JP2014089598A - 情報表示端末、情報表示端末の制御方法、および制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】利便性の高い、タッチユーザインタフェースを備える情報表示端末を提供する。
【解決手段】情報表示端末のCPU20は、タッチパネルであるディスプレイ35にコンテンツが表示されている状態において予め規定されたタッチ操作を検出することで、コンテンツの表示と重ねてタッチ操作を受け付ける操作画像を表示するための第1表示部203と、操作画像に対する第1のタッチ操作に応じて更新された操作画像の表示位置に基づいて付加情報を付加する位置を特定するための第1特定部205と、操作画像に対する第2のタッチ操作を受け付けることで、付加情報の表示色の選択肢を表わす色アイコンをコンテンツの表示と重ねて操作画像に関連した位置に表示するための第2表示部204と、第2のタッチ操作の操作量に応じて表示色を特定するための第2特定部206と、特定された表示色で、特定された位置に付加情報を付加するための処理部207とを含む。
【選択図】図15
【解決手段】情報表示端末のCPU20は、タッチパネルであるディスプレイ35にコンテンツが表示されている状態において予め規定されたタッチ操作を検出することで、コンテンツの表示と重ねてタッチ操作を受け付ける操作画像を表示するための第1表示部203と、操作画像に対する第1のタッチ操作に応じて更新された操作画像の表示位置に基づいて付加情報を付加する位置を特定するための第1特定部205と、操作画像に対する第2のタッチ操作を受け付けることで、付加情報の表示色の選択肢を表わす色アイコンをコンテンツの表示と重ねて操作画像に関連した位置に表示するための第2表示部204と、第2のタッチ操作の操作量に応じて表示色を特定するための第2特定部206と、特定された表示色で、特定された位置に付加情報を付加するための処理部207とを含む。
【選択図】図15
Description
この発明は情報表示端末、情報表示端末の制御方法、および制御プログラムに関し、特に、タッチユーザインタフェースを備える情報表示端末、情報表示端末の制御方法、および制御プログラムに関する。
従来、スマートフォンやタブレット端末などのタッチパネル(タッチユーザインタフェース)を備える情報表示端末において、アプリケーション実行中に用意されている機能を操作するための方法として、下記の2パターンが採用されている。
1.アプリケーションの表示領域に機能ボタンを配置し、そのボタンを押下することによって対応した機能を実行させる方法、
2.メニューキー(メニューボタン)の選択を受け付け、選択された特定の機能を実行させる方法。
2.メニューキー(メニューボタン)の選択を受け付け、選択された特定の機能を実行させる方法。
これら方法では、場合によっては、階層による複数の機能の実行が可能である。
たとえば、特開2010−268022号公報(以下、特許文献1)は、操作面の操作スイッチの周囲に設けられ、設定される操作モードごとに、操作スイッチの操作内容を回転量に応じて変化させる回転式ダイヤルと、指の接触を検知する第1タッチセンサ〜第7タッチセンサと、指の接触が検知される1又は複数のタッチセンサに応じて、回転式ダイヤルに設定する操作モードを予め記憶するセンサデータと、タッチセンサの中で、指の接触が検知された1又は複数のタッチセンサを特定し、特定した接触検知センサに基づいて、回転式ダイヤルに設定する操作モードをセンサデータより抽出して設定する操作モード設定プログラムと、を備えることで、小型で多機能性を維持しつつ、より簡易な構造を備えたリモートコントローラを提案している。
たとえば、特開2010−268022号公報(以下、特許文献1)は、操作面の操作スイッチの周囲に設けられ、設定される操作モードごとに、操作スイッチの操作内容を回転量に応じて変化させる回転式ダイヤルと、指の接触を検知する第1タッチセンサ〜第7タッチセンサと、指の接触が検知される1又は複数のタッチセンサに応じて、回転式ダイヤルに設定する操作モードを予め記憶するセンサデータと、タッチセンサの中で、指の接触が検知された1又は複数のタッチセンサを特定し、特定した接触検知センサに基づいて、回転式ダイヤルに設定する操作モードをセンサデータより抽出して設定する操作モード設定プログラムと、を備えることで、小型で多機能性を維持しつつ、より簡易な構造を備えたリモートコントローラを提案している。
また、特開2009−290847号公報(以下、特許文献2)は、操作部側筐体及び表示部側筐体と、操作部側筐体に所定の回転軸を中心に回転可能であって標準位置を有して取り付けられる回転ダイヤル部と、回転ダイヤル部における回転を検出する回転量検出部と、回転ダイヤル部への接触を検出するタッチセンサと、タッチセンサにより回転ダイヤル部への接触が検出された場合、回転量検出部により検出された回転に基づいて複数のアプリケーションのうち一のアプリケーションを起動可能な状態にする制御部と、を備えることにより、ユーザの好みに応じて直感的な操作が可能な携帯電話機を提案している。
また、特開2009−98936号公報(以下、特許文献3)は、複数の選択項目の中からいずれかの選択項目を選択させるための、ダイヤルスイッチを備える入力装置であって、選択項目を所定の領域を囲むように配置し、ダイヤルスイッチの回転角に連動して、フォーカスを移動させ、階層構造のメニューにおいて、表示中の選択項目の階層に関らず、階層の指定を受け付け、指定された階層の選択項目の表示を行なうことで、迅速かつ簡便な選択操作を可能とする入力装置を提案している。
また、特開2004−12919号公報(以下、特許文献4)は、モニタに対して画像信号を出力しモニタに画像を表示させる表示制御手段と、モニタに表示された画像の一部を選択するための選択手段とを有し、表示制御手段が選択手段により選択可能なスクロールダイヤルを表示させ、選択手段により選択されたスクロールダイヤルの選択箇所に応じてスクロールダイヤルを回転表示させるとともに、モニタに表示された画像をスクロール表示させることで、各種情報が表示されるモニタの画像表示方法に操作上、外観上のわかり易さ、馴染み易さを与えることのできる情報表示装置を提案している。
しかしながら、上記1.の方法ではアプリケーション実行中に実行できる機能が増えるにつれて、表示されるボタンが増えることになる。そのため、スマートフォンなどの表示面積が制約された情報表示端末ではすべてのボタンが配置できなくなることもあり、ユーザ操作が複雑になったり、不便になったりするという問題がある。
また、上記2.の方法では、片手では支えきれないサイズのタブレットなどの情報表示端末の場合、メニューキー(メニューボタン)の配置によっては手で保持した状態で操作ができない場合もあり、不便であるという問題がある。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、利便性の高い、タッチユーザインタフェースを備える情報表示端末、情報表示端末の制御方法、および制御プログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、情報表示端末は、タッチパネルを有するモニタと、コンテンツを記憶するためのメモリと、メモリに電気的に接続されるプロセッサとを備える。プロセッサは、モニタにコンテンツが表示されている状態においてタッチパネルに対する予め規定されたタッチ操作を検出することで、モニタにコンテンツの表示と重ねてタッチ操作を受け付ける操作画像を表示するための第1の表示手段と、操作画像に対する第1のタッチ操作に応じて更新された操作画像の表示位置に基づいて、表示されているコンテンツに対して付加情報を付加する位置を特定するための第1の特定手段と、操作画像に対する第2のタッチ操作を受け付けることで、付加情報の属性の選択肢を、コンテンツの表示と重ねて、操作画像に関連した位置に表示するための第2の表示手段と、操作画像に対する第2のタッチ操作の操作量に応じて付加情報の属性を特定するための第2の特定手段と、第2の特定手段で特定された属性で、第1の特定手段で特定されたコンテンツにおける位置に付加情報を付加するための処理手段とを含む。
好ましくは、第2の表示手段は、操作画像に対する連続的なタッチ操作である第2のタッチ操作に応じて、複数の選択肢を順に選択状態で表示してゆき、第2の特定手段は、第2のタッチ操作が完了した時点で選択状態にある選択肢で表わされた属性を付加情報の属性として特定する。
