JP2014102622A - タイムレコーダ - Google Patents

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Abstract

【課題】打刻者を撮影し、打刻者の本人確認ができるタイムレコーダを提供する。
【解決手段】個人単位に予め登録し、RAM12に保持する個人別アイコン情報121を打刻者が選択タッチすることにより打刻者を前面カメラ部で撮影し保存し、事後に打刻者画像を検索可能とすることにより打刻間違いの発見、不正打刻の防止をはかる。また、管理者による管理対象者複数人を一括して打刻する現認打刻を可能とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の勤務予定者の中から自らを選択し、打刻者自ら自分の写真を常に一定距離から撮影し、打刻者が誰であるかを示す証拠写真を撮る機能により、個人を識別するためにIDカード(非接触ICカード、磁気カード等)を使用せず、指紋、静脈、顔認証などの本人を識別する機能を要さず、不正打刻を防ぐ機能を有するタイムレコーダに関するものである。
従来のタイムレコーダは、IDカード(非接触ICカード、磁気カード等)に個人の識別情報としてID番号を割り当て、打刻情報を得るために使っている。このため誰がIDカードを使用し打刻しても得られる情報は同一となっている。こういった状況から、IDカードを貸し借りし、不正に使用しても不正使用の情報あるいは証拠を得られない結果となる。
また、従業員個人を特定し他人が成りすましできないこと目的に、指紋、静脈、顔などを使った生態認証方式が使用されている。指紋、静脈の場合体調や、職場、特定の疾病などにより適用できないケースがある。また、顔認証は、認証場所の明るさや、打刻者のカメラに対する角度などで著しく認証精度が低下する。さらに、生態認証方式の場合いずれの方式も打刻者を別の人間と認識する誤認識可能性がある。
100人程度が在籍するスーパーマーケットの店舗を想定して考えると、社員10人、パート、アルバイト等が90人の人員構成が一般的で有り、短時間労働者を多く雇用し店舗運営を行っている。また、店舗の営業日は、365日で年中無休、営業時間は、12時間営業から24時間営業のケースが多い状況にある。12時間営業の店舗であっても、開店準備や閉店作業があり、営業時間の前後に労働者を必要とする。
社員の中に、店長、副店長、各部門の責任者が任命されているが、社員も労働者であり、休暇を取得し、店舗に不在の日、不在の時間帯は多く存在している。こういったパートアルバイト社員の労働環境にあって、遅刻しそうなときに、遅刻者本人に代わって既に出勤済みの人が打刻する不正が発生している。
また、パート、アルバイト等の短時間労働者の採用は、各店舗で店長の権限で行われている。店長が実際には採用していない架空の採用を行うケースや、短時間労働者とで共謀、短時間労働者間で共謀し、実際には出勤していない社員のIDカードを不正に打刻し出勤日数、労働時間を増やす悪質な事例が発生している状況にある。
こういった状況の中で、IDカード方式のように、カードの貸し借りができず、本人以外に打刻できない生体認証方式を採用されている店舗が多くある。生体認証方式では、主に指紋、静脈方式が採用されている。また、顔認証の方式も技術開発がされている。いずれの方式も、イメージセンサーや、カメラにより画像、映像を撮影しデジタル情報に変換後、あらかじめ登録された本人のイメージデジタル情報(以下 本人情報 という)と、打刻時に取得されたイメージデジタル情報(以下 認証時取得情報 という)を比較し、特徴が同じ事をもって誰であるかを特定してしまっている。
生体認証の場合、指紋方式であれば、イメージセンサーに指を置く位置の変動、指先の乾燥状態、水産加工を行うなどの仕事をする前後による指紋皮膚の変化などの影響がある。指静脈方式を例に取れば、指紋方式と同様に、指を置く位置や傾きの変動、
寒暖や体調による血流の違い、一部疾病による血流不足、認証装置の設置する場所の日差しや、照明に基付く明るさの影響がある。顔認証の場合も認識する距離や、顔の傾き、認証装置の設置する場所の日差しや、照明に基付く明るさの影響がある。
いずれの方式も認証時取得情報と複数の本人情報とを比較する1:N認証は、ご認識の可能性が高く、本人なのに打刻できない、あるいは他人と認識してしまうことが発生していた。
