JP2014103607A - 名前解決システム及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザとメーカによってobjectに対して名前がそれぞれ付与され、さらにユーザが指定可能な名前は一通りに限定されることなく、いずれの名前を用いてもobjectのIPアドレスを特定できるシステムを提供する。
【解決手段】objectに対して予め用意された、いくつかの階層構造を組み合わせたユーザ用名前の登録要求を受信すると、所定のルールの範囲内で構成可能な新たなユーザ用名前を少なくとも1つ生成し、そのうちの1つの新たなユーザ用名前を選択し、ユーザ用名前解決サーバ20に未登録である場合には、該新たなユーザ用名前を該ユーザ用名前解決サーバに登録し、objectからメーカ用名前の登録要求を受信すると、該メーカ用名前とユーザアドレスの組、または、該メーカ用名前と新たなユーザ用名前とユーザアドレスの組をメーカ用名前解決サーバ30に登録する。
【選択図】図1

Description

本発明は、名前解決システム及び方法に係り、特に、情報通信ネットワークにおいて、人間が判別可能な名前を用いてネットワークに接続されているobject(通信機能をもつ家電品や端末などを指す)を特定し、通信できるようにするための名前解決システム及び方法に関する。
従来の情報通信ネットワークは,論理空間上のアドレスにより通信対象を指定している、固定電話では電話番号、インターネットではIPアドレスがそれにあたり、これらはネットワーク上の位置とも対応しているのでその位置に接続することで通信が可能となる。
一方で、携帯電話の電話番号やインターネットでのURLは、より上位の論理アドレスまたは名前と解釈できる。つまり、これらは通信相手や情報の論理位置を示すが、ネットワーク上の接続位置は示していないため、前者ではLR(ロケーションレジスタ)、後者ではDNS(ドメインネームサーバ)により、ネットワーク上の接続位置を示すアドレスへの変換(いわゆる名前解決)が必要となる。後者の場合であれば、URLから変換後のIPアドレスを用い、接続する(例えば、非特許文献1、2参照)。
弓場英明監修、未来ねっと技術シリーズ ユビキタスネットワーク技術,電気通信協会,2003 http://www.nic.ad.jp/ja/newsletter/No22/080.html
ところで、例えば今後、多数の家電製品がネットワークに接続されるようになったときに、ユーザは自身で判別しやすい名前をつけて、それらobjectを特定して通信できるようにしたい場合が想定される。また、その名前は一つのobjectに対して一つの名前に限定されず、例えば、{家電.居間.TV}、{居間.家電.TV}のように理解しやすい名前の組合せのいずれを用いても検索可能であるとより利便性が増すと考えられる。一方で、それらobjectの製造元であるメーカは、自社の製品の管理などの目的で、メーカ側で判別しやすい名前(製品IDなど)を用いて、それらobjectを特定できるようにしたい場合が想定される。このような利用形態を実現するには、一つのobjectに対して複数の名前を付与可能とする必要がある。
しかし、既存のシステムでは,一つのobjectに対して、複数の名前をつけることは想定していないため、上述の利用形態を実現することは困難である。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、ユーザとメーカによってobjectに対して名前がそれぞれ付与され、さらにユーザが指定可能な名前は一通りに限定されることなく、いずれの名前を用いても該objectのIPアドレスを特定可能な名前解決システム及び方法を提供することを目的とする。
上記の問題を解決するため、本発明(請求項1)は、ユーザアドレスを有し、情報通信ネットワークに接続されている通信機能を有する家電品や端末を含む装置(以下、「object」と記す)に対して、人間が判別可能な名前を付与し、名前からユーザアドレスを特定できる名前解決システムであって、
前記objectを利用するユーザが独自の名前(以下「ユーザ用名前」と記す)を該objectに付与可能とし、該ユーザ用名前とユーザアドレスの対応を管理するユーザ用名前解決サーバと、
前記objectのメーカ独自の名前(以下「メーカ用名前」と記す」を該objectに付与可能とし、該メーカ用名前と前記ユーザ用名前と前記ユーザアドレスの対応を管理するメーカ用名前解決サーバと、
前記ユーザ用名前解決サーバに登録されている前記ユーザ用名前とユーザアドレスの対応、及び前記メーカ用名前解決サーバに登録されている前記メーカ用名前と前記ユーザアドレスの対応を検索または更新を行う検索・更新装置と、
を有し、
前記検索・更新装置は、
前記objectに対して予め用意された階層構造に従って付与されたユーザ用名前の登録要求を受信すると、所定の階層構造のルールの範囲内で構成可能な新たなユーザ用名前を少なくとも1つ生成し、そのうちの1つの新たなユーザ用名前または全ての新たなユーザ用名前を選択し、前記ユーザ用名前解決サーバに登録するユーザ用名前登録手段と、
前記objectに対して予め用意された階層構造に従って付与されたメーカ用名前の登録要求を受信すると、該メーカ用名前と前記ユーザアドレスの組、または、該メーカ用名前と前記新たなユーザ用名前と前記ユーザアドレスの組を前記メーカ用名前解決サーバに登録するメーカ用名前登録手段と、を含む。
また、本発明(請求項2)は、前記検索・更新装置において、
前記objectを削除する際には、前記メーカ用名前を用いて前記メーカ用名前解決サーバを検索し、該メーカ用名前に対応するエントリを削除し、該ユーザ用名前に基づいて前記ユーザ用名前解決サーバを検索し、該ユーザ用名前に対応するエントリを削除するobject削除手段と、
前記ユーザ用名前を削除する際には、前記ユーザ用名前を用いて前記ユーザ用名前解決サーバを検索し、該ユーザ用名前に対応するエントリを削除し、該ユーザ用名前に対応するメーカ用名前を用いて前記メーカ用名前解決サーバを検索し、該ユーザ用名前で検索されたエントリの該ユーザ用名前部分を削除するユーザ用名前削除手段と、を含む。
