JP2014091176A - 電動工具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 二次電池の種類を特定可能な電動工具を提供する。
【解決手段】 二次電池の過放電保護信号出力端子と接触し、前記二次電池からの過放電保護信号を取得する過放電保護信号入力端子と、前記二次電池内において過放電保護信号出力端子と接続されるRC回路の時定数に関する情報を前記過放電保護信号入力端子を介して取得し、前記時定数に関する情報に基づいて前記二次電池の種類を特定する制御手段とを有することを特徴とする電動工具。
【選択図】図1A
【解決手段】 二次電池の過放電保護信号出力端子と接触し、前記二次電池からの過放電保護信号を取得する過放電保護信号入力端子と、前記二次電池内において過放電保護信号出力端子と接続されるRC回路の時定数に関する情報を前記過放電保護信号入力端子を介して取得し、前記時定数に関する情報に基づいて前記二次電池の種類を特定する制御手段とを有することを特徴とする電動工具。
【選択図】図1A
Description
本発明は二次電池の種類を特定可能な電動工具に関する。
従来、モータ等を動力とする電動の工具においては、交流の商用電源や、直流の定電圧電源等を接続して用いる工具のみならず、二次電池を装着可能な電動工具が広く用いられている(例えば、特許文献1参照)。二次電池を用いた電動工具、いわゆるコードレス電動工具においては、二次電池の性能の向上や、電動工具の種類・用途の拡大により、さまざまな種類や電圧の二次電池からなる電池パックが用いられている。一方、これらの二次電池を充電する充電器に関しては、電池パックを自動で識別し、各々の電池パックに好適な充電電圧で充電を行うことが広く行われており、電池パックの充電電圧の識別には、電池パックに設けられた専用端子を通じて電池パック内部の識別抵抗を読み取る方式が一般に用いられている。
ところで、電池パックは、出力される電圧が同じであっても、構成する二次電池のセル数等により電池の容量が異なるものが存在している。電池容量を認識するためには、充電電圧の識別と同様に電圧容量に関する識別端子を別途設ける方法が考えられるが、電池パックと電動工具の接続部分は大きさの面で物理的な制限があり、また、従来の電池パックとの互換性の面からも新たに端子を設けることは困難であった。
本発明は、斯かる実情に鑑み、新たな識別端子を設けることなく、二次電池の種類、特に電池容量に関する情報を認識し、認識した二次電池に好適な条件で動作する電動工具を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明は、二次電池の過放電保護信号出力端子と接触し、前記二次電池からの過放電制御信号を取得する過放電保護信号入力端子と、前記二次電池内において過放電保護信号出力端子に接続されたRC回路の時定数に関する情報を、前記過放電保護信号入力端子を介して取得し、前記時定数に関する情報に基づいて前記二次電池の種類を特定する制御手段とを有することを特徴とする電動工具を提供している。
以上の構成によれば、過放電保護信号入力端子を介してRC回路の時定数に関する情報を取得しているため、新たな端子等の追加なしに装着されている二次電池の種類を特定することができる。
また、本発明の電動工具は、駆動部、及び、駆動制御部をさらに有し、前記制御手段は、前記過放電保護信号を取得したときに、前記駆動制御部により駆動部への電力供給を遮断することが好ましい。以上の構成によれば、本発明の電動工具は、過放電保護信号入力端子により、過放電保護制御信号、および、RC回路の時定数に関する情報の両方を取得することができる。
また、本発明の電動工具は、前記RC回路の時定数が互いに異なる複数種類の二次電池を選択的に装着可能な装着部を有しており、予め前記制御手段に記憶された前記時定数と前記二次電池の種類との対応関係と、取得した前記時定数に関する情報とに基づいて前記装着手段に装着されている前記二次電池の種類を特定することが好ましい。
以上の構成によれば、識別のために新たな端子や素子を追加することなく簡易な構成で確実に二次電池の種類を特定することができる。
