JP2014081956A - ホームネットワーク管理システム、サーバ、プログラム、および、ホームネットワーク管理方法 - Google Patents

ホームネットワーク管理システム、サーバ、プログラム、および、ホームネットワーク管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】人手を介さずに、ユーザの志向に合うように電気機器を適切に制御することができる。
【解決手段】サーバ30は、コントローラ10から受信した情報から求めたユーザの志向性の評価値を記憶しておき、最適な設定がなされている見本ユーザを特定する。そして、
サーバ30は、特定した見本ユーザの住宅の電気機器の制御情報を取得して、ユーザの住宅のコントローラ10に送信し、コントローラ10は、サーバ30から受信した設定情報に基づいて、電気機器40を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ホームネットワーク管理システム、サーバ、プログラム、および、ホームネットワーク管理方法に関する。
ユーザが自分の志向に応じて、手動で電気機器の設定を切り替えて使用することが一般的に行われている。例えば、省エネ志向の高いユーザは、設定温度を高めに設定して空調機を冷房運転させる場合が多い。しかしながら、ユーザが手動で自分の志向に合うように適切に電気機器の設定を切り替えるためには、比較的細かな設定が必要な場合が多く、またユーザの勘に頼らざるを得ない面もあるため、困難且つ面倒であった。
そこで、他のユーザの電気機器の利用状況等を表示(見える化)して、ユーザがどのような設定を行えばよいのかを支援することが考えられる。例えば、特許文献1には、分析対象となる需要者のエネルギー使用状況を提示する際に、生活様式や行動様式が類似する他の需要者又は特性が類似するエネルギー消費製品を使用する他の需要者のエネルギー使用状況を比較対象として表示する手法について記載されている。ユーザは、特許文献1に記載された手法によって提示された他のユーザのエネルギー使用状況を確認することで、自身の電気機器の設定をある程度は適切に行うことが可能となる。
また、特許文献2、3にも、生活環境等が類似するユーザの電力使用状況や稼働状況を自身のものと比較して提示可能にしたシステムについて記載されている。
特開2003−316922号公報 特開2011−101535号公報 特開2010−218077号公報
特許文献1〜3に開示された技術では、分析対象となるユーザと、生活様式が類似する他のユーザとの間でエネルギー使用状況を比較して表示(見える化)するだけであるため、依然として、ユーザは手動で自分の志向に合うように機器を制御する必要があった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、人手を介さずに、ユーザの志向に合うように電気機器を適切に制御することができるホームネットワーク管理システム、サーバ、プログラム、および、ホームネットワーク管理方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のホームネットワーク管理システムは、
住宅毎に配置され住宅内で使用される電気機器を制御するコントローラと、該コントローラと通信ネットワークを介して接続されるサーバと、を備えたホームネットワーク管理システムであって、
各前記コントローラは、制御対象となる電気機器に関する情報を取得して前記サーバに送信する取得情報送信手段を備え、
前記サーバは、
各前記コントローラから受信した前記情報から住宅毎のユーザの志向性の評価値を取得する志向性取得手段と、
前記志向性取得手段が取得した各ユーザの前記評価値に基づいて、特定のユーザに対して最適な設定がなされている見本ユーザを特定する見本ユーザ特定手段と、
前記見本ユーザの住宅の電気機器の制御情報を取得し、取得した制御情報を前記特定のユーザの住宅内での環境に合わせた内容に補正する制御情報補正手段と、
前記制御情報補正手段が補正した制御情報を、前記特定のユーザに対応する特定のコントローラに送信する制御情報送信手段と、を備え、
前記特定のコントローラは、前記サーバから受信した制御情報に基づいて、電気機器を制御する電気機器制御手段を備える、
ことを特徴とする。
本発明によれば、人手を介さずに、ユーザの志向に合うように電気機器を適切に制御することができる。また、本発明によれば、ユーザの住宅の環境に合うように電気機器を適切に制御することができる。
本発明の実施形態に係るホームネットワーク管理システムの構成図である。 コントローラの構成を示すブロック図である。 サーバの構成を示すブロック図である。 記憶部に格納されている情報の例を示した図である。 ユーザ情報の例を示した図である。 パターン判別用テンプレートデータの例を示した図である。 パーソナル情報更新処理の動作を説明するためのフローチャートである。 活動パターン判別処理の動作を説明するためのフローチャートである。 センサが計測した消費電力とパターン判別用消費電力とを示した図である。 消費電力でカウントしたヒストグラムを示す図である。 平均日別データの値をグラフで示した図である。 電気機器制御処理の動作を説明するためのフローチャートである。 見本ユーザ特定処理の動作を説明するためのフローチャートである。 見本ユーザ特定処理によって見本ユーザが特定される例を説明するための図である。 制御情報の例を示す図である。
