JP2014093642A - セッションボーダーコントローラに対する高速振り分け方法及び接続システム - Google Patents

セッションボーダーコントローラに対する高速振り分け方法及び接続システム Download PDF

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Abstract

【課題】トラヒックに応じて網間接続のためのSBC(セッションボーダーコントローラ)を複数設置した場合に、SBCの増減に柔軟に対応できる、SBCに対する呼やセッションの振り分け方法を提供する。
【解決手段】各ネットワークからのRTPパケットをそれぞれ複数のSBCに振り分ける振分装置A,Cと、SBCに対してピンホール(Pinhole)やNAPTの設定を行うSIPサーバからのパス制御信号を複数のSBCに振り分ける振分装置Bとを設ける。ネットワーク及びSIPサーバからは対応する振分装置のアドレスを用いてSBCにアクセスできるようにして、複数のSBCが全体として1台の装置としてネットワーク及びSIPサーバから見えるようにする。振分装置A〜Cにおいて、同一のセッションに関するRTPパケットとパス制御信号が同一のSBCに送られるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、IP(インターネットプロトコル:Internet Protocol)電話サービス網などのネットワークを相互に接続するためのSBC(セッションボーダーコントローラ:Session Border Controller)に関し、特に、複数のSBCを用いて負荷分散を図るときの振り分け方法と、この振り分け方法を実施してネットワークを相互に接続する接続システムとに関する。
インターネットなどの普及に伴って、IP網上で電話サービスを提供するIP電話サービス網などが構築されるようになってきた。IP網上で電話サービスなどの実時間性が要求されるサービスを実現するためにはパス制御プロトコルとして一般にSIP(セッションイニシエーションプロトコル:Session Initiation Protocol)が使用され、ネットワークに接続する端末間で実際に疎通の対象となる情報(これを主情報と呼ぶ)のデータは、RTP(リアルタイム転送プロトコル(Realtime Transfer Protocol))を用いて伝送されている。SIPが利用可能な複数のネットワークが存在してそれらのネットワークの相互間で例えばIP電話による通話を行おうとする場合には、それらのネットワークを相互に接続してネットワーク間でIPパケットが転送されるようにする必要がある。隣接するネットワーク間で主情報のRTPパケットを疎通できるようにする装置として、セッションボーダーコントローラ(SBC)がある。なお、SIPもRTPもアプリケーションレイヤでのプロトコルであり、SIPやRTPのパケットデータは、TCP(トランミッション制御プロトコル(Transmission Control Protocol))/IPまたはUDP(ユーザデータグラムプロトコル(User Datagram Protocol))/IPなどの下位レイヤの通信プロトコルを利用して伝送される。
2つのSIP網を相互接続する場合、それぞれの網におけるアドレス体系及び使用するポートが異なる場合があり、その場合、SBCにおいてアドレスとポート番号の変換が必要となる。アドレスとポート番号の変換には、一般的にNAPT(ネットワークアドレスポート変換:Network Address Port Translation)技術が用いられる。また、セキュリティ上の観点から、ネットワーク間をまたがるトラフィックをSBCにおいて原則として阻止した上で、IPアドレス及びポート番号で指定される許されたセッションのトラフィックのみがネットワーク間で伝送されるようにする必要がある。IPアドレス及びポート番号で指定されるセッションのみがネットワーク間で伝送できる仕組みを、ファイアウォール(直訳すれば防火壁)に開けられた小さな穴になぞらえて、ピンホール(Pinhole)技術と呼ぶ。