また、本発明(請求項3)は、前記検索・更新装置において、前記objectのユーザアドレスと前記ユーザ用名前を更新する際に、
前記メーカ用名前を用いて前記メーカ用名前解決サーバを検索し、検索されたエントリの前記objectのユーザアドレスとユーザ用名前とを新たなユーザアドレスと新たなユーザ用名前で更新し、更新前のユーザ用名前で前記ユーザ用名前解決サーバを検索し、検索されたエントリのユーザ用名前を該新たなユーザ用名前で更新するユーザアドレス・ユーザ用名前変更手段を含む。
また、本発明(請求項4)は、前記検索・更新装置において、前記ユーザアドレスと前記ユーザ用名前を更新する際に、
前記ユーザ用名前を用いて前記ユーザ用名前解決サーバを検索し、検索されたエントリのユーザアドレスを新たなユーザアドレスと新たなユーザ用名前で更新し、検索されたエントリの更新前のユーザ用名前に対応するメーカ用名前を用いて前記メーカ用名前解決サーバを検索し、検索されたエントリのメーカ用名前に対応するユーザアドレスとユーザ用名前を該新たなユーザアドレスと新たなユーザ用名前で更新するアドレス・メーカ用名前更新手段を含む。
上述のように本発明によれば、ユーザとメーカによってobjectに対して名前がそれぞれ付与され、さらにユーザが指定可能な名前は一通りに限定されることなく、いずれの名前を用いても該objectのユーザアドレス(IPアドレス)を特定することが可能となる。
本発明が適用されるIPネットワークの基本構成の一例である。 本発明のユーザ用名前解決サーバにおける階層構造の例である。 本発明のメーカ用名前解決サーバにおける階層構造の例である。 本発明の第1の実施の形態におけるリゾルバの構成例である。 本発明の第1の実施の形態におけるリゾルバの動作のフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態における場所を表す名前の階層構造(場所名階層構造)である。 本発明の第1の実施の形態における端末種別を表す名前の階層構造(端末種別名階層構造)である。 本発明の第1の実施の形態におけるサーバへの問い合わせ例である。 本発明の第3の実施の形態におけるユーザ用名前解決サーバにおける階層構造である。 本発明の第5の実施の形態におけるユーザ用名前検索時のフローチャートである。 本発明の第8の実施の形態におけるobject削除時処理のフローチャートである。 本発明の第9の実施の形態におけるユーザ用名前の削除処理のフローチャートである。
以下、図面と共に本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明が適用されるIPネットワークの基本構成の一例である。
同図に示すように、IPネットワーク1に接続されるobject10、ユーザ用名前解決サーバ20、メーカ用名前解決サーバ30、ユーザ用名前リゾルバ40、メーカ用名前リゾルバ50から構成される。なお、ここではIPネットワークを例に記載しているが、IPアドレス以外の論理アドレスを用いた他のネットワークであってもよい(つまり、論理アドレスがネットワーク上の位置を指し、かつその論理アドレスを指定すれば所望の宛先までデータやパケットを転送することが可能であれば他のネットワークであってもよい)。
本実施の形態では、図1に示すようにobject10は、IP#A(IPアドレス#A)を持ち、ユーザ用名前として、
{場所名tokyo.musashino.kawahara.living, 端末種別名HA.TV}
の組から成る名前を登録したい場合を考える。また、メーカ用名前として"companyX.air-conditioner.type1.ID12345"を持っているとする。
なお、ユーザ用名前解決サーバ20は、図2に示すように、階層構造を持っているとし、同図のそれぞれの四角がその配下の名前を管理するサーバに対応する。ユーザはこの階層構造に従ってユーザ用名前を付与可能とする。また、メーカ用名前解決サーバ30は図3のような階層構造をもつとする。
上記の構成において、object10を利用するユーザ、ならびに該object10の製造元であるメーカが各々独自の名前(それぞれを「ユーザ用名前」、および「メーカ用名前」、と呼ぶ)を該object10に付与し、ユーザ用名前解決サーバ20、メーカ用名前解決サーバ30に登録する。ユーザ用名前解決サーバ20は、少なくともユーザ用名前とobject10のIPアドレス(IP#A)の対応を管理する。メーカ用名前解決サーバ30は、少なくともメーカ用名前とIP#Aの対応を管理する。これにより、いずれの名前から検索しても該object10のアドレス IP#Aを特定することができる。
[第1の実施の形態]
本実施の形態では、ユーザが付与する名前として、予め定めた階層構造に従って名前を付与する場合について説明する。
例えば、住所と同様の階層構造(tokyo.musashino)を持つとする。次に、"musashino"の配下に、ユーザが任意に指定可能な名前(例:{"kawahara"などの苗字,家の中の位置を示す"living1", objectの名前を示す"equip1"}を組み合わせて、"kawahara.living1. equip1")を指定する。これにより、ユーザが付与する名前として、"tokyo.musashino.kawahara.living1.equip1"が生成される。ユーザは名前を決定後、ユーザ用名前解決サーバ20に該名前を登録する。つまり、
"tokyo.musashino.kawahara.living1.equip1⇔IP#A"
という対応を登録する。
一方、ユーザが、出荷時などにメーカ用名前も予め定めた階層構造に従い、
"companyX.air-conditioner.type1.ID12345"(メーカ名.製品種別.型種別.製品ID)
のように名前を該object10に設定しておく。ユーザがobject10にIP#Aを付与したら、object10は自身のメーカ用名前を、メーカ用名前解決サーバ30に登録する。つまり、