以下、本発明の各実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付す。
本発明の実施形態に係るホームネットワーク管理システム100について説明する。ホームネットワーク管理システム100は、ネットワークを介して、各ユーザの自宅で使用されている電気機器を監視及び制御するためのシステムである。ホームネットワーク管理システム100は、図1に示すように、ユーザの自宅毎に設置されたコントローラ10とセンサ20、及び、サーバ30を備える。
なお、本実施形態では、各自宅には、照明器具40、空調機器40、AV機器40、および、電気温水器40などの機器が備えられている。なお、これらの機器を区別しない場合は、電気機器40と総称して以下説明する。なお、電気機器40はこれらの機器に限らず、自宅で利用される任意の種類の機器を含むものとする。また、これらの電気機器40は、基本的にネットワーク対応型のものであり、全ての電気機器40は、ホームネットワークN1に有線または無線で接続される。また、各ユーザの自宅間では、類似した種類の電気機器40が使用されているのが望ましい。また、各ユーザの自宅は、類似した構造(間取り等)を有しているのが望ましい。
コントローラ10は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、液晶パネル、操作ボタン、および、通信インタフェース等を備えたコンピュータである。コントローラ10は、各電気機器40やセンサ20とホームネットワークN1を介して接続され、ユーザは、コントローラ10を操作して、各電気機器40を制御することができる。また、コントローラ10は、各電気機器40の制御に係る設定値(例えば、空調機器40の設定温度や風量など)や稼動状態などの情報を、ホームネットワークN1を介して取得し、取得した情報を、インターネットなどの広域ネットワークN2を通じて、宅外のサーバ30へ逐次送信する。またコントローラ10は、他ユーザの電気機器40の制御情報を、広域ネットワークN2を介してサーバ30から受信する。
コントローラ10は、機能的には、図2に示すように、機器センサ通信部11と、サーバ通信部12と、操作部13と、表示部14と、制御部15と、集計結果記憶部16と、記憶部17と、を備える。
機器センサ通信部11は、通信インタフェースを備え、制御部15の指示に基づいて、ホームネットワークN1を介して、センサ20や電気機器40と通信を行う。
サーバ通信部12は、通信インタフェースを備え、制御部15の指示に基づいて、広域ネットワークN2を介して、サーバ30と通信を行う。
操作部13は、操作ボタン等を備え、ユーザが入力した情報を制御部15に送信する。例えば、ユーザは、操作部13を操作して、各電気機器40の設定を変更する。また、ユーザは、操作部13を操作して、希望する電気機器40の制御モードを選択する。制御モードは、電気機器40をどのように制御させたいかを示し、「省エネ優先モード」、「快適優先モード」、「経済性優先モード」、「マニュアルモード」等を有する。なお、選択されている制御モードが「マニュアルモード」以外である場合、電気機器40は、サーバ30から受信した制御情報に基づいて動作する。また、選択されている制御モードが「マニュアルモード」である場合、電気機器は、ユーザからの操作入力に従って動作する。
表示部14は、液晶パネル等であり、制御部15からの指示に基づいて、各種の画面や情報を表示する。例えば、表示部14には、各電気機器40の稼働状態を示す情報が表示される。
制御部15は、CPU等を備え、コントローラ10の各部の動作を制御する。例えば、制御部15は、機器センサ通信部11が取得したセンサ20の計測値や電気機器40の制御情報や設定情報を、取得した日時と対応付けて集計結果記憶部16に蓄積記憶する。また、制御部15は、広域ネットワークN2を介して、操作部13を介してユーザから指定された制御モードをサーバ30に送信する。また、制御部15は、サーバ30からの要求に応答して、集計結果記憶部16に格納されている情報を、サーバ30に送信する。また、制御部15は、サーバ通信部12が受信した電気機器40の制御情報に基づいて、制御対象となる電気機器40を制御する。
集計結果記憶部16には、センサ20の計測値や、電気機器40から取得した稼働情報や設定情報等が、計測時間や取得時間と対応付けられて、蓄積記憶される。
また、記憶部17には、制御部15が実行するための各種のプログラムや、家電機器40を制御するための制御情報等が記憶される。
