JP2014094680A - 車両盗難防止装置および方法、並びにスマートエントリーシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】スマートエントリーシステムなどにおいて、第三者の不正使用を正確に排除して盗難を防止することができる、車両盗難防止装置を提供する。
【解決手段】電子キーなどの携帯機20が、車両搭載機10から受信する要求に応じて、内部に予め記憶するIDコードを車両搭載機10へ送信する。車両40に搭載された車両搭載機10は、携帯機20からIDコードを受信すると、受信したIDコードと自機内部に予め記憶するIDコードとの照合を行う。双方のIDコードの照合が成立した場合、車両搭載機10は、照合が成立したIDコードが正規に付与された携帯機の現在位置および自機の現在位置を、GPS機能を用いて取得する。照合が成立したIDコードが正規に付与された携帯機の現在位置が車両搭載機10の現在位置から所定の範囲内にある場合に、この照合が成立したIDコードに基づく車両40の使用を許可する。
【選択図】図1
【解決手段】電子キーなどの携帯機20が、車両搭載機10から受信する要求に応じて、内部に予め記憶するIDコードを車両搭載機10へ送信する。車両40に搭載された車両搭載機10は、携帯機20からIDコードを受信すると、受信したIDコードと自機内部に予め記憶するIDコードとの照合を行う。双方のIDコードの照合が成立した場合、車両搭載機10は、照合が成立したIDコードが正規に付与された携帯機の現在位置および自機の現在位置を、GPS機能を用いて取得する。照合が成立したIDコードが正規に付与された携帯機の現在位置が車両搭載機10の現在位置から所定の範囲内にある場合に、この照合が成立したIDコードに基づく車両40の使用を許可する。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両に搭載されるワイヤレスキーシステム(例えば、スマートエントリーシステムなど)に適用可能な車両盗難防止装置および車両盗難防止方法に関する。
周知のように、自動車技術の分野では、車両が専有する識別コードであるIDコードを内部に記憶した電子キーを車両キーとして使用し、電子キーに記憶されているIDコードを無線通信によって車両側に送信して、車両が有するIDコードとの照合を行うことで、車両の使用を許可する、例えば車両ドアの施錠/解錠やエンジンの始動/停止を実行する、ワイヤレスキーシステム(またはキーレスエントリーシステムと称すこともある)が実用化されている。例えば、特許文献1を参照。
このワイヤレスキーシステムによれば、メカニカルキーを鍵穴に挿入するといった煩わしい動作を行うことなく、車両と電子キーとの間でのIDコード照合だけで車両ドアの施錠/解錠やエンジンの始動/停止という動作を行えるため、車両の所有者などの利便性を向上させることができる。
しかしながら、上記特許文献1などに開示されている従来の技術では、IDコードの送信元を検証することを行わないため、受信したIDコードが照合用のIDコードに一致さえすれば照合が成立して車両の使用が許可されてしまう。すなわち、正しいIDコードが正規の電子キーから送信された場合と、第三者によって不正に取得された正しいIDコードが正規の電子キー以外から送信された場合とを、区別していない。このため、上記従来の技術では、第三者の不正使用を正確に排除することができない。
それ故に、本発明の目的は、正しいIDコードが正規の電子キーから送信された場合と、第三者によって不正に取得された正しいIDコードが正規の電子キー以外から送信された場合とを、明確に区別して、第三者の不正使用を正確に排除して盗難を防ぐことができる、車両盗難防止装置および車両盗難防止方法、並びに車両盗難防止装置を組み込んだスマートエントリーシステムを提供することである。
本発明は、携帯機と車両搭載機との間で無線通信されるIDコードの照合結果に基づいて車両の使用を判断するシステムに用いられる車両盗難防止装置に向けられている。そして、上記目的を達成するために、本発明の車両盗難防止装置は、携帯機に備えられ、携帯機の現在位置を提供する位置提供手段と、車両搭載機に備えられ、車両搭載機によって受信されかつ照合が成立したIDコードについてこのIDコードが正規に付与された携帯機の現在位置および車両搭載機の現在位置を、それぞれ取得する位置取得手段と、車両搭載機に備えられ、照合が成立したIDコードが正規に付与された携帯機の現在位置が車両搭載機の現在位置から所定の範囲内にある場合に、照合が成立したIDコードに基づく車両の使用を許可する許可判定手段とを備えている。
かかる構成により、車両の所有者などによって利用される正規の携帯機と、悪意のある第三者によって利用される不正な端末機器とを、容易に判別することができる。