また、前記制御手段は、入力モードと出力モードに対応する端子を有し、前記過放電保護信号入力端子は前記入力モードと出力モードに対応する端子の双方と接続され、前記制御手段は、前記過放電保護信号入力端子を介して前記RC回路の容量素子を充電した後、前記時定数に関する情報を取得することが好ましい。
以上の構成によれば、RC回路を有する電池パック側に特別な構成を追加する必要がなく、制御手段の入力モードと出力モードを切り替えることのみにより、電池パックに設けられたRC回路の時定数に関する情報を取得できる。
また、前記RC回路の時定数が互いに異なる複数種類の二次電池は、定格出力電圧が同じで電池容量が互いに異なる二次電池であり、前記制御手段は、前記二次電池のRC回路の時定数基づいて前記二次電池の容量を特定し、特定した前記容量に基づいて前記駆動部の回転数を設定することが好ましい。
以上の構成によれば、二次電池の種類に応じて駆動部の回転数を適切な値に設定することが可能になる。
また、本願発明の電動工具は、前記二次電池の残量に関する情報を表示する表示部をさらに有しており、前記制御手段が特定した前記容量に基づいて、前記二次電池の残量に関する情報を前記表示部に表示させることが好ましい。
以上の構成によれば、二次電池の種類に応じて、適切な電池残量の表示を行うことが可能となる。
また、電動工具は、空気を吐出可能なブロアであることが好ましい。かかる構成によれば、継続して一定の出力が求められるブロアにおいて、二次電池の種類に応じてブロアの動作を最適化することができる。
本発明の電動工具によれば、過放電保護信号入力端子を介してRC回路の時定数に関する情報を取得しているため、識別のために新たな構成を追加することなく、接続した二次電池の種類、特に容量を特定することができるという優れた効果を奏し得る。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面を参照して説明する。本実施の形態のコードレス電動工具1は、例えば、空気を吐出可能なブロアであり、二次電池のうちから任意の1つを電源として装着可能に構成されている。尚、電動工具1は、二次電池A、B、Cの任意の1つを含んだ構成としてもよいし、いずれの二次電池A、B、Cを含んでいない構成でもよい。図1Aは、本実施の形態の電動工具1に二次電池AまたはBが接続された状態を示している。また、図1Bは、電動工具1に背負い式電源である二次電池Cが接続された状態を示している。
電動工具1は、装着部5と、メインスイッチ12と、制御回路13と、操作部14と、駆動部たるモータ16とを有している。装着部5は、二次電池A、B、Cのうち1つを装着可能であり、端子51、52、53を有している。端子51、53は二次電池A、B、Cの端子61、63と接続され、二次電池A、B、Cから電力の供給を受ける。また、端子52は二次電池A、Bの端子62と接続され、過放電保護信号を取得する。過放電保護信号を取得したときには、制御回路13は、装着されている二次電池(A、B、C)からの電力を遮断し、二次電池の放電を停止させる。
メインスイッチ12は、電動工具1のオンオフを切り替えるスイッチであり、ユーザによりメインスイッチ12がオンされると、装着されている二次電池(A、B、C)よりモータ16および制御回路13に電力が供給される。
モータ16は、本実施の形態が空気を吐出可能なブロアである場合、図示せぬファンと接続される。モータ16が回転することにより、モータ16の回転軸と同軸上、又は、ギヤ等の伝達機構を介して接続されたファンが回転し空気が吐出される。
本実施形態の電動工具1は、作業者が視認、及び、操作可能な任意の位置に操作部14が設けられており、図2に示されるように、操作部14は、モータの回転数を表示する回転数表示部141と、電池残量表示部142と、スイッチ143、144とを有する。回転数表示部141は4つのLED71〜74を点灯、または、消灯することによりモータ16の現在設定されている回転数を1〜4段階で表示する。電池残量表示部142は4つのLED81〜84を点灯、または、消灯することにより装着されている二次電池(A、B、C)の電池残量を4段階で表示する。
