JP2014093656A - 信号処理回路、撮像装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】信号処理回路で必要とされる画像信号の使用帯域をできるだけ抑える必要があった。
【解決手段】信号処理回路4は、RGBの4K画像信号を分離したYCの4K画像信号を4K(YC)領域34aに書き込む第1の現像部23と、RGBの4K画像信号とは異なる解像度としたRGBの2K画像信号に変換する第1の解像度変換部24を備える。また、RGBの2K画像信号を分離したYCの2K画像信号をメモリ34の2K(YC)領域34bに書き込む第2の現像部25と、インターフェース部を備える。インターフェース部は、所定のインターフェース規格による伝送路によって周辺機器に接続される。そして、4K(YC)領域34aに対してYCの4K画像信号の読み出し若しくは書込みを行い、又は2K(YC)領域34bに対してYCの2K画像信号を読み出し若しくは書込みを行って、周辺機器にYCの4K画像信号又はYCの2K画像信号を入出力する。
【選択図】図3
【解決手段】信号処理回路4は、RGBの4K画像信号を分離したYCの4K画像信号を4K(YC)領域34aに書き込む第1の現像部23と、RGBの4K画像信号とは異なる解像度としたRGBの2K画像信号に変換する第1の解像度変換部24を備える。また、RGBの2K画像信号を分離したYCの2K画像信号をメモリ34の2K(YC)領域34bに書き込む第2の現像部25と、インターフェース部を備える。インターフェース部は、所定のインターフェース規格による伝送路によって周辺機器に接続される。そして、4K(YC)領域34aに対してYCの4K画像信号の読み出し若しくは書込みを行い、又は2K(YC)領域34bに対してYCの2K画像信号を読み出し若しくは書込みを行って、周辺機器にYCの4K画像信号又はYCの2K画像信号を入出力する。
【選択図】図3
Description
本開示は、例えば、画像の解像度を変換するために用いられる信号処理回路、撮像装置及びプログラムに関する。
従来、撮像装置が備える撮像素子の高精細化に伴い、1個の撮像素子に多数の画素が含まれるようになった。そして、各画素が画像信号を出力し、この画像信号を適切に処理した後、撮像装置は、大容量のメモリに画像信号を保存したり、高精細な画像表示が可能な表示装置に画像を表示させたりしている。メモリの中でも、クロック信号に同期して動作するDRAM(Dynamic Random Access Memory)は、SDRAM(Synchronous DRAM)と呼ばれる。近年では転送レートを高速化したDDR(Double Data Rate)1、DDR2、DDR3が用いられるようになっていた。
ここで、撮像装置の内部では様々なソフトウェア、ハードウェアが用いられている。そして、画像信号の処理に際して、ソフトウェア制御のしやすさを求めるためには、ハードウェアを構成する各処理ブロックの相互依存性を排除する必要がある。このためには、ある固まった処理単位毎に画像信号を一旦メモリに格納した後、極力メモリからメモリに画像信号を移動させる処理ブロックを増やすことにより、信号処理回路の設計が容易となると考えられている。
特許文献1には、RAWデータから短時間で第一画像を生成し、RAWデータから高品質な第二画像を生成する技術が開示されている。
ところで、一旦メモリに画像信号を格納して、その後メモリから画像信号を読み出す処理では、撮像装置内部で使用されるバス等の帯域消費の弊害が非常に大きくなり、1チップの信号処理回路として成立させられない。例えば、1.3[Gbps]の帯域を有するDDR3のバス幅16ビットのメモリを効率70%で使用できたとすれば、1.3×16×0.7=14.5[Gbps]の帯域が利用可能となる。
しかし、4K画像(例えば、4096×2160や3840×2160の解像度とした画像)を表現する4:2:2 20ビットの輝度信号(Y)と色信号(C)のデータを、メモリに格納し、又は読み出す処理には、12[Gbps]の最大帯域が必要とされる。このため、データをメモリに格納する処理と、メモリからデータを読み出す処理を行うと、12×2=24[Gbps]の最大帯域が必要となり、メモリの帯域幅が逼迫し、他の処理でメモリを使用すると、全体に処理が遅延することが想定される。
また、特許文献1に開示された技術は、低解像度で画像を再生する場合に用いられるが、2K画像(例えば、1920×1080の解像度とした画像)や4K画像を高速に処理することができなかった。
このため、広帯域のメモリを使用するとしても、信号処理回路で必要とされる画像信号の使用帯域をできるだけ抑えるための工夫が必要であった。
このため、広帯域のメモリを使用するとしても、信号処理回路で必要とされる画像信号の使用帯域をできるだけ抑えるための工夫が必要であった。
本開示はこのような状況に鑑みて成されたものであり、効率的に画像の解像度を変換する処理を行うことを目的とする。
本開示は、RAWデータを、第1の解像度としたRGBのs画像信号に色分離し、RGBのs画像信号を輝度信号Yと色信号Cに分離したYCのs画像信号をメモリの第1の領域に書き込む。
RGBのs画像信号を、RGBのs画像信号とは異なる解像度としたRGBのt画像信号に変換し、RGBのt画像信号を輝度信号Yと色信号Cに分離したYCのt画像信号をメモリの第2の領域に書き込む。
そして、所定のインターフェース規格による伝送路によって周辺機器に接続されるインターフェース部が、第1の領域に対してYCのs画像信号の読み出し若しくは書込みを行い、又は第2の領域に対してYCのt画像信号を読み出し若しくは書込みを行って、周辺機器にYCのs画像信号又はYCのt画像信号を入出力するものである。
RGBのs画像信号を、RGBのs画像信号とは異なる解像度としたRGBのt画像信号に変換し、RGBのt画像信号を輝度信号Yと色信号Cに分離したYCのt画像信号をメモリの第2の領域に書き込む。
そして、所定のインターフェース規格による伝送路によって周辺機器に接続されるインターフェース部が、第1の領域に対してYCのs画像信号の読み出し若しくは書込みを行い、又は第2の領域に対してYCのt画像信号を読み出し若しくは書込みを行って、周辺機器にYCのs画像信号又はYCのt画像信号を入出力するものである。
このようにしたことで、メモリに対する画像信号の入出力を減らすことができる。
本開示によれば、画像信号の解像度を変換する処理を効率的に行うことによって、メモリの使用帯域を圧迫することがない。
以下、本開示を実施するための形態(以下、実施の形態例とする。)について説明する。なお、説明は以下の順序で行い、共通する部分には同一符号を付し、詳細な説明を省略する。
1.一実施の形態例(画像信号の処理順の制御例)
2.変形例
1.一実施の形態例(画像信号の処理順の制御例)
2.変形例
<1.一実施の形態例>
[画像信号の処理順の制御例]
以下、本開示の一実施の形態例に係るカムコーダ1について、添付図面を参照して説明する。
このカムコーダ1は、コンピュータがプログラムを実行することにより、後述する内部ブロックが連携して行う信号処理方法を実現する。本明細書及び図面において、実質的に同一の機能又は構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。
[画像信号の処理順の制御例]
以下、本開示の一実施の形態例に係るカムコーダ1について、添付図面を参照して説明する。
このカムコーダ1は、コンピュータがプログラムを実行することにより、後述する内部ブロックが連携して行う信号処理方法を実現する。本明細書及び図面において、実質的に同一の機能又は構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。
