JP2014081826A - 対象物識別装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像装置からの距離が異なる識別対象を入力画像から識別する画像処理において、処理負荷を低減可能な対象物識別装置を提供する。
【解決手段】対象物識別部は、撮像画像をそれぞれが異なる倍率で拡大又は縮小した複数の基本画像からなる基本画像群を生成する(S120)。次に、各基本画像について予め定めた矩形領域である基本単位セル毎の特徴量を算出する(S130、S140)。続いて、予め定められた同じ倍率1/r(rは2以上の整数)で基本画像を順次m回(mは正の整数)縮小したm次縮小画像に対応する特徴量を算出する。ここで、基本画像をrm×rm個の基本単位セルからなる矩形領域毎に区切り、区切った領域(m次基準領域)を構成する基本単位セルの特徴量の平均値を算出し、算出した特徴量を、m次基準領域に対応するm次縮小画像上の領域(m次縮小単位セル)の特徴量とする(S150)。
【選択図】図2

Description

本発明は、撮像装置により撮像された画像から対象物の画像を識別する対象物識別装置に関する。
従来、撮像装置により撮像された画像から、人や物等の対象物を識別する対象物識別装置が知られている。
この様な対象物識別装置では、識別対象が存在するか否かを判定するにあたり、次の様な処理が行われている。即ち、識別装置は、まず入力画像をセルと呼ばれる複数の単位領域に分割し、そのセルのそれぞれについて特徴量(例えば、HOG特徴量等)を算出する。また、所定個のセル(例えば、横4セル×縦8セル)で構成される単位領域をテンプレート領域として、該テンプレート領域において予め定められた基準となる識別対象の特徴量をテンプレートとして用意する。入力画像において、このテンプレート領域と同じサイズの小領域を切り出し、また切り出す位置を順にずらしながら、各位置にてテンプレートとの類似度を算出する。そして、各位置にて算出された類似度に基づいて、画面上のその位置に識別対象が存在するか否かを判定する(例えば特許文献1参照)。
特開2009−181220号明細書
ところで、入力画像において、識別対象は、常に一定の大きさで映り込んでいるわけではなく、撮像装置からの距離に応じて種々の大きさで映り込んでいる。
この様に大きさが異なる識別対象を入力画像から識別する手法として、識別対象について単位領域の大きさが段階的に異なるテンプレートを複数用意し、これらのテンプレート毎にテンプレートマッチングの処理を行うものがある。
一方、別の手法として、入力画像を段階的に拡大及び縮小して作成された複数の二次画像を用意し、識別対象について用意された予め定められた大きさの単位領域のテンプレートを用いて、複数の二次画像においてテンプレートマッチングの処理を行うものがある。
前者では、用意した複数のテンプレートに適応するように入力画像の特徴量を算出する必要があり、後者では用意した複数の二次画像毎に特徴量を算出する必要がある。いずれの手法においても、そもそも特徴量を算出するための処理負荷自体が大きく、この処理負荷の大きい特徴量の算出処理を何度も繰り返す必要があった。
本発明は、こうした問題にかんがみなされたものであり、撮像装置からの距離が異なる識別対象を入力画像から識別する画像処理において、処理負荷を低減可能な対象物識別装置を提供することを目的とする。
本発明の対象物識別装置は、請求項1に記載のように、画像群生成手段と、基本特徴量算出手段と、縮小特徴量算出手段と、識別対象検出手段とを備える。
画像群生成手段は、識別対象が撮像された撮像画像及び該撮像画像をそれぞれが異なる倍率で拡大又は縮小した複数の画像からなる基本画像群を生成する。
本発明の対象物識別装置は、請求項1に記載のように、画像群生成手段と、基本特徴量算出手段と、縮小特徴量算出手段と、識別対象検出手段とを備える。
画像群生成手段は、識別対象が撮像された撮像画像及び該撮像画像をそれぞれが異なる倍率で拡大又は縮小した複数の画像からなる基本画像群を生成する。
基本特徴量算出手段は、基本画像群を構成する画像のそれぞれを基本画像とし、縦及び横が予め定められた数の画素からなる矩形領域を基本単位セルとして、基本画像について基本単位セル毎の特徴量を算出する。
ここで、基本画像のそれぞれについて予め定められた同じ縮小倍率1/r(rは2以上の整数)で縦及び横をm回(mは正の整数)縮小した画像をm次縮小画像と呼ぶものとし、該m次縮小画像を構成する基本単位セルをそれぞれm次縮小単位セルと呼ぶものとする。また、基本画像をrm×rm個の基本単位セルからなる矩形領域毎に分割したときの該矩形領域のそれぞれをm次基準領域とする。