制御回路13は、装着されている各二次電池A、B、Cに応じて、モータ16の回転数を5段階に設定可能である。スイッチ143がユーザによって押下されると、制御回路13は、モータ16の目標回転数を1段階切り替える。本実施の形態では、スイッチ143が押下されるごとに、モータ16の回転数が1段階上昇する。また、ユーザが、スイッチ143を所定時間長押しするとブーストモードになり、モータ16は二次電池A、B、Cによって決まる最高回転数で回転する。即ち、本実施の形態ではモータ16の回転数はブーストモードを含めて5段階に調節可能になっている。電池残量表示部142は、モータ16の駆動時、及び、モータ停止時においてスイッチ144がユーザによって押下されると、電池残量表示部142は4つのLED81〜84により、二次電池(A、B、C)の電池残量を4段階で表示する。
図1A及び図1Bに記載された制御回路13は、一例として、マイコン131と、抵抗器R2、R3、R4とコンデンサC2とを有する。抵抗器R2はプルアップ抵抗である。
マイコン131は、入力モードと出力モードとに設定可能な入出力端子P01、P02を有する。本実施の形態においては、入力出力端子P01は常時、信号が入力されるモードに設定されている。
マイコン131は、装着されている二次電池(A、B、C)から5V直流電圧が供給され駆動している。
制御回路13は、コンデンサC2と抵抗器R3とによって、入出力端子P01の保護回路(RC回路)130を構成している。保護回路130は、端子52から入る静電気などからマイコン131を保護するものであり、本実施の形態においては、その一例として、抵抗器R2の抵抗値は47kΩ、抵抗器R3、R4の抵抗値は共に1kΩ、C2の容量は0.01μFとしている。
二次電池A、Bは、コードレス電工工具に直接取り付けて使用する方式の少数本の二次電池セルからなる小型の電池パックであり、二次電池Cは多数の二次電池セルからなる大容量の電池パックであり、ここでは、一例として、電動工具と接続ケーブルを介して接続される背負い式の電源を例示している。二次電池A、Bは、複数の二次電池セルからなる組電池31と、制御回路33と、FET37と、静電気保護回路30と、端子61、62、63とを有する。端子61、63は、それぞれプラス端子、マイナス端子であり、組電池31の電力を供給する。端子62は過放電等の保護信号を出力する端子である。
二次電池A(電池パックA)を構成する組電池31は、直列に接続された複数のリチウムイオン電池セルを有している。これにより、一例として、二次電池Aの定格電圧は36V、電池容量は2.0Ahとなる。
制御回路33は、電池セルの電圧を監視し、電池セルの少なくとも1つが過放電であると判断した場合には、FET37、端子61を介して過放電保護信号を電動工具1に出力する。これを受けて、電動工具1のマイコン14は、装着されている二次電池(A、B、C)からの電力の供給を遮断し、装着されている二次電池(A、B、C)の放電を停止させる。
FET37は、通常はOFFである。制御回路33が、電池セルの少なくとも1つが過放電であると判断すると、FET37をONにして過放電保護信号を電動工具1に出力する。
静電気保護回路30は、抵抗器R1、コンデンサC1とからなり、RC回路を構成している。保護回路30は、端子62から入る静電気などからFET37を保護している。尚、本実施の形態では抵抗器R1の抵抗値は1kΩ、コンデンサC1の容量は0.047μFである。
二次電池B(電池パックB)の構成は、二次電池Aと略同様の構成であるが、組電池31の代わりに組電池32が設けられ、コンデンサC1の容量が0.01μFである点が異なる。組電池32は直列に接続された複数のリチウムイオン電池セルを有している。これにより、本実施の形態で例示する二次電池Bの定格電圧は36V、電池容量は2.6Ahとなる。
本実施の形態の二次電池A、Bは、電池容量とコンデンサC1の容量とが1対1で対応するように構成されている。即ち、電池容量が異なる場合には、コンデンサC1の容量が異なっている。
