JP2014089636A - 電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザが電源キー等の物理的なキーを操作することなく、ディスプレイがOFF状態においてユーザの操作を受け付けることができる電子機器を提供すること。
【解決手段】ディスプレイ2Aと、ディスプレイ2A上に配置されるタッチスクリーン2Bと、所定の処理が実行されているときに、ディスプレイ2AがOFF状態になった場合、タッチスクリーン2Bの感度閾値をディスプレイ2AがON状態のときよりも高く設定する制御部21を備える。
【選択図】図3
【解決手段】ディスプレイ2Aと、ディスプレイ2A上に配置されるタッチスクリーン2Bと、所定の処理が実行されているときに、ディスプレイ2AがOFF状態になった場合、タッチスクリーン2Bの感度閾値をディスプレイ2AがON状態のときよりも高く設定する制御部21を備える。
【選択図】図3
Description
本発明は、外部機器に接続される接続部を有する電子機器に関する。
電子機器は、消費電力を抑制するために、一定時間操作がない場合には、ディスプレイをOFFにし、操作を受け付けた場合にはディスプレイをONにする技術がある。
ところで、ディスプレイをOFFからONにするためには、ユーザが電源キー等を押下する必要等があった。
本願発明は、ユーザが電源キー等の物理的なキーを操作することなく、ディスプレイがOFF状態においてユーザの操作を受け付けることができる電子機器を提供することを目的とする。
本願発明は、ユーザが電源キー等の物理的なキーを操作することなく、ディスプレイがOFF状態においてユーザの操作を受け付けることができる電子機器を提供することを目的とする。
本発明に係る電子機器は、ディスプレイと、前記ディスプレイ上に配置されるタッチパネルと、所定の処理が実行されているときに、前記ディスプレイがOFF状態になった場合、前記タッチパネルの感度閾値を前記ディスプレイがON状態のときよりも高く設定する制御部を備える構成である。
電子機器では、前記制御部は、前記タッチパネルから送信されてきた検出値が前記感度閾値を超えていた場合には、前記ディスプレイをON状態にする構成でもよい。
電子機器では、前記タッチパネルは、複数の感度点により構成されており、前記制御部は、前記タッチパネルから送信されてきた検出値が前記感度閾値を超えていた場合には、前記感度点が反応した数に応じて異なる制御を行う構成でもよい。
電子機器では、外部機器に接続される接続部を備え、前記制御部は、前記接続部に前記外部機器が接続され、前記所定の処理が実行されて、当該所定の処理に係る信号が前記外部機器に送信されているときに、前記ディスプレイがOFF状態になった場合、前記タッチパネルの感度閾値を前記ディスプレイがON状態のときよりも高く設定する構成でもよい。
電子機器では、前記制御部は、前記タッチパネルの感度閾値を前記ディスプレイがON状態のときよりも高く設定するときに、複数の異なる感度閾値を設定し、前記タッチパネルから送信されてきた検出値が超えた感度閾値に応じて、異なる制御を行う構成でもよい。
本発明によれば、ユーザが電源キー等の物理的なキーを操作することなく、ディスプレイがOFF状態においてユーザの操作を受け付けることができる。
本発明を実施するための実施形態を、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下では、電子機器の一例として、スマートフォンについて説明する。
図1及び図2を参照しながら、実施形態に係るスマートフォン1の外観について説明する。図1及び図2に示すように、スマートフォン1は、ハウジング20を有する。ハウジング20は、フロントフェイス1Aと、バックフェイス1Bと、サイドフェイス1C1〜1C4とを有する。フロントフェイス1Aは、ハウジング20の正面である。バックフェイス1Bは、ハウジング20の背面である。サイドフェイス1C1〜1C4は、フロントフェイス1Aとバックフェイス1Bとを接続する側面である。以下では、サイドフェイス1C1〜1C4を、どの面であるかを特定することなく、サイドフェイス1Cと総称することがある。
スマートフォン1は、タッチスクリーンディスプレイ2と、ボタン3A〜3Cと、照度センサ4と、レシーバ7と、マイク8と、カメラ12とをフロントフェイス1Aに有する。スマートフォン1は、カメラ13をバックフェイス1Bに有する。スマートフォン1は、ボタン3D〜3Fと、外部インターフェイス14とをサイドフェイス1Cに有する。以下では、ボタン3A〜3Fを、どのボタンであるかを特定することなく、ボタン3と総称することがある。
