JP2014106912A - 制約条件抽出プログラム、制約条件抽出装置および制約条件抽出方法 - Google Patents

制約条件抽出プログラム、制約条件抽出装置および制約条件抽出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】スクリプトの検証で用いられる制約条件を精度良く生成する。
【解決手段】制約条件抽出装置1は、第1の実行環境において、第1の手順情報によって操作される対象および当該対象に関連する対象を含んだ操作対象を特定し(S12)、該操作対象に関する手順を第1の手順情報から抽出し(S13)、抽出した手順について、関連のある操作対象同士の実行順序に関する第1の関係情報を生成し(S13〜S15)、第2の実行環境において、第2の手順情報によって操作される対象および当該対象に関連する対象を含んだ操作対象を特定し(S12)、該操作対象に関する手順を第2の手順情報から抽出し(S13)、抽出した手順について、関連のある操作対象同士の実行順序に関する第2の関係情報を生成し(S13〜S15)、第1の関係情報と前記第2の関係情報とを比較し、共通する、関連のある操作対象同士の実行順序に関する関係を抽出する(S18)。
【選択図】図15

Description

本発明は、制約条件抽出プログラム、制約条件抽出装置および制約条件抽出方法に関する。
サーバやネットワークの仮想化技術を利用して、ネットワーク上にある複数のコンピューティング資源を利用者のコンピューティング資源として使用することができるクラウドシステムが利用されている。かかるクラウドシステムは、年々、大規模化しているとともに、複雑化している。
これに伴って、運用管理作業として行われるマニュアル操作や人による目視確認は限界となってきており、一部の運用管理作業は自動化されつつある。例えば、クラウドシステムを管理する管理サーバは、スクリプトを用いて、クラウドシステム配下のサーバに対してパッチ操作を自動的に適用する。したがって、パッチ操作などの運用管理作業の自動化に用いられるスクリプトの信頼性および妥当性が重要となる。
そこで、検証システムは、実行されるスクリプトが定められた条件(制約条件)を満たしているか否かを、スクリプトを実行する前に検証する。この制約条件は、運用管理を行う管理者によってトップダウンで定められる。
特開2005−285101号公報
しかしながら、管理者は、スクリプトの検証で用いられる制約条件を精度良く作成することが困難になっているという問題がある。すなわち、管理者は、満たすべき制約条件を必ずしも全て把握しているわけではない。例えば、管理者は、大規模化しているクラウドシステムの構成を把握しきれなかったり、大規模化しているクラウドシステムを構成する機器間の変化を把握しきれなかったりする。この結果、管理者は、満たすべき制約条件を全て把握しきれない。したがって、管理者は、精度の良い制約条件を作成することが困難になっている。
1つの側面では、スクリプトの検証で用いられる制約条件を精度良く生成し、スクリプトの信頼性を向上させることのできる制約条件抽出プログラムを提供することを目的とする。
本願の開示する制約条件抽出プログラムは、第1の実行環境において、複数の手順からなる第1の手順情報によって操作される対象および当該対象に関連する対象を含んだ操作対象を特定し、該特定した操作対象に関する手順を、前記第1の手順情報から抽出し、該抽出した手順について、関連のある操作対象同士の実行順序に関する関係を示す第1の関係情報を生成し、前記第1の実行環境と異なる第2の実行環境において、複数の手順からなる第2の手順情報によって操作される対象および当該対象に関連する対象を含んだ操作対象を特定し、該特定した操作対象に関する手順を、前記第2の手順情報から抽出し、該抽出した手順について、関連のある操作対象同士の実行順序に関する関係を示す第2の関係情報を生成し、前記第1の関係情報と前記第2の関係情報とを比較し、前記第1の関係情報と前記第2の関係情報とに共通する、関連のある操作対象同士の実行順序に関する関係を抽出する処理をコンピュータに実行させる。
本願の開示する制約条件抽出プログラムの1つの態様によれば、スクリプトの検証で用いられる制約条件を精度良く生成し、スクリプトの信頼性を向上させることが可能となる。
図1は、実施例に係る制約条件抽出装置の構成を示す機能ブロック図である。 図2は、操作制御情報の一例を示す図である。 図3は、操作対象リストの一例を示す図である。 図4Aは、システム構成情報の一例を示す図(1)である。 図4Bは、システム構成情報の一例を示す図(2)である。 図5は、分析対象特定部による処理の一例を説明する図である。 図6Aは、制約候補抽出部による処理の一例を説明する図(1)である。 図6Bは、制約候補抽出部による処理の一例を説明する図(2)である。 図7は、操作状態遷移モデル構築部による処理の一例を説明する図である。 図8Aは、制約候補充足性検査部による処理の一例を説明する図(1)である。 図8Bは、制約候補充足性検査部による処理の一例を説明する図(2)である。 図9は、分析対象特定部による処理の別の一例を説明する図である。 図10は、制約候補抽出部による処理の別の一例を説明する図である。 図11は、操作状態遷移モデル構築部による処理の別の一例を説明する図である。 図12は、制約候補充足性検査部による処理の別の一例を説明する図である。 図13Aは、制約条件比較部による処理の一例を説明する図(1)である。 図13Bは、制約条件比較部による処理の一例を説明する図(2)である。 図14は、制約条件の出力例を示す図である。 図15は、実施例に係る制約条件抽出処理のフローチャートを示す図である。 図16は、制約条件比較部による処理の変形例を説明する図である。 図17は、制約条件抽出プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
以下に、本願の開示する制約条件抽出プログラム、制約条件抽出装置および制約条件抽出方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施例によりこの発明が限定されるものではない。
[制約条件抽出装置の構成]
図1は、実施例に係る制約条件抽出装置の構成を示す機能ブロック図である。かかる制約条件抽出装置1は、例えばクラウドシステムの運用管理で用いられる運用管理プロセスの正しさを評価する際に用いられる、正しい運用管理プロセスが満たすべき制約条件を抽出する。運用管理プロセスとは、例えばクラウドシステム上の運用管理で用いられる様々な手順書やスクリプトを意味する。実施例では、制約条件抽出装置1は、過去の複数の運用管理プロセスを入力し、入力した運用管理プロセスの実行時のシステム構成が示す構成要素間の関係に着目する。そして、制約条件抽出装置1は、複数の運用管理プロセスに共通する、ある特定の関係が成立している構成要素同士の操作の実行順序に関する関係を抽出し、抽出した関係を制約条件として出力する。
