル体保持溝23cが形成されている。戸先側縦框23の外周
面部23dには、ハンドル5の回動操作により出没自在な係合部材23eが設けられてお
り、戸先側縦枠13の内周面13cに対して係脱自在となっている。また、戸先側縦框2
3の室外面外周端部には、外周側に突出する室外対向部23gが形成されており、戸先側
縦枠13の室外側面と対向する。
The door-
A panel
An outdoor facing
戸先側縦框23の外周面部23dと室外対向部23gには、戸先側縦枠13と対向する
ように加熱発泡材23h,23hが設けられる。また、戸先側縦枠13の内周面13cに
は、戸先側縦框23と対向するように加熱発泡材13f,13fが設けられる。これらの
加熱発泡材13f,23hは、火災発生時にサッシが高温に晒されると発泡して体積が膨
張し、戸先側縦枠13と戸先側縦框23の間の隙間を塞いで熱や炎の貫通を防止する。
火災が発生してサッシが室外側から加熱されると、吊り元側縦框22の室外側壁22g
は直接熱に晒される。金属吊り元側縦框22aは前述のようにアルミ製であるため、長時
間高温に晒されることによって、室外側面が軟化、溶融する。特に、吊り元側縦框22は
戸先側縦框23よりも見付方向幅が小さいため、火災時の比較的早期に室外側面が溶融し
てしまうこととなる。
When a fire breaks out and the sash is heated from the outdoor side, the
Are directly exposed to heat. As described above, the metal suspender side
図7には、火災により室外側から熱を受けた吊り元側縦框22付近の横断面図を示して
いる。この図に示すように、室外側から熱を受けたことにより金属吊り元側縦框22aの
室外側面が失われると、吊り元側縦框22の中空部22dのうち、室外中空部22kは開
口してしまうが、内部壁22hは残るので、室内中空部22iはホロー形状を維持するこ
とができる。
FIG. 7 shows a cross-sectional view of the vicinity of the
中空部22d内に内部壁22hを設けて、室外側壁22gが溶融しても室内中空部22
iのホロー形状が維持できるようにしたことにより、中空部22d内に補強のための芯材
などを設けなくても、吊り元側縦框22の強度を維持することができるので、吊り元側縦
框22の変形を抑えて枠体1と障子2の間に隙間を生じさせないようにすることができる
。
Even if the
Since the hollow shape of i can be maintained, the strength of the suspension side
また、吊り元側縦框22の室外側面が失われると、パネル体保持溝22cの室外側壁も
失われることとなるが、保持金具22mがパネル体4の保持状態を維持することにより、
パネル体4が脱落することを防止することができる。
In addition, when the outdoor side surface of the suspension side
It is possible to prevent the
縦枠12に設けられた加熱発泡材12f,12fは、火災時にはそれぞれ発泡する。加
熱発泡材12f,12fは吊り元側縦框22の室内中空部22iと対向するように配置さ
れているので、それぞれ吊り元側縦框22の室内中空部22iを構成する外周側壁22f
に向かって体積を膨張させる。前述のように、火災時にも室内中空部22iのホロー形状
は維持されるので、加熱発泡材12f,12fにより縦枠12と吊り元側縦框22との間
の隙間を確実に塞いで、熱や炎が室内外に貫通しないようにすることができる。
The heating foams 12f and 12f provided on the
The volume is expanded toward. As described above, since the hollow shape of the indoor
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の適用は本実施形態には限られず
、その技術的思想の範囲内において様々に適用されうるものである。本実施形態のサッシ
は、障子が上下のピボットにより枠体に対し回動自在に支持されているが、障子の吊り元
側に蝶番を設けて枠体に対し回動自在となるようにしてもよい。
Although the embodiment of the present invention has been described above, the application of the present invention is not limited to this embodiment, and can be applied in various ways within the scope of its technical idea. In the sash of the present embodiment, the shoji is supported by the upper and lower pivots so as to be rotatable with respect to the frame body. However, a hinge is provided on the suspension side of the shoji so that the shoji can be rotated with respect to the frame body. Good.
また、本実施形態では吊り元側縦框22について、中空部22dを室内外に分割するよ
うに内部壁22hを設けたが、上框20や下框21あるいは戸先側縦框23について、同
様に中空部を室内外に分割する構成としてもよい。
In this embodiment, the
さらには、本発明は、本実施形態のようなテラス窓サッシのみでなく、引き違いサッシ
や開き窓サッシ、嵌め殺し窓サッシ、あるいは框体を有するドアなど、枠体内に障子など
の本体を納めてなるサッシであれば、どのような種類であっても適用することができる。
Furthermore, the present invention is not limited to the terrace window sash as in the present embodiment, but a main body such as a shoji is housed in a frame body such as a sliding sash, an open window sash, a fitting window sash, or a door having a frame. Any type of sash can be applied.
1 枠体
2 障子
3 框体
4 パネル体
10 上枠
11 下枠
12 吊り元側縦枠
12a 金属吊り元側縦枠
12b 樹脂縦枠
12f 加熱発泡材
13 戸先側縦枠
20 上框
21 下框
22 吊り元側縦框
22a 金属吊り元側縦框
22b 樹脂吊り元側縦框
22c パネル体保持溝
22d 中空部
22e 内周側壁
22f 外周側壁
22g 室外側壁
22h 内部壁
22i 室内中空部
22k 室外中空部
22m 保持金具
23 戸先側縦框
DESCRIPTION OF
Claims (5)
戸先側縦框を框組みした框体内にパネル体を納めてなる障子を納めたサッシにおいて、
前記吊り元側縦框は中空部を有し、該中空部は内部壁により室内中空部と室外中空部と
に分割されることを特徴とするサッシ。 A shoji that houses the panel body in a frame that combines the upper frame and the lower frame, the suspension-side vertical frame, and the door-end vertical frame in a frame that consists of an upper frame, a lower frame, and left and right vertical frames. In the sash that paid
The sash characterized in that the suspension side vertical rod has a hollow portion, and the hollow portion is divided into an indoor hollow portion and an outdoor hollow portion by an inner wall.
ると共に、前記内部壁と対向することを特徴とする請求項1または2記載のサッシ。 3. The sash according to claim 1, wherein the suspension side vertical rod has an outdoor side wall facing the outdoor side, and the outdoor side wall constitutes the hollow portion and faces the internal wall.
壁と外周側壁は前記中空部を構成すると共に、前記内周側壁と外周側壁を繋ぐように前記
内部壁が形成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のサッシ。 The suspension side vertical rod has an inner peripheral side wall and an outer peripheral side wall extending in the direction in which the casing is expected, and the inner peripheral side wall and the outer peripheral side wall constitute the hollow portion and connect the inner peripheral side wall and the outer peripheral side wall. The sash according to any one of claims 1 to 3, wherein the inner wall is formed as described above.
ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のサッシ。 The sash according to any one of claims 1 to 4, wherein the vertical frame is provided with a heating foam material so as to face an indoor hollow portion of the suspension side vertical gutter.
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