"companyX.air-conditioner.type1.ID12345⇔IP#A"
という対応を登録する。その際に、該object10は、自身に付与されているユーザ用名前"tokyo.musashino.kawahara.living1.equip1"もIP#Aとともにメーカ用名前解決サーバ30に登録する。以上により、
"companyX.air-conditioner.type1.ID12345
⇔{IP#A, tokyo.musashino.kawahara.living1.equip1}"
という対応をメーカ用名前解決サーバ30に登録する。
以下に具体的に説明する。
図4は、本発明の第1の実施の形態におけるリゾルバの構成例(ユーザ用、メーカ用とも共通の機能配備)を示す。
ユーザ用名前リゾルバ40,メーカ用名前リゾルバ50は、登録・削除・検索要求受付部41,51と名前管理部42,52から構成され、名前管理部42,52は、それぞれネットワーク1を介してユーザ用名前解決サーバ20、メーカ用名前解決サーバ30に接続されている。
上記の構成における動作を説明する。
図5は、本発明の第1の実施の形態におけるリゾルバの動作のフローチャートである。
ステップ101) まずユーザはユーザ用名前を決定する。ユーザが名前を付与する際、予め用意されたいくつかの階層構造を組み合わせて名前を付与する。例えば、場所を表す名前階層構造として、図6のような、住所.家の所有者名.部屋種別という階層を用意する(「場所名階層構造」と呼ぶ)。L階層目までは指定必須とし、それ以降は省略可能とする。例として、"tokyo.musashino.kawahara.living"という場所名を選択したとする。次に、別の階層構造として、図7のような端末種別を表す階層構造を用意する(「端末種別名階層構造」と呼ぶ)。M階層目までは省略可能とし、それ以降は指定必須とする。例として、"HA.TV"を選択したとする。以上の組合せ{tokyo.musashino.kawahara.living, HA.TV}をユーザは名前登録要求として、ユーザ用名前リゾルバ40に通知する。
ステップ102) object10からユーザ用名前{tokyo.musashino.kawahara.living, HA.TV}の登録要求パケットがユーザ用名前リゾルバ40へ到着したら、ユーザ用名前リゾルバ40内の登録・削除・検索要求受付部41において、該パケットからそのユーザ用名前を読み出す。そして、これらの名前を組み合わせてobject10に名前を付与する。その際、図7の場所名階層構造のL階層目(kawahara)より上位に端末種別名前が入ることは許容せず、かつ、図6の端末種別名階層構造の最下位層の名前(TV)は場所名階層構造と組み合わせた後も最下位にするというルールの範囲で構成可能な名前、つまり、"tokyo.musashino.kawahara.living.HA.TV"または、"tokyo.musashino.kawahara.HA.living.TV"の2通りが生成される。このうち、上記の場所名階層構造+端末種別名階層構造の順に沿った名前である"tokyo.musashino.kawahara.living.HA.TV"のみを登録する。その名前の登録要求を、名前管理部42に通知する。
ステップ103) 名前管理部42は、ユーザ用名前解決サーバ20に問い合わせて、当該登録要求が新規登録要求かどうかチェックする。つまり、既に同じ名前の登録がないかをチェックする。もし既に同じ名前があれば、その旨をobject10に返し、名前の変更を指示する。なお、名前管理部42とユーザ用名前解決サーバ20のやりとりは、図8に示すように、名前の階層構造に沿って、上位サーバから順に問い合わせていく。
ステップ104) もし新規名前であれば、ユーザ用名前解決サーバ20に、
tokyo.musashino.kawahara.living.HA.TV
⇔{IP#A}
という対応を登録し、登録完了の旨をobject10に通知する。
ステップ105) object10からメーカ用名前"companyX.air-conditioner.type1.ID12345"の登録要求パケットがメーカ用名前リゾルバ50に到着したら、図4に示すメーカ用名前リゾルバ50内の登録・削除・検索要求受付部51において、該パケットからそのメーカ用名前を読み出し、名前管理部52に通知する。
ステップ106) 名前管理部52は、メーカ用名前解決サーバ30に、
companyX.air-conditioner.type1.ID12345
⇔{IP#A, tokyo.musashino.kawahara.living.HA.TV }
という対応を登録し、登録完了の旨をobject10に通知する。なお、ここでは、メーカ用名前は重複なくobject10に付与してから出荷されており、その名前をobject10内から自動で読み取ってメーカ用名前解決サーバ30へ登録要求を行う場合を前提にしている。
以上により、ユーザ用名前、メーカ用名前のいずれかからでもIP#Aを特定可能となる。
なお、ここで、IP#Aだけでなくユーザ用名前も登録する理由は、例えば(後述するような)object10の削除や移動時に、メーカ用名前解決サーバ30の情報更新だけでなく、ユーザ用名前解決サーバ20の情報更新も必要となるため、メーカ用名前とユーザ用名前の対応付が必要だからである。また、例えばメーカが、該object10についてユーザに何かを通知したいとき(該object10の故障を検知した場合など)、ユーザに対してユーザ用名前を伝える必要がある場合に対応可能となる。
[第2の実施の形態]
本実施の形態では、場所を表す名前の一部を省略して登録する場合について説明する。
なお、本実施の形態におけるリゾルバの構成は、図4と同様である。
場所を表す名前に"tokyo.musashino.kawahara"と、端末種別を表す名前"HA.refrigerator"を組み合わせた、"tokyo.musashino.kawahara.HA.refrigerator"というユーザ用名前を登録する場合を考える。
この際、第1の実施の形態のステップ101及びステップ102の処理を以下のように変更する。