二次電池C(電池パックC)は、本実施の形態では、大容量の背負い式充電池であり、組電池51と、制御回路42と、端子61、63を有する。端子61、63の構成は二次電池Aのそれと同じである。
組電池51は、直列に接続された複数のリチウムイオン電池セルからなるユニットを複数有し、当該複数のセルユニットを並列に接続している。これにより、本実施の形態で例示する二次電池Cは、定格電圧は上記二次電池A、Bと同様の36Vであるのに対し、電池容量は大容量の20.0Ahとなる。
二次電池Cにおける制御回路42は、電池セルの電圧を監視し、電池セルの少なくとも1つが過放電であると判断した場合には、二次電池Cの内部に設けられた図示しない遮断回路により出力を遮断する。このように、二次電池Cは、単独で過放電に対する保護機能を有した構成が例示されている。そのため、本実施形態における二次電池Cでは、上記二次電池A、Bの端子62に相当する端子は必須ではない。
次に、電動工具1が実行する二次電池A、B、Cを特定する処理について図3を用いて説明をする。図3は、二次電池A、B、Cを特定する処理における、メインスイッチ12と、モータ16と、入出力端子P01、P02と、コンデンサCとの電圧に関するタイミングチャートである。
図3のタイミングチャート(1)、(2)、(4)、(5)に示されるように、二次電池A、B、Cのいずれかが接続され、メインスイッチ12がONされると、マイコン131は時刻t0において一旦リセット(パワーオンリセット)され、入出力端子P02は一定の期間出力モードとなりLowレベルを出力する。かかるLowレベルが出力されている間にコンデンサC2が放電される(タイミングチャート(6)〜(8))。尚、二次電池A、Bが装着されている場合には、この期間にコンデンサC1も放電される。コンデンサC2の放電後の入出力端子P01の電圧は5×(R3/(R2+R3))=5×1/(47+1)=0.1V(Lowレベル)となる。
かかる一定の期間以外では、入出力端子P02は、ハイインピーダンス状態の入力モードに設定される。
次にマイコン131は入出力端子P01を入力モード(ハイインピーダンス状態)に設定する。これにより、タイミングチャート(6)〜(8)に示されるように、コンデンサC2が充電される。また、二次電池A、Bが装着されているときには、コンデンサC1も充電される。尚、出力端子P02がLowレベルからHighレベルに戻った直後をtiとして、時刻tiから時刻tfまでが電池種別判定期間である。電池種別判定期間は時間t3より十分長く設定されている。
マイコン131は、入出力端子P01の電圧を監視し、入出力端子P01がLowレベルからHighレベルになるまでの時間(以下、到達時間とする)を計測する。コンデンサC2の放電後の電圧は0.1Vであり、実質的に0Vとみなせる。尚、二次電池A、Bのいずれかが装着されているときには、抵抗器R1と抵抗器R3との抵抗値が同じであるため、コンデンサC1、C2は等電位である。従って、到達時間は、RC回路30、130の時定数の合計に概ね等しい。また、二次電池Cが装着されているときには、二次電池CはRC回路を有さないため、到達時間はコンデンサC2の時定数に概ね等しい。そのため、各二次電池C、B、Aが装着されているときの入出力端子P01がLowレベルからHighレベルになるまでの時間をそれぞれt1、t2、t3とすると、コンデンサC1、C2の時定数から、時間t1、t2、t3は以下のように概算される。
t1= R3 × C2 = 47kΩ × 0.01μF = 470μsec
t2= R1 × C1 + R3 × C2 = 47kΩ × (0.01 +0.01)μF = 940μsec
t3= R1 × C1 + R3 × C2 = 47kΩ × (0.01 + 0.047)μF = 2680μsec
t1= R3 × C2 = 47kΩ × 0.01μF = 470μsec
t2= R1 × C1 + R3 × C2 = 47kΩ × (0.01 +0.01)μF = 940μsec
t3= R1 × C1 + R3 × C2 = 47kΩ × (0.01 + 0.047)μF = 2680μsec