図1に示すように、制約条件抽出装置1は、過去の操作定義2を入力して、制約条件3を出力する。操作定義2は、操作制御情報21、操作対象リスト22およびシステム構成情報23を組として備える。操作制御情報21は、運用管理プロセスであり、操作対象に対して行う操作の処理を定義する。例えば、操作制御情報21には、プログラムやスクリプトの形式で操作の処理が記述される。
操作対象リスト22は、操作対象の集合を表したリストである。システム構成情報23は、運用時におけるシステムの構成情報であり、システムの構成要素間に成立している関係を定義する。システム構成情報23は、グラフや表形式で定義可能である。なお、操作対象や構成要素は、例えば、サーバなどの物理マシンであるが、仮想マシンであっても良い。実施例では、操作対象や構成要素は、サーバであるとして説明する。なお、操作定義2は、制約条件抽出装置1の外部記憶装置に記憶されていても良いし、ネットワークに接続された装置の記憶装置に記憶されていても良い。
ここで、一組の操作定義2の一例について、図2〜図4を参照して説明する。図2は、操作制御情報の一例を示す図である。図3は、操作対象リストの一例を示す図である。図4Aは、グラフ形式である場合のシステム構成情報の一例を示す図である。図4Bは、表形式である場合のシステム構成情報の一例を示す図である。
図2に示すように、操作制御情報21は、アプリケーションのインストール適用に関する操作制御のスクリプトである。図2で示す「MS」とは、操作対象であるサーバを監視する監視サーバであることを意味する。スクリプトの1行目には、「MS」で表される監視サーバの停止操作(stop_monitor)が記述されている。スクリプトの3行目には、2行目で記述されている「List2.txt」で表される操作対象リスト22の操作対象のインストール操作(install)が記述されている。スクリプトの5行目には、操作対象のインストールが成功した場合に、操作対象の再起動操作(reboot)が記述されている。スクリプトの6行目には、操作対象のインストールが失敗した場合に、操作対象の状態を戻す操作(restore)が記述されている。
図3に示すように、操作対象リスト22には、「List2.txt」内に操作対象の機器として「Server S4」、「Server S5」および「Server S6」が記述されている。「Server」は、操作対象の機器であるサーバを意味する。例えば、「List2.txt」は、図2で示したスクリプトの2行目で読み込まれる。そして、図2で示したスクリプトの3行目で、「List2.txt」が読み込まれた結果得られる操作対象の機器がインストールされる。
図4Aに示すように、監視サーバMSがサーバS4,S5,S6を監視する関係(monitor)であることおよびサーバS6とサーバC1とが接続関係(communicate)であることを示すシステムの構成情報がグラフ形式で定義されている。図4Bでは、図4Aに示すシステムの構成情報が表形式で定義されている。
図1に戻って、制約条件抽出装置1は、分析対象特定部11、制約候補抽出部12、操作状態遷移モデル構築部13、制約候補充足性検査部14、制約条件比較部15および制約条件記憶部16を有する。
分析対象特定部11は、操作制御情報21を適用するシステムにおける運用時の分析対象を特定する。例えば、分析対象特定部11は、操作制御情報21と同じ組の操作対象リスト22およびシステム構成情報23を、操作定義2から入力する。そして、分析対象特定部11は、入力した操作対象リスト22に含まれる操作対象機器を分析対象機器として特定する。さらに、分析対象特定部11は、入力したシステム構成情報23から、特定した操作対象機器と関連がある機器を分析対象機器として特定する。
制約候補抽出部12は、操作制御情報21について、所定の制約種類で表される種類ごとに、制約となり得る制約の候補(以降、制約候補という。)を抽出する。実施例では、制約種類を、以下の前処理と後処理とする。前処理とは、操作Xの前には必ず操作Yを行うという処理である。以降では、かかる前処理を、適宜「Do Y before X」と記載する。後処理とは、操作Xの後には必ず操作Yを行うという処理である。以降では、かかる後処理を、適宜「Do Y after X」と記載する。前処理、後処理のX,Yは、機器に対して実行される操作を表すパラメータを意味する。すなわち、制約種類の前処理および後処理は、機器同士の操作の実行順序を示す処理である。なお、複数の操作制御情報21ごとに制約候補が抽出される。
例えば、制約候補抽出部12は、制約種類である前処理および後処理のX,Yに該当する可能性のある操作を、操作制御情報21から抽出する。具体的には、制約候補抽出部12は、操作制御情報21の中から、分析対象特定部11によって特定された分析対象機器が関与している操作を抽出する。そして、制約候補抽出部12は、操作部分をパラメータ化した前処理と分析対象機器が関与している操作とを用いて、分析対象機器のシステム構成を考慮した前処理における制約候補を抽出する。同様に、制約候補抽出部12は、操作部分をパラメータ化した後処理と分析対象機器が関与している操作とを用いて、分析対象機器のシステム構成を考慮した後処理における制約候補を抽出する。なお、制約候補抽出部12では、操作制御情報21に記述されている実際の操作の実行順序を考慮しないで、前処理および後処理における制約候補を抽出する。
操作状態遷移モデル構築部13は、操作制御情報21の操作の列をモデル検査ツール用の記述に変換して、操作に関する状態遷移モデルを構築する。状態遷移モデル内のそれぞれの状態は、分析対象特定部11によって特定された分析対象機器が関与している操作の実行状態である。
制約候補充足性検査部14は、操作制御情報21から構築された状態遷移モデルを用いて、操作制御情報21における各制約候補の充足性を検査する。例えば、制約候補充足性検査部14は、抽出された制約候補ごとに、充足性を満たすことを示す検査結果または充足性を満たさないことを示す検査結果を検出する。そして、制約候補充足性検査部14は、制約候補ごとに、検査結果を含んだ制約候補情報を生成する。具体的には、制約候補充足性検査部14は、1つの操作定義2に対して、前処理の制約候補情報と後処理の制約候補情報を生成する。
