JP2014095997A - 情報処理装置、制御装置及び情報処理装置の制御方法 - Google Patents

情報処理装置、制御装置及び情報処理装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数のコントローラを実装させるチップ(半導体装置)の回路規模をより抑えられるようにする技術を提供する。
【解決手段】半導体装置10には、MBコントローラ35、3つのIOコントローラ36−1〜36−3、及び実コントローラ31が実装されている。実コントローラ31に搭載されたCPU31aは、MBコントローラ35、及び3つのIOコントローラ36−1〜36−3にそれぞれ搭載されたCPU35a、36aが実行すべき処理を実行する。そのような実コントローラ31を実装させたことにより、CPU35a、或いは36aを搭載させることなく、MBコントローラ35、及び3つのIOコントローラ36−1〜36−3を実現させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置、制御装置及び情報処理装置の制御方法に関する。
コンピュータ等の情報処理装置には、データの送受信を行い、そのデータに応じた処理を行う装置や情報処理装置全体を制御するための制御装置が複数、存在する。その装置とは、例えば、ハードディスク装置等のIO(Input/Output)装置といった別の外部装置と接続するための各種IOC(IO Controller)、MBC(Mother Board Controller)、及びコンピュータ本体のCPU(以下、他のCPUと区別をつけるために「本体CPU」という)(Central Processing Unit)等である。以降、このような制御装置は「コントローラ」と総称する。MBCは、マザーボードの制御、例えばファン等の冷却装置による冷却、本体CPUのオン/オフ、等を行うコントローラである。
近年、半導体技術の進歩により、より多くの機能を1チップ(半導体装置)上に実装可能になっている。このことから、複数のコントローラを1チップ化することが考えられる。複数のコントローラを1チップ上に実装することにより、情報処理装置の小型化、及びその製造コストの低減、等の利点が得られる。
上記のような制御装置としてのコントローラは、データに応じた処理を行うために、プログラム(ファームウェア)を実行するCPU等の演算処理装置を備えている。そのため、複数のコントローラを1チップ上に実装する場合、実装するコントローラの数に応じて、回路規模が大きくなる。回路規模が大きくなるほど、製造コストが上昇する、消費電力が大きくなる、製造上の歩留まりを高くするのが困難となる、といった不具合がある。このことから、複数のコントローラを1チップ上に実装する場合、回路規模をより抑えることが重要と思われる。
特開2003−208321号公報 特開2009−110518号公報
本発明の1側面は、複数のコントローラを実装させるチップ(半導体装置)の回路規模をより抑えられるようにする技術を提供することを目的とする。
本発明を適用した1システムでは、第1の外部装置との入出力を行う第1の入出力部を備える第1の入出力装置と、第2の外部装置との入出力を行う第2の入出力部を備える第2の入出力装置と、第1の入出力部を制御する第1の処理と、第2の入出力部を制御する第2の処理とを行う処理部を備える制御装置を有する。
本発明を適用した場合には、複数のコントローラを実装させるチップ(半導体装置)の回路規模をより抑えることができるとともに、情報処理装置全体の制御効率を向上させることができる。
本実施形態による情報処理装置のハードウェア構成例を説明する図である。 各VMに割り当てられた資源を説明する図である。 図1に表すハードウェア構成によって実現される機能構成、及びその機能構成の実現方法を説明する図である。 他の実施形態による情報処理装置のハードウェア構成例を説明する図である。 他の実施形態で各VMに割り当てられた資源を説明する図である。 他の実施形態で各VMに割り当てられた資源を説明する図である(続き)。 図4に表すハードウェア構成によって実現される機能構成、及びその機能構成の実現方法を説明する図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態による情報処理装置のハードウェア構成例を説明する図である。本実施形態による情報処理装置は、例えばサーバである。この情報処理装置は、図1に表すように、本体CPU1及びコントローラ用CPU4、DIMM(Dual Inline Memory Module)群2、チップセット(Chip set)3、インターフェイス部5、本体CPUファーム用ROM(Read Only Memory)6及びコントーラファーム用ROM8、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)7を備えている。
