JP2014092145A - 液体供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】医療機器に液体を供給する液体供給装置に関する技術を提供する。
【解決手段】医療機器に液体を供給する液体供給装置であって、液体の吸入動作と液体の送液動作とを交互に行うことが可能な第1のポンプと、液体の吸入動作と液体の送液動作とを交互に行うことが可能な第2のポンプと、を備えるポンプ機構と、弾性部材を含んで構成され、ポンプと連通し液体を医療機器に供給する流路と、流路の内部圧力の変動を検出可能な圧力変動検出部と、内部圧力の変動に応じて流路を変形させ、医療機器に供給する液体の圧力変動を抑制する流路変形部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、医療機器に液体を供給する技術に関する。
従来、液体を安定して送液する技術としては、例えば下記特許文献1の技術が知られている。下記特許文献1には、2つのプランジャーポンプの一方が所定の吐出圧力で吐出工程を行っているときに、他方は液体に予圧を加えた状態で待機し、一方の吐出圧力が降下し始めたときに、他方が液体の加圧および吐出工程とを開始し、短時間で目標の吐出圧力まで圧力上昇させ、吐出を連続的に行う技術が記載されている。
特開平9−264261号公報
しかし、特許文献1の技術では、2つのプランジャーポンプの吐出の切替えの際に、定期的に脈流が発生してしまう。例えば、医療用機器としてのウォータージェットメスに液体を送液する液体供給装置に上記技術を適用した場合、ウォータージェットメスから吐出される液体に脈流が発生してしまい、ウォータージェットメスの操作上、好ましくないと言った問題が指摘されていた。また、装置の小型化や、低コスト化、省資源化、製造の容易化、使い勝手の向上等の種々の課題も指摘されていた。このような問題はウォータージェットメスに限らず、医療機器に液体を供給する装置に共通する問題であった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本発明の一形態によれば、医療機器に液体を供給する液体供給装置が提供される。この液体供給装置は、前記液体の吸入動作と前記液体の送液動作とを交互に行うことが可能な第1のポンプと、前記液体の吸入動作と前記液体の送液動作とを交互に行うことが可能な第2のポンプと、を備えるポンプ機構と、弾性部材を含んで構成され、前記ポンプと連通し前記液体を前記医療機器に供給する流路と、前記流路の内部圧力の変動を検出可能な圧力変動検出部と、前記内部圧力の変動に応じて前記流路の弾性部材の一部を変形させることによって、前記医療機器に供給する前記液体の圧力変動を抑制する流路変形部とを備える。この形態の液体供給装置によれば、流路の内部圧力の変動に応じて流路を変形させることにより医療機器に供給される液体の圧力変動を抑制するので、結果として、療用機器に供給する流量の変動を抑制することができる。
(2)上記液体供給装置において、前記圧力変動検出部は、前記流路の外観形状の変位に基づいて前記内部圧力の変動を検出するものとしてもよい。この形態の液体供給装置によれば、流路の外観から圧力の変動を検出することができる。例えば、外観形状の変位を非接触に計測することも可能である。
(3)上記液体供給装置において、前記圧力変動検出部は、前記流路の外壁面の所定の位置に設置され、前記流路から受ける力を検出し、該検出結果に基づいて前記内部圧力の変動を検出するとしてもよい。この形態の液体供給装置によれば、直接的に流路から受ける力を検出するので、内部圧力の変動を容易に精度良く検出することができる。
(4)上記液体供給装置において、前記圧力変動検出部は;前記流路から受ける力として、前記流路の内部圧力による力と前記流路変形部が流路を変形させる力とを受け;前記検出した前記流路から受ける力と、前記流路変形部が流路を変形させる力とに基づいて、前記流路の内部圧力による力を取得し、前記内部圧力の変動を検出する;としてもよい。この形態の液体供給装置によれば、流路の内部圧力による力と流路変形部が流路を変形させる力とを受ける流路上の位置に、圧力変動検出部を設置することができる。
(5)上記液体供給装置において、前記流路変形部は、前記流路を変形させる圧電素子を備え;前記圧力変動検出部は、前記圧電素子によって前記流路から受ける力を検出するものとしてもよい。この形態の液体供給装置によれば、一つの圧電素子で、流路変形部および圧力変動検出部の機能を備えるので、構造の簡易化、低コスト化を実現することができる。
(6)上記液体供給装置において、前記圧力変動検出部は、前記流路の外壁面の所定の位置に設置された歪みゲージであるものとしてもよい。この形態の液体供給装置によれば、比較的簡易な方法によって流路の圧力変動を検出することができる。
(7)上記液体供給装置において、前記流路変形部は、前記流路の変形によって該流路を閉塞し、前記液体の供給を停止可能であるとしてもよい。この形態の液体供給装置によれば、流路変形部によって液体の供給を停止させることができる。
(8)上記液体供給装置において、前記医療機器は、液体を生体に吐出することにより前記生体を治療する治療機器であるとしてもよい。この形態の液体供給装置によると、液体を吐出する医療機器に圧力変動の少ない安定した流量の液体を供給することができる。