図1に戻り、各自宅に配置されているセンサ20は、例えば、温度センサ、湿度センサ、照度センサ、電力計(例えば、スマートメータ)などの各種のセンサである。センサ20は、所定の時間毎に、自宅内の温度、湿度、照度、消費電力等を計測し、計測結果をコントローラ10に送信する。なお、センサ20は、自宅全体の消費電力は計測できるものの、各電気機器40の消費電力を個別に計測することはできない。
サーバ30は、広域ネットワークN2を介して、各自宅のコントローラ10と接続される。サーバ30は、図3に示すように、通信部31と、記憶部32と、制御部33と、を備える。
通信部31は、通信インタフェースを備え、制御部33の指示に基づいて、広域ネットワークN2を介して、各ユーザの自宅のコントローラ10と通信を行う。
記憶部32は、ハードディスクドライブやRAM、ROM等であり、各種の情報を記憶したり、制御部33が動作するためのワーク領域となる。また、記憶部32は、図4に示すように、その記憶領域として、プログラム記憶領域32Aとデータ記憶領域32Bとを有する。
プログラム記憶領域32Aは、制御部33によって実行される各種のプログラムが記憶される領域である。例えば、プログラム記憶領域32Aには、サーバ30の汎用的な処理を実行するためのOS(Operation System)321、活動パターン抽出プログラム322、見本ユーザ選出プログラム323、および、制御適用プログラム324等が格納されている。なお、活動パターン抽出プログラム322、見本ユーザ選出プログラム323、および、制御適用プログラム324については後述する。
データ記憶領域32Bは、制御部33による計算処理等で一時的に作成される一時データが格納される一時データ格納領域325、ユーザ情報326、および、パターン判別用テンプレートデータ327等が記憶される領域である。
ユーザ情報326は、ユーザ毎に作成される情報であり、ユーザに関する各種の属性情報から構成される。例えば、ユーザ情報326は、図5に示すように、ユーザのパーソナル情報と住宅情報と機器情報とから構成される情報である。なお、ユーザ情報326は、システム導入時にオペレータ等により初期値が入力される。
パーソナル情報は、ユーザの個人情報等であり、ユーザID、活動パターン、省エネ志向性、快適志向性、経済志向性、制御モード、見本ユーザID等を含む。
活動パターンは、ユーザが日頃どのような時間帯に自宅内外で活動しているのかを示し、例えば、「日中外出」、「夜型生活」、「在宅中心」等を有する。
省エネ志向性は、ユーザがどれだけ省エネに対する意識が強いかを定量的に示した評価値である。
快適志向性は、ユーザがどれだけ自宅内の環境を快適に維持したいのかを定量的に示した評価値である。
経済志向性は、ユーザがどれだけコストを抑えて電気機器40を利用したいのかを定量的に示した評価値である。
制御モードは、ユーザがコントローラ10を操作して指定した制御モードを示す。
見本ユーザIDは、ユーザが選択した制御モードで電気機器40を運転させたい場合に、運転制御の見本となるユーザのユーザIDを示す。
住宅情報は、間取り、断熱性能、世帯構成人数等といったユーザの自宅に関する情報である。
機器情報は、自宅に設置されている空調機器40の台数、種類、性能等といった、各電気機器40に関する各種の情報である。
図4に戻り、パターン判別用テンプレートデータ327は、ユーザの活動パターンを判別するためのテンプレートとなる、自宅内での典型的な活動パターンを示す情報である。具体的には、本実施形態では、図6(A)〜(C)に示すようなパターン判別用テンプレートデータ327、即ち、「日中外出パターン」、「夜型生活パターン」、および、「在宅中心パターン」の3つが格納されている。なお、実際のパターン判別用テンプレートデータ327は、1時間毎に自宅内での活動を「1」、不活動を「0」として表した配列で定義されている。なお、不活動とは、ユーザが就寝していたり外出していたりする等して、電気機器40をほぼ使用していない状態にあることを示す。
図3に戻り、制御部33は、サーバ30の各部を制御する。また、制御部33は、記憶部32のプログラム記憶領域32Aに記憶されている各プログラムを実行することにより、各種の処理を実行する。
例えば、制御部33は、活動パターン抽出プログラム322を実行することにより、指定されたユーザの活動パターンを判別する活動パターン判別処理を実行する。
また、制御部33は、見本ユーザ選出プログラム323を実行することにより、指定されたユーザの見本ユーザを特定する見本ユーザ特定処理を実行する。
また、制御部33は、制御適用プログラム324を実行することにより、指定されたユーザの自宅の電気機器40を、ユーザの志向に合致するように制御する電気機器制御処理を実行する。
なお、活動パターン判別処理、見本ユーザ特定処理、および、電気機器制御処理の詳細については後述する。
続いて、ホームネットワーク管理システム100の動作について説明する。
(パーソナル情報更新処理)