かかる構成により、車両の所有者などによって利用される正規の携帯機と、悪意のある第三者によって利用される不正な端末機器とを、容易に判別することができる。
位置提供手段および位置取得手段は、GPS機能を用いて携帯機および車両搭載機の現在位置を特定することが可能である。
かかる構成により、携帯機および車両搭載機の現在位置をより正確に特定することができる。
かかる構成により、携帯機および車両搭載機の現在位置をより正確に特定することができる。
また、車両の使用としては、車両ドアの解錠(または施錠)や車両エンジンの始動(または停止)などが考えられる。
これにより、前者では車両の盗難および車内の備品の盗難を防ぐことができ、後者では車両の盗難を防ぐことができる。
これにより、前者では車両の盗難および車内の備品の盗難を防ぐことができ、後者では車両の盗難を防ぐことができる。
なお、携帯機は、車両の使用が可能なIDコードが正規に付与された可搬型情報通信端末であってもよい。
このようにすれば、スマートフォンや携帯電話などの身近な情報通信端末を携帯機として代替利用することが可能となる。
このようにすれば、スマートフォンや携帯電話などの身近な情報通信端末を携帯機として代替利用することが可能となる。
また、本発明は、携帯機と車両搭載機との間で無線通信されるIDコードの照合結果に基づいて車両の使用を判断するスマートエントリーシステムにも向けられている。この本発明のスマートエントリーシステムでは、携帯機は、IDコードを記憶する第1のメモリ手段と、車両搭載機から受信する要求に応じて第1のメモリ手段に記憶するIDコードを車両搭載機へ送信する第1の送受信手段と、GPS機能を用いて携帯機の現在位置を提供する位置提供手段とを備える。車両搭載機は、搭載される車両が専有するIDコードを記憶する第2のメモリ手段と、携帯機からIDコードを受信する第2の送受信手段と、第2の送受信手段が受信したIDコードと第2のメモリ手段が記憶するIDコードとの照合を行う照合手段と、照合手段において双方のIDコードの照合が成立した場合に照合が成立したIDコードが正規に付与された携帯機の現在位置および車両搭載機の現在位置をGPS機能を用いて取得する位置取得手段と、照合が成立したIDコードが正規に付与された携帯機の現在位置が車両搭載機の現在位置から所定の範囲内にある場合に照合が成立したIDコードに基づく車両の使用を許可する許可判定手段とを備える。
かかる構成により、車両の所有者などによって利用される正規の携帯機と、悪意のある第三者によって利用される不正な端末機器とを、容易に判別することができる。
かかる構成により、車両の所有者などによって利用される正規の携帯機と、悪意のある第三者によって利用される不正な端末機器とを、容易に判別することができる。
さらに、本発明は、携帯機と車両搭載機との間で無線通信されるIDコードの照合結果に基づいて車両の使用を判断するシステムにおいて実行される車両盗難防止方法にも向けられている。この本発明の車両盗難防止方法では、携帯機が、車両搭載機から受信する要求に応じて内部に記憶するIDコードを車両搭載機へ送信するステップを含み、車両搭載機が、携帯機からIDコードを受信するステップと、携帯機から受信したIDコードと自機内部に記憶するIDコードとの照合を行うステップと、IDコードの照合が成立した場合に照合が成立したIDコードが正規に付与された携帯機の現在位置および車両搭載機の現在位置をGPS機能を用いて取得するステップと、照合が成立したIDコードが正規に付与された携帯機の現在位置が車両搭載機の現在位置から所定の範囲内にある場合に照合が成立したIDコードに基づく車両の使用を許可するステップとを含んでいる。
かかる構成により、車両の所有者などによって利用される正規の携帯機と、悪意のある第三者によって利用される不正な端末機器とを、容易に判別することができる。
かかる構成により、車両の所有者などによって利用される正規の携帯機と、悪意のある第三者によって利用される不正な端末機器とを、容易に判別することができる。
上記本発明によれば、車両の所有者などによって利用される正規の携帯機と、悪意のある第三者によって利用される不正な端末機器とを、判別することが可能となる。よって、第三者の不正使用を正確に排除して盗難を防ぐことができる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明をする。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者は、当業者が本発明を十分に理解するために図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