上記本体CPU1、及びコントローラ用CPU4、チップセット3、並びにインターフェイス部5は、1つの半導体装置(チップ)10上に実装されている。この半導体装置10は、本実施形態による半導体装置である。本実施形態による情報処理装置は、この半導体装置10を用いることで実現されている。
上記DIMM群2は、本体CPU1が処理に用いる主記憶装置であり、複数のDIMM2aが含まれる。本体CPU1には、DIMM2aにアクセスするための2つのメモリ・コントローラ11(11−1、11−2)、及び2つのCPUコア(Core)12(12−1、12−2)が搭載されている。
チップセット3は、本体CPU1とインターフェイス部5,DIMM2およびROM8の間、及びインターフェイス部5と本体CPU1、DIMM2の間のデータの入出力を管理する。ROM8には、本体CPU1の各CPUコア12が実行するファームウェア(以降「本体CPUファームウェア」と表記)が格納されている。この本体CPUファームウェアは、CPUコア12の制御により、チップセット3を介して読み出され本体CPU1により実行される。また、本体CPUファームウェアは、CPUコア12の制御によりDIMM群2にコピーしてから実行することも可能である。
インターフェイス部5は、上記チップセット3、コントローラ用CPU4、ROM6、SDRAM7、及び半導体装置10の外部に設けられたインターフェイス、或いは信号線と接続されている。それにより、インターフェイス部5は、本体CPU1からコントローラCPU4へのデータ転送処理依頼及びコントローラ用CPU4からのデータ転送指令により外部とデータを送受信するためのインターフェイスを提供する。このインターフェイス部5は、図1に表すように、システム・コントローラ51、メモリ・アクセス・コントローラ(MAC)52、複数のデータ転送部53、54(54−1〜54−3)を備えている。
システム・コントローラ51は、コントローラ用CPU4、各データ転送部53、54(54−1〜54−3)、及びMAC52と接続され、コントローラ用CPU4と各データ転送部53、54(54−1〜54−3)の間、及びコントローラ用CPU4とMAC52の間を接続する。MAC52は、システム・コントローラ51を介したCPU4の指示に従って、ROM6、或いはSDRAM7にアクセスする。
サーバのような情報処理装置には、自情報処理装置の状態の監視、電源のオン/オフ等を含む各種管理上の処理を行う処理装置が搭載されるのが普通である。この処理装置は、外部管理装置と通信を行い、その管理装置からの指示に従って動作する。この処理装置は、MB(Mother Board)コントローラ、或いはBMC(Baseboard Management Controller)等と呼ばれる。ここでは以降、この処理装置を「MBコントローラ」と表記する。
データ転送部53は、上記外部管理装置との通信、及び自情報処理装置の制御を可能とさせる通信装置である。そのため、このデータ転送部53には、制御インターフェイス(図1中「Board制御インターフェイス」と表記)、及びIOインターフェイス(図1中「MB IOインターフェイス」と表記)が接続されている。
制御インターフェイスは、自情報処理装置の制御のための制御信号の送受信用である。その制御インターフェイスとしては、例えばIIC(Inter-Integrated Circuit)バス、GPIO(General Purpose Input/Output)、等が挙げられる。IICは、例えばCPU1との通信に用いられる。GPIOは、例えば複数、存在し、そのうちの1つはCPU1への割り込み信号の出力に用いられる。他に存在するGPIOは、例えばファン等の冷却装置の制御に用いられる。このような制御インターフェイスは周知であることから、図1には表していない。
IOインターフェイスは、外部とのデータの入出力用である。そのIOインターフェイスとしては、例えば上記外部管理装置との通信に用いられるLAN(Local Area Network)と接続するためのコネクタ、SD(Secure Digital)カード等のIO装置と接続するための1つ以上のコネクタ、等が挙げられる。
データ転送部53は、システム・コントローラ5を介して接続されるCPU4に受信したデータを送出し、そのCPU4から指示されたデータを送信する。それにより、CPU4は、MBコントローラを実現させるための処理を行う。
データ転送部53は、制御レジスタ群53aを備えている。この制御レジスタ群53aは、例えば割り当てられたコンフィグレーション空間を表す情報の格納に用いられる。このコンフィグレーション空間を表す情報は、各データ転送部54(54−1〜54−3)の制御レジスタ群54aにも格納される。それぞれ割り当てられるコンフィグレーション空間は、互いに異なっている。