図1は、カムコーダ1の内部構成例を示すブロック図である。
カムコーダ1は、レンズ等からなる光学系2を介して撮像面に結像した被写体像に基づいてRAWデータの画像信号を出力する撮像素子3と、画像信号に所定の信号処理を加える信号処理回路4とを備える。光学系2には、不図示のシャッタ、アイリス等が含まれており、カムコーダ1の使用環境によって光学系2を適宜取り替え可能である。撮像素子3は、例えばベイヤ配列により構成されており、R、G(Gb,Gr)、Bの画像信号からなるRAWデータを信号処理回路4に出力する。
カムコーダ1は、レンズ等からなる光学系2を介して撮像面に結像した被写体像に基づいてRAWデータの画像信号を出力する撮像素子3と、画像信号に所定の信号処理を加える信号処理回路4とを備える。光学系2には、不図示のシャッタ、アイリス等が含まれており、カムコーダ1の使用環境によって光学系2を適宜取り替え可能である。撮像素子3は、例えばベイヤ配列により構成されており、R、G(Gb,Gr)、Bの画像信号からなるRAWデータを信号処理回路4に出力する。
また、カムコーダ1は、信号処理回路4に加えて各部を制御するシステム制御部5と、ユーザの操作入力を受け付けて操作信号をシステム制御部5に出力する操作部6とを備える。また、カムコーダ1は、インターフェース部から入力したYCのs画像信号の一例としての4KYC(4:2:2)の画像信号(以下、「4K(YC)画像信号」と呼ぶ)をエンコードしてリムーバブルメディア11に出力するコーデックを備える。また、このコーデックは、YCのt画像信号の一例としての2KYC(4:2:2)の画像信号(以下、「2K(YC)画像信号」と呼ぶ)をエンコードしてリムーバブルメディア11に出力することもできる。このコーデックは、リムーバブルメディア11から入力したYCのs画像信号(4K(YC)画像信号)又はYCのt画像信号(2K(YC)画像信号)をデコードしてインターフェース部に出力することもできる。具体的には、カムコーダ1は、信号処理回路4のコーデックインターフェース29との間で2K(YC)画像信号のコーデックを行う2Kコーデック7aと、4K(YC)画像信号のコーデックを行う4Kコーデック7bを備えている。2Kコーデック7a、4Kコーデック7bでは、例えば、AVCコーデックが用いられ、画像信号のエンコード又はデコードをすることが可能である。
また、カムコーダ1は、リムーバブルメディア11が差し込まれるメディアインターフェース8を備える。メディアインターフェース8は、2Kコーデック7aから受け取った2K(YC)画像信号をリムーバブルメディア11に書込み、若しくは読み出す。又は、メディアインターフェース8は、4Kコーデック7bから受け取った4K(YC)画像信号をリムーバブルメディア11に書込み、若しくは読み出す。
また、カムコーダ1は、ビューファインダー9と液晶ディスプレイ10を備える。ビューファインダー9と液晶ディスプレイ10が表示可能な画像の解像度は、4K画像、2K画像よりもはるかに小さいため、4K画像、2K画像の解像度を、これらのビューファインダー9と液晶ディスプレイ10の解像度に合わせて変換する必要がある。
また、カムコーダ1には、外部に4K(YC)画像信号又は2K(YC)画像信号を出力し、4K画像又は2K画像を表示可能なモニタ12が取付けられる。モニタ12は、解像度が変換されていない4K画像を表示可能であるため、実際に撮影した内容を確認できる。
信号処理回路4は、撮像素子3から入力した画像信号からなるRAWデータを補正する補正部21を備える。また、信号処理回路4は、補正されたRAWデータを第1の解像度としたRGBのs画像信号(4KRGB(4:4:4)の画像信号(以下、「4K(RGB)画像信号」と呼ぶ))に色分離する色分離部22とを備える。また、信号処理回路4は、RGBのs画像信号を、輝度信号Yと色信号Cに分離したYCのs画像信号(4K(YC)画像信号)をメモリ34の第1の領域(後述する4K(YC)領域34a)に書き込む第1の現像部23を備える。つまり、本例の第1の現像部23は、4K(RGB)画像信号の現像処理を行い、4K(YC)画像信号を出力する。
また、信号処理回路4は、RGBのs画像信号を、RGBのs画像信号とは異なる解像度としたRGBのt画像信号(2KRGB(4:4:4)の画像信号(以下、「2K(RGB)画像信号」と呼ぶ))に変換する第1の解像度変換部24を備える。本例の第1の解像度変換部24は、色分離部22が出力する4K(RGB)画像信号を、2K(RGB)画像信号に解像度を変換する。また、信号処理回路4は、RGBのt画像信号を輝度信号Yと色信号Cに分離したYCのt画像信号(2K(YC)画像信号)をメモリ34の第2の領域(後述する2K(YC)領域34b)に書き込む第2の現像部25を備える。つまり、本例の第2の現像部25は、2K(RGB)画像信号の現像処理を行い、2K(YC)画像信号を出力する。
また、信号処理回路4は、2K(YC)画像信号を、ビューファインダー9が表示可能な画サイズの画像信号(以下、「VF用画像信号」と呼ぶ)に解像度を変換する第2の解像度変換部26を備える。また、信号処理回路4は、2K(YC)画像信号を、液晶ディスプレイ10が表示可能な画サイズの画像信号(以下、「LCD用画像信号」と呼ぶ)に解像度を変換する第3の解像度変換部27を備える。第2の解像度変換部26又は第3の解像度変換部27は、メモリ34の第2の領域から読み出したYCのt画像信号の解像度を、YCのs画像信号及びt画像信号とは異なる解像度としたYCのu画像信号(以下、「QHD画像信号」と呼ぶ)に変換する。そして、YCのu画像信号をメモリ34の第3の領域(後述するQHD(YC)領域34c)に書き込む
また、信号処理回路4は、信号処理回路4内の各部の動作を制御する制御部28と、所定のインターフェース規格による伝送路によって周辺機器に接続されるインターフェース部を備える。このインターフェース部は、後述するコーデックインターフェース29、ビューファインダーインターフェース30、液晶ディスプレイインターフェース31、モニタインターフェース32、メモリインターフェース33を包含するものである。そして、インターフェース部は、4K(YC)領域34aに対してYCのs画像信号の読み出し若しくは書込みを行い、又は第2の領域に対してYCのt画像信号を読み出し若しくは書込みを行って、周辺機器にYCのs画像信号又はYCのt画像信号を入出力する。
信号処理回路4は、2Kコーデック7a及び4Kコーデック7bのインターフェースとなるコーデックインターフェース29とを備える。また、信号処理回路4は、ビューファインダー9のインターフェースとなるビューファインダーインターフェース30と、液晶ディスプレイ10のインターフェースとなる液晶ディスプレイインターフェース31とを備える。また、信号処理回路4は、モニタ12のインターフェースとなるモニタインターフェース32を備える。
また、信号処理回路4は、メモリ34との間でデータの入出力を行うためのインターフェースとなるメモリインターフェース33とを備える。メモリ34には、4K(YC)画像信号、2K(YC)画像信号、VF用画像信号、LCD用画像信号を保存することができる。メモリ34の最大帯域は、60[Gbps]程度となるため、メモリ34の使用帯域を60[Gbps]以内に収めることが必要となる。
<記録時及び画像表示時における画像信号処理の流れ>
[従来の方式による信号処理の流れ]
図2は、従来の方式による画像信号の記録時及び画像表示時における信号処理の流れを示すブロック図である。ここでは、信号処理回路4とメモリ34との間で送受信される画像信号について説明する。
[従来の方式による信号処理の流れ]
図2は、従来の方式による画像信号の記録時及び画像表示時における信号処理の流れを示すブロック図である。ここでは、信号処理回路4とメモリ34との間で送受信される画像信号について説明する。