始めに、サーバ30において、ユーザ情報326内のパーソナル情報を最新の情報に更新するパーソナル情報更新処理について説明する。サーバ30は、例えば1週間が経過する毎、又はユーザからの処理開始の要求を受信した際に、図7のフローチャートに示すパーソナル情報更新処理を実行する。
まず、サーバ30の制御部33は、今回のパーソナル情報更新処理でパーソナル情報を更新していないユーザを選択する(ステップS101)。そして、制御部33は、通信部31を制御して、広域ネットワークN2を介して、選択したユーザの自宅のコントローラ10に情報取得要求を送信する(ステップS102)。選択したユーザの自宅のコントローラ10の制御部15は、サーバ30から情報取得要求を受信すると、集計結果記憶部16に記憶されているデータのうちから、直近N日分(例えば7日分)のセンサ20が計測した消費電力や温度や湿度の値、および、電気機器の設定情報等を計測時刻とともに記録した情報(履歴情報)を、広域ネットワークN2を介して、サーバ30に送信する。
コントローラ10から直近N日分の情報を受信すると(ステップS103)、サーバ30の制御部33は、活動パターン抽出プログラム322を実行することにより、選択したユーザの活動パターンを判別する活動パターン判別処理を行う(ステップS104)。
ここで、図8を用いて活動パターン判別処理について詳細に説明する。
活動パターン判別処理が開始されると、まず、制御部33は、受信した直近N日分の消費電力の推移を示すデータから1日分のデータを選択する(ステップS201)。
ここで、選択した1日分の消費電力は、自宅内の全ての電気機器40の消費電力の合計を示す。従って、この消費電力には、冷蔵庫やモデムや空気清浄機等のように、ユーザの活動とは無関係に24時間稼働する機器(常時機器)や、ドライヤーやアイロンや掃除機やIHクッキングヒータ等のようにユーザが使用するときだけ短時間稼働する機器(一時機器)のように、ユーザの活動を示すとはいえない機器の消費電力も含まれている。従って、制御部33は、選択した1日分の消費電力から、常時機器と一時機器の消費電力を除いたパターン判別用消費電力を算出する(ステップS202)。
例えば、コントローラ10から受信した電気機器40の設定情報の記録から、各電気機器40の稼働の履歴がわかる。また、ユーザ情報326の機器情報には、どの機器が常時機器や一時機器であるのかを示す情報や、機器の稼働状態と消費電力との関係を示す情報も記憶されている。従って、制御部33は、これらの情報を参照することで、センサ20が計測した消費電力から、常時機器や一時機器の消費電力を除外することができる。
図9に、センサ20が計測した消費電力とパターン判別用消費電力とを示す。パターン判別用消費電力は、センサ20が計測した消費電力(自宅全体の消費電力)と比べて、常時機器や一時機器の消費電力が除外されているため、急激に消費電力が変動する箇所が少なく、ユーザの活動パターンを判別するのに適した推移を示していることがわかる。
図8に戻り、続いて、制御部33は、算出した1日分のパターン判別用消費電力の推移から、ユーザの活動パターン判別用の閾値を求める(ステップS203)。
例えば、制御部は、算出した1日分のパターン判別用消費電力の推移(分布)から、図10に示すような消費電力の値の幅毎(例えば20W毎)にカウントしたヒストグラムを作成する。そして、制御部33は、このヒストグラム中で、カウント数が最大となる消費電力の値を閾値として求めればよい。従って、この例では、閾値は「120W(ワット)」と求められる。なお、カウント数が2番目に大きい電力の値を閾値とする等してもよい。また、閾値の算出方法はヒストグラムを用いる方法に限らず、任意の手法が採用可能である。また、閾値を事前に設定されている固定値としてもよい。
図8に戻り、続いて、制御部33は、ステップS203で求めた閾値を用いて、消費電力の1日分の推移を示すデータについて、所定区間(例えば1時間)毎に、消費電力が閾値以上か否かを判別し、判別した結果を示す日別データを一時データ記憶領域325に格納する(ステップS204)。なお、本実施形態では、閾値以上と判別した区間はユーザが活動していたものとして「1」と表し、閾値未満と判別した区間はユーザが活動していなかったものとして「0」と表す。そして、制御部33は、これらの値を時刻順に並べた配列を日別データとして一時データ記憶領域325に格納するする。従って、1区間を1時間とすると、この配列の要素数は24となる。
続いて、制御部33は、コントローラ10から受信した直近N日分の消費電力の推移を示すデータの全てで、上述した区間毎に閾値と比較する一連の処理(ステップS202〜ステップS204)を行ったか否かを判別する(ステップS205)。
処理を行っていないデータがある場合(ステップS205;No)、制御部33は、そのデータに対して、同様に、区間毎に閾値と比較してその結果を記憶する一連の処理(ステップS201〜ステップS205)を繰り返す。