より好ましくは、第2のタッチ操作は操作画像の近傍での回転方向のタッチ操作であり、第2の表示手段は、第2のタッチ操作の操作量としての回転量に応じて複数の選択肢を順に選択状態で表示し、第2の特定手段は、回転方向のタッチ操作が停止した時点で選択状態にある選択肢で表わされた属性を付加情報の属性として特定する。
好ましくは、第1の特定手段で特定された位置にすでに付加情報が付加されている場合に、第2の表示手段は、操作画像をすでに付加されている付加情報の属性に応じた態様で表示すると共に属性の選択肢を表示し、第2の表示手段がすでに付加されている付加情報の属性に応じた態様で表示している操作画像に対する第2のタッチ操作の操作量に応じて第2の特定手段が付加情報の属性を特定すると、処理手段は、すでに付加されている付加情報の属性を、第2の特定手段で特定された属性に変更する。
より好ましくは、属性の選択肢には、すでに付加されている付加情報を削除することを指示するための選択肢が含まれ、第2の表示手段がすでに付加されている付加情報の属性に応じた態様で表示している操作画像に対する第2のタッチ操作の操作量に応じて第2の特定手段が付加情報を削除することを指示するための選択肢が選択されたと特定すると、処理手段は、すでに付加されている付加情報を削除する。
より好ましくは、すでに付加されている付加情報の属性に応じた態様で表示している操作画像に対する第2のタッチ操作の後、連続して操作画像に対する第1のタッチ操作を受け付けることで、第1の特定手段は、すでに付加されている付加情報のうちの削除する位置を特定し、処理手段は、すでに付加されている付加情報のうち、第1の特定手段によって特定された位置の付加情報を削除する。
本発明の他の局面に従うと、制御方法は、タッチパネルを有するモニタと、コンテンツを記憶するためのメモリと、メモリに電気的に接続されるプロセッサとを備えた情報表示端末の制御方法であって、モニタにコンテンツを表示するステップと、モニタにコンテンツが表示されている状態においてタッチパネルに対する予め規定されたタッチ操作を検出するステップと、予め規定されたタッチ操作に応じて、モニタにコンテンツの表示と重ねてタッチ操作を受け付ける操作画像を表示するステップと、操作画像に対するタッチ操作を検出するステップと、検出されたタッチ操作が第1のタッチ操作である場合、操作画像の表示位置を更新し、更新された操作画像の表示位置に基づいて、コンテンツに対して付加情報を付加する位置を特定するステップと、検出されたタッチ操作が第2のタッチ操作である場合、付加情報の属性の選択肢を、コンテンツの表示と重ねて、操作画像に関連した位置に表示するステップと、操作画像に対する第2のタッチ操作の操作量に応じて、付加情報の属性を特定するステップと、属性を特定するステップにて特定された属性で、位置を特定するステップにて特定されたコンテンツにおける位置に付加情報を付加するステップとを含む。
本発明のさらに他の局面に従うと、制御プログラムは、タッチパネルを有するモニタと、コンテンツを記憶するためのメモリと、メモリに電気的に接続されるプロセッサとを備えた情報表示端末を制御するためのプログラムであって、プログラムは、プロセッサに、モニタにコンテンツを表示するステップと、モニタにコンテンツが表示されている状態においてタッチパネルに対する予め規定されたタッチ操作を検出するステップと、予め規定されたタッチ操作に応じて、モニタにコンテンツの表示と重ねてタッチ操作を受け付ける操作画像を表示するステップと、操作画像に対するタッチ操作を検出するステップと、検出されたタッチ操作が第1のタッチ操作である場合、操作画像の表示位置を更新し、更新された操作画像の表示位置に基づいて、コンテンツに対して付加情報を付加する位置を特定するステップと、検出されたタッチ操作が第2のタッチ操作である場合、付加情報の属性の選択肢を、コンテンツの表示と重ねて、操作画像に関連した位置に表示するステップと、操作画像に対する第2のタッチ操作の操作量に応じて、付加情報の属性を特定するステップと、属性を特定するステップにて特定された属性で、位置を特定するステップにて特定されたコンテンツにおける位置に付加情報を付加するステップとを実行させる。
この発明によると、タッチユーザインタフェースを備える情報表示端末でのユーザ操作の利便性を向上させることができる。特に、片手で保持可能な情報表示端末での当該片手での操作の利便性を向上させることができる。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらの説明は繰り返さない。
<装置構成>
図1は、本実施の形態にかかる情報表示端末100の外観の具体例を表わす概略図である。本実施の形態において、情報表示端末100は、携帯電話機、スマートフォン、タブレット端末、電子辞書その他の情報表示装置であって、タッチパネルその他のタッチユーザインタフェースを有する装置であればよい。
図1は、本実施の形態にかかる情報表示端末100の外観の具体例を表わす概略図である。本実施の形態において、情報表示端末100は、携帯電話機、スマートフォン、タブレット端末、電子辞書その他の情報表示装置であって、タッチパネルその他のタッチユーザインタフェースを有する装置であればよい。
図1を参照して、情報表示端末100は、ある一面に、タッチパネルを有するモニタ部であるディスプレイ35と、マイク32と、スピーカ33とを備える。また、一例として、その反対側の面に、カメラ26が配置される。
図2は、情報表示端末100のハードウェア構成の具体例を示すブロック図である。
図2を参照して、情報表示端末100は、CPU(Central Processing Unit)20と、アンテナ23と、通信装置24と、操作キーなどのユーザインタフェース25と、カメラ26と、フラッシュメモリ27と、RAM(Random Access Memory)28と、ROM(Read Only Memory)29と、メモリカード駆動装置30と、マイク32と、スピーカ33と、音声信号処理回路34と、ディスプレイ35と、LED(Light Emitting Diode)36と、データ通信I/F(インタフェース)37と、バイブレータ38とを備える。メモリカード駆動装置30には、メモリカード31が装着され得る。
図2を参照して、情報表示端末100は、CPU(Central Processing Unit)20と、アンテナ23と、通信装置24と、操作キーなどのユーザインタフェース25と、カメラ26と、フラッシュメモリ27と、RAM(Random Access Memory)28と、ROM(Read Only Memory)29と、メモリカード駆動装置30と、マイク32と、スピーカ33と、音声信号処理回路34と、ディスプレイ35と、LED(Light Emitting Diode)36と、データ通信I/F(インタフェース)37と、バイブレータ38とを備える。メモリカード駆動装置30には、メモリカード31が装着され得る。
アンテナ23は、基地局によって発信される信号を受信し、または、基地局を介して他の通信装置と通信するための信号を送信する。アンテナ23によって受信された信号は、通信装置24によってフロントエンド処理が行なわれた後、処理後の信号は、CPU20に送られる。
CPU20は、情報表示端末100に対して与えられる命令に基づいて情報表示端末100の動作を制御するための処理を実行する。情報表示端末100が信号を受信すると、CPU20は、通信装置24から送られた信号に基づいて予め規定された処理を実行し、処理後の信号を音声信号処理回路34に送出する。音声信号処理回路34は、その信号に対して予め規定された信号処理を実行し、処理後の信号をスピーカ33に送出する。スピーカ33は、その信号に基づいて音声を出力する。
マイク32は、情報表示端末100に対する発話を受け付けて、発話された音声に対応する信号を音声信号処理回路34に対して送出する。音声信号処理回路34は、その信号に基づいて通話のために予め規定された処理を実行し、処理後の信号をCPU20に対して送出する。CPU20は、その信号を送信用のデータに変換し、変換後のデータを通信装置24に対して送出する。通信装置24は、そのデータを用いて送信用の信号を生成し、アンテナ23に向けてその信号を送出する。