なお、発明者は、当業者が本発明を十分に理解するために図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
本発明の車両盗難防止装置は、周知のワイヤレスキーシステムに適用させることが可能である。本発明では、車両ドアの施錠/解錠を目的としたワイヤレスキーシステムの1つであるスマートエントリーシステムを例に挙げて説明を行うが、エンジンの始動/停止を目的としたワイヤレスキーシステムの1つであるイモビライザーシステムに適用させても構わない。後者のイモビライザーシステムへの適用は、車両の盗難を防ぐことができ、前者のスマートエントリーシステムへの適用は、車両の盗難だけでなく車内の備品の盗難をも防ぐことができる。
図1は、本発明の一実施形態にかかる車両盗難防止装置を用いたスマートエントリーシステム1の概略を説明する図である。図1に示す本実施形態のスマートエントリーシステム1は、車両40に搭載される車両搭載機10と、車両40の所有者などが携帯する携帯機(電子キーやスマートキーなど)20とを、構成に含む。車両搭載機10と携帯機20との間では、無線通信が行われる。また、車両搭載機10および携帯機20は、GPS人工衛星30を使用した現在位置の特定が可能である。
1.スマートエントリーシステムの概要
まず、本発明の一実施形態にかかる車両盗難防止装置を用いたスマートエントリーシステム1が実現する機能の概要を説明する。
スマートエントリーシステム1では、車両搭載機10に、自機を搭載している車両40の使用を許可するために必要な専有のIDコードが予め記憶されている。また、携帯機20に、使用を許可してもらいたい車両40が専有するIDコードが予め記憶されている。つまり、特定の車両40を使用できる正規な携帯機20には、この特定の車両40が搭載する車両搭載機10に記憶されているIDコードと同じIDコードが付与されて、メモリなどに予め記憶されている。
まず、本発明の一実施形態にかかる車両盗難防止装置を用いたスマートエントリーシステム1が実現する機能の概要を説明する。
スマートエントリーシステム1では、車両搭載機10に、自機を搭載している車両40の使用を許可するために必要な専有のIDコードが予め記憶されている。また、携帯機20に、使用を許可してもらいたい車両40が専有するIDコードが予め記憶されている。つまり、特定の車両40を使用できる正規な携帯機20には、この特定の車両40が搭載する車両搭載機10に記憶されているIDコードと同じIDコードが付与されて、メモリなどに予め記憶されている。
携帯機20を所持する所有者などが車両搭載機10を搭載した車両40に接近すると、携帯機20と車両搭載機10との間で電波を介した無線通信が行われ、携帯機20が記憶するIDコードが車両搭載機10へ送信される(図4(a)を参照)。車両搭載機10は、携帯機20から受信したIDコードと、自機に記憶されているIDコードとの照合を行い、携帯機20から受信したIDコードが車両40が専有するIDコードであるか否かの判断を行う。ここまでが「IDコード照合フェーズ」である。
上記照合を行った結果、携帯機20から受信したIDコードと自機に記憶されているIDコードとが一致して照合が成立した場合、車両搭載機10は、自機の現在位置と、この一致したIDコードが正規に付与された携帯機20の現在位置とを取得する。そして、車両搭載機10は、IDコードが正規に付与された携帯機20が、自機の現在位置から所定の範囲内にあるか否かを判定する。ここまでが「携帯機判定フェーズ」である。
この携帯機判定フェーズを実行する理由は、次のとおりである。
車両搭載機10または正規の携帯機20に記憶されているIDコードが、悪意のある第三者によって盗取され、この盗取されたIDコードが端末機器などに書き込まれて不正利用される場面を考える。なお、正規の携帯機20には、車両40に付随した電子キーの他に、車両40が専有するIDコードを正規に格納した(例えば、車両製造メーカや車両販売ディーラなどによる正式な手続を経てメモリに記憶した)、スマートフォン、携帯電話、およびPDA(Personal Digital Assistant)などの可搬型情報通信端末も含まれる概念である。もちろん、IDコードを不正に格納した可搬型情報通信端末は、上述の端末機器に該当することになる。
車両搭載機10または正規の携帯機20に記憶されているIDコードが、悪意のある第三者によって盗取され、この盗取されたIDコードが端末機器などに書き込まれて不正利用される場面を考える。なお、正規の携帯機20には、車両40に付随した電子キーの他に、車両40が専有するIDコードを正規に格納した(例えば、車両製造メーカや車両販売ディーラなどによる正式な手続を経てメモリに記憶した)、スマートフォン、携帯電話、およびPDA(Personal Digital Assistant)などの可搬型情報通信端末も含まれる概念である。もちろん、IDコードを不正に格納した可搬型情報通信端末は、上述の端末機器に該当することになる。
