JP2014089083A - 情報処理装置、携帯移動端末、地図情報管理装置、情報処理方法、プログラム並びに記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置、携帯移動端末、地図情報管理装置、情報処理方法、プログラム並びに記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 災害時に、通信インフラが利用できなくなる前に、ナビゲーション情報を送信することにより、通信インフラが利用できなくなってもナビゲーションを継続できる情報を携帯情報端末に送信すること。
【解決手段】
地図情報と該地図情報から移動経路を探索する探索手段とを有する地図情報管理装置と、位置情報を取得可能な携帯移動端末と、接続可能な情報処理装置であって、ナビゲーション出発地点を携帯移動端末から受信し、受信したナビゲーション出発地点と予め登録されているナビゲーション目的地点とを地図情報管理装置に送信する。地図情報管理装置から返信されるナビゲーション出発地点から、ナビゲーション目的地点までの移動経路情報を受信し、移動経路情報をまとめて携帯移動端末に送信することを特徴とする。
【選択図】図8

Description

本発明は、情報端末のナビゲーション機能を実現する為の地図情報を効率的に送信する情報処理装置の制御に関する。
近年の携帯電話端末は、自端末の現在位置を特定することができるGPS(Global Positioning System)機能を搭載しているものが多い。またそれに伴い、携帯電話端末が検出した位置情報と、サーバなどで用意した地図情報とを用い、その端末ユーザが望む目的地までの経路を、当該端末へ提示するようなナビゲーションサービスも多く存在している。
ナビゲーションサービスの具体例として、特許文献1には、災害などの緊急避難が必要な場合に、そのことをユーザへ確実に知らせ、そのユーザを安全な避難場所へ速やかに誘導することを可能にするシステムが開示されている。
特開2010−244407号公報
現在、普及している多くの携帯情報端末(スマートフォン等)は、ナビゲーション処理を行う際、必要なマップ情報を、ルートが進む毎にサーバと通信を行い、その都度ダウンロードしている。
しかし、大規模災害発生時、2次災害による基地局停止や政府による情報インフラ使用制限の発令などにより、携帯通信端末は、災害発生から時間が経過するほど情報インフラが使用できない傾向にある。
これらの事象は、徒歩などの移動速度の遅い避難の場合、特に影響を受け、大規模災害の発生後、避難所への避難(ナビゲート)が、通信インフラのトラブルなどにより避難途中で利用できなくなるといった問題が発生する。
本発明は、このような実情を鑑みて提案されたものであり、通信インフラが利用できなくなる前に、ナビゲーション情報を送信することにより、通信インフラが利用できなくなってもナビゲーションを継続できる情報を携帯情報端末に送信することを可能にすることを目的とする。
本発明は、地図情報と該地図情報から移動経路を探索する探索手段とを有する地図情報管理装置と、位置情報を取得可能な携帯移動端末と、接続可能な地図情報及び移動経路情報を送信する情報処理装置において、ナビゲーション出発地点を携帯移動端末から受信する位置情報受信手段と、前記取得手段で取得したナビゲーション出発地点と予め登録されているナビゲーション目的地点とを地図情報管理装置に送信する位置情報送信手段と、前記位置送信手段により送信されたナビゲーション出発地点から、前記予め登録されているナビゲーション目的地点までの移動経路情報を前記探索手段から受信する経路情報受信手段と、前記受信手段により受信した移動経路情報をまとめて携帯移動端末に送信する経路情報送信手段と、を有する。
本発明によれば、通信インフラが利用できなくなる前に、ナビゲーション情報を送信することにより、通信インフラが利用できなくなってもナビゲーションを継続できる情報を携帯情報端末に送信することが可能となる。
本願発明の実施の形態における地図情報送信システムのシステム構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における災害情報配信サーバ101、地図情報管理装置102、情報処理装置103、クライアント端末104、105に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における情報処理システムの処理の流れを説明した模式図である。 本発明の実施形態における情報処理装置103の処理の流れを説明した模式図である。 本発明の実施形態における避難場所データベースの一例を示した模式図である。 本発明の実施形態における地図情報の一例を示した模式図である。 本発明の実施形態における地図情報の一例を示した模式図である。 本発明の実施形態における地図情報送信システムのソフトウェア構成を示した模式図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態の一例を説明する。
図1は、本願発明の実施の形態における地図情報送信システムのシステム構成の一例を示す図である。
図1に示す通り、本発明の実施の形態における地図情報送信システムは、災害情報配信サーバ101、地図情報管理装置102、情報処理装置103、携帯移動端末104、105を備え、それらがWAN106などを通じて接続されている。
