JP2014104871A - Support device for steering column - Google Patents
Support device for steering column Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014104871A JP2014104871A JP2012259586A JP2012259586A JP2014104871A JP 2014104871 A JP2014104871 A JP 2014104871A JP 2012259586 A JP2012259586 A JP 2012259586A JP 2012259586 A JP2012259586 A JP 2012259586A JP 2014104871 A JP2014104871 A JP 2014104871A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steering
- locking
- steering column
- column
- rear end
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
Description
本発明は、衝突事故の際に運転者の身体からステアリングホイールに加わった衝撃エネルギを吸収しつつ、このステアリングホイールの前方への変位を可能とすべく、ステアリングコラムを車体に対し前方への変位(離脱)を可能に支持する為のステアリングコラム用支持装置の改良に関する。 In the present invention, the steering column is displaced forward with respect to the vehicle body so as to enable the forward displacement of the steering wheel while absorbing the impact energy applied to the steering wheel from the driver's body in the event of a collision. The present invention relates to an improvement of a support device for a steering column for supporting (detachment).
操舵輪に舵角を付与する為のステアリング装置は、図7に示す様に、ステアリングホイール1の動きをステアリングシャフト2を介してステアリングギヤユニットに伝達し、左右の操舵輪3に舵角を付与する様にしている。この様なステアリング装置は、衝突事故の際に、衝撃エネルギを吸収しつつ、ステアリングホイール1を前方に変位させる構造にする事が、運転者の保護の為には必要である。即ち、衝突事故の際には、自動車が他の自動車等にぶつかる一次衝突に続いて、運転者の身体がステアリングホイールに衝突する二次衝突が発生する。この二次衝突の際に、運転者の身体に加わる衝撃を緩和して、運転者の保護を図る為に、前記ステアリングホイールを支持したステアリングコラムを車体に対して、二次衝突に伴う前方への衝撃荷重により前方に離脱可能に支持する事が、例えば特許文献1に記載される等により従来から知られており、且つ、広く実施されている。
As shown in FIG. 7, the steering device for giving the steering angle to the steered wheels transmits the movement of the
図8〜9は、前記特許文献1に記載された構造とは異なるが、従来から広く知られたステアリングコラム用支持装置を備えた、ステアリング装置を示している。尚、このステアリング装置は、運転者の体格や運転姿勢に合わせて、ステアリングホイール1の上下位置及び前後位置を調節できるチルト・テレスコピック機構を備え、更に、電動式パワーステアリング装置付きのものである。前記ステアリング装置は、後端部(図8の右端部。前後方向に関しては、車両の前後方向で表す。本明細書及び特許請求の範囲全体で同じ。)にステアリングホイール1を固定したステアリングシャフト2と、このステアリングシャフト2をその内側に回転自在に支持したステアリングコラム4と、このステアリングシャフト2に補助トルクを付与する為の操舵力補助装置(アシスト装置)5と、前記ステアリングシャフト2の回転に基づきタイロッド6、6を変位させる(押し引きする)為のステアリングギヤユニット7とを備える。
8 to 9 show a steering apparatus that includes a steering column support device that has been widely known, although it is different from the structure described in
このうちのステアリングシャフト2は、インナシャフト8とアウタシャフト9とを、回転力の伝達可能に、且つ、軸方向に関する相対変位を可能に組み合わせて成る。これらインナシャフト8とアウタシャフト9とは、軸方向に相対変位する事で前記ステアリングホイール1の前後位置の調節を可能にする他、衝突事故の際には前記ステアリングシャフト2の全長を縮める。
Among these, the