盗取されたIDコードが端末機器から車両搭載機10に送信された場合、盗取されたIDコードそのものは車両搭載機10が記憶しているIDコードと同じである。このため、車両搭載機10は、ソフトウエア面からIDコードの照合は問題なしと判断してしまう。しかし、盗取されたIDコードを送信した端末機器は、正規の携帯機20ではない。そこで、本発明では、正規の携帯機20か否かを判断できる情報を用いて、ハードウエア面から不正の有無を判定することを行う。
本発明では、「IDコード照合フェーズ」を行った後でさらに「携帯機判定フェーズ」を行い、「IDコード照合フェーズ」および「携帯機判定フェーズ」の両方を満足して初めて車両の使用が許可されるように制御する。
本発明では、「IDコード照合フェーズ」を行った後でさらに「携帯機判定フェーズ」を行い、「IDコード照合フェーズ」および「携帯機判定フェーズ」の両方を満足して初めて車両の使用が許可されるように制御する。
2.車両盗難防止装置の構成
次に、本発明の一実施形態にかかる車両盗難防止装置を、さらに詳細に説明する。
図2は、図1に示した車両搭載機10および携帯機20の詳細な構成を示す図である。図2において、車両40に搭載された車両搭載機10は、GPS通信部11と、許可判定部12と、送受信部13と、照合部14と、メモリ部15とを備えている。携帯機20は、GPS通信部21と、送受信部23と、メモリ部25とを備えている。
次に、本発明の一実施形態にかかる車両盗難防止装置を、さらに詳細に説明する。
図2は、図1に示した車両搭載機10および携帯機20の詳細な構成を示す図である。図2において、車両40に搭載された車両搭載機10は、GPS通信部11と、許可判定部12と、送受信部13と、照合部14と、メモリ部15とを備えている。携帯機20は、GPS通信部21と、送受信部23と、メモリ部25とを備えている。
車両搭載機10の構成を説明する。
送受信部13(特許請求の範囲における「第2の送受信手段」に対応)は、車両40に接近した、具体的には車両搭載機10が発する電波が届く所定の範囲内に進入した携帯機20に対して、携帯機20が記憶しているIDコードの送信を要求する。また、送受信部13は、要求に応じて携帯機20の送受信部23から送信されたIDコードを受信する。メモリ部15(特許請求の範囲における「第2のメモリ手段」に対応)は、車両搭載機10を搭載している車両40が専有するIDコードを記憶している。照合部14(特許請求の範囲における「照合手段」に対応)は、送受信部13が受信した携帯機20のIDコードと、メモリ部15に記憶されているIDコードとを照合する。そして、照合部14は、双方のIDコードを照合した結果に基づいて、GPS通信部11または車両40が搭載するECU16に指示を与える。
これら送受信部13、照合部14、およびメモリ部15は、照合ECUの一部を構成する。
送受信部13(特許請求の範囲における「第2の送受信手段」に対応)は、車両40に接近した、具体的には車両搭載機10が発する電波が届く所定の範囲内に進入した携帯機20に対して、携帯機20が記憶しているIDコードの送信を要求する。また、送受信部13は、要求に応じて携帯機20の送受信部23から送信されたIDコードを受信する。メモリ部15(特許請求の範囲における「第2のメモリ手段」に対応)は、車両搭載機10を搭載している車両40が専有するIDコードを記憶している。照合部14(特許請求の範囲における「照合手段」に対応)は、送受信部13が受信した携帯機20のIDコードと、メモリ部15に記憶されているIDコードとを照合する。そして、照合部14は、双方のIDコードを照合した結果に基づいて、GPS通信部11または車両40が搭載するECU16に指示を与える。
これら送受信部13、照合部14、およびメモリ部15は、照合ECUの一部を構成する。
GPS通信部11(特許請求の範囲における「位置取得手段」に対応)は、全地球測位システム(GPS:Global Positioning System)機能を有し、GPS人工衛星30と通信を行い車両搭載機10の現在位置を取得する。また、GPS通信部11は、送受信部13から照合が成立したIDコードを入手し、このIDコードが正規に付与された携帯機20の現在位置を、図示しない既存のネットワークを介して取得する。許可判定部12(特許請求の範囲における「許可判定手段」に対応)は、GPS通信部11が取得した車両搭載機10の現在位置と、IDコードが正規に付与された携帯機20の現在位置とに基づいて、送受信部13にIDコードを送信してきた携帯機20が、そのIDコードが正規に付与された携帯機20であるか否かを判定する。そして、許可判定部12は、携帯機20を判定した結果に応じて、携帯機20(の所持者)に対して車両40の使用の許可または不許可を決定し、この決定に応じた指示を車両40が搭載するECU16に与える。