制約条件比較部15は、複数の操作定義2から生成された複数の制約候補情報を比較し、複数の操作定義2に成立する制約候補を制約条件として抽出する。すなわち、制約条件比較部15は、複数の制約候補情報を比較し、複数の制約候補情報に共通する、関連のある機器同士または単一の機器の制約候補を制約条件として抽出する。例えば、制約条件比較部15は、前処理について、2つの操作定義2に対する制約候補情報を比較する。そして、制約条件比較部15は、2つの操作定義2に成立した制約候補を、制約条件として抽出する。同様に、制約条件比較部15は、後処理について、2つの操作定義2に対する制約候補情報を比較する。そして、制約条件比較部15は、2つの操作定義2に成立した制約候補を、制約条件として抽出する。また、制約条件比較部15は、抽出した制約条件を後述する制約条件記憶部16に格納する。
一例として、一方の操作定義2における前処理の充足性を満たす制約候補が、「Do stop_monitor(MS) before start_monitor(MS)」であるとする。他方の操作定義2における前処理の充足性を満たす制約候補が、「Do stop_monitor(MS) before start_monitor(MS)」であるとする。すると、制約条件比較部15は、それぞれの制約候補が一致しているので、一致している制約候補を、制約条件として抽出する。
制約条件記憶部16は、制約条件比較部15によって格納された制約条件を記憶する。
次に、1つの操作定義2から、前処理の制約候補情報と後処理の制約候補情報を生成するまでの処理の一例を、図5〜図8を参照して説明する。
[分析対象特定部による処理の一例]
まず、分析対象特定部11による処理の一例を、図5を参照して説明する。図5は、分析対象特定部による処理の一例を説明する図である。図5に示すように、操作定義2の操作対象リスト22(List1.txt)には、操作対象の機器として、サーバS1を示す「Server S1」、サーバS2を示す「Server S2」、サーバS3を示す「Server S3」が記述されている。操作定義2のシステム構成情報23には、システムの構成情報として、監視サーバMSがサーバS1,S2,S3を監視する関係(monitor)であることが定義されている。
分析対象特定部11は、操作対象リスト22から、分析対象機器としてサーバS1,S2,S3を特定する。さらに、分析対象特定部11は、システム構成情報23から、特定した操作対象機器であるサーバS1,S2,S3と関連がある機器である監視サーバMSを分析対象機器として特定する。すなわち、分析対象特定部11は、分析対象機器として、サーバS1,S2,S3および監視サーバMSを特定する。
[制約候補抽出部による処理の一例]
次に、制約候補抽出部12による処理の一例を、図6Aおよび図6Bを参照して説明する。図6Aおよび図6Bは、制約候補抽出部による処理の一例を説明する図である。
図6Aに示すように、操作制御情報21は、サーバパッチ適用操作に関する操作制御のスクリプトである。分析対象機器は、分析対象特定部11によって特定されたサーバS1,S2,S3および監視サーバMSである。なお、制約種類の1つである前処理は、操作Xの前には必ず操作Yを行うことを示す「Do Y before X」であるとする。また、制約種類の1つである後処理は、操作Xの後には必ず操作Yを行うことを示す「Do Y after X」であるとする。前処理、後処理のX,Yは、機器に対して実行される操作を表すパラメータである。
制約候補抽出部12は、操作制御情報21の中から、分析対象機器が関与している操作を抽出する。すなわち、制約候補抽出部12は、前処理および後処理のX,Yに含まれる可能性のある操作を分析対象機器に応じて抽出する。ここでは、制約候補抽出部12は、監視サーバMSについて、監視機能を停止する操作を示す「stop_monitor」および監視機能を再開する操作を示す「start_monitor」を抽出する。制約候補抽出部12は、サーバS1,S2,S3について、パッチを適用する操作を示す「apply_patch」および再起動する操作を示す「reboot」を抽出する。
図6Bに示すように、制約候補抽出部12は、操作部分をパラメータ化した前処理「Do Y before X」と、分析対象機器が関与している操作とを用いて、分析対象機器のシステム構成を考慮した前処理における制約候補を抽出する。ここでは、監視サーバMSのみの関係では、例えば、1つの制約候補k1として、「Do stop_monitor(MS) before start_monitor(MS)」が抽出されている。サーバS1のみの関係では、例えば、1つの制約候補k2として、「Do apply_patch(S1,Patch) before reboot(S1)」が抽出されている。監視サーバMSとサーバS1の関係では、例えば、1つの制約候補k3として、「Do stop_monitor(MS) before apply_patch(S1,Patch)」が抽出されている。なお、制約候補抽出部12は、操作の実行順序を考慮しないので、X,Yの操作を逆とした制約候補を抽出する。さらに、制約候補抽出部12は、サーバS2のみの関係、サーバS3のみの関係、監視サーバMSとサーバS2の関係、監視サーバMSとサーバS3の関係で、前処理における制約候補を抽出する。
そして、制約候補抽出部12は、操作部分をパラメータ化した後処理「Do Y after X」と、分析対象機器が関与している操作とを用いて、分析対象機器のシステム構成を考慮した後処理における制約候補を抽出する。ここでは、監視サーバMSのみの関係では、例えば、1つの制約候補k4として、「Do stop_monitor(MS) after start_monitor(MS)」が抽出されている。サーバS1のみの関係では、例えば、1つの制約候補k5として、「Do apply_patch(S1,Patch) after reboot(S1)」が抽出されている。監視サーバMSとサーバS1の関係では、例えば、1つの制約候補k6として、「Do stop_monitor(MS) after apply_patch(S1,Patch)」が抽出されている。なお、制約候補抽出部12は、操作の実行順序を考慮しないので、X,Yの操作を逆とした制約候補を抽出する。また、制約候補抽出部12は、サーバS2のみの関係、サーバS3のみの関係、監視サーバMSとサーバS2の関係、監視サーバMSとサーバS3の関係で、後処理における制約候補を抽出する。
[操作状態遷移モデル構築部による処理の一例]