タッチスクリーンディスプレイ2は、ディスプレイ2Aと、タッチスクリーン2Bとを有する。ディスプレイ2Aは、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display)、有機ELパネル(Organic Electro−Luminescence panel)、又は無機ELパネル(Inorganic Electro−Luminescence panel)等の表示デバイスにより構成される。ディスプレイ2Aは、文字、画像、記号又は図形等を表示する。
タッチスクリーン2Bは、タッチスクリーンディスプレイ2に対する指、又はスタイラスペン等の接触を検出する。タッチスクリーン2Bは、複数の指、又はスタイラスペン等がタッチスクリーンディスプレイ2に接触した位置を検出することができる。
タッチスクリーン2Bの検出方式は、静電容量方式、抵抗膜方式、表面弾性波方式(又は超音波方式)、赤外線方式、電磁誘導方式、及び荷重検出方式等の任意の方式でよい。以下では、説明を簡単にするため、タッチスクリーン2Bがタッチスクリーンディスプレイ2に対する接触を検出する指、又はスタイラスペン等を単に「指」ということがある。
スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bにより検出された接触、接触位置、接触時間又は接触回数に基づいてジェスチャの種別を判別する。ジェスチャは、タッチスクリーンディスプレイ2に対して行われる操作である。スマートフォン1によって判別されるジェスチャには、タッチ、ロングタッチ、リリース、スワイプ、タップ、ダブルタップ、ロングタップ、ドラッグ、フリック、ピンチイン、ピンチアウト等が含まれる。
スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bを介して判別するこれらのジェスチャに従って動作を行う。したがって、利用者にとって直感的で使いやすい操作性が実現される。判別されるジェスチャに従ってスマートフォン1が行う動作は、タッチスクリーンディスプレイ2に表示されている画面に応じて異なる。
ボタン3は、利用者によって操作される。ボタン3は、ボタン3A〜ボタン3Fを有する。コントローラ10はボタン3と協働することによってボタンに対する操作を検出する。ボタンに対する操作は、例えば、クリック、ダブルクリック、プッシュ、及びマルチプッシュである。
例えば、ボタン3A〜3Cは、ホームボタン、バックボタン又はメニューボタンである。例えば、ボタン3Dは、スマートフォン1のパワーON/OFFボタンである。ボタン3Dは、スリープ/スリープ解除ボタンを兼ねてもよい。例えば、ボタン3E及び3Fは、音量ボタンである。
照度センサ4は、照度を検出する。例えば、照度とは、光の強さ、明るさ、輝度等である。照度センサ4は、例えば、ディスプレイ2Aの輝度の調整に用いられる。
レシーバ7は、コントローラ10から送信される音声信号を音声として出力する。マイク8は、利用者等の音声を音声信号へ変換してコントローラ10へ送信する。なお、スマートフォン1は、レシーバ7に加えて、スピーカをさらに有してもよい。スマートフォン1は、レシーバ7に代えて、スピーカをさらに有してもよい。
カメラ12は、フロントフェイス1Aに面している物体を撮影するインカメラである。カメラ13は、バックフェイス1Bに面している物体を撮影するアウトカメラである。
外部インターフェイス(接続部)14は、他の装置が接続される端子である。外部インターフェイス14は、USB(Universal Serial Bus)、HDMI(High−Definition Multimedia Interface)、MHL(Mobile High−definition Link)、ライトピーク(サンダーボルト)、イヤホンマイクコネクタのような汎用的な端子であってもよい。外部インターフェイス14は、Dockコネクタのような専用に設計された端子でもよい。
本実施例に係るスマートフォン1は、ユーザが電源キー等の物理的なキーを操作することなく、ディスプレイがOFF状態においてユーザの操作を受け付ける。以下に、具体的な構成について説明する。
スマートフォン1は、図3に示すように、ディスプレイ2Aと、ディスプレイ2A上に配置されるタッチスクリーン2B(タッチパネル)と、制御部21と、を備える。
制御部21は、所定の処理が実行されているときに、ディスプレイ2AがOFF状態になった場合、タッチスクリーン2Bの感度閾値をディスプレイ2AがON状態のときよりも高く設定する。
制御部21は、所定の処理が実行されているときに、ディスプレイ2AがOFF状態になった場合、タッチスクリーン2Bの感度閾値をディスプレイ2AがON状態のときよりも高く設定する。