各データ転送部54(54−1〜54−3)は、1つ以上のIOライン(信号線)と接続されている。このIOラインは、例えばIO装置との接続用のコネクタと接続されている。それにより、各データ転送部54は、接続されたIO装置とCPU1間のデータ転送を中継する。各データ転送部54とシステム・コントローラ51を介して接続されたCPU4は、データ転送部54毎に、データ転送を中継するための処理を行う。
上記のようなことから、コントローラ用CPU4は、データ転送部53(MBコントローラ)、及び各データ転送部54をそれぞれ動作させるための処理を行う。本実施形態では、コントローラ用CPU4は、複数のVM(Virtual Machine)を作成し、各処理をそれぞれ別のVMに行わせるようにしている。これは、VMには、別のVMに発生した障害等の悪影響が及ばない、各処理のためのプログラム(以降「ファームウェア」と表記)を実行するプラットホームの違いを吸収することが可能である、といった利点があるためである。それにより、各ファームウェアを異なるVM上で実行させた場合、そのファームウェアをアップデートすることなく、より安定的に実行させることができる。
そのコントローラ用CPU4は、図1に表すように、以下の各種レジスタ、及び各種レジスタ群41〜48を備えている。
プロセッサ・ステート・レジスタ群41は、自コントローラ用CPU4の状態を表す各種情報の格納に用いられる。各種情報には、動作モードが含まれる。この動作モードは、自コントローラ用CPU4がハイパーバイザ(VMモニタ)、及びゲストOS(VM)のうちの何れで動作するかを表す情報である。動作モードによって、アクセス可能なレジスタは制限される。
プログラム・カウンタ42は、次に実行する命令のアドレスを指定するレジスタである。
ホスト制御レジスタ群43は、各ゲストOSの仮想アドレス空間と物理アドレス空間との間のアドレス変換のためのマッピングに用いられる。
汎用レジスタ群44は、命令の実行に汎用的に用いられる。汎用レジスタ群44には、複数のGR(General purpose Register)、及び複数のFR(Floating point Register)、等が存在する。
他CPU制御レジスタ群45は、他のCPU、或いは他のCPUコアと連携するために用いられる。
ホストROMゲスト制御レジスタ群46は、ROM6における各ゲストOSの仮想アドレス空間と物理アドレス空間との間のアドレス変換を可能にさせるマッピングに用いられる。
ホスト・タイマ47は、各ゲストOSへの時間資源の割り当てに用いられる。ハイパーバイザは、ゲストOSに制御を移行させる場合に、割り当てた時間(タイムスライス値)をホスト・タイマ47にセットする。ホスト・タイマ47は、セットされた時間が経過すると、その旨を割り込みにより通知する。
ホストSDRAM制御レジスタ群48は、SDRAM7における各ゲストOSの仮想アドレス空間と物理アドレス空間との間のアドレス変換のためのマッピングに用いられる。
図2は、各VMに割り当てられた資源を説明する図である。
図2に表すように、ROM6には、MBコントローラとして動作させるためのMBCファームウェア60a、及び3つのIOコントローラ用のファームウェア(図2中「IOC#1 FirmWare」〜「IOC#3 FirmWare」と表記)61a〜63aが格納されている。また、ROM6には、ハイパーバイザ64aが格納されている。
上記のように、インターフェイス部5は、外部とデータの送受信を行う4つのデータ転送部53、54(54−1〜54−3)を備えている。本実施形態では、MBコントローラ(データ転送部53)、及び各データ転送部54の動作に、それぞれ異なるVMを用いている。このことから、MBCファームウェア60a、及び3つのIOコントローラ用のファームウェア61a〜63aはそれぞれ1つのVMに割り当てられる。
MBCファームウェア60a、及び3つのIOコントローラ用のファームウェア61a〜63aは、同じコントローラ用CPU4により実行される。MBCファームウェア60aが実行されるVMでは、ROM6中のBMC Firmwareに割り当てられた領域(図2中「Guest#0 ROM」と表記)60、SDRAM7上で割り当てられた領域(図2中「Guest#0 SDRAM」と表記)70、及びデータ転送部53の制御レジスタ群53aが資源90として割り当てられている。資源90として表す各領域60及び70、並びに制御レジスタ群53aはMBCファームウェア60aが実行されるVMの物理アドレス空間を構成している。これは、3つのIOコントローラ用のファームウェア61a〜63aがそれぞれ実行されるVMでも同様である。