こういった問題を改善するため、複数桁の個人IDを入力して本人情報を特定し、認証時取得情報と1:1認証を行い誤認識の確率を低下させる手法がとられる場合があるが、この手法では個人IDの入力操作時間と認証時間が長くなり速やかな打刻を阻害し、打刻操作開始時刻と打刻完了時刻が変わってしまうことが多く発生していた。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、不必要な認証は行わずに不正打刻を抑止し、打刻者が誰であるか確認することができ情報を取得ことによって、打刻操作時間を短縮し公平で正確な実労働時間を取得できるタイムレコーダを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、従業員の出勤時刻、退勤時刻を管理するためのタイムレコーダにおいて、従業員単位に個人を表す写真または本人が認識しやすいイメージ情報(以下 アイコン という)を保持し、従業員によって自らのアイコンをタッチすることが、前面カメラのシャッターとして打刻者自らを一定距離から撮影し、打刻者の写真と打刻時刻とを取得することを特徴とする。
また、本発明のタイムレコーダは、予め立案された個人別、日別の出退勤勤務予定情報を保持し、現在時刻と個人別出退勤予定時刻をもとに、出勤打刻時は直近に出勤する予定者と退勤打刻時は直近に退勤する予定者のアイコンを選択入力する画面の上位に表示する入力補助手段を備えることが望ましい。
また、本発明のタイムレコーダは、労働基準法で規定される、管理者による現認することを補助する機能として管理者が複数の従業員のアイコンを選択し、打刻者を撮影するとともに、裏面カメラで選択された従業員を撮影する一括打刻機能を備えることが望ましい。
さらに、本発明のタイムレコーダは、出勤時には、個人ID番号、出勤打刻時刻、打刻者画像、退勤時には、同様に個人ID番号、退勤打刻時刻、打刻者画像を、管理者による一括打刻の場合は、出退勤打刻の情報に、裏面カメラの打刻対象者の画像を合わせて、内部に記憶して上位システムに打刻実績情報として送信する手段を備えることが望ましい。
本発明のタイムレコーダは、出退勤時の打刻に際し、打刻者の証拠写真を撮影することにより不正打刻を防止し、自らのアイコンをタッチするだけで打刻が完了し正確な打刻時刻が取得できる。さらに、管理者の現認により複数従業員の就業時刻を一括取得できる。
本発明のタイムレコーダの実施の形態を示すブロック図である。 本発明のRAMに保持する個人別アイコン画像情報のイメージ図である。 本発明のRAMに保持する撮影間隔情報のイメージ図である。 本発明のRAMに保持する勤務予定時刻情報のイメージ図である。 本発明のRAMに保持する打刻実績情報のイメージ図である。 本発明のRAMに保持する一括現認打刻を含む実績情報のイメージ図である。 本発明のタイムレコーダの動作を示すフローチャートである。 本発明のタイムレコーダの動作を示すフローチャートである。 本発明のタイムレコーダの動作を示すフローチャートである。 本発明のタイムレコーダの動作を示すフローチャートである。 本発明のタイムレコーダの動作を示すフローチャートである。 本発明のタイムレコーダの動作を示すフローチャートである。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明のタイムレコーダの実施の形態を示すブロック図である。図1に示すタイムレコーダは、CPU10と、本装置を制御するプログラムを記憶するROM11と、上位システムから送信された従業員単位の個人別アイコン画像情報、勤務予定時刻情報や打刻実績情報を記憶するRAM(記憶部)12と、現在時刻をカウントする時計機能部(RTC)13と、現在時刻、個人別アイコンを表示する表示部(液晶ディスプレイ)14と、出勤、退勤区分キー、一括出勤、一括退勤区分キー、現認キーと、個人別アイコンを選択入力するキー入力部(タッチパネル)15と、上位システムと情報の送受信を行う通信制御部(LAN機能)16と、打刻者を撮影する前面カメラ部17と、一括打刻時に打刻対象者を撮影する裏面カメラ部18と、打刻時の位置情報をGPS機能等により取得する位置情報取得部19と、一連の操作が正常に行われたか否かを音で知らせるスピーカ部20とから構成される。