(9)また、本発明の他の形態によれば、医療機器に液体を供給する液体供給装置が提供される。この液体供給装置は、前記液体の吸入動作と前記液体の送液動作とを交互に行うことが可能なポンプを複数備えるポンプ機構と;弾性部材を含んで構成され、前記ポンプと連通し前記液体を前記医療機器に供給する流路と;前記流路の内部圧力の変動を検出可能な圧力変動検出部と;前記内部圧力の変動に応じて前記流路の弾性部材の一部を変形させることによって、前記医療機器に供給する前記液体の圧力変動を抑制する流路変形部と;を備える。この形態の液体供給装置によれば、流路の内部圧力の変動に応じて流路を変形させることにより医療機器に供給される液体の圧力変動を抑制するので、結果として、療用機器に供給する流量の変動を抑制することができる。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能である。例えば、ウォータージェットメスシステム、液体供給システム、液体供給方法、ポンプ制御方法、脈流抑制方法などの形態で実現することができる。
ウォータージェットメスシステム10を示す説明図である。 液体供給装置30による水の供給を示す説明図である。 流路変形機構50を示す説明図である。 流路変形機構50の構造を示す説明図である。 圧力変動検出部60を示す説明図である。 プランジャーポンプ33,34の動作を示す説明図である。 制御部40が行う圧力変動抑制を示す説明図である。 ウォータージェットメス20の構造を示す説明図である。 ウォータージェットメスシステム10aを示す説明図である。 圧力変動検出部64を含む流路変形機構50の垂直断面図である。 圧力変動検出部64が受ける力を示す説明図である。 流路変形による力F1を説明する説明図である。 変形例1の一例を示す説明図である。 変形例2の一例を示す説明図である。 変形例3の一例を示す説明図である。 採用可能なウォータージェットメスの一例を示す説明図である。
A.第1実施形態:
(A1)システム構成:
図1は、本発明の第1実施形態としての液体供給装置を用いたウォータージェットメスシステム10を説明する説明図である。ウォータージェットメスは、医療用のメスの一種であり、液体を高圧で吐出し、その吐出圧力で切開や切除を行う。本実施形態においては、吐出する液体として、無菌処理が施された水を採用する。
ウォータージェットメスシステム10は、ウォータージェットメス20と、ウォータージェットメス20に水を供給する液体供給装置30と、ウォータージェットメス20に供給する水を収容する液体収容部15とを備える。ウォータージェットメス20は、その内部に、ピエゾ素子を動力源としてパルス水流を発生させる機構を備える。ウォータージェットメス20は、ピエゾ素子を所定の周波数で駆動させることによって、液体供給装置30から供給された水を、パルス状の高圧ジェット水流(パルスジェットPJ)にして外部に吐出する。ウォータージェットメス20の構造については後で詳しく説明する。
ウォータージェットメス20と液体供給装置30と液体収容部15とは、流路70〜73を介して接続されている。具体的には、液体収容部15は、流路70の一端と接続されている。流路70の他端は、流路71と流路72への分岐点に接続されている。流路71は、液体供給装置30が備えるプランジャーポンプ33と接続されている。流路72は、液体供給装置30が備えるプランジャーポンプ34と接続されている。流路71および流路72は合流して、流路73に接続されている。流路73はウォータージェットメス20と接続されている。
液体収容部15の水は、液体供給装置30の動作により、流路70〜73を介してウォータージェットメス20に供給される。また、流路71,72には、逆止弁81〜84が設けられている。流路70〜73を流通する水は、逆止弁81〜84の機能により、液体収容部15からウォータージェットメス20に向かう一方向にのみ流通する。流路70〜73は、ポリ塩化ビニルからなるチューブであり、弾性を有する。なお、流路70〜73として、シリコンや、熱可塑性エラストマーからなる弾性を有するチューブを採用するとしてもよい。
液体供給装置30は、筐体32と、プランジャーポンプ33,34と、ポンプ駆動部35,36と、表示部38と、流路変形機構50と、圧力変動検出部60とを備える。プランジャーポンプ33,34は、液体収容部15から水を吸入する吸入動作と、吸入した水をウォータージェットメス20に送液する送液動作とを行う。ポンプ駆動部35,36は、プランジャーポンプ33,34が吸入動作と送液動作とを行うための動力源として機能する。ポンプ駆動部35,36は、モーターを動力源として備え、プランジャーポンプ33,34による吸入動作と送液動作とを実現する。
表示部38は、液体供給装置30がウォータージェットメス20が供給している水の供給量や、流速など、水の供給に関わる種々の情報を表示する表示部である。流路変形機構50は、流路70を挟み込み、流路70を変形させる機構である。圧力変動検出部60は、流路73の内部圧力の変動を検出する機構である。流路変形機構50および圧力変動検出部60については、後で詳しく説明する。
図示するように、液体供給装置30は、筐体32の内部に制御部40を備える。制御部40は、ウォータージェットメス20、ポンプ駆動部35,36、表示部38、入出力IF42、流路変形機構50、および圧力変動検出部60と接続されており、各デバイスの操作を制御する。入出力IF42には、ユーザーがウォータージェットメス20の水の吐出・停止を操作するためのフットスイッチ44が接続されている。フットスイッチ44をユーザーが操作すると、制御部40が、ウォータージェットメス20と液体供給装置30(ポンプ駆動部35,36)とを同期して動作させる。具体的には、ウォータージェットメス20からパルスジェットPJを吐出させる操作をユーザーがフットスイッチ44を用いて行うと、制御部40は、ポンプ駆動部35,36を駆動させてウォータージェットメス20に水を供給させるとともに、ウォータージェットメス20を制御して、供給された水をパルスジェットPJにして外部に吐出させる。
図2は、液体供給装置30による水の供給を説明する説明図である。図には、プランジャーポンプ33,34を中心に、水の流通に関係のある構成を示した。図示するように、プランジャーポンプ33は、シリンジ33sと、プランジャー33pとを備える。同様に、プランジャーポンプ34は、シリンジ34sと、プランジャー34pとを備える。プランジャー33pと、プランジャー34pとは、各々、ポンプ駆動部35およびポンプ駆動部36に取り付けられている。