なお、本実施例では、災害情報配信サーバ101や地図情報管理装置102、情報処理装置103を各装置の機能を明らかにするために別々の構成として記載しているが、これらの装置は一つの装置で構成されていても良いし、複数の構成に分かれていても良い。例えば、情報処理装置103と地図情報管理装置102とが一つの筐体で構成されていても良いし、災害情報配信サーバ101と地図情報管理装置102とが一つの筐体で構成されていても良い。
災害情報配信サーバ101は、災害発生時に、気象庁及び国,地方公共団体からの緊急速報情報を元に、対象エリアに存在する各携帯移動端末に対して、緊急速報メールを送付する処理を行う。
地図情報管理装置102は、受信した位置情報から、受信した位置情報の周辺の地図情報や出発地点から目的地点(災害時は避難場所)までの移動経路情報(災害時は避難経路情報)などを検索して出力する機能などを有する。
情報処理装置103は、災害時の災害種別による避難場所などの情報を記憶する記憶部を有する。なお、災害時の避難場所の情報については、災害情報配信サーバ101が有していても良いし、地図情報管理装置102が有していても、携帯移動端末104、105が有していても良い。情報処理装置103が災害時の避難場所を記憶していない場合は、災害時の避難場所情報は、地図情報管理装置102が移動経路を探索する前までに災害時の避難場所を目的地点として地図情報管理装置102に登録される。
また、情報処理装置103は、携帯移動端末104、105から受信した携帯移動端末の現在位置を受信し、地図情報管理装置102に送信する。また、地図情報管理装置102から避難経路情報を受信後は、避難経路情報を一括情報としてまとめ、携帯移動端末104に送信する。
携帯移動端末104にまとめて送信することにより、携帯移動端末と地図情報管理装置102との通信が滞る場合でも、携帯移動端末104上では、地図によるナビゲーションが可能となる。
また、情報処理装置103は、地図情報管理装置102から避難経路情報を受信した後、避難経路を送信する際に、避難に必要な進路変更地点などのコマ地図以外の詳細情報は削除して携帯移動端末104に送信する。
コマ地図以外の詳細情報を削除して送信することにより、送信データ量を最小限にしてナビゲーション可能な情報を送信することができる。
携帯移動端末104、105は、契約するキャリアから災害時緊急メールを受信することができる。また、自端末の現在位置を特定することができるGPS機能を有しており、GPS機能から取得した現在位置を情報処理装置103に送信し、情報処理装置103から送られてくる避難経路情報を携帯移動端末104上で表示する。
WAN106は、上記の災害情報配信サーバ101と地図情報管理装置102、情報処理装置103、携帯移動端末104、105とを相互に通信可能に接続するためのネットワークである。尚、接続形態は有線/無線を問わない。
以上が、本発明の実施の形態に係る地図情報送信システムのシステム構成の一例である。
次に、図2を参照して、図1の災害情報配信サーバ101、地図情報管理装置102、情報処理装置103、クライアント端末104、105に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成の一例について説明する。
図2は、本発明の実施形態における災害情報配信サーバ101、地図情報管理装置102、情報処理装置103、クライアント端末104、105に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成である。
図2において、201はCPUで、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM203あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、災害情報配信サーバ101、地図情報管理装置102、情報処理装置103、クライアント端末104、105が実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
202はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM203あるいは外部メモリ211からRAM202にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、205は入力コントローラで、キーボードやポインティングデバイス等の入力装置209からの入力を制御する。206はビデオコントローラで、ディスプレイ装置210等の表示器への表示を制御する。これらは必要に応じて操作者が使用するものである。
207はメモリコントローラで、ブートプログラム,各種のアプリケーション,フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイル,各種データ等を記憶するハードディスク(HD)や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