信号処理回路4は、上述した信号処理回路4と同様の構成としている。ただし、4K(RGB)画像信号を2K(RGB)画像信号に変換する第1の解像度変換部24を、4K(YC)画像信号を2K(YC)画像信号に変換する第1の解像度変換部24に入れ替えたものとしている。
撮像素子3から4KのRAWデータが信号処理回路4に入力すると、補正部21がRAWデータを補正し、色分離部22が補正後のRAWデータを、4K(RGB)画像信号に色分離を行う。第1の現像部23は、この4K(RGB)画像信号を4K(YC)画像信号にする現像処理を行い、メモリ34内の4K(YC)領域34aに書き込む。
第1の解像度変換部24は、4K(YC)領域34aから読み出した4K(YC)画像信号を、2K(YC)画像信号に変換し、メモリ34内の2K(YC)領域34bに書き込む。第2の解像度変換部26又は第3の解像度変換部27(以下、「解像度変換部26,27」と略記する)は、4K(YC)領域34aから読み出した4K(YC)画像信号を、YCのQHD画像信号に変換し、メモリ34内のQHD(YC)領域34cに書き込む。ここで、QHD(Quarter Full High Definition)とは、フルHD(1920×1080)の解像度の1/4倍の解像度(960×540)を表す。以下の処理では、ビューファインダー9と液晶ディスプレイ10は、共に同じQHDの解像度で画像を表示するものとして取り扱う。
コーデックインターフェース29は、4K(YC)領域34aから読み出したYCのs画像信号、又は2K(YC)領域34bから読み出したYCのt画像信号をエンコードして、コーデックに出力する。また、コーデックから入力したYCのs画像信号又はYCのt画像信号をデコードして4K(YC)領域34aに書き込む。すなわち、コーデックインターフェース29は、4K(YC)領域34aから読み出した4K(YC)画像信号を4Kコーデック7bに送る。そして、4Kコーデック7bは、エンコードした4K(YC)画像信号を、メディアインターフェース8を介して、リムーバブルメディア11に書き込む。同様に、コーデックインターフェース29は、2K(YC)領域34bから読み出した2K(YC)画像信号を2Kコーデック7aに送る。そして、2Kコーデック7aは、エンコードした2K(YC)画像信号を、メディアインターフェース8を介して、リムーバブルメディア11に書き込む。
モニタインターフェース32は、4K(YC)領域34aから読み出したYCのs画像信号、又は2K(YC)領域34bから読み出したYCのt画像信号を、モニタ12に出力する。すなわち、モニタインターフェース32は、4K(YC)領域34aから読み出した4K(YC)画像信号をモニタ12に出力する。
ビューファインダーインターフェース30又は液晶ディスプレイインターフェース31は、QHD(YC)領域34cから読み出したYCのu画像信号を、ビューファインダー9又は液晶ディスプレイ10に出力する。すなわち、ビューファインダーインターフェース30又は液晶ディスプレイインターフェース31は、QHD(YC)領域34cから読み出したYCのQHD画像信号を、ビューファインダー9又は液晶ディスプレイ10に出力する。以下の説明及び図中では、ビューファインダーインターフェース30又は液晶ディスプレイインターフェース31を、「表示インターフェース30,31」と略記し、ビューファインダー9又は液晶ディスプレイ10を、「表示部9,10」と略記する。
信号処理回路4とメモリ34との間で4K(YC)画像信号は、以下に示す5本の信号線により書込み又は読み出される。
(1)第1の現像部23から4K(YC)領域34aへの信号線
(2)4K(YC)領域34aから第1の解像度変換部24への信号線
(3)4K(YC)領域34aから解像度変換部26,27への信号線(なお、本例では、表示部9,10はいずれも同じ画サイズとしたため、以下の説明ではこの信号線を1本としている。)
(4)4K(YC)領域34aからコーデックインターフェース29への信号線
(5)4K(YC)領域34aからモニタインターフェース32への信号線
このため、4K(YC)画像信号の使用帯域は、1本の信号線で12[Gbps]の帯域を要すると、12[Gbps]×5[本]=60[Gbps]となる。
(1)第1の現像部23から4K(YC)領域34aへの信号線
(2)4K(YC)領域34aから第1の解像度変換部24への信号線
(3)4K(YC)領域34aから解像度変換部26,27への信号線(なお、本例では、表示部9,10はいずれも同じ画サイズとしたため、以下の説明ではこの信号線を1本としている。)
(4)4K(YC)領域34aからコーデックインターフェース29への信号線
(5)4K(YC)領域34aからモニタインターフェース32への信号線
このため、4K(YC)画像信号の使用帯域は、1本の信号線で12[Gbps]の帯域を要すると、12[Gbps]×5[本]=60[Gbps]となる。
また、信号処理回路4とメモリ34との間で2K(YC)画像信号は、以下に示す2本の信号線により書込み又は読み出される。
(1)第1の解像度変換部24から2K(YC)領域34bへの信号線
(2)2K(YC)領域34bからコーデックインターフェース29への信号線
このため、2K(YC)画像信号の使用帯域は、1本の信号線で3[Gbps]の帯域を要すると、3[Gbps]×2[本]=6[Gbps]となる。
(1)第1の解像度変換部24から2K(YC)領域34bへの信号線
(2)2K(YC)領域34bからコーデックインターフェース29への信号線
このため、2K(YC)画像信号の使用帯域は、1本の信号線で3[Gbps]の帯域を要すると、3[Gbps]×2[本]=6[Gbps]となる。
また、信号処理回路4とメモリ34との間でQHD画像信号は、以下に示す2本の信号線により書込み又は読み出される。
(1)解像度変換部26,27からQHD(YC)領域34cへの信号線
(2)QHD(YC)領域34cから表示インターフェース30,31への信号線(なお、本例では、表示部9,10はいずれも同じ画サイズとしたため、以下の説明では表示インターフェース30,31への信号線を1本としている。)
このため、QHD画像信号の使用帯域は、1本の信号線で0.75[Gbps]の帯域を要すると、0.75[Gbps]×2[本]=1.5[Gbps]となる。
(1)解像度変換部26,27からQHD(YC)領域34cへの信号線
(2)QHD(YC)領域34cから表示インターフェース30,31への信号線(なお、本例では、表示部9,10はいずれも同じ画サイズとしたため、以下の説明では表示インターフェース30,31への信号線を1本としている。)
このため、QHD画像信号の使用帯域は、1本の信号線で0.75[Gbps]の帯域を要すると、0.75[Gbps]×2[本]=1.5[Gbps]となる。
以上より、信号処理回路4とメモリ34との間における画像信号の使用帯域は、以下のように求まる。
60+6+1.5=67.5[Gbps]
そして、この使用帯域は、メモリ34の最大帯域である60[Gbps]を超えているため、従来の方式で信号処理のフローを構成した場合、画像信号の転送処理等が遅延することが想定される。
60+6+1.5=67.5[Gbps]
そして、この使用帯域は、メモリ34の最大帯域である60[Gbps]を超えているため、従来の方式で信号処理のフローを構成した場合、画像信号の転送処理等が遅延することが想定される。
[本実施の形態例に係る方式による画像信号処理の流れ]
図3は、本実施の形態例に係る方式による画像信号の記録時及び画像表示時における信号処理の流れを示すブロック図である。
図3は、本実施の形態例に係る方式による画像信号の記録時及び画像表示時における信号処理の流れを示すブロック図である。