MBCファームウェア60aは、領域60内に格納されている。そのため、MBCファームウェア60aが動作するVMには、領域60が割り当てられている。3つのIOコントローラ用のファームウェア61a〜63aも、それぞれ動作するVMに割り当てられた領域61〜63内に格納されている。
ハイパーバイザ64aに割り当てられた資源94には、各VMに割り当てられた資源90〜93が含まれる。この資源94には、他に、ROM6のハイパーバイザ64aを含む領域(図2中「HPV ROM」と表記)64、SDRAM7上に割り当てられた専用の領域(図2中「HPV SDRAM」と表記)74が含まれている。
図3は、図1に表すハードウェア構成によって実現される機能構成、及びその機能構成の実現方法を説明する図である。
上記チップセット3は、外部に設けられる複数のIO拡張スロット301との接続を可能にする。各データ転送部53、54は、MBコントローラ35、及び3つのIOコントローラ36(36−1〜36−3)のうちの何れかとしてデータの送受信を行うインターフェイスとして機能する。それにより、半導体装置10は、MBコントローラ35、及び3つのIOコントローラ36が実装されている。
MBコントローラ35には、電力を供給するPSU(Power Supply Unit)303が複数、接続され、MBコントローラ35は、複数のファン302を制御する。ファン302の制御は、制御インターフェイスの例えばGPIOを用いて行われる。
MBコントローラ35、及び各IOコントローラ36のような外部とデータの送受信を行う装置には、従来、ファームウェアを実行するCPU(図3中「core」と表記)35a、36aがそれぞれ搭載される。そのような装置には、実行すべきファームウェアを実行できるようにするために、そのファームウェアを格納した記憶装置を搭載させるか、或いはその記憶装置を個別に接続させなければならない。
これに対し、本実施形態では、MBコントローラ35、及び各IOコントローラ36にCPU35a、36aは搭載させずに、共用のコントローラ用CPU4を別に搭載させている。図3に表す制御装置としての実コントローラ(図3中「実ctl」と表記)31は、MBコントローラ35、及び各IOコントローラ36に従来、搭載されるCPU35a、36aの処理を実行するものである。図1に表すハードウェア構成では、この実コントローラ31は、CPU4、システム・コントローラ51、及びMAC52により実現される。それにより、ROM6、及びSDRAM7は実コントローラ31に接続されている。実コントローラ31のCPU(図3中「core」と表記)31aは、コントローラ用CPU4に相当する。
MBコントローラ35、及び各IOコントローラ36に従来、搭載されるCPU35a、或いは36a等を実コントローラ31に置き換えた場合、全体の回路規模はより小さくさせることができる。それにより、半導体装置10の製造コストはより抑えられるようになる。回路規模をより小さくできることから、消費電力もより抑えられるようになる。
また、ファームウェア60a〜63aは、それぞれ異なる記憶装置に格納させる必要はなくなる。図1、及び図3に表すように、1つのROM6に全てのファームウェア60a〜63aを格納することが可能となる。このことから、部品点数の低減を通して、情報処理装置全体の製造コストもより抑えることができる。
なお、ファームウェア60a〜63aがそれぞれ動作する各VMへの時間資源の割り当ては、予め定められた設計に従って行わせれば良い。しかし、各IOコントローラ36に接続させるIO装置の数は、情報処理装置の使い方等によって異なるのが普通である。このことから、各IOコントローラ36(各データ転送部54)に接続されたIO装置の数、或いは処理の負荷の重さに応じて、ファームウェア60a〜63aがそれぞれ動作する各VMへの時間資源の割り当てを変更しても良い。そのような変更を行った場合、時間資源をより適切に各VMに割り当てられるようになる。
以降は、他の実施形態について具体的に説明する。
図4は、他の実施形態による情報処理装置のハードウェア構成例を説明する図である。図5A及び図5Bは、他の実施形態で各VMに割り当てられた資源を説明する図である。図6は、図4に表すハードウェア構成によって実現される機能構成、及びその機能構成の実現方法を説明する図である。
図4〜図6において、図1〜図3のうちの何れかに表した構成要素と同じ、或いは基本的に同じと見なせる構成要素には同一の符号を付している。それにより、図1〜図3に表す実施形態と異なる部分に着目する形で説明を行うこととする。
この他の実施形態では、図6に表すように、MBコントローラ35、及び各IOコントローラ36に従来、搭載されるCPU35a、或いは36aの処理を全て本体CPU1に行わせるようにしている。120は、本体CPU1を資源とするVMを表している。