全てデータで処理が完了した場合(ステップS205;Yes)、一時データ記憶領域325には、N個の日別データが格納されており、制御部33は、このN個の日別データの平均を示す平均日別データを算出する(ステップS206)。なお、上述したように、日別データは0か1を要素に持つ配列で表されるため、平均日別データは、0〜1の範囲の値を要素として持つ配列となる。
続いて、制御部33は、算出した平均日別データを活動閾値及び不活動閾値と比較することで、ユーザの活動時間帯と不活動時間帯とを判別し、その判別結果を示すデータを一時データ記憶領域325に格納する(ステップS207)。なお、判別結果を示すデータは、活動時間帯と判別した区間を「1」、不活動時間帯と判別した区間を「−1」、不明な時間帯を「0」として表した配列で定義される。
例えば、図11のグラフに示すように平均日別データが表され、活動閾値「0.8」、不活動閾値「0.2」と設定されている場合を考える。なお、日別データの区間は1時間に設定されているものとする。この場合、活動閾値「0.8」以上である区間「4時〜5時」と「19時〜24時」が習慣化されている活動時間帯と判断される。また、不活動閾値「0.2」以下である区間「5時〜17時」が習慣化されている不活動時間帯と判断される。なお、それ以外の区間は、ユーザが自宅内で活動しているか否かが習慣化されていない不明な時間帯である。
図8に戻り、続いて、制御部33は、データ記憶領域32Bに記憶されている各パターン判別用テンプレートデータ327と、ステップS207の判別結果とを比較して、ユーザの活動パターンを判別する(ステップS208)。
具体的には、制御部33は、各パターン判別用テンプレートデータ327について、ステップS207の判別結果との類似度を、式(1)を用いて算出する。なお、式(1)において、Aは、ステップS207で判別したユーザの活動パターンを示す配列である。また、Bnは、各パターン判別用テンプレートデータ327を表す配列を示す。上述したように、本実施形態では、パターン判別用テンプレートデータ327の数は3であるため、それぞれ対応するB、B、Bの配列があるものとする。そして、制御部33は、最も類似度の高いテンプレートデータが示す活動パターンをユーザの活動パターンと判別すればよい。
続いて、制御部33は、特定した活動パターンが反映されるように、ユーザ情報326の活動パターンを更新する(ステップS209)。なお、前回処理時と活動パターンが変更されていない場合は更新する必要は無い。以上で活動パターン判別処理は終了する。
図7に戻り、活動パターン判別処理が終了すると、制御部は、ステップS101で選択したユーザの志向性(省エネ志向性、快適志向性、および、経済性志向性)の評価値を算出する(ステップS105)。
例えば、省エネ意識が高いユーザは、照明器具40や空調機器40をこまめに消す傾向が強い。従って、制御部33は、省エネ志向性の評価値を、コントローラ10から受信した情報から求めた1日のコントローラ10の平均操作回数としてもよい。
また、例えば、制御部33は、センサ20が計測した室内温度と湿度とをコントローラ10から取得し、取得した室内温度と湿度から、公知のテーブルを参照する等して不快指数の平均を求め、その逆数を快適志向性の評価値としてもよい。
また、例えば、制御部33は、コントローラ10から受信した情報から1日の平均消費電力量を求め、その平均消費電力量と所定の係数とを乗算した値を経済性志向性の評価値として算出してもよい。
なお、これら各志向性の評価値の算出方法は任意であり、上述した以外の他の方法によってこれらの評価値を求めてもよい。
続いて、制御部33は、算出した志向性(省エネ志向性、快適志向性、および、経済性志向性)の評価値に、ステップS101で選択したユーザ情報326内の各志向性の評価値を更新する(ステップS106)。
続いて、制御部33は、ユーザ情報326を保持している全てのユーザで、上述した一連の処理(ステップS102〜ステップS106)を行ったか否かを判別する(ステップS107)。一連の処理を行っていない場合(ステップS107;No)、制御部33は、未処理のユーザを選択して、活動パターンや見本ユーザ等のパーソナル情報を更新する処理を繰り返す(ステップS101〜ステップS106)。一連の処理を行っている場合(ステップS107;Yes)、全ユーザのパーソナル情報は更新されたこととなり、パーソナル情報更新処理は終了する。
(電気機器制御処理)
続いて、サーバ30からユーザの自宅の電気機器40を制御する電気機器制御処理について説明する。
自宅のユーザは、コントローラ10の操作部13を操作して、制御モードを「マニュアル」以外の他のモードに変更する操作を行う。この操作に応答して、制御部15は、広域ネットワークN2を介して、制御モード変更要求をサーバ30に送信する。制御モード変更要求を受信すると、サーバ30の制御部は、制御適用プログラム324を実行することにより、図12に示す電気機器制御処理を行う。