ポンプ駆動部35,36はそれぞれ、プランジャー33pおよびプランジャー34pを押し引きし、往復運動をさせる。図示するように、プランジャー33p(34p)が、シリンジ33s(34s)に押し込まれる方向に動作することを、プランジャーポンプ33(34)の送液動作と呼ぶ。また、プランジャー33p(34p)がシリンジ33s(34s)から引き抜かれる方向に動作することを、プランジャーポンプ33(34)の吸入動作と呼ぶ。プランジャーポンプ33,34はポンプ駆動部35,36の動力によって、容積型のポンプとして機能する。
プランジャーポンプ33には流路71が接続され、プランジャーポンプ34には流路72が接続されている。プランジャーポンプ33が吸引動作を行った場合には、液体収容部15の水が、流路70、流路71、および逆止弁81を介してシリンジ33s内に吸入される。プランジャーポンプ33が送液動作を行った場合には、シリンジ33sの水が、逆止弁83、流路71、流路73および逆止弁83を介してウォータージェットメス20に送液される。プランジャーポンプ34が行う吸入動作および送液動作も、プランジャーポンプ33と同様の原理であるので、説明は省略する。
次に、液体供給装置30が備える流路変形機構50について説明する。図3は流路変形機構50を説明する説明図である。流路変形機構50は、外観から観察可能な流路固定部51と、筐体32内部に構成されている押圧機構53(後述)とを備える。図3には、外観から観察可能な流路固定部51を示した。流路固定部51には、流路73を挟み込むための溝部52が形成されている。ユーザーは、ウォータージェットメスシステム10を使用する際には、図3(A),(B)に示すように、流路73を溝部52に嵌め込む。
図4は、筐体32の内部に構成されている部分を含めた、流路変形機構50の構造を説明する説明図である。図4(A)は、流路変形機構50の垂直断面構造を示す説明図である。図4(B)は、流路変形機構50の水平断面構造を示す説明図である。流路変形機構50は、上記した流路固定部51を備えるとともに、筐体32内に、押圧機構53を備える。押圧機構53は、流路73を押圧するための押圧部54と、押圧部54に押圧力を付与するリニアアクチュエータ55とを備える。図示するように、リニアアクチュエータ55は、流路73を押圧する方向(以下、押圧方向とも呼ぶ)に水平駆動する。リニアアクチュエータ55の水平駆動によって、押圧部54は流路73の壁面を押圧する。図4(B)に示すように、押圧部54は、流路73と当接する面が曲面になっており、押圧による流路73の劣化を抑制している。
図4(B)に示すように、押圧機構53が流路73を押圧すると、流路73は局所的に変形する。流路73内に水が流通している場合には、押圧機構53による押圧によって、流路73内の圧力は増加する。制御部40は、液体供給装置30からウォータージェットメス20に水を供給しているときに、圧力変動検出部60によって検出した流路73の圧力の変動に応じて、押圧機構53を駆動させ、ウォータージェットメス20に供給される水の圧力変動を抑制(圧力変動抑制)する。制御部40が行う圧力変動抑制については、後で詳しく説明する。
図5は、圧力変動検出部60について説明する説明図である。圧力変動検出部60は、外観から観察可能な流路固定部61と、筐体32内部に構成されているレーザー変位計63とを備える。図5(A)には、外観から観察可能な流路固定部61を示した。流路固定部61には、流路73を挟み込むための溝部62が形成されている。ユーザーは、ウォータージェットメスシステム10を使用する際には、流路73を溝部62に嵌め込む。
図5(B),(C)は、圧力変動検出部60の垂直断面構造を示す説明図である。圧力変動検出部60は、上記した流路固定部61を備えるとともに、筐体32内に、レーザー変位計63を備える。レーザー変位計63は、半導体レーザーを流路73に照射し、その反射光を受光することによって、流路73の太さ(直径)の変化を測定する。流路73は、弾性を有するので、内部の圧力変化によってその太さ(直径)が変化する。図5(B)は、流路73の内部圧力が高いときを示し、図5(C)は内部圧力が低いときを示している。図示するように、流路73の内部圧力が変化すると、レーザー変位計63と流路73との距離が変化する。レーザー変位計63は、流路73との距離の変位から流路73の太さ(直径)を測定する。制御部40は、レーザー変位計63が測定した流路73の太さに基づいて、流路73の内部圧力の変動(圧力変動)を取得する。
具体的には、制御部40は、流路73の太さ(直径)と流路73の内部圧力との相関を示すルックアップテーブルを備えており、レーザー変位計63が測定した流路73の太さ(直径)をルックアップテーブルに入力し、対応する内部圧力値を取得する。制御部40は、所定のインターバル毎に内部圧力値を取得し、その前後の差分から圧力変動を取得する。圧力変動検出部60を用いて取得した圧力変動の値は、制御部40が行う圧力変動抑制に用いられる。以下、制御部40が行う圧力変動抑制について説明する。
(A2)圧力変動抑制:
図6は、液体供給装置30がウォータージェットメス20に水を供給する際に、制御部40の制御による、プランジャーポンプ33,34の動作を説明する説明図である。図6(A)はプランジャー33p,34pの移動速度を示す。グラフ上の実線がプランジャー33pの移動速度を示し、一点鎖線が34pの移動速度を示す。各プランジャーポンプ(33,34)に対応したグラフにおいて、縦軸の0以上の部分が送液動作に対応し、0未満の部分が吸入動作を示す。横軸は時間を示す。本実施形態においては、制御部40は、各プランジャーポンプの送液動作の動作時間と、吸入動作の動作時間とが同じになるように制御する。また、制御部40は、2つのプランジャーポンプのうち、常時、一つのプランジャーポンプのみが送液動作を行うように制御する。制御部40によるプランジャーポンプの動作制御は、制御部40がポンプ駆動部35,36の駆動を制御することにより間接的に行う。