図5は、SBCの基本動作を説明するものであって、一方のネットワークにIP電話番号が0501111である発信端末AAが存在し、他方のネットワークにIP電話番号0502222である着信端末BBが存在するとして、発信端末AAから着信端末BBに対して発呼した時のSIPの処理を示している。図では、SIP所定のINVITEメッセージ、Ringingメッセージ、OKメッセージ、ACKメッセージ及びBYEメッセージが端末間で交換されることが示されている。発信端末AAがINVITEメッセージによって発呼した場合、図示丸付き数字の1で示されるように、まず、下り(発信側から着信側に向かう方向)のRTPパケットに対するピンホールが開けられる。次いで、着信端末BBから発信端末AAへのOKメッセージにより、丸付き数字の2で示すように、上り(着信側から発信側に向かう方向)のRTPパケットに対するピンホールが開けられ、主情報転送処理として両者間での通話が可能となる。その後、BYEメッセージに応じて、丸付き数字の3で示すように、上り及び下りのピンホールが閉じられる。図6は、このようなピンホール処理をファイアウォールに対する設定情報により示したものである。図6における丸付き数字は図5での丸付き数字に対応している。
また図7は、図5に示した例でのNAPT処理を示しており、ここでは、一方のネットワークではプライベートIPアドレスが使用され、他方のネットワークではグローバルIPアドレスが使用されているものとしている。
図8は、SIPが利用可能な2つのネットワーク間をSBCを用いて相互接続した例を示している。ここではいずれもパケット転送網であるIP電話サービス網AとIP電話サービス網Bが設けられ、RTPセッションによってデータが転送され、IP電話サービス網A側にSBCが設けられているものとする。SBC自体は、上述したピンホール処理とNAPT処理を実行するものであり、そのために、アドレス変換テーブル等(すなわち、ピンホール処理に用いるテーブルおよびNAPTテーブル)を備えている。アドレス変換テーブル等に対してデータを書き込むためにSIPサーバも設けられている。SIPサーバは、通常のSIP処理を行い、SIPセッションのパケットのペイロード部分を参照することで、対応するRTPセッションを特定し、当該RTPセッションのパケットに対して行うべき処理内容をパス制御信号に記述してこのパス制御信号のパケットをSBCに送信する。これにより、SIPサーバで決定された処理内容がSBC内のアドレス変換テーブル等に書き込まれることになる。
IP電話サービス網Aには、端末Aとコールエージェントが設けられている。またIP電話サービス網Bには端末BとSIPサーバが設けられている。端末Aから端末Bに発呼する場合、標準的なSIP手順にしたがって、端末Aはコールエージェントを介してSIPサーバにアクセスしてセッションの確立を行う。その結果、端末Aと端末Bとの間でのRTPによるデータ転送に必要な情報が、パス制御信号によりSIPサーバからSBCのアドレス変換テーブル等に書き込まれ、端末Aから端末Bへのデータ転送用のRTPセッションが確立する。
図8に示した構成においてSIPサーバは、RTPセッションの確立と解消の際にSBCに対して必要な設定を行うだけであるから処理負荷は小さいが、SBCは、RTPパケットの到着ごとにNAPT処理を行い、また、不正なパケットを阻止する処理を行う必要があるから、各ネットワークにおける端末数が増えた場合などに処理負荷量が増大する。SBCを介して大規模ネットワーク同士の接続を実現するためには、例えば、SBCを複数並列に配置して処理の分散を図る必要がある。図9は、複数のSBC(図示したものではSBC #1とSBC #2)を設けてこれを単一のSIPサーバによって制御するようにした例を示している。複数のSBCのうちのいずれに対してピンホールやNAPTの設定を行うべきかを決定するために、SIPサーバ内には管理用のテーブルも設けられる。
図9のように構成した場合、図中の[1]〜[6]で示すように、複数のSBCはそれぞれ異なるアドレス(例えばMAC(メディアアクセス制御(Media Access Control)アドレス)によってアクセスされることになる。したがって、RTPパケットなどの主情報のデータ及びパス制御信号のパケットに関し、IP電話サービス網A及びIP電話サービス網Bのいずれにおいても、予め定められているSBCのそれぞれ異なるアドレスに対してパケットを送信する必要がある。当然のことながら、転送すべき情報に関する同一のセッションに属するRTPパケットとパス制御信号は、同じSBCに送られなければならない。そのため、例えばSBCの台数を増減させた場合に、SIPサーバにおいてもIP電話サービス網A,Bにおいても設定の変更を行う必要があり、運用が煩雑になる。また、特定のSBCに処理が動的に集中した場合においてそれを解消することが難しく、また、特定のSBCが故障した場合おいてもアドレス設定の変更を要するため、故障からの回復に時間がかかるようになる。なお、SBC間で動的に負荷分散を行うとしても、現に確立されて利用されているセッションに関しては、パケットロスや遅延などを防ぐために、同じSBCを経由するようにする必要がある。