208は通信I/F(インタフェース)コントローラで、ネットワーク(例えば、図1に示したLAN106)を介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM202内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、ディスプレイ装置210上での表示を可能としている。また、CPU201は、ディスプレイ装置210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するための後述するフローチャートに示す各ステップの処理は、コンピュータで読み取り実行可能なプログラムにより実行され、そのプログラムは外部メモリ211に記録されている。そして、必要に応じてRAM202にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイル及び各種情報テーブル等も、外部メモリ211に格納されており、これらについての詳細な説明も後述する。
次に、図3〜図7を参照して、本発明の地図情報送信システムの処理の流れを説明する。
図3は、本発明の実施形態における情報処理システムの処理の流れを説明した模式図である。S301〜S312は各ステップ番号を示し、各装置のCPU201によって実行される。各ステップ番号の処理は、各装置のROM203や外部メモリ211に保存されたプログラムを各装置のCPU201がRAM202に読み込むことにより実行される。
このシーケンスチャートは、災害情報配信サーバが災害情報を送信すると開始される。
ステップS301において、災害情報配信サーバ101は、災害地域にいる携帯移動端末104、105に対して、緊急速報のメールを送信する。なお、緊急速報メールを送信する際には、災害の種別についても送信する。災害種別とは、例えば津波や地震、竜巻などの情報である。
災害の種別に関しては、メールの件名に入力されても良く、本文中に入っていても良いし、またヘッダ情報内に登録されていても良い(不図示)。
次に、ステップS302において、緊急速報メールを受信した携帯移動端末104、105は、携帯移動端末104、105の現在位置情報をGPS機能により取得し、情報処理装置103へ災害種別とともに送信する(ステップS303)。なお、この現在位置情報の取得機能はGPS機能による取得の他にも、最寄りの電話基地局や無線LAN基地局の場所を取得して現在地を特定する簡易位置情報取得機能による取得でも良い。
ステップS304において、情報処理装置103は、携帯移動端末104、105から災害種別情報と現在位置情報とを受信すると、情報処理装置103内に有する避難場所データベース500から、災害種別による現在位置情報に一番近い避難場所を取得する(ステップS305)。避難場所データベース500の例として、図5を参照して説明する。
図5は、本発明の実施形態における避難場所データベースの一例を示した模式図である。図5のデータベースは情報処理装置103の外部メモリ211等に保存されている。なお、前述のように、避難場所データベース(災害時の避難場所の情報)は災害情報配信サーバ101が記憶していても良く、また、地図情報管理装置102が記憶していても良い。
図5の501は、災害の種別が登録されており、地震の際の避難場所や、津波の際の避難場所などの識別が可能となっている。
502、503には、避難場所の経度情報、緯度情報が記憶されており、経度情報502や緯度情報503から、例えば、携帯移動端末104の現在の位置に最も近い避難所までのルートを地図情報管理装置102に検索させるための情報を記憶している。
504は避難場所の名称を記憶しており、移動場所を案内する際のユーザの利便性のために施設名称を記憶している。図3のフローチャートの説明に戻る。
図3のステップS305で、災害種別による避難場所を取得すると、ステップS306において、情報処理装置103は、携帯移動端末104の現在位置と、ステップS305で取得した避難場所とを地図情報管理装置102に送信する。
ステップS307において、地図情報管理装置102は、携帯移動端末104の現在位置と避難場所とを取得する。
次に、ステップS308において、地図情報管理装置102は、携帯移動端末104の現在位置を出発地点とし、ステップS305で取得した避難場所を目的地点として、避難経路情報を探索する。その後、避難経路の探索結果を情報処理装置103に送信する。
次に、ステップS309において、情報処理装置103は、地図情報管理装置102から送信された避難経路を受信する。その際、避難経路の詳細な情報も取得するため、地図情報管理装置102との情報のやり取りが発生するが、その詳細は後述する図4において説明する。
次に、ステップS310において、ステップS309で受信した避難経路情報を一つの情報としてまとめて、携帯移動端末104に一括送信する。
ステップS310で送信された避難経路情報を、携帯移動端末104、105はステップS311において、受信し、ステップS312において、避難経路を携帯移動端末104のディスプレイ装置210に表示する。
以上の構成の、特にステップS310の構成により、予め一括で避難経路情報を送信するため、当初は通信可能だったネットワーク環境が不通になった場合でも、避難経路を表示することが可能になる。
次に、図4を参照して、情報処理装置103の処理の流れを説明する。
図4は、本発明の実施形態における情報処理装置103の処理の流れを説明した模式図である。S401〜S407は各ステップ番号を示し、情報処理装置103のCPU201によって実行される。各ステップ番号の処理は、情報処理装置103のROM203や外部メモリ211に保存されたプログラムを各装置のCPU201がRAM202に読み込むことにより実行される。