ステップ101') 場所を表す名前において、"tokyo.musashino.kawahara"を選択した場合、図6のL+1階層目の名前指定を省略していることになるため、"tokyo.musashino.kawahara.NA"とし、端末種別を表す名前"HA.refrigerator"との組{tokyo.musashino.kawahara.NA , HA.refrigerator}をユーザ名前登録要求として、ユーザ用名前リゾルバ40に通知する。
ステップ102') object10からユーザ用名前{tokyo.musashino.kawahara.NA, HA.refrigerator}の登録要求パケットがユーザ用名前リゾルバ40へ到着したら、図4に示すユーザ用名前リゾルバ40内の登録・削除・検索要求受付部41において、該パケットからその名前を読み出す。そして、これらの名前を組み合わせて構成される名前"tokyo.musashino.kawahara.NA.HA.refrigerator"を作成し、その名前の登録要求を、名前管理部42に通知する。
[第3の実施の形態]
第1の実施の形態では、図2の階層構造を用いていたのに対して、本実施の形態では図9の階層構造(複数名前許容型階層構造と呼ぶ)を用いて、ユーザ用名前の登録を行う。具体的には、第1の実施の形態におけるステップ102,104,106を以下のように変更する。なお、本実施の形態で用いるリゾルバの構成も図4と同様である。
ステップ102') object10からユーザ用名前{tokyo.musashino.kawahara.living, HA.TV}の登録要求パケットがユーザ用名前リゾルバ40へ到着したら、ユーザ用名前リゾルバ40内の登録・削除・検索要求受付部41において、該パケットからそのユーザ用名前を読み出す。そして、第1の実施の形態と同様の手順で、"tokyo.musashino.kawahara.living.HA.TV"または、"tokyo.musashino.kawahara.HA.living.TV"の2通りの名前を生成する。本実施の形態では、この2通りの名前ともユーザ用名前解決サーバ20に登録する。該登録要求を、名前管理部42に通知する。
ステップ104') もし新規の名前であれば、ユーザ用名前解決サーバ20に、
"tokyo.musashino.kawahara.living.HA.TV
⇔{IP#A}"、
および
"tokyo.musashino.kawahara.HA.living.TV
⇔{IP#A}"
という対応を登録し、登録完了の旨をobject10に通知する。
ステップ106') 名前管理部42は、ユーザ用名前解決サーバに、
"companyX.air-conditioner.type1.ID12345
⇔{IP#A, tokyo.musashino.kawahara.living.HA.TV,tokyo.musashino.kawahara.HA.living.TV }"
という対応を登録し、登録完了の旨をobject10に通知する。
なお、上記の例では、"kawahara"の下に、場所を特定する"living"を明示的に指定していたが、そのように指定せずに図9の例3の階層構造に従って"tokyo.musashino.kawahara.HA.refrigerator"として名前を登録してもよい(図9の例3)。
また、別の例として、図9の例4に示すような階層構造に従って"tokyo.musashino.officeX.server.yyy"のように登録する。検索の際は名前の指定された順に沿って、図9の階層の上位から下位サーバに向けて検索していけばよい。
[第4の実施の形態]
第1の実施の形態では、ユーザ用名前解決サーバ20において、
"tokyo.musashino.kawahara.living1.equip1⇔IP#A"
を管理していたが、本実施の形態では、そうする代わりに以下の手順により、IPアドレス(IP#A)と共にメーカ用名前を加えた
"tokyo.musashino.kawahara.living1.equip1
⇔{IP#A, companyX.air-conditioner.type=1.ID12345}"
を管理する。
ユーザがユーザ用名前"tokyo.musashino.kawahara.living1.equip1"を決定後、該ユーザ用名前と、IP#Aとメーカ用名前"companyX.air-conditioner.type1.ID12345"の組をユーザ用名前解決サーバ20に登録すれば、
"tokyo.musashino.kawahara.living1.equip1
⇔{IP#A, companyX.air-conditioner.type=1.ID12345}"
が生成できる。
以上により、ユーザ用名前、メーカ用名前のいずれかからでもIP#Aを特定することが可能となる。
このように、ユーザ用名前からメーカ用名前を読み出せるようにしておくことで、例えばユーザが、該object10についてメーカに何かを問い合わせたいときに(該objectと通信不能になった場合等)、メーカで把握しているメーカ用名前を伝える必要がある場合に対応可能となる。
[第5の実施の形態]
本実施の形態では、上記のユーザ用名前を検索する手順について、図10を用いて述べる。ここでは、ユーザ用名前"tokyo.musashino.kawahara.living.HA.TV"(図2の例1)で検索要求があった場合を例に説明する。
本実施の形態で用いるリゾルバの構成も図4と同様である。
図10は、本発明の第5の実施の形態におけるユーザ用名前検索時のフローチャートである。
ステップ201) まず、ユーザ用名前"tokyo.musashino.kawahara.living.HA.TV"検索要求パケットがユーザ用名前リゾルバ40へ到着したら、図4のユーザ用名前リゾルバ40内の登録・削除・検索要求受付部41において、該パケットからその名前を読み出し、名前管理部42に通知する。
ステップ202) 名前管理部42は、ユーザ用名前解決サーバ20に対して図2の階層の上位から順に問い合わせていく。