次に、操作状態遷移モデル構築部13による処理の一例を、図7を参照して説明する。図7は、操作状態遷移モデル構築部による処理の一例を説明する図である。図7に示すように、操作制御情報21から操作状態遷移が構築される。すなわち、操作状態モデル構築部13は、操作制御情報21の操作の列から、操作に関する状態遷移モデルを構築する。操作状態遷移モデルにおけるそれぞれの状態は、分析対象機器が関与する操作の実行状態に対応する。ここでは、操作制御情報21から構築された操作状態遷移には、一例として、監視サーバMSに対して「stop_monitor」が実行されるように記述されている。そして、操作状態遷移には、「stop_monitor」が実行された後に、サーバs1に対して「apply_patch」が実行され、成功すれば「reboot」が実行され、失敗すれば監視サーバMSに対して「start_monitor」が実行されるように記述されている。なお、操作状態遷移モデル構築部13によって構築された操作状態遷移は、制約候補充足性検査部14によって制約候補充足性検査に用いられる。
[制約候補充足性検査部による処理の一例]
次に、制約候補充足性検査部14による処理の一例を、図8Aおよび図8Bを参照して説明する。図8Aおよび図8Bは、制約候補充足性検査部による処理の一例を説明する図である。
図8Aに示すように、制約候補充足性検査部14は、操作状態遷移モデル構築部13によって構築された操作状態遷移を用いて、制約候補抽出部12によって抽出された各制約候補の制約候補充足性検査を行い、制約候補ごとに検査結果を検出する。ここでは、検査結果は、充足性を満たすことを示す結果を「○」とし、充足性を満たさないことを示す結果を「×」としている。そして、制約候補充足性検査部14は、制約候補ごとに、検査結果を含んだ制約候補情報を生成する。
図8Bの上段は、前処理の制約候補の検査結果を含んだ制約候補情報である。ここでは、一例では、「Do stop_monitor(MS) Before start_monitor(MS)」、すなわち、操作「start_monitor(MS)」の前には、必ず操作「stop_monitor(MS)」を行う制約候補について、検査結果が「○」となっている。また、別の一例では、「Do stop_monitor(MS) Before apply_patch(s,Patch)」、すなわち、操作「apply_patch(s,Patch)」の前には、必ず操作「stop_monitor(MS)」を行う制約候補について、検査結果が「○」となっている。一方、「Do start_monitor(MS) Before stop_monitor(MS)」、すなわち、操作「stop_monitor(MS)」の前には、必ず操作「start_monitor(MS)」を行う制約候補について、検査結果が「×」となっている。
図8Bの下段は、後処理の制約候補の検査結果を含んだ制約候補情報である。ここでは、一例では、「Do start_monitor(MS) After stop_monitor(MS)」、すなわち、操作「stop_monitor(MS)」の後には、必ず操作「start_monitor(MS)」を行う制約候補について、検査結果が「○」となっている。また、別の一例では、「Do start_monitor(MS) After apply_patch(s,Patch)」、すなわち、操作「apply_patch(s,Patch)」の後には、必ず操作「start_monitor(MS)」を行う制約候補について、検査結果が「○」となっている。一方、「Do stop_monitor(MS) After start_monitor(MS)」、すなわち、操作「start_monitor(MS)」の後には、必ず操作「stop_monitor(MS)」を行う制約候補について、検査結果が「×」となっている。
このように、一例として、サーバパッチ適用操作(操作Aとする)に関する操作制御のスクリプト(操作制御情報21)を含む操作定義2から、前処理の制約候補情報と後処理の制約候補情報が生成される。次に、別の操作定義2から、前処理の制約候補情報と後処理の制約候補情報が生成されるまでの処理の一例を、図9〜図12を参照して説明する。
[分析対象特定部による処理の別の一例]
まず、分析対象特定部11による処理の別の一例を、図9を参照して説明する。図9は、分析対象特定部による処理の別の一例を説明する図である。図9に示すように、操作定義2の操作対象リスト22(List2.txt)には、操作対象の機器として、サーバS4を示す「Server S4」、サーバS5を示す「Server S5」、サーバS6を示す「Server S6」が記述されている。操作定義2のシステム構成情報23には、システムの構成情報として、監視サーバMSがサーバS4,S5,S6を監視する関係(monitor)であることが定義されている。
分析対象特定部11は、操作対象リスト22から、分析対象機器としてサーバS4,S5,S6を特定する。さらに、分析対象特定部11は、システム構成情報23から、特定した操作対象機器であるサーバS4,S5,S6と関連がある機器である監視サーバMSを分析対象機器として特定する。すなわち、分析対象特定部11は、分析対象機器として、サーバS4,S5,S6および監視サーバMSを特定する。
[制約候補抽出部による処理の別の一例]
次に、制約候補抽出部12による処理の別の一例を、図10を参照して説明する。図10は、制約候補抽出部による処理の別の一例を説明する図である。
図10に示すように、操作制御情報21は、アプリケーションのインストール操作に関する操作制御のスクリプトである。分析対象機器は、分析対象特定部11によって特定されたサーバS4,S5,S6および監視サーバMSである。なお、前処理および後処理は、前述した処理と同様である。すなわち、前処理は、操作Xの前には必ず操作Yを行うことを示す「Do Y before X」であり、後処理は、操作Xの後には必ず操作Yを行うことを示す「Do Y after X」である。前処理、後処理のX,Yは、機器に対して実行される操作を表すパラメータである。
制約候補抽出部12は、操作制御情報21の中から、分析対象機器が関与している操作を抽出する。すなわち、制約候補抽出部12は、前処理および後処理のX,Yに含まれる可能性のある操作を分析対象機器に応じて抽出する。ここでは、制約候補抽出部12は、監視サーバMSについて、監視機能を停止する操作を示す「stop_monitor」および監視機能を再開する操作を示す「start_monitor」を抽出する。制約候補抽出部12は、サーバS4,S5,S6について、インストール操作を示す「install」、再起動する操作を示す「reboot」および状態を戻す操作を示す「restore」を抽出する。
そして、制約候補抽出部12は、操作部分をパラメータ化した前処理「Do Y before X」と、分析対象機器が関与している操作とを用いて、分析対象機器のシステム構成を考慮した前処理における制約候補を抽出する。また、制約候補抽出部12は、操作部分をパラメータ化した後処理「Do Y after X」と、分析対象機器が関与している操作とを用いて、分析対象機器のシステム構成を考慮した後処理における制約候補を抽出する。なお、抽出した結果は、図示しないが、図6Bで表した表の形式で表される。