縮小特徴量算出手段は、このm次基準領域における基本単位セルそれぞれの特徴量の平均値を、m次基準領域に対応する前記m次縮小単位セルの特徴量として算出する。
識別対象検出手段は、基本画像における基本単位セル毎の特徴量を示す基本特徴量画像、及びm次縮小画像におけるm次縮小単位セル毎の特徴量を示すm次縮小特徴量画像に基づいて、撮像画像における前記識別対象を検出する。
このような対象物識別装置によれば、基本画像についてのみ基本単位セル毎の特徴量を算出すれば、それぞれの基本画像を構成する基本単位セル毎の特徴量を用いて、基本画像を縮小した画像の特徴量を簡易に算出することができる。
従って、処理負荷の大きい特徴量の算出処理を何度も繰り返すことが無く、撮像装置からの距離が異なる識別対象を入力画像から識別する画像処理の処理負荷を低減することができる。
実施形態の運転支援システムの構成を示すブロック図である。 識別対象判定処理を示すフローチャートである。 基本画像群の構成を示す説明図である。 (a)は基本単位セル内の画素毎に勾配強度及び勾配方向を算出するときの各画素の位置関係を示す説明図であり、(b)は基本単位セル毎に分割した入力画像を示す説明図であり、(c)は勾配方向を示す説明図であり、(d)は勾配方向毎の勾配強度をヒストグラムとして示した説明図である。 基本画像のHOG特徴量と、1次縮小画像に対応するHOG特徴量及び2次縮小画像に対応するHOG特徴量との関係を示す説明図である。 特徴量画像群の構成を示す説明図である。 検出処理を示すフローチャートである。 ルートフィルタ及びパーツフィルタの構成を示す説明図である。 (a)はHOG特徴量画像全域についてテンプレートマッチング処理を行う様子を示す説明図であり、(b)は歩行者存在領域についてテンプレートマッチング処理を行う様子を示す説明図である。 他の実施形態(イ)について基本画像群の構成を示す説明図である。 基本画像のHOG特徴量と、1次拡大画像に対応するHOG特徴量及び2次拡大画像に対応するHOG特徴量との関係を示す説明図である。 他の実施形態(ロ)について基本画像群の構成を示す説明図である。
[実施形態]
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
[全体構成]
本発明が適応された運転支援システム1は、図1に示す様に、自車両の前方を撮像する画像センサ2と、画像センサ2が取得した画像(以下、入力画像という)に従い、自車両の前方に存在する識別対象を検出する処理を行う画像処理部3と、画像処理部3での処理結果に従い、各種車載器を制御して所定の運転支援を実行する運転支援実行部4と、を備える。
このうち、画像センサ2は、ルームミラー近傍の車室内に配置されたCCDカメラからなる。また、運転支援実行部4の制御対象となる車載機器には、各種画像を表示するモニタ41や、警報音や案内音声を出力するスピーカ42が少なくとも含まれている。
画像処理部3は、識別対象を入力画像から識別する対象物識別部10と、対象物識別部10から出力された処理結果を、車内LANによって接続されている各種車載器に供給する通信部20と、を備える。以下では、歩行者を識別対象とした実施形態について説明する。
[対象物識別部]
対象物識別部10は、CPU、ROM、RAM等を備えた周知のマイクロコンピュータからなる。対象物識別部10は、歩行者を入力画像から識別する識別対象判定処理をマイクロコンピュータ上で実行する。
[識別対象判定処理]
識別対象判定処理の内容を、図2に示すフローチャートに沿って説明する。本実施形態では、画像センサ2に電源が投入されると、画像センサ2が予め定められた間隔で撮像画像を取得する。本処理は、画像センサ2が撮像画像を取得する毎に起動される。
本処理が起動すると、まず画像センサ2が取得した撮像画像の画像データを、入力画像として取得する(S110)。
次に、図3に示す様に、入力画像51aを予め定められた各々異なる倍率で縮小した画像(51b、51c、・・・)を生成する(S120)。以下では、説明に応じて入力画像51aを基本画像a(51a)といい、入力画像51aを順次縮小した画像を、それぞれ基本画像b(51b)、基本画像c(51c)・・・という。なお、基本画像のそれぞれを区別しない場合、これらの基本画像を単に基本画像51という。また、基本画像a(入力画像51a)、基本画像b(51b)、基本画像c(51c)、・・・からなる画像群を、基本画像群50という。