時間t1、t2、t3の差は二次電池側C、B、AのRC回路の有無、および、C1の容量の違いに起因している。そのため、本実施の形態では、到達時間と、時間t1、t2、t3とを比較することによって二次電池C、B、Aを特定している。
即ち、マイコン131が、到達時間を計測し、計測した時間が時間t1、t2、t3のいずれかの時間に対応するかを判断する。タイミングチャート(9)に示されるように、マイコン131は、計測した時間が時間t1に対応すると判断したときには、二次電池Cが装着されていると判断する。同様に、マイコン131は、計測した時間が時間t2に対応すると判断したときには、二次電池Bが装着されていると判断し、計測した時間が時間t3に対応すると判断したときには、二次電池Aが装着されていると判断する(タイミングチャート(10)、(11))。尚、マイコン131は、時間t1、t2、t3と二次電池C、B、Aとの対応関係を記憶しておき、かかる対応関係と計測した到達時間とに基づいて二次電池(A、B、C)を特定している。具体的には、時間t1、t2、t3のうち、計測した到達時間に最も近い値を対応する時間と特定し、特定した時間に対応する二次電池が現在装着されているものと判断する。かかる対応関係において、時間t1、t2、t3の値そのものを記憶せずに例えば、各二次電池と時間間隔とを対応させて記憶させておき、記憶した時間間隔と計測した時間とから二次電池を特定するようにしてもよい。具体的には、二次電池C、B、Aに対応する時間間隔をそれぞれ、t11〜t12、t21〜t22、t31〜t32として記憶しておき、計測した時間がいずれの時間間隔に含まれるかを判断して二次電池を特定する。例えば、計測した時間が二次電池Cに対応する時間間隔t11〜t12に含まれるときには、装着されている二次電池をCと特定する。
マイコン131は、装着されている二次電池(A、B、C)を特定した後に、モータ16の駆動を開始する(タイミングチャート(3))。
次に、図4、5を参照して、電池残量表示部142における電池残量の表示方法を説明する。図4は、無負荷時の二次電池A、B、Cの電池電圧(V)と、電池残量(Ah)との関係を示したグラフである。二次電池A、B、Cの電池電圧と、電池容量に対する電池残量の割合(以下、単に「電池残量の割合」とする)は略等しい。例えば、無負荷時の電池電圧が約39Vであれば、電池残量の割合は、二次電池の種類A、B、Cに関係なく概ね70パーセントである。しかしながら、二次電池A、B、Cは電池容量が異なるため、電池残量の割合が同じでも、電動工具1を使用できる時間は大きく異なる。そのため、仮に、電池容量の割合を電池残量表示部142に表示すると、表示が同じでも二次電池の種類に応じて使用できる残り時間が異なってしまう。これにより、ユーザが電池残量表示部142の表示に基づいて使用できる残り時間を予想することが難しくなる。本実施の形態では、以下に示すように、電池残量表示部142において、二次電池の種類と、無負荷時の電池電圧とに基づいて、実質的な使用可能時間を電池残量表示部142に表示している。このため、ユーザは電動工具1を使用できる残り時間を直観的に把握できる。
図5Aに示されるように、電池電圧が41V以下、39.1以上のとき、即ち、電池残量の割合が100%以下、70%以上のときに、電池パックA、Bが装着されているときには、LED81、82を点灯させ、LED83、84を消灯させる。一方、電池パックCが装着されているときには、LED81〜84を全て点灯させる。
図5Bに示されるように、電池電圧が39.1V未満、38.2V以上のとき、即ち、電池残量の割合が70%未満、55%以上のときのLED81〜84の表示を示している。即ち、電池パックA、Bが装着されているときには、LED81を点灯させ、LED82、83、84を消灯させる。一方、電池パックCが装着されているときには、LED81〜83を点灯させ、LED84を消灯させる。
図5Cに示されるように、電池電圧が38.2V未満、37.3V以上のとき、即ち、電池残量の割合が55%未満、40%以上のときのときのLED81〜84の表示を示している。即ち、電池パックA、Bが装着されているときには、LED81を点灯させ、LED82、83、84を消灯させる。一方、電池パックCが装着されているときには、LED81、82を点灯させ、LED83、84を消灯させる。