ここでは、画像信号の使用帯域をメモリ34の最大帯域に収めるためにどのように信号処理を行うかについて説明する。
撮像素子3から4KのRAWデータが信号処理回路4に入力すると、補正部21がRAWデータを補正し、色分離部22が4K(RGB)画像信号に色分離を行う。第1の現像部23は、この4K(RGB)画像信号を4K(YC)画像信号にする現像処理を行い、メモリ34内の4K(YC)領域34aに書き込む。
撮像素子3から4KのRAWデータが信号処理回路4に入力すると、補正部21がRAWデータを補正し、色分離部22が4K(RGB)画像信号に色分離を行う。第1の現像部23は、この4K(RGB)画像信号を4K(YC)画像信号にする現像処理を行い、メモリ34内の4K(YC)領域34aに書き込む。
また、第1の解像度変換部24は、4K(RGB)画像信号を2K(RGB)画像信号にする解像度の変換処理を行う。そして、第2の現像部25は、第1の解像度変換部24から受け取った2K(RGB)画像信号を2K(YC)画像信号にする現像処理を行い、メモリ34内の2K(YC)領域34bに書き込む。
解像度変換部26,27は、2K(YC)領域34bから2K(YC)領域34bから読み出した2K(YC)画像信号を、YCのQHD画像信号に変換し、メモリ34内のQHD(YC)領域34cに書き込む。
その後の、コーデックインターフェース29、2Kコーデック7a、4Kコーデック7b、メディアインターフェース8、リムーバブルメディア11、モニタインターフェース32、モニタ12、表示インターフェース30,31、表示部9,10の動作は省略する。
ここで、信号処理回路4とメモリ34との間で4K(YC)画像信号は、以下に示す3本の信号線により書込み又は読み出される。
(1)第1の現像部23から4K(YC)領域34aへの信号線
(2)4K(YC)領域34aからコーデックインターフェース29への信号線
(3)4K(YC)領域34aからモニタインターフェース32への信号線
このため、4K(YC)画像信号の使用帯域は、1本の信号線で12[Gbps]の帯域を要すると、12[Gbps]×3[本]=36[Gbps]となる。
(1)第1の現像部23から4K(YC)領域34aへの信号線
(2)4K(YC)領域34aからコーデックインターフェース29への信号線
(3)4K(YC)領域34aからモニタインターフェース32への信号線
このため、4K(YC)画像信号の使用帯域は、1本の信号線で12[Gbps]の帯域を要すると、12[Gbps]×3[本]=36[Gbps]となる。
また、信号処理回路4とメモリ34との間で2K(YC)画像信号は、以下に示す3本の信号線により書込み又は読み出される。
(1)第2の現像部25から2K(YC)領域34bへの信号線
(2)2K(YC)領域34bから解像度変換部26,27への信号線
(3)2K(YC)領域34bからコーデックインターフェース29への信号線
このため、2K(YC)画像信号の使用帯域は、1本の信号線で3[Gbps]の帯域を要すると、3[Gbps]×3[本]=9[Gbps]となる。
(1)第2の現像部25から2K(YC)領域34bへの信号線
(2)2K(YC)領域34bから解像度変換部26,27への信号線
(3)2K(YC)領域34bからコーデックインターフェース29への信号線
このため、2K(YC)画像信号の使用帯域は、1本の信号線で3[Gbps]の帯域を要すると、3[Gbps]×3[本]=9[Gbps]となる。
また、信号処理回路4とメモリ34との間でQHD画像信号は、以下に示す2本の信号線により書込み又は読み出される。
(1)解像度変換部26,27からQHD(YC)領域34cへの信号線
(2)QHD(YC)領域34cから表示インターフェース30,31への信号線
このため、QHD画像信号の使用帯域は、1本の信号線で0.75[Gbps]の帯域を要すると、0.75[Gbps]×2[本]=1.5[Gbps]となる。
(1)解像度変換部26,27からQHD(YC)領域34cへの信号線
(2)QHD(YC)領域34cから表示インターフェース30,31への信号線
このため、QHD画像信号の使用帯域は、1本の信号線で0.75[Gbps]の帯域を要すると、0.75[Gbps]×2[本]=1.5[Gbps]となる。
以上より、信号処理回路4とメモリ34との間における画像信号の使用帯域は、以下のように求まる。
36+9+1.5=46.5[Gbps]
そして、この使用帯域は、メモリ34の最大帯域である60[Gbps]以内である。
36+9+1.5=46.5[Gbps]
そして、この使用帯域は、メモリ34の最大帯域である60[Gbps]以内である。
このように本例の信号処理回路4は、撮像したスルー画像を表示したり、スルー画像を記録したりする時には、4K(RGB)画像信号の現像処理の後に、2K(YC)画像信号へのダウンコンバートをするのでない。つまり、信号処理回路4は、4K(RGB)画像信号の現像処理と2K(RGB)画像信号の現像処理をメモリ34にアクセスせずに並列して実行する。これにより、メモリ34への4K(YC)画像信号のアクセス回数を減らすことができる。信号処理回路4の回路規模はその分増えるが、4K(RGB)画像信号の現像設定と2K(RGB)画像信号の現像設定を分離する事も可能になるメリットもある。
<再生時における信号処理の流れ>
[従来の方式による画像信号処理の流れ]
図4は、従来の方式による4K(YC)画像信号の再生時における信号処理の流れを示すブロック図である。
4K(YC)画像信号の再生時には、リムーバブルメディア11からメディアインターフェース8が4K(YC)画像信号を読み出す。そして、2Kコーデック7aがデコードした4K(YC)画像信号を、コーデックインターフェース29を介して、4K(YC)領域34aに書き込む。
[従来の方式による画像信号処理の流れ]
図4は、従来の方式による4K(YC)画像信号の再生時における信号処理の流れを示すブロック図である。
4K(YC)画像信号の再生時には、リムーバブルメディア11からメディアインターフェース8が4K(YC)画像信号を読み出す。そして、2Kコーデック7aがデコードした4K(YC)画像信号を、コーデックインターフェース29を介して、4K(YC)領域34aに書き込む。
第1の解像度変換部24は、4K(YC)領域34aから読み出した4K(YC)画像信号を2K(YC)画像信号に変換し、2K(YC)領域34bに書き込む。解像度変換部26,27は、2K(YC)領域34bから読み出した2K(YC)画像信号を、QHD画像信号に変換し、QHD(YC)領域34cに書き込む。
モニタインターフェース32は、4K(YC)領域34aから読み出した4K(YC)画像信号をモニタ12に出力する。また、表示インターフェース30,31は、QHD(YC)領域34cから読み出したYCのQHD画像信号を、表示部9,10に出力する。
ここで、信号処理回路4とメモリ34との間で4K(YC)画像信号は、以下に示す3本の信号線により書込み又は読み出される。
(1)コーデックインターフェース29から4K(YC)領域34aへの信号線
(2)4K(YC)領域34aから第1の解像度変換部24への信号線
(3)4K(YC)領域34aからモニタインターフェース32への信号線
このため、4K(YC)画像信号の使用帯域は、1本の信号線で12[Gbps]の帯域を要すると、12[Gbps]×3[本]=36[Gbps]となる。
(1)コーデックインターフェース29から4K(YC)領域34aへの信号線
(2)4K(YC)領域34aから第1の解像度変換部24への信号線
(3)4K(YC)領域34aからモニタインターフェース32への信号線
このため、4K(YC)画像信号の使用帯域は、1本の信号線で12[Gbps]の帯域を要すると、12[Gbps]×3[本]=36[Gbps]となる。