RAM12は、個人を選択入力する為の表示情報とする個人別アイコン画像情報121と、時計機能部(RTC)13でカウントする現在時刻と個人別、日別の出勤予定時刻、退勤予定時刻情報を勘案し、限られた画面サイズの表示部(液晶ディスプレイ)14に個人別アイコンを表示する優先順位を決定する勤務予定時刻情報123と、キー入力部15から打刻者を選択入力に際し、打刻入力の瞬間と打刻入力の前後に複数のタイミングに前面カメラ部17で打刻者を撮影させる回数と時間間隔を決定する撮影間隔情報122を保持する。
さらにRAM12は、ID番号、打刻時刻、撮影間隔情報により規定された回数の打刻者撮影画像、出退勤区分および管理者が複数人を対象に打刻する一括打刻時は、打刻対象者画像とからなる打刻実績情報124を保持する。打刻実績情報124は、タイムレコーダから自動で、あるいは上位システムからの要求により就業実績情報として上位システムに送信される。
図2は、本発明のRAM12に保持する個人別アイコン画像情報のイメージ図である。個人別アイコン画像情報は、個人を識別するID番号と、個人が認識できる写真、イラスト等のイメージ情報からなる。
図3は、本発明のRAM12に保持する撮影間隔情報のイメージ図である。打刻タイミング及び打刻前後の撮影タイミングを決定する情報である。
図4は、本発明のRAM12に保持する勤務予定時刻情報のイメージ図である。勤務予定時刻情報は、個人を識別するID番号と、一定期間分の日別出勤予定時刻、退勤予定時刻情報からなり、出退勤予定時刻の設定がない場合は、出勤しない予定の情報からなる。
図5は、本発明のRAM12に保持する打刻実績情報のイメージ図である。打刻実績情報は、タイムレコーダの打刻者を識別するID番号、打刻時刻、撮影間隔情報により規定された回数分の打刻者を撮影した画像、出退勤区分からなる。
図6は、本発明のRAM12に保持する打刻実績情報のイメージ図である。管理者が複数人を対象に打刻する一括打刻時の打刻実績情報のID番号は、打刻対象者となり、打刻時刻、撮影間隔情報により規定された回数分の打刻操作者(管理者)を撮影した画像、出退勤区分と打刻対象者画像とからなる。
次に、図1に示すタイムレコーダの動作を説明する。図7、図8および図9は、タイムレコーダの動作を示すフローチャートである。一般従業員が出勤、退勤時に就業時刻を当該タイムレコーダに打刻する場合を例にして説明する。
打刻の待機状態は、RAM12に保存されている打刻時及び打刻前後の複数の撮影タイミング情報である撮影間隔情報122を読み出す(ステップS−1)。打刻前撮影設定情報の有無の判定を行い(ステップS−2)、設定値があれば、前面カメラ部17により一定の間隔毎に撮影を行い、RAM12の画像一時保存部125に一時的に保持する。一時的に保持する画像の枚数は、打刻前撮影間隔情報に基づき判断する(ステップS−3)。
キー入力部(タッチパネル)15から、“出勤区分”あるいは“退勤区分”入力の有無の判定を行い(ステップS−4)、入力がない場合は、撮影間隔情報122の読み出し(ステップS−1)からの手順を繰り返す。
一般従業員が出退勤時、タイムレコーダの設置位置に立ち寄り、キー入力部(タッチパネル)15から、“出勤区分”あるいは“退勤区分”の入力があると、出勤区分の入力か、退勤区分の入力かの判定を行い(ステップS−5)、出勤区分の場合は出勤処理手順に進み、退勤区分の場合は退勤処理手順に進む。
出勤処理手順に進んだ場合は、時計機能部(RTC)13から当該タイムレコーダが保持する現在時刻情報を読み出す(ステップS−6)。次に、RAM12に保持されているID番号別に、当日分の勤務予定時刻情報123を読み出す(ステップS−7)。
次に、当日のID番号別出勤予定時刻−現在時刻を計算し時間差を求める(ステップS−8)。当日の出勤予定者全員分を繰り返す(ステップS−9)。
前項で作成された情報をID番号別時間差情報の絶対値で昇順に並べかえを行い、個人別アイコンの表示順情報を作成する(ステップS−10)。個人別アイコンの表示順情報を元に打刻者選択画面に個人別アイコンを表示する(ステップS−11)。
図4に示す勤務予定時刻情報123の1日を例にとり、ID番号00000001、