これらGPS通信部11および許可判定部12は、判定ECUの一部を構成する。
これらGPS通信部11および許可判定部12は、判定ECUの一部を構成する。
携帯機20の構成を説明する。
メモリ部25(特許請求の範囲における「第1のメモリ手段」に対応)は、携帯機20によって利用される車両40が専有するIDコードを記憶している。送受信部23(特許請求の範囲における「第1の送受信手段」に対応)は、車両搭載機10の送受信部13から送信されるIDコードの要求を受信する。また、送受信部23は、受信した要求に応じて、メモリ部25に記憶されているIDコードを車両搭載機10へ送信する。GPS通信部21(特許請求の範囲における「位置提供手段」に対応)は、全地球測位システム(GPS)機能を有し、GPS人工衛星30と通信を行って携帯機20の現在位置を取得する。この携帯機20の現在位置は、既存のネットワークを介して車両搭載機10に提供され、使用許可/不許可の判定に利用される。
メモリ部25(特許請求の範囲における「第1のメモリ手段」に対応)は、携帯機20によって利用される車両40が専有するIDコードを記憶している。送受信部23(特許請求の範囲における「第1の送受信手段」に対応)は、車両搭載機10の送受信部13から送信されるIDコードの要求を受信する。また、送受信部23は、受信した要求に応じて、メモリ部25に記憶されているIDコードを車両搭載機10へ送信する。GPS通信部21(特許請求の範囲における「位置提供手段」に対応)は、全地球測位システム(GPS)機能を有し、GPS人工衛星30と通信を行って携帯機20の現在位置を取得する。この携帯機20の現在位置は、既存のネットワークを介して車両搭載機10に提供され、使用許可/不許可の判定に利用される。
本発明の車両盗難防止装置は、車両搭載機10が備えるGPS通信部11および許可判定部12と、携帯機20が備えるGPS通信部21とを含んだ構成に該当する(図2の点線で囲まれた範囲)。
なお、各ECUは、中央演算処理装置(CPU:Central Processing Unit)、メモリ(ROM:Read Only Memory、RAM:Random Access Memory)、および入出力インタフェースなどから構成された電子制御ユニット(ECU:Electronic Control Unit)である。メモリに格納されているプログラムをCPUが解釈実行することで、GPS通信部11、許可判定部12、送受信部13、および照合部14などの機能部を実現する。
また、本発明の一実施形態にかかる車両盗難防止装置によって制御される車両40が搭載するECU16としては、例えば、車両ドアの施錠/解錠を制御するボディECUや、エンジン動作を制御するEFI−ECUなどが該当する。
また、本発明の一実施形態にかかる車両盗難防止装置によって制御される車両40が搭載するECU16としては、例えば、車両ドアの施錠/解錠を制御するボディECUや、エンジン動作を制御するEFI−ECUなどが該当する。
3.車両盗難防止方法
次に、本発明の一実施形態にかかる車両盗難防止装置を用いたスマートエントリーシステム1で行われる車両盗難防止方法を説明する。
図3は、スマートエントリーシステム1の車両搭載機10が実行する車両盗難防止方法の処理手順を示すフローチャートである。図4は、車両盗難防止方法で行われる不正利用判定の概念を説明した図であり、(a)は正規の携帯機20が車両40にアクセスしている場面を、(b)は不正な端末機器50が車両40にアクセスしている場面を例示している。
次に、本発明の一実施形態にかかる車両盗難防止装置を用いたスマートエントリーシステム1で行われる車両盗難防止方法を説明する。
図3は、スマートエントリーシステム1の車両搭載機10が実行する車両盗難防止方法の処理手順を示すフローチャートである。図4は、車両盗難防止方法で行われる不正利用判定の概念を説明した図であり、(a)は正規の携帯機20が車両40にアクセスしている場面を、(b)は不正な端末機器50が車両40にアクセスしている場面を例示している。
図3に示す車両盗難防止方法は、IDコードを内部に記憶した携帯機20や端末機器50を所持する人物などが、車両40に搭載される車両搭載機10が規定する所定の範囲内に進入することで開始される。例えば、図4の例では、車両40の運転席側フロントドアに設置された車両搭載機10が規定する所定の範囲A(例えば、車両搭載機10を中心に車外側に設定された半径70cmの半球状範囲)の内側に、携帯機20や端末機器50が進入した場面を示している。