ステップ203) もし該当する名前のエントリがあれば、その結果を名前管理部42に通知する。名前管理部42は検索結果をユーザに通知する。その際、検索結果を名前管理部42においてキャッシュしてもよい。そうすることで、同じ名前の問い合わせ時に、名前解決サーバ20を検索しなくても回答することが可能となる。
次に、"tokyo.musashino.kawahara.HA.living.TV"で検索要求があった場合を考える。この場合、図8に示す"tokyo.musashino.kawahara名前サーバ"にて、"kawahara"の直後に指定されている名前"HA"が、当該名前サーバの直下にないと判定され(ステップ202,No.)、ステップ204へ移行する。
ステップ204) ユーザ用名前サーバ20は、検索要求された名前の"HA"配下(かつ最下位層の"TV"は除く)の名前を抽出する。この場合は、"living"がそれに相当する。"living"を"kawahara"の直後に移動した名前"tokyo.musashino.kawahara.living.HA.TV"を作成し、ステップ205に移行する。
ステップ205) 再構成された名前の長さに関する条件を満たすかチェックし、名前の長さが所定の値(max)を越えている場合は、ステップ206に移行し、越えていない場合はステップ202に移行する。
ステップ206) 該当する名前がないと判定し、その結果を名前管理部42に通知する。名前管理部42は検索結果をユーザに通知する。
[第6の実施の形態]
本実施の形態では、第5の実施の形態とは異なる検索方法について述べる。
本実施の形態において、"tokyo.musashino.kawahara.HA.refrigerator"の検索手順は、第5の実施の形態の図10のステップ204,205を以下のようにする。
ステップ204') ユーザ用名前サーバ20は、"tokyo.musashino.kawahara"の、"kawahara"の直下の名前の候補として、現在問合せ中のHAがあるか調べ、ないと分かったら、HA配下(かつ最下位層の"refrigerator"は除く)の名前を調べ、"kawahara"直下の名前候補と一致する名前がないか調べる。この場合は、該当する名前は何もないことになる。その場合、"tokyo.musashino.kawahara.NA.HA. refrigerator"という名前を作成する。
ステップ205') 再構成された名前の長さに関する条件を満たすかチェックする。具体的には、NAの追加数が、その最大値を超えていないかをチェックする。該最大値は、図6および図7において省略可能な階層の数の和である。
なお、図9の階層構造を用いる場合に"tokyo.musashino.kawahara.HA.living.TV"で検索する場合には、複数の名前を全てユーザ用名前解決サーバに登録しているため、図10のステップ204,205に記載の、名前の再構成を行う必要はなくなり、単純に図10のステップ201から203を実施すればよい。
[第7の実施の形態]
本実施の形態では、名前の一部を指定して検索する場合として、"tokyo.musashino.kawahara.*HA*"と指定して検索(これは、"kawahara"配下の任意の位置にHAを含む名前を全て検索することを意味する)する例を示す。
図2、または図9の階層構造のいずれを用いる場合も、図10のステップ202で名前を検索する際に、階層の上位サーバから問い合わせていき、"tokyo.musashino.kawahara名前サーバ"は、自身の直下にHAがあるか調べ、あれば、その配下の名前を全て列挙し、なければ自身の直下の名前サーバ各々に対して、HAがあるか問い合わせる。以上を繰り返す。
図2の場合、
tokyo.musashino.kawahara.living.HA.TV⇔IP#A(図2の例1)
tokyo.musashino.kawahara.HA.refrigerator⇔IP#C(図2の例3)
を検索要求に対する回答とする。なお、例3の名前は、"tokyo.musashino.kawahara.NA.HA.refrigerator"として登録されているが、検索要求に対する回答時にはNAを除く。
図9の場合、
tokyo.musashino.kawahara.living.HA.TV⇔IP#A
tokyo.musashino.kawahara.HA.living.TV⇔IP#A
tokyo.musashino.kawahara.HA.refrigerator⇔IP#C
が回答となる。
[第8の実施の形態]
本実施の形態では、objectの削除時(廃棄時)の処理について説明する。
本実施の形態では、第1の実施の形態のように、メーカ用名前解決サーバ20で
"companyX.air-conditioner.type1.ID12345
⇔{IP#A, tokyo.musashino.kawahara.living1.equip1}"
という対応が管理されているとし、object削除時(廃棄等)は、まず、メーカ用名前を用いてメーカ用名前解決サーバ30を検索する。すなわち、メーカ用名前"companyX.air-conditioner.type1.ID12345"に基づいて、{IP#A, tokyo.musashino.kawahara.living1.equip1}を読み出す。そして、メーカ用名前解決サーバ30から当該登録を削除するとともに、ユーザ用名前"tokyo.musashino.kawahara.living1.equip1"をユーザ用名前解決サーバ20に問い合わせて、ユーザ用名前解決サーバ20から当該"tokyo.musashino.kawahara.living1.equip1"に関するエントリを削除する。
以下では、object10のメーカ用名前の削除を行う例を説明する。なお,以下では,
"companyX.air-conditioner.type1.ID12345
⇔{IP#A, tokyo.musashino.kawahara.living.HA.TV }"
という対応を例に説明する.