フラッシュメモリ27は、CPU20から送られるデータを格納する。また、CPU20は、フラッシュメモリ27に格納されているデータを読み出し、そのデータを用いて予め規定された処理を実行する。本実施の形態にかかる情報表示端末100では、フラッシュメモリ27はコンテンツを記憶している。
RAM28は、ユーザインタフェース25や後述するタッチパネルであるディスプレイ35に対して行なわれた操作に基づいてCPU20によって生成されるデータを一時的に保持する。ROM29は、情報表示端末100に予め定められた動作を実行させるためのプログラムあるいはデータを格納している。CPU20は、ROM29から当該プログラムまたはデータを読み出し、情報表示端末100の動作を制御する。
メモリカード駆動装置30は、メモリカード31に格納されているデータを読み出し、CPU20に送出する。メモリカード駆動装置30は、CPU20によって出力されるデータを、メモリカード31の空き領域に書き込む。
音声信号処理回路34は、上述のような通話のための信号処理を実行する。なお、図2に示される例では、CPU20と音声信号処理回路34とが別個の構成として示されているが、他の局面において、CPU20と音声信号処理回路34とが一体として構成されていてもよい。
ディスプレイ35は、タッチパネル式のディスプレイであるが、タッチパネルの機構は特に限られない。ディスプレイ35は、CPU20から取得されるデータに基づいて、当該データによって規定される画像を表示する。たとえば、フラッシュメモリ27が格納している静止画、動画、音楽ファイルの属性(当該ファイルの名前、演奏者、演奏時間など)を表示する。
LED36は、CPU20からの信号に基づいて、予め定められた発光動作を実現する。データ通信I/F37は、データ通信用のケーブルの装着を受け付ける。
データ通信I/F37は、CPU20から出力される信号を当該ケーブルに対して送出する。あるいは、データ通信I/F37は、当該ケーブルを介して受信されるデータを、CPU20に対して送出する。
バイブレータ38は、CPU20から出力される信号に基づいて、予め定められた周波数で発振動作を実行する。
<動作概要>
本実施の形態にかかる情報表示端末100は、モニタであるディスプレイ35に表示されたコンテンツに対する付加情報に関する処理を行なう。この付加情報は、たとえば、電子書籍やメモ帳などのアプリケーションにおける「しおり」情報、「付箋」情報、および「マーカー」情報などが該当する。具体的には、付加情報は、付加情報の種類と、付加された情報の内容と、その情報が付加されているコンテンツの位置(ページなど)とが含まれる。
本実施の形態にかかる情報表示端末100は、モニタであるディスプレイ35に表示されたコンテンツに対する付加情報に関する処理を行なう。この付加情報は、たとえば、電子書籍やメモ帳などのアプリケーションにおける「しおり」情報、「付箋」情報、および「マーカー」情報などが該当する。具体的には、付加情報は、付加情報の種類と、付加された情報の内容と、その情報が付加されているコンテンツの位置(ページなど)とが含まれる。
付加情報に関する処理とは、付加情報を指定された位置に付加する処理、および、すでに付加されている付加情報を変更する処理、が該当する。変更する処理には、当該付加情報を削除する処理が含まれ、さらに、付加情報を削除する処理には、付加情報全体を削除する処理と、一部を削除する処理とが含まれる。
(付加情報を付加する処理)
モニタであるディスプレイ35にコンテンツが表示されている状態においてタッチパネルであるディスプレイ35に対する予め規定されたタッチ操作がなされると、ディスプレイ35に、コンテンツの表示と重ねて、タッチ操作を受け付けるための操作画像が表示される。一例として、その操作画像に対して第1のタッチ操作である、その画像を移動させるためのタッチ操作がなされると、その操作に従って表示位置が移動(更新)する。上記第1のタッチ操作に連続して、すなわち、第1のタッチ操作からタッチ状態を維持したまま、操作画像に対して第2のタッチ操作がなされると、コンテンツの表示と重ねて、操作画像に関連した位置に、付加情報の属性の選択肢が表示される。その選択肢のうちから1つの選択肢が選択されると、その選択肢で表わされた属性で、第1のタッチ操作で移動した表示位置に該当する当該コンテンツの位置に付加情報が付加される。なお、この例とは逆に、操作画像に対して先に第2のタッチ操作がなされて、その操作に応じて付加情報の属性の選択値が表示されてそのうちの1つの選択肢が選択され、その後、第2のタッチ操作に連続して第1のタッチ操作が行なわれて、その属性にて付加情報が付加される位置が特定されてもよい。以降の例では、前者の説明のように、まず先に、操作画像に対して第1のタッチ操作がなされて、連続して第2のタッチ操作がなされる場合を説明するが、上述のように、操作画像に対して第1のタッチ操作と第2のタッチ操作とはいずれの順で連続して行なわれてもよく、以降の説明と逆順であってもよい。
モニタであるディスプレイ35にコンテンツが表示されている状態においてタッチパネルであるディスプレイ35に対する予め規定されたタッチ操作がなされると、ディスプレイ35に、コンテンツの表示と重ねて、タッチ操作を受け付けるための操作画像が表示される。一例として、その操作画像に対して第1のタッチ操作である、その画像を移動させるためのタッチ操作がなされると、その操作に従って表示位置が移動(更新)する。上記第1のタッチ操作に連続して、すなわち、第1のタッチ操作からタッチ状態を維持したまま、操作画像に対して第2のタッチ操作がなされると、コンテンツの表示と重ねて、操作画像に関連した位置に、付加情報の属性の選択肢が表示される。その選択肢のうちから1つの選択肢が選択されると、その選択肢で表わされた属性で、第1のタッチ操作で移動した表示位置に該当する当該コンテンツの位置に付加情報が付加される。なお、この例とは逆に、操作画像に対して先に第2のタッチ操作がなされて、その操作に応じて付加情報の属性の選択値が表示されてそのうちの1つの選択肢が選択され、その後、第2のタッチ操作に連続して第1のタッチ操作が行なわれて、その属性にて付加情報が付加される位置が特定されてもよい。以降の例では、前者の説明のように、まず先に、操作画像に対して第1のタッチ操作がなされて、連続して第2のタッチ操作がなされる場合を説明するが、上述のように、操作画像に対して第1のタッチ操作と第2のタッチ操作とはいずれの順で連続して行なわれてもよく、以降の説明と逆順であってもよい。
図3〜図8は、本実施の形態にかかる情報表示端末100で付加情報を付加する処理が行なわれる際の表示の流れを表わした図である。図中、太線矢印は、タッチパネルであるディスプレイ35に対するタッチ操作の軌跡を表わしており、その間、タッチ状態が維持されたまま(タッチパネルから指等が離れることなく)タッチ位置が移動していることを表わしている。これは、以降の図においても同様である。
図3は、コンテンツがモニタであるディスプレイ35に表示されている状態において、予め規定されたタッチ操作の一例として、画面の左右端部から中央に向けてスライドするタッチ操作がなされたときの表示例を表わしている。なお、このタッチ操作は、図3(A)のようにディスプレイ35を縦長としてコンテンツが表示されている場合であっても、図3(B)のように横長としてコンテンツが表示されている場合であっても、同様とする。
情報表示端末100のCPU20は、このタッチ操作を検出すると、ディスプレイ35に、コンテンツの表示と重ねて、そのタッチ操作でのタッチ位置に、タッチ操作を受け付けるための操作画像の一例としての、タッチ操作式のダイヤルユーザインターフェイス(以下、「ダイヤルUI」ともいう)を表示する。
図4は、コンテンツに重ねて表示されたダイヤルUIに対して第1のタッチ操作である、その画像を移動させるためのタッチ操作の一例としてのドラッグ操作がなされたときの表示例を表わしている。
情報表示端末100のCPU20は、表示したダイヤルUIに対して上記第1のタッチ操作を検出すると、当該タッチ操作に従ってダイヤルUIの表示位置を移動(更新)すると共に、第1のタッチ操作後の表示位置に対応したコンテンツの位置を、付加情報に関する処理機能を実行する位置と特定する。
図5は、上記第1のタッチ操作に連続して、上記第1のタッチ操作からタッチ状態が維持されたまま、第2のタッチ操作としての一例として、当該ダイヤルUI近傍での回転方向のタッチ操作がなされたときの表示例を表わしている。