また、信号処理回路4とメモリ34との間で2K(YC)画像信号は、以下に示す2本の信号線により書込み又は読み出される。
(1)第1の解像度変換部24から2K(YC)領域34bへの信号線
(2)2K(YC)領域34bから解像度変換部26,27への信号線
このため、2K(YC)画像信号の使用帯域は、1本の信号線で3[Gbps]の帯域を要すると、3[Gbps]×2[本]=6[Gbps]となる。
(1)第1の解像度変換部24から2K(YC)領域34bへの信号線
(2)2K(YC)領域34bから解像度変換部26,27への信号線
このため、2K(YC)画像信号の使用帯域は、1本の信号線で3[Gbps]の帯域を要すると、3[Gbps]×2[本]=6[Gbps]となる。
また、信号処理回路4とメモリ34との間でQHD画像信号は、以下に示す2本の信号線により書込み又は読み出される。
(1)解像度変換部26,27からQHD(YC)領域34cへの信号線
(2)QHD(YC)領域34cから表示インターフェース30,31への信号線
このため、QHD画像信号の使用帯域は、1本の信号線で0.75[Gbps]の帯域を要すると、0.75[Gbps]×2[本]=1.5[Gbps]となる。
(1)解像度変換部26,27からQHD(YC)領域34cへの信号線
(2)QHD(YC)領域34cから表示インターフェース30,31への信号線
このため、QHD画像信号の使用帯域は、1本の信号線で0.75[Gbps]の帯域を要すると、0.75[Gbps]×2[本]=1.5[Gbps]となる。
以上より、信号処理回路4とメモリ34との間における画像信号の使用帯域は、以下のように求まる。
36+6+1.5=43.5[Gbps]
この使用帯域は、メモリ34の最大帯域である60[Gbps]以内である。
36+6+1.5=43.5[Gbps]
この使用帯域は、メモリ34の最大帯域である60[Gbps]以内である。
[本実施の形態例に係る方式による画像信号処理の流れ]
図5は、本実施の形態例に係る方式による4K(YC)画像信号の再生時における信号処理の流れを示すブロック図である。
ここでは、画像信号の使用帯域をできるだけ抑えるためにどのように信号処理を行うかについて説明する。
図5は、本実施の形態例に係る方式による4K(YC)画像信号の再生時における信号処理の流れを示すブロック図である。
ここでは、画像信号の使用帯域をできるだけ抑えるためにどのように信号処理を行うかについて説明する。
YCのs画像信号を再生する場合において、コーデックインターフェース29は、コーデックによってデコードされたYCのs画像信号をメモリ34の4K(YC)領域34aに書込む。そして、第1の解像度変換部24は、コーデックによってデコードされたYCのs画像信号をYCのt画像信号に変換し、YCのt画像信号をメモリ34の2K(YC)領域34bに書き込む。
具体的には、4K(YC)画像信号の再生時には、リムーバブルメディア11からメディアインターフェース8が4K(YC)画像信号を読み出す。そして、2Kコーデック7aがデコードした4K(YC)画像信号を、コーデックインターフェース29を介して、4K(YC)領域34aに書き込む。また、コーデックインターフェース29から第1の解像度変換部24に4K(YC)画像信号を出力する。
第1の解像度変換部24は、コーデックインターフェース29から入力した4K(YC)画像信号を2K(YC)画像信号に変換し、2K(YC)領域34bに書き込む。解像度変換部26,27は、2K(YC)領域34bから読み出した2K(YC)画像信号を、QHD画像信号に変換し、QHD(YC)領域34cに書き込む。
モニタインターフェース32は、4K(YC)領域34aから読み出した4K(YC)画像信号をモニタ12に出力する。また、表示インターフェース30,31は、QHD(YC)領域34cから読み出したYCのQHD画像信号を、表示部9,10に出力する。
ここで、信号処理回路4とメモリ34との間で4K(YC)画像信号は、以下に示す2本の信号線により書込み又は読み出される。
(1)コーデックインターフェース29から4K(YC)領域34aへの信号線
(2)4K(YC)領域34aからモニタインターフェース32への信号線
このため、4K(YC)画像信号の使用帯域は、1本の信号線で12[Gbps]の帯域を要すると、12[Gbps]×2[本]=24[Gbps]となる。
(1)コーデックインターフェース29から4K(YC)領域34aへの信号線
(2)4K(YC)領域34aからモニタインターフェース32への信号線
このため、4K(YC)画像信号の使用帯域は、1本の信号線で12[Gbps]の帯域を要すると、12[Gbps]×2[本]=24[Gbps]となる。
また、信号処理回路4とメモリ34との間で2K(YC)画像信号は、以下に示す2本の信号線により書込み又は読み出される。
(1)第1の解像度変換部24から2K(YC)領域34bへの信号線
(2)2K(YC)領域34bから解像度変換部26,27への信号線
このため、2K(YC)画像信号の使用帯域は、1本の信号線で3[Gbps]の帯域を要すると、3[Gbps]×2[本]=6[Gbps]となる。
(1)第1の解像度変換部24から2K(YC)領域34bへの信号線
(2)2K(YC)領域34bから解像度変換部26,27への信号線
このため、2K(YC)画像信号の使用帯域は、1本の信号線で3[Gbps]の帯域を要すると、3[Gbps]×2[本]=6[Gbps]となる。
また、信号処理回路4とメモリ34との間でQHD画像信号は、以下に示す2本の信号線により書込み又は読み出される。
(1)解像度変換部26,27からQHD(YC)領域34cへの信号線
(2)QHD(YC)領域34cから表示インターフェース30,31への信号線
このため、QHD画像信号の使用帯域は、1本の信号線で0.75[Gbps]の帯域を要すると、0.75[Gbps]×2[本]=1.5[Gbps]となる。
(1)解像度変換部26,27からQHD(YC)領域34cへの信号線
(2)QHD(YC)領域34cから表示インターフェース30,31への信号線
このため、QHD画像信号の使用帯域は、1本の信号線で0.75[Gbps]の帯域を要すると、0.75[Gbps]×2[本]=1.5[Gbps]となる。
以上より、信号処理回路4とメモリ34との間における画像信号の使用帯域は、以下のように求まる。
24+6+1.5=31.5[Gbps]
この使用帯域は、メモリ34の最大帯域である60[Gbps]以内である。
24+6+1.5=31.5[Gbps]
この使用帯域は、メモリ34の最大帯域である60[Gbps]以内である。
ここで、4K(YC)画像信号の再生時においては、従来の方式でも画像信号の使用帯域がメモリ34の最大帯域以内である。しかし、メモリ34の使用帯域をできるだけ少なくすることができれば、メモリ34に他の信号処理の帯域を割り当てることができる。このため、本実施の形態例に係る方式に示したように、コーデックインターフェース29から第1の解像度変換部24に4K(YC)画像信号を直接送る。そして、この4K(YC)画像信号を2K(YC)画像信号に変換すれば、メモリ34の帯域を有効に活用することができる。
図6は、本実施の形態例に係る方式による2K(YC)画像信号の再生時における信号処理の流れを示すブロック図である。
YCのt画像信号を再生する場合において、コーデックインターフェース29は、コーデックから入力するYCのt画像信号をデコードしてメモリ34の2K(YC)領域34bに書込む。そして、解像度変換部26,27は、メモリ34の2K(YC)領域34bから読み出したYCのt画像信号の解像度を、YCのu画像信号に変換し、YCのu画像信号をメモリ34のQHD(YC)領域34cに書き込む。