本発明に関連するものとして、非特許文献1には、SIPによるセッション制御を行い、VoIP(ボイスオーバーIP(Voice over IP))通話による通信などのリアルタイム性を要求されるデータに対しては帯域を保証できるようにした、IPネットワークにおける呼制御技術が開示されている。
宮坂 昌宏,堀米 紀貴,岸田 好司,「NGNにおける帯域管理技術」,NTT技術ジャーナル,第20巻,第10号,第22-23頁,2008年10月
上述するように、負荷分散しつつネットワークを相互接続するために、複数のSBCを並列に配置した場合、SBCごとにそのSBCにアクセスするためのMACアドレスなどのアドレスが異なるため、SBCの増減や障害対応のためには、ネットワークやSIPサーバにおいてSBCにアクセスするために予め設定されているアドレスをその都度変更しなければならない。しかしながら、そのようなアドレス変更を行うことは複雑な運用をもたらすことになり、また、障害等への迅速な対応を困難にする。
そこで本発明の目的は、トラヒックに応じて網間接続のためのSBCを複数設置した場合における、これらSBCに対する呼やセッションの振り分けを行う振り分け方法であって、ネットワーク等での再設定を行うことなくSBCの増減を柔軟に行うことができる方法を提供することにある。
そこで本発明の別の目的は、トラヒックに応じてSBCを複数備える網間接続のための接続システムであって、SBCに対する呼やセッションの振り分けを行うとともに、ネットワーク等での再設定を行うことなくSBCの増減を柔軟に行うことができる接続システムを提供することにある。
本発明の接続システムは、第1のネットワークと第2のネットワークとを接続して第1のネットワークと第2のネットワークとの間での主情報の転送を可能にする接続システムであって、第1のネットワークと第2のネットワークとの間に並列に設けられた複数のSBC(セッションボーダーコントローラ)と、第1及び第2のネットワークの少なくとも一方からのパス制御プロトコルによる要求に応じて複数のセッションボーダーコントローラに対するパス制御信号を生成するパス制御サーバと、第1及び第2のネットワークの少なくとも一方ごとに設けられてそのネットワークからネットワークごとの単一のアドレスによってアクセスされ、主情報のデータを複数のSBCのいずれかに振り分ける第1の振分装置と、パス制御サーバから単一のアドレスでアクセスされ、パス制御信号を複数のSBCのいずれかに振り分ける第2の振分装置と、を有し、主情報の転送の同一のセッションに関して主情報のデータとパス制御信号とが同一のSBCに振り分けられるようにされている。
本発明の振り分け方法は、並列配置された複数のSBC(セッションボーダーコントローラ)を介して第1のネットワークと第2のネットワークとの間での主情報の転送を行う際の、複数のSBCに対して主情報のデータを振り分ける振り分け方法であって、第1及び第2のネットワークの少なくとも一方ごとにそのネットワークごとの単一のアドレスによって受け付けた主情報のデータを複数のSBCのいずれかに振り分ける第1の振分処理と、第1及び第2のネットワークの少なくとも一方からのパス制御プロトコルによる要求に応じて生成された複数のSBCに対するパス制御信号を単一のアドレスによって受け付けて、パス制御信号を複数のSBCのいずれかに振り分ける第2の振分処理と、を有し、主情報の転送における同一のセッションに関し、第1及び第2の振分処理において主情報のデータとパス制御信号とが同一のSBCに振り分けられるようにする。
本発明において、パス制御プロトコルは例えばSIPであり、主情報が例えばRTPによって転送される。パス制御プロトコルがSIPであれば、パス制御サーバはSIPサーバである。また、振分装置ごとあるいは振分処理ごとのアドレスは、例えば、MACアドレスである。
本発明では、振分装置あるいは振分処理を設けることによって複数のSBCを連携させ、単一のアドレスで動作する1台の装置であるように振る舞わせている。これによって、内部装置であるSBCの増減がネットワークやパス制御サーバから隠蔽される。その結果、本発明によれば、SBCの増減に際してネットワーク側やSIPサーバ側などでのアドレス再設定を行う必要がなくなり、システム拡張の際にもサービスの一時停止や設定変更などを行う必要がなくなる、という効果が得られる。