図5Dに示されるように、電池電圧が37.3V未満、36.4V以上のとき、即ち、電池残量の割合が40%未満、25%以上のときのときのLED81〜84の表示を示している。即ち、電池パックA、Bが装着されているときには、LED81〜84を全て消灯させる。一方、電池パックCが装着されているときには、LED81を点灯させ、LED82〜84を消灯させる。
図5Eに示されるように、36.4V未満のとき、即ち、電池残量の割合が25%未満のときには、電池パックA、B、Cの何れが装着されていても、LED81〜84を全て消灯させる。
以上のように、二次電池の種類と、無負荷時の二次電池の電池値に基づいて、LED81〜84の点灯、消灯を切り替えている。これにより、ユーザは接続された二次電池の電池容量を意識することなく、直観的に電動工具1の使用可能時間を把握することができる。
次に図6、7を用いて電動工具1のモータの回転数の設定について説明する。図6は、各二次電池A、B、Cが装着されたときの、モータ16の回転数N(1/min)とトルクT(Nm)との関係であるNT曲線と、モータ16に取り付けられた図示せぬファンの特性を示すファンの負荷曲線とを示している。NT曲線は、各二次電池A、B、Cが装着されたときのモータ16の特性を示しており、二次電池A、B、Cの内部抵抗により異なる。尚、容量の大きい二次電池は一般的に内部抵抗が小さくなる。本実施の形態おいては、二次電池A、Bの内部抵抗は同程度であり、NT曲線は略一致しているのに対し、二次電池Cは大幅に大きなNT曲線となっている。よって、図6から明らかなように、二次電池Cに関するNT曲線、および、二次電池A、Bに関するNT曲線と、ファンの負荷曲線の関係から、二次電池Cが装着されたときの方が、二次電池A、Bが装着されたときよりも大きな動作点間隔でモータ16を駆動することができる。
各二次電池A、B、CにおけるNT曲線上の回転数とトルクとを(N,T)とすると、モータ16の回転数を特定の値Nに設定したときに、出力可能なトルクはT以下になる。例えば、二次電池CのNT曲線上において、回転数N5のときにトルクはT5以下である。従って、二次電池Cが装着されているときには、電動工具1が回転数N5に設定されているときにはトルクはT5以下になる。実際のファンの回転数とトルクとは、ファンの負荷曲線のようになる。例えば、二次電池Cが装着されているときに、回転数がN5に設定されていれば、トルクはT5′になる。また、二次電池A、Bが装着されている場合には、回転数をN5に設定しても、ファンの負荷曲線上のトルクT5′を出力することができないため、モータ16の回転数はN4近傍から上昇せず、従って、N5まで回転しない。そのため、単純に二次電池の種類によらずに一律にモータの回転数を設定した場合、二次電池A、Bが装着されている場合には、モータ16は回転数N4を超えて回転することができない。よって、ユーザが、スイッチ143を押下して回転数をN4からN5に一段上昇させようとした場合、モータ16の回転数が十分に上昇しないため、N5の動作点で動作がされていないと感じる可能性がある。
上記のような問題が発生するのを防止するため、本実施の形態では、図7の表に示されるように、装着されている二次電池A、B、Cに応じて、異なるモータ16の回転数を設定している。即ち、二次電池A、Bが装着されているときの1段階目から4段階目までのモータ16の回転数をそれぞれN0、N1、N2、N3とし、ブーストモードでのモータ16の回転数をN4としている。一方、電池パックCが装着されているときの1段階目から4段階目までのモータ16の回転数をそれぞれN1、N2、N3、N4とし、ブーストモードでのモータ16の回転数をN5としている。ここで、N0〜N5は、N0<N1<N2<N3<N4<N5の関係を満たしている。