情報表示端末100のCPU20は、上記第1のタッチ操作から連続してなされた上記第2のタッチ操作を検出すると、ディスプレイ35に表示しているコンテンツに付加する付加情報の属性の選択肢を表わすアイコンを、当該コンテンツに重ねて表示する。
付加情報の属性は、たとえば、「しおり」、「付箋」、および「マーカー」である付加情報の表示色やサイズ(太さ等)や点滅などの動作やこれらの組み合わせなどが該当する。以降の説明では、これら属性のうちの表示色を例に挙げるが、いずれの属性であっても同様である。なお、以下の説明において、属性としての表示色の選択肢を表わすアイコンを「色アイコン」とも称する。
色アイコンとして、図5では、数字「1」〜「8」の付されたボタンが表示される例が表わされている。この数字の付されたボタンは、たとえば、属性が表示色である場合には、各色で表示されたボタンなどが該当する。サイズや点滅等の動作の場合にも、そのサイズやその動作で表示されたボタンが挙げられる。
このとき、情報表示端末100のCPU20は、図示されているように、色アイコンを表示するために画面の少なくとも一部を覆うUIを表示してもよい。図5の例では、CPU20は、画面全体に半透明なエリアであるUIを色アイコンを表示するためのエリアとして表示している。
さらに、CPU20は、色アイコンをコンテンツの表示と重ねて、操作画像であるダイヤルUIの表示位置に関連した位置に表示する。図5の例では、CPU20は、ダイヤルUIの表示位置を中心として、ダイヤルUIを囲むように8つの色アイコンを配置している。もちろん、この表示方法は一例であって、たとえばダイヤルUIが画面右端に表示されている場合には、CPU20は、ダイヤルUIの表示位置を中心としてその左側に半円状に色アイコンを配置してもよい。このようにすることで、後述するようにダイヤルUIに対する回転方向のタッチ操作である第2のタッチ操作によって色アイコンを選択する際に、その回転量(回転角度)に応じて色アイコンを選択する操作が直感的に分かりやすくなる。
色アイコンが複数ある場合、CPU20は、これら複数の色アイコンを、予め規定された順で、第2のタッチ操作の操作量としての回転量(回転角度)に従って、順に選択状態としながら表示していく。
図5の例でCPU20は、色アイコンを太線で囲うことにより当該色アイコンが選択状態にあることを示している。色アイコンの選択状態を表わす方法は図5の方法に限定されず、選択状態にある色アイコンを選択状態にない色アイコンとは異なる表示態様で表示させる方法であれば他の方法であってもよい。たとえば、他の方法として、CPU20は、選択状態にある色アイコンを明示色で表示して選択状態にない色アイコンを明示色でない色(たとえばグレーがかった色等)で表示したり、選択状態にある色アイコンを選択状態にない色アイコンより大きなサイズで表示したり、図6に表わされたように選択状態にある色アイコンを枠で囲んで表示してもよいし、その他、明度や輝度を変えたり、点滅等のアニメーション表示したりしてもよい。また、CPU20は、第2のタッチ操作での回転動作に応じて複数の色アイコン全体をダイヤルUIを中心として回転させ、予め規定された位置(たとえばダイヤルUIの真上等)を選択状態にある色アイコンの表示位置とすることで、選択状態にある色アイコンと選択状態にない色アイコンとの表示態様を異ならせてもよい。
図7および図8は、上記第2のタッチ操作が完了したときの表示例を表わしている。上記第2のタッチ操作の完了は、上述の回転方向へのタッチ位置の移動が停止し、タッチ状態が解消されること、つまり、指等での回転動作を停止してタッチパネルであるディスプレイ35から指等を離すことが該当する。
情報表示端末100のCPU20は、図5または図6の状態から、ダイヤルUIに対する第2のタッチ操作の完了が検出されると、すなわち、当該タッチ操作から指等がタッチパネルから離れてタッチ状態が解除されたことが検出されると、第2のタッチ操作の完了時に選択状態であった色アイコンで表わされた属性を付加情報の属性として確定する。そして、CPU20は、上記第2のタッチ操作の完了の後、予め規定された時間が経過した後に操作画像を非表示とすると共に、予め指定されている付加情報を、特定した属性で上記付加情報に関する処理機能を実行する位置として特定されたコンテンツ上の位置に付加する。
図7では、付加情報として「付箋」を付加する例が示されている。図8では、付加情報として「マーカー」を付加する例が示されている。付加情報の種類は、予め規定されていたり、ユーザ操作によって選択されていたりする。そして、CPU20は、図4で上記第1のタッチ操作によって特定された位置に、付加情報を付加する。
なお、付加情報が「付箋」の場合、CPU20は、コンテンツにおけるオブジェクトの連続方向に従った方向に「付箋」を付加する。すなわち、コンテンツが図示されたように横書き(文字オブジェクト等が横方向に配置されたコンテンツ)である場合、CPU20は「付箋」を横方向に付加し、縦書き(文字オブジェクト等が縦方向に配置されたコンテンツ)である場合縦方向に付加する。
付加情報が「マーカー」の場合、CPU20は、ダイヤルUIに対する第2のタッチ操作の完了として上述の回転方向へのタッチ位置の移動の停止を検出する。このとき、CPU20は、第2のタッチ操作が完了すると、ダイヤルUIの表示色をその完了時に選択状態であった色アイコンで表わされた表示色に切り替える。これにより、ユーザは、選択された「マーカー」の表示色を視覚的に把握することができる。
当該第2のタッチ操作から連続して(タッチ状態が維持されたまま)ダイヤルUIに対する第1のタッチ操作であるドラッグ操作が検出されると、CPU20は、先の第1のタッチ操作で特定された位置と、第2のタッチ操作の後に連続して検出された第1のタッチ操作が完了した位置との間の範囲を、付加情報である「マーカー」を付加する範囲として特定する。そして、CPU20は、その範囲に、特定された属性である表示色で「マーカー」を付加して表示する。
なお、このとき、CPU20は、第2のタッチ操作の後に連続して検出された第1のタッチ操作の完了前に、つまり、第1のタッチ操作がなされている最中に「マーカー」を付加するようにしてもよい。このようにすることで、ユーザは、第1の操作で「マーカー」が引かれているような、直感的な操作を行なうことができる。すなわち、ユーザが、たとえば第1のタッチ操作であるドラッグ操作をし過ぎて意図した範囲よりも多い範囲を指定した場合であっても、タッチ状態を維持したままドラッグ操作を引き返してくることで、あたかもペンでなぞるような直感的な操作で、「マーカー」の範囲を短くすることができる。
なお、第1のタッチ操作の完了後、連続してさらにダイヤルUIに対する第2のタッチ操作を検出することで、PCU20は、再度、「マーカー」についての色アイコンをダイヤルUIを中心として表示するようにしてもよい。そして、同様にして、再度色アイコンの選択を受け付けることで、「マーカー」の表示色を変更してもよい。すなわち、CPU20は、タッチ状態が連続して第1のタッチ操作(ドラッグ操作)と第2のタッチ操作(回転操作)とが交互になされている限り、「マーカー」を付加する範囲と「マーカー」の表示色との選択を受け付け続け、タッチ状態が解消された時点(つまり、タッチ操作が完了した時点)でのそれぞれの選択状態を特定して、「マーカー」を付加する範囲と「マーカー」の表示色とを決定するようにしてもよい。
好ましくは、CPU20は、付加情報を付加する位置(範囲)と付加情報の属性とを決定すると、付加情報の種類と付加情報に関する処理の内容とをユーザに報知する。一例として、CPU20は、図示されたように、その内容を報知するメッセージを表示する。図7の例では付加情報として「付箋」が付加されたこと、図8の例では付加情報として「マーカー」が付加されたことが報知されている。これにより、ユーザは、タッチ状態が解消されてから所定時間経過した後にダイヤルUIが非表示となった場合であっても、どのような付加情報に関する処理がなされたかを知ることができる。
(付加情報の変更)
表示された操作画像に対して第1のタッチ操作がなされたことで、その表示位置がすでに付加されている付加情報の位置に移動(更新)すると、操作画像の表示態様が、当該すでに付加されている付加情報の属性に応じた表示態様に切り替わる。また、コンテンツの表示と重ねて、操作画像に関連した位置に、付加情報の属性の選択肢が表示される。その選択肢のうちから1つの選択肢が選択されると、上記すでに付加されている付加情報の属性がその選択肢で表わされた属性に変更される。