ID番号00000002は出勤済み、現在時刻が11時30分の表示順は、ID番号00000006の時間差が30分前、ID番号00000005の時間差が1時間30分経過、ID番号00000003の時間差が3時間30分前、ID番号00000004の時間差が4時間30分前となる。
通常、表示部(液晶ディスプレイ)14の画面サイズ限られており、効率的に表示する必要があり、直近の出勤予定者を上位に表示し、当該タイムレコーダの特徴である出勤退勤者を特定する個人別アイコンの選択入力の操作性の向上と打刻者本人の選択ミスを予防する。
次に、打刻者選択画面から打刻者自らの個人別アイコンをタッチ入力する(ステップS−12)。個人別アイコンのタッチ入力が打刻タイミングとなり、RAM12に保存されている撮影タイミング情報である撮影間隔情報122の打刻時の時間間隔後に打刻者を前面カメラ部17によって撮影する(ステップS−13)。
出勤打刻があった実績から、RAM12に保持されている勤務予定時刻情報123内の該当打刻者のID番号、打刻日の出勤予定時刻を出勤予定がない状態として“−”に書き換える(ステップS−14)。
打刻情報をRAM12の打刻実績情報部124に書き込むため、時計機能部(RTC)13から当該タイムレコーダが保持する現在時刻情報を再度読み出す(ステップS−15)。
RAM12に保存されている撮影タイミング情報である撮影間隔情報122の打刻後撮影の時間設定の有無を判定(ステップS−16)し、設定が有れば、設定間隔後に打刻者を前面カメラ部17によって撮影する(ステップS−17)。
ID番号、打刻時刻、打刻前画像(画像一時保存部125から選択した打刻前撮影間隔にもっとも近い撮影タイミングの画像)、打刻時画像、打刻後画像、出勤区分をRAM12の打刻実績情報124に書き込む(ステップS−18)。正常に書き込みが終了したか否かをスピーカ部20により音で知らせ(ステップS−19)、出勤時の操作を終了する。
次に、退勤処理手順について説明を行う。退勤処理手順として、退勤区分が選択入力された場合、時計機能部(RTC)13から当該タイムレコーダが保持する現在時刻情報を読み出す(ステップS−20)。次に、RAM12に保持されているID番号、日別の勤務予定時刻情報123を読み出す(ステップS−21)。
次に、当日のID番号別退勤予定時刻−現在時刻を計算し時間差を求める(ステップS−22)。当日の出勤予定者全員分を繰り返す(ステップS−23)。
前項で作成された情報をID番号別時間差情報の絶対値で降順に並べかえを行い、個人別アイコンの表示順情報を作成する(ステップS−24)。個人別アイコンの表示順情報を元に打刻者選択画面に個人別アイコンを表示する(ステップS−25)。
次に、打刻者選択画面から打刻者自らの個人別アイコンをタッチ入力する(ステップS−26)。個人別アイコンのタッチ入力が打刻タイミングとなり、RAM12に保存されている撮影タイミング情報である撮影間隔情報122の打刻時の時間間隔後に打刻者を前面カメラ部17により一定の間隔毎に撮影を行い、RAM12の画像一時保存部125に一時的に保持する(ステップS−27)。
退勤打刻があった実績から、RAM12に保持されている勤務予定時刻情報123内の該当打刻者のID番号、打刻日の退勤予定時刻を退勤予定がない状態として“−”に書き換える(ステップS−28)。
打刻情報をRAM12の打刻実績情報部124に書き込むため、時計機能部(RTC)13から当該タイムレコーダが保持する現在時刻情報を再度読み出す(ステップS−15)。
RAM12に保存されている撮影タイミング情報である撮影間隔情報122の打刻後撮影の時間設定の有無を判定(ステップS−16)し、設定が有れば、設定間隔後に打刻者を前面カメラ部17によって撮影する(ステップS−17)。
ID番号、打刻時刻、打刻前画像(画像一時保存部125から選択した打刻前撮影間隔にもっとも近い撮影タイミングの画像)、打刻時画像、打刻後画像、退勤区分をRAM12の打刻実績情報124に書き込む(ステップS−18)。正常に書き込みが終了したか否かをスピーカ部20により音で知らせ(ステップS−19)、退勤時の操作を終了する。
次に、図1に示すタイムレコーダの管理者が複数の管理対象者を現認打刻する動作を説明する。図10、図11および図12は、タイムレコーダの現認打刻する動作を示すフローチャートである。管理者が打刻操作者として出勤、退勤時に就業時刻を当該タイムレコーダに現認打刻する場合を例にして説明する。
