JP2014086891A - 通信中継装置、仮想マシンサーバ、帯域制御システム、帯域制御方法およびプログラム - Google Patents

通信中継装置、仮想マシンサーバ、帯域制御システム、帯域制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】仮想マシンサーバに高い負荷をかけることなく、かつ、IEEE802.3xで規定されるPauseフレームとの互換性を維持しつつ、帯域制御対象の仮想マシンを特定できるようにすること。
【解決手段】通信中継装置は、IEEE802.3x方式に基づくPauseフレームを構成するパディングフィールドの先頭アドレスを含む連続するアドレスに対して、ネットワークに向けた通信の帯域制御が行われる仮想マシンのMAC(Media Access Control)アドレスを格納したPauseフレームを生成するPauseフレーム生成手段と、生成したPauseフレームを仮想マシンが稼動する仮想マシンサーバに送出する通信制御手段と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信中継装置、仮想マシンサーバ、帯域制御システム、帯域制御方法およびプログラムに関し、特に仮想マシンに対する通信中継装置、仮想マシンサーバ、帯域制御システム、帯域制御方法およびプログラムに関する。
仮想マシンサーバ上で稼動する仮想マシン群がネットワークとの間で通信を行う場合、仮想マシンサーバに設けられた物理回線を共有することになる。したがって、例えば、仮想マシンサーバが仮想マシン群の通信を制御する必要がある。
コンピュータの高性能化により、仮想マシンサーバ上で稼動する仮想マシンの数および通信回線帯域は増加する傾向にある。したがって、仮想マシンサーバが仮想マシン群の通信制御を行う際の負荷も増大する傾向にある。
一方、仮想マシンサーバ外の通信中継装置から通信制御を行う場合、例えば、既存の通信制御技術であるIEEE 802.3xはhop by hopの技術であることから、仮想マシンサーバ全体をひとまとめにした通信制御は可能であるものの、仮想マシンごとに個別に通信制御を行うことができない。
特許文献1には、通信制御機能を有する通信装置群を備えた通信システムが記載されている。特許文献1に記載された通信システムは、仮想マシンサーバに設けられた仮想マシンと仮想通信中継装置の通信制御ではなく、物理的な通信装置群の通信制御を行うことを目的としている。具体的には、通信システムは、IEEE 802.3xのPauseフレームのパディングフィールドに対して、QoS(Quality of Service)、VLAN(Virtual Local Area Network)、MAC(Media Access Control)アドレスやIP(Internet Protocol)アドレス指定を含むターゲットタイプ等の多様な情報を含める機能と、かかるPauseフレームを解析する機能とを有する通信装置群を有する。
特許文献2には、複数の通信ポートを持つデータフレーム転送装置において、一部の通信ポート宛トラヒックのみに輻輳が発生したとき、IPアドレスを用いたトラヒック振り分け処理を行わずに輻輳が発生している通信ポート宛トラヒックの送出レートを制御することにより、輻輳が発生していない通信ポートのトラヒックに影響を与えないようにする技術が記載されている。
特開2006−050361号公報 特開2006−246087号公報
上記の特許文献の全開示内容は、本書に引用をもって繰り込み記載されているものとする。以下の分析は、本発明者によってなされたものである。
仮想マシンサーバ上で実行される仮想マシン環境プログラムを用いて、仮想マシンの通信量監視を行う通信量監視装置を仮想的に設ける方法によると、仮想マシンサーバで仮想的に動作させる仮想マシンが増加するに従って、また、回線帯域が大きくなるに従って、仮想マシンサーバによる通信量監視の負荷も増大するという問題がある(第1の問題)。
また、通信制御対象となる通信端末にネットワークで直接的に接続された通信装置からIEEE802.3xで規定されるPauseフレームを送信することで、送信処理の制御を行う方法がある。しかし、かかる方法によると、通信制御対象のすべての送信処理を中断させることになるという問題がある(第2の問題)。特に、通信制御対象とされる装置が仮想マシンサーバである場合、すべての送信処理を中断するということは、仮想マシンサーバで仮想的に稼働中のすべての仮想マシンの送信処理を中断することになる。
さらに、特許文献1に記載された通信システムによると、通信装置群において、通信装置同士が通信制御を行うためにIEEE802.3xで規定されるPauseフレームのパディングフィールド(パディング領域)に通信制御対象を指定するためのMACアドレスをはじめとした各種情報を含めて通信制御を行うことになる。特許文献1に記載された通信システムでは、広範囲なネットワーク環境を適用範囲とし、かつ、制御対象の特定方法を汎用的に定めているため、多様な情報を含めるためにPauseフレームを構成するパディングフィールドのデータ構造が大きくかつ複雑となるという問題がある(第3の問題)。また、制御対象となる通信機器は、情報の長さ、種類、値が埋め込まれている情報の数の分だけ、パディングフィールドの解析を繰り返して行う必要があり、解析の負荷が増大するという問題もある。
また、特許文献2に記載されたデータフレーム転送装置によると、IEEE802.3xで規定されるPauseフレームとの互換性が損なわれるという問題がある。
そこで、仮想マシンサーバに高い負荷をかけることなく、かつ、IEEE802.3xで規定されるPauseフレームとの互換性を維持しつつ、帯域制御対象の仮想マシンを特定できるようにすることが要望される。本発明の目的は、かかる要望に寄与する通信中継装置、仮想マシンサーバ、帯域制御システム、帯域制御方法およびプログラムを提供することにある。
本発明の第1の視点に係る通信中継装置は、
IEEE802.3x方式に基づくPauseフレームを構成するパディングフィールドの先頭アドレスを含む連続するアドレスに対して、ネットワークに向けた通信の帯域制御が行われる仮想マシンのMAC(Media Access Control)アドレスを格納したPauseフレームを生成するPauseフレーム生成手段と、
生成したPauseフレームを前記仮想マシンが稼動する仮想マシンサーバに送出する通信制御手段と、を備える。
本発明の第2の視点に係る仮想マシンサーバは、
仮想マシンが稼働する仮想マシンサーバであって、
IEEE802.3x方式に基づくPauseフレームを構成するパディングフィールドの先頭アドレスを含む連続するアドレスに対して、ネットワークに向けた通信の帯域制御が行われる仮想マシンのMAC(Media Access Control)アドレスを格納したPauseフレームを、通信中継装置から受信するとともに、受信したPauseフレームを解析するPauseフレーム解析手段を備える。
本発明の第3の視点に係る帯域制御システムは、
IEEE802.3x方式に基づくPauseフレームを構成するパディングフィールドの先頭アドレスを含む連続するアドレスに対して、ネットワークに向けた通信の帯域制御が行われる仮想マシンのMAC(Media Access Control)アドレスを格納したPauseフレームを生成するPauseフレーム生成手段と、