前記ステアリングコラム4は、インナコラム10の後端側部分に、アウタコラム11の前端側部分を、軸方向に関する相対変位を可能に外嵌して成り、前記ステアリングホイール1の前後位置の調節を可能にする他、衝突事故の際には、前記ステアリングシャフト2と共に全長を縮める。前記インナコラム10の前端部(図8の左端部)は、前記操舵力補助装置5を構成するギヤハウジング12の後端面に結合固定している。又、前記インナシャフト8は、このギヤハウジング12内に挿入し、このインナシャフト8の前端部を、前記操舵力補助装置5を構成する入力軸に結合している。又、この入力軸にトーションバーを介して連結された、同じく前記操舵力補助装置5を構成する出力軸13の前端部を、前記ギヤハウジング12の前端面から突出させている。
The steering column 4 is formed by externally fitting the front end side portion of the
又、前記ステアリングコラム4を構成するインナ、アウタ両コラム10、11のうち、前方側に配置されたインナコラム10は、ロアブラケット14により、前記ギヤハウジング12を介して、車体15の一部に支持されている。又、このロアブラケット14は、幅方向(本明細書及び特許請求の範囲で「幅方向」とは、ステアリング装置を設置する車体の幅方向)に配置したチルト軸16を中心として、前記ギヤハウジング12を揺動自在に支持している。
Of the inner and
一方、前記ステアリングコラム4を構成するインナ、アウタ両コラム10、11のうち、後側に配置されたアウタコラム11は、その前端寄り部分を、特許請求の範囲に記載した支持ブラケットである、アッパブラケット17により、車体15の一部に支持されている。又、このアッパブラケット17は、この車体15に対して、前方に向いた強い衝撃が加わった場合に、前方に離脱(脱落)する様に支持されている。
On the other hand, of the inner and
この為に、図9に示す様に、前記アッパブラケット17を構成する左右1対の支持板部18、18の上端部に取付板部19、19を、前記ステアリングコラム4の側方に突出する状態で設け、これら両取付板部19、19に係止切り欠き20、20を、これら両取付板部19、19の後端縁に開口する状態で設けている。そして、これら両係止切り欠き20、20に、図示しないボルト若しくはスタッドにより車体15に固定された係止カプセル21、21を係止している。これら各係止カプセル21、21は、それぞれの左右両側面に前記各係止切り欠き20、20の左右両側縁部を係合させる為の係止溝22、22を、中央部に図示しないボルト若しくはスタッドを挿通させる為の通孔23を、それぞれ形成している。
For this purpose, as shown in FIG. 9,
衝突事故の際には、運転者の身体から前記ステアリングホイール1、前記ステアリングシャフト2を介して前記ステアリングコラム4に、前方に向いた大きな衝撃荷重が加わる。そして、これらステアリングシャフト2及びステアリングコラム4が、衝撃エネルギを吸収しつつ全長を縮める傾向になる。この結果、前記アッパブラケット17が、前記ステアリングコラム4(アウタコラム11)と共に前方に変位する傾向になるのに対し、前記両係止カプセル21、21は、前記ボルト若しくはスタッドと共にそのままの位置に止まる。この結果、これら両係止カプセル21、21が前記両係止切り欠き20、20から後方に抜け出し、前記ステアリングホイール1が前方に変位する事を許容する。
In the event of a collision accident, a large impact load directed forward is applied to the steering column 4 from the driver's body via the
又、このステアリングホイール1の前後位置及び上下位置を調節可能とすべく、前記アウタコラム11を、前記アッパブラケット17に対して、前後方向及び上下方向に移動可能に支持している。この為に、前記アウタコラム11の前端部下面に1対の被挟持部24、24を、このアウタコラム11と一体に、互いに離隔させた状態で形成している。又、これら両被挟持部24、24の互いに整合する位置に、それぞれ前後方向に長い前後方向長孔25、25を形成している。更に、前記両支持板部18、18の一部で互いに整合し、且つ、これら両前後方向長孔25、25の前後方向の一部と整合する部分に、上下方向に長い上下方向長孔26、26を形成している。そして、前記両被挟持部24、24を、前記アッパブラケット17を構成する1対の支持板部18、18により挟持した状態で、前記両前後方向長孔25、25及び前記両上下方向長孔26、26を、一方から他方(図9の右から左)に挿通した調節ボルト27の他端に、調節ナット28を螺合させている。又、この調節ナット28を、調節レバー29により回転自在としている。
Further, the
従って、この調節レバー29の操作に基づいて前記調節ナット28を回転させ、この調節ナット28と前記調節ボルト27の頭部30との間隔を変化させれば、前記アウタコラム11を前記アッパブラケット17に対し固定したり、或いは固定を解除できると共に、前記両被挟持部24、24同士の間隔を変化させる事で、前記アウタコラム11を前記インナコラム10に対し固定したり、或いは固定を解除できる。そして、前記調節ナット28と前記頭部30との間隔を拡げた状態では、前記調節ボルト27が前記両前後方向長孔25、25の内側で変位できる範囲(テレスコピック調節範囲)内で、前記アウタコラム11を前後移動(インナコラム10に対し相対変位)させて、前記ステアリングホイール1の前後位置の調節を行える。更に、前記調節ボルト27が前記両上下方向長孔26、26の内側で変位できる範囲(チルト調節範囲)内で、前記ステアリングコラム4を上下移動させて、前記ステアリングホイール1の上下位置の調節を行える。この際、このステアリングコラム4は、前記チルト軸16を中心として、上下方向に揺動変位する。