本発明の実施の一形態の振り分け方法が適用されるネットワークの構成を示すブロック図である。 振分装置の構成を示すブロック図である。 第1の振り分け方法を説明する図である。 第2の振り分け方法を説明する図である。 SBCの基本動作を示すシーケンス図である。 ピンホール処理を説明する図である。 NAPT処理を説明する図である。 単一のSBCを用いた網間接続を説明する図である。 複数のSBCに負荷分散させた従来の網間接続を説明する図である。
次に、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の一形態の振り分け方法が適用されるネットワークを示している。
図1に示したものでは、図9に示したものと同様に、IP電話サービス網AとIP電話サービス網Bとの間で情報のやり取りを可能にするために、複数のSBC(ここでは、SBC #1とSBC #2)を設け、これを単一のSIPサーバによって制御するようにしている。図1に示すものが図9に示したものと異なるところは、IP電話サービス網Aから複数のSBCに対してRTPパケットを振り分ける振分装置Aと、SIPサーバからのパス制御信号を複数のSBCに振り分ける振分装置Bと、IP電話サービス網Bから複数のSBCに対してRTPパケットを振り分ける振分装置Cが設けられていることである。振分装置A〜Cは、図示[1]〜[3]で示すように、それぞれ、アクセス用のアドレス(例えばMACアドレス)を有しており、例えば、IP電話サービス網Aからはアドレス[1]を用いて振分装置Aにアクセスすることにより、複数のSBCのうちのいずれかに対して振分装置Aを経由してRTPパケットを送ることができるようになっている。同様に、SIPサーバは、アドレス[2]を用いてパス制御信号を振分装置Bに送ることにより、複数のSBCのうちのいずれかにピンホールやNAPTの設定を行うことができるようになっている。このように図1に示した構成では、振分装置A〜Cに付与されたアドレスを用いて複数のSBCにアクセスできるようになっており、ネットワークやSIPサーバからは、複数のSBCがあたかも1台の装置であるかのように見えることとなる。すなわち、複数のSBCを有するという内部構成が隠蔽されることとなり、各ネットワーク(IP電話サービス網A,B)及びSIPサーバでは、SBCの増減やSBCでの障害発生等に関係なく、対応する振分装置のアドレスを永続的に設定しておくことで、複数のSBCへのアクセスが可能となる。
図1に示した構成では、2つのネットワーク間にセッションを形成して主情報のデータをRTPパケットなどによって伝送させる場合、セッション開始時(IP電話サービスの場合であれば発呼時)及びセッション終了時(IP電話サービスの場合であれば終呼時)に、SIPサーバからSBCに対してパス制御信号を送って、アドレス変換テーブル等(ピンホールテーブ及びNAPTテーブル)の変更などのパス生成/削除の処理を行う必要がある。したがって、同一のセッションに関し、振分装置A,Cによる主情報のデータの振り分け先となるSBCと、振分装置Bによるパス制御信号の振り分け先となるSBCとが一致している必要がある。セッションごとに振分装置A〜Cによる振り分け先が同一となるようにするためには、あらかじめ同一の振り分けルールを各振分装置に設定する方法や、あるいは、振分装置Bと振分装置A,Cとの間に図1の点線で示すように通知回線を設定し、振分装置Bで動的に決定した振り分け先を振分装置A,Cにも適用させる方法などがある。
振分装置Aと振分装置Cとは、IP電話サービス網A,Bのどちらに接続しているかのみが異なっていて、その他の点では同一であるから、以下、振分装置Aと振分装置Bとによって、本実施形態の振り分け方法についてさらに詳しく説明する。
振分装置A,Bにおいて同じ振り分けルールをあらかじめ設定しておく場合、振分装置A,Bは、入力するパケットがRTPパケットか、パス制御信号を伝送するためのパケットであるかの違いがあるだけで、図2に示すように実質的に同じ構成を有する。