このフローチャートは、ステップS304へと処理が移行すると、情報処理装置103において、開始されるフローチャートである。
まず、ステップS401において、情報処理装置103のCPU201は、携帯移動端末104から、携帯移動端末104の現在位置情報と、携帯移動端末104が受信した災害種別情報とを受信する。
次に、ステップS402において、情報処理装置103のCPU201は、ステップS401で受信した携帯移動端末104の現在位置情報と災害種別情報及び、情報処理装置103が所有する避難場所データベース500を参照して、最適な避難場所を検索する。図5を参照して具体的な避難場所の検索処理を説明する。
例えば、携帯移動端末が東経139.6010、北緯35.5300にあり、災害種別が津波だった場合、避難場所候補であるBBB市役所とDDD公園とでは、それぞれの距離を計算すると、約1.3kmと約39.6kmであり、最も近い避難場所として、505のBBB市役所となる。なお、ここでは、距離情報として最も近い避難場所を計算したが、方位角によって最短距離となる避難場所を特定しても良い。また、避難場所として複数の候補がある場合は、複数の候補を次のステップS403で地図情報管理装置102に送信して、もっとも避難経路が短い避難場所を地図情報管理装置102に選択させても良い。図4のフローチャートの説明に戻る。
図4のステップS402で、最適な避難場所を検索し特定すると、次にステップS403において、情報処理装置103のCPU201は、携帯移動端末104から取得した現在位置情報と、ステップS402で特定した避難場所情報を地図情報管理装置102に送信し、現在位置と避難場所間全体の移動経路情報を要求する。その際、移動経路情報としては小縮尺な情報のみを要求する。この小縮尺な情報のみを取得することにより、データ通信量の削減や短時間での情報通信が可能となる。
次に、ステップS404において、情報処理装置103のCPU201は、ステップS403で要求した携帯移動端末104の現在位置から情報処理装置103が特定した避難場所への小縮尺な移動経路情報を取得する。取得した地図情報の例として、図6を参照して説明する。
図6は、本発明の実施形態における地図情報の一例を示した模式図である。
図6の600は、現在位置601から避難場所602への全体地図を取得した結果の地図であり、携帯移動端末104を有するユーザは、地図上の黒太線603の通りに避難すれば、最短で避難場所602に逃げられることを示している。
600において、「NoData」と記載されている領域604などは、地図データを受信しない、もしくは受信しても携帯移動端末104には送信しない領域を示している。このように、避難経路情報と関係のない図6上のA1座標、B1座標、B3座標、C3座標は情報を送信しないことにより、避難経路には関係のない地図情報を省いて通信量の削減や通信時間の短縮に貢献する。
なお、600の例では3×3のボックス形式で地図を分割して管理しているが、より細かいボックス形式で管理しても良い。図4のフローチャートの説明に戻る。
図4のステップS404において、現在位置601から避難場所602への全体地図を取得し、次にステップS405において、情報処理装置103のCPU201は、現在位置601から避難場所602への移動経路の内、進路を変更することを示すコマ地図情報を地図情報管理装置102から取得する。コマ地図情報を取得する例を図6を参照して説明する。
図6の610は、600のB2座標の詳細を示す図であり、610全体がB2座標内を示している。610内の611が、避難経路を示し、B2座標内も600と同じように3×3のボックス形式に分割して管理している。
610の地図情報内も、「NoData」と記載されている領域612などは、地図データを受信しない、もしくは受信しても携帯移動端末104には送信しない領域を示している。このように、避難経路情報と関係のない610上のBA21座標、BA22座標、BC22座標、BC23座標は情報を送信しないことにより、600と同じように通信量の削減や通信時間の短縮に貢献する。図4のフローチャートの説明に戻る。
続いて、ステップS406において、情報処理装置103のCPU201は、ステップS405で取得したコマ地図情報の大縮尺の地図である詳細地図を取得するため、地図情報管理装置102にコマ地図領域の大縮尺の地図情報を要求する。
ステップS406での要求送信により、情報処理装置103は、地図情報管理装置102からコマ地図領域の詳細地図情報を取得する。取得したコマ地図情報の例を図7を参照して説明する。
図7は、本発明の実施形態における地図情報の一例を示した模式図である。
図7の700は、610のBB23座標の詳細を示す図であり、700全体がBB23座標内を示している。700内の太線701が避難経路を示し、600と同じように3×3のボックスに分割して管理している。
図7において、情報処理装置103は、コマ地図情報の参考になる店舗情報などを702や703のように取得して、地図情報内に登録しておく。
なお、700の地図情報内の「NoData」と記載されている領域の地図データは、地図情報管理装置102から受信しない、もしくは受信しても携帯移動端末104には送信しない領域を示している。このように、避難経路情報と関係がある700上のBBA231座標と、BBB231座標のみを携帯移動端末104に送信することにより、避難経路とは関係のない余分な地図情報を送信しないため、通信量の削減や通信時間の短縮に貢献する。図4のフローチャートの説明に戻る。
