JP2014109077A - トレーニングインナーウエアおよびトレーニングインナーウエアの設計方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】トレーニングインナーウエア1の前面には第1〜第3テーピング部11〜13が縫製されている。上下方向に取り付けた第1テーピング部11は、歩行動作における上下方向の伸長率が設定値以上の状態が上下方向に沿って最も長く連続している帯状の部分を含む部位に位置し、第2テーピング部12は、中央から左右の下方斜め方向の伸長率が設定値以上の状態が当該斜め方向に沿って最も長く連続している帯状の部分を含む場所に位置し、第3テーピング部13は、左右方向の伸長率が設定値以上の状態が左右方向に沿って最も長く連続している帯状の部分を含む部位に位置する。各部の伸縮量の抑制効果が高く、運動効果の高いトレーニングインナーウエアを実現できる。
【選択図】図1
Description
人体表面に密着した着用状態を形成できるように、伸縮性のあるベース生地から形成したインナーウエア、および、前記インナーウエアにおける複数の箇所に形成あるいは取り付けたテーピング部を有し、
前記インナーウエアは、少なくとも、パンティ部、および、前記パンティ部から延びている左右の太もも部を備え、
前記テーピング部は、前記インナーウエアのベース生地よりも伸縮抵抗の大きな所定長さの帯状の部位であり、
前記テーピング部として、前記インナーウエアの前面の左右の部位に、左右対称な状態でそれぞれ配置した第1、第2および第3テーピング部が備わっており、
前記第1テーピング部のそれぞれは、着用状態において、前記パンティ部の前面上端縁における臍点部下方の腰天に対応する部位から、左右の前記太もも部の前面をそれぞれ経由し、左右の前記太もも部の前面下端縁における内側上顆部に対応する部位まで延び、
前記第2テーピング部のそれぞれは、着用状態において、前記パンティ部の前面中央部分における臍点部下方の転子点位に対応する部位を相互の上端接合点とし、前記パンティ部の左右の前面をそれぞれ通って外方斜め下方に向かい、転子点部と外側上顆部の中点に対応する部位まで延び、
前記第3テーピング部のそれぞれは、着用状態において、前記パンティ部および前記太もも部の前面中央における恥骨下枝部に対応する部位から、左右の外方に水平に向かい、転子点部下方の位置に対応する部位まで延びることを特徴としている。
被験者に前記テーピング部を配置する前の前記インナーウエアを着用させ、
前記被験者の歩行動作における、下肢が体幹から前方に最も離れる「踵接地」と後方へ最も離れる「踵離地」を含む立脚相の4姿勢を解析姿勢に定め、
着用させた前記インナーウエアにおける立位姿勢の場合を基準として、前記解析姿勢のそれぞれにおける前記インナーウエアの各部における上下方向、左右方向および斜め方向の伸長率を求め、
前記インナーウエアの前面および後面のそれぞれにおいて、前記伸長率が設定値以上の状態が上下方向、左右方向および斜め方向のそれぞれについて最も長く連続する部位を求め、
前記インナーウエアの前面における上下方向に伸長方向が最も長く連続する部位を含む部分を、前記第1テーピング部の配置位置に定め、
前記インナーウエアの前面における斜め方向に伸長方向が最も長く連続する部位を含む部分を、前記第2テーピング部の配置位置に定め、
前記インナーウエアの前面における左右方向に伸長方向が最も長く連続する部位を含む部分を、前記第3テーピング部の配置位置に定め、
前記インナーウエアの後面における上下方向に伸長方向が最も長く連続する部位を含む部分を、前記第4テーピング部の配置位置に定め、
前記インナーウエアの後面における斜め方向に伸長方向が最も長く連続する部位を含む部分を、前記第5テーピング部の配置位置に定めることを特徴としている。
図1および図2を参照して、本実施の形態に係るトレーニングインナーウエアのテーピングパターンを説明する。図1(a)〜(d)は、着用状態におけるトレーニングインナーウエアの前面、後面、外側面および内側面におけるテーピングパターンを示す説明図である。図2(a)および(b)は人体の下半身の骨格における各部を示すための骨格前面図および骨格後面図である。