具体的には、2K(YC)画像信号の再生時には、リムーバブルメディア11からメディアインターフェース8が2K(YC)画像信号を読み出す。そして、2Kコーデック7aがデコードした2K(YC)画像信号を、コーデックインターフェース29を介して、2K(YC)領域34bに書き込む。また、コーデックインターフェース29から解像度変換部26,27に2K(YC)画像信号を出力する。解像度変換部26,27は、2K(YC)領域34bから読み出した2K(YC)画像信号を、QHD画像信号に変換し、QHD(YC)領域34cに書き込む。
モニタインターフェース32は、2K(YC)領域34bから読み出した2K(YC)画像信号をモニタ12に出力する。また、表示インターフェース30,31は、QHD(YC)領域34cから読み出したYCのQHD画像信号を、表示部9,10に出力する。
ここで、信号処理回路4とメモリ34との間で2K(YC)画像信号は、以下に示す3本の信号線により書込み又は読み出される。
(1)コーデックインターフェース29から2K(YC)領域34bへの信号線
(2)2K(YC)領域34bから解像度変換部26,27への信号線
(2)2K(YC)領域34bからモニタインターフェース32への信号線
このため、2K(YC)画像信号の使用帯域は、1本の信号線で3[Gbps]の帯域を要すると、3[Gbps]×3[本]=24[Gbps]となる。
(1)コーデックインターフェース29から2K(YC)領域34bへの信号線
(2)2K(YC)領域34bから解像度変換部26,27への信号線
(2)2K(YC)領域34bからモニタインターフェース32への信号線
このため、2K(YC)画像信号の使用帯域は、1本の信号線で3[Gbps]の帯域を要すると、3[Gbps]×3[本]=24[Gbps]となる。
また、信号処理回路4とメモリ34との間でQHD画像信号は、以下に示す2本の信号線により書込み又は読み出される。
(1)解像度変換部26,27からQHD(YC)領域34cへの信号線
(2)QHD(YC)領域34cから表示インターフェース30,31への信号線
このため、QHD画像信号の使用帯域は、1本の信号線で0.75[Gbps]の帯域を要すると、0.75[Gbps]×2[本]=1.5[Gbps]となる。
(1)解像度変換部26,27からQHD(YC)領域34cへの信号線
(2)QHD(YC)領域34cから表示インターフェース30,31への信号線
このため、QHD画像信号の使用帯域は、1本の信号線で0.75[Gbps]の帯域を要すると、0.75[Gbps]×2[本]=1.5[Gbps]となる。
以上より、信号処理回路4とメモリ34との間における画像信号の使用帯域は、以下のように求まる。
9+1.5=10.5[Gbps]
この使用帯域は、メモリ34の最大帯域である60[Gbps]以内である。
9+1.5=10.5[Gbps]
この使用帯域は、メモリ34の最大帯域である60[Gbps]以内である。
以上説明した一実施の形態例によれば、信号処理回路4とメモリ34との間で行われる画像信号の書込みと読み出し回数を減らすことにより、メモリ34の使用帯域をメモリ34の最大帯域に収めることができる。このため、信号処理回路4がメモリ34に高速アクセスして、処理を行うことができる。
ここで、表示部9,10やモニタ12にスルー画像を表示させる場合、又はリムーバブルメディア11にエンコードした画像信号を記録させる場合には、第1の現像部23と第2の現像部25が同時に動作する。そして、第1の現像部23は4K(YC)画像信号をメモリ34に書込み、第2の現像部25は2K(YC)画像信号をメモリ34に書込んでいる。これにより、従来は、現像した4K(YC)画像信号をメモリ34に書き込んだ後、この4K(YC)画像信号をメモリ34から読み出して2K(YC)画像信号に解像度変換していた処理に比べ、メモリ34への書込み回数を減らすことができる。
また、リムーバブルメディア11から画像信号を読み出して4K画像を再生する場合には、コーデックインターフェース29がデコードされた4K(YC)画像信号をメモリ34に書き込む。この書込みと同時に、第1の解像度変換部24が4K(RGB)画像信号を2K(RGB)画像信号に変換する。そして、この変換した2K(YC)画像信号をメモリ34に書き込むようにしている。このため、4K画像の再生時においても、メモリ34の使用帯域を削減し、画像信号のバッファとしての機能以外にもメモリ34に機能を割り当てることができる。
また、表示部9,10に表示させるための画サイズは、4K画像や2K画像と比べて小さい。このため、表示部9,10の画サイズに合わせて2K(YC)画像信号の解像度変換を行うことにより、メモリ34の使用帯域を減らすことができる。
また、4K(YC)画像信号のベースバンドのデータ帯域は12[Gbps]あり、何度も書込みと読み出しをすると、1チップの信号処理回路4が許容出来るメモリ帯域が破綻してしまう。このため、メモリ34への書込み回数と読み出し回数を減らすことは極めて有効である
<2.変形例>
なお、4K(RGB)画像信号と2K(RGB)画像信号について、それぞれ別の現像処理を行うことが可能である。例えば、4K(RGB)画像信号の現像にはガンマ補正を行い、2K(RGB)画像信号の現像にはS−Log(エスログ)を行うようにしてもよい。S−Logとは、波間の反射光等の広いダイナミックレンジの画像を破綻なく表示させるための補正処理である。
なお、4K(RGB)画像信号と2K(RGB)画像信号について、それぞれ別の現像処理を行うことが可能である。例えば、4K(RGB)画像信号の現像にはガンマ補正を行い、2K(RGB)画像信号の現像にはS−Log(エスログ)を行うようにしてもよい。S−Logとは、波間の反射光等の広いダイナミックレンジの画像を破綻なく表示させるための補正処理である。
また、上述した実施の形態例では、撮像装置としてのカムコーダ1に本開示を適用した例について説明したが、カムコーダ1から光学系2、撮像素子3、補正部21を除いた再生装置に本開示を適用してもよい。
また、上述した実施の形態例における一連の処理は、ハードウェアにより実行することができるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、又は各種の機能を実行するためのプログラムをインストールしたコンピュータにより、実行可能である。例えば汎用のパーソナルコンピュータ等に所望のソフトウェアを構成するプログラムをインストールして実行させればよい。
また、上述した実施の形態例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給してもよい。また、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(又はCPU等の制御装置)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、機能が実現されることは言うまでもない。
この場合のプログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施の形態例の機能が実現される。加えて、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS等が実際の処理の一部又は全部を行う。その処理によって上述した実施の形態例の機能が実現される場合も含まれる。
また、本開示は上述した実施の形態例に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した本開示の要旨を逸脱しない限りその他種々の応用例、変形例を取り得ることは勿論である。
なお、本開示は以下のような構成も取ることができる。
(1)
RAWデータを、第1の解像度としたRGBのs画像信号に色分離する色分離部と、