IP電話サービス網A,Bで用いられる通信プロトコルがTCP/IPまたはUDP/IPであるとすると、よく知られているようにセッションは、5−tuple(5−タプル)すなわち、送信元IPアドレス、宛先IPアドレス、送信元ポート番号、宛先ポート番号及びプロトコル種別の組み合わせによって特定できる。SBCにおけるピンホール処理も、送信元IPアドレス、宛先IPアドレス、送信元ポート番号及び宛先ポート番号の組み合わせで実行されることになる。そこで、振分装置は、受信したRTPパケットのヘッダから、あるいは受信したパス制御信号のパケットから、5−tupleタプルをパケット受信部11と、パケット受信部11で抽出した5−タプルに対してハッシュ関数を適用してハッシュ値を算出するハッシュ値化処理部12と、ハッシュ値化処理部12で算出されたハッシュ値から、振り分け先となるSBCに対応する宛先装置IDを決定する宛先装置決定部13と、宛先装置決定部13で決定された宛先装置IDに基づいて、パケット受信部で受信したRTPパケットまたはパス制御信号パケットのMACアドレスを書き換えて、それらのパケットが振り分け先のSBCに転送されるようにするパケット送信部15と、を備えている。複数のSBCにはあらかじめ固有の宛先装置IDが付与されており、宛先装置決定部13には、ハッシュ値ごとにそのハッシュ値に対応した宛先装置IDを記述した振分テーブル14が設けられている。宛先装置決定部13は、ハッシュ値に応じて振分テーブル14を検索することにより、パケットの振り分け先となるべきSBCを宛先装置IDとして取り出す。パケット送信部15には、宛先装置IDで特定されるSBCのMACアドレス(宛先MACアドレス)を記述したMACアドレステーブル16が設けられている。パケット送信部15は、受け取った宛先装置IDに基づいてMACアドレステーブル16を検索することによって、RTPパケットまたはパス制御信号パケットを書き換えるためのMACアドレスを得る。
振分装置A〜Cにおいて、ハッシュ値を求めるためのハッシュ関数は共通であり、振分テーブル14の内容は同一であり、MACアドレステーブル16の内容も同一である。これによって、RTPパケットから抽出される5−tupleとパス制御信号のパケットから抽出される5−tupleが同一であれば、それらのRTPパケットとパス制御信号パケットとが同一のSBCに転送されることが保障される。したがって、同一のセッションに関して主情報のデータ(RTPパケット)とパス制御信号とが必ず同一のSBCに振り分けられることになる。また、ハッシュ関数を用いているので、特定のSBCに処理が集中することが起きにくくなっている。なお、SBCの増減の際には、その増減の内容に合わせて各振分装置A〜C内の振分テーブル14及びMACアドレステーブル16を書き換えればよい。
図3は、以上説明した振り分け方法での処理を図解している。
ところで、図3に示した振り分け方法では、ハッシュ関数を使用していて特定のSBCへの処理の集中が起こりにくくなっているが、それでも、特定の少数の端末の相互に主情報の転送が集中する場合などに、特定のSBCに対して処理が集中するおそれがある。そこで、処理の集中がさらに起こりにくくなるように動的に振分テーブル14の内容を変化させることが考えられる。図4は、振分テーブル14の内容を動的に変化させる場合の処理を示している。振分テーブル14の内容を動的に変化させることは、SBC間での負荷分散を動的に実行することに相当するが、上述したように、SBC間で動的に負荷分散を行う場合、現に確立されて利用されているセッションに関しては、パケットロスや遅延などを防ぐために、同じSBCを経由するようにする必要がある。
図4に示したものでは、振分装置Bは、振分装置A(及び振分装置C)に対して通知回線によって接続されているものとする。そして振分装置Bの宛先装置決定部13では、次回宛先装置として特定のSBCの宛先装置IDを格納する記憶部17が設けられるとともに、振分テーブル14に「エントリ数」の欄が設けられている。振分装置A(及び振分装置C)の宛先装置決定部13の振分テーブル14は、図2及び図3に示したものと同じである。また、パケット受信部11、ハッシュ値化処理部12及びパケット送信部15については、図4に示したものは、図2及び図3に示したものと同じである。