Therefore, if the adjusting
又、前記操舵力補助装置5を構成する出力軸13の前端部は、自在継手31を介して、中間シャフト32の後端部に連結している。又、この中間シャフト32の前端部に、別の自在継手33を介して、前記ステアリングギヤユニット7の入力軸34を連結している。又、このステアリングギヤユニット7は、図示しないラック及びピニオンを備え、このうちのピニオンに前記入力軸34を結合している。又、このピニオンと噛合する前記ラックは、両端部に前記両タイロッド6、6を連結しており、このラックの軸方向変位に基づいてこれら両タイロッド6、6を押し引きする事で、操舵輪3(図7参照)に所望の舵角を付与する。又、前記操舵力補助装置5は、電動モータ35によりウォーム減速機を介して、前記出力軸13に、所定の方向に所定の大きさで補助トルクを付与する。
Further, the front end portion of the
上述した様な従来構造のステアリング装置は、二次衝突時に、前記ステアリングシャフト2及びステアリングコラム4の全長が縮む事により、この二次衝突による衝撃を緩和する。具体的には、これら両部材2、4の全長が縮むと同時に、このステアリングコラム4を支持するアッパブラケット17が、前記車体15との係合部から前方に外れて、このステアリングコラム4の全長が縮む事を許容する。これにより、ステアリングホイール1に衝突した運転者の身体に加わる衝撃が緩和される。
The steering device having the conventional structure as described above relieves the impact caused by the secondary collision by reducing the total length of the
上述の様な衝撃吸収式ステアリング装置には、二次衝突時に於ける運転者保護をより一層充実させるべく、二次衝突時に前記アッパブラケット17からの前記両係止カプセル21、21の離脱をより安定して行わせる面から、改良の余地がある。この点に関し、図9に加え、図10を参照しつつ説明する。二次衝突時にステアリングホイール1からステアリングシャフト2(アウタシャフト9)を介してステアリングコラム4(アウタコラム11)に伝わった衝撃荷重は、このアウタコラム11の前端部に設けた変位側ブラケット(被挟持部24、24)の両外側面と前記両支持板部18、18の内側面との当接部の摩擦係合に基づいて、更には、前記両被挟持部24、24の前後方向長孔25、25を挿通した調節ボルト27と前記両上下方向長孔26、26との衝合に基づいて、前記アッパブラケット17に入力される。即ち、二次衝突時には、前記摩擦係合に基づいて前記両支持板部18、18が前方に押される他、前記調節ボルト27が前記両前後方向長孔25、25の後端部に移動した状態では、この調節ボルト27が、前記両上下方向長孔26、26の前側内側縁を強く押す。この結果、前記アッパブラケット17には、前記摩擦係合部又は前記調節ボルト27を力点(入力部)とし、このアッパブラケット17と係止カプセル21、21との係合部を支点として、図10で時計方向のモーメントが、衝撃的に加わる。
In the shock absorbing steering device as described above, the
この様な、衝撃的に加わるモーメントにより、図10の鎖点αで囲んだ部分で、前記アッパブラケット17を構成する取付板部19、19の上面が、前記両係止カプセル21、21の係止溝22、22の上側面前端部に強く押し付けられる。同様にして、同図の鎖点βで囲んだ部分で、前記両取付板部19、19の下面が、前記両係止溝22、22の下側面後端部に強く押し付けられる。前記両係止カプセル21、21は、合成樹脂、或いはアルミニウム系合金の如き軟質金属等、前記両取付板部19、19を構成する、鋼板等の金属板に対し滑り易い材料により造っている。この様な係止カプセル21、21の上面は、前記衝撃吸収式ステアリング装置を車両に組み付けた状態で、車体15に当接若しくは近接対向している為、前記両取付板部19、19の上面が前記両係止溝22、22の上側面前端縁を押し付ける力は、前記車体15により支承される。一方、前記両係止カプセル21、21の下面は、何れの面とも、当接も近接対向もしていない。この為、前記両取付板部19、19が前記両係止溝22、22の下側面後端部を押し付ける力によって、前記両係止カプセル21、21に亀裂等の損傷が生じる可能性がある。この結果、これら両係止カプセル21、21の前記両係止切り欠き20、20からの離脱が不安定となって、二次衝突時の衝撃エネルギを安定して吸収できなくなる可能性がある。
Due to such an impact moment, the upper surfaces of the mounting
本発明は、上述の様な事情に鑑み、二次衝突時の衝撃エネルギの吸収をより安定して行う事ができるステアリングコラム用支持装置を実現すべく発明したものである。 The present invention has been invented to realize a steering column support device that can more stably absorb impact energy at the time of a secondary collision in view of the above-described circumstances.