前記RGBのs画像信号を輝度信号Yと色信号Cに分離したYCのs画像信号をメモリの第1の領域に書き込む第1の現像部と、
前記RGBのs画像信号を、前記RGBのs画像信号とは異なる解像度としたRGBのt画像信号に変換する第1の解像度変換部と、
前記RGBのt画像信号を輝度信号Yと色信号Cに分離したYCのt画像信号を前記メモリの第2の領域に書き込む第2の現像部と、
所定のインターフェース規格による伝送路によって周辺機器に接続され、前記第1の領域に対して前記YCのs画像信号の読み出し若しくは書込みを行い、又は前記第2の領域に対して前記YCのt画像信号を読み出し若しくは書込みを行って、前記周辺機器に前記YCのs画像信号又は前記YCのt画像信号を入出力するインターフェース部と、を備える
信号処理回路。
(2)
さらに、前記メモリの第2の領域から読み出した前記YCのt画像信号の解像度を、前記YCのs画像信号及びt画像信号とは異なる解像度としたYCのu画像信号に変換し、前記YCのu画像信号を前記メモリの第3の領域に書き込む第2の解像度変換部と、を備える
前記(1)記載の信号処理回路。
(3)
前記インターフェース部には、
前記第1の領域から読み出した前記YCのs画像信号、又は前記第2の領域から読み出した前記YCのt画像信号をエンコードして、コーデックに出力し、前記コーデックから入力した前記YCのs画像信号又は前記YCのt画像信号をデコードして前記第1の領域に書き込むコーデックインターフェースと、
前記第1の領域から読み出した前記YCのs画像信号、又は前記第2の領域から読み出した前記YCのt画像信号を、モニタに出力するモニタインターフェースと、
前記第3の領域から読み出した前記YCのu画像信号を、表示部に出力する表示インターフェースと、が含まれる
前記(1)又は(2)記載の信号処理回路。
(4)
前記YCのt画像信号を再生する場合において、
前記コーデックインターフェースは、前記コーデックから入力する前記YCのt画像信号をデコードして前記メモリの第2の領域に書込み、
前記第2の解像度変換部は、前記メモリの第2の領域から読み出した前記YCのt画像信号の解像度を、前記YCのu画像信号に変換し、前記YCのu画像信号を前記メモリの第3の領域に書き込む
前記(1)〜(3)のいずれかに記載の信号処理回路。
(5)
前記YCのs画像信号を再生する場合において、
前記コーデックインターフェースは、前記コーデックによってデコードされた前記YCのs画像信号を前記メモリの第1の領域に書込み、
前記第1の解像度変換部は、前記コーデックによってデコードされた前記YCのs画像信号を前記YCのt画像信号に変換し、前記YCのt画像信号を前記メモリの第2の領域に書き込む
前記(1)〜(3)のいずれかに記載の信号処理回路。
(6)
メモリと、
光学系を介して撮像面に結像した被写体像に基づいてRAWデータを出力する撮像素子と、
前記RAWデータを補正する補正部と、
補正された前記RAWデータを、第1の解像度としたRGBのs画像信号に色分離する色分離部と、
前記RGBのs画像信号を輝度信号Yと色信号Cに分離したYCのs画像信号をメモリの第1の領域に書き込む第1の現像部と、
前記RGBのs画像信号を、前記RGBのs画像信号とは異なる解像度としたRGBのt画像信号に変換する第1の解像度変換部と、
前記RGBのt画像信号を輝度信号Yと色信号Cに分離したYCのt画像信号を前記メモリの第2の領域に書き込む第2の現像部と、
所定のインターフェース規格による伝送路によって周辺機器に接続され、前記第1の領域に対して前記YCのs画像信号の読み出し若しくは書込みを行い、又は前記第2の領域に対して前記YCのt画像信号を読み出し若しくは書込みを行って、前記周辺機器に前記YCのs画像信号又は前記YCのt画像信号を入出力するインターフェース部と、
前記インターフェース部から入力した前記YCのs画像信号、若しくは前記YCのt画像信号をエンコードしてメディアに出力し、又は前記メディアから入力した前記YCのs画像信号又は前記YCのt画像信号をデコードして前記インターフェース部に出力するコーデックと、を備える
撮像装置。
(7)
RAWデータを、第1の解像度としたRGBのs画像信号に色分離する手順、
前記RGBのs画像信号を輝度信号Yと色信号Cに分離したYCのs画像信号をメモリの第1の領域に書き込む手順、
前記RGBのs画像信号を、前記RGBのs画像信号とは異なる解像度としたRGBのt画像信号に変換する手順、
前記RGBのt画像信号を輝度信号Yと色信号Cに分離したYCのt画像信号を前記メモリの第2の領域に書き込む手順、
所定のインターフェース規格による伝送路によって周辺機器に接続されるインターフェース部が、前記第1の領域に対して前記YCのs画像信号の読み出し若しくは書込みを行い、又は前記第2の領域に対して前記YCのt画像信号を読み出し若しくは書込みを行って、前記周辺機器に前記YCのs画像信号又は前記YCのt画像信号を入出力する手順とを
コンピュータに実行させるプログラム。
(1)
RAWデータを、第1の解像度としたRGBのs画像信号に色分離する色分離部と、
前記RGBのs画像信号を輝度信号Yと色信号Cに分離したYCのs画像信号をメモリの第1の領域に書き込む第1の現像部と、
前記RGBのs画像信号を、前記RGBのs画像信号とは異なる解像度としたRGBのt画像信号に変換する第1の解像度変換部と、
前記RGBのt画像信号を輝度信号Yと色信号Cに分離したYCのt画像信号を前記メモリの第2の領域に書き込む第2の現像部と、
所定のインターフェース規格による伝送路によって周辺機器に接続され、前記第1の領域に対して前記YCのs画像信号の読み出し若しくは書込みを行い、又は前記第2の領域に対して前記YCのt画像信号を読み出し若しくは書込みを行って、前記周辺機器に前記YCのs画像信号又は前記YCのt画像信号を入出力するインターフェース部と、を備える
信号処理回路。
(2)
さらに、前記メモリの第2の領域から読み出した前記YCのt画像信号の解像度を、前記YCのs画像信号及びt画像信号とは異なる解像度としたYCのu画像信号に変換し、前記YCのu画像信号を前記メモリの第3の領域に書き込む第2の解像度変換部と、を備える
前記(1)記載の信号処理回路。
(3)
前記インターフェース部には、
前記第1の領域から読み出した前記YCのs画像信号、又は前記第2の領域から読み出した前記YCのt画像信号をエンコードして、コーデックに出力し、前記コーデックから入力した前記YCのs画像信号又は前記YCのt画像信号をデコードして前記第1の領域に書き込むコーデックインターフェースと、
前記第1の領域から読み出した前記YCのs画像信号、又は前記第2の領域から読み出した前記YCのt画像信号を、モニタに出力するモニタインターフェースと、
前記第3の領域から読み出した前記YCのu画像信号を、表示部に出力する表示インターフェースと、が含まれる
前記(1)又は(2)記載の信号処理回路。
(4)
前記YCのt画像信号を再生する場合において、
前記コーデックインターフェースは、前記コーデックから入力する前記YCのt画像信号をデコードして前記メモリの第2の領域に書込み、
前記第2の解像度変換部は、前記メモリの第2の領域から読み出した前記YCのt画像信号の解像度を、前記YCのu画像信号に変換し、前記YCのu画像信号を前記メモリの第3の領域に書き込む
前記(1)〜(3)のいずれかに記載の信号処理回路。
(5)
前記YCのs画像信号を再生する場合において、
前記コーデックインターフェースは、前記コーデックによってデコードされた前記YCのs画像信号を前記メモリの第1の領域に書込み、
前記第1の解像度変換部は、前記コーデックによってデコードされた前記YCのs画像信号を前記YCのt画像信号に変換し、前記YCのt画像信号を前記メモリの第2の領域に書き込む