上記構成のトレーニングインナーウエアの設計方法を説明する。本例の設計方法では、テーピングパターンやテーピング生地の引張特性などの設計要素が運動効果に及ぼす影響を明らかにすることにより、運動効果を向上させるトレーニングインナーウエアの設計指針を得ることを目的として、Direct Linear Transformation Method(DLT法)により、歩行動作時におけるインナーウエアの変形挙動解析を行った。この結果に基づいて、運動効果を向上し得るテーピングパターン、すなわち伸長変形を抑制し筋活動を増大させるテーピングパターンを決定した。さらに、決定したテーピングパターンに従って上記のようにテーピング生地を縫製して、第1〜第5テーピング部11〜15を配置したトレーニングインナーウエア1を製作し、当該トレーニングインナーウエア1の変形挙動の制御の可否を検証した。
まず、実験試料として、市販の運動効果が付与されていないインナーウエア(以下、「IW」という。)の右下半身に対して胴囲、膝蓋囲を等分した位置となるように、格子状に、プラスチックビーズに再帰反射塗料を塗装したマーカーを設置した。図3は、このように構成したインナーウエア(実験試料)を示し、(a)は、被験者に着用させた実験試料の前面を示す説明図であり、(b)はその後面を示す説明図である。
インナーウエアの変形挙動解析は、インナーウエア前面および後面でそれぞれ実施した。図4(a)および(b)は、変形挙動解析装置を示す説明図である。これらの図に示すように、前面および後面撮影用に、それぞれ4台の変形挙動測定用カメラ61〜64、65〜68を設置した。トレッドミル69上に設置した振動レベル計70、71の出力波形に基づいて、姿勢特定用カメラ72、73を用いて、姿勢を特定した。解析姿勢は、図5(a)〜(d)に示すように、下肢が体幹から前方へ最も離れる「踵接地」と後方へ最も離れる「踵離地」を含む立脚相の4姿勢とした。
測定された三次元位置座標より、伸長率および伸長方向を算出した。立位姿勢と各解析姿勢におけるマーカー2点間距離の変化率を伸長率、マーカー2点間を結ぶ直線方向を伸長方向とした。
提案したテーピングパターンに基づいてトレーニングインナーウエアを試作するためにテーピング生地の選定を行った。すなわち、引張直線性(LT)が大きく、かつ、引張仕事量(WT)が異なる2種類のテーピング生地を選定し、上記のように決定したテーピングパターンに従って、インナーウエアに対して縫製した。
次に、各試料TIW1、TIW2について官能検査を行い、歩行動作時の各試料における心理的な負荷を評価した。官能検査方法(SD法)および評価形容語は次の通りである。
評価尺度:5段階単極尺度
被験者:20代男子大学生7名
実験環境:23℃、50%R.H.
(消費エネルギー量の測定)
本例のトレーニングインナーウエア1による運動効果の向上を確認するために、歩行動作中の酸素摂取量より消費エネルギー量を推定した。試料は、上記と同様に、IW、TIW1およびTIW2を使用した。
次に、本例のトレーニングインナーウエア1による運動効果の向上を確認するために、歩行動作中の7種類の被験筋に関する筋電図の測定を行った。試料は、上記と同様に、IW、TIW1およびTIW2を使用した。図11(a)、(b)、(c)および(d)は、実験風景(実験装置の構成)、測定条件、被験筋およびプロトコールを示す説明図である。解析手順は次の通りである。まず、測定した原波形信号をフィルタに掛けて20Hz以下の低周波成分を除去し、除去後の波形信号を整流化し、iEMG(積分筋電図)を算出し、しかる後に、測定区間における歩行周期数で除算した。そして、IWのiEMG平均値を「1」として正規化処理を施した。
2 インナーウエア
2a ベース生地
3 パンティ部
4L、4R 太もも部
11L〜15L、11R〜15R 第1〜第5テーピング部
31 上端開口
32 口バンド
33 前面
35 部位
36 後面
41L、41R 下端開口
42L、42R 部位
43L、43R 側面部位
44L、44R 部位
45L、45R 側面部位
46L、46R 部位
47L、47R 部位
48 部位
51L、51R 転子点部
52 恥骨下枝部
53L、53R 内側上顆部
54L、54R 外側上顆部
55L、55R 坐骨結接部
56 腰椎棘突起
a 腰天
b 臍点部
c 転子点位
d 臀部後突点位
Claims (9)
- 人体表面に密着した着用状態を形成できるように伸縮性のあるベース生地から形成したインナーウエア、および、前記インナーウエアにおける複数の箇所に形成あるいは取り付けたテーピング部を有し、