所定の処理が実行されているときとは、例えば、スマートフォン1がON状態となり、所定のプログラムの処理が実行されて、ディスプレイ2Aにホーム画面が表示されているとき、コンテンツの再生処理が実行されているとき、所定のプログラムの処理が実行されているとき等が該当する。
制御部21は、所定の条件を満たしている場合に、ディスプレイ2AをOFF状態にする機能を有している。所定の条件とは、ディスプレイ2AがON状態で、所定時間以上、操作を受け付けなかった場合等である。スマートフォン1は、当該機能により省電力を図ることができる。
また、タッチスクリーン2Bの検出方式が静電容量方式の場合には、制御部21は、タッチスクリーン2Bの表面にユーザの指等が近接(又は接触)し、静電結合が起き、このときの静電容量の値が所定の値(感度閾値)を超えていれば、近接(又は接触)を受け付ける(ユーザの指等が近接(又は接触)したとして、近接(又は接触)した位置に応じて処理を行う)構成になっている。
本実施例に係るスマートフォン1は、所定の処理が実行されているときに、ディスプレイ2AがOFF状態になった場合には、タッチスクリーン2Bの感度閾値をディスプレイ2AがON状態のときよりも高く設定するので、スマートフォン1のタッチスクリーン2Bに手(又は指)を近接させるだけで、電源キー等の物理的なキーを操作することなく、ディスプレイ2AがOFF状態においてユーザの操作を受け付けることができる。
制御部21は、タッチスクリーン2Bから送信されてきた検出値が感度閾値を超えていた場合には、ディスプレイ2AをON状態にする構成でもよい。
従来、ユーザは、スマートフォンにより音楽データの再生処理を行っている場合に、所定時間が経過してディスプレイがOFF状態になり、音楽データのスキップ等の操作を行いたい場合には、スマートフォンを手にとって、タッチスクリーン等を操作してディスプレイ2AをON状態に移行し、さらに、タッチスクリーンを操作して、音楽データのスキップ操作を行っていた。
本実施例に係るスマートフォン1は、例えば、音楽データの再生処理を行っている場合に、所定時間が経過してディスプレイ2AがOFF状態になった場合には、タッチスクリーン2Bの感度閾値をディスプレイ2AがON状態のときよりも高く設定するので、スマートフォン1のタッチスクリーン2Bに手(又は指)を近接させるだけで、ディスプレイ2AをON状態に移行でき、スムーズに音楽データのスキップ操作等を行うことができる。
このようにして、スマートフォン1は、ユーザが電源キー等の物理的なキーを操作することなく、ディスプレイ2AがOFF状態においてユーザの操作を受け付け、ディスプレイ2AをON状態にすることができる。
タッチスクリーン2Bは、複数の感度点により構成されている。
ここで、タッチスクリーン2Bと制御部21の構成と動作について説明する。なお、以下に示すタッチスクリーン2Bの構成は、一例であって、これに限定されるものではない。
ここで、タッチスクリーン2Bと制御部21の構成と動作について説明する。なお、以下に示すタッチスクリーン2Bの構成は、一例であって、これに限定されるものではない。
タッチスクリーン2Bは、絶縁体フィルムとその下の電極層、さらに制御用ICを搭載する基板層から構成される。絶縁体フィルムの下の電極層には、ITO等の透明電極によって縦横2層からなる多数のモザイク状電極パターンがガラスやプラスチック等の基板上に配置される。
制御部21は、指が触れるとその付近の電極の静電容量の変化を縦横2つの電極列から知ることで位置を判別する。縦と横に走る多数の電極(感度点)によって、多点(マルチタッチ)検出も可能となる。
制御部21は、タッチスクリーン2Bから送信されてきた検出値が感度閾値を超えていた場合には、感度点が反応した数、すなわち面積に応じて異なる制御を行う構成でもよい。
例えば、制御部21は、音楽データの再生処理を行っている場合に、所定時間が経過してディスプレイ2AがOFF状態になり、タッチスクリーン2Bの感度閾値をディスプレイ2AがON状態のときよりも高く設定している状態において、タッチスクリーン2Bから送信されてきた検出値が感度閾値を超えており、感度点がA個の場合には、音楽データのスキップを行う。
また、制御部21は、音楽データの再生処理を行っている場合に、所定時間が経過してディスプレイ2AがOFF状態になり、タッチスクリーン2Bの感度閾値をディスプレイ2AがON状態のときよりも高く設定している状態において、タッチスクリーン2Bから送信されてきた検出値が感度閾値を超えており、感度点がB個(B>A)の場合には、音楽データの早送りを行う。
このようにして、スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bから送信されてきた検出値が感度閾値を超えていた場合には、感度点が反応した数に応じて異なる制御を行うので、スムーズなユーザ操作を可能にする。