表示された操作画像に対して第1のタッチ操作がなされたことで、その表示位置がすでに付加されている付加情報の位置に移動(更新)すると、操作画像の表示態様が、当該すでに付加されている付加情報の属性に応じた表示態様に切り替わる。また、コンテンツの表示と重ねて、操作画像に関連した位置に、付加情報の属性の選択肢が表示される。その選択肢のうちから1つの選択肢が選択されると、上記すでに付加されている付加情報の属性がその選択肢で表わされた属性に変更される。
図9〜図14は、本実施の形態にかかる情報表示端末100ですでに付加されている付加情報の属性を変更する処理が行なわれる際の表示の流れを表わした図である。
図9は、コンテンツに重ねて表示されたダイヤルUIに対して第1のタッチ操作としてのドラッグ操作がなされ、すでに付加されている付加情報の一例として「付箋」の位置に表示位置が移動したときの表示例を表わしている。
情報表示端末100のCPU20は、上記第1のタッチ操作によって移動したダイヤルUIの表示位置にすでに付加情報が付加されていること(または、すでに付加されている付加情報の位置から所定範囲内であること)を検出すると、ダイヤルUIの表示態様を当該すでに付加されている付加情報の属性に応じた表示態様に切り替える。図9の例では、すでに付加されている付加情報が「付箋」であって、その位置までダイヤルUIが移動すると、ダイヤルUIの表示色がその「付箋」の表示色に切り替わる状態が表わされている。これにより、ユーザは、当該「付箋」の属性を変更する処理が可能になったことを視覚的に認識することができる。
図10は、すでに付加されている付加情報の属性に応じた表示態様である当該付加情報の表示色で表示したダイヤルUIに対して、上記第1のタッチ操作に連続して(タッチ状態が維持されたまま)第2のタッチ操作としての回転方向のタッチ操作がなされたときの表示例を表わしている。
情報表示端末100のCPU20は、当該ダイヤルUIに対する上記タッチ操作を検出すると、当該ダイヤルUIの表示態様である表示色を標準の表示態様である標準色に戻すと共に、付加情報についての色アイコンを当該コンテンツに重ねて表示する。ここでは、CPU20は、すでに付加されている付加情報の表示色から変更可能な表示色の選択肢である色アイコンを表示すると共に、変更の一形態として、当該付加情報を削除することを指示するための選択肢も併せて表示する。これにより、ユーザは、すでに付加された付加情報の属性を変更するための処理が開始していることを視覚的に把握することができる。
図11は、上記第2のタッチ操作が完了したときの表示例を表わしている。図10の表示から、上述と同様にして第2のタッチ操作が完了すると、情報表示端末100のCPU20は、そのときに選択状態であった色アイコンで表わされた属性を変更する属性として特定して、すでに付加されている付加情報の属性を特定された属性に変更する。図10の例では、図9に表わされた「付箋」から表示色が変更された状態を表わしている。
このとき、好ましくは、CPU20は、付加情報の種類と付加情報に関する処理の内容との報知として、図示されたように、すでに付加された付加情報である「付箋」の色が変更されたことを報知するメッセージを表示する。
これは、すでに付加されている付加情報として「マーカー」や「しおり」に対して上記のタッチ操作がなされたときも同様である。
図12および図13は、第2のタッチ操作が完了した時点で付加情報を削除することを指示するための選択肢である色アイコンが選択状態であった場合の表示例を表わしている。当該色アイコンが選択された場合、CPU20は、すでに付加されている付加情報を削除する。図12は、すでに付加されている付加情報が「付箋」であった場合の例を表わし、図13は、すでに付加されている付加情報が「マーカー」であった場合の例を表わしている。このとき、好ましくはCPU20は、付加情報の種類と付加情報に関する処理の内容との報知として、図12に示されたようにすでに付加された付加情報である「付箋」を削除したこと、図13に示されたようにすでに付加された付加情報である「マーカー」を削除したことを報知するメッセージを表示する。
なお、すでに付加されている付加情報が「マーカー」のような、指定された範囲に付加される情報である場合、少なくとも一部の付加情報のみを削除することもできる。このとき、第2のタッチ操作が完了して付加情報を削除することを指示するための選択肢である色アイコンが選択された後に当該第2のタッチ操作から連続して(タッチ状態が維持されたまま)ダイヤルUIに対する第1のタッチ操作であるドラッグ操作が検出されると、CPU20は、ダイヤルUIの表示色を当該付加情報である「マーカー」の表示色に切り替える。これにより、ユーザは、すでに付加されている「マーカー」の削除する範囲を指定する操作が可能であることを視覚的に把握することができる。
CPU20は、先の第1のタッチ操作で特定された位置と、第2のタッチ操作の後に連続して検出された第1のタッチ操作が完了した位置との間の範囲を、付加情報である「マーカー」の削除する範囲として特定する。そして、CPU20は、「マーカー」のうちの特定された範囲を削除する。このとき、好ましくはCPU20は、付加情報の種類と付加情報に関する処理の内容との報知として、図14に示されたようにすでに付加された付加情報である「マーカー」の一部を削除したことを報知するメッセージを表示する。
なお、CPU20は、ダイヤルUIに対する第1のタッチ操作や第2のタッチ操作中にダイヤルUIに対する第3のタッチ操作がなされたことを検出すると、ダイヤルUIを非表示にした上で、一連の操作をキャンセルするようにしてもよい。上記第3のタッチ操作の一例として、たとえば、画面の上下方向や左右方向に対して所定の速度以上の速度でタッチ位置を連続して移動させる、いわゆるフリックと呼ばれるタッチ操作が挙げられる。このようにすることで、ユーザは、容易な操作で一連の処理を終了させることができる。
なお、このとき、CPU20は、いったん当該第3のタッチ操作によるタッチ位置の軌跡に沿ってダイヤルUIの表示位置を移動(更新)した後にダイヤルUIを非表示としてもよい。これにより、あたかもダイヤルUIが転がって消えるような視覚的な印象を与えることができるため、ユーザは直感的な操作を行なうことができる。
<機能構成>
図15は、上記動作を行なうための情報表示端末100の機能構成の具体例を示すブロック図である。図15の各機能は、情報表示端末100のCPU20が、ROM29に記憶されるプログラムを読み出してRAM28に展開しつつ実行することによって、主に、CPU20上に形成されるものであるが、少なくとも一部が、図2に表わされたハードウェア構成によって実現されてもよい。
<機能構成>
図15は、上記動作を行なうための情報表示端末100の機能構成の具体例を示すブロック図である。図15の各機能は、情報表示端末100のCPU20が、ROM29に記憶されるプログラムを読み出してRAM28に展開しつつ実行することによって、主に、CPU20上に形成されるものであるが、少なくとも一部が、図2に表わされたハードウェア構成によって実現されてもよい。
図15を参照して、情報表示端末100のメモリであるフラッシュメモリ27には、付加情報に関する情報を記憶するための記憶領域である付加情報記憶部701が設けられる。付加情報に関する情報とは少なくとも、付加情報ごとの付加されているコンテンツ上の位置と、付加情報の種類と、属性とを表わす情報を含む。
さらに図15を参照して、情報表示端末100のCPU20は、タッチパネルであるディスプレイ35から操作信号の入力を受け付けて、タッチパネルに対するタッチ操作を検出するための検出部201と、タッチ操作に基づいてディスプレイ35での画面表示を行なうための表示処理部202とを含む。