続いて、基本画像51の画像データに対して、式(1)〜(4)に従い、画像を構成する画素ごとに、輝度の勾配強度G(x、y)及び勾配方向θ(x、y)を算出する。即ち、エッジ画像(輝度勾配画像)を生成する(S130)。なお、下記式において、画像の横座標をx、縦座標をyとし、座標(x、y)に位置する画素の輝度をL(x、y)で表すものとする。又、fx(x、y)は勾配方向θ(x、y)のx方向成分、fy(x、y)は勾配方向θ(x、y)のy方向成分を表すものとする。
次に、基本画像51について生成されたエッジ画像のそれぞれに対して、HOG特徴量を算出する(S140)。なお、HOG特徴量は以下のように算出される。即ち、まず、基本画像51をM×Nの複数の画素からなる矩形領域(M、Nは自然数)単位に分割する。本実施形態では、4×4画素からなる矩形領域を基本単位セルとして(図4(a)参照)、基本画像51を複数の基本単位セルに分割する(図4(b)参照)。
そして、各基本単位セルについて、基本単位セル内の各画素から得られる勾配強度G(x、y)を、予め定めた勾配方向(0°〜180°をk(ここではk=8)方向に分割したそれぞれの方向。図4(c)参照。)ごとにヒストグラム化し(図4(d)参照)、これをk次元のベクトルで表したものをHOG特徴量として算出する。以下、例えば、基本画像51について算出された各HOG特徴量を、基本画像51のHOG特徴量画像、というものとする。
次に、予め定められた同じ縮小倍率1/r(rは2以上の整数)で、各基本画像51の縦及び横をm(mは正の整数)回縮小した画像をm次縮小画像と呼ぶものとし、S130で算出された各基本画像51のHOG特徴量画像を用いて、このm次縮小画像に対応するHOG特徴量画像を算出する(S150)。以下、m次縮小画像を構成する基本単位セルそれぞれを、m次縮小単位セルと呼ぶものとする。
具体的には、図5に示す様に、基本画像51(51a)をrm×rm個(図ではr=2)の基本単位セルからなる矩形領域毎に分割したときの矩形領域のそれぞれをm次基準領域として、m次基準領域を構成する全ての基本単位セルについてのHOG特徴量の平均値を、このm次基準領域に対応するm次縮小単位セルのHOG特徴量として算出する。ここでHOG特徴量の平均値とは、勾配方向ごとに勾配強度G(x、y)を足し合わせて、足し合わせた勾配強度の値を、m次基準領域を構成する基本単位セルの数で割った値をいう。
即ち、基本画像51を構成する基本単位セルの21×21個(=4個)分の領域からなる1次基準領域71について、基本単位セル71a〜71dのHOG特徴量72a〜72dの平均値を算出し、算出したHOG特徴量の平均値を、1次基準領域71に対応する1次縮小画像(51a1)上の領域である1次縮小単位セル81のHOG特徴量82とする。
また、基本画像51を構成する基本単位セルの22×22個(=16個)分の領域からなる2次基準領域73について、2次基準領域73内の基本単位セルのHOG特徴量(16セル分)の平均値を算出し、これを2次基準領域72に対応する2次縮小画像(51a2)上の2次縮小単位セル91のHOG特徴量とする。
ここで実際には、m次縮小単位セルのHOG特徴量を、該m次縮小単位セルに対応するr×r個のm−1次縮小単位セルのHOG特徴量の平均値を求めることによって算出している。即ち、m−1次縮小画像から、順次、m次縮小画像のHOG特徴量を求めている。(但し、m=1のときは、基本画像51がm−1次縮小画像に相当するものとする)。以下、m次縮小画像に対応する各HOG特徴量をm次縮小HOG特徴量画像(m次縮小特徴量画像)という。
これにより、図6に示す様に、基本画像a、b、c・・・(51a、51b、51c・・・)のそれぞれについて、1次縮小HOG特徴量画像(51a1、51b1、・・)、2次縮小HOG特徴量画像(51a2、51b2、・・)・・・m次縮小HOG特徴量画像(51am、51bm、・・・)からなるHOG特徴量画像が生成される。以下、基本画像51a、b、c・・・のHOG特徴量画像を含めたこれらのHOG特徴量画像を、特徴量画像群60という。
続いて、特徴量画像群60を用いて、入力画像51a中に映っている識別対象を検出する検出処理を実行する(S160)。
次に、S160の検出結果を出力し(S170)、本処理を終了する。
[検出処理]
続いて、検出処理の内容を、図7に示すフローチャートに沿って説明する。本処理が起動すると、まず、特徴量画像群60のうち一つのHOG特徴量画像を選択する(S210)。以下では、選択したHOG特徴量画像を処理対象画像という。