この車両搭載機10は、車両40の形状や仕様に応じて、運転席側フロントドアの他にも、運転席側リアドア、助手席側フロントドア、助手席側リアドア、バックドアなどにも設置される。なお、車両搭載機10が規定する所定の範囲Aの形状は半球状以外でもよい。また、複数の車両搭載機10がそれぞれ規定する複数の所定の範囲Aは、全て同じ形状でなくてもよい。
この車両搭載機10は、車両40の形状や仕様に応じて、運転席側フロントドアの他にも、運転席側リアドア、助手席側フロントドア、助手席側リアドア、バックドアなどにも設置される。なお、車両搭載機10が規定する所定の範囲Aの形状は半球状以外でもよい。また、複数の車両搭載機10がそれぞれ規定する複数の所定の範囲Aは、全て同じ形状でなくてもよい。
所定の範囲A内に特定の機器(携帯機20または端末機器50)が進入すると、車両搭載機10は、この進入した特定の機器に対して、内部に記憶しているIDコードを送信するように要求する(ステップS301)。特定の機器は、車両搭載機10からの要求に応答して、内部に記憶しているIDコードを車両搭載機10へ送信する。
この要求および応答は、典型的なスマートエントリーシステム1では、IDコードの送信を要求するリクエスト信号が、車両搭載機10から所定間隔で継続的に所定の範囲Aに送信されており、所定の範囲Aにおいてリクエスト信号を受信した特定の機器が、IDコードを車両搭載機10へ送信することによって実行される。
そして、特定の機器(携帯機20または端末機器50)からIDコードを受信すると(ステップS302、Yes)、車両搭載機10は、この受信したIDコードと、自機に記憶されているIDコードとの照合を行う(ステップS303)。
この要求および応答は、典型的なスマートエントリーシステム1では、IDコードの送信を要求するリクエスト信号が、車両搭載機10から所定間隔で継続的に所定の範囲Aに送信されており、所定の範囲Aにおいてリクエスト信号を受信した特定の機器が、IDコードを車両搭載機10へ送信することによって実行される。
そして、特定の機器(携帯機20または端末機器50)からIDコードを受信すると(ステップS302、Yes)、車両搭載機10は、この受信したIDコードと、自機に記憶されているIDコードとの照合を行う(ステップS303)。
上記ステップS303における照合の結果、特定の機器(携帯機20または端末機器50)が記憶するIDコードと車両搭載機10が記憶するIDコードとが一致して照合が成立した場合(ステップS304、Yes)、車両搭載機10は、自機の現在位置を取得すると共に、照合が成立したIDコードが正規に付与された携帯機20の現在位置を取得する(ステップS305)。
次に、車両搭載機10は、取得した自機の現在位置と、照合が成立したIDコードが正規に付与された携帯機20の現在位置とに基づいて、照合が成立したIDコードが正規に付与された携帯機20が所定の範囲Aの内側に存在するか否かを判定する(ステップS306)。
次に、車両搭載機10は、取得した自機の現在位置と、照合が成立したIDコードが正規に付与された携帯機20の現在位置とに基づいて、照合が成立したIDコードが正規に付与された携帯機20が所定の範囲Aの内側に存在するか否かを判定する(ステップS306)。
上記ステップS306において、照合が成立したIDコードが正規に付与された携帯機20が、車両搭載機10が規定する所定の範囲Aの内側に存在すると判定された場合(図4(a))、車両搭載機10は、IDコードを車両搭載機10へ送信してきた特定の機器が、IDコードが正規に付与された携帯機20であると判断する(ステップS307、Yes)。そして、車両搭載機10は、この判断に基づいて、特定の機器に対して車両40の使用を許可する、すなわち車両が搭載するECU16に対して、車両ドアのロック解除やエンジンの始動を指示する(ステップS308)。
一方、ステップS306において、照合が成立したIDコードが正規に付与された携帯機20が、車両搭載機10が規定する所定の範囲Aの内側に存在しないと判定された場合(図4(b))、車両搭載機10は、IDコードを車両搭載機10へ送信してきた特定の機器が、IDコードが正規に付与された携帯機20ではなく、不正利用を試みている端末機器50であると判断する(ステップS307、No)。そして、車両搭載機10は、この判断に基づいて、特定の機器に対して車両40の使用を不許可とする、すなわち車両が搭載するECU16に対して、車両ドアのロック解除やエンジンの始動を指示しない(ステップS309)。