前記インナーウエアは、少なくとも、パンティ部、および、前記パンティ部から延びている左右の太もも部を備え、
前記テーピング部は、前記インナーウエアのベース生地よりも伸縮抵抗の大きな所定長さの帯状の部位であり、
前記テーピング部として、前記インナーウエアの前面の左右の部位に、左右対称な状態でそれぞれ配置した第1、第2および第3テーピング部が備わっており、
前記第1テーピング部のそれぞれは、着用状態において、前記パンティ部の前面上端縁における臍点部下方の腰天に対応する部位から、左右の前記太もも部の前面をそれぞれ経由し、左右の前記太もも部の前面下端縁における内側上顆部に対応する部位まで延び、
前記第2テーピング部のそれぞれは、着用状態において、前記パンティ部の前面中央部分における臍点部下方の転子点位に対応する部位を相互の上端接合点とし、前記パンティ部の左右の前面をそれぞれ通って外方斜め下方に向かい、転子点部と外側上顆部の中点に対応する部位まで延び、
前記第3テーピング部のそれぞれは、着用状態において、前記パンティ部および前記太もも部の前面中央における恥骨下枝部に対応する部位から、左右の外方に水平に向かい、転子点部下方の位置に対応する部位まで延びていることを特徴とするトレーニングインナーウエア。 - 前記テーピング部として、前記インナーウエアの後面の左右の部位、左右対称な状態でそれぞれ配置した第4、第5テーピング部が備わっており、
前記第4テーピング部のそれぞれは、着用状態において、前記パンティ部の後面上端縁における坐骨結接部上方の腰天に対応する部位から、前記パンティ部の後面の左右の臀部分および左右の前記太もも部の後面をそれぞれ経由して下方に向かい、左右の前記太もも部の後面下端縁における内側上顆部に対応する部位まで延び、
前記第5テーピング部のそれぞれは、着用状態において、前記パンティ部の後面中央における腰椎の棘突起部下方の臀部後突点位に対応する部位を相互の上端接合点とし、前記パンティ部の左右の後面をそれぞれ通って外方の斜め下方に向かい、転子点部と外側上顆部の中点に対応する部位まで延び、前記第2テーピング部のそれぞれと下端が接合していることを特徴とする請求項1に記載のトレーニングインナーウエア。 - 前記インナーウエアを着用した着用者の立位姿勢における当該インナーウエアの各部に生じる上下方向、左右方向および斜め方向の伸長率と、歩行動作における「踵接地」および「踵離地」を含む立脚相の複数の姿勢のそれぞれにおける前記インナーウエアの各部に生じる上下方向、左右方向および斜め方向の伸長率とを比較した場合に、
前記インナーウエアの前面各部において、伸長方向が上下方向の伸長率が設定値以上の状態が上下方向に沿って最も長く連続している帯状の部分を含む場所が、前記第1テーピング部の配置位置であり、
前記インナーウエアの前面各部において、伸長方向が中央から左右の下方に向かう斜め方向の伸長率が前記設定値以上の状態が当該斜め方向に沿って最も長く連続している帯状の部分を含む部位が、前記第2テーピング部の配置位置であり、
前記インナーウエアの前面各部において、伸長方向が左右方向の伸長率が前記設定値以上の状態が左右方向に沿って最も長く連続している帯状の部分を含む部位が、前記第3テーピング部の配置位置であり、
前記インナーウエアの後面各部において、伸長方向が上下方向の伸長率が前記設定値以上の状態が上下方向に沿って最も長く連続している帯状の部分を含む部位が、前記第4テーピング部の配置位置であり、
前記インナーウエアの後面各部において、伸長方向が中央から左右の下方に向かう斜め方向の伸長率が前記設定値以上の状態が当該斜め方向に沿って最も長く連続している帯状の部分を含む部位が、前記第5テーピング部の配置位置である請求項2に記載のトレーニングインナーウエア。 - 人体表面に密着した着用状態を形成できるように伸縮性のあるベース生地から形成したインナーウエア、および、前記インナーウエアにおける複数の箇所に形成あるいは取り付けたテーピング部を有し、
前記インナーウエアは、少なくとも、パンティ部、および、前記パンティ部から延びている左右の太もも部を備え、
前記テーピング部は、前記インナーウエアのベース生地よりも伸縮抵抗の大きな所定長さの帯状の部位であり、
前記テーピング部として、前記インナーウエアの前面の左右の部位に、左右対称な状態でそれぞれ配置した第1、第2および第3テーピング部が備わっており、