表示処理部202は、ディスプレイ35にコンテンツが表示されている状態においタッチパネルであるディスプレイ35に対する予め規定されたタッチ操作の一例としての、図3のようなディスプレイ35の左右端部から中央部に向けてスライドするタッチ操作を検出することで、ディスプレイ35に該コンテンツの表示と重ねてタッチ操作を受け付ける操作画像であるダイヤルUIを表示し、さらに、当該タッチ操作に連続してダイヤルUIを移動させるための第1のタッチ操作の一例としての当該ダイヤルUIをドラッグするタッチ操作に応じてダイヤルUIの表示位置を更新するための第1表示部203と、表示されたダイヤルUIに対して上記第1のタッチ操作に連続して第2のタッチ操作の一例としての当該ダイヤルUI近傍での回転方向のタッチ操作を受け付けることで、付加情報の属性の一例としての表示色の選択肢を表わす色アイコンを、該コンテンツの表示と重ねて、ダイヤルUIの表示位置に関連した位置の一例としてダイヤルUIの表示位置を中心としてダイヤルUIを囲むように配置して表示するための第2表示部204とを含む。
上記第2表示部204は、表示されたダイヤルUIに対する連続的なタッチ操作である上記第2のタッチ操作での回転量に応じて、当該ダイヤルUIの周囲に配置された複数の色アイコンを順に選択状態で表示してゆく。
CPU20は、さらに、ダイヤルUIに対する上記第1のタッチ操作に応じて更新された表示位置に基づいて、付加情報に関する処理(付加または変更)を実行する位置を特定するための第1特定部205と、ダイヤルUIに対する上記第1のタッチ操作から連続してなされた上記第2のタッチ操作の操作量である回転量に応じて、付加情報に関する処理の処理内容(属性、削除する処理)を特定するための第2特定部206と、第2特定部206で特定された処理内容(属性である表示色で付加情報を付加する、またはすでに付加されている付加情報の表示色を変更あるいは削除する)で、表示されているコンテンツにおける第1特定部205で特定された位置で処理を実行するための処理部207とを含む。
処理部207での付加情報に関する処理の結果は、処理対象である付加情報に関する情報として、付加情報記憶部701に記憶される。
上記第1特定部205で特定されたコンテンツ上の位置にすでに付加情報が付加されている場合には、第2表示部204は、ダイヤルUIを当該すでに付加されている付加情報の属性である表示色と同じ表示色で表示すると共に、当該ダイヤルUIの周囲に色アイコンを表示する。第2特定部206が当該すでに付加されている付加情報の表示色で表示されているダイヤルUIに対する第2のタッチ操作の回転量に応じて処理内容として表示色を特定すると、処理部207は、当該すでに付加されている付加情報の表示色を第2特定部206で特定された色に変更する。
また、第2特定部206が当該すでに付加されている付加情報の表示色で表示されているダイヤルUIに対する第2のタッチ操作の回転量に応じて処理内容として付加情報を削除する処理を特定すると、処理部207は、当該すでに付加されている付加情報を削除する処理を実行する。
第1特定部205は、当該すでに付加されている付加情報の表示色で表示されているダイヤルUIに対する上記第2のタッチ操作の後、連続した第1のタッチ操作を受け付けることで、当該すでに付加されている付加情報のうち、処理を行なう範囲を特定する。ここでは、第2特定部206が第2のタッチ操作に基づいて処理内容として付加情報を削除する処理を特定した後に、引き続き第1のタッチ操作がなされた場合に、処理部207は、当該すでに付加されている付加情報のうち、第1特定部205で特定された範囲の付加情報を削除する処理を実行する。
<動作フロー>
図16は、情報表示端末100での動作の流れを表わすフローチャートである。図16のフローチャートに表わされる動作は、情報表示端末100のCPU20がROM29に記憶されるプログラムを読み出してRAM28に展開しつつ実行し、図15の各機能を発揮させることによって実現される。
図16は、情報表示端末100での動作の流れを表わすフローチャートである。図16のフローチャートに表わされる動作は、情報表示端末100のCPU20がROM29に記憶されるプログラムを読み出してRAM28に展開しつつ実行し、図15の各機能を発揮させることによって実現される。
図16を参照して、CPU20は、ユーザインタフェース25からの信号に基づいて所定のアプリケーションを起動して、指定されたコンテンツをディスプレイ35に表示する(ステップS101)。
ディスプレイ35にコンテンツを表示した状態において、図3で表わされた、画面左右端から指等をスライドさせるタッチ操作がなされたことを検出すると(ステップS103でYES)、CPU20は、図3に表わされたように、コンテンツの表示と重ねて、そのタッチ操作でのタッチ位置にダイヤルUIを表示する(ステップS105)。
CPU20は、予め定められた時間(m秒)以内にダイヤルUIへの操作があったか否かを判断する(ステップS107)。この時間(m秒)は、予め商品出荷前に設定されていてユーザが変更できないようにされていても構わないし、ユーザによって設定および変更可能であってもよい。CPU20は、ダイヤルUIへの操作があったと判断すると(ステップS107にてYES)、ステップS109の動作へ進む。そうでない場合には(ステップS107にてNO)、CPU20は、後述するステップS121の動作へ進む。
ステップS109にて、CPU20は、表示されたダイヤルUIに対して第1のタッチ操作として当該ダイヤルUIをドラッグするタッチ操作がなされたか否かを判断する(ステップS109)。CPU20は、表示されたダイヤルUIがドラッグされたと判断すると(ステップS109でYES)、ステップS111の動作へ進む。そうでない場合には(ステップS109でNO)、CPU20は、後述するステップS121の動作へ進む。
ステップS111にてCPU20は、ドラッグ後のコンテンツ上での位置情報を取得すると共に、ステップS113にてダイヤルUIをその位置に移動する。
そして、CPU20は、ステップS115にて、ダイヤルUIの移動先に、すでに付加情報が付加されているか否かを判断する。CPU20は、ダイヤルUIの移動先に付加情報が付加されていないと判断した場合には(ステップS115でNO)、ステップS117の動作へ進んで、付加情報を付加する処理を実行する。ダイヤルUIの移動先にすでに付加情報が付加されていると判断した場合には(ステップS115でYES)、CPU20はステップS119の動作へ進んで、すでに付加されている付加情報を変更する処理を実行する。
これら動作の後、CPU20は、ダイヤルUIを非表示にして(ステップS121)、一連の処理を終了する。
図17は、上記ステップS117での、付加情報を付加する処理の流れを表わすフローチャートである。
図17を参照して、ステップS117の動作に進むと、ステップS201でCPU20は、タッチパネルであるディスプレイ35からの操作信号に基づいて、ダイヤルUIに対する第2のタッチ操作として、指等の回転動作を検出したか否かを判断する。CPU20は、指等の回転動作を検出したと判断すると(ステップS201でYES)、ステップS203の動作へ進む。そうでない場合には(ステップS201でNO)、CPU20は、後述するステップS219の動作へ進む。
ステップS203でCPU20は、ディスプレイ35に表示しているコンテンツに付加する付加情報の属性としての表示色の選択肢を表わすアイコンである色アイコンを、当該コンテンツに重ねて、ダイヤルUIの表示位置に関連した位置に表示する。そして、ステップS205でCPU20は、ダイヤルUIに対する指等の回転動作による回転量、つまり、回転操作に応じて、複数の色アイコンの表示を、順に遷移させる。
ステップS207にて、CPU20は、タッチパネルであるディスプレイ35からの操作信号に基づいて、ダイヤルUIに対する指等の回転動作が停止したか否かを判断する。CPU20は、上記回転動作が停止したと判断すると(ステップS207でYES)、ステップS209の動作へ進む。そうでない場合には(ステップS207でNO)、CPU20はステップS205の動作へ戻る。
付加する付加情報がマーカーである場合(ステップS209でYES)、ステップS211でCPU20は、ダイヤルUIを上記回転動作が停止した際に選択状態であった色アイコンの色で表示する。
ステップS213にて、CPU20は、選択された色アイコンの色で表示されたダイヤルUIをドラッグするタッチ操作がなされたか否かを判断する。CPU20は、当該ダイヤルUIがドラッグされたと判断すると(ステップS213でYES)、ステップS215の動作へ進んで、ステップS215にてCPU20は、ドラッグ後のコンテンツ上での位置情報を取得する。そうでない場合には(ステップS213でNO)、CPU20は、ステップS215の動作をスキップしてステップS217の動作へ進む。