生成したPauseフレームを送出する通信制御手段と、を有する通信中継装置と、
前記通信中継装置から受信した前記Pauseフレームを解析するPauseフレーム解析手段を有し、
前記仮想マシンが稼働する仮想マシンサーバと、を備える。
本発明の第4の視点に係る帯域制御方法は、
通信中継装置が、IEEE802.3x方式に基づくPauseフレームを構成するパディングフィールドの先頭アドレスを含む連続するアドレスに対して、ネットワークに向けた通信の帯域制御が行われる仮想マシンのMAC(Media Access Control)アドレスを格納したPauseフレームを生成する工程と、
生成したPauseフレームを前記仮想マシンが稼動する仮想マシンサーバに送出する工程と、を含む。
本発明の第5の視点に係るプログラムは、
仮想マシンが稼働する仮想マシンサーバに設けられたコンピュータに対して、
IEEE802.3x方式に基づくPauseフレームを構成するパディングフィールドの先頭アドレスを含む連続するアドレスに対して、ネットワークに向けた通信の帯域制御が行われる仮想マシンのMAC(Media Access Control)アドレスを格納したPauseフレームを、通信中継装置から受信する処理と、
受信したPauseフレームを解析する処理と、を実行させる。
なお、プログラムは、非一時的なコンピュータ可読記録媒体(non-transitory computer-readable storage medium)に記録されたプログラム製品として提供することができる。
本発明に係る通信中継装置、仮想マシンサーバ、帯域制御システム、帯域制御方法およびプログラムによると、仮想マシンサーバに高い負荷をかけることなく、かつ、IEEE802.3xで規定されるPauseフレームとの互換性を維持しつつ、帯域制御対象の仮想マシンを特定することに寄与することができる。
本発明に係る通信中継装置の構成を一例として示すブロック図である。 実施形態に係る帯域制御システムの構成を一例として示すブロック図である。 実施形態に係る仮想マシンサーバの構成を一例として示すブロック図である。 実施形態に係る仮想通信制御部の構成を一例として示すブロック図である。 実施形態におけるPauseフレームの構成を一例として示す図である。 実施形態に係る通信中継装置の動作を一例として示すフロー図である。 実施形態に係る仮想マシンサーバの動作を一例として示すフロー図である。 実施形態に係る仮想マシンサーバの動作を一例として示すフロー図である。 実施形態における候補MACアドレス一覧を一例として示す図である。
はじめに、一実施形態の概要について説明する。なお、この概要に付記する図面参照符号は、専ら理解を助けるための例示であり、本発明を図示の態様に限定することを意図するものではない。
本発明に係る帯域制御システムでは、外部通信機器で仮想マシンサーバの通信制御を行うことで、仮想マシンサーバの負荷を減少させ、IEEE 802.3xのPauseフレームのパディングフィールドにMAC(Media Access Control)アドレスのみを含めることで仮想サーバ上の仮想マシン単位での通信制御対象の特定を可能にし、MACアドレス比較方法を工夫することにより計算量を削減し、かつ、仮想マシンサーバにおける制御対象特定処理を軽減する。
以下、図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明に係る通信中継装置(10)の概略構成を一例として示す図である。図1を参照すると、通信中継装置(10)は、Pauseフレーム生成部(12)および通信制御部(13)を備える。図2は、本発明に係る帯域制御システムの構成を一例として示すブロック図である。図2を参照すると、帯域制御システムは、通信中継装置(10)と仮想マシンサーバ(20)とを備える。図3は、仮想マシンサーバ(20)の詳細な構成を一例として示すブロック図である。図5は、Pauseフレーム(40)の構成を一例として示す図である。
上述の第1の問題に対して、通信中継装置(10)は、仮想マシンサーバ(20)から送信されたフレームについて、フレーム内に格納される送信元MACアドレス単位に単位時間当たりの帯域を監視し、任意のMACアドレスの帯域が送信処理を一時停止すべき数値となった場合に、Pauseフレーム生成部(12)はPauseフレーム(例えば、図5のPauseフレーム40)を生成し、通信制御部(13)は、生成されたPauseフレーム(40)を仮想マシンサーバ(20)に送信する。これにより、仮想マシンサーバ(20)に負荷をかけることなく、通信制御を可能としている。
また、上述の第2の問題に対して、仮想マシンサーバ(20)上に仮想的に実装される仮想通信中継部(図3の仮想通信中継部26)は、Pauseフレーム(40)を受信した場合に、Pauseフレーム(40)に含まれるMACアドレス情報から仮想マシン群(例えば、図3の仮想マシン24、25等)から通信制御対象の仮想マシンを特定し、当該仮想マシンの送信処理を制御する。
さらに、上述の第3の問題に対して、Pauseフレーム(40)は、パディングフィールド(48)の上位6バイトにMACアドレスのみを格納している。また、図2のように通信制御を行う通信中継装置(10)と仮想マシンサーバ(20)はネットワーク的に隣接させ、他の通信中継装置を介さずに接続する。これにより、制御対象となるMACアドレスの数を限定し、MACアドレスの前半3バイトで表現されるOUI(Organizationally Unique Identifier)の比較を省略可能にし、図3の仮想マシン群(仮想マシン24、25等)から通信制御対象を特定するための仮想マシンサーバ(20)の計算量を少なくすることができる。
以上のように、本発明では、仮想マシンサーバ(20)にネットワーク的に隣接して接続される通信中継装置(10)に装備されるPauseフレーム生成部(12)によって、Pauseフレーム(40)としてパディングフィールド(48)にMACアドレスを格納したデータを生成している。これにより、仮想マシンサーバ(20)内に仮想的に実装された仮想マシン(24、25)の仮想通信端末接続部(31、32)を指定することが可能となる。
また、本発明では、仮想マシンサーバ(20)に設けられた演算部(21)で仮想マシン環境プログラム(23)を実行することで仮想的に実装されるPauseフレーム解析部(36)によって、Pauseフレーム(40)から該当する仮想マシンの仮想通信端末接続部を特定し、送信処理を一時的に停止する。これにより、仮想マシンサーバ(20)により各仮想通信端末接続部の帯域を監視することなく、任意の仮想通信端末接続部の送信を制御することを可能にしている。
(実施形態)
実施形態に係る帯域制御システムについて、図面を参照して説明する。図2は、本実施形態に係る帯域制御システムの構成を一例として示すブロック図である。図2を参照すると、帯域制御システムは、通信中継装置10と、通信中継装置10にネットワーク的に隣接して(他の通信中継装置を経由することなく)接続された仮想マシンサーバ20とを備える。