打刻の待機状態は、RAM12に保存されている打刻時及び打刻前後の複数の撮影タイミング情報である撮影間隔情報122を読み出す(ステップS−101)。打刻前撮影設定情報の有無の判定を行い(ステップS−102)、設定値があれば、前面カメラ部17により一定の間隔毎に撮影を行い、RAM12の画像一時保存部125に一時的に保持する(ステップS−103)。
キー入力部(タッチパネル)15から、“一括出勤”あるいは“一括退勤”入力の有無の判定を行い(ステップS−104)、入力がない場合は、撮影間隔情報122の読み出し(ステップS−101)からの手順を繰り返す。
一般従業員を管理する管理者が一般従業員の出退勤時、タイムレコーダを持ち、キー入力部(タッチパネル)15から、“一括出勤”あるいは“一括退勤”の入力があると、一括出勤の入力か、一括退勤の入力かの判定を行い(ステップS−105)、一括出勤の場合は一括出勤処理手順に進み、一括退勤の場合は一括退勤処理手順に進む。
一括出勤処理手順に進んだ場合は、時計機能部(RTC)13から当該タイムレコーダが保持する現在時刻情報を読み出す(ステップS−106)。次に、RAM12に保持されているID番号別に、当日分の勤務予定時刻情報123を読み出す(ステップS−107)。
次に、当日のID番号別出勤予定時刻−現在時刻を計算し時間差を求める(ステップS−108)。当日の出勤予定者全員分を繰り返す(ステップS−109)。
前項で作成された情報をID番号別時間差情報の絶対値で降順に並べかえを行い、個人別アイコンの表示順情報を作成する(ステップS−110)。個人別アイコンの表示順情報を元に打刻対象者選択画面に個人別アイコンを表示する(ステップS−111)。
図4に示す勤務予定時刻情報123の1日を例にとり、ID番号00000001、ID番号00000002は出勤済み、現在時刻が11時30分の表示順は、ID番号00000006の時間差が30分前、ID番号00000005の時間差が1時間30分経過、ID番号00000003の時間差が3時間30分前、ID番号00000004の時間差が4時間30分前となる。
通常、表示部(液晶ディスプレイ)14の画面サイズ限られており、効率的に表示する必要があり、直近の出勤予定者を上位に表示し、当該タイムレコーダの特徴である出勤退勤者を特定する個人別アイコンの選択入力の操作性の向上と打刻対象者の選択ミスを予防する。
次に、打刻対象者選択画面から管理者は、打刻対象者が1人の場合1人、複数人の場合は、複数人分の個人別アイコンを選択しタッチ入力する(ステップS−112)。
管理者が、打刻対象者の出勤を現認したことを確定するため、打刻操作者として現認キーをタッチ入力する(ステップS−113)。
打刻操作者による現認キーのタッチ入力が打刻タイミングとなり、RAM12に保存されている撮影タイミング情報である撮影間隔情報122の打刻時の時間間隔後に打刻操作者を前面カメラ部17によって撮影する(ステップS−114)。さらに、裏面カメラ部18により打刻対象者を撮影する(ステップS−115)。
出勤打刻があった実績から、RAM12に保持されている勤務予定時刻情報123内の該当打刻者のID番号、打刻日の出勤予定時刻を出勤予定がない状態として“−”に書き換える(ステップS−116)。
打刻情報をRAM12の打刻実績情報部124に書き込むため、時計機能部(RTC)13から当該タイムレコーダが保持する現在時刻情報を再度読み出す(ステップS−117)。
RAM12に保存されている撮影タイミング情報である撮影間隔情報122の打刻後撮影の時間設定の有無を判定(ステップS−118)し、設定が有れば、設定間隔後に打刻操作者を前面カメラ部17によって撮影する(ステップS−119)。
ID番号、打刻時刻、打刻前画像(画像一時保存部125から選択した打刻前撮影間隔にもっとも近い撮影タイミングの画像)、打刻時画像、打刻後画像、打刻対象者画像、出勤区分をRAM12の打刻実績情報124に選択入力された打刻対象者分書き込む(ステップS−120)。正常に書き込みが終了したか否かをスピーカ部20により音で知らせ(ステップS−121)、一括出勤時の操作を終了する。