次に、識別対象を表す予め用意された画像フィルタのうち一つの画像フィルタを選択する(S220)。以下では、選択した画像フィルタを対象画像フィルタという。なお、画像フィルタとは、識別対象についての典型的なHOG特徴量を表すHOG特徴量画像であり、事前に撮像した大量の画像に基づいて作成されたものである。
具体的には、画像フィルタは、2種類あり、識別対象の全体を表すルートフィルタと、識別対象を構成する部位を表すパーツフィルタとからなる。
識別対象が歩行者である場合、ルートフィルタの抽出対象は、図8に示すルートフィルタ100の様に、歩行者の全体像(以下ではシルエットという)とする。ルートフィルタ100は、図8では正面を向いた歩行者のシルエットを表しているが、この他、左向き、右向き、歩く、走る、止まる等の歩行者のシルエットを表すものであってもよい。
なお、ルートフィルタ100のサイズは、撮像画像上での歩行者のシルエットの標準的な大きさに相当する矩形領域に設定される。以下では、この矩形領域をルートフィルタ領域(全体像フィルタ領域)という。
パーツフィルタの抽出対象は、図8に示すパーツフィルタ101〜106の様に、歩行者の一部を表すものとする。つまり、頭部を抽出対象とする頭部フィルタ101、両肩部を抽出対象とする右肩部フィルタ102及び左肩部フィルタ103、腰部を抽出対象とする腰部フィルタ104、両足部を抽出対象とする右足フィルタ105、及び左足フィルタ106を、パーツフィルタとする。以下では、各パーツフィルタを区別しない場合、単にパーツフィルタ101〜106というものとする。
なお、パーツフィルタ101〜106のサイズは、それぞれ、撮像画像上での抽出対象となるパーツの標準的な大きさに相当する矩形領域に設定される。以下では、この矩形領域をパーツフィルタ領域という。なお、パーツフィルタ領域のサイズは、ルートフィルタ領域より小さく設定される。
ここで、図8に示す様に、パーツフィルタ101〜106では、HOG特徴量を算出するときの基本となる矩形領域(以下、パーツセルという)110のサイズが、基本単位セルと同じサイズに設定されている。一方、ルートフィルタ100では、HOG特徴量を算出するときの基本となる矩形領域(以下、ルートセル(全体像セル)という)120のサイズは、縦121がパーツセルのu個分(uは正整数)、横122がパーツセルのv個分(vは正整数)となる様に設定されている。
つまり、ルートセル(全体像セル)120のサイズは、パーツセル110のu×v個分(図8では、2(=u)×2(=v)=4個分)に相当するサイズに設定されている。
続いて、対象画像フィルタがルートフィルタ100であるか否かを判定する(S230)。
ここで、対象画像フィルタがルートフィルタ100でない場合、即ちパーツフィルタ101〜106のうちのいずれかである場合(S230:NO)、パーツ識別処理を行う(S240)。パーツ識別処理では、対象画像フィルタ(パーツフィルタ)のパーツフィルタ領域を単位領域とし、この単位領域と同じサイズの領域を処理対象画像から切り出し、切り出す位置を少しずつずらしながら、切り出した領域のHOG特徴量と対象画像フィルタ(パーツフィルタ)との一致の度合いを検出する、周知のテンプレートマッチングの処理を実行する。これにより、処理対象画像から、抽出対象である歩行者のパーツを識別する。
一方、対象画像フィルタがルートフィルタ100である場合(S230:YES)、まず、基本単位セル毎にHOG特徴量が算出されている処理対象画像を、ルートセル毎にHOG特徴量を算出し直したルートセル特徴量画像に変換する(S250)。
具体的には、処理対象画像をルートセル120と同じ大きさの矩形に分割する。ルートセル120のサイズは、パーツセル110の整数倍(u×v倍)のサイズに設定されているため、各分割領域には、u×v個(図8では4個)のパーツセル即ち基本単位セルが含まれる(ここでは、パーツセルのサイズは基本単位セルのサイズに等しい)。そこで、分割領域を構成する各パーツセルのHOG特徴量を、勾配方向ごとに足し合わせることによってルートセルのHOG特徴量を算出し、処理対象画像をルートセル特徴量画像に変換する。
続いて、このルートセル特徴量画像を用いて、ルート識別処理を行う(S260)。即ち、ルートセル特徴量画像から、ルートフィルタ100のルートフィルタ領域を単位領域として、この単位領域と同じサイズの領域を切り出し、切り出す位置を少しずつずらしながら、上記パーツ識別処理と同様のテンプレートマッチングの処理を実行する。これにより、処理対象画像から、抽出対象である歩行者のシルエットを識別する。