CPU35a、及び36aの処理を全て本体CPU1に行わせるようにした場合、実コントローラ31を設けなくとも済むことから、半導体装置10、及びその半導体装置10を搭載した情報処理装置の製造コスト、及び消費電力は更に抑えることができる。また、SDRAM7の代わりにDIMM群2を利用でき、ROM8をROM6の代わりとして用いることができることから、部品点数もより低減できる。このことからも、情報処理装置の製造コストはより抑えられる。
他の実施形態では、図4に表すように、4つのCPUコア12(12−1〜12−4)を備えた本体CPU1が採用されている。各コア12には、コントローラ用CPU4と同様に、各種レジスタ、及び各種レジスタ群121〜128を備えている。各種レジスタ、及び各種レジスタ群121〜128はコントローラ用CPU4の各種レジスタ、及び各種レジスタ群41〜48と基本的に同じであるため、説明は省略する。
他の実施形態におけるインターフェイス部5は、図1に表す構成から、本体制御部55が追加されている。この本体制御部55は、CPUコア12間の連携を可能にさせる。他のデータ転送部53、及び54と同様に、本体制御部55は制御レジスタ群55aを備えている。
上記のように、本体CPU1は、各VMにより、各データ転送部53、及び54のための処理を行う。そのため、本体CPU1の各CPUコア12はチップセット3ではなく、システム・コントローラ51に接続されている。図4において、各データ転送部54とシステム・コントローラ51を2つの線で結んでいるのは、各データ転送部54では、そのデータ転送部54自身のための処理を行うものと、そのデータ転送部54との間でデータを送受信するものが共に本体CPU1であるためである。このようなことから、図6に表すチップセット3は、他の実施形態では、そのチップセット3自体は備えていない。そのチップセット3は、インターフェイス部5、より具体的にはシステム・コントローラ51、及びMAC52により代替されている。
図3及び図6に表すように、他の実施形態では、ROM6、及びSDRAM7は省かれている。このことから、MAC52にはDIMM群2、及びROM8が接続されている。このMAc52は、図6に表すチップセット3の構成要素の一つである。そのため、図6では、チップセット3にROM8を接続させている。DIMM群2をCPU1に接続させているのは、MAC52は図1に表すメモリ・コントローラ11として機能するからである。DIMM群2は、図1と同じく、CPU1自体に接続させても良い。
本体CPU1に搭載された各CPUコア12は、それぞれ1つのCPUとして扱うことができる。このことから、例えば図5に表すように、各VMに資源が割り当てられる。
図5に表すように、ROM8には、図1に表す構成の場合にCPU1が実行する上記CPUファームウェア(図5中「本体ファームウェア」と表記)85aが格納されている。ROM8には、CPUファームウェア85aと共に動作する他のプログラム(図5中「本体Software」と表記)が格納されていても良い。ここでは、そのような他のプログラムの存在については無視することとする。
他の実施形態では、ROM8には更に、図1に表すROM6に格納されていたファームウェア60a〜63a、及びハイパーバイザ64aが格納されている。各ファームウェア60a〜63a、及び85aはそれぞれ異なるVM上で動作する。
図5では、各ファームウェア60a〜63aが動作するVMにそれぞれ1つのCPUコア12−1〜12−4が資源として割り当てられていることを表している。ハイパーバイザ64a及びCPUファームウェア85aが動作する各VMには、全てのCPUコア12−1〜12−4が資源として割り当てられている。
MBCファームウェア60aが動作するVMでは、物理アドレス空間の資源90として、ROM8に割り当てられた領域(図5中「Guest#0 ROM」と表記)80、DIMM群2で割り当てられた領域(図5中「Guest#0 SDRAM」と表記)20、及びデータ転送部53の制御レジスタ群53aが割り当てられている。これは、3つのIOコントローラ用のファームウェア61a〜63a、及びCPUファームウェア85aがそれぞれ動作するVMでも同様である。
ハイパーバイザ64aに割り当てられた資源94には、各VMに割り当てられた資源90〜93、及び95が含まれる。この資源94には、他に、ROM8のハイパーバイザ64aを含む領域(図5中「HPV ROM」と表記)84、DIMM群2上に割り当てられた専用の領域(図5中「HPV SDRAM」と表記)24が含まれている。
図6では、2つのCPUコア12のうちの1つを資源とするVM120が、MBコントローラ35、及び3つのIOコントローラ36−1〜36−3の処理をそれぞれ行うように表している。しかし、上記のような割り当てにより、実際には少なくとも5つのVMが作成される。そうであるにも係わらず、図6のように表したのは、MBコントローラ35、及び3つのIOコントローラ36−1〜36−3の処理を全てCPU1に行わせている点を明確にすることを重視したためである。