通信中継装置10は、通信量監視部11、Pauseフレーム生成部12、通信制御部13、通信端末接続部14〜17を備える。
図2においては、一例として、通信中継装置10は4つの通信端末接続部14〜17を備える。ただし、通信端末接続部の数は、これに限定されない。
通信量監視部11は、通信端末接続部14〜17で受信されるEthernet(登録商標)フレームについて、通信制御部13を介して送信元のMAC(Media Access Control)アドレスごとに単位時間当たりの通信量を計測する。また、通信量監視部11は、監視している送信元MACアドレスごとの通信量が所定の量を超過したことを検知する。さらに、通信量監視部11は、監視している送信元MACアドレスごとの通信量が所定の量を超過したことを検知した場合に、Pauseフレーム生成部12に通信量が超過した該MACアドレスを伝達する。なお、通信量監視部11による通信量を計測する技術、および、通信量が所定の量を超過したことを検知する技術として、例えば、既存の公知技術を採用することができる。
Pauseフレーム生成部12は、通信量監視部11からMACアドレスが伝達されると図5を参照して後述するように、当該MACアドレスをパディングフィールドに格納したPauseフレームを生成する。また、Pauseフレーム生成部12は、本特許で規定されるPauseフレームを生成すると、生成したPauseフレームと、これに含まれるMACアドレスを通信制御部13に伝達する。
通信制御部13は、通信端末接続部14〜17とそれぞれで受信されたEthernetフレームの送信元MACアドレスの関連を保持するMACアドレステーブルを構築する。また、通信制御部13は、通信端末接続部14〜17に接続された各通信装置から送信されるEthernetフレームを受信した場合、適切な通信端末接続部から該Ethernetフレームを送信、または、破棄する制御を行う。例えば、仮想マシンサーバ20からインターネットの先にある通信端末を宛先としたEthernetフレームを通信端末接続部17で受信した場合、通信制御部13は、通信端末接続部16から当該Ethernetフレームを送信する。MACアドレステーブルを構築する技術および上記制御技術として、例えば、既存の公知技術を用いることができる。さらに、通信制御部13は、Pauseフレーム生成部12からPauseフレームとMACアドレスを伝達されると、構築済みのMACアドレステーブルから当該MACアドレスに関連する通信端末接続部を特定し、特定した通信端末接続部に対して当該Pauseフレームの送信を行うよう指示する。
通信端末接続部14〜17は、Ethernet技術に基づき、物理的なネットワーク回線により他の通信装置、端末と接続する。また、通信端末接続部14〜17は、接続された他の通信装置、端末から受信したデータを通信制御部13に伝達する。さらに、通信端末接続部14〜17は、通信制御部13から送信を指示されたデータを、接続された他の通信装置、端末に対し送信する。通信端末接続部14〜17によるこれらの機能は、一例として、既存の技術により実現することができる。
仮想マシンサーバ20は、演算部21および通信端末接続部22を備える。
演算部21は、仮想マシン環境プログラム23を実行し、仮想マシンサーバ20内に仮想的に仮想マシン環境を実現する。かかる機能は、一例として、既存技術により実現し得る。
通信端末接続部22は、Ethernet技術に基づき物理的なネットワーク回線により他の通信装置、端末と接続する。
通信端末接続部22は、接続された他の通信装置、端末から受信したデータを、図3を参照して後述する仮想通信中継部26に伝達する。また、通信端末接続部22は、図3を参照して後述する仮想通信中継部26から送信を指示されたデータを、接続された他の通信装置、端末に対し送信する。通信端末接続部22によるこれらの機能は、一例として、既存技術によって実現することができる。
図3は、図2に示した仮想マシンサーバ20の詳細な構成を一例として示すブロック図である。
演算部21により仮想マシン環境プログラム23を実行すると、仮想マシンサーバ20は、演算部21、通信端末接続部22に加えて、仮想マシン24、25、仮想通信中継部26を備えることになる。
図3においては、一例として、仮想マシンサーバ20は2つの仮想マシン24、25を有する。ただし、仮想マシンの数は、これに限定されない。
仮想マシン24は、仮想通信端末接続部28を有する。また、仮想マシン24は、仮想的に汎用的な情報端末の機能を有する。さらに、仮想マシン24は、仮想通信端末接続部28を介して他の通信装置、端末に対しデータの送受信を行う。仮想マシン25も、仮想マシン24と同様の構成および機能を有する。仮想マシン24、25のこれらの機能は、一例として、既存技術によって実現することができる。
仮想通信端末接続部28は、仮想通信端末接続部31を介して仮想マシン24から送信を指示されたデータを仮想通信中継部26に伝達する。かかる機能は、既存のEthernetを含む技術により実現し得る。
仮想通信端末接続部28は、仮想通信端末接続部31から受信したデータを仮想マシン24に伝達する。かかる機能は、既存のEthernetを含む技術によって実現することができる。また、仮想通信端末接続部28は、仮想通信端末接続部31を介して仮想通信中継部26から送信処理の一時停止を指示された場合に、送信処理を一時停止し、その後再開する。かかる機能も、一例として既存技術により実現し得る。仮想通信端末接続部29は、仮想通信端末接続部28と同様の構成および機能を有する。
仮想通信中継部26は、仮想通信端末接続部31、32、34、および、仮想通信制御部33を有する。図3においては、一例として、仮想通信中継部26は3つの仮想通信端末接続部31、32、34を有する。ただし、仮想通信端末接続部の数は、これに限定されない。
仮想通信端末接続部31は、仮想通信端末接続部28を介して仮想端末通信制御部33から送信を指示されたデータを仮想マシン24に伝達する。また、仮想通信端末接続部31は、仮想通信端末接続部28から受信したデータを仮想通信制御部33に伝達する。さらに、仮想通信端末接続部31は、仮想通信制御部33が仮想通信端末接続部28の送信処理の一時停止を指示した場合、当該指示を仮想通信端末接続部28に伝達する。仮想通信端末接続部31によるこれらの機能は、一例として、既存技術により実現し得る。なお、仮想通信端末接続部32は、仮想通信端末接続部31と同様の構成および機能を有する。
仮想通信制御部33は、仮想通信端末接続部31、32、34とそれぞれで受信されたEthernetフレームの送信元MACアドレスの関連を保持するMACアドレステーブルを構築する。仮想通信制御部33は、仮想通信端末接続部31、32、34が接続されているのが仮想マシンの仮想通信端末接続部28、および、29か、通信端末接続部22かを判断する。仮想通信制御部33によるこれらの機能は、一例として、既存技術により実現することができる。
仮想通信制御部33は、MACアドレステーブルを構築する際、関連する仮想通信端末接続部31、32、34の接続先となる通信端末接続部(図3の場合、22、28、29)が、仮想マシンに備わるものかの情報を併せて記憶する。
