JP2014091904A - 無線通信機能付き貫入ロッド - Google Patents

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昭一 野口
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Abstract

【課題】地中の測定信号を良好な感度で受信できる無線通信機能付き貫入ロッドの提供。
【解決手段】本発明は、地中の物理量あるいは化学量を測定するセンサ11,12,13,14を備えるロッド本体10に、延長用ロッド30を継ぎ足しながら当該ロッド本体10を地中へ貫入し、貫入過程で各種地質を測定する貫入ロッドにおいて、各ロッド10,30の内部にケーブル15,32を配線するとともに各ロッド10,30の接続部にコネクタ16,33,34を設け、これらを電気的に接続することにより、測定信号を前記延長用ロッド30の最後尾へ伝送可能とし、この最後尾のコネクタ33に無線通ユニット70を電気的に接続することで、測定信号を地上の受信機へ無線発信するように構成した無線通信機能付き貫入ロッドである。この構成により、無線通信ユニット70が地上側に位置するので、地上の記憶装置は測定信号を良好な感度で受信できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、地盤調査に用いる貫入ロッドに関する。
従来から、地下水位測定用の貫入ロッドとしては、特許文献1に示すものがある。この貫入ロッドは、地盤貫入用のロッドに水検知センサを設けることで、地中の水の存在を検知するように構成されている。また、ロッドには水検知センサによる検出信号を電波発信する発信機が設けられており、ロッドを地盤に挿入していく過程で、水検知センサが地下水の深さ位置に達すると、それを検知して発信機から電波を発信し、地上の受信機で受信して地下水の水位を測定するように構成されている。
特開2 0 0 2 − 3 4 8 8 4 6 号公報
しかしながら、上記の貫入ロッドでは、発信機からの電波を、地盤内を通じて地上に送信しても、例えば測定地点が深いような場合は、発信機からの電波が地上まで届きにくく、測定に支障を生じることがある。
本発明は、上記のような問題点に鑑み、地上において、地中で得られる測定信号を良好な感度で受信することができる無線通信機能付き貫入ロッドを提供することを課題とする。
上記の課題は、地中の物理量あるいは化学量を測定するセンサを備えるロッド本体に、延長用ロッドを継ぎ足しながら当該ロッド本体を地中へ貫入し、貫入過程で各種地質を測定する貫入ロッドにおいて、各ロッドの内部にケーブルを配線するとともに各ロッドの接続部にコネクタを設け、これらコネクタを電気的に接続することにより、前記センサによる測定信号を前記延長用ロッドの最後尾へ伝送可能とし、当該延長用ロッドの最後尾のコネクタに無線通ユニットを電気的に接続することで、測定信号を地上の受信機へ無線発信するように構成したことを特徴とする無線通信機能付き貫入ロッドによって解決できる。
本発明の無線通信機能付き貫入ロッドは、無線通信ユニットが地上側に位置するように構成されているから、地中で得られる測定信号を、地上において良好な感度で受信することができる。
本発明の無線通信機能付き貫入ロッドの全体図である。 本発明の無線通信機能付き貫入ロッの要部拡大断面図である。 本発明の無線通信機能付き貫入ロッドのブロック図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1において、1は無線通信機能付き貫入ロッド(以下、単に貫入ロッド1という)である。この貫入ロッド1は、ロッド本体10と、必要に応じてこのロッド本体10に順次継ぎ足す延長用ロッド30と、この延長用ロッド30の最後尾に設けた無線通信ユニット70とから構成されている。また、ロッド本体10の先端にはスクリューポイント2が接続してあり、地中に回転貫入できるように構成されている。
前記ロッド本体10には、図2に示すように、センサの一例として、リング状の電極11,12,13,14が所定の間隔を空けて設けてある。そして、最上部の電極11に電流を印加し、最下部の電極14に流れる電流を検出し、残りの電極12,13の電位差を検出することにより、地中の比抵抗を測定することができる。
前記電極11,12,13,14から延びる各信号線11a,12a,13a,14aは、ロッド本体10の内部に設けた中継基板50に集中配線されており、電極11,12,13,14による測定信号が中継基板11へ伝送される。また、この中継基板50には、同軸ケーブル15が接続されており、ロッド本体10の後端に設けた同軸コネクタ16との間で通信及び電力供給するように構成されている。