前記(1)〜(3)のいずれかに記載の信号処理回路。
(6)
メモリと、
光学系を介して撮像面に結像した被写体像に基づいてRAWデータを出力する撮像素子と、
前記RAWデータを補正する補正部と、
補正された前記RAWデータを、第1の解像度としたRGBのs画像信号に色分離する色分離部と、
前記RGBのs画像信号を輝度信号Yと色信号Cに分離したYCのs画像信号をメモリの第1の領域に書き込む第1の現像部と、
前記RGBのs画像信号を、前記RGBのs画像信号とは異なる解像度としたRGBのt画像信号に変換する第1の解像度変換部と、
前記RGBのt画像信号を輝度信号Yと色信号Cに分離したYCのt画像信号を前記メモリの第2の領域に書き込む第2の現像部と、
所定のインターフェース規格による伝送路によって周辺機器に接続され、前記第1の領域に対して前記YCのs画像信号の読み出し若しくは書込みを行い、又は前記第2の領域に対して前記YCのt画像信号を読み出し若しくは書込みを行って、前記周辺機器に前記YCのs画像信号又は前記YCのt画像信号を入出力するインターフェース部と、
前記インターフェース部から入力した前記YCのs画像信号、若しくは前記YCのt画像信号をエンコードしてメディアに出力し、又は前記メディアから入力した前記YCのs画像信号又は前記YCのt画像信号をデコードして前記インターフェース部に出力するコーデックと、を備える
撮像装置。
(7)
RAWデータを、第1の解像度としたRGBのs画像信号に色分離する手順、
前記RGBのs画像信号を輝度信号Yと色信号Cに分離したYCのs画像信号をメモリの第1の領域に書き込む手順、
前記RGBのs画像信号を、前記RGBのs画像信号とは異なる解像度としたRGBのt画像信号に変換する手順、
前記RGBのt画像信号を輝度信号Yと色信号Cに分離したYCのt画像信号を前記メモリの第2の領域に書き込む手順、
所定のインターフェース規格による伝送路によって周辺機器に接続されるインターフェース部が、前記第1の領域に対して前記YCのs画像信号の読み出し若しくは書込みを行い、又は前記第2の領域に対して前記YCのt画像信号を読み出し若しくは書込みを行って、前記周辺機器に前記YCのs画像信号又は前記YCのt画像信号を入出力する手順とを
コンピュータに実行させるプログラム。
1…カムコーダ、2…光学系、3…撮像素子、4…信号処理回路、21…補正部、22…色分離部、23…第1の現像部、24…第1の解像度変換部、25…第2の現像部、26…解像度変換部、26…第2の解像度変換部、27…第3の解像度変換部、28…制御部、29…コーデックインターフェース、30…表示インターフェース、33…メモリインターフェース、34…メモリ
Claims (7)
- RAWデータを、第1の解像度としたRGBのs画像信号に色分離する色分離部と、
前記RGBのs画像信号を輝度信号Yと色信号Cに分離したYCのs画像信号をメモリの第1の領域に書き込む第1の現像部と、
前記RGBのs画像信号を、前記RGBのs画像信号とは異なる解像度としたRGBのt画像信号に変換する第1の解像度変換部と、
前記RGBのt画像信号を輝度信号Yと色信号Cに分離したYCのt画像信号を前記メモリの第2の領域に書き込む第2の現像部と、
所定のインターフェース規格による伝送路によって周辺機器に接続され、前記第1の領域に対して前記YCのs画像信号の読み出し若しくは書込みを行い、又は前記第2の領域に対して前記YCのt画像信号を読み出し若しくは書込みを行って、前記周辺機器に前記YCのs画像信号又は前記YCのt画像信号を入出力するインターフェース部と、を備える
信号処理回路。 - さらに、前記メモリの第2の領域から読み出した前記YCのt画像信号の解像度を、前記YCのs画像信号及びt画像信号とは異なる解像度としたYCのu画像信号に変換し、前記YCのu画像信号を前記メモリの第3の領域に書き込む第2の解像度変換部と、を備える
請求項1記載の信号処理回路。 - 前記インターフェース部には、
前記第1の領域から読み出した前記YCのs画像信号、又は前記第2の領域から読み出した前記YCのt画像信号をエンコードして、コーデックに出力し、前記コーデックから入力した前記YCのs画像信号又は前記YCのt画像信号をデコードして前記第1の領域に書き込むコーデックインターフェースと、
前記第1の領域から読み出した前記YCのs画像信号、又は前記第2の領域から読み出した前記YCのt画像信号を、モニタに出力するモニタインターフェースと、
前記第3の領域から読み出した前記YCのu画像信号を、表示部に出力する表示インターフェースと、が含まれる
請求項2記載の信号処理回路。 - 前記YCのt画像信号を再生する場合において、
前記コーデックインターフェースは、前記コーデックから入力する前記YCのt画像信号をデコードして前記メモリの第2の領域に書込み、
前記第2の解像度変換部は、前記メモリの第2の領域から読み出した前記YCのt画像信号の解像度を、前記YCのu画像信号に変換し、前記YCのu画像信号を前記メモリの第3の領域に書き込む
請求項3記載の信号処理回路。 - 前記YCのs画像信号を再生する場合において、
前記コーデックインターフェースは、前記コーデックによってデコードされた前記YCのs画像信号を前記メモリの第1の領域に書込み、
前記第1の解像度変換部は、前記コーデックによってデコードされた前記YCのs画像信号を前記YCのt画像信号に変換し、前記YCのt画像信号を前記メモリの第2の領域に書き込む
請求項3記載の信号処理回路。 - メモリと、
光学系を介して撮像面に結像した被写体像に基づいてRAWデータを出力する撮像素子と、
前記RAWデータを補正する補正部と、
補正された前記RAWデータを、第1の解像度としたRGBのs画像信号に色分離する色分離部と、
前記RGBのs画像信号を輝度信号Yと色信号Cに分離したYCのs画像信号を前記メモリの第1の領域に書き込む第1の現像部と、
前記RGBのs画像信号を、前記RGBのs画像信号とは異なる解像度としたRGBのt画像信号に変換する第1の解像度変換部と、
前記RGBのt画像信号を輝度信号Yと色信号Cに分離したYCのt画像信号を前記メモリの第2の領域に書き込む第2の現像部と、
所定のインターフェース規格による伝送路によって周辺機器に接続され、前記第1の領域に対して前記YCのs画像信号の読み出し若しくは書込みを行い、又は前記第2の領域に対して前記YCのt画像信号を読み出し若しくは書込みを行って、前記周辺機器に前記YCのs画像信号又は前記YCのt画像信号を入出力するインターフェース部と、
前記インターフェース部から入力した前記YCのs画像信号、若しくは前記YCのt画像信号をエンコードしてメディアに出力し、又は前記メディアから入力した前記YCのs画像信号又は前記YCのt画像信号をデコードして前記インターフェース部に出力するコーデックと、を備える
撮像装置。 - RAWデータを、第1の解像度としたRGBのs画像信号に色分離する手順、
前記RGBのs画像信号を輝度信号Yと色信号Cに分離したYCのs画像信号をメモリの第1の領域に書き込む手順、
前記RGBのs画像信号を、前記RGBのs画像信号とは異なる解像度としたRGBのt画像信号に変換する手順、
前記RGBのt画像信号を輝度信号Yと色信号Cに分離したYCのt画像信号を前記メモリの第2の領域に書き込む手順、
所定のインターフェース規格による伝送路によって周辺機器に接続されるインターフェース部が、前記第1の領域に対して前記YCのs画像信号の読み出し若しくは書込みを行い、又は前記第2の領域に対して前記YCのt画像信号を読み出し若しくは書込みを行って、前記周辺機器に前記YCのs画像信号又は前記YCのt画像信号を入出力する手順とを
コンピュータに実行させるプログラム。
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