まず、サーバ30の制御部33は、受信した制御モード変更要求の送信元であるユーザ(モード変更ユーザ)のユーザ情報326内の動作モードを、この制御モード変更要求で要求されている動作モードに更新する(ステップS301)。
続いて、制御部33は、見本ユーザ選出プログラム323を実行することにより、モード変更ユーザの自宅の電気機器40を制御するための見本となる見本ユーザを特定する見本ユーザ特定処理を開始する(ステップS302)。
ここで、図13を用いて見本ユーザ特定処理について詳細に説明する。
見本ユーザ特定処理が開始されると、まず、制御部33は、モード変更ユーザのユーザ情報326内の活動パターンと同じ活動パターンを有する他のユーザを、他のユーザのユーザ情報326を参照して特定する(ステップS401)。
続いて、制御部33は、ステップS301で更新した、モード変更ユーザのユーザ情報326内の制御モードの種類を判別する(ステップS402)。
制御モードが「省エネ優先モード」である場合(ステップS402;省エネ優先モード)、制御部33は、ステップS401で特定した同じ活動パターンを有するユーザの各ユーザ情報326を参照して、最も省エネ志向性が高いユーザを特定する(ステップS403)。
制御優先モードが「快適優先モード」である場合(ステップS402;快適優先モード)、制御部33は、ステップS401で特定した同じ活動パターンを有するユーザの各ユーザ情報326を参照して、最も快適志向性が高いユーザを特定する(ステップS404)。
制御優先モードが「経済性優先モード」である場合(ステップS402;経済性優先モード)、制御部33は、ステップS401で特定した同じ活動パターンを有するユーザの各ユーザ情報326を参照して、最も経済性が高いユーザを特定する(ステップS405)。
続いて、制御部33は、ステップS403〜ステップS405で特定したユーザのユーザIDを、モード変更ユーザのユーザ情報326内の見本ユーザIDに設定する(ステップS406)。
ここで、具体例を挙げて、見本ユーザ特定処理について説明する。例えば、ステップS401において、図14に示すように、ユーザID「0001」〜「0005」の5人のユーザが、モード変更ユーザと同じ活動パターンを有するユーザとして特定された場合を考える。また、この図において、ユーザIDの右側の項目は、この5人のユーザ内での省エネ性、快適性、および、経済性の評価値の順位を表すものとする。
ここで、モード変更ユーザが変更を要求した制御モードが「省エネ優先モード」である場合は(ステップS402;省エネ優先モード)、省エネ性の評価値が最も高いユーザID「0002」のユーザが見本ユーザとなる。
また、モード変更ユーザが変更を要求した制御モードが「快適優先モード」である場合(ステップS402;快適優先モード)、快適性の評価値が最も高いユーザID「0003」のユーザが見本ユーザとなる。
また、モード変更ユーザが変更を要求した制御モードが「経済性優先モード」である場合(ステップS402;経済性優先モード)、経済性の評価値が最も高いユーザID「0005」のユーザが見本ユーザとなる。
以上で見本ユーザ特定処理は終了する。
図12に戻り、見本ユーザ特定処理が終了すると、制御部33は、モード変更ユーザのユーザ情報326内の見本ユーザIDが示す見本ユーザの自宅のコントローラ10に、広域ネットワークN2を介して、制御情報を要求する(ステップS303)。見本ユーザの自宅のコントローラ10の制御部15は、この要求を受けて、集計結果記憶部16に記憶している各電気機器40の制御情報をサーバ30に送信する。ここで、制御情報は、例えば、図15に示すような、各電気機器40を1日の中でどのようにスケジューリングさせるか等を示す情報である。見本ユーザの自宅の電気機器40は、この制御情報に基づいて動作(スケジューリング運転)している。なお、図中における、「A1」、「B1」、「C1」等の記号は、電気機器40をどのように運転させるのかを規定するIDであり、例えば「A1」は、空調機器40を設定温度25度で冷房運転させることを示す。
図13に戻り、続いて、サーバ30の制御部33は、見本ユーザの自宅のコントローラ10から制御情報を受信すると、受信した見本ユーザの制御情報に基づいて、自宅の電気機器40を制御するための制御情報をモード変更ユーザの自宅に合わせた内容に補正する(ステップS304)。
例えば、制御部33は、ユーザ情報326を参照して、モード変更ユーザの自宅の空調機器40の性能や自宅の断熱性能が見本ユーザよりも劣ると判別した場合、見本ユーザの空調機器40の制御情報をそのままモード変更ユーザの自宅の空調機器40に適用しても、冷暖房能力が足りずに適温を維持できない。そのため、モード変更ユーザと見本ユーザとの空調設備の能力を考慮した補正値(例えば両ユーザの自宅の空調機器40の冷暖房能力の比率)を、取得した見本ユーザの制御情報で定義されている冷暖房出力値にかけることで、空調機器40の性能や住宅の断熱性等が異なる場合でも、ユーザの快適性を落とさずに見本ユーザの制御内容を適用することができる。なおステップS304の処理は必ずしも行う必要は無い。