図11は、本発明の第8の実施の形態におけるobject削除時の処理のフローチャートである。
本実施の形態で用いるリゾルバの構成も図4と同様である。
ステップ301) まず、メーカ用名前"companyX.air-conditioner.type1.ID12345"削除要求パケットが、メーカ用名前リゾルバ50内の登録・削除・検索要求受付部51へ到着する。
ステップ302) 名前管理部52は、メーカ用名前解決サーバ30に問い合わせて、登録されている名前かどうかチェックする。もし、その名前の登録がなければその旨をユーザまたはメーカに返し、名前の確認を指示する。
ステップ303) もし名前の登録があれば、メーカ用名前解決サーバ30から
"companyX.air-conditioner.type1.ID12345
⇔{IP#A, tokyo.musashino.kawahara.living.HA.TV }"
という対応を読み出す。
ステップ304) 名前管理部52は、読み出した情報のうち、ユーザ用名前"tokyo.musashino.kawahara.living.HA.TV"を抽出してから、該エントリを削除する。
ステップ305) その後、ユーザ用名前"tokyo.musashino.kawahara.living.HA.TV"の削除要求パケットを図4のユーザ用名前解決サーバ20内の登録・削除・検索要求受付部41へ送信する。
ステップ306) 名前管理部42は、ユーザ用名前解決サーバ20から"tokyo.musashino.kawahara.living.HA.TV"に関するエントリを削除する。
なお、上記手順は、図2の階層構造にて名前を管理している場合に対応するが、図9の階層構造を用いている場合にはステップ303で
"companyX.air-conditioner.type1.ID12345
⇔{IP#A, tokyo.musashino.kawahara.living.HA.TV,tokyo.musashino.
kawahara.HA.living.TV}"
となっており、この2つのユーザ用名前それぞれについて、ステップ304以降の処理を実施すればよい。
[第9の実施の形態]
本実施の形態では、ユーザ用名前削除時の処理について説明する。
本実施の形態では、
"tokyo.musashino.kawahara.living1.equip1
⇔{IP#A, companyX.air-conditioner.type1.ID12345}"
という対応がユーザ用名前解決サーバ20で管理されているとし、ユーザ用名前削除時はユーザ用名前リゾルバ40において、ユーザ用名前を用いてユーザ用名前解決サーバ20を検索する。すなわち、ユーザ用名前解決サーバ20から
"tokyo.musashino.kawahara.living1.equip1
⇔{IP#A, companyX.air-conditioner.type1.ID12345}"
を読み出す。そして、当該登録を削除するとともに、メーカ用名前"companyX.air-conditioner.type1.ID12345"をメーカ用名前解決サーバ30に問い合わせて、
"companyX.air-conditioner.type1.ID12345
⇔{IP#A, tokyo.musashino.kawahara.living1.equip1}"
という対応を読み出し、"tokyo.musashino.kawahara.living1.equip1"のみを削除して、"companyX.air-conditioner.type1.ID12345⇔{IP#A, }"に変更する。
以下に詳しく説明する。なお,以下では,
"companyX.air-conditioner.type1.ID12345
⇔{IP#A, tokyo.musashino.kawahara.living.HA.TV }"
という対応を例に説明する。
本実施の形態で用いるリゾルバの構成も図4と同様である。
図12は、本発明の第9の実施の形態におけるユーザ用名前の削除時の処理のフローチャートである。ここでは、図2の階層構造により名前を管理している場合を想定する。
ステップ401) まず、ユーザ用名前"tokyo.musashino.kawahara.living.HA.TV"削除要求パケットが、ユーザ用名前リゾルバ40の登録・削除・検索要求受付部41へ到着する。
ステップ402) 名前管理部42は、ユーザ用名前解決サーバに問い合わせて、登録されている名前かどうかチェックする。もし、その名前の登録がなければその旨をユーザに返し、名前の確認を指示する。
ステップ403) もし名前の登録があり(かつ該名前を登録した本人であることが確認できたら)、ユーザ用名前解決サーバ20から
"tokyo.musashino.kawahara.living.HA.TV
⇔{IP#A, companyX.air-conditioner.type1.ID12345}"
という対応を読み出す。
ステップ404) 名前管理部42は、読み出した対応のうちメーカ用名前"companyX.air-conditioner.type1.ID12345"を抽出し、該エントリを削除する。
ステップ405) その後、メーカ用名前"companyX.air-conditioner.type1.ID12345"の情報更新要求パケットを、図4のメーカ用名前リゾルバ50内の登録・削除・検索要求受付部51へ送信する。
ステップ406) 名前管理部52は、メーカ用名前解決サーバ30から
"companyX.air-conditioner.type1.ID12345
⇔{IP#A, tokyo.musashino.kawahara.living.HA.TV}"
という対応を読み出し、"tokyo.musashino.kawahara.living.HA.TV"のみを削除して、
"companyX.air-conditioner.type1.ID12345⇔{IP#A, }"
に変更する。