仮想通信制御部33は、仮想通信端末接続部31、32、34の接続先となる各通信装置から送信されたEthernetフレームを受信した場合、適切な仮想通信端末接続部から当該Ethernetフレームを送信、または、破棄するという制御を行う。例えば、仮想通信端末接続部31の先にある仮想通信端末接続部28を宛先としたEthernetフレームを仮想通信端末接続部34で受信した場合、仮想通信制御部33は、仮想通信端末接続部31から当該Ethernetフレームを送信する。仮想通信制御部33によるかかる制御は、一例として、既存技術によって実現することができる。
仮想通信制御部33は、仮想通信端末接続部34からPauseフレームを受信した場合に、当該Pauseフレームのパディングフィールドを読み出す際、本実施形態の動作において後述するように構成済みのMACアドレステーブルからMACアドレスに関連する仮想通信端末接続部を特定する。また、仮想通信制御部33は、当該Pauseフレームより仮想マシンが接続先となる仮想通信端末接続部31、または、32のいずれかを特定できた場合、特定した仮想通信端末接続部を介し、その接続先に当該Pauseフレームの中断時間に従った送信処理の一時停止を指示する。一方、仮想通信制御部33は、当該Pauseフレームより仮想通信端末接続部を特定できなかった場合、すべての仮想マシンの仮想通信端末接続部31、および、32を介し、その接続先に当該Pauseフレームの中断時間に従った送信処理の一時停止を指示する。
図4は、図3に示した仮想通信制御部33の詳細な構成を一例として示すブロック図である。図4を参照すると、仮想通信制御部33は、Pauseフレーム解析部36、および、MACアドレステーブル記憶部37を有する。
Pauseフレーム解析部36は、仮想通信制御部33に入力されたフレームを監視し1〜24バイトまででIEEE802.3xで規定するPauseフレームであるか否かを判断する。また、Pauseフレーム解析部36は、フレームがPauseフレームであると判断した場合、当該Pauseフレームの上位25〜26バイトに格納される中断時間を記憶する。さらに、Pauseフレーム解析部36は、フレームがPauseフレームであると判断した場合、当該Pauseフレームの上位27バイト目以降にあるパディングフィールドから1バイトずつ読み出し、MACアドレステーブル記憶部37に記憶される、特に仮想マシンが備える仮想通信端末接続部28、および、29の複数のMACアドレスのそれぞれについて下位バイトから順に比較する。
Pauseフレーム解析部36が当該Pauseフレームの上位29バイト目、すなわち、パディングフィールドの上位3バイト目までの繰り返しの比較でMACアドレスを一意に特定できた場合に、仮想通信制御部33は、当該MACアドレスに関連付けられた仮想通信端末接続部31、または、32を介し、その接続先に既に記憶している中断時間に従った送信処理の一時停止を指示する。
Pauseフレーム解析部36は、当該Pauseフレームの上位29バイト目、すなわち、パディングフィールドの上位3バイト目までの繰り返しの比較で一致する可能性のあるMACアドレスが複数残っている場合、当該Pauseフレームの上位32バイト目、すなわち、パディングフィールドの上位6バイト目まで比較を続け、MACアドレスを一意に特定できた場合に、当該MACアドレスに関連付けられた仮想通信端末接続部に対し、既に記憶している中断時間に従った送信処理の一時停止を指示する。
Pauseフレーム解析部36は、PauseフレームとMACアドレステーブル記憶部37に記憶されるMACアドレスとの比較の途中で一致する可能性のあるMACアドレスが無くなった場合に、仮想マシンを接続先とするすべての仮想通信端末接続部31、および、32を介し、その接続先に対して、既に記憶している中断時間に従った送信処理の一時停止を指示する。
MACアドレステーブル記憶部37は、仮想通信制御部33により、図3における仮想通信端末接続部31、32、34と、それぞれで受信されたEthernetフレームの送信元MACアドレスの関連を記憶する。また、MACアドレステーブル記憶部37は、仮想通信制御部33により、図3における仮想通信端末接続部31、32、34の接続先がそれぞれ仮想マシンの仮想通信端末接続部か否かを記憶する。
図5は、本実施形態におけるPauseフレームの詳細なデータ構造を一例として示す。
Pauseフレーム40は、図3に示した仮想マシンサーバ20が仮想的に有する仮想マシン24、25の仮想通信端末接続部28、29に対し、図2に示した通信中継装置10がそれぞれの送信処理を一時中断させることで通信量を制御する際に、Pauseフレーム生成部12で生成され、仮想マシンサーバ20に向けて送信される。
Pauseフレーム40は、IEEEが802.3xで定めるデータ構造を基本構造として有する。図5を参照すると、Pauseフレーム40は、データ領域として、プリアンブルフィールド41、SFD(Start Frame Delimiter)フィールド42、宛先アドレスフィールド43、送信元アドレスフィールド44、長さ/タイプフィールド45、操作コードフィールド46、中断時間フィールド47、パディングフィールド48、および、FCS(Frame Check Sequence)フィールド49を含む。
本実施形態では、プリアンブルフィールド41、SFDフィールド42、宛先アドレスフィールド43、送信元アドレスフィールド44、長さ/タイプフィールド45、操作コードフィールド46、中断時間フィールド47、および、FCSフィールド49は、IEEE802.3xで規定する通りの内部構造のまま利用する。
パディングフィールド48は、IEEE802.3xで規定する通りPauseフレーム40の27から68バイトの間の42バイトの固定長のデータ領域を有する。パディングフィールド48については、IEEE802.3xで内部構造が規定されておらず、本実施形態で規定する構造を採るものとする。すなわち、パディングフィールド48は、内部構造としてReversed MACアドレス51、および、パディングフィールドの残り52の2つのデータ領域を有する。
Reversed MACアドレス51は、パディングフィールド48の1から6バイト、すなわちPauseフレーム40の27から32バイトの間の6バイトの固定長のデータ領域を有する。また、Reversed MACアドレス51には、図2におけるPauseフレーム生成部12により、Pauseフレーム生成部12が通信量監視部11から入力されたMACアドレスのバイトオーダーを逆順にしたデータを格納する。例えば、Pauseフレーム生成部12が入力したMACアドレスが「00:21:85:45:86:1A」の場合、Reversed MACアドレス51に格納されるデータは「1A:86:45:85:21:00」となる。
パディングフィールドの残り52は、パディングフィールド48の7から42バイト、すなわちPauseフレーム40の33から68バイトの間の36バイトの固定長のデータ領域を有する。本実施形態では、パディングフィールドの残り52については、特に規定しない。
次に、図2ないし図5に示した本実施形態の動作を図6ないし図8のフロー図を参照して説明する。
図6は、図2の通信中継装置10がネットワーク的に隣接して接続された他の通信装置、通信端末からフレームを受信した際の動作を一例として示すフロー図である。