同様に、上記ステップS304における照合の結果、特定の機器(携帯機20または端末機器50)が記憶するIDコードと車両搭載機10が記憶するIDコードとが一致しない場合も(ステップS305、No)、車両搭載機10は、IDコードを車両搭載機10へ送信してきた特定の機器が、この車両40ではなく別の車両に対してIDコードが正規に付与された別の携帯機20であるか、不正利用を試みている端末機器50である、と判断する。そして、車両搭載機10は、この判断に基づいて、特定の機器に対して車両40の使用を不許可とする(ステップS309)。
以上のように、本発明の一実施形態にかかる車両盗難防止装置および車両盗難防止方法によれば、IDコードを送信して車両の利用を求めてきた特定の機器に対して、IDコードの照合だけでなく、この特定の機器がIDコードが正規に付与された携帯機か否かを判定する。
これにより、車両の所有者などによって利用される正規の携帯機と、悪意のある第三者によって利用される不正な端末機器とを、判別することが可能となる。従って、車両搭載機または正規の携帯機に記憶されているIDコードが、悪意のある第三者によって盗取され、この盗取されたIDコードが端末機器などに書き込まれて不正利用される状況であっても、車両の盗難や車内の備品の盗難を防ぐことができる。
これにより、車両の所有者などによって利用される正規の携帯機と、悪意のある第三者によって利用される不正な端末機器とを、判別することが可能となる。従って、車両搭載機または正規の携帯機に記憶されているIDコードが、悪意のある第三者によって盗取され、この盗取されたIDコードが端末機器などに書き込まれて不正利用される状況であっても、車両の盗難や車内の備品の盗難を防ぐことができる。
なお、上述した本発明の車両盗難防止装置の各構成が行うそれぞれの処理は、一連の処理手順を与える車両盗難防止方法として捉えることができる。この車両盗難防止方法は、一連の処理手順をコンピュータに実行させるためのプログラムの形式で提供される。このプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体を介してコンピュータの記憶装置に導入されてもよいし、記録媒体上から直接実行されてもよい。この記録媒体は、ROMやRAMやフラッシュメモリなどの半導体メモリ、フレキシブルディスクやハードディスクなどの磁気ディスクメモリ、CD−ROMやDVDやBDなどの光ディスクメモリ、およびメモリカードなどをいい、電話回線や搬送路などの通信媒体も含まれる。
また、本発明が提供する技術の一実施例として図面を用いた詳細な説明を行ったが、この図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、本技術を例示するために課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。よって、図面や詳細な説明に記載されているからといって、全ての構成要素が発明に必須の構成要素であるわけではない。
さらに、上述した実施形態は、本発明における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において、種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
さらに、上述した実施形態は、本発明における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において、種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本発明は、車両に搭載されるワイヤレスキーシステムやキーレスエントリーシステムなどに利用可能であり、特に第三者の不正使用を正確に排除して盗難を防ぎたい場合に有用である。
1 スマートエントリーシステム
10 車両搭載機
11、21 GPS通信部
12 許可判定部
13、23 送受信部
14 照合部
15、25 メモリ部
16 ECU
20 携帯機
30 GPS人工衛星
40 車両
50 端末機器
10 車両搭載機
11、21 GPS通信部
12 許可判定部
13、23 送受信部
14 照合部
15、25 メモリ部
16 ECU
20 携帯機
30 GPS人工衛星
40 車両
50 端末機器
Claims (7)
- 携帯機と車両搭載機との間で無線通信されるIDコードの照合結果に基づいて車両の使用を判断するシステムに用いられる車両盗難防止装置であって、
前記携帯機に備えられ、当該携帯機の現在位置を提供する位置提供手段と、
前記車両搭載機に備えられ、当該車両搭載機によって受信されかつ照合が成立したIDコードについて当該IDコードが正規に付与された携帯機の現在位置および当該車両搭載機の現在位置を、それぞれ取得する位置取得手段と、