もし、図9の階層構造を用いてユーザ用名前を管理している場合には、上記ステップ401を以下のように変更する。
ステップ401')まず、ユーザ用名前"tokyo.musashino.kawahara.living.HA.TV"削除要求パケットが、ユーザ用名前リゾルバ40内の登録・削除・検索要求受付部41に到着する。その際、"tokyo.musashino.kawahara.living.HA.TV"という名前から、同一object10を指す別の名前を列挙する。すなわち、図6に示すように、L階層目の"kawahara"まではその順を固定とし、以降の名前のうち、最下位層の"TV"を除く名前(livingとHA)の順序を入れ替えて構成可能な名前を列挙する。この場合、"tokyo.musashino.kawahara.living.HA.TV"と"tokyo.musashino.kawahara.HA.living.TV"の2通りが生成される。その2通りの名前各々に対して、ステップ402以降の処理を実施すればよい。
[第10の実施の形態]
本実施の形態では、メーカ用名前"companyX.air-conditioner.type1.ID12345"を持つobject10の所在地(ユーザアドレス)を変更(引っ越しなど)し、それに伴ってユーザ名も変更する場合の処理フローについて述べる。
例として、IPアドレスをIP#AからIP#A2に変更し、かつ、ユーザ用名前を"tokyo.musashino.kawahara.living.HA.TV"から"tokyo.mitaka.kawahara.living.HA.TV"に変更したいとする。
まず、第8の実施の形態のステップ301〜303を用いて、メーカ用名前リゾルバ50において、メーカ用名前解決サーバ30からメーカ用名前"companyX.air-conditioner.type1.ID12345"により検索を行い、
"companyX.air-conditioner.type1.ID12345
⇔{IP#A, tokyo.musashino.kawahara.living.HA.TV }"
という対応を読み出す。そのうち、現在の{IP#A,tokyo.musashino.kawahara.living.HA.TV}を削除して、代わりに{IP#A2,tokyo.mitaka.kawahara.living.HA.TV}をメーカ用名前解決サーバ30に登録する。その後、ユーザ用名前"tokyo.musashino.kawahara.living.HA.TV"の削除処理を、第8の実施の形態の手順ステップ305〜306を用いて実施する。
その後、第1の実施の形態または第3の実施の形態の手順により新しい名前"tokyo.mitaka.kawahara.living.HA.TV"の登録を行う。
上記手順では、メーカ用名前を先に用いて情報の更新を行っていた代わりに、ユーザ用名前を先に用いて更新処理をしてもよい。その場合、第9の実施の形態の手順ステップ401〜403により、
"tokyo.musashino.kawahara.living.HA.TV
⇔{IP#A, companyX.air-conditioner.type1.ID12345}"
という対応を読み出す。該エントリを削除した後、第1の実施の形態または第3の実施の形態の手順により新しい名前"tokyo.mitaka.kawahara.living.HA.TV"の登録を行う。なお、その際には第1の実施の形態または第3の実施の形態のステップ106において、古い名前を削除して新しい名前に置き換える。
上記の第1〜第10の実施の形態におけるリゾルバ40,50の動作をプログラムとして構築し、当該リゾルバとして利用されるコンピュータにインストールして実行させる、または、ネットワークを介して流通させることが可能である。
本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能である。
1 IPネットワーク
10 object(オブジェクト)
20 ユーザ用名前解決サーバ
30 メーカ用名前解決サーバ
40 ユーザ用名前リゾルバ
41,51 登録・削除・検索要求受付部
42,52 名前管理部
50 メーカ用名前リゾルバ

Claims (8)

  1. ユーザアドレスを有し、情報通信ネットワークに接続されている通信機能を有する家電品や端末を含む装置(以下、「object」と記す)に対して、人間が判別可能な名前を付与し、名前からユーザアドレスを特定できる名前解決システムであって、
    前記objectを利用するユーザが独自の名前(以下「ユーザ用名前」と記す)を該objectに付与可能とし、該ユーザ用名前とユーザアドレスの対応を管理するユーザ用名前解決サーバと、
    前記objectのメーカ独自の名前(以下「メーカ用名前」と記す」を該objectに付与可能とし、該メーカ用名前と前記ユーザ用名前と前記ユーザアドレスの対応を管理するメーカ用名前解決サーバと、
    前記ユーザ用名前解決サーバに登録されている前記ユーザ用名前とユーザアドレスの対応、及び前記メーカ用名前解決サーバに登録されている前記メーカ用名前と前記ユーザアドレスの対応を検索または更新を行う検索・更新装置と、
    を有し、
    前記検索・更新装置は、
    前記objectに対して予め用意された階層構造に従って付与されたユーザ用名前の登録要求を受信すると、所定の階層構造のルールの範囲内で構成可能な新たなユーザ用名前を少なくとも1つ生成し、そのうちの1つの新たなユーザ用名前または全ての新たなユーザ用名前を選択し、前記ユーザ用名前解決サーバに登録するユーザ用名前登録手段と、
    前記objectに対して予め用意された階層構造に従って付与されたメーカ用名前の登録要求を受信すると、該メーカ用名前と前記ユーザアドレスの組、または、該メーカ用名前と前記新たなユーザ用名前と前記ユーザアドレスの組を前記メーカ用名前解決サーバに登録するメーカ用名前登録手段と、