図6を参照すると、通信中継装置10の通信制御部13は、起動直後より通信端末接続部14〜17を介して、ネットワーク的に隣接して接続された他の通信装置、通信端末からのフレーム受信を待ち合わせる(ステップA1)。
通信制御部13は、通信端末接続部14〜17によりフレームを受信した際(ステップA1のYes)、受信を行った通信端末接続部とフレームの送信元MACアドレスとの関連をMACアドレステーブルに記憶・更新する(ステップA2)。
次に、通信中継装置10は、2つの処理(ステップA3以降とステップA4以降)を並行して実施する。
通信中継装置10の通信制御部13は、既存技術により受信したフレームの宛先MACアドレスに従い、通信端末接続部14〜17から適切なユニットを選択し、選択した該通信端末接続部から受信していたフレームを送信・中継、または、破棄する(ステップA3)。通信制御部13は、受信フレームを送信・中継、または、破棄した後(ステップA3)、再び、他の通信装置、通信端末からのフレーム受信を待ち合わせる(ステップA1)。
通信中継装置10の通信量監視部11は、受信フレームの送信元MACアドレスごとに単位時間当たりの通信量を計測する(ステップA4)。
通信量監視部11は、各送信元MACアドレスに単位時間当たりの通信量が任意の量を超過しないかを判断する(ステップA5)。通信量監視部11は、監視対象となる該MACアドレス群の中に単位時間当たりの通信量が任意の量を超過したものがない場合(ステップA5のNo)、再び、他の通信装置、通信端末からのフレーム受信を待ち合わせる(図6のステップA1)。
一方、通信量監視部11は、監視対象となるMACアドレス群の中に単位時間当たりの通信量が任意の量を超過したMACアドレスがある場合(ステップA5のYes)、当該MACアドレスをPauseフレーム生成部12に入力する(図6のステップA6)。
Pauseフレーム生成部12は、通信量監視部11からMACアドレスを入力された際、該MACアドレスのバイトオーダーを逆順にしたデータを作成する(図6のステップA6)。例えば、例えば、通信量監視部11から入力されたMACアドレスが「00:21:85:45:86:1A」の場合、Pauseフレーム生成部12が生成するデータは「1A:86:45:85:21:00」となる。
次に、Pauseフレーム生成部12は、既存の技術によりIEEE802.3xに基づきPauseフレームを生成する。すなわち、Pauseフレーム生成部12は、生成済みのPauseフレームを構成するパディングフィールドの上位6バイト、すなわち、Pauseフレームの上位27〜32バイトに同じく生成済みの逆順のバイトオーダーとなっているMACアドレスデータを格納し、図5に示したPauseフレーム40のデータを生成する(ステップA6)。
次に、Pauseフレーム生成部12は、生成したPauseフレームと、該Pauseフレームのパディングフィールドに格納する逆順MACアドレスの元のバイトオーダー、すなわち正順のMACアドレスをPauseフレームの送信先として通信制御部13に入力する。通信制御部13は、Pauseフレーム生成部12からPauseフレームと送信先MACアドレスを入力された際、MACアドレステーブルを参照し、送信先MACアドレスに対応する通信端末接続部を通信端末接続部14〜17から特定し、特定した通信端末接続部から当該Pauseフレームを送信する(ステップA7)。
通信量監視部11は、通信制御部13が該Pauseフレームの送信処理を終えた後、再び、他の通信装置、通信端末からのフレーム受信を待ち合わせる(ステップA1)。
図7および図8は、図3に示した仮想マシンサーバ20がネットワーク的に隣接して接続された他の通信装置、通信端末からフレームを受信した際の動作を一例として示すフロー図である。
図7を参照すると、仮想通信中継部26の仮想通信制御部33は、起動直後より仮想通信端末接続部31、32、34を介して、ネットワーク的に隣接して接続された他の通信装置、通信端末からのフレーム受信を待ち合わせる(ステップB1)。
仮想通信制御部33は、仮想通信端末接続部31、32、34によりフレームを受信した際(ステップB1のYes)、受信を行った仮想通信端末接続部と受信したフレームの送信元MACアドレスとの関連を、自身に設けられたMACアドレステーブル記憶部37により記憶・更新する(ステップB2)。ここで、仮想通信制御部33は、仮想通信端末接続部とMACアドレスとの関連を記憶・更新する際、仮想通信端末接続部、MACアドレスに加えて、接続先情報の3つの情報を関連させて記憶・更新する。
仮想通信制御部33は、仮想通信端末接続部31、32、34が通信端末接続部22と接続されている場合に、接続先情報を外部ネットワークとして記憶する(ステップB2)。例えば、図3に示した場合に、仮想通信端末接続部34の接続先情報は外部ネットワークとなる。
一方、仮想通信制御部33は、仮想通信端末接続部31、32、34が通信端末接続部22と接続されていない場合に、接続先情報を仮想マシンとして記憶する(ステップB2)。例えば、図3に示した場合に、仮想通信端末接続部31、32の接続先情報は仮想マシンとなる。
仮想通信制御部33は、受信したフレームがPauseフレームであるか否かを、宛先MACアドレスがIEEE802.3xで定める通りのマルチキャストアドレス「01:80:C2:00:00:01」であるか否かに基づいて判断する(ステップB3)。かかる判断は、一例として、既存技術により実現することができる。
仮想通信制御部33は、受信したフレームがPauseフレームでない場合(ステップB3のNo)、受信したフレームの宛先MACアドレスに従い、仮想通信端末接続部31、32、34から適切な接続部を選択し、該通信端末接続部から受信していたフレームを送信・中継、または、破棄する(ステップB4)。かかる機能は、一例として、既存技術により実現することができる。仮想通信制御部33は、受信フレームを送信・中継、または、破棄した後(ステップB4)、再び、他の通信装置、通信端末からのフレーム受信を待ち合わせる(ステップB1)。
一方、受信したフレームがPauseフレームである場合(ステップB3のYes)、仮想通信制御部33は、図4に示したPauseフレーム解析部36により当該Pauseフレームを解析し、MACアドレステーブル記憶部37に記憶されるMACアドレス群から一意のMACアドレスを特定し得るか判定する(ステップB5)。
図8は、ステップB5の処理の詳細を一例として示すフロー図である。図9は、候補MACアドレスの一覧を一例として示す図である。ステップB5の処理の詳細について、図8および図9を参照して説明する。
Pauseフレーム解析部36は、受信したPauseフレームを入力された際、MACアドレスを参照するためのインデックスnを1に初期化する(ステップC1)。
Pauseフレーム解析部36は、MACアドレステーブル記憶部37から接続先情報が仮想マシンとなっているMACアドレスとそれに関連付けられた通信端末接続部の一覧を制御対象の候補MACアドレス一覧として取得する(ステップC2)。