次に、ステップS407において、情報処理装置103のCPU201は、ステップS404、ステップS405、ステップS406において取得した広域マップ情報600と中域マップ情報610と狭域マップ情報700の情報をまとめて携帯移動端末104に送信する。
これらの処理により、携帯移動端末104は、避難経路情報を表示する際に、地図情報管理装置102との通信が途切れたとしても、避難に必要な範囲の適切なサイズの地図情報を取得しているため、避難経路の表示を引き続き行うことができるという効果を有する。
なお、ステップS404、ステップS405、ステップS406において取得した広域マップ情報600と中域マップ情報610と狭域マップ情報700の情報は必ずしも一つにまとめて送信する必要はなく、地図情報管理装置102から地図情報を受信後、受信情報から適切な範囲を抽出して速やかに送っても良い。
次に、図8を参照して、本発明のシステムのソフトウェア構成を説明する。
図8は、本発明の実施形態における地図情報送信システムのソフトウェア構成を示した模式図である。
図8のように、本発明のシステムは、災害情報配信サーバ101、地図情報管理装置102、情報処理装置103、携帯移動端末104、105からなるシステムで構成される。
災害情報配信サーバ101は、災害情報配信部801を有し、災害時などに災害種別とともに、災害情報を災害地域の携帯移動端末104に配信する。
地図情報管理装置102は、地図情報811を有し、また出発地点と目的地点間に経路情報を探索する経路探索部を有する。
情報処理装置103は、携帯移動端末104から、携帯移動端末104の現在位置情報を受信する位置情報受信部806を有する。また、位置情報受信部806で受信した現在位置情報を出発地点とし、避難場所データベース500から取得する位置情報を目的地点として、位置情報を地図情報管理装置102に送信する位置情報送信部807を有し、地図情報管理装置102から経路情報を受信する経路情報受信部808を有する。また、地図情報管理装置102から受信した避難経路情報をまとめて携帯移動端末104に送信する経路情報送信部809を有する。
携帯移動端末104は、GPS機能により、現在位置情報を取得する位置情報取得部802を有し、位置情報取得部802で取得した位置情報を情報処理装置103へ送信する位置情報送信部803を有する。また、情報処理装置103が地図情報管理装置102から受信した経路情報を受信する経路情報受信部804を有し、受信した経路情報を携帯移動端末104のディスプレイ210に表示する経路表示部(地図表示部)805を有する。
これらの構成により、通信インフラが利用できなくなる前に、ナビゲーション情報を送信することにより、通信インフラが利用できなくなってもナビゲーションを継続できる情報を携帯情報端末に送信することが可能となる。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
なお、特に図示しないが、記録媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータもディレクトリなどに管理されている。また、インストールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態におけるフローチャートに示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記録媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記録媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリコンディスク等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムをネットワーク上のサーバ,データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
101 災害情報配信サーバ
102 地図情報管理装置
103 情報処理装置
104 携帯移動端末
500 避難場所データベース
801 災害情報配信部
802 位置情報取得部
803 位置情報送信部
804 経路情報受信部
805 経路表示部(地図表示部)
806 位置情報受信部
807 位置情報送信部
808 経路情報受信部
809 経路情報送信部
810 経路探索部
811 地図情報

Claims (10)

  1. 地図情報と該地図情報から移動経路を探索する探索手段とを有する地図情報管理装置と、位置情報を取得可能な携帯移動端末と、接続可能な地図情報及び移動経路情報を送信する情報処理装置において、
    ナビゲーション出発地点を携帯移動端末から受信する位置情報受信手段と、
    前記位置情報受信手段で受信したナビゲーション出発地点と予め登録されているナビゲーション目的地点とを地図情報管理装置に送信する位置情報送信手段と、
    前記位置情報送信手段により送信されたナビゲーション出発地点から、前記予め登録されているナビゲーション目的地点までの移動経路情報を前記探索手段から受信する経路情報受信手段と、