図6(B)は、各プランジャーポンプ33,34が図6(A)に示した動作をした場合の、各プランジャー33p,34pの変位を示す。シリンジ33s,34sからプランジャー33p,34pが最大限引き出された状態が、図6(B)のグラフの縦軸の「0」に対応する。シリンジ33s,34sに、プランジャー33p,34pが最大限押し込まれた状態が、図6(B)のグラフの縦軸の「1」に対応する。なお、シリンジ33s,34sに対応する各グラフ曲線の最大値および最小値に対応する頂点は、説明を分かりやすくするために、実際より緩やかなカーブで表現しているが、実際には、より急なカーブである。
図7は、制御部40が行う圧力変動抑制を説明する説明図である。図7(A)は、2つのプランジャーポンプ33,34の動作による、流路73における水の流量変化の様子を示している。図示するように、各プランジャーポンプ33,34が送液動作を開始するタイミング(t1,t2)で、流路73からウォータージェットメス20に供給される水の流量が減少する。これは、プランジャーポンプの送液動作と吸入動作とが入れ替わる前後で、プランジャーの移動速度が減少し、それに伴って、プランジャーポンプから流路73への水の送液圧力が減少するためである。具体的には、送液圧力が減少することにより、流路73の内部圧力が減少し、流路73を流通する水の流量が減少する。
また、図6(A)のように、送液の立ち上がり時間と、立下り時間が同じになるように駆動すると、実際に流路中に流れる流量は、図7(A)に示すように、t1、t2で最小値を取るが、t1、t2に対して時間的に対称にはならず、立下りに対して、立ち上がりは遅れが生じる。なぜなら、流路中の気泡や流路の弾性作用などの影響で、プランジャーの移動速度に必ずしも比例して送液圧力が上がるわけではなく、時間的な遅れが生じるためである。
図7(B)は、流路73の内部圧力の変動に応じて制御部40が流路変形機構50を制御した場合の、流路変形機構50のみの動作による流路73の流量変化のイメージを示す説明図である。実際には、プランジャーポンプ33,34からの送液に伴う流路73の内部圧力変動に応じて流路変形機構50は動作するため、流路変形機構50のみが動作することはないが、理解を容易にするため、流路73の内部圧力変動に応じた流路変形機構50のみの動作による流路73の流量変動のイメージを示す。
図示するように、制御部40は、圧力変動検出部60で検出した内部圧力の減少に応じて、流路変形機構50を制御して流路73を押圧し、流路73の内部圧力を上昇させる。その結果、図7(B)に示すように、2つのプランジャーポンプ33,34の動作による、流路73における水の流量の減少に応じて、流路変形機構50のみの動作による流路73の流量(図7(B))は上昇する。
また、図7(B)に図示したように、流路変形機構50のみの動作による流路73における水の流量変化は、タイミングt1,t2に対して、対称ではなく、立ち上がりは急峻であり、立下りは緩やかとなっていることがわかる。
図7(C)は、プランジャーポンプ33,34の動作による流路73の流量変化と、流路変形機構50の動作による流路73の流量変化を重畳させた流量を示している。すなわち、図示したグラフは、実際に、液体供給装置30がウォータージェットメス20に水を供給しているときの流路73の流量変化を示している。グラフ上の一点鎖線はプランジャーポンプ33,34の動作による流路73の流量変化を示し、二点鎖線は流路変形機構50の動作による流路73の流量変化を示し、実線はこれら2つの流量を重畳した流量を示す。図示するように、重畳した流量は、その変動が抑制されることが分かる。すなわち、プランジャーポンプ33,34の動作による流路73の水の圧力の減少分を、流路変形機構50が流路73を加圧することによって補う。流路変形機構50のみの動作による流路73における水の流量変化が、タイミングt1、t2で最大となり、かつ、立ち上がりが急峻で、立下りが緩やかになるため、ちょうど、図7(A)に示したポンプの切り替え時の、タイミングt1、t2で最小となり、立下りが急峻で、立ち上がりが緩やかな流量変化と、お互いに補い合う関係になり、両者の流量変化を重ね合わせたときに、おおよそ時間変化のない一定の流量が流路73に流れていくようになる。流路73の圧力の変動が抑制された結果、流路73の水の流量の変動が抑制されることとなる。このように、制御部40は、プランジャーポンプ33,34の動作による流路73の圧力変動を、圧力変動検出部60で検出し、圧力変動に応じて流路変形機構50の動作を制御することによって、流路73の内部圧力の圧力変動を抑制する。
(A3)ウォータージェットメス:
次に、ウォータージェットメス20について説明する。図8は、ウォータージェットメス20の構造について説明する説明図である。ウォータージェットメス20は、上ケース210、下ケース220、底部222、圧電素子230、上板232、ダイアフラム240、パッキン212、ノズル247を備える。上ケース210と下ケース220とは対向して接合されている。下ケース220は筒状部材であり、一方の端部は底部222で密閉されている。図示するように、下ケース220の内部空間には圧電素子230が配設されている。
圧電素子230は、積層型圧電素子であり、アクチュエータを構成する。圧電素子230の一方の端部は、上板232を介してダイアフラム240に固着している。圧電素子230の他方の端部は底部222に固着している。ダイアフラム240は、円盤状の金属薄膜からなり、周縁部が下ケース220に固着している。ダイアフラム240と上ケース210との間にはポンプ室245が形成されており、圧電素子230の駆動により、容積が変更する。