外部機器に接続される外部インターフェイス(接続部)14を備える。
外部インターフェイス14は、所定の信号伝送用規格(例えば、映像信号及び/又は音声信号の伝送用規格)に準拠しており、外部機器に接続される。所定の信号伝送用規格とは、例えば、HDMI規格又はMHL規格等である。
外部インターフェイス14は、所定の信号伝送用規格(例えば、映像信号及び/又は音声信号の伝送用規格)に準拠しており、外部機器に接続される。所定の信号伝送用規格とは、例えば、HDMI規格又はMHL規格等である。
本実施例では、図4に示すように、外部機器であるテレビ101とスマートフォン1がケーブル102で相互に接続されている形態を想定している。また、テレビ101のインターフェイスとスマートフォン1の外部インターフェイス14とは、同一の規格に準拠しているものとして説明するが、これに限られない。
例えば、テレビ101のインターフェイスは、HDMI規格に準拠し、スマートフォン1の外部インターフェイス14は、MHL規格に準拠していてもよい。このような構成の場合には、ケーブル102は、図5に示すように、HDMIとMHLを相互に変換するアダプタ102aを備えており、一方の端子102bがHDMI規格に対応してテレビ101に接続され、他方の端子102cがMHL規格に対応してスマートフォン1に接続される。
制御部21は、外部インターフェイス14に外部機器が接続され、所定の処理が実行されて、当該所定の処理に係る信号が外部機器に送信されているときに、ディスプレイ2AがOFF状態になった場合、タッチスクリーン2Bの感度閾値をディスプレイ2AがON状態のときよりも高く設定する構成でもよい。
例えば、制御部21は、外部インターフェイス14にテレビ101が接続されている状態において、静止画データの再生処理が実行されると、所定の処理に係る信号をテレビ101に送信する。テレビ101は、受信した所定の処理に係る信号に基づく静止画を表示する。
制御部21は、テレビ101に所定の処理に係る信号を送信しているときに、ディスプレイ2AがOFF状態になった場合、タッチスクリーン2Bの感度閾値をディスプレイ2AがON状態のときよりも高く設定する。
制御部21は、タッチスクリーン2Bの感度閾値をディスプレイ2AがON状態のときよりも高く設定している状態において、例えば、感度閾値以上の領域であって、タッチスクリーン2Bの上空を左から右に移動するジェスチャを検出した場合、現在処理している静止画データの次の静止画データの再生処理を実行する。なお、テレビ101には、次の静止画が表示されることになる。
よって、ユーザは、感度閾値以上の領域であって、タッチスクリーン2Bの上空を左から右に移動するジェスチャを繰り返すことにより、静止画を次から次に変更してテレビ101に表示することができる。
また、スマートフォン1は、MHL規格によって、テレビ101に接続されることにより、テレビ101側から電源の供給を受けることができる。
よって、スマートフォン1では、ディスプレイがOFF状態において、タッチスクリーン2BをON状態に維持し、かつ、タッチスクリーン2Bの感度閾値をデフォルト値よりも高めに設定しても、充電池に対する負担は軽いといえる。
よって、スマートフォン1では、ディスプレイがOFF状態において、タッチスクリーン2BをON状態に維持し、かつ、タッチスクリーン2Bの感度閾値をデフォルト値よりも高めに設定しても、充電池に対する負担は軽いといえる。
このようにして、スマートフォン1は、外部インターフェイス14に外部機器が接続され、所定の処理が実行されて、当該所定の処理に係る信号が外部機器に送信されているときに、ディスプレイ2AがOFF状態になった場合、タッチスクリーン2Bの感度閾値をディスプレイ2AがON状態のときよりも高く設定するので、ユーザが電源キー等の物理的なキーを操作することなく、ディスプレイ2AがOFF状態においてユーザの操作を受け付けることができる。
また、スマートフォン1は、上述のように、タッチスクリーン2Bの感度閾値をディスプレイ2AがON状態のときよりも高く設定した後、タッチスクリーン2Bから送信される検出値が感度閾値を超えず、所定時間が経過した場合には、タッチスクリーン2BをOFF状態、つまり、タッチスクリーン2Bへの電源の供給を遮断する構成でもよい。このような構成によれば、スマートフォン1は、段階的に省電力を測ることができる。
制御部21は、タッチスクリーン2Bの感度閾値をディスプレイ2AがON状態のときよりも高く設定するときに、複数の異なる感度閾値を設定し、タッチスクリーン2Bから送信されてきた検出値が超えた感度閾値に応じて、異なる制御を行う構成でもよい。