本発明のステアリングコラム用支持装置は、ステアリングコラムと、支持ブラケットと、係止切り欠きと、係止カプセルとを備える。
このうちのステアリングコラムは、内側にステアリングシャフトを回転自在に支持する。
又、前記支持ブラケットは、前記ステアリングコラムを支持し、二次衝突時にこのステアリングコラムと共に前方に変位する。
又、前記係止切り欠きは、前記支持ブラケットに、この支持ブラケットの後端縁側が開口した状態で形成する。
又、前記係止カプセルは、左右両側面に係止溝を設けている。そして、車体(この車体に対し、二次衝突時にも前方に変位しない状態で支持固定された車体側ブラケットを含む)に支持固定された状態で、前記両係止溝を、前記支持ブラケットの一部で前記係止切り欠きの両側部分に係合すると共に、下端両側部をこの係止切り欠きの両側部分で前記支持ブラケットの下側に位置させている。
そして、前記係止カプセルの一部を前記係止切り欠きの内側に位置させた状態で、この係止カプセルと前記支持ブラケットとを、例えば前記二次衝突時に加わる衝撃荷重に基づいて裂断する結合部材で結合する事により、前記ステアリングコラムを前記車体に対し、二次衝突時に加わる衝撃荷重により前方への離脱を可能に支持している。
The steering column support device of the present invention includes a steering column, a support bracket, a locking notch, and a locking capsule.
Of these, the steering column supports a steering shaft rotatably inside.
The support bracket supports the steering column and is displaced forward together with the steering column at the time of a secondary collision.
Further, the locking notch is formed in the support bracket in a state where the rear end edge side of the support bracket is opened.
The locking capsule has locking grooves on the left and right side surfaces. Then, in a state of being supported and fixed to a vehicle body (including a vehicle body side bracket that is supported and fixed so as not to be displaced forward in the event of a secondary collision with respect to the vehicle body), both the locking grooves are formed on one of the support brackets. The engaging portion engages with both side portions of the locking notch, and both lower end side portions are positioned below the support bracket at both side portions of the locking notch.
Then, in a state where a part of the locking capsule is positioned inside the locking notch, the locking capsule and the support bracket are torn based on, for example, an impact load applied during the secondary collision. By coupling with a coupling member, the steering column is supported to the vehicle body so that it can be detached forward by an impact load applied during a secondary collision.
特に、本発明のステアリングコラム用支持装置の場合、前記係止カプセルの下面に、この下面のうち少なくとも後端部を覆う、金属板製の補強板を設けている。
上述の様な本発明を実施する場合に好ましくは、請求項2に記載した発明の様に、前記補強板を、前記係止カプセルの下面のうち少なくとも後端部を覆う底部と、この底部の後端縁から後方に延出する状態で設けられ、後方に向う程上方に向う方向に傾斜する傾斜部とを備えるものとする。
In particular, in the case of the steering column support device of the present invention, a reinforcing plate made of a metal plate is provided on the lower surface of the locking capsule to cover at least the rear end portion of the lower surface.
When the present invention as described above is carried out, preferably, as in the invention described in
上述の様に構成する本発明のステアリングコラム用支持装置によれば、二次衝突時の衝撃エネルギの吸収をより安定して行える構造を実現できる。即ち、係止カプセルの下面のうちの少なくとも後端部を金属板製の補強板で覆う事により、当該部分の強度及び剛性を高くしている。この為、二次衝突に伴ってステアリングコラムから支持ブラケットに加わるモーメントに基づき、この支持ブラケットの下面が、前記係止カプセルに形成した係止溝の下側面に強く押し付けられても、この係止カプセルに亀裂等の損傷が生じるのを防止できる。この結果、前記支持ブラケットに形成した係止切り欠きからの前記係止カプセルの離脱を安定して行え、二次衝突時の衝撃エネルギをより安定して吸収できる。 According to the steering column support device of the present invention configured as described above, it is possible to realize a structure that can more stably absorb impact energy during a secondary collision. That is, by covering at least the rear end portion of the lower surface of the locking capsule with the reinforcing plate made of a metal plate, the strength and rigidity of the portion are increased. For this reason, even if the lower surface of the support bracket is strongly pressed against the lower surface of the locking groove formed in the locking capsule based on the moment applied to the support bracket from the steering column due to the secondary collision, It is possible to prevent the capsule from being damaged such as a crack. As a result, the locking capsule can be stably detached from the locking notch formed in the support bracket, and the impact energy at the time of the secondary collision can be absorbed more stably.
又、請求項2に記載した発明によれば、二次衝突の際に、前記係止カプセルと、前記ステアリングコラムの後端部に支持固定されたイグニッションケースとが干渉(衝突)する傾向となった場合に、前記ステアリングコラムを傾斜部の後端面に沿って、前下方に向け変位させられる。これにより、ステアリングホイールを前方に円滑に変位させられる。 According to the second aspect of the present invention, in a secondary collision, the locking capsule and the ignition case supported and fixed to the rear end portion of the steering column tend to interfere (collision). In this case, the steering column is displaced forward and downward along the rear end surface of the inclined portion. As a result, the steering wheel can be smoothly displaced forward.