また、付加する付加情報がマーカーでない場合にも(ステップS209でNO)、CPU20は、上記ステップS211〜S215の動作をスキップしてステップS217の動作へ進む。
ステップS217でCPU20は、タッチパネルであるディスプレイ35からの操作信号に基づいて、ユーザの指がタッチパネルであるディスプレイ35から離れたか否かを判断する。CPU20は、ユーザの指がタッチパネルであるディスプレイ35から離れたと判断すると(ステップS217でYES)、ステップS219の動作へ進む。そうでない場合には(ステップS217でNO)、CPU20は、上記ステップS201の動作へ戻る。
ステップS219でCPU20は、タッチパネルであるディスプレイ35からの操作信号に基づいて、予め設定された時間(k秒)以上ダイヤルUIへの操作を検出したか否かを判断する。この時間(k秒)は、予め商品出荷前に設定されていてユーザが変更できないようにされていても構わないし、ユーザによって設定および変更可能であってもよい。以下の例でも同じである。
CPU20は、ダイヤルUIへの操作を検出していないと判断すると(ステップS219でYES)、ステップS221の動作へ進む。そうでない場合には(ステップS219でNO)、CPU20は、上記ステップS201の動作へ戻る。
ステップS221でCPU20は、タッチパネルであるディスプレイ35での回転動作の完了時点で選択状態にある表示色を確定し、当該表示色で付加情報を付加する機能を実行する。すなわち、CPU20は、付加情報を、特定された位置に、選択された表示色で表示されるように付加する処理を実行する。その後、CPU20は、処理を上記ステップS121へ戻す。
図18は、上記ステップS119での、すでに付加されている付加情報を変更する処理の流れを表わすフローチャートである。
図18を参照して、ステップS119の動作に進むと、ステップS301でCPU20は、ダイヤルUIを上記すでに付加されている付加情報の表示色で表示する。
ステップS303でCPU20は、タッチパネルであるディスプレイ35からの操作信号に基づいて、ダイヤルUIに対する第2のタッチ操作として、上記ステップS301で表示されたダイヤルUIに対する指等の回転動作を検出したか否かを判断する。CPU20は、指等の回転動作を検出したと判断すると(ステップS303でYES)、ステップS305の動作へ進む。そうでない場合には(ステップS303でNO)、CPU20は、後述するステップS319の動作へ進む。
ステップS305でCPU20は、ダイヤルUIの表示色を予め規定されている表示色である標準色に切り替えた上で、ステップS307で、すでに付加されている付加情報の属性としての表示色を変更可能な表示色の選択肢である色アイコン、および当該付加情報の削除を指示するためのアイコンを、当該コンテンツに重ねて、ダイヤルUIの表示位置に関連した位置に表示する。そして、ステップS309でCPU20は、ダイヤルUIに対する指等の回転動作による回転量、つまり、回転操作に応じて、複数のアイコンの表示を、順に遷移させる。
ステップS311にて、CPU20は、タッチパネルであるディスプレイ35からの操作信号に基づいて、ダイヤルUIに対する指等の回転動作が停止したか否かを判断する。CPU20は、上記回転動作が停止したと判断すると(ステップS311でYES)、ステップS313の動作へ進む。そうでない場合には(ステップS311でNO)、CPU20はステップS309の動作へ戻る。
ステップS313にてCPU20は、ダイヤルUIをドラッグするタッチ操作がなされたか否かを判断する。CPU20は、当該ダイヤルUIがドラッグされたと判断すると(ステップS313でYES)、ステップS315の動作へ進んで、ステップS315にてCPU20は、ドラッグ後のコンテンツ上での位置情報を取得する。そうでない場合には(ステップS313でNO)、CPU20は、ステップS315の動作をスキップしてステップS317の動作へ進む。
ステップS317でCPU20は、タッチパネルであるディスプレイ35からの操作信号に基づいて、ユーザの指がタッチパネルであるディスプレイ35から離れたか否かを判断する。CPU20は、ユーザの指がタッチパネルであるディスプレイ35から離れたと判断すると(ステップS317でYES)、ステップS319の動作へ進む。そうでない場合には(ステップS317でNO)、CPU20は、上記ステップS303の動作へ戻る。
ステップS319でCPU20は、タッチパネルであるディスプレイ35からの操作信号に基づいて、予め設定された時間(k秒)以上ダイヤルUIへの操作を検出したか否かを判断する。CPU20は、ダイヤルUIへの操作を検出していないと判断すると(ステップS319でYES)、ステップS321の動作へ進む。そうでない場合には(ステップS319でNO)、CPU20は、上記ステップS303の動作へ戻る。
ステップS321でCPU20は、タッチパネルであるディスプレイ35での回転動作の完了時点で選択状態にあるアイコンに基づいて処理内容を特定し、特定された付加情報に関する機能を実行する。すなわち、CPU20は、色アイコンが選択された場合には、当該すでに付加されている付加情報の表示色を選択された表示色に変更する処理を実行する。また、削除を指示するアイコンが選択された場合には、CPU20は、当該すでに付加されている付加情報を削除する処理を実行する。その後、CPU20は、処理を上記ステップS121へ戻す。
<実施の形態の効果>
以上のようにして、本実施の形態にかかる情報表示端末100は、コンテンツを表示するアプリケーションにおいて、特定の機能をメニュー画面に対する操作を行なうことなく実行させることができる。そのため、ユーザの操作性を格段に向上させることができる。
以上のようにして、本実施の形態にかかる情報表示端末100は、コンテンツを表示するアプリケーションにおいて、特定の機能をメニュー画面に対する操作を行なうことなく実行させることができる。そのため、ユーザの操作性を格段に向上させることができる。
情報表示端末100の表示するダイヤルUIは、画面の左右端部での操作を想定したものであるため、スマートフォンやタブレット端末などの片手では保持可能な端末を当該片手で保持した状態で操作可能となる。そのため、ユーザの利便性を格段に向上させることができる。
さらに、情報表示端末100のCPU20に上述の動作を実行させるためのプログラムを提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM、RAMおよびメモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
なお、本発明にかかるプログラムは、コンピュータのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
また、本発明にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
20 CPU、23 アンテナ、24 通信装置、25 ユーザインタフェース、26 カメラ、27 フラッシュメモリ、28 RAM、29 ROM、30 メモリカード駆動装置、31 メモリカード、32 マイク、33 スピーカ、34 音声信号処理回路、35 ディスプレイ、38 バイブレータ、100 情報表示端末、201 検出部、202 表示処理部、203 第1表示部、204 第2表示部、205 第1特定部、206 第2特定部、207 処理部、701 付加情報記憶部。
Claims (8)
- 情報表示端末であって、
タッチパネルを有するモニタと、
コンテンツを記憶するためのメモリと、
前記メモリに電気的に接続されるプロセッサとを備え、
前記プロセッサは、
前記モニタに前記コンテンツが表示されている状態において前記タッチパネルに対する予め規定されたタッチ操作を検出することで、前記モニタに前記コンテンツの表示と重ねてタッチ操作を受け付ける操作画像を表示するための第1の表示手段と、
前記操作画像に対する第1のタッチ操作に応じて更新された前記操作画像の表示位置に基づいて、前記コンテンツに対して付加情報を付加する位置を特定するための第1の特定手段と、
前記操作画像に対する第2のタッチ操作を受け付けることで、前記付加情報の属性の選択肢を、前記コンテンツの表示と重ねて、前記操作画像に関連した位置に表示するための第2の表示手段と、