例えば、制御部21は、外部インターフェイス14にテレビ101が接続されている状態において、静止画データの再生処理が実行され、タッチスクリーン2Bの感度閾値をディスプレイ2AがON状態のときよりも高く設定している状態において、タッチスクリーン2Bから送信されてきた検出値が第1の感度閾値を超えている場合には、現在処理している静止画データの次の静止画データの再生処理を実行する。
また、制御部21は、外部インターフェイス14にテレビ101が接続されている状態において、静止画データの再生処理が実行され、タッチスクリーン2Bの感度閾値をディスプレイ2AがON状態のときよりも高く設定している状態において、タッチスクリーン2Bから送信されてきた検出値が第2の感度閾値(第1感度閾値<第2感度閾値)を超えている場合には、現在処理している静止画データよりも一つ前の静止画データの再生処理を実行する。
このようにして、スマートフォン1は、感度閾値を複数設定することによって、感度閾値に応じて、異なる制御を行わせることができるので、スムーズなユーザ操作を可能にする。
つぎに、スマートフォン1の動作について、図6に示すフローチャートを参照しながら説明する。なお、以下では、外部インターフェイス14にテレビ101が接続されているものとする。
ステップST1において、制御部21は、ユーザによる操作が終了したかどうかを判断する。ユーザは、例えば、静止画を再生するための操作を行う。制御部21は、再生処理した静止画データをテレビ101に送信する。テレビ101は、受信した静止画データに基づく静止画を表示する。
ユーザによる操作が終了したと判断した場合(Yes)には、ステップST2に進み、ユーザによる操作が終了していないと判断した場合(No)には、本工程を繰り返す。
ユーザによる操作が終了したと判断した場合(Yes)には、ステップST2に進み、ユーザによる操作が終了していないと判断した場合(No)には、本工程を繰り返す。
ステップST2において、制御部21は、タッチスクリーン2Bのキャリブレーションを行う。キャリブレーションとは、タッチスクリーン2Bの感度調節を行う機能のことである。タッチスクリーン2Bは、キャリブレーションが行われることにより、感度閾値が工場出荷時に設定されていた閾値(デフォルト値)に調整される。
ステップST3において、制御部21は、ステップST2の工程により調整した感度閾値(デフォルト値)をメモリに記憶する。
ステップST4において、制御部21は、所定の条件を満たしている場合に、ディスプレイ2AをOFF状態にする。所定の条件とは、ディスプレイ2AがON状態で、所定時間以上、操作を受け付けなかった場合等である。
ステップST5において、制御部21は、タッチスクリーン2Bの感度閾値をディスプレイ2AがON状態のときよりも高く設定する。つまり、タッチスクリーン2Bは、デフォルト値よりも高い値に感度閾値が設定されることになる。
ステップST6において、制御部21は、タッチスクリーン2Bから送信されてきた検出値がステップST5の工程で設定した感度閾値を超えているかどうかを判断する。感度閾値を超えていると判断した場合(Yes)には、ステップST7に進み、感度閾値を超えていないと判断した場合(No)には、本工程を繰り返す。
ステップST7において、制御部21は、ディスプレイ2AをON状態にする。
ステップST8において、制御部21は、タッチスクリーン2Bの感度閾値をステップST3の工程でメモリに記憶されている感度閾値(デフォルト値)に変更する。つまり、ユーザは、スマートフォン1に対して、通常操作を行うことができる。
このようにして、スマートフォン1は、外部インターフェイス14に外部機器が接続され、所定の処理が実行されて、当該所定の処理に係る信号が外部機器に送信されているときに、ディスプレイ2AがOFF状態になった場合、タッチスクリーン2Bの感度閾値をディスプレイ2AがON状態のときよりも高く設定するので、ユーザが電源キー等の物理的なキーを操作することなく、ディスプレイ2AがOFF状態においてユーザの操作を受け付けることができる。
また、スマートフォン1は、以下に示す効果も奏する。
従来の機器では、ディスプレイがOFF状態において、タッチスクリーン2Bを操作するためには、物理ボタン等を押下して、機器を起動させるための操作が必要となっており、ユーザへの操作負荷が増えていた。
従来の機器では、ディスプレイがOFF状態において、タッチスクリーン2Bを操作するためには、物理ボタン等を押下して、機器を起動させるための操作が必要となっており、ユーザへの操作負荷が増えていた。
本実施例に係るスマートフォン1では、ディスプレイがOFF状態において、タッチスクリーン2Bへの通電を継続し、かつ、タッチスクリーン2Bの感度閾値をデフォルト値よりも高めに設定しておくので、従来の機器が必要としていた前置きの操作を行うことなしに、タッチスクリーン2Bの操作が可能になり、ユーザにスムーズな操作を行わせることが可能となった。