上ケース210には、流路を接続するための流路接続部215が形成されている。流路接続部215には流路73が接続されている。液体供給装置30から供給される水は流路73および流路接続部215を介して、ポンプ室245に供給される。圧電素子230が所定の周波数で振動すると、ダイアフラム240を介してポンプ室245の容積が変化し、収容されている水が加圧される。加圧された水は、上ケース210に取り付けられたノズル247を通って吐出される。
圧電素子230の振動制御は、ウォータージェットメス20が備える制御部(図示省略)によって行われる。ウォータージェットメス20は、制御部が圧電素子230の振動を制御することにより、種々の態様のパルスジェットPJを吐出させることができる。以上、ウォータージェットメス20の構成について説明した。
以上説明したように、液体供給装置30は、流路73の内部圧力の圧力変動に応じて流路変形機構50を動作させることにより、ウォータージェットメス20に供給する水の圧力変動を抑制することができる。結果として、ウォータージェットメス20に供給する水の流量変動を抑制することができる。液体供給装置30は、流路の変形といった比較的簡易な方法によって圧力変動を抑制することができる。制御部40は、圧力変動検出部60によって、リアルタイムに流路73の圧力変動を検出して流路変形機構50を動作させるので、例えば人が流路に触れたことによる内部圧力変動や、周囲の機器から伝わる機械振動など、種々の外的要因による圧力変動にも対応して、その抑制を行うことができる。また、所定の期間に検出する圧力変動に対してのみ圧力変動抑制を行うとしてもよい。例えば、プランジャーポンプの動作に起因した圧力変動が生じることが推測される期間に限定して、流路73に生じた圧力変動を検出し、圧力変動抑制を行うとしてもよい。
ウォータージェットメスシステム10は、流路71と流路72とが合流した流路73を、流路変形機構50によって押圧し圧力変動を抑制する。従って、流路のうちの一箇所の押圧のみで圧力変動の抑制が可能であり、結果として、流路変形機構50を1つ備えるのみで圧力変動抑制を実現することができる。従って、制御および構造の簡易化、低コスト化を実現することができる。
また本実施形態においては、液体供給装置30が液体を供給する医療機器として、ウォータージェットメスを採用した。ウォータージェットメスにおいては、安定した流量の水の供給が要求される。従って、ウォータージェットメスに液体を供給する液体供給装置として液体供給装置30を採用することで、安定圧力・安定流量での水の供給が可能となり液体供給装置30の特徴を最大限発揮させることができる。
B.第2実施形態:
本発明の第2実施形態について説明する。図9は、第2実施形態としてのウォータージェットメスシステム10aを示す説明図である。本実施形態と第1実施形態との異なる点は、液体供給装置30が、圧力変動検出部60に代えて、流路変形機構50の内部に圧力変動検出部64を備える点である。よって、図示するように、制御部40は、圧力変動検出部64と接続されており、その動作を制御する。
図10は、圧力変動検出部64を含む、流路変形機構50の垂直断面図である。本実施形態においては、圧力変動検出部64は、荷重を測定するロードセルによって構成されている。図示するように圧力変動検出部64は、流路73を介して押圧部54と対向し、圧力変動検出部64と押圧部54とで流路73を挟持するように設置されている。圧力変動検出部64は常に流路73と当接しており、流路73から受ける力(荷重)を測定する。
図11は、圧力変動検出部64(ロードセル)が流路73から受ける力について説明する説明図である。図11(A)は、流路変形機構50が動作していない状態を示し、図11(B)は、流路変形機構50が動作して、押圧部54が流路73を押圧している状態を示している。図11(B)に示すように、流路変形機構50を動作させ、押圧部54で流路73を押圧すると、圧力変動検出部64は、流路73の流路変形による力F1と流路73の内部圧力F2との合力F3を受ける。このことから、制御部40は、圧力変動検出部64が測定した合力F3から流路変形による力F1を減ずることで、流路73の内部圧力F2を取得することができる。すなわち、F2=F3―F1の関係が成り立つ。
図12は、流路変形による力F1を説明する説明図である。図12には、流路73の単体を変形させたときの、変位と、流路変形による力(F1に対応)との相関関係を測定した測定結果を示した。すなわち、図12に示したグラフは、流路73の単体の特性を示している。図12(A)には、測定時の様子を示した。本実施形態においては、流路73を流路変形機構50に嵌め込み、流路73に水を供給しない状態で、流路変形機構50と圧力変動検出部64とを用いて測定した。図12(B)には、測定結果を示した。
このように流路73の単体で測定した変位と流路変形による力との相関関係(図12(B))を、制御部40は、予めルックアップテーブルとして備える。液体供給装置30が動作しているときには、「流路の変位」は、流路変形機構50が流路73が押し込む押し込み量に対応する。従って、制御部40は、流路変形機構50の押し込み量を、ルックアップテーブルに入力することによって、流路変形による力F1を取得することができる。制御部40は、圧力変動検出部60が測定した合力F3から流路変形による力F1を減ずることで、流路変形機構50が流路73を押圧している場合の、流路73の内部圧力F2のみの値を取得することができる。
液体供給装置30が動作中、制御部40は上記方法によって、所定のインターバルで内部圧力F2を取得する。そして、内部圧力F2の値が一定となるように、流路変形機構50の押し込み量のフィードバック制御を行い、流路73の内部圧力の変動を抑制する。第2実施形態においては、制御部40は、このようにして圧力変動抑制を行う。