    前記経路情報受信手段により受信した移動経路情報をまとめて携帯移動端末に送信する経路情報送信手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記経路情報受信手段は、前記探索手段から、前記ナビゲーション出発地点と前記ナビゲーション目的地点の間の移動経路の内、進路を変更する地点のより大縮尺なコマ地図情報を取得し、
    前記経路情報送信手段は、前記受信手段で受信した移動経路と前記大縮尺なコマ地図情報とをまとめて携帯移動端末に送信することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記経路情報送信手段は、前記受信手段が前記探索手段から受信する移動経路の内、大縮尺なコマ地図情報以外は前記ナビゲーション出発地点とナビゲーション目的地点とを含む小縮尺の移動経路を送信することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記経路情報送信手段は、前記受信手段が前記探索手段から受信する移動経路の内、移動経路に沿った地図情報以外の情報を削除して送信することを特徴とする、請求項1乃至3に記載の情報処理装置
  5. 前記情報処理装置は、災害情報を配信する災害情報配信サーバと接続可能であり、
    前記ナビゲーション出発地点とは、現在の携帯移動端末の位置情報であり、前記ナビゲーション目的地点とは災害時の避難場所であって、
    前記位置情報受信手段は、前記携帯移動端末から現在の位置情報を受信することを特徴とする請求項1乃至4に記載の情報処理装置。
  6. 地図情報と該地図情報から移動経路を探索する探索手段とを有する地図情報管理装置と、災害情報を配信する災害情報配信サーバと、接続可能な携帯移動端末であって、
    現在の携帯移動端末の位置情報を取得可能な位置情報取得手段と、
    前記災害情報配信サーバから緊急情報を受信すると、前記位置情報取得手段により取得した現在の携帯移動端末の位置をナビゲーション出発地点とし、前記地図情報管理装置で記憶された場所をナビゲーション目的地点とする移動経路情報を前記地図情報管理装置の探索手段からまとめて受信することを特徴とする携帯移動端末。
  7. 位置情報を取得可能な携帯移動端末と接続可能な、地図情報と該地図情報から移動経路を探索する探索手段とを有する地図情報管理装置において、
    前記携帯移動端末の位置情報をナビゲーション出発地点として受信する位置情報受信手段と、
    前記探索手段は、前記ナビゲーション出発地点から、前記地図情報に予めナビゲーション目的地点として登録されている地点とを結ぶ移動経路情報を探索し、
    前記探索手段で探索された経路情報をまとめて、携帯移動端末に送信する経路情報送信手段を有することを特徴とする地図情報管理装置。
  8. 地図情報と該地図情報から移動経路を探索する探索手段とを有する地図情報管理装置と、位置情報を取得可能な携帯移動端末と、接続可能な地図情報及び移動経路情報を送信する情報処理装置における情報処理方法であって、
    ナビゲーション出発地点を携帯移動端末から受信する位置情報受信ステップと、
    前記位置情報受信ステップで受信したナビゲーション出発地点と予め登録されているナビゲーション目的地点とを地図情報管理装置に送信する位置情報送信ステップと、
    前記位置情報送信ステップにより送信されたナビゲーション出発地点から前記予め登録されているナビゲーション目的地点までの移動経路情報を前記探索手段から受信する経路情報受信ステップと、
    前記経路情報受信ステップにより受信した移動経路情報をまとめて携帯移動端末に送信する経路情報送信ステップと、
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  9. 地図情報と該地図情報から移動経路を探索する探索手段とを有する地図情報管理装置と、位置情報を取得可能な携帯移動端末と、接続可能な地図情報及び移動経路情報を送信する情報処理装置を、
    ナビゲーション出発地点を携帯移動端末から受信する位置情報受信手段と、
    前記位置情報受信手段で受信したナビゲーション出発地点と予め登録されているナビゲーション目的地点とを地図情報管理装置に送信する位置情報送信手段と、
    前記位置情報送信手段により送信されたナビゲーション出発地点から、前記予め登録されているナビゲーション目的地点までの移動経路情報を前記探索手段から受信する経路情報受信手段と、
    前記経路情報受信手段により受信した移動経路情報をまとめて携帯移動端末に送信する経路情報送信手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置として機能させるためのプログラム。
  10. 請求項9に記載のプログラムを記録した記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016008851A (ja) * 2014-06-23 2016-01-18 株式会社協和エクシオ 緊急避難時情報提供システム
JP2016126440A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 大日本印刷株式会社 サーバ、情報管理方法、情報管理システム、及びプログラム

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