図1〜6は、本発明の実施の形態の1例を示している。尚、本例を含めて本発明の特徴は、二次衝突の際に、係止カプセル21a、21aの係止溝22a、22aからの支持ブラケット38の取付板部19aの離脱を、より安定して行える様にする点にある。
1 to 6 show an example of an embodiment of the present invention. The feature of the present invention including this example is that the
本例の構造に組み込まれるステアリングコラム4aは、前側に配置されたインナコラム10aの後端側部分に、後側に配置されたアウタコラム11aの前端側部分を、軸方向に関する相対変位を可能に外嵌して成り、ステアリングホイール1をその後端部に固定したステアリングシャフト2を、その内側に回転自在に支持している。又、前記ステアリングコラム4aは、衝突事故の際には、前記ステアリングシャフト2と共に全長を縮める。
又、前記アウタコラム11aの後端寄り部分には、ステアリングロック装置等を収納したイグニッションケース36を支持固定している。そして、このイグニッションケース36の上部前端面を、前方に向う程下方に向う方向に傾斜した傾斜面部37としている。
The
An
前記インナコラム10aは、ロアブラケット14により、ギヤハウジング12aを介して車体15の一部に、チルト軸16を中心とする揺動変位自在に支持されている。一方、前記アウタコラム11aは、支持ブラケット38により、前記車体15に対して、その中間部分を支持されており、この支持ブラケット38は、この車体15に対して、前方に向いた強い衝撃が加わった場合に、前方に離脱する様に支持されている。この為に、前記支持ブラケット38を構成する左右1対の支持板部18a、18aの上端部に取付板部19aを、両端部が前記ステアリングコラム4aの側方に突出する状態で設け、この取付板部19aの幅方向2箇所位置に形成した1対の係止切り欠き20a、20aに前記両係止カプセル21a、21aを、これら両係止カプセル21a、21aの左右両側面に形成した前記各係止溝22a、22aに、前記取付板部19aのうちで前記両係止切り欠き20a、20aの両側部分を係合させる事により、それぞれ係止している。これら両係止カプセル21a、21aは、それぞれの中央部に設けた通孔39、39を挿通したボルト若しくはスタッド40、40により、前記車体15に支持固定している。この様な係止カプセル21a、21aは、合成樹脂、或いはアルミニウム系合金の如き軟質金属等、前記取付板部19aを構成する、鋼板等の金属板に対し滑り易い材料により造っている。
The
本例の場合、前記両係止カプセル21a、21aの下面に、この下面を補強する為の補強板41、41を設けている。この様な補強板41、41は、鋼板等の金属板をプレス加工で打ち抜いた後、曲げ加工を施す事により造る。これら両補強板41、41は、前記両係止カプセル21a、21aの下面を覆う底部42と、この底部42の後端縁から後方に延出し、後方に向う程上方に向う方向に傾斜した傾斜部43とを、それぞれ備える。このうちの傾斜部43の傾斜角度に就いては、この傾斜部43の後端面と、前記イグニッションケース36の傾斜面部37との衝突に基づいて、このイグニッションケース36を前下方に向け、円滑に変位させられる範囲で、任意に設定可能である。又、この様な傾斜部43としては、図3に示す様な平面状のもの以外にも、図4の(A)に示す様に、断面形状を凸円弧状としたもの、或いは図4の(B)に示す様に、断面形状を凹円弧状としたものを採用できる。そして、前記底部42の前端縁、並びにこの底部42及びこの傾斜部43の左右両側縁を上方に曲げ起こして、折り曲げ部44とすると共に、この傾斜部43の左右方向1乃至複数箇所(図示の例では2箇所)を、断面形状が部分円弧形となる様に湾曲させる事で土手状の湾曲部45、45(補強ビード)を設け、前記補強板41の傾斜部43の曲げ剛性を高くしている。又、前記折り曲げ部44の左右両内側面同士の自由状態での間隔は、前記係止カプセル21aの幅とほぼ同じとしている。即ち、この係止カプセル21aの前端面及び左右両側面を、前記折り曲げ部44の内側面と係合(当接若しくは近接対向)させた状態で、この係止カプセル21aに設けた通孔39と、前記底部42の中央部に設けた前記ボルト若しくはスタッド40を挿通する為の通孔46とが整合する様にしている。
In the case of this example, reinforcing
尚、前記折り曲げ部44の左右両内側面同士の自由状態での間隔を、前記係止カプセル21aの幅よりも僅かに小さくして、この係止カプセル21aを前記補強板41に嵌め込む(圧入する)状態で装着できる様に構成しても良い。この様に構成する事で、前記両係止カプセル21a、21aを車両に組み付ける以前の状態で、これら両係止カプセル21a、21aと前記両補強板41、41とを一体として取り扱う事ができ、部品管理性及び組み立て性の向上を図れる。
但し、前記係止カプセル21aに対する前記補強板41の位置決めは、上述の様な折り曲げ部44の内側面とこの係止カプセル21aの外側面との係合に限らず、図5の(A)又は(B)に示す様な構造を採用できる。先ず、図5の(A)に示す構造では、係止カプセル21aの下面の1乃至複数箇所に設けた凸部47と、補強板41の底部42に設けた係合孔48とを係合させる。又、図5の(B)に示す構造では、補強板41の底部42の1乃至複数箇所にバーリング加工により設けた円筒部49を、係止カプセル21aの下面に設けた凹部50と係合させる。
The space between the left and right inner surfaces of the
However, the positioning of the reinforcing