Pauseフレーム解析部36は、受信したPauseフレームのパディングフィールドの上位nバイト目を1バイト分読み込む(図8のステップC3)。初回はn=1であり、例えば、受信したPauseフレームのパディングフィールドの上位6バイトが「1A:86:45:85:21:00」である場合に、読み込まれるデータは「1A」となる。
Pauseフレーム解析部36は、制御対象の候補MACアドレスのそれぞれについて、下位nバイトがパディングフィールドから読み込んだ1バイト分と一致するかを確認する(ステップC4)。
例えば、制御対象の候補MACアドレス一覧が図9の通りであったとする。Pauseフレーム解析部36は、候補MACアドレス一覧80から一つ目のMACアドレスとして91の下位nバイトを比較するとして、初回はn=1でありその下位1バイト目(上位6バイト目)のデータは「1A」となる。これと先のパディングフィールドから読み出した1バイトである「1A」を比較すると、一致したという結果が得られる。次に、候補MACアドレス一覧80から2つ目のMACアドレスとして92を同様に比較すると、92の下位1バイト目は「1B」であり、先のパディングフィールドから読み出した1バイトである「1A」とは一致しないという結果が得られる。
次に、Pauseフレーム解析部36は、上述の処理ですべての候補MACアドレスの下位nバイトがパディングフィールドから読み込んだ1バイト分と一致するかを確認した後、一致したものが存在したかどうかを判定する(ステップC4)。
Pauseフレーム解析部36が、一致したMACアドレスが1つも存在しないと判定した場合(ステップC4のNo)、仮想通信制御部33は、接続先情報が仮想マシンとなっている通信端末接続部を介して送信処理の一時停止を指示する(図7のステップB7)。送信処理の一時停止方法として、一例として、既存技術を用いることができる。
Pauseフレーム解析部36が、一致したMACアドレスが1つ以上存在すると判定した場合(ステップC4のYes)、仮想通信制御部33は、候補MACアドレス一覧から一致しなかったMACアドレス、および、関連情報を削除する(ステップC5)。例えば、図9に示した場合に、接続先情報86、通信端末接続部情報88、および、MACアドレス92は削除される。
次に、仮想通信制御部33は、MACアドレスを参照するためのインデックスnに1を加えてインクリメントする(ステップC6)。
仮想通信制御部33は、インデックスnが3より大きいかを比較することで、MACアドレスの下位3バイト分の比較が完了したかを判定する(ステップC7)。
MACアドレスの下位3バイト分の比較が完了していない場合、すなわち、n≦3の場合(ステップC7のNo)、仮想通信制御部33は、再び、受信したPauseフレームのパディングフィールドの上位nバイト目を1バイト分読み込み(ステップC3)、制御対象の候補MACアドレスのそれぞれについて、下位nバイトがパディングフィールドから読み込んだ1バイト分と一致するかを比較する処理(ステップC4)を繰り返す。
一方、MACアドレスの下位3バイト分の比較が完了している場合、すなわち、n>3の場合(ステップC7のYes)、仮想通信制御部33はMACアドレス候補一覧にMACアドレスが1つだけ存在しているかを確認する(ステップC8)。
MACアドレス候補一覧にMACアドレスが複数存在している場合(ステップC8のNo)、仮想通信制御部33は、再び、受信したPauseフレームのパディングフィールドの上位nバイト目を1バイト分読み込み(ステップC3)、制御対象の候補MACアドレスのそれぞれについて、下位nバイトがパディングフィールドから読み込んだ1バイト分と一致するかを比較する処理(ステップC4)を4バイト目以降も繰り返す。
一方、MACアドレス候補一覧にMACアドレスが1つしかない場合(ステップC8のYes)、仮想通信制御部33は、MACアドレス候補一覧に残っているMACアドレスに関連付けられた通信端末接続部を介して送信処理の一時停止を指示する(図7のステップB6)。送信処理の一時停止方法として、一例として、既存技術を用いることができる。
例えば、図9に示した例においては、Pauseフレームのパディングフィールドの上位6バイトが「1A:86:45:85:21:00」の場合、インデックスがn=4となった時点の図8のステップC7の処理において、MACアドレス下位3バイト分がパディングフィールドと一致し続けているものは、MACアドレス91「00:21:85:45:86:1A」の1つのみとなる。したがって、この場合には、ステップB6で送信処理の一時停止を指示される通信端末接続部は通信端末接続部情報87に基づいて、仮想通信端末接続部31であることが特定され、仮想通信端末接続部31を介してその先の通信端末に送信処理の一時停止処理が行われる。
仮想通信制御部33は、図7のステップB6において特定の通信端末接続部に送信処理の一時停止を指示した後、再び、他の通信装置、通信端末からのフレーム受信を待ち合わせる(ステップB1)。
第1の効果として、仮想マシンサーバにネットワーク的に隣接する通信中継装置10が仮想マシンサーバ20の通信量の計測、送信一時停止の指示を行うため、仮想マシンサーバ20には当該処理の負荷が生じない。
第2の効果として、通信中継装置10が仮想マシンサーバ20から受信するフレームについて、MACアドレス単位に通信量の計測、送信一時停止の指示を行うため、仮想マシンサーバ20上に仮想的に設けられる仮想マシン単位に送信制御を行うことができる。
第3の効果として、IEEE802.3xのPauseフレームを利用しパディングフィールドに送信制御対象の情報を格納しているため、IEEE802.3xのPauseフレーム互換の動作を実現することができる。
第4の効果として、通信中継装置10が送信制御対象を指定する際、PauseフレームのパディングフィールドにMACアドレスを格納、かつ、Pauseフレームの伝搬範囲を通信中継装置10と隣接する仮想マシンサーバ20に限定することで、MACアドレスを最小3バイトの比較で制御対象を特定できる可能性が高くなる。したがって、仮想マシンサーバ20で制御対象を特定するための計算量を削減することができる。
第5の効果として、Pauseフレームのパディングフィールドに格納するデータがMACアドレスのみであり、最大でも6バイトの読み込みで制御対象を特定することができる。
なお、上記の特許文献等の先行技術文献の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ、ないし、選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。特に、本書に記載した数値範囲については、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし小範囲が、別段の記載のない場合でも具体的に記載されているものと解釈されるべきである。
なお、本発明において、さらに下記の形態が可能である。
[形態1]
IEEE802.3x方式に基づくPauseフレームを構成するパディングフィールドの先頭アドレスを含む連続するアドレスに対して、ネットワークに向けた通信の帯域制御が行われる仮想マシンのMAC(Media Access Control)アドレスを格納したPauseフレームを生成するPauseフレーム生成手段と、