以上説明したように、ウォータージェットメスシステム10aは、圧力変動検出部60に代えて、流路変形機構50の内部に圧力変動検出部64を備えるので、液体供給装置30の構造を簡易化、小型化することができる。また、圧力の変動の検出する位置と、その変動を抑制する位置とが同じであるので、圧力の変動を検出するタイミングと、その圧力変動を抑制するタイミングとの時間差を考慮することなく圧力変動抑制の制御を行うことができる。
C.変形例:
なお、この発明は上記の実施形態や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
(C1)変形例1:
上記実施形態においては、流路の内部圧力の変動を検出する圧力変動検出部として、圧力変動検出部60および圧力変動検出部64を採用したが、それに限ることなく種々の構成を採用することができる。図13は、変形例1の一例として、液体供給装置30が圧力変動検出部として、歪みゲージ65を備える構成を示した説明図である。図示するように歪みゲージ65は、流路73に貼り付けることによって設置する。そして、歪みゲージ65で検出された流路73の歪み量は、制御部40によって、内部圧力の変動量に変換される。
具体的には、流路73単体の内部圧力と歪みゲージ65の歪み量との相関関係を予め測定しておき、制御部40が、その相関関係に対応するルックアップテーブルを備える。そして、ウォータージェットメス20へ水の供給時に、歪みゲージ65から取得する歪み量を、ルックアップテーブルを用いて内部圧力に変換し、流路73の内部圧力および圧力変動量を取得する。取得した圧力変動量に基づいて流路変形機構50を動作させ、圧力変動抑制を実現する。このような構成とすることで、簡易に構造で流路73の内部の圧力変動を検出することができる。また、低コスト化を実現することができる。
その他、第1実施形態で採用したレーザー変位計63に代えて、CCDカメラ、赤外線を用いた光学センサー、音波センサーなど、流路の変位を測定可能な種々のセンサーを採用することができる。CCDカメラを採用した場合、流路73を撮像し、その輪郭(エッジ)を検出することで、流路73の太さ(直径)を測定可能である。このようにしても、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
(C2)変形例2:
上記実施形態においては、液体供給装置30は2つのプランジャーポンプを備えるとしたが、3つ、4つなど、液体供給装置30が搭載可能な限度において、2以上の任意の数のプランジャーポンプを備えるとしてもよい。また、複数の各プランジャーポンプの吸入動作と送液動作のタイミングは、上記図6で説明したタイミングに関わらず、種々のタイミングを採用するとしてもよい。例えば、複数のプランジャーポンプの送液動作のタイミングが重なっているとしてもよい。その場合においても、制御部40が流路73の内部圧力の変動に応じて流路変形機構50を動作させることによって、ウォータージェットメス20に安定した流量で水を供給することができる。
図14は、変形例2の一例とし、液体供給装置30が3つのプランジャーポンプ91,92,93を備える場合について説明する説明図である。図14(A)は、プランジャーポンプ91,92、93の移動速度を示している。図示するように、各プランジャーポンプは、常時、一つのプランジャーポンプのみが送液動作を行う。また、各プランジャーポンプは、吸入動作後、待機状態を経て送液動作を行う。
図14(B)は、実際に、液体供給装置30がウォータージェットメス20に水を供給しているときの流路の流量変化を示している。グラフ上の一点鎖線はプランジャーポンプ91,92,93の動作による流量変化を示し、二点鎖線は流路変形機構50の動作による流量変化を示し、実線はこれら2つの流量を重畳した流量を示す。図示するように、重畳した流量は、その変動が抑制されていることが分かる。上記実施形態と同様に、制御部40は、プランジャーポンプ91,92,93による流路73の内部圧力の変動を圧力変動検出部で検出し、その圧力変動に応じて流路変形機構50を動作させることにより上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
(C3)変形例3:
上記実施形態1においては、流路変形部として流路変形機構50(図3,図4)を採用したが、それに限ることなく、流路を変形させて流路の内部の圧力を変化させることができるものであれば、種々の態様を採用することができる。図15は、一例としての、流路変形機構50aを示す説明図である。流路変形機構50aは、溝部52aと可動部56とによって流路73を挟持して固定する(図15(A)(B)(C)参照)。図15(C)に示すように、可動部56は開閉式である。可動部56を閉状態にすると、ロック機構57(図15(C))が可動部56をロックする。
図15(C)に示すように、流路変形機構50aは押圧部54aを備え、制御部40の制御により、流路73を押圧する。押圧部54aの駆動機構については、第1実施形態における押圧機構53(図4参照)と同じであるので説明を省略する。このような構成とすることで、流路変形機構50aが流路73を押圧した状態で液体供給装置30が停止した場合(例えば停電時)にでも、流路73を容易に流路変形機構50aから取り出すことができる。このように、流路変形部は、種々の態様とすることができる。また、流路73を変形させる態様は、押圧に限らず、流路の伸縮や、折曲など、流路内部の圧力を変化させる種々の態様を採用することができる。
(C4)変形例4:
上記実施形態においては、ウォータージェットメスとして、図8で説明したウォータージェットメス20の態様を採用したが、それに限ることなく、種々の態様のウォータージェットメスを採用するとしてもよい。図16は、採用可能なウォータージェットメスの一例について説明する説明図である。図8(A)は、パルスレーザーを利用したウォータージェットメス250の構成を説明する説明図である。ウォータージェットメス250は、液体供給装置30からの水を流路73を介して吸入する吸入路252と、吸入した水に気泡を発生させる気泡発生部254と、水を噴出するための噴出流路256とを備える。また、ウォータージェットメス250は、ユーザーがウォータージェットメス250を持つための把持部264と、光ファイバー266とを備える。
光ファイバー266は、気泡発生部254と外部との間を、把持部264を貫通して備える。光ファイバー266は、把持部264の外部に延伸し、レーザー源(図示省略)と接続されている。レーザー源としては、例えば、ホルミヤグレーザー(Ho−YAGレーザー:波長2.1μm)を採用することができる。把持部264は、光ファイバー266の先端が気泡発生部254に突出した状態で、光ファイバー266を支持している。気泡発生部254に突出した光ファイバー266の先端は、パルスレーザーの射出面である。
液体供給装置30から供給された水は、流路73、吸入路252を流通して気泡発生部254に充満し、気泡発生部254、噴出流路256を介して外部に噴出する。気泡発生部254に水が満たされた状態で、光ファイバー266の先端からパルスレーザーが水中に射出されると、水はそのエネルギーを吸収し、瞬時に気化する。そして、気泡発生部254に蒸気泡が生成される。この蒸気泡の生成によって、噴出流路256の内部圧力は急速に上昇し、噴出流路256内の水は、パルスジェットとして噴出流路256から外部に噴出される。噴出されるパルスジェットの噴出速度は、10m/sから80m/sであり、人体等の組織の切除能力を有する。
また、ウォータージェットメス250は、吸引ポンプ(図示省略)と接続された排液路260を備える。排液路260は、吸引流路258と連通している。例えば、手術時には、噴出流路256から噴出した水は術部に排液として滞留する。その際、ウォータージェットメス250は、吸引ポンプの吸引力によって、吸引流路258を介して術部に滞留した排液を吸引することができる。
ウォータージェットメス250はこのような構成を有することにより、レーザー射出によって、パルスジェットPJを制御することができる。また、ウォータージェットメス270は、水を加圧するための駆動部を備えないため、ウォータージェットメス250の構造を簡易化することができる。
図16(B)は、ウォータージェットメスとして採用可能なウォータージェットメス270を説明する説明図である。ウォータージェットメス270は、液体供給装置30から供給された水を流路73を介して吸入する吸入路272と、吸入した水を噴出する噴出流路276とを備える。噴出流路276の先端は、内部より細くなっており、液体供給装置30から供給された水の圧力は噴出流路276で高められ、外部に噴出される。ウォータージェットメス270は、パルスジェットを発生するための機構を備えないので、構造を簡易化し、かつ軽量化することができる。
(C5)変形例5:
上記第2実施形態においては、圧力変動検出部64としてのロードセルによって、合力F3(F1+F2)を測定し、流路変形機構50によって流路の押圧を行ったが、合力F3の測定と押圧との両方の機能を備える圧電素子によって、これら2つの機能を1つの圧電素子で行うとしてもよい。具体的には、流路変形機構50が押圧機構53に代えて圧電素子を備える。圧電素子は流路73に当接しており、制御部40は、圧電素子を用いて流路73から受ける合力F3を測定する。制御部40は、合力F3に基づいて内部圧力F2を取得する。制御部40は、内部圧力F2の値を一定にするように圧電素子を伸縮させて流路73を押圧する。このようにしても、液体供給装置30は、流路73の圧力変動を抑制することができる。また、構造の簡易化、小型化、低コスト化が可能となる。
(C6)変形例6:
上記実施形態においては、流路73を変形させることによって圧力変動の抑制を行ったが、流路71や流路72を、複数箇所変形させて圧力変動を抑制するとしてもよい。すなわち、液体供給装置30は複数の流路変形部を備えるとしてもよい。
(C7)変形例7:
流路変形機構50は、圧力変動抑制を目的に流路73を押圧するに限らず、止水弁としての機能を有するとしてもよい。例えば、ユーザーがウォータージェットメス20からの水の吐出を停止させる操作を行った際に、制御部40の制御によって、流路変形機構50が流路73を押圧して流路を閉塞し、水の流通を完全に停止させるものとしてもよい。そして、ユーザーがウォータージェットメス20からの水の吐出を開始させる操作とともに、制御部40の制御によって、流路変形機構50が流路73の閉塞を解除し水を流通させる。このようにすることで、ウォータージェットメス20からの水の吐出停止時に、流路内に滞留する水がウォータージェットメス20のノズルから漏出するのを抑制することができる。
その他、流路変形機構50は、安全弁としての機能を有するとしてもよい。例えば、プランジャーポンプの動作の停止を待たずに緊急に給水を停止したい場合に、流路変形機構50が流路73を押圧し閉塞することで給水を停止するものとしてもよい。この場合、流路変形機構50によって流路73を閉塞させるための操作部を緊急停止スイッチとして設けることで、即急に、給水を停止することができる。
また、流路変形機構50による流路73の閉塞を、安全ロックとして機能させることがきる。ユーザーは、流路の閉塞解除操作→ウォータージェットメス20の吐出操作の手順で水の吐出操作を行うことになる。よって、液体供給装置30は、ユーザーに水の吐出を意識させた上で、ウォータージェットメス20からの水の吐出を開始することができる。
(C8)変形例8:
上記実施形態においては、ポンプとして、送液動作と吸入動作とを行うプランジャーポンプを採用したが、送液動作のみを行うポンプを採用してもよい。制御部40は、圧力変動検出部によって検出した流路73の圧力変動に応じて流路変形機構50を駆動させ、流路内の圧力変動を抑制する。このようにしても、水の供給流量の変動を抑制することができる。
(C9)変形例9:
上記実施形態においては、液体として水を採用したが、それに限らず、例えば生理食塩水や、弱粘性の油など、種々の液体を採用することができる。
(C10)変形例10:
上記実施形態においては、医療機器として、ウォータージェットメスを採用したが、それに限ることなく、例えば、手術時や治療時に患部を洗浄する洗浄装置や、薬液を体内に注入する機器など、種々の医療機器を採用することができる。
(C11)変形例11:
上記実施形態においては、流路の内部圧力が減少した場合に、圧力変動抑制として、流路73の押圧によって内部圧力を上昇させたが、それに限ることなく、圧力変動抑制として、流路の内部圧力が上昇した場合に、内部圧力を減少させるとしてもよい。具体的には、液体供給時に常時的に押圧していた流路73の、押圧を緩める、あるいは押圧を解除するといった制御を行うとしてもよい。このようにすることで、圧力変動としての圧力上昇を抑制することができる。
10,10a…ウォータージェットメスシステム
15…液体収容部
20…ウォータージェットメス
30…液体供給装置
32…筐体
33,34…プランジャーポンプ
33p,34p…プランジャー
33s,34s…シリンジ
35,36…ポンプ駆動部
38…表示部
40…制御部
42…入出力IF
44…フットスイッチ
50,50a…流路変形機構
51…流路固定部
52,52a…溝部
53…押圧機構
54,54a…押圧部
55…リニアアクチュエータ
56…可動部
57…ロック機構
60…圧力変動検出部
61…流路固定部
62…溝部
63…レーザー変位計
64…圧力変動検出部
65…歪みゲージ
70〜73…流路
81〜84…逆止弁
91〜93…プランジャーポンプ
210…上ケース
212…パッキン
215…流路接続部
220…下ケース
222…底部
230…圧電素子
232…上板
240…ダイアフラム
245…ポンプ室
247…ノズル
250…ウォータージェットメス
252…吸入路
254…気泡発生部
256…噴出流路
258…吸引流路
260…排液路
264…把持部
266…光ファイバー
270…ウォータージェットメス
272…吸入路
276…噴出流路
PJ…パルスジェット

Claims (9)

  1. 医療機器に液体を供給する液体供給装置であって、
    前記液体の吸入動作と前記液体の送液動作とを交互に行うことが可能な第1のポンプと、
    前記液体の吸入動作と前記液体の送液動作とを交互に行うことが可能な第2のポンプと、を備えるポンプ機構と、
    弾性部材を含んで構成され、前記ポンプと連通し前記液体を前記医療機器に供給する流路と、
    前記流路の内部圧力の変動を検出可能な圧力変動検出部と、
    前記内部圧力の変動に応じて前記流路の弾性部材の一部を変形させることによって、前記医療機器に供給する前記液体の圧力変動を抑制する流路変形部と
    を備えることを特徴とする液体供給装置。
  2. 請求項1に記載の液体供給装置であって、
    前記圧力変動検出部は、前記流路の外観形状の変位に基づいて前記内部圧力の変動を検出することを特徴とする液体供給装置。
  3. 請求項1に記載の液体供給装置であって、
    前記圧力変動検出部は、前記流路の外壁面の所定の位置に設置され、前記流路から受ける力を検出し、該検出結果に基づいて前記内部圧力の変動を検出することを特徴とする液体供給装置。
  4. 請求項3記載の液体供給装置であって、
    前記圧力変動検出部は、
    前記流路から受ける力として、前記流路の内部圧力による力と前記流路変形部が流路を変形させる力とを受け、
    前記検出した前記流路から受ける力と、前記流路変形部が流路を変形させる力とに基づいて、前記流路の内部圧力による力を取得し、前記内部圧力の変動を検出する
    ことを特徴とする液体供給装置。
  5. 請求項4記載の液体供給装置であって、
    前記流路変形部は、前記流路を変形させる圧電素子を備え、
    前記圧力変動検出部は、前記圧電素子によって前記流路から受ける力を検出する
    ことを特徴とする液体供給装置。
  6. 請求項3記載の液体供給装置であって、
    前記圧力変動検出部は、前記流路の外壁面の所定の位置に設置された歪みゲージであることを特徴とする液体供給装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一つに記載の液体供給装置であって、
    前記流路変形部は、前記流路の変形によって該流路を閉塞し、前記液体の供給を停止可能であることを特徴とする液体供給装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一つに記載の液体供給装置であって、
    前記医療機器は、液体を生体に吐出することにより前記生体を治療する治療機器であるである請求項1から請求項7のいずれか一つに記載の液体供給装置。
  9. 医療機器に液体を供給する液体供給装置であって、
    前記液体の吸入動作と前記液体の送液動作とを交互に行うことが可能なポンプを複数備えるポンプ機構と、
    弾性部材を含んで構成され、前記ポンプと連通し前記液体を前記医療機器に供給する流路と、
    前記流路の内部圧力の変動を検出可能な圧力変動検出部と、
    前記内部圧力の変動に応じて前記流路の弾性部材の一部を変形させることによって、前記医療機器に供給する前記液体の圧力変動を抑制する流路変形部と
    を備えることを特徴とする液体供給装置。
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