前記車両搭載機に備えられ、前記照合が成立したIDコードが正規に付与された携帯機の現在位置が前記車両搭載機の現在位置から所定の範囲内にある場合に、前記照合が成立したIDコードに基づく車両の使用を許可する許可判定手段とを備える、車両盗難防止装置。 - 前記位置提供手段および前記位置取得手段は、GPS機能を用いて前記携帯機および前記車両搭載機の現在位置を特定することを特徴とする、請求項1に記載の車両盗難防止装置。
- 前記車両の使用が、車両ドアの解錠であることを特徴とする、請求項1に記載の車両盗難防止装置。
- 前記車両の使用が、車両エンジンの始動であることを特徴とする、請求項1に記載の車両盗難防止装置。
- 前記携帯機が、車両の使用が可能なIDコードが正規に付与された可搬型情報通信端末であることを特徴とする、請求項1に記載の車両盗難防止装置。
- 携帯機と車両搭載機との間で無線通信されるIDコードの照合結果に基づいて車両の使用を判断するスマートエントリーシステムであって、
前記携帯機は、
IDコードを記憶する第1のメモリ手段と、
前記車両搭載機から受信する要求に応じて、前記第1のメモリ手段に記憶するIDコードを前記車両搭載機へ送信する第1の送受信手段と、
GPS機能を用いて携帯機の現在位置を提供する位置提供手段とを備え、
前記車両搭載機は、
搭載される車両が専有するIDコードを記憶する第2のメモリ手段と、
前記携帯機からIDコードを受信する第2の送受信手段と、
前記第2の送受信手段が受信したIDコードと、前記第2のメモリ手段が記憶するIDコードとの、照合を行う照合手段と、
前記照合手段において双方のIDコードの照合が成立した場合、当該照合が成立したIDコードが正規に付与された携帯機の現在位置および当該車両搭載機の現在位置を、GPS機能を用いて取得する位置取得手段と、
前記照合が成立したIDコードが正規に付与された携帯機の現在位置が前記車両搭載機の現在位置から所定の範囲内にある場合に、前記照合が成立したIDコードに基づく車両の使用を許可する許可判定手段とを備える、スマートエントリーシステム。 - 携帯機と車両搭載機との間で無線通信されるIDコードの照合結果に基づいて車両の使用を判断するシステムにおいて実行される車両盗難防止方法であって、
前記携帯機が、前記車両搭載機から受信する要求に応じて、内部に記憶するIDコードを前記車両搭載機へ送信するステップと、
前記車両搭載機が、
前記携帯機からIDコードを受信するステップと、
前記携帯機から受信したIDコードと自機内部に記憶するIDコードとの照合を行うステップと、
前記IDコードの照合が成立した場合、当該照合が成立したIDコードが正規に付与された携帯機の現在位置および当該車両搭載機の現在位置を、GPS機能を用いて取得するステップと、
前記照合が成立したIDコードが正規に付与された携帯機の現在位置が前記車両搭載機の現在位置から所定の範囲内にある場合に、前記照合が成立したIDコードに基づく車両の使用を許可するステップとを含む、車両盗難防止方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012247561A JP2014094680A (ja) | 2012-11-09 | 2012-11-09 | 車両盗難防止装置および方法、並びにスマートエントリーシステム |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2014094680A true JP2014094680A (ja) | 2014-05-22 |
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ID=50938139
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012247561A Pending JP2014094680A (ja) | 2012-11-09 | 2012-11-09 | 車両盗難防止装置および方法、並びにスマートエントリーシステム |
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JP (1) | JP2014094680A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2012
- 2012-11-09 JP JP2012247561A patent/JP2014094680A/ja active Pending
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