前記中継基板50には、図3に示すように、分離回路51、定電圧電源回路52、MPU53、電流駆動回路54、電流検出回路55、差動増幅回路56、電圧検出回路57が集積されている。
前記分離回路51は、無線通信ユニット70から同軸ケーブル15を通じて送信される電力と電気信号とを分離するものであり、電力を定電圧電源回路52へ入力する一方、各種指令信号をMPU53へ送信するように構成されている。
前記電流駆動回路54は、前記定電圧駆動回路52からの出力に応じて電極11へ電流供給するように構成されている。そして、電流検出回路55が、電極11から地中抵抗を介して電極14へ流れた電流を検出する。
前記差動増幅回路56は、電極12,13の入力信号の差分を一定係数で増幅するように構成されている。そして、この差動増幅回路56による増幅信号に基づいて、電圧検出回路57が電極12,13の電位差を検出する。
前記MPU53は、A/D変換器(図示せず)を内蔵しており、電流検出回路55及び電圧検出回路57から出力されるアナログ信号をディジタル信号に変換し、前記無線通信ユニット70と通信するように構成されている。また、MPU53は、各種指令信号に応じて前記電流駆動回路54を制御し、当該電流駆動回路54が供給する電流値を変更できるように構成されている。
また、前記延長用ロッド30は、図2に示すように、二重管構造を成しており、内管31と外管41とから構成されている。中空の内管31には、同軸ケーブル32が挿入されている。この同軸ケーブル32は、両端に雄型の同軸コネクタ33及び雌型の同軸コネクタ34を備えており、同軸コネクタ34と前記ロッド本体10の同軸コネクタ16とが電気的に接続することで、前記中継基板50と前記無線通信ユニット70との間で電力供給及び通信が行われるように構成されている。一方、外管41には、その両端に雌ねじ部42、雄ねじ部43が形成されており、雌ねじ部42と前記ロッド本体10の後端に形成された雄ねじ部17とが螺合接続するように構成されている。この構成により、延長用ロッド30をロッド本体10に継ぎ足す場合には、内管31をコネクタ接続してから外管41を螺合接続する。次の延長用ロッド30を継ぎ足す場合も同様である。
さらに、無線通信ユニット70は、図3に示すように、前記延長用ロッド30の同軸コネクタ33に電気的に接続可能な同軸コネクタ71と、前記中継基板50のMPU53から送信されるディジタル信号に基づいて地中の比抵抗を演算するCPU72と、この演算値をブルーツース通信プロトコルに従うリソースデータに変換するブルーツース無線モジュール用インターフェース73(blue tooth)と、CPU72に接続されるバッテリー74とから構成されている。この構成により、無線通信ユニット70から電波が発信され、ロッド本体10の検出値を地上の記憶装置(図示せず)が受信する。
なお、本発明の貫入ロッド1は、スェーデン式サウンディング試験(JIS A1221)に利用できるよう、ロッド本体10及び延長用ロッド30の寸法がJIS
A1221に準ずる設定となっている。また、前記延長用ロッド30の外管41の外周には長手方向に延びる長溝44が形成されており、例えば特許4287704号公報に示すスェーデン式サウンディング試験用貫入試験機のロッドチャックに装着することができる。
本発明の貫入ロッド1においては、延長用ロッド41の最後尾に無線通信ユニット70が設けてあるので、地上の記憶装置が測定信号を良好な感度で受信することができる。また、無線通信ユニット70は、延長用ロッド41から着脱できるため、作業者は、延長用ロッド41を簡単に継ぎ足すことができる。
なお、本発明の貫入ロッド1においては、上記電極11,12,13,14をセンサの一例としたが、これに代えてロッド本体10の内周壁にひずみゲージ(図示せず)を貼り付けることにより、貫入トルクの検出も可能となる。
1 貫入ロッド
10 ロッド本体
11,12,13,14 電極(センサ)
11a,12a,13a,14a 信号線
15,32 同軸ケーブル
16,33,34,71 同軸コネクタ
30 延長用ロッド
70 無線通信ユニット

Claims (1)

  1. 地中の物理量あるいは化学量を測定するセンサを備えるロッド本体に、延長用ロッドを継ぎ足しながら当該ロッド本体を地中へ貫入し、貫入過程で各種地質を測定する貫入ロッドにおいて、
    各ロッドの内部にケーブルを配線するとともに各ロッドの接続部にコネクタを設け、これらコネクタを電気的に接続することにより、前記センサによる測定信号を前記延長用ロッドの最後尾へ伝送可能とし、当該延長用ロッドの最後尾に設けたコネクタに無線通ユニットを電気的に接続することで、測定信号を地上の受信機へ無線発信するように構成したことを特徴とする無線通信機能付き貫入ロッド。
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