生成したPauseフレームを前記仮想マシンが稼動する仮想マシンサーバに送出する通信制御手段と、を備える、通信中継装置。
[形態2]
前記仮想マシンサーバ上で稼働する仮想マシンごとに前記ネットワークに向けた通信量を監視し、監視した通信量が所定の通信量を超過した仮想マシンのMACアドレスを前記Pauseフレーム生成手段に通知する通信量監視手段をさらに備え、
前記Pauseフレーム生成手段は、前記通信量監視手段から通知されたMACアドレスを格納したPauseフレームを生成する、形態1に記載の通信中継装置。
[形態3]
前記Pauseフレーム生成手段は、帯域制御対象の仮想マシンのMACアドレスのバイトオーダーを逆順にして前記パディングフィールドに格納する、形態1または2に記載の通信中継装置。
[形態4]
前記仮想マシンサーバと前記ネットワークの間に設けられるとともに、他の通信中継装置を介することなく前記仮想マシンサーバに接続される、形態1ないし3のいずれか一に記載の通信中継装置。
[形態5]
仮想マシンが稼働する仮想マシンサーバであって、
IEEE802.3x方式に基づくPauseフレームを構成するパディングフィールドの先頭アドレスを含む連続するアドレスに対して、ネットワークに向けた通信の帯域制御が行われる仮想マシンのMAC(Media Access Control)アドレスを格納したPauseフレームを、通信中継装置から受信するとともに、受信したPauseフレームを解析するPauseフレーム解析手段を備える、仮想マシンサーバ。
[形態6]
仮想マシンと該仮想マシンに割り振られたMACアドレスとを関係付けて保持するMACアドレステーブルを記憶するMACアドレステーブル記憶手段をさらに備え、
前記Pauseフレーム解析手段は、前記Pauseフレームに格納されたMACアドレスと前記MACアドレステーブルに基づいて、帯域制御が行われる仮想マシンを特定する、形態5に記載の仮想マシンサーバ。
[形態7]
前記Pauseフレームのパディングフィールドは、帯域制御が行われる仮想マシンのMACアドレスのバイトオーダーを逆順にしたものを保持する、形態5または6に記載の仮想マシンサーバ。
[形態8]
前記Pauseフレーム解析手段は、前記Pauseフレームに格納されたMACアドレスと前記MACアドレステーブルが保持するMACアドレスとを、下位バイトから順に比較する、形態7に記載の仮想マシンサーバ。
[形態9]
前記ネットワークと前記仮想マシンサーバとの間に設けられた前記通信中継装置に対して、他の通信中継装置を介することなく接続される、形態5ないし8のいずれか一に記載の仮想マシンサーバ。
[形態10]
IEEE802.3x方式に基づくPauseフレームを構成するパディングフィールドの先頭アドレスを含む連続するアドレスに対して、ネットワークに向けた通信の帯域制御が行われる仮想マシンのMAC(Media Access Control)アドレスを格納したPauseフレームを生成するPauseフレーム生成手段と、
生成したPauseフレームを送出する通信制御手段と、を有する通信中継装置と、
前記通信中継装置から受信した前記Pauseフレームを解析するPauseフレーム解析手段を有し、
前記仮想マシンが稼働する仮想マシンサーバと、を備える、帯域制御システム。
[形態11]
前記通信中継装置は、前記仮想マシンサーバ上で稼働する仮想マシンごとに前記ネットワークに向けた通信量を監視し、監視した通信量が所定の通信量を超過した仮想マシンのMACアドレスを前記Pauseフレーム生成手段に通知する通信量監視手段をさらに備え、
前記Pauseフレーム生成手段は、前記通信量監視手段から通知されたMACアドレスを格納したPauseフレームを生成する、形態10に記載の帯域制御システム。
[形態12]
前記Pauseフレーム生成手段は、帯域制御対象の仮想マシンのMACアドレスのバイトオーダーを逆順にして前記パディングフィールドに格納する、形態10または11に記載の帯域制御システム。
[形態13]
前記仮想マシンサーバは、仮想マシンと該仮想マシンに割り振られたMACアドレスとを関係付けて保持するMACアドレステーブルを記憶するMACアドレステーブル記憶手段をさらに備え、
前記Pauseフレーム解析手段は、前記Pauseフレームに格納されたMACアドレスと前記MACアドレステーブルに基づいて、帯域制御が行われる仮想マシンを特定する、形態10ないし12のいずれか一に記載の帯域制御システム。
[形態14]
前記Pauseフレームのパディングフィールドは、帯域制御が行われる仮想マシンのMACアドレスのバイトオーダーを逆順にしたものを保持する、形態13に記載の帯域制御システム。
[形態15]
前記Pauseフレーム解析手段は、前記Pauseフレームに格納されたMACアドレスと前記MACアドレステーブルが保持するMACアドレスとを、下位バイトから順に比較する、形態14に記載の帯域制御システム。
[形態16]
前記通信中継装置は、前記仮想マシンサーバと前記ネットワークの間に設けられるとともに、他の通信中継装置を介することなく前記仮想マシンサーバに接続される、形態10ないし15のいずれか一に記載の帯域制御システム。
[形態17]
通信中継装置が、IEEE802.3x方式に基づくPauseフレームを構成するパディングフィールドの先頭アドレスを含む連続するアドレスに対して、ネットワークに向けた通信の帯域制御が行われる仮想マシンのMAC(Media Access Control)アドレスを格納したPauseフレームを生成する工程と、
生成したPauseフレームを前記仮想マシンが稼動する仮想マシンサーバに送出する工程と、を含む、帯域制御方法。
[形態18]
前記通信中継装置が、前記仮想マシンサーバ上で稼働する仮想マシンごとに前記ネットワークに向けた通信量を監視する工程をさらに含み、
前記生成工程において、監視した通信量が所定の通信量を超過した仮想マシンのMACアドレスを格納したPauseフレームを生成する、形態17に記載の帯域制御方法。
[形態19]
前記生成工程において、帯域制御対象の仮想マシンのMACアドレスのバイトオーダーを逆順にして前記パディングフィールドに格納する、形態17または18に記載の帯域制御方法。
[形態20]
仮想マシンが稼働する仮想マシンサーバが、IEEE802.3x方式に基づくPauseフレームを構成するパディングフィールドの先頭アドレスを含む連続するアドレスに対して、ネットワークに向けた通信の帯域制御が行われる仮想マシンのMAC(Media Access Control)アドレスを格納したPauseフレームを、通信中継装置から受信する工程と、
受信したPauseフレームを解析する工程と、を含む、帯域制御方法。
[形態21]
前記仮想マシンサーバが、仮想マシンと該仮想マシンに割り振られたMACアドレスとを関係付けて保持するMACアドレステーブルを保持する工程をさらに含み、
前記解析工程において、前記Pauseフレームに格納されたMACアドレスと前記MACアドレステーブルに基づいて、帯域制御が行われる仮想マシンを特定する、形態20に記載の帯域制御方法。
[形態22]
前記Pauseフレームのパディングフィールドは、帯域制御が行われる仮想マシンのMACアドレスのバイトオーダーを逆順にしたものを保持する、形態20または21に記載の帯域制御方法。