[操作状態遷移モデル構築部による処理の別の一例]
次に、操作状態遷移モデル構築部13による処理の別の一例を、図11を参照して説明する。図11は、操作状態遷移モデル構築部による処理の別の一例を説明する図である。図11に示すように、操作制御情報21から操作状態遷移が構築される。すなわち、操作状態遷移モデル構築部13は、操作制御情報21の操作の列から、操作に関する状態遷移モデルを構築する。ここでは、操作制御情報21から構築された操作状態遷移には、一例として、監視サーバMSに対して「stop_monitor」が実行されるように記述されている。そして、操作状態遷移には、「stop_monitor」が実行された後に、サーバs4に対して「install」が実行され、成功すれば「reboot」が実行され、失敗すれば「restore」が実行されるように記述されている。なお、操作状態遷移モデル構築部13によって構築された操作状態遷移は、制約候補充足性検査部14によって制約候補充足性検査に用いられる。
[制約候補充足性検査部による処理の別の一例]
次に、制約候補充足性検査部14による処理の別の一例を、図12を参照して説明する。図12は、制約候補充足性検査部による処理の別の一例を説明する図である。
図12に示すように、制約候補充足性検査部14は、操作状態遷移モデル構築部13によって構築された操作状態遷移を用いて、制約候補抽出部12によって抽出された各制約候補の制約候補充足性検査を行い、制約候補ごとに検査結果を検出する。ここでは、検査結果は、充足性を満たすことを示す結果を「○」とし、充足性を満たさないことを示す結果を「×」としている。そして、制約候補充足性検査部14は、制約候補ごとに、検査結果を含んだ制約候補情報を生成する。
図12の上段は、前処理の制約候補の検査結果を含んだ制約候補情報である。ここでは、一例では、「Do stop_monitor(MS) Before start_monitor(MS)」、すなわち、操作「start_monitor(MS)」の前には、必ず操作「stop_monitor(MS)」を行う制約候補について、検査結果が「○」となっている。また、別の一例では、「Do stop_monitor(MS) Before install(s)」、すなわち、操作「install(s)」の前には、必ず操作「stop_monitor(MS)」を行う制約候補について、検査結果が「○」となっている。一方、「Do start_monitor(MS) Before stop_monitor(MS)」、すなわち、操作「stop_monitor(MS)」の前には、必ず操作「start_monitor(MS)」を行う制約候補について、検査結果が「×」となっている。
図12の下段は、後処理の制約候補の検査結果を含んだ制約候補情報である。ここでは、一例では、「Do start_monitor(MS) After stop_monitor(MS)」、すなわち、操作「stop_monitor(MS)」の後には、必ず操作「start_monitor(MS)」を行う制約候補について、検査結果が「○」となっている。また、別の一例では、「Do start_monitor(MS) After install(s)」、すなわち、操作「install(s)」の後には、必ず操作「start_monitor(MS)」を行う制約候補について、検査結果が「○」となっている。一方、「Do stop_monitor(MS) After start_monitor(MS)」、すなわち、操作「start_monitor(MS)」の後には、必ず操作「stop_monitor(MS)」を行う制約候補について、検査結果が「×」となっている。
このようにして、別の一例として、アプリケーションのインストール操作(操作Bとする)に関する操作制御のスクリプト(操作制御情報21)を含む操作定義2から、前処理の制約候補情報と後処理の制約候補情報が生成される。そこで、操作Aから生成された制約候補情報と操作Bから生成された制約候補情報とから制約条件を抽出する処理の一例を、図13Aおよび図13Bを参照して説明する。
[制約条件比較部による処理の一例]
図13Aおよび図13Bは、制約条件比較部による処理の一例を説明する図である。図13Aの上段は、操作Aに対する前処理の制約候補の検査結果を含んだ制約候補情報である。図13Aの下段は、操作Bに対する前処理の制約候補の検査結果を含んだ制約候補情報である。
制約条件比較部15は、複数の操作A,Bに対する制約候補情報を比較し、複数の操作A、Bに対して成立(共通)した制約候補を、制約条件として抽出する。ここでは、「Do stop_monitor(MS) Before start_monitor(MS)」、すなわち、操作「start_monitor(MS)」の前には、必ず操作「stop_monitor(MS)」を行う制約候補が複数の操作A,Bで一致している。また、「Do stop_monitor(MS) Before reboot(s)」、すなわち、操作「reboot(s)」の前には、必ず操作「stop_monitor(MS)」を行う制約候補が複数の操作A、Bで一致している。
そこで、制約条件比較部15は、「Do stop_monitor(MS) before start_monitor(MS)」を前処理の制約条件として抽出する。すなわち、制約条件比較部15は、単一の機器、ここでは監視サーバMS単体における実行順序に関する制約条件を抽出する。また、制約条件比較部15は、「Do stop_monitor(MS) before reboot(s) (if MS monitors s)」を、前処理の制約条件として抽出する。すなわち、制約条件比較部15は、関連のある機器同士、ここでは監視サーバMSおよびサーバs同士の実行順序に関する制約条件を抽出する。
図13Bの上段は、操作Aに対する後処理の制約候補の検査結果を含んだ制約候補情報である。図13Bの下段は、操作Bに対する後処理の制約候補の検査結果を含んだ制約候補情報である。
制約条件比較部15は、複数の操作A、Bに対する制約候補情報を比較し、複数の操作A、Bに対して成立(共通)した制約候補を、制約条件として抽出する。ここでは、「Do start_monitor(MS) After stop_monitor(MS)」、すなわち、操作「stop_monitor(MS)」の後には、必ず操作「start_monitor(MS)」を行う制約候補が複数の操作A、Bで一致している。また、「Do start_monitor(MS) After reboot(s)」、すなわち、操作「reboot(s)」の後には、必ず操作「start_monitor(MS)」を行う制約候補が複数の操作A、Bで一致している。