前記インナーウエアを着用した着用者の立位姿勢における当該インナーウエアの各部に生じる上下方向、左右方向および斜め方向の伸長率と、歩行動作における「踵接地」および「踵離地」を含む立脚相の複数の姿勢のそれぞれにおける前記インナーウエアの各部に生じる上下方向、左右方向および斜め方向の伸長率とを比較した場合に、
前記インナーウエアの前面各部において、伸長方向が上下方向の伸長率が設定値以上の状態が上下方向に沿って最も長く連続している帯状の部分を含む場所が、前記第1テーピング部の配置位置であり、
前記インナーウエアの前面各部において、伸長方向が中央から左右の下方に向かう斜め方向の伸長率が前記設定値以上の状態が当該斜め方向に沿って最も長く連続している帯状の部分を含む部位が、前記第2テーピング部の配置位置であり、
前記インナーウエアの前面各部において、伸長方向が左右方向の伸長率が前記設定値以上の状態が左右方向に沿って最も長く連続している帯状の部分を含む部位が、前記第3テーピング部の配置位置であることを特徴とするトレーニングインナーウエア。 - 前記テーピング部として、前記インナーウエアの後面の左右の部位、左右対称な状態でそれぞれ配置した第4、第5テーピング部が備わっており、
前記インナーウエアの後面各部において、伸長方向が上下方向の伸長率が前記設定値以上の状態が上下方向に沿って最も長く連続している帯状の部分を含む部位が、前記第4テーピング部の配置位置であり、
前記インナーウエアの後面各部において、伸長方向が中央から左右の下方に向かう斜め方向の伸長率が前記設定値以上の状態が当該斜め方向に沿って最も長く連続している帯状の部分を含む部位が、前記第5テーピング部の配置位置である請求項4に記載のトレーニングインナーウエア。 - 前記テーピング部のそれぞれは、前記インナーウエアの前記ベース生地に、テーピング生地を縫製することによって形成してある請求項1ないし4のうちのいずれか一つの項に記載のトレーニングインナーウエア。
- 請求項2または5に記載のトレーニングインナーウエアの設計方法であって、
被験者に前記テーピング部を配置する前の前記インナーウエアを着用させ、
前記被験者の歩行動作における、下肢が体幹から前方に最も離れる「踵接地」と後方へ最も離れる「踵離地」を含む立脚相の4姿勢を解析姿勢に定め、
着用させた前記インナーウエアにおける立位姿勢の場合を基準として、前記解析姿勢のそれぞれにおける前記インナーウエアの各部における上下方向、左右方向および斜め方向の伸長率を求め、
前記インナーウエアの前面および後面のそれぞれにおいて、前記伸長率が設定値以上の状態が上下方向、左右方向および斜め方向のそれぞれについて最も長く連続する部位を求め、
前記インナーウエアの前面における上下方向に伸長方向が最も長く連続する部位を含む部分を、前記第1テーピング部の配置位置に定め、
前記インナーウエアの後面における上下方向に伸長方向が最も長く連続する部位を含む部分を、前記第4テーピング部の配置位置に定め、
前記インナーウエアの前面における斜め方向に伸長方向が最も長く連続する部位を含む部分を、前記第2テーピング部の配置位置に定め、
前記インナーウエアの後面における斜め方向に伸長方向が最も長く連続する部位を含む部分を、前記第5テーピング部の配置位置に定め、
前記インナーウエアの前面における左右方向に伸長方向が最も長く連続する部位を含む部分を、前記第3テーピング部の配置位置に定めることを特徴とするトレーニングインナーウエアの設計方法。 - 被験者に着用させる前の前記インナーウエアにおける胴囲および膝蓋囲を等分した上下および左右の位置に格子状にマーカーを配置し、
DLT法(Direct Linear Transformation Method)により、前記マーカーの立位姿勢および各解析姿勢における三次元位置座標を求め、
前記立位姿勢と各解析姿勢における隣マーカー2点間距離の変化を前記伸長率、これらマーカー2点を結ぶ直線方向を前記伸長方向とする請求項7に記載のトレーニングインナーウエアの設計方法。 - 前記第1〜第5テーピング部の配置位置において、それぞれ目標とする伸長率抑制量を定め、
各伸長率抑制量が得られるように、前記第1〜第5テーピング部の引張仕事量を定める請求項7または8に記載のトレーニングインナーウエアの設計方法。
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