    を含むことを特徴とする名前解決システム。
  2. 前記検索・更新装置は、
    前記objectを削除する際には、前記メーカ用名前を用いて前記メーカ用名前解決サーバを検索し、該メーカ用名前に対応するエントリを削除し、該ユーザ用名前に基づいて前記ユーザ用名前解決サーバを検索し、該ユーザ用名前に対応するエントリを削除するobject削除手段と、
    前記ユーザ用名前を削除する際には、前記ユーザ用名前を用いて前記ユーザ用名前解決サーバを検索し、該ユーザ用名前に対応するエントリを削除し、該ユーザ用名前に対応するメーカ用名前を用いて前記メーカ用名前解決サーバを検索し、該ユーザ用名前で検索されたエントリの該ユーザ用名前部分を削除するユーザ用名前削除手段と、
    を含む
    請求項1記載の名前解決システム。
  3. 前記検索・更新装置は、
    前記objectのユーザアドレスと前記ユーザ用名前を更新する際に、
    前記メーカ用名前を用いて前記メーカ用名前解決サーバを検索し、検索されたエントリの前記objectのユーザアドレスとユーザ用名前とを新たなユーザアドレスと新たなユーザ用名前で更新し、更新前のユーザ用名前で前記ユーザ用名前解決サーバを検索し、検索されたエントリのユーザ用名前を該新たなユーザ用名前で更新するユーザアドレス・ユーザ用名前変更手段を含む
    請求項1記載の名前解決システム。
  4. 前記検索・更新装置は、
    前記ユーザアドレスと前記ユーザ用名前を更新する際に、
    前記ユーザ用名前を用いて前記ユーザ用名前解決サーバを検索し、検索されたエントリのユーザアドレスを新たなユーザアドレスと新たなユーザ用名前で更新し、検索されたエントリの更新前のユーザ用名前に対応するメーカ用名前を用いて前記メーカ用名前解決サーバを検索し、検索されたエントリのメーカ用名前に対応するユーザアドレスとユーザ用名前を該新たなユーザアドレスと新たなユーザ用名前で更新するアドレス・メーカ用名前更新手段を含む
    請求項1記載の名前解決システム。
  5. ユーザアドレスを有し、情報通信ネットワークに接続されている通信機能を有する家電品や端末を含む装置(以下、「object」と記す)に対して、人間が判別可能な名前を付与し、名前からユーザアドレスを特定できる名前解決方法であって、
    前記objectを利用するユーザが独自の名前(以下「ユーザ用名前」と記す)を該objectに付与可能とし、該ユーザ用名前とユーザアドレスの対応を管理するユーザ用名前解決サーバと、
    前記objectのメーカ独自の名前(以下「メーカ用名前」と記す」を該objectに付与可能とし、該メーカ用名前と前記ユーザ用名前と前記ユーザアドレスの対応を管理するメーカ用名前解決サーバと、
    前記ユーザ用名前解決サーバに登録されている前記ユーザ用名前とユーザアドレスの対応、及び前記メーカ用名前解決サーバに登録されている前記メーカ用名前と前記ユーザアドレスの対応を検索または更新を行う検索・更新装置と、
    を有するシステムにおいて、
    前記検索・更新装置が、
    前記objectに対して予め用意された階層構造に従って付与されたユーザ用名前の登録要求を受信すると、所定の階層構造のルールの範囲内で構成可能な新たなユーザ用名前を少なくとも1つ生成し、そのうちの1つの新たなユーザ用名前または全ての新たなユーザ用名前を前記ユーザ用名前解決サーバに登録するユーザ用名前登録ステップと、
    前記objectに対して予め用意された階層構造に従って付与されたメーカ用名前の登録要求を受信すると、該メーカ用名前と前記ユーザアドレスの組、または、該メーカ用名前と前記新たなユーザ用名前と前記ユーザアドレスの組を前記メーカ用名前解決サーバに登録するメーカ用名前登録ステップと、
    を行うことを特徴とする名前解決方法。
  6. 前記検索・更新装置において、
    前記objectを削除する際には、前記メーカ用名前を用いて前記メーカ用名前解決サーバを検索し、該メーカ用名前に対応するエントリを削除し、該ユーザ用名前に基づいて前記ユーザ用名前解決サーバを検索し、該ユーザ用名前に対応するエントリを削除するobject削除ステップと、
    前記ユーザ用名前を削除する際には、前記ユーザ用名前を用いて前記ユーザ用名前解決サーバを検索し、該ユーザ用名前に対応するエントリを削除し、該ユーザ用名前に対応するメーカ用名前を用いて前記メーカ用名前解決サーバを検索し、該ユーザ用名前で検索されたエントリの該ユーザ用名前部分を削除するユーザ用名前削除ステップと、
    を行う
    請求項5記載の名前解決方法。
  7. 前記検索・更新装置において、
    前記objectのユーザアドレスと前記ユーザ用名前を更新する際に、
    前記メーカ用名前を用いて前記メーカ用名前解決サーバを検索し、検索されたエントリの前記objectのユーザアドレスとユーザ用名前とを新たなユーザアドレスと新たなユーザ用名前で更新し、更新前のユーザ用名前で前記ユーザ用名前解決サーバを検索し、検索されたエントリのユーザ用名前を該新たなユーザ用名前で更新するユーザアドレス・ユーザ用名前変更ステップを行う
    請求項5記載の名前解決方法。
  8. 前記検索・更新装置において、
    前記ユーザアドレスと前記ユーザ用名前を更新する際に、
    前記ユーザ用名前を用いて前記ユーザ用名前解決サーバを検索し、検索されたエントリのユーザアドレスを新たなユーザアドレスと新たなユーザ用名前で更新し、検索されたエントリの更新前のユーザ用名前に対応するメーカ用名前を用いて前記メーカ用名前解決サーバを検索し、検索されたエントリのメーカ用名前に対応するユーザアドレスとユーザ用名前を該新たなユーザアドレスと新たなユーザ用名前で更新するアドレス・メーカ用名前更新ステップを行う
    請求項5記載の名前解決方法。
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