上記のように設定することにより、二次電池A、Bが装着されているときには、回転数は二次電池A、Bの特性に合わせて、N0からN4までに設定されている。従って、ユーザは、回転数N0からN4まで5段階で回転数を調節することが可能になる。また、二次電池Cが装着されているときには、二次電池Cの特性に合わせて、N1からN5までに設定されている。従って、本実施の形態の構成では、二次電池の容量により得られる最大風量は異なるが、ユーザは、各々の二次電池に対応した段階で、回転数N1からN5まで5段階で回転数を調節することが可能になり、操作上の違和感を与える可能性が低くなる。また、装着されている二次電池A、Bの最高回転数は、実質的に図6におけるN4であり、二次電池Cの最高回転数は実質的に図6におけるN5である。従って、容量の異なる二次電池A、B、Cのいずれを装着した場合であっても、それぞれの最高回転数をブーストモードで使用することができる。
以上の本実施の形態の電動工具1によれば、二次電池に設けられたRC回路の時定数に関する情報を、電動工具のマイコン131の入出力端子P01がLowレベルからHighレベルになるまでの時間を測定することによって判別している。また、かかる二次電池の種類の特定に使用される端子62、52、保護回路30、130は過放電保護信号の送信、取得に用いられている。即ち、本発明の二次電池の容量を特定する構成は、過放電保護信号の送信、取得に用いられる構成を利用しているため、新たに特別な素子や端子を追加する必要がなく、容易に従来の構成と互換性を有する構成とすることができる。これにより、二次電池の種類を特定するために必要なコストの増大を大幅に抑えることが可能になる。
また、入出力端子P01がLowレベルからHighレベルになるまでの時間を測定することで、二次電池A、B、Cの種類を特定している。この構成は、単に、マイコン131に実行させる動作を追加するものであり、制御回路13に識別にかかる大掛かりな回路構成を追加することなく二次電池A、B、Cの種類を特定できる点で有益である。
マイコン131は、時間t1、t2、t3と二次電池C、B、Aとの対応関係を記憶しておき、かかる対応関係と計測した時間とに基づいて二次電池(A、B、C)を特定している。このため、確実に二次電池の種類を特定することができ、また、マイコン131に記憶させる対応関係を修正するのみであらゆる二次電池に対応することができる。
上記実施の形態は、好適な一実施形態の例を示したものにすぎず、本発明は例示した実施の形態の内容に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。
本実施の形態では、3種類の二次電池A、B、Cの電池容量を識別する例を示したが、識別する二次電池の種類は3種類に限られず、例えば二次電池の種類や容量、電圧等、識別すべき構成が3種類以上であってもよい。このような場合には、各二次電池の電池容量等の識別すべき要素と、そのコンデンサC1の容量とが1対1で対応するように二次電池を構成する。一方、マイコン131は、各二次電池における時定数(自身のRC回路130の時定数と、二次電池130のRC回路30との合計)との対応関係を記憶しておく。電動工具1は、計測した到達時間と、当該対応関係に基づいて、二次電池の種類を特定する。
モータ16の回転数は、ブーストモードを含めて5段階に切り替え可能な例を示したが、必ずしも5段階に切り替え可能である必要はなく、5段階より多くても少なくてもよい。
本実施の形態では、ブーストモードにおいて二次電池によって決まる最高回転数でモータ16を回転させる例を示したが、必ずしもブーストモードで当該最高回転数を利用する必要はない。例えば、二次電池の種類によっては、ブーストモードにおいても当該最高回転数を使用しないように回転数を抑制する構成としてもよい。このような構造は、例えば、長時間連続駆動が可能な大容量の二次電池を接続した場合に、電動工具のモータや回路素子、若しくは、二次電池の発熱を減らすことが可能であり、また、総使用時間が長くなるように制御することも可能である。