また、従来の機器では、ユーザによる操作の有無に関わらず、機器のディスプレイが表示されていたため、無駄な電力を消費し、機器の使用時間が短縮されていた。
本実施例に係るスマートフォン1では、ユーザが操作するときのみ画面が表示されるので、電力の消費を最小限に抑えることが可能となり、充電池に対する負担を軽減することができる。
また、本実施例に係るスマートフォン1は、ディスプレイがOFF状態において、タッチスクリーン2Bの感度閾値をデフォルト値よりも高めに設定しておくので、近接センサの機能も果たしており、近接センサを備える必要がないメリットもある。近接センサの機能とは、近隣の物体の存在を非接触で検出するものである。
なお、本実施例では、外部機器をテレビ101であるものとして説明したが、着信を報知できる構成であればよく、これに限られない。例えば、外部機器は、ステレオコンポーネント、PC等が考えられる。
また、本実施例では、主にスマートフォンの構成と動作について説明したが、これに限られず、各構成要素を備え、ユーザが電源キー等の物理的なキーを操作することなく、ディスプレイがOFF状態においてユーザの操作を受け付けるように制御する制御方法、及びプログラムとして構成されてもよい。
さらに、スマートフォンの機能を実現するためのプログラムをコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。
ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータで読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータで読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時刻の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時刻プログラムを保持しているものも含んでもよい。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
また、本実施例では、外部インターフェイス14は、他の装置が接続される端子であるとして説明したが、本発明はこれに限定されず、外部インターフェイスは、ブルートゥース(登録商標)、WiFi(登録商標)等の無線通信規格に準拠する無線インターフェイスであってもよい。したがって、本願発明の電子機器は、外部機器と無線通信規格に準拠する無線通信により通信可能に接続されていてもよい。
1 スマートフォン
2A ディスプレイ
2B タッチスクリーン
14 外部インターフェイス
21 制御部
2A ディスプレイ
2B タッチスクリーン
14 外部インターフェイス
21 制御部
Claims (5)
- ディスプレイと、
前記ディスプレイ上に配置されるタッチパネルと、
所定の処理が実行されているときに、前記ディスプレイがOFF状態になった場合、前記タッチパネルの感度閾値を前記ディスプレイがON状態のときよりも高く設定する制御部を備える電子機器。 - 前記制御部は、前記タッチパネルから送信されてきた検出値が前記感度閾値を超えていた場合には、前記ディスプレイをON状態にする請求項1記載の電子機器。
- 前記タッチパネルは、複数の感度点により構成されており、
前記制御部は、前記タッチパネルから送信されてきた検出値が前記感度閾値を超えていた場合には、前記感度点が反応した数に応じて異なる制御を行う請求項1記載の電子機器。 - 外部機器に接続される接続部を備え、
前記制御部は、前記接続部に前記外部機器が接続され、前記所定の処理が実行されて、当該所定の処理に係る信号が前記外部機器に送信されているときに、前記ディスプレイがOFF状態になった場合、前記タッチパネルの感度閾値を前記ディスプレイがON状態のときよりも高く設定する請求項1記載の電子機器。 - 前記制御部は、前記タッチパネルの感度閾値を前記ディスプレイがON状態のときよりも高く設定するときに、複数の異なる感度閾値を設定し、前記タッチパネルから送信されてきた検出値が超えた感度閾値に応じて、異なる制御を行う請求項1記載の電子機器。
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CN111338508A (zh) * | 2020-02-20 | 2020-06-26 | Oppo(重庆)智能科技有限公司 | 触摸屏的报点方法、终端及存储介质 |
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