振分装置Bは、SIPサーバからのパス制御信号を処理するので、現在どのSBCがどのセッションの処理を行っているかを把握することができ、各SBCが実行するセッション数を計数する機能を有する。そこで振分装置Bの宛先装置決定部13は、ハッシュ値ごとにそのハッシュ値に対応して現在処理中であるセッションの数を振分テーブル14のエントリ数欄に格納する。そして、新たなセッションが発生するたびに対応するエントリ数欄の値をインクリメント(+1)し、セッションが削除された時にはエントリ数欄の値をデクリメント(−1)する。また振分装置Bの宛先装置決定部13は、ハッシュ値ごとのセッション数を求めることとは別プロセスで、各SBCが現在処理しているセッションの数を常時監視しており、複数のSBCの中でセッションの数が最小のものの宛先装置IDを次回宛先装置として記憶部17に格納する。そして、振分テーブル14において、あるハッシュ値に対応するエントリ数の欄の値が1から0に変化したとき、そのハッシュ値に対応する宛先装置IDを記憶部17に次回宛先装置として格納されている宛先装置IDに書き換える。このような宛先装置IDの書き換えを行ったとき、振分装置Bは、上述した通知回線を使用して、振分装置A(及び振分装置C)に対し、このような書き換えを行ったことを通知する。振分装置A(及び振分装置C)では、この通知に対応して、自装置の宛先装置決定部13内の振分テーブル14を書き換える。書き換えの通知自体は、どのハッシュ値の宛先装置IDを何に変更したかという差分情報であるので、振分装置A(及び振分装置C)での振分テーブル14の書き換えのための処理量は小さくて済む。なお、振分装置Bはパス制御信号の振り分けのほかに上述した各処理を行うが、もともと振分装置Bが担う処理量は振分装置A,Cの処理量に比べて格段に小さいため、上述した各処理を振分装置Bが実行したとしても、振分装置Bでの処理量が過大なものとなることはない。
図4に示した振り分け方法では、処理負荷が相対的に小さいSBCがより多くのハッシュ値に対応するようになるので、SBC間での負荷の分散を図ることができる。また、ハッシュ値ごとの宛先装置IDの変更は、そのハッシュ値に対応する現在処理中のセッションが存在しない場合に実施されるので、SBC間でステート情報などの移動を処理を行う必要がなく、宛先装置IDの変更に伴うパケットロスや遅延の発生を防ぐことができる。
図2及び図3に示した振り分け方法では、RTPパケットに関して振分装置A(及び振分装置C)が全転送データを振り分けることとなり、振分装置A(及び振分装置C)の負荷が大きくなるが、図4に示した振り分け方法では、振分装置A(及び振分装置C)は振分装置Bからの宛先情報変更の通知に対する対応のみを行えばよいので、処理負荷が小さくなり、情報転送の高速化が実現できる。
11 パケット受信部
12 ハッシュ値化処理部
13 宛先装置決定部
14 振分テーブル
15 パケット送信部
16 MACアドレステーブル
17 記憶部

Claims (8)

  1. 第1のネットワークと第2のネットワークとを接続して前記第1のネットワークと前記第2のネットワークとの間での主情報の転送を可能にする接続システムであって、
    第1のネットワークと第2のネットワークとの間に並列に設けられた複数のセッションボーダーコントローラと、
    前記第1及び第2のネットワークの少なくとも一方からのパス制御プロトコルによる要求に応じて前記複数のセッションボーダーコントローラに対するパス制御信号を生成するパス制御サーバと、
    前記第1及び第2のネットワークの少なくとも一方ごとに設けられて当該ネットワークからネットワークごとの単一のアドレスによってアクセスされ、前記主情報のデータを前記複数のセッションボーダーコントローラのいずれかに振り分ける第1の振分装置と、
    前記パス制御サーバから単一のアドレスでアクセスされ、前記パス制御信号を前記複数のセッションボーダーコントローラのいずれかに振り分ける第2の振分装置と、
    を有し、
    前記主情報の転送の同一のセッションに関して前記主情報のデータと前記パス制御信号とが同一のセッションボーダーコントローラに振り分けられるようにした、接続システム。
  2. 前記パス制御プロトコルはSIPであり、前記主情報がRTPによって転送される、請求項1に記載の接続システム。
  3. 前記第1の振分装置は、RTPパケットから5−タプルを抽出する第1のパケット受信部と、抽出した5−タプルに対してハッシュ関数を適用して第1のハッシュ値を算出する第1のハッシュ値化処理部と、前記第1のハッシュ値に基づいて前記複数のセッションボーダーコントローラのいずれかを選択する第1の宛先装置決定部と、前記第1の宛先装置決定部が選択した前記セッションボーダーコントローラに前記RTPパケットが入力するようにMACアドレスを書き換える第1のパケット送信部と、を備え、
