JP2014095194A - アスファルトシールコート組成物及びそれを利用した施工方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】アスファルトシールコート組成物及びそれを利用した施工方法を提供する。
【解決手段】本発明は、アスファルトシールコート組成物の製造方法及びそれを利用した施工方法に関するものであって、耐熱性、接着力、低温柔軟性及び感温性に優れて、乳化アスファルト、乳化コールタールにシリカサンドを分散させて、老朽化した舗装道路の表面にスプレーガンあるいは押し棒を適用してコーティングを行って、老朽化した舗装道路の表面を再生させるアスファルトシールコート組成物及びそれを利用した施工方法に関する。
【選択図】なし
【解決手段】本発明は、アスファルトシールコート組成物の製造方法及びそれを利用した施工方法に関するものであって、耐熱性、接着力、低温柔軟性及び感温性に優れて、乳化アスファルト、乳化コールタールにシリカサンドを分散させて、老朽化した舗装道路の表面にスプレーガンあるいは押し棒を適用してコーティングを行って、老朽化した舗装道路の表面を再生させるアスファルトシールコート組成物及びそれを利用した施工方法に関する。
【選択図】なし
Description
本発明は、アスファルトシールコート組成物の製造方法及びそれを利用した施工方法に係り、優れた耐熱性、接着力、低温柔軟性及び感温性を有するために、乳化アスファルト(asphalt emulsion)、乳化コールタール(coal tar emulsion)にシリカサンドを分散させて、老朽化した舗装道路の表面にスプレーガンあるいは押し棒を適用してコーティングを行って、老朽化した舗装道路の表面を再生させるアスファルトシールコート組成物及びそれを利用した施工方法に関する。
ほとんどの道路は、車両の安全かつ円滑な通行と、耐久性及び維持管理の優秀性などのために、アスファルトやコンクリートなどの舗装材で覆った、いわゆる、舗装道路(以下、‘道路’と通称する)からなっている。
このような道路は、季節的温度変化によって反復される膨張と収縮、車両によって加えられる静的及び動的な荷重と応力の不均一さ、老朽化及び地盤沈下などのさまざまな要因によって、部分的に割れて亀裂が発生する。このような亀裂に雨水などが浸透すれば、亀裂はさらに大きくなり、結局、道路の破損に繋がって、車両の通行に差し支えをもたらすだけではなく、事故を誘発する恐れが高くなる。
したがって、車両の安全な通行と道路の寿命延長とのためには、亀裂が発生した場合、これを適切に補修するか、再舗装する必要がある。
ところが、再舗装の場合、莫大なコストがかかるだけではなく、車両の通行にも大きな差し支えをもたらすので、補修のコスト節減と施工の迅速性とを考慮すれば、道路の亀裂初期である微細亀裂発生時点で適用する予防的な材料が切実に要求されている。
アスファルト舗装道路は、車両の頻繁な通行と直射光線及び雨水のような酸化作用によって、アスファルトの表面が硬化して破壊される。アスファルトの表面が保護されていない場合、急激な酸化作用と硬化作用とが起こり、これにより、アスファルト舗装道路表面の亀裂発生の原因となり、このような亀裂によって、水の浸透を放置し、浸透した水によって、基盤の軟弱化をもたらすことによって、結局には、アスファルト舗装の主な損傷原因となる。
これを克服するために、優れた耐熱性、接着力、低温柔軟性及び感温性を有するために、乳化アスファルト、乳化コールタールにシリカサンドを分散させて、老朽化した舗装道路の表面にスプレーガンあるいは押し棒を適用してコーティングを行って、老朽化した舗装道路の表面を再生させる。
本発明は、気温変化による舗装道路亀裂の収縮/膨張を吸収できなければならず、冬季には、柔軟性を発揮して衝撃に壊れてはいけないだけではなく、夏季の高温時には、押されない強度を持たなければならず、特殊装備を使わない簡便な作業性、作業者の安全及び周辺環境にも有害な影響を与えない、環境にやさしいものでなければならない。
このような物性を満足するための本発明では、アスファルトにスチレンブロック共重合体、パラフィン系粘弾性合成オイル及び石油樹脂を混合したアスファルト混合物と水、乳化剤、酸及びその他の添加剤などが混合されている乳化水及び合成高分子エマルジョンを使った。
このような組成を有する水性アスファルト系亀裂補修剤は、浸透力に優れ、低温接着性、耐熱性、防水性などに優れ、水を使ったために、特殊装備を使わない簡便な作業性、作業者の安全及び周辺環境にも有害な影響を与えない、環境にやさしい水性アスファルト系亀裂補修剤組成物を提供することができる。
老朽化して変色したアスファルト舗装面上に、特殊処理されたアスファルト混合物をコーティングして、新たに舗装したアスファルトのように派手な美観を持たせる新たな工法である。美的な面だけではなく、機能的にも冬季の雪と塩化カルシウム、または夏季の紫外線などとさまざまな公害物質(排ガス、自動車オイル)などからアスファルトを保護し、特に、防水機能を増大させて、耐久性を大きく向上させる。既存のアスファルト舗装道路に簡単に施工し、施工費も特別な前処理作業がない場合、安価なコストで施工することができる。
以下、本発明について具体的に説明する。
但し、本発明を説明するに当って、関連した公知機能または構成についての具体的な説明が、本発明の要旨を不明にする恐れがあると判断される場合には、その詳細な説明を省略する。用語が同一であるとしても、表示する部分が異なれば、図面符号が一致しないということをあらかじめ明らかにする。