[形態23]
前記解析工程において、前記Pauseフレームに格納されたMACアドレスと前記MACアドレステーブルが保持するMACアドレスとを、下位バイトから順に比較する、形態22に記載の帯域制御方法。
[形態24]
仮想マシンが稼働する仮想マシンサーバに設けられたコンピュータに対して、
IEEE802.3x方式に基づくPauseフレームを構成するパディングフィールドの先頭アドレスを含む連続するアドレスに対して、ネットワークに向けた通信の帯域制御が行われる仮想マシンのMAC(Media Access Control)アドレスを格納したPauseフレームを、通信中継装置から受信する処理と、
受信したPauseフレームを解析する処理と、を実行させる、プログラム。
[形態25]
仮想マシンと該仮想マシンに割り振られたMACアドレスとを関係付けて保持するMACアドレステーブルを保持する処理を、前記コンピュータにさらに実行させ、
前記解析処理において、前記Pauseフレームに格納されたMACアドレスと前記MACアドレステーブルに基づいて、帯域制御が行われる仮想マシンを特定する、形態24に記載のプログラム。
[形態26]
前記Pauseフレームのパディングフィールドは、帯域制御が行われる仮想マシンのMACアドレスのバイトオーダーを逆順にしたものを保持する、形態24または25に記載のプログラム。
[形態27]
前記解析処理において、前記Pauseフレームに格納されたMACアドレスと前記MACアドレステーブルが保持するMACアドレスとを、下位バイトから順に比較する、形態26に記載のプログラム。
10 通信中継装置
11 通信量監視部
12 Pauseフレーム生成部
13 通信制御部
14〜17 通信端末接続部
20 仮想マシンサーバ
21 演算部
22 通信端末接続部
23 仮想マシン環境プログラム
24、25 仮想マシン
26 仮想通信中継部
28、29、31、32、34 仮想通信端末接続部
33 仮想通信制御部
36 Pauseフレーム解析部
37 MAC(Media Access Control)アドレステーブル記憶部
40 Pauseフレーム
41 プリアンブルフィールド
42 SFD(Start Frame Delimiter)フィールド
43 宛先アドレスフィールド
44 送信元アドレスフィールド
45 長さ/タイプフィールド
46 操作コードフィールド
47 中断時間フィールド
48 パディングフィールド
49 FCS(Frame Check Sequence)フィールド
51 Reversed MACアドレス
52 パディングフィールドの残り
80 候補MACアドレス一覧
85、86 接続先情報
87、88 通信端末接続部情報
91、92 MACアドレス

Claims (10)

  1. IEEE802.3x方式に基づくPauseフレームを構成するパディングフィールドの先頭アドレスを含む連続するアドレスに対して、ネットワークに向けた通信の帯域制御が行われる仮想マシンのMAC(Media Access Control)アドレスを格納したPauseフレームを生成するPauseフレーム生成手段と、
    生成したPauseフレームを前記仮想マシンが稼動する仮想マシンサーバに送出する通信制御手段と、を備える、通信中継装置。
  2. 前記仮想マシンサーバ上で稼働する仮想マシンごとに前記ネットワークに向けた通信量を監視し、監視した通信量が所定の通信量を超過した仮想マシンのMACアドレスを前記Pauseフレーム生成手段に通知する通信量監視手段をさらに備え、
    前記Pauseフレーム生成手段は、前記通信量監視手段から通知されたMACアドレスを格納したPauseフレームを生成する、請求項1に記載の通信中継装置。
  3. 前記Pauseフレーム生成手段は、帯域制御対象の仮想マシンのMACアドレスのバイトオーダーを逆順にして前記パディングフィールドに格納する、請求項1または2に記載の通信中継装置。
  4. 仮想マシンが稼働する仮想マシンサーバであって、
    IEEE802.3x方式に基づくPauseフレームを構成するパディングフィールドの先頭アドレスを含む連続するアドレスに対して、ネットワークに向けた通信の帯域制御が行われる仮想マシンのMAC(Media Access Control)アドレスを格納したPauseフレームを、通信中継装置から受信するとともに、受信したPauseフレームを解析するPauseフレーム解析手段を備える、仮想マシンサーバ。
  5. 仮想マシンと該仮想マシンに割り振られたMACアドレスとを関係付けて保持するMACアドレステーブルを記憶するMACアドレステーブル記憶手段をさらに備え、
    前記Pauseフレーム解析手段は、前記Pauseフレームに格納されたMACアドレスと前記MACアドレステーブルに基づいて、帯域制御が行われる仮想マシンを特定する、請求項4に記載の仮想マシンサーバ。
  6. 前記Pauseフレームのパディングフィールドは、帯域制御が行われる仮想マシンのMACアドレスのバイトオーダーを逆順にしたものを保持する、請求項4または5に記載の仮想マシンサーバ。
  7. 前記Pauseフレーム解析手段は、前記Pauseフレームに格納されたMACアドレスと前記MACアドレステーブルが保持するMACアドレスとを、下位バイトから順に比較する、請求項6に記載の仮想マシンサーバ。
  8. IEEE802.3x方式に基づくPauseフレームを構成するパディングフィールドの先頭アドレスを含む連続するアドレスに対して、ネットワークに向けた通信の帯域制御が行われる仮想マシンのMAC(Media Access Control)アドレスを格納したPauseフレームを生成するPauseフレーム生成手段と、
    生成したPauseフレームを送出する通信制御手段と、を有する通信中継装置と、
    前記通信中継装置から受信した前記Pauseフレームを解析するPauseフレーム解析手段を有し、
    前記仮想マシンが稼働する仮想マシンサーバと、を備える、帯域制御システム。
  9. 通信中継装置が、IEEE802.3x方式に基づくPauseフレームを構成するパディングフィールドの先頭アドレスを含む連続するアドレスに対して、ネットワークに向けた通信の帯域制御が行われる仮想マシンのMAC(Media Access Control)アドレスを格納したPauseフレームを生成する工程と、
    生成したPauseフレームを前記仮想マシンが稼動する仮想マシンサーバに送出する工程と、を含む、帯域制御方法。
  10. 仮想マシンが稼働する仮想マシンサーバに設けられたコンピュータに対して、
    IEEE802.3x方式に基づくPauseフレームを構成するパディングフィールドの先頭アドレスを含む連続するアドレスに対して、ネットワークに向けた通信の帯域制御が行われる仮想マシンのMAC(Media Access Control)アドレスを格納したPauseフレームを、通信中継装置から受信する処理と、
    受信したPauseフレームを解析する処理と、を実行させる、プログラム。
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