    前記第2の振分装置は、前記パス制御信号から5−タプルを抽出する第2のパケット受信部と、前記第2のパケット受信部が抽出した5−タプルに対して前記ハッシュ関数を適用して第2のハッシュ値を算出する第2のハッシュ値化処理部と、前記第2のハッシュ値に基づいて前記複数のセッションボーダーコントローラのいずれかを選択する第2の宛先装置決定部と、前記第2の宛先装置決定部が選択した前記セッションボーダーコントローラに前記パス制御信号が入力するようにMACアドレスを書き換える第2のパケット送信部と、を備える、請求項2に記載の接続システム。
  4. 前記第1の宛先装置決定部は、前記ハッシュ値ごとに対応する前記セッションボーダーコントローラを記述する第1のテーブルを備え、
    前記第2の宛先装置決定部は、前記ハッシュ値ごとに、対応する前記セッションボーダーコントローラと、当該ハッシュ値に対応して現在処理中となっているセッション数とを記述する第2のテーブルを備え、
    前記第2の宛先装置決定部は、前記複数のセッションボーダーコントローラの各々ごとに現在処理しているセッションの数を記憶して、処理中のセッション数が最小であるセッションボーダーコントローラを次回宛先として設定し、現在処理中であるセッション数がゼロとなったハッシュ値が発生するごとに、前記次回宛先として設定されたセッションボーダーコントローラを当該ハッシュ値に対応するセッションボーダーコントローラとして前記第2のテーブルに設定して前記第1の宛先装置決定部に変更命令を通知し、前記第1の宛先装置決定部は、前記変更命令に応じて前記第1のテーブルを書き換える、請求項3に記載の接続システム。
  5. 並列配置された複数のセッションボーダーコントローラを介して前記第1のネットワークと前記第2のネットワークとの間での主情報の転送を行う際の、前記複数のセッションボーダーコントローラに対して前記主情報のデータを振り分ける振り分け方法であって、
    前記第1及び第2のネットワークの少なくとも一方ごとに当該ネットワークごとの単一のアドレスによって受け付けた前記主情報のデータを前記複数のセッションボーダーコントローラのいずれかに振り分ける第1の振分処理と、
    前記第1及び第2のネットワークの少なくとも一方からのパス制御プロトコルによる要求に応じて生成された前記複数のセッションボーダーコントローラに対するパス制御信号を単一のアドレスによって受け付けて、前記パス制御信号を前記複数のセッションボーダーコントローラのいずれかに振り分ける第2の振分処理と、
    を有し、
    前記主情報の転送における同一のセッションに関し、前記第1及び第2の振分処理において前記主情報のデータと前記パス制御信号とが同一のセッションボーダーコントローラに振り分けられるようにする、振り分け方法。
  6. 前記パス制御プロトコルはSIPであり、前記主情報がRTPによって転送される、請求項5に記載の振り分け方法。
  7. 前記第1の振分処理は、RTPパケットから5−タプルを抽出してハッシュ関数を適用し、第1のハッシュ値を算出する処理と、前記第1のハッシュ値に基づいて前記複数のセッションボーダーコントローラのいずれかを選択して該選択されたセッションボーダーコントローラに前記RTPパケットが入力するようにMACアドレスを書き換える処理と、を備え、
    前記第2の振分処理は、前記パス制御信号から5−タプルを抽出し前記ハッシュ関数を適用し、第2のハッシュ値を算出する処理と、前記第2のハッシュ値に基づいて前記複数のセッションボーダーコントローラのいずれかを選択して該選択された前記セッションボーダーコントローラに前記パス制御信号が入力するようにMACアドレスを書き換える処理と、を備える、請求項6に記載の振り分け方法。
  8. 前記第2の振分処理において、前記複数のセッションボーダーコントローラの各々ごとに現在処理しているセッションの数を記憶して、処理中のセッション数が最小であるセッションボーダーコントローラを次回宛先として設定し、現在処理中であるセッション数がゼロとなったハッシュ値が発生するごとに、前記次回宛先として設定されたセッションボーダーコントローラを当該ハッシュ値に対応するセッションボーダーコントローラとして再設定し、
    前記ハッシュ値ごとに対応する前記セッションボーダーコントローラを記述して前記第1の振分処理で用いられるテーブルを、前記再設定があるごとに当該再設定の内容で書き換える、請求項7に記載の振り分け方法。
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