尚、図示の例の場合、前記ステアリングホイール1の上下位置を調節可能とすべく、前記アウタコラム11aを、前記支持ブラケット38に対して、上下方向に変位可能に支持している。この為に、前記アウタコラム11aの前端部を下方に膨出させる事で設けた被支持ブラケット51の左右1対の側壁部52、52を、前記支持ブラケット38を構成する支持板部18a、18aにより狭持している。そして、前記両側壁部52、52に形成した通孔53、53、及びこれら両支持板部18a、18aに形成した上下方向長孔26a、26aにロッド54を挿通し、このロッド54の先端部(図6の右端部)にナット55を螺着した後、このナット55の緩み止めを図っている。又、このロッド54の頭部56と、前記両支持板部18a、18aのうちの一方(図6の左側)の支持板部18aとの間に、調節レバー29aの回動に伴って軸方向寸法を拡縮可能としたカム装置57を設けている。そして、この調節レバー29aの操作に基づいてこのカム装置57の軸方向寸法を変化させる事により、前記アウタコラム11aを前記支持ブラケット38に対し固定したり、或いは固定を解除できる様にしている。これにより、前記ステアリングホイール1の上下位置を調節可能な状態と、同じく固定した状態とを切り換え可能としている。
In the case of the illustrated example, the
上述の様な本例のステアリングコラム用支持装置の場合、二次衝突の際に、係止カプセル21a、21aの係止切り欠き20a、20aからの離脱を円滑に行って、衝撃エネルギの吸収を安定して行う事ができる。即ち、本例の場合、前記両係止カプセル21a、21aの下面を、前記両補強板41、41の底部42、42により覆い、これら両下面の強度及び剛性を高くしている。この為、前記二次衝突時に、前記ステアリングコラム4aから前記支持ブラケット38に加わるモーメントに基づいて、この支持ブラケット38の取付板部19aの下面が前記両係止溝22a、22aの下側面後端部を押した場合でも、前記両係止カプセル21a、21aに亀裂等の損傷が生じるのを防止できる。この結果、これら両係止カプセル21a、21aを前記両係止切り欠き20a、20aから安定して離脱させられる。
In the case of the steering column support device as described above, in the event of a secondary collision, the locking
又、前記両補強板41、41に傾斜部43を設け、この傾斜部43の後端面を前方に向う程下方に向う方向に傾斜した傾斜面とすると共に、前記イグニッションケース36の上部前端面に向う程下方に向う方向に傾斜した傾斜面部37を設けている。これにより、前記二次衝突時に、前記ステアリングホイール1を前方に円滑に変位させる事ができる。即ち、前記アウタコラム11aから前記ロッド54に、前記両支持板部18a、18aが前記両側壁部52、52を抑え付けるよりも大きな力が作用した場合、前記アウタコラム11aの前方への変位に伴って、前記支持ブラケット38に対し前方に向いた衝撃荷重が加わる。この結果、前記両係止カプセル21a、21aが前記両係止切り欠き20a、20aから抜け出し、前記車体15に対する前記アウタコラム11aの支持力が喪失する。そして、このアウタコラム11aが上方に変位しつつ(舞い上がりつつ)前方に変位する。又、この様な上方への変位は、前記両係止カプセル21a、21aと前記両係止切り欠き20a、20aとの係合が外れる以前に、前記ロッド54が前記両支持板部18a、18aに形成された上下方向長孔26a、26aに沿って上昇する事でも生じる。何れにしても、前記アウタコラム11aが上方に変位した状態で前方に変位すると、このアウタコラム11aの後端部に支持固定したイグニッションケース36の上部前端面と、前記両係止カプセル21a、21aに支持固定した補強板41、41の傾斜部43の後端面とが干渉(衝突)する可能性がある。
Further, the reinforcing
本例の場合、前記イグニッションケース36の上部前端面に形成した傾斜面部37と、前記傾斜部43の後端面とが衝突すると、前記アウタコラム11aは、これら傾斜面部37及び傾斜部43の後端面に沿って前下方に向け変位する。この時、これら傾斜面部37及び傾斜部43の後端面の形状に合わせて、前記アウタコラム11aの変位方向が徐々に変換される(このアウタコラム11aの変位方向が水平方向に近付く)。この結果、前記ステアリングホイール1に衝突した運転者の身体に加わる衝撃荷重を緩和し、衝突事故の際の運転者の保護充実を図れる。又、前記係止カプセル21aと前記イグニッションケース36との干渉を防止する為、これら両部材21a、36の位置関係を規制する(上下方向に離隔させる)必要性が少なくなって、ステアリングコラム用支持装置の設計の自由度向上を図れる。
In the case of this example, when the
本発明の構造は、上述した実施の形態の1例の様に、幅方向2箇所位置で支持ブラケットを車体に対し支持する構造に限らず、幅方向中央部1箇所位置のみで車体に対し支持する構造に就いても適用する事ができる。
又、本発明は、図1に示した様な、ステアリングホイールの上下位置を調節する為のチルト機構を備えたステアリングコラム用支持装置に限らず、同じく前後位置を調節する為のテレスコピック機構のみ、若しくはこれら両機構を備えたステアリングコラム用支持装置、更には、これら両機構を何れも備えていない、ステアリングホイールの位置固定式のステアリングコラム用支持装置で実施する事もできる。
The structure of the present invention is not limited to the structure in which the support bracket is supported with respect to the vehicle body at two positions in the width direction as in the example of the embodiment described above, but is supported with respect to the vehicle body at only one position in the center in the width direction. It can be applied to the structure to be used.