前記操作画像に対する前記第2のタッチ操作の操作量に応じて前記付加情報の属性を特定するための第2の特定手段と、
前記第2の特定手段で特定された属性で、前記第1の特定手段で特定された前記コンテンツにおける位置に前記付加情報を付加するための処理手段とを含む、情報表示端末。 - 前記第2の表示手段は、前記操作画像に対する連続的なタッチ操作である前記第2のタッチ操作に応じて、複数の前記選択肢を順に選択状態で表示してゆき、
前記第2の特定手段は、前記第2のタッチ操作が完了した時点で選択状態にある選択肢で表わされた属性を前記付加情報の属性として特定する、請求項1に記載の情報表示端末。 - 前記第2のタッチ操作は前記操作画像の近傍での回転方向のタッチ操作であり、
前記第2の表示手段は、前記第2のタッチ操作の操作量としての回転量に応じて前記複数の選択肢を順に選択状態で表示し、
前記第2の特定手段は、前記回転方向のタッチ操作が停止した時点で選択状態にある選択肢で表わされた属性を前記付加情報の属性として特定する、請求項2に記載の情報表示端末。 - 前記第1の特定手段で特定された位置にすでに付加情報が付加されている場合に、前記第2の表示手段は、前記操作画像を前記すでに付加されている付加情報の属性に応じた態様で表示すると共に前記属性の選択肢を表示し、
前記第2の表示手段が前記すでに付加されている付加情報の属性に応じた態様で表示している前記操作画像に対する前記第2のタッチ操作の操作量に応じて前記第2の特定手段が前記付加情報の属性を特定すると、前記処理手段は、前記すでに付加されている付加情報の属性を、前記第2の特定手段で特定された属性に変更する、請求項1〜3のいずれかに記載の情報表示端末。 - 前記属性の選択肢には、前記すでに付加されている付加情報を削除することを指示するための選択肢が含まれ、
前記第2の表示手段が前記すでに付加されている付加情報の属性に応じた態様で表示している前記操作画像に対する前記第2のタッチ操作の操作量に応じて前記第2の特定手段が前記付加情報を削除することを指示するための選択肢が選択されたと特定すると、前記処理手段は、前記すでに付加されている付加情報を削除する、請求項4に記載の情報表示端末。 - 前記すでに付加されている付加情報の属性に応じた態様で表示している前記操作画像に対する前記第2のタッチ操作の後、連続して前記操作画像に対する前記第1のタッチ操作を受け付けることで、前記第1の特定手段は、前記すでに付加されている付加情報のうちの削除する位置を特定し、前記処理手段は、前記すでに付加されている付加情報のうち、前記第1の特定手段によって特定された位置の付加情報を削除する、請求項5に記載の情報表示端末。
- 情報表示端末の制御方法であって、
前記情報表示端末は、タッチパネルを有するモニタと、コンテンツを記憶するためのメモリと、前記メモリに電気的に接続されるプロセッサとを備え、
前記モニタに前記コンテンツを表示するステップと、
前記モニタに前記コンテンツが表示されている状態において前記タッチパネルに対する予め規定されたタッチ操作を検出するステップと、
前記予め規定されたタッチ操作に応じて、前記モニタに前記コンテンツの表示と重ねてタッチ操作を受け付ける操作画像を表示するステップと、
前記操作画像に対するタッチ操作を検出するステップと、
前記タッチ操作が第1のタッチ操作である場合、前記操作画像の表示位置を更新し、更新された前記操作画像の表示位置に基づいて、前記コンテンツに対して付加情報を付加する位置を特定するステップと、
前記タッチ操作が第2のタッチ操作である場合、前記付加情報の属性の選択肢を、前記コンテンツの表示と重ねて、前記操作画像に関連した位置に表示するステップと、
前記操作画像に対する前記第2のタッチ操作の操作量に応じて、前記付加情報の属性を特定するステップと、
前記属性を特定するステップにて特定された属性で、前記位置を特定するステップにて特定された前記コンテンツにおける位置に前記付加情報を付加するステップとを含む、制御方法。 - 情報表示端末を制御するためのプログラムであって、
前記情報表示端末は、タッチパネルを有するモニタと、コンテンツを記憶するためのメモリと、前記メモリに電気的に接続されるプロセッサとを備え、
前記プログラムは、前記プロセッサに、
前記モニタに前記コンテンツを表示するステップと、
前記モニタに前記コンテンツが表示されている状態において前記タッチパネルに対する予め規定されたタッチ操作を検出するステップと、
前記予め規定されたタッチ操作に応じて、前記モニタに前記コンテンツの表示と重ねてタッチ操作を受け付ける操作画像を表示するステップと、
前記操作画像に対するタッチ操作を検出するステップと、
前記タッチ操作が第1のタッチ操作である場合、前記操作画像の表示位置を更新し、更新された前記操作画像の表示位置に基づいて、前記コンテンツに対して付加情報を付加する位置を特定するステップと、
前記タッチ操作が第2のタッチ操作である場合、前記付加情報の属性の選択肢を、前記コンテンツの表示と重ねて、前記操作画像に関連した位置に表示するステップと、
前記操作画像に対する前記第2のタッチ操作の操作量に応じて、前記付加情報の属性を特定するステップと、
前記属性を特定するステップにて特定された属性で、前記位置を特定するステップにて特定された前記コンテンツにおける位置に前記付加情報を付加するステップとを実行させる、制御プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012239298A JP2014089598A (ja) | 2012-10-30 | 2012-10-30 | 情報表示端末、情報表示端末の制御方法、および制御プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012239298A JP2014089598A (ja) | 2012-10-30 | 2012-10-30 | 情報表示端末、情報表示端末の制御方法、および制御プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014089598A true JP2014089598A (ja) | 2014-05-15 |
Family
ID=50791454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012239298A Pending JP2014089598A (ja) | 2012-10-30 | 2012-10-30 | 情報表示端末、情報表示端末の制御方法、および制御プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2014089598A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016184304A (ja) * | 2015-03-26 | 2016-10-20 | コニカミノルタ株式会社 | 文書画像管理装置及び文書画像管理プログラム |
EP4159307A1 (en) | 2013-09-30 | 2023-04-05 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Method for filling particulate water absorbing agent and method for sampling filled particulate water absorbing agent |
-
2012
- 2012-10-30 JP JP2012239298A patent/JP2014089598A/ja active Pending
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EP4159307A1 (en) | 2013-09-30 | 2023-04-05 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Method for filling particulate water absorbing agent and method for sampling filled particulate water absorbing agent |
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