電池残量表示部142は、上記実施の形態では、4つのLED81〜84によって電池残量を表示していたが、表示手段はLEDに限定されるものではなく、液晶や有機EL素子等、任意の表示手段を採用することができる。また、LEDを採用した場合、その数は4つに限られない。例えば、LEDの数を4つより多くすれば、よりきめの細かい電池残量に関する情報をユーザに提示可能になるし、4つより少なくすれば、コストを抑えることができる。また、複数の色を発光することができる素子を用いて、残量に応じて色が変わる構成等としてもよい。さらに、本実施の形態では、視認性を有する表示手段を例示したが、表示手段に加えて、若しくは、表示手段に代えて、音によって使用者に通知を行う構成であってもよく、この場合、音の高さや旋律等により電池残量を伝える構成が好適である。なお、電池残量を案内するタイミングは、上記実施の形態で例示した電動工具の駆動時、及び、スイッチ144の押下時に限定されるものではなく、二次電池を接続した直後や、電動工具の駆動後の所定時間等を任意に設定することが可能であり、また、複数のタイミングに案内を行う構成であってもよい。
上記の実施の形態では電動工具1としてブロアを例示して説明したが、本発明は必ずしもブロアである必要がないことは当業者にとって明らかである。例えば、電動工具1は、空気を吸引し落ち葉などを集塵する集塵機(クリーナ、バキューム等)であってもよく、電動の剪定はさみ、ハンマードリル、刈り払い機、ヘッジトリマー、チェーンソーなどであってもよい。特に、集塵機や、電動の剪定はさみ、ハンマードリルなどは、高い回転数での動作することが要求されるため、電池の種類を特定し、モータ16を高い回転数に設定することで使い勝手が向上する。
1 コードレス電動工具1
A、B、C 二次電池
13 制御回路
131 マイコン
130 保護回路
30 静電気保護回路
A、B、C 二次電池
13 制御回路
131 マイコン
130 保護回路
30 静電気保護回路
Claims (7)
- 二次電池の過放電保護信号出力端子と接触し、前記二次電池からの過放電保護信号を取得する過放電保護信号入力端子と、
前記二次電池内において過放電保護信号出力端子と接続されるRC回路の時定数に関する情報を、前記過放電保護信号入力端子を介して取得し、前記時定数に関する情報に基づいて前記二次電池の種類を特定する制御手段とを有することを特徴とする電動工具。 - 駆動部、及び、駆動制御部をさらに有し、
前記制御手段は、前記過放電保護信号を取得したときに、前記駆動制御部により前記駆動部への電力供給を遮断することを特徴とする請求項1に記載の電動工具。 - 前記RC回路の時定数が互いに異なる複数種類の二次電池を選択的に装着可能な装着手段を有し、
予め前記制御手段に記憶された前記時定数に関する情報と前記二次電池の種類との対応関係と、取得した前記時定数に関する情報とに基づいて前記装着手段に装着されている前記二次電池の種類を特定することを特徴とする請求項1または2に記載の電動工具。 - 前記制御手段は、入力モードと出力モードとに対応する端子を有し、前記過放電保護信号入力端子は前記入力モードと出力モードに対応する端子の双方と接続され、
前記制御手段は、前記過放電保護信号入力端子を介して前記RC回路のコンデンサを充電した後、前記時定数に関する情報を取得することを特徴とする請求項1乃至3に記載の電動工具。 - 前記RC回路の時定数が互いに異なる複数種類の二次電池は、定格電圧が同じで、容量が互いに異なり、
前記制御手段は、特定した前記二次電池の種類に基づいて、前記二次電池の容量を特定し、特定した前記容量に基づいて前記駆動部の回転数を設定することを特徴とする請求項3又は4に記載の電動工具。 - 前記二次電池の残量に関する情報を表示する表示部をさらに有し、
前記制御手段は、特定した前記二次電池の種類に基づいて、前記二次電池の容量を特定し、特定した前記容量に基づいて、前記二次電池の残量を特定し、前記残量に関する情報を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項3乃至5に記載の電動工具。 - 電動工具は、空気を吐出可能なブロアであることを特徴とする請求項1乃至6に記載の電動工具。
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-
2012
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