そこで、制約条件比較部15は、「Do start_monitor(MS) after stop_monitor(MS)」を、後処理の制約条件として抽出する。すなわち、制約条件比較部15は、単一の機器、ここでは監視サーバMS単体における実行順序に関する制約条件を抽出する。また、制約条件比較部15は、「Do start_monitor(MS) after reboot(s) (if MS monitors s)」を、後処理の制約条件として抽出する。すなわち、制約条件比較部15は、関連のある機器同士、ここでは監視サーバMSおよびサーバs同士の実行順序に関する制約条件を抽出する。そして、制約条件比較部15は、抽出した後処理の制約条件を制約条件記憶部16に格納する。
なお、制約条件抽出装置1は、制約条件記憶部16に記憶された制約条件を出力するようにしても良い。図14は、図13Aおよび図13Bで抽出される制約条件の出力例を示す図である。なお、図14のn,mは、システムの構成要素である操作対象機器であり、nとmは異なる機器を意味するとする。図14の出力例では、nとmの関係o1、操作o2、操作間の関係o3および操作o4を対応付けて出力する。nとmの関係o1は、操作o2が実行される機器と操作o4が実行される機器との構成要素間の関係を示す。例えば、操作o2が実行される機器と操作o4が実行される機器が同じであれば、構成要素間に関係がない、すなわち単一の構成要素であることを示す「−」を出力する。操作o2が実行される機器および操作o4が実行される機器のどちらか一方が他方を監視する関係であれば、監視関係であることを示す「monitor」を出力する。操作o2および操作o4は、制約条件を構成する操作を示す。操作間の関係o3は、操作o2および操作o4の操作間の関係を示す。例えば、操作o2が操作o4の前処理であることを示す「before」を出力する。操作o2が操作o4の後処理であることを示す「after」を出力する。
一例として、nとmの関係o1が「−」である場合、操作o2として「stop_monitor(n)」、操作間の関係o3として「before」、操作o4として「start_monitor(n)」と出力される。すなわち、この出力が表す制約条件は、単一の構成要素(n)に関する前処理の制約条件「Do stop_monitor(MS) before start_monitor(MS)」を意味する。nとmの関係o1が「−」である場合、操作o2として「start_monitor(n)」、操作間の関係o3として「after」、操作o4として「stop_monitor(n)」と出力される。すなわち、この出力が表す制約条件は、単一の構成要素(n)に関する後処理の制約条件「Do start_monitor(MS) after stop_monitor(MS)」を意味する。nとmの関係o1が「monitor」である場合、操作o2として「stop_monitor(n)」、操作間の関係o3として「before」、操作o4として「reboot(m)」と出力される。すなわち、この出力が表す制約条件は、監視関係の構成要素n、mに関する前処理の制約条件「Do stop_monitor(n) before reboot(m)」を意味する。nとmの関係o1が「monitor」である場合、操作o2として「start_monitor(n)」、操作間の関係o3として「after」、操作o4として「reboot(m)」と出力される。すなわち、この出力が表す制約条件は、監視関係の構成要素n,mに関する後処理の制約条件「Do start_monitor(n) After reboot(m)」を意味する。
[制約条件抽出処理の手順]
次に、制約条件抽出処理の手順について、図15を参照して説明する。図15は、実施例に係る制約条件抽出処理のフローチャートを示す図である。なお、制約条件抽出装置1は、例えば、図示しない入力装置から制約条件抽出処理の開始が指示されたとする。
制約条件抽出処理の開始が指示された制約条件抽出装置1は、分析対象とする操作定義2を選択する(ステップS11)。そして、分析対象特定部11は、選択した操作定義2から分析対象機器を特定する(ステップS12)。例えば、分析対象特定部11は、選択した操作定義2に含まれる操作対象リスト22およびシステム構成情報23を用いて分析対象機器を特定する(ステップS12)。
続いて、制約候補抽出部12は、特定された分析対象機器および選択された操作定義2に含まれる操作制御情報21を用いて制約候補を抽出する(ステップS13)。例えば、制約候補抽出部12は、操作制御情報21から、分析対象特定部11によって特定された分析対象機器が関与している操作を抽出する。そして、制約候補抽出部12は、操作部分をパラメータ化した前処理と分析対象機器が関与している操作とを用いて、分析対象機器
のシステム構成を考慮した前処理における制約候補を抽出する。また、制約候補抽出部12は、操作部分をパラメータ化した後処理と分析対象機器が関与している操作とを用いて、分析対象機器のシステム構成を考慮した後処理における制約候補を抽出する。なお、前処理とは、操作Xの前には必ず操作Yを行うという操作の実行順序に関する処理であり、後処理とは、操作Xの後には必ず操作Yを行うという操作の実行順序に関する処理である。X,Yが、機器に対して実行される操作を表すパラメータである。
続いて、操作状態遷移モデル構築部13は、操作制御情報21から操作状態遷移モデルを構築する(ステップS14)。
続いて、制約候補充足性検査部14は、構築された操作状態遷移モデルを用いて、制約候補抽出部12によって抽出された各制約候補の充足性を検査する(ステップS15)。そして、制約候補充足性検査部14は、抽出された制約候補ごとに、検査結果を一時的に保存する(ステップS16)。例えば、制約候補充足性検査部14は、制約候補ごとに、検査結果を含んだ、前処理の制約候補情報を生成する。また、制約候補充足性検査部14は、制約候補ごとに、検査結果を含んだ、後処理の制約候補情報を生成する。そして、制約候補充足性検査部14は、生成した前処理の制約候補情報および、生成した後処理の制約候補情報を保存する。
そして、制約条件抽出装置1は、分析対象とする操作定義2を全て選択したか否かを判定する(ステップS17)。分析対象とする操作定義2を全て選択していないと判定した場合(ステップS17;No)、制約条件抽出装置1は、まだ選択していない操作定義2を選択すべく、ステップS11に移行する。