続いて、制御部33は、補正した制御情報を、広域ネットワークN2を介して、モード変更ユーザの自宅のコントローラ10に送信する(ステップS305)。コントローラ10の制御部15は、受信した制御情報を記憶部17に保存するとともに、受信した制御情報に基づいて各電気機器40を制御する。以上で電気機器制御処理は終了する。
このように、本実施形態に係るホームネットワーク監視システム100によれば、ユーザの希望する志向性の高い見本となるユーザの住宅の電気機器40の制御情報を取得して、その制御情報を利用してユーザの住宅にある電気機器40を制御する。この際、ユーザは一切の操作を行う必要が無く、自動的に電気機器40は制御される。従って、人手を介さずに、ユーザの志向に合うように電気機器を適切に制御することができる。
なお、本発明は、上記各実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない部分での種々の修正は勿論可能である。
例えば、サーバ20は、コントローラ10から電気機器40の操作履歴を取得し、操作履歴を元に活動パターンを作成してもよい。操作履歴から活動パターンを作成することで、ユーザの活動内容をより確実に取得することができるため、より正確な活動パターンが作成できる。
また、サーバ20は、ユーザがコントローラ6の操作部13から見本ユーザの制御を適用しない時間帯、又は適用する時間帯を入力し、制御時間帯のみ見本ユーザの制御内容を適用してもよい。来客などの省エネ性よりも快適性を重視したいイベントがある場合、ユーザはコントローラ10から制御適用時間帯を設定することで、省エネ状態を回避することができる。また、省エネ制御を行う時間帯を設定することで、ユーザにとって優先度の低い時間帯だけを省エネ制御するため、快適性を損なわずに省エネ制御することができる。
また、サーバ20は、1日をユーザの優先度に合わせて複数の領域に分割し、優先度ごとに制御内容を段階的に適用してもよい。例えば、各時間帯の消費電力量から、消費電力が少ない時間帯をユーザの活動量が少ない時間帯とみなし、活動量の少ない時間帯から見本ユーザの制御内容を段階的に適用する。また、現在適用している制御内容に対して、ユーザからの要望をコントローラ10(又はサーバ20)を介して受付け、省エネ制御の解除要望がなければ、より活動量の多い時間帯に対して見本ユーザの制御内容を適用するようにしてもよい。このように段階的に制御内容を適用することで、ユーザが省エネ制御に対して徐々に慣れるため、ユーザに違和感を抱かせることなく、結果的に省エネ制御を長期間適用することができる。
また、サーバ20は、見本ユーザの1日のピーク電力を、住宅の電力上限値としてデマンド制御を行ってもよい。デマンド制御を行い、電力上限値を超えないように住宅内の電気機器40を制御することで、電力需要の逼迫により節電を行う際に、他ユーザの電力使用状況に併せて節電することが容易になる。また、ユーザの1日の平均ピーク電力が見本ユーザのピーク電力を超える場合、ユーザのピーク時の空調機器40などの稼働時間を前倒しにすることで、空調機器40などが稼動時に発生する大電力のピークをずらすことができ、ピーク電力を抑えることが可能となる。
また、サーバ20は、ユーザの活動時の消費電力の少なさを省エネ指標としてもよい。活動時の消費電力を省エネ指標とすることで、外出が多いため消費電力が少ないが、電力を無駄に使う浪費型のユーザを除いて、見本ユーザを選出することができる。
また、サーバ20は、例えば、太陽光発電などによる自家発電電力量と、電力会社から購入する電力量とを比較し、自家発電の使用率が高いユーザを見本ユーザとしてもよい。この場合、自家発電の使用率が高いユーザの制御を適用することで、送電やパワーコンディショナなどによる電力損失を少なくして、効率的に電力を使うことができる。
また、制御する電気機器40は空調機器40だけとしてもよい。空調機器40は、一般家庭における消費電力のうち高い割合を占めるため、節電した際の省エネ効果は高い。また、空調機器40はユーザが稼動および停止は直接操作するが、使用している期間は特に操作しないため、ユーザ以外によって制御しても生活への影響は小さいと考えられる。
また、コントローラ10の表示部14に、ユーザの要望に最適な見本ユーザの住宅の電力使用情報やユーザと比較した結果のアドバイスを表示してもよい。このような情報をユーザに提示することで、ユーザは自身の電力使用状況を理解して、アドバイスに従って、自ら最適な制御を実施することができる。
例えば、上記の各実施の形態では、消費電力や機器の稼動状態を取得しているが、流量センサなどを用いて水道やガスなどの他エネルギー消費量を計測し、他エネルギーを使うガス給湯機などの電気機器40を、コントローラ10を介して制御する、または見本ユーザの使用状況を表示してもよい。他エネルギーの消費状況を制御または表示することで、総合的なエネルギーのマネジメントを実施することができる。