次に、一括退勤処理手順について説明を行う。一括退勤処理手順として、一括退勤区分が選択入力された場合、時計機能部(RTC)13から当該タイムレコーダが保持する現在時刻情報を読み出す(ステップS−122)。次に、RAM12に保持されているID番号、日別の勤務予定時刻情報123を読み出す(ステップS−123)。
次に、当日のID番号別退勤予定時刻−現在時刻を計算し時間差を求める(ステップS−124)。当日の出勤予定者全員分を繰り返す(ステップS−125)。
前項で作成された情報をID番号別時間差情報の絶対値で降順に並べかえを行い、個人別アイコンの表示順情報を作成する(ステップS−126)。個人別アイコンの表示順情報を元に打刻対象者選択画面に個人別アイコンを表示する(ステップS−127)。
次に、打刻対象者選択画面から管理者は、打刻対象者が1人の場合1人、複数人の場合は、複数人分の個人別アイコンを選択しタッチ入力する(ステップS−128)。
管理者が、打刻対象者の出勤を現認したことを確定するため、打刻操作者として現認キーをタッチ入力する(ステップS−129)。
打刻操作者による現認キーのタッチ入力が打刻タイミングとなり、RAM12に保存されている撮影タイミング情報である撮影間隔情報122の打刻時の時間間隔後に打刻操作者を前面カメラ部17によって撮影する(ステップS−130)。さらに、裏面カメラ部18により打刻対象者を撮影する(ステップS−131)。
退勤打刻があった実績から、RAM12に保持されている勤務予定時刻情報123内の該当打刻対象者のID番号、打刻日の退勤予定時刻を退勤予定がない状態として“−”に書き換える(ステップS−132)。
打刻情報をRAM12の打刻実績情報部124に書き込むため、時計機能部(RTC)13から当該タイムレコーダが保持する現在時刻情報を再度読み出す(ステップS−117)。
RAM12に保存されている撮影タイミング情報である撮影間隔情報122の打刻後撮影の時間設定の有無を判定(ステップS−118)し、設定が有れば、設定間隔後に打刻操作者を前面カメラ部17によって撮影する(ステップS−119)。
ID番号、打刻時刻、打刻前画像(画像一時保存部125から選択した打刻前撮影間隔にもっとも近い撮影タイミングの画像)、打刻時画像、打刻後画像、打刻対象者画像、退勤区分をRAM12の打刻実績情報124に選択入力された打刻対象者分書き込む(ステップS−120)。正常に書き込みが終了したか否かをスピーカ部19により音で知らせ(ステップS−121)、一括出勤時の操作を終了する。
10 CPU
11 ROM
12 RAM
13 時計機能部(RTC)
14 表示部(液晶ディスプレイ等)
15 キー入力部(タッチパネル)
16 通信制御部(LAN機能)
17 前面カメラ部
18 裏面カメラ部
19 位置情報取得部(GPS機能)
20 スピーカ部
121 個人別アイコン画像情報
122 撮影間隔情報
123 勤務予定時刻情報
124 打刻実績情報
125 画像一時保存部

Claims (4)

  1. 従業員の出勤時刻、退勤時刻を管理するためのタイムレコーダにおいて、従業員単位の写真イメージを保持し,従業員によって打刻対象従業員の写真イメージを自ら選択操作し現在時刻としての打刻時刻と、選択操作時に操作者を撮影し写真イメージを取得することを特徴とするタイムレコーダ。
  2. 従業員単位の勤務予定情報を保持し、現在時刻を勘案し、当該時刻に出勤する予定者を上位に表示するとともに、打刻完了者は、出勤時に、おいては出勤予定者から、退勤時には退勤予定者から除外し、従業員選択を容易にする手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のタイムレコーダ。
  3. 管理者が従業員を複数選択操作し、操作者としての管理者と、従業員を同時に撮影し写真イメージを取得することを特徴とする請求項2に記載のタイムレコーダ。
  4. 出勤時には、出勤打刻時刻、打刻者撮影写真と、打刻対象写真が撮影されていれば、打刻対象者撮影写真を、退勤時には、退勤打刻時刻、打刻者撮影写真と、打刻対象写真が撮影されていれば、打刻対象者撮影写真を、内部に記憶して上位システムに打刻実績情報として送信する手段を備えることを特徴とする請求項3に記載のタイムレコーダ。
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