一方、分析対象とする操作定義2を全て選択したと判定した場合(ステップS17;Yes)、制約条件比較部15は、複数の操作定義2から生成された制約候補情報を比較し、共通している制約候補を制約条件として抽出する(ステップS18)。例えば、制約条件比較部15は、複数の操作定義2に対する前処理の制約候補情報を比較し、共通した制約候補を制約条件として抽出する。また、制約条件比較部15は、複数の操作定義2に対する後処理の制約候補情報を比較し、共通した制約候補を制約条件として抽出する。そして、制約条件抽出処理が終了する。その後、制約条件比較部15は、抽出した前処理の制約条件および抽出した後処理の制約条件を制約条件記憶部16に格納する。
このようにして、制約条件抽出装置1は、過去の様々な操作定義2から、複数の操作定義2が満たすべき共通の制約条件を精度良く抽出することができる。すなわち、制約条件抽出装置1は、システムが構成する構成要素間の関係に着目し、ある特定の関係が成立している構成要素に対して複数の操作定義2に共通する前処理(後処理)の制約条件を抽出する。これにより、制約条件抽出装置1は、異なる構成要素に対して異なる操作を行う操作定義2同士で共通に満たしている制約条件を精度良く抽出することができる。
ところで、上記実施例では、制約条件比較部15が、複数の制約候補情報を比較し、複数の制約候補情報に共通する、関連のある機器同士または単一の機器の制約候補を制約条件として抽出するとして説明した。そして、上記実施例では、共通していることは、例えば一致していることと説明した。しかしながら、共通していることは一致していることに限定されず、一致率が閾値を超えていることとしても良い。そこで、制約条件比較部15による処理の変形例として、制約条件比較部15が複数の制約候補情報に共通する制約候補であって、関連のある機器同士または単一の機器に関して一致率が閾値を越えている制約候補を制約条件として抽出する場合について説明する。
図16は、制約条件比較部による処理の変形例を説明する図である。図16の左図には、複数のスクリプトa〜d(操作制御情報21)に対する制約候補の検査結果を含んだ制約候補情報が記載されている。スクリプトは、操作制御情報2の一例である。かかる制約候補情報は、後処理の情報であるとする。なお、説明の便宜上、スクリプトa〜dの制約候補情報のX,Yに該当する操作は、制約候補抽出部12によって全て同一のものが抽出されたとする。また、各操作は、各操作が実行される機器の記載を省略している。
制約条件比較部15は、複数のスクリプトa〜dに対する制約候補情報を比較し、制約候補ごとに一致率を算出する。ここでは、「Do start_mon After install」、すなわち、操作「install」の後には、必ず操作「start_mon」を行う制約候補の一致率が4/4である。また、「Do install After stop_mon」、すなわち、操作「stop_mon」の後には、必ず操作「install」を行う制約候補の一致率が3/4である。また、「Do reboot After install」、すなわち、操作「install」の後には、必ず操作「reboot」を行う制約候補の一致率が2/4である。
そして、制約条件比較部15は、一致率が閾値を超えている制約候補を制約条件として抽出する。ここでは、例えば閾値を50%とする。すると、制約条件比較部15は、一致率が100%である「Do start_mon After install」、一致率が75%である「Do install After stop_mon」、一致率が50%である「Do reboot After install」を制約条件として抽出する。
このようにして、制約条件比較部15は、制約条件の抽出に制約候補が一致する割合を用いることで、制約条件の信頼度に応じた様々な制約条件を抽出することができる。
[実施例の効果]
上記実施例によれば、制約条件抽出装置1は、システムの実行環境において、操作制御情報21によって操作される操作対象機器および当該操作対象機器に関連する機器を含んだ分析対象機器を特定する。そして、制約条件抽出装置1は、特定した分析対象機器が関与している操作を、操作制御情報21から抽出する。そして、制約条件抽出装置1は、抽出した操作について、関連のある機器同士の実行順序に関する関係を示す関係情報(制約候補情報)を生成する。そして、制約条件抽出装置1は、複数の制約候補情報を比較し、複数の制約候補情報に共通する、関連のある機器同士の実行順序に関する関係(制約候補)を制約条件として抽出する。かかる構成によれば、制約条件抽出装置1は、システムが構成する構成要素である機器間の関係に着目し、関連のある機器同士に対して複数の操作制御情報21に共通する制約候補を制約条件として抽出する。これにより、制約条件抽出装置1は、異なる実行環境のシステムの構成要素に対して異なる操作を行う操作制御情報21同士で、共通に満たしている制約条件を精度良く抽出することができる。
また、上記実施例によれば、制約条件抽出装置1は、複数の関係情報(制約候補情報)を比較し、複数の制約候補情報に所定の割合を超えて共通する、関連のある機器同士の実行順序に関する関係(制約候補)を抽出する。かかる構成によれば、制約条件抽出装置1は、制約条件の抽出に制約候補が一致する割合を用いることで、制約条件の信頼度に応じた様々な制約条件を抽出することができる。
[その他]
なお、制約条件抽出装置1は、既知のパーソナルコンピュータ、ワークステーション等の情報処理装置に、上記した分析対象特定部11と、制約候補抽出部12などの各機能を搭載することによって実現することができる。
また、上記実施例では、比較対象となる複数の操作定義2の操作制御情報として、サーバパッチ適用操作の制御情報(スクリプト)とアプリケーションのインストール操作の制御情報(スクリプト)を採用した。しかしながら、比較対象となる複数の操作定義2の操作制御情報は、これに限定されず、運用管理に関する所定の操作の制御情報であれば良い。
また、上記実施例では、比較対象となる複数の操作定義2のシステム構成情報23として、同一の構成のものを採用した。しかしながら、比較対象となる複数の操作定義2のシステム構成情報23は、同一の構成に限らず、異なる構成であっても良い。
また、図示した装置の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、装置の分散・統合の具体的態様は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、分析対象特定部11と制約候補抽出部12とを1個の部として統合しても良い。一方、制約条件比較部15を、複数の制約候補情報を比較する比較部と、比較した結果から制約条件を抽出する抽出部と、抽出した制約条件を制約条件記憶部16に格納する格納部とに分散しても良い。また、制約条件記憶部16を制約条件抽出装置1の外部装置に記憶するようにしても良いし、制約条件記憶部16を記憶した外部装置を制約条件抽出装置1とネットワーク経由で接続するようにしても良い。