The present invention is not limited to a steering column support device having a tilt mechanism for adjusting the vertical position of the steering wheel as shown in FIG. 1, but only a telescopic mechanism for adjusting the front-rear position. Alternatively, a steering column support device including both of these mechanisms, and further, a steering wheel position fixing type steering column support device that does not include both of these mechanisms may be used.
1 ステアリングホイール
2 ステアリングシャフト
3 操舵輪
4、4a ステアリングコラム
5 操舵力補助装置
6 タイロッド
7 ステアリングギヤユニット
8 インナシャフト
9 アウタシャフト
10、10a インナコラム
11、11a アウタコラム
12、12a ギヤハウジング
13 出力軸
14 ロアブラケット
15 車体
16 チルト軸
17 アッパブラケット
18、18a 支持板部
19、19a 取付板部
20、20a 係止切り欠き
21、21a 係止カプセル
22、22a 係止溝
23 通孔
24 被挟持部
25 前後方向長孔
26、26a 上下方向長孔
27 調節ボルト
28 調節ナット
29、29a 調節レバー
30 頭部
31 自在継手
32 中間シャフト
33 自在継手
34 入力軸
35 電動モータ
36 イグニッションケース
37 傾斜面部
38 支持ブラケット
39 通孔
40 ボルト若しくはスタッド
41 補強板
42 底部
43 傾斜部
44 折り曲げ部
45 湾曲部
46 通孔
47 凸部
48 係合孔
49 円筒部
50 凹部
51 被支持ブラケット
52 側壁部
53 通孔
54 ロッド
55 ナット
56 頭部
57 カム装置
DESCRIPTION OF
Claims (2)
このステアリングコラムを支持して、二次衝突時にこのステアリングコラムと共に前方に変位する支持ブラケットと、
この支持ブラケットに形成され、この支持ブラケットの後端縁側が開口した係止切り欠きと、
車体に支持固定された状態で、両端部を前記係止切り欠きに係止すると共に、下端両側部をこの係止切り欠きの両側部分で前記支持ブラケットの下側に位置させた係止カプセルとを備え、
この係止カプセルの一部を前記係止切り欠きの内側に位置させた状態で、この係止カプセルと前記支持ブラケットとを組み合わせる事により、前記ステアリングコラムを前記車体に対し、二次衝突時に加わる衝撃荷重により前方への離脱を可能に支持したステアリングコラム用支持装置に於いて、
金属板製で、前記係止カプセルの下面のうち少なくとも後端部を覆う補強板を備える事を特徴とするステアリングコラム用支持装置。 A steering column for rotatably supporting the steering shaft inside,
A support bracket that supports the steering column and is displaced forward together with the steering column in a secondary collision;
A locking notch formed on the support bracket and opened on the rear edge side of the support bracket;
A locking capsule in which both ends are locked to the locking notch while being supported and fixed to the vehicle body, and both lower end side portions are positioned below the supporting bracket at both sides of the locking notch. With
By combining the locking capsule and the support bracket with a part of the locking capsule positioned inside the locking notch, the steering column is added to the vehicle body during a secondary collision. In a support device for a steering column that is supported by an impact load so that it can be detached forward,
A steering column support device comprising a reinforcing plate made of a metal plate and covering at least a rear end portion of the lower surface of the locking capsule.