なお、上記実施形態では、データを送受信し、送受信するデータに応じた処理を行う装置として、MBコントローラ35、及びIOコントローラ36を半導体装置10上に実装させているが、半導体装置10に実装する装置は、この組み合わせに限定されない。プログラムを実行するCPUが搭載される装置であれば、その種類、及び数は特に限定されない。装置の数が多くなった場合、共用させるCPU等の演算処理装置は複数にしても良い。その演算処理装置は、複数の装置毎に1つ割り当てるようにしても良い。
以上の変形例を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
第1の外部装置との入出力を行う第1の入出力部を備える第1の入出力装置と、
第2の外部装置との入出力を行う第2の入出力部を備える第2の入出力装置と、
前記第1の入出力部を制御する第1の処理と、前記第2の入出力部を制御する第2の処理とを行う処理部を備える制御装置を有することを特徴とする情報処理装置。
(付記2)
前記情報処理装置はさらに、
前記制御装置に接続され、前記第1の処理を前記処理部に実行させる第1のプログラムと、前記第2の処理を前記処理部に実行させる第2のプログラムとを記憶する記憶部を有することを特徴とする付記1記載の情報処理装置。
(付記3)
前記情報処理装置はさらに、
前記処理部を仮想計算機により実現することを特徴とする付記1又は2記載の情報処理装置。
(付記4)
第1の外部装置との入出力を行う第1の入出力部を備える第1の入出力装置と、第2の外部装置との入出力を行う第2の入出力部を備える第2の入出力装置とに接続される制御装置において、
前記第1の入出力部を制御する第1の処理と、前記第2の入出力部を制御する第2の処理とを行う処理部を有することを特徴とする制御装置。
(付記5)
情報処理装置の制御方法において、
前記情報処理装置が有する第1の入出力装置が備える第1の入出力部が、第1の外部装置との入出力を行い、
前記情報処理装置が有する第2の入出力装置が備える第2の入出力部が、第2の外部装置との入出力を行い、
前記情報処理装置が有する制御装置が、前記第1の入出力部を制御する第1の処理と、前記第2の入出力部を制御する第2の処理とを行うことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
1 本体CPU
2 DIMM群
2a DIMM
3 チップセット
4 コントローラ用CPU
5 インターフェイス部
6、8 ROM
7 SDRAM
11、11−1、11−2 メモリ・コントローラ
12、12−1〜12−4 CPUコア
31 実コントローラ
35 MBコントローラ
36 IOコントローラ
51 システム・コントローラ
52 MAC
53、54、54−1〜54−3 データ転送部
60a MBファームウェア
61a〜63a ファームウェア
64a ハイパーバイザ
85a 本体ファームウェア

Claims (3)

  1. 第1の外部装置との入出力を行う第1の入出力部を備える第1の入出力装置と、
    第2の外部装置との入出力を行う第2の入出力部を備える第2の入出力装置と、
    前記第1の入出力部を制御する第1の処理と、前記第2の入出力部を制御する第2の処理とを行う処理部を備える制御装置を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 第1の外部装置との入出力を行う第1の入出力部を備える第1の入出力装置と、第2の外部装置との入出力を行う第2の入出力部を備える第2の入出力装置とに接続される制御装置において、
    前記第1の入出力部を制御する第1の処理と、前記第2の入出力部を制御する第2の処理とを行う処理部を有することを特徴とする制御装置。
  3. 情報処理装置の制御方法において、
    前記情報処理装置が有する第1の入出力装置が備える第1の入出力部が、第1の外部装置との入出力を行い、
    前記情報処理装置が有する第2の入出力装置が備える第2の入出力部が、第2の外部装置との入出力を行い、
    前記情報処理装置が有する制御装置が、前記第1の入出力部を制御する第1の処理と、前記第2の入出力部を制御する第2の処理とを行うことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
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WO2007148371A1 (ja) * 2006-06-19 2007-12-27 Nec Corporation 仮想マシンのための性能管理システムと性能管理方法
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