そして、後述する用語は、本発明での機能を考慮して設定された用語であって、これは実験者及び測定者のようなユーザの意図または慣例によって変わりうるので、その定義は、本明細書の全般に亘った内容に基づいて下されなければならない。
本明細書で、第1、第2などの用語は、多様な構成要素の説明に使われるが、前記構成要素は、前記用語によって限定されてはならない。前記用語は、1つの構成要素を他の構成要素から区別する目的のみで使われる。例えば、本発明の権利範囲を外れずに、第1構成要素は、第2構成要素と名付けられ、同様に、第2構成要素も、第1構成要素と名付けられうる。及び/またはという用語は、複数の関連した記載の項目の組み合わせまたは複数の関連した記載の項目のうちの何れかの項目を含む。
本明細書で使った用語は、単に特定の実施形態を説明するために使われたものであって、本発明を限定しようとする意図ではない。単数の表現は、文脈上明白に異なる意味と使用しない限り、複数の表現を含む。
特に定義がない限り、技術的や科学的な用語を含んで、ここで使われるあらゆる用語は、本発明が属する技術分野で通常の知識を有した者によって、一般的に理解されるものと同じ意味を有している。一般的に使われる辞書に定義されたような用語は、関連技術の文脈上有する意味と一致する意味を有するものと解析されなければならず、本明細書で明白に定義しない限り、理想的や過度に形式的な意味として解析されない。
韓国国内では、まだこのような工法を施工している業体が全くない状況であり、北米とヨーロッパでは、よく施工しているアスファルトの表面コート工法である。商業空間や駐車場などの老朽化して変色されたアスファルト舗装面を特殊処理されたアスファルト混合物を舗装面上にコーティングして、新たに舗装したアスファルトのように派手な美観を持たせる新たな工法である。
以下、本発明をさらに具体的に説明すれば、次の通りである。
本発明によるアスファルトシールコート組成物は、スチレンブロック共重合体、パラフィン系粘弾性合成オイル及び石油樹脂を混合したアスファルト混合物と水、乳化剤、酸及びその他の添加剤などが混合されている乳化水及び合成高分子エマルジョンを含有することを特徴とする。
また、本発明によるアスファルトシールコート組成物を利用した施工方法は、乳化アスファルト、乳化コールタールにシリカサンドを分散させて、老朽化した舗装道路の表面にスプレーガンあるいは押し棒を適用してコーティングを行って、老朽化した舗装道路の表面を再生させることを特徴とする。
前述したように、本発明は、気温変化による舗裝道路亀裂の収縮/膨張を吸収できなければならず、冬季には、柔軟性を発揮して衝撃に壊れてはいけないだけではなく、夏季の高温時には、押されない強度を持たなければならず、特殊装備を使わない簡便な作業性、作業者の安全及び周辺環境にも有害な影響を与えない、環境にやさしいものでなければならない。
このような物性を満足するために本発明では、アスファルトにスチレンブロック共重合体、パラフィン系粘弾性合成オイル及び石油樹脂を混合したアスファルト混合物と水、乳化剤、酸及びその他の添加剤などが混合されている乳化水及び合成高分子エマルジョンを使った。
このような組成を有する水性アスファルト系亀裂補修剤は、浸透力に優れ、低温接着性、耐熱性、防水性などに優れ、水を使ったために、特殊装備を使わない簡便な作業性、作業者の安全及び周辺環境にも有害な影響を与えない、環境にやさしい水性アスファルト系亀裂補修剤組成物を提供することができる。
本発明は、前述のような実施形態によって、権利範囲が限定されるものではなく、本発明の技術的な思想を有していれば、いずれも本発明の権利範囲に該当すると見られ、本発明は、特許請求の範囲によって権利範囲が定められることを明らかにする。
本発明は、アスファルトシールコート組成物及びそれを利用した施工方法関連の技術分野に適用可能である。
Claims (2)
- スチレンブロック共重合体、パラフィン系粘弾性合成オイル及び石油樹脂を混合したアスファルト混合物と水、乳化剤、酸及びその他の添加剤などが混合されている乳化水及び合成高分子エマルジョンを含有するアスファルトシールコート組成物。
- 乳化アスファルト、乳化コールタールにシリカサンドを分散させて、老朽化した舗装道路の表面にスプレーガンあるいは押し棒を適用してコーティングを行って、老朽化した舗装道路の表面を再生させるアスファルトシールコート組成物を利用した施工方法。
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JP2012246058A JP2014095194A (ja) | 2012-11-08 | 2012-11-08 | アスファルトシールコート組成物及びそれを利用した施工方法 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104151845A (zh) * | 2014-08-07 | 2014-11-19 | 高伟 | 一种沥青补缝液及其制备和施工方法 |
CN109796158A (zh) * | 2019-03-26 | 2019-05-24 | 江苏增光复合材料科技有限公司 | 一种微表处封层混合料及其制备方法 |
CN113293668A (zh) * | 2021-04-19 | 2021-08-24 | 上海顺晟实业有限公司 | 用于提高路桥面抗滑性能的颗粒封层及施工方法和用途 |
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2012
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