The reinforcing plate is provided with a bottom portion that covers at least the rear end portion of the lower surface of the locking capsule and a state that extends rearward from the rear end edge of the bottom portion, and is inclined upward in the rearward direction. The steering column support device according to claim 1, further comprising an inclined portion.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012259586A JP2014104871A (en) | 2012-11-28 | 2012-11-28 | Support device for steering column |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012259586A JP2014104871A (en) | 2012-11-28 | 2012-11-28 | Support device for steering column |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014104871A true JP2014104871A (en) | 2014-06-09 |
Family
ID=51026719
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012259586A Pending JP2014104871A (en) | 2012-11-28 | 2012-11-28 | Support device for steering column |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014104871A (en) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016020200A (en) * | 2014-06-18 | 2016-02-04 | 日本精工株式会社 | Steering device |
JP2016215927A (en) * | 2015-05-25 | 2016-12-22 | 日本精工株式会社 | Steering device |
WO2017057158A1 (en) * | 2015-09-29 | 2017-04-06 | 日本精工株式会社 | Position adjusting apparatus for steering wheel |
US10046789B2 (en) | 2015-05-19 | 2018-08-14 | Nsk Ltd. | Telescopic steering device |
US10059363B2 (en) | 2015-05-19 | 2018-08-28 | Nsk Ltd. | Steering device |
US10065671B2 (en) | 2015-10-21 | 2018-09-04 | Nsk Ltd. | Telescopic steering column and steering device |
US10093340B2 (en) | 2015-05-19 | 2018-10-09 | Nsk Ltd. | Steering device |
WO2018193657A1 (en) | 2016-04-22 | 2018-10-25 | 日本精工株式会社 | Steering device support bracket and steering device |
-
2012
- 2012-11-28 JP JP2012259586A patent/JP2014104871A/en active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016020200A (en) * | 2014-06-18 | 2016-02-04 | 日本精工株式会社 | Steering device |
US10046789B2 (en) | 2015-05-19 | 2018-08-14 | Nsk Ltd. | Telescopic steering device |
US10059363B2 (en) | 2015-05-19 | 2018-08-28 | Nsk Ltd. | Steering device |
US10093340B2 (en) | 2015-05-19 | 2018-10-09 | Nsk Ltd. | Steering device |
JP2016215927A (en) * | 2015-05-25 | 2016-12-22 | 日本精工株式会社 | Steering device |
WO2017057158A1 (en) * | 2015-09-29 | 2017-04-06 | 日本精工株式会社 | Position adjusting apparatus for steering wheel |
JP6288385B2 (en) * | 2015-09-29 | 2018-03-07 | 日本精工株式会社 | Steering wheel position adjustment device |
US10065671B2 (en) | 2015-10-21 | 2018-09-04 | Nsk Ltd. | Telescopic steering column and steering device |
WO2018193657A1 (en) | 2016-04-22 | 2018-10-25 | 日本精工株式会社 | Steering device support bracket and steering device |
US11148703B2 (en) | 2016-04-22 | 2021-10-19 | Nsk Ltd. | Support bracket for steering apparatus and steering apparatus |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2014104871A (en) | Support device for steering column | |
EP2535239B1 (en) | Steering apparatus | |
JP5333417B2 (en) | Steering device | |
JP5076673B2 (en) | Steering device | |
JP5408367B1 (en) | Shock absorbing steering device | |
JP5737297B2 (en) | Steering device | |
JP4831359B2 (en) | Shock absorption structure of steering column device | |
JP2011178304A (en) | Steering device | |
JP5970992B2 (en) | Electric power steering device | |
JP6759786B2 (en) | Support bracket for steering device and steering device | |
JP2014104786A (en) | Impact absorption-type steering device | |
JP2014104785A (en) | Support device for steering column | |
JP5082871B2 (en) | Vehicle steering device | |
JP5146483B2 (en) | Steering column device | |
JP5034490B2 (en) | Shock absorbing steering column device | |
JP6417845B2 (en) | Steering column support device | |
JP6390185B2 (en) | Steering column device | |
JP5692252B2 (en) | Steering device | |
JP5970989B2 (en) | Electric power steering device | |
JP2008013110A (en) | Impact absorption type steering column device | |
JP5970991B2 (en) | Electric power steering device | |
JP5692251B2 (en) | Steering device | |
JP5966700B2 (en) | Electric power steering device | |
JP2005238894A (en) | Steering device | |
JP2014104782A (en) | Support device for steering column |