また、上記実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図1に示した制約条件抽出装置1と同様の機能を実現する制約条件抽出プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図17は、制約条件抽出プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
図17に示すように、コンピュータ200は、各種演算処理を実行するCPU203と、ユーザからのデータの入力を受け付ける入力装置215と、表示装置209を制御する表示制御部207を有する。また、コンピュータ200は、記憶媒体からプログラムなどを読取るドライブ装置213と、ネットワークを介して他のコンピュータとの間でデータの授受を行う通信制御部217とを有する。また、コンピュータ200は、各種情報を一時記憶するメモリ201と、HDD205を有する。そして、メモリ201、CPU203、HDD205、表示制御部207、ドライブ装置213、入力装置215、通信制御部217は、バス219で接続されている。
ドライブ装置213は、例えばリムーバブルディスク211用の装置である。HDD205は、制約条件抽出プログラム205aおよび制約条件抽出関連情報205bを記憶する。
CPU203は、制約条件抽出プログラム205aを読み出して、メモリ201に展開し、プロセスとして実行する。かかるプロセスは、制約条件抽出装置1の各機能部に対応する。制約条件抽出関連情報205bは、制約条件記憶部16に対応する。そして、例えばリムーバブルディスク211が、操作定義2の各情報を記憶する。
なお、制約条件抽出プログラム205aについては、必ずしも最初からHDD205に記憶させておかなくても良い。例えば、コンピュータ200に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカード等の「可搬用の物理媒体」に当該プログラムを記憶させておく。そして、コンピュータ200がこれらから制約条件抽出プログラム205aを読み出して実行するようにしても良い。
1 制約条件抽出装置
2 操作定義
3 制約条件
11 分析対象特定部
12 制約候補抽出部
13 操作状態遷移モデル構築部
14 制約候補充足性検査部
15 制約条件比較部
16 制約条件記憶部
21 操作制御情報
22 操作対象リスト
23 システム構成情報

Claims (4)

  1. 第1の実行環境において、複数の手順からなる第1の手順情報によって操作される対象および当該対象に関連する対象を含んだ操作対象を特定し、
    該特定した操作対象に関する手順を、前記第1の手順情報から抽出し、
    該抽出した手順について、関連のある操作対象同士の実行順序に関する関係を示す第1の関係情報を生成し、
    前記第1の実行環境と異なる第2の実行環境において、複数の手順からなる第2の手順情報によって操作される対象および当該対象に関連する対象を含んだ操作対象を特定し、
    該特定した操作対象に関する手順を、前記第2の手順情報から抽出し、
    該抽出した手順について、関連のある操作対象同士の実行順序に関する関係を示す第2の関係情報を生成し、
    前記第1の関係情報と前記第2の関係情報とを比較し、前記第1の関係情報と前記第2の関係情報とに共通する、関連のある操作対象同士の実行順序に関する関係を抽出する
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする制約条件抽出プログラム。
  2. 前記関係を抽出する処理は、複数の関係情報を比較し、複数の関係情報に所定の割合を超えて共通する、関連のある操作対象同士の実行順序に関する関係を抽出する
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項1に記載の制約条件抽出プログラム。
  3. 第1の実行環境において、複数の手順からなる第1の手順情報によって操作される対象および当該対象に関連する対象を含んだ操作対象を特定する第1の特定部と、
    前記第1の特定部によって特定された操作対象に関する手順を、前記第1の手順情報から抽出する第1の抽出部と、
    前記第1の抽出部によって抽出された手順について、関連のある操作対象同士の実行順序に関する関係を示す第1の関係情報を生成する第1の生成部と、
    前記第1の実行環境と異なる第2の実行環境において、複数の手順からなる第2の手順情報によって操作される対象および当該対象に関連する対象を含んだ操作対象を特定する第2の特定部と、
    前記第2の特定部によって特定された操作対象に関する手順を、前記第2の手順情報から抽出する第2の抽出部と、
    前記第2の抽出部によって抽出された手順について、関連のある操作対象同士の実行順序に関する関係を示す第2の関係情報を生成する第2の生成部と、
    前記第1の生成部によって生成された前記第1の関係情報と前記第2の生成部によって生成された前記第2の関係情報とを比較し、前記第1の関係情報と前記第2の関係情報とに共通する、関連のある操作対象同士の実行順序に関する関係を抽出する関係抽出部と
    を有することを特徴とする制約条件抽出装置。
  4. コンピュータが、
    第1の実行環境において、複数の手順からなる第1の手順情報によって操作される対象および当該対象に関連する対象を含んだ操作対象を特定し、
    該特定した操作対象に関する手順を、前記第1の手順情報から抽出し、
    該抽出した手順について、関連のある操作対象同士の実行順序に関する関係を示す第1の関係情報を生成し、
    前記第1の実行環境と異なる第2の実行環境において、複数の手順からなる第2の手順情報によって操作される対象および当該対象に関連する対象を含んだ操作対象を特定し、
    該特定した操作対象に関する手順を、前記第2の手順情報から抽出し、
    該抽出した手順について、関連のある操作対象同士の実行順序に関する関係を示す第2の関係情報を生成し、
    前記第1の関係情報と前記第2の関係情報とを比較し、前記第1の関係情報と前記第2の関係情報とに共通する、関連のある操作対象同士の実行順序に関する関係を抽出する
    各処理を実行することを特徴とする制約条件抽出方法。
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