また、例えば、本発明に係るサーバ30やコントローラ10の動作を規定する動作プログラムを既存のパーソナルコンピュータや情報端末機器等に適用することで、当該パーソナルコンピュータ等を本発明に係るサーバ30やコントローラ10として機能させることも可能である。
また、このようなプログラムの配布方法は任意であり、例えば、CD−ROM(Compact Disk Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magneto Optical Disk)、メモリカードなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布してもよいし、インターネットなどの通信ネットワークを介して配布してもよい。
100 ホームネットワーク管理システム
10 コントローラ
20 センサ
30 サーバ
40 電気機器
N1 ホームネットワーク
N2 広域ネットワーク

Claims (4)

  1. 住宅毎に配置され住宅内で使用される電気機器を制御するコントローラと、該コントローラと通信ネットワークを介して接続されるサーバと、を備えたホームネットワーク管理システムであって、
    各前記コントローラは、制御対象となる電気機器に関する情報を取得して前記サーバに送信する取得情報送信手段を備え、
    前記サーバは、
    各前記コントローラから受信した前記情報から住宅毎のユーザの志向性の評価値を取得する志向性取得手段と、
    前記志向性取得手段が取得した各ユーザの前記評価値に基づいて、特定のユーザに対して最適な設定がなされている見本ユーザを特定する見本ユーザ特定手段と、
    前記見本ユーザの住宅の電気機器の制御情報を取得し、取得した制御情報を前記特定のユーザの住宅内での環境に合わせた内容に補正する制御情報補正手段と、
    前記制御情報補正手段が補正した制御情報を、前記特定のユーザに対応する特定のコントローラに送信する制御情報送信手段と、を備え、
    前記特定のコントローラは、前記サーバから受信した制御情報に基づいて、電気機器を制御する電気機器制御手段を備える、
    ことを特徴とするホームネットワーク管理システム。
  2. 住宅毎に配置され住宅内で使用される電気機器を制御するコントローラと通信ネットワークを介して接続されるサーバであって、
    各前記コントローラから受信した電気機器に関する情報から、住宅毎のユーザの志向性の評価値を取得する志向性取得手段と、
    前記志向性取得手段が取得した各ユーザの前記評価値に基づいて、特定のユーザに対して最適な設定がなされている見本ユーザを特定する見本ユーザ特定手段と、
    前記見本ユーザの住宅の電気機器の制御情報を取得し、取得した制御情報を前記特定のユーザの住宅内での環境に合わせた内容に補正する制御情報補正手段と、
    前記制御情報補正手段が補正した制御情報を、前記特定のユーザに対応する特定のコントローラに送信する制御情報送信手段と、
    を備えることを特徴とするサーバ。
  3. 住宅毎に配置され住宅内で使用される電気機器を制御するコントローラと通信ネットワークを介して接続されるコンピュータを、
    各前記コントローラから受信した電気機器に関する情報から、住宅毎のユーザの志向性の評価値を取得する志向性取得手段、
    前記志向性取得手段が取得した各ユーザの前記評価値に基づいて、特定のユーザに対して最適な設定がなされている見本ユーザを特定する見本ユーザ特定手段、
    前記見本ユーザの住宅の電気機器の制御情報を取得し、取得した制御情報を前記特定のユーザの住宅内での環境に合わせた内容に補正する制御情報補正手段、
    前記制御情報補正手段が補正した制御情報を、前記特定のユーザに対応する特定のコントローラに送信する制御情報送信手段、
    として機能させるプログラム。
  4. 住宅毎に配置され住宅内で使用される電気機器を制御するコントローラと通信ネットワークを介して接続されるコンピュータによるホームネットワーク管理方法であって、
    前記コンピュータが、各前記コントローラから受信した電気機器に関する情報から、住宅毎のユーザの志向性の評価値を取得する志向性取得ステップと、
    前記コンピュータが、前記志向性取得ステップで取得した各ユーザの前記評価値に基づいて、特定のユーザに対して最適な設定がなされている見本ユーザを特定する見本ユーザ特定ステップと、
    前記コンピュータが、前記見本ユーザの住宅の電気機器の制御情報を取得し、取得した制御情報を前記特定のユーザの住宅内での環境に合わせた内容に補正する制御情報補正ステップと、
    前記コンピュータが、前記制御情報補正ステップで補正した制御情報を、前記特定のユーザに対応する特定のコントローラに送信する制御情報送信ステップと、
    を備えることを特徴とするホームネットワーク管理方法。
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