そして、全ての画像フィルタについて、S220〜270の一連の処理を繰り返す。なお、各画像フィルタを用いた上記の識別処理を行う場合、図9(a)に示す様にHOG特徴量画像の全域131において処理を行ってもよいし、予め歩行者が存在する歩行者存在領域が認識できているときには、図9(b)に示す様に、この歩行者存在領域132についてのみ処理を行ってもよい。また、パーツ識別処理及びルート識別処理には、線形SVM、AdaBoost等の周知の識別方法が用いられる。
全ての画像フィルタについて識別処理が終了すると(S270:YES)、これら一連の処理を、全てのHOG特徴量画像について終了したか否かを判定する(S280)。ここで、全てのHOG特徴量画像について処理が終了していない場合(S280:NO)、S210〜S280の一連の処理を繰り返す。
そして、全てのHOG特徴量画像について一連の処理が終了している場合(S280:YES)、ルート識別処理及びパーツ識別処理の識別結果を用いて、入力画像から歩行者を検出する検出処理を行い、検出結果を出力して本処理を終了する(S290)。
[効果]
以上説明したように、対象物識別部10は、複数種類の画像フィルタを用いて撮像画中の歩行者を識別するため、歩行者の検出精度を向上させることができる。
さらに、対象物識別部10は、基本画像51を構成する基本単位セル毎にHOG特徴量を算出し、予め定められた領域に含まれる基本単位セルのHOG特徴量の平均値を求めることによって、基本画像51を縮小した縮小画像に対応するHOG特徴量を簡易に算出することができる。即ち、処理負荷の大きいHOG特徴量の算出処理を何度も繰り返す事無く、平均値を求めるという簡易な処理を繰り返すことによって、入力画像を順次縮小した複数の縮小画像に対応するHOG特徴量が容易に算出される。
結果として、対象物識別部10は、画像センサ2からの距離が異なる歩行者(識別対象)を入力画像51aから識別する識別処理において、精度よく、かつ処理負荷を大きく増加させること無く処理を実行することができる。
また、対象物識別部10は、特徴量画像群60の各HOG特徴量画像において、ルートフィルタ100及びパーツフィルタ101〜106という複数種類の画像フィルタを用いた識別処理を行うことにより、対象画像から歩行者を検出する。パーツフィルタ101〜106の検出対象はルートフィルタ100の検出対象に比べて小さいため、パーツセルのサイズはルートセルより小さく設定されている。かつ、パーツセルのサイズは基本単位セルのサイズに等しく、ルートセルは複数のパーツセルからなる。
これによると、ルートセルのHOG特徴量が複数のパーツセルすなわち複数の基本単位セルのHOG特徴量を足し合わせたものとして簡易に算出されるため、画像フィルタを構成するセルのサイズの違いに合わせて、HOG特徴量画像を容易に生成する事ができる。
[請求項との対応]
本実施形態の対象物識別部10が特許請求の範囲における「対象物識別装置」に相当する。また、S120が特許請求の範囲における「画像群生成手段」に相当し、S130及びS140が特許請求の範囲における「基本特徴量算出手段」に相当し、S150が特許請求の範囲における「縮小特徴量算出手段」に相当し、S160(S210〜290)が特許請求の範囲における「識別対象検出手段」に相当する。また、S240が特許請求の範囲における「パーツ識別手段」に相当し、S260が特許請求の範囲における「全体識別手段」に相当する。
また、基本画像51のHOG特徴量画像が特許請求の範囲における「基本特徴量画像」に相当する。
[他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲にて様々な態様で実施することが可能である。
(イ)上記実施形態では、識別対象判定処理のS150にて、基本画像51を予め定められた同じ倍率(1/r)で順次縮小した画像に対応するHOG特徴量画像を生成した(図2参照)。これに代えて、図10に示す様に、基本画像51を予め定められた同じ拡大倍率q(qは2以上の整数)で、順次n回(nは正の整数)拡大した画像(55a1、55a2、・・・55an)に対応するHOG特徴量画像を生成してもよい。
具体的には図11に示す様に、各基本画像51(図では51a)について予め定められた同じ拡大倍率q(図ではq=2)で縦及び横をn回拡大した画像をn次拡大画像と呼ぶものとし、n次拡大画像を構成する基本単位セルをn次拡大単位セルと呼ぶものとする。また、n次拡大画像をqn×qn個のn次拡大単位セルからなる矩形領域毎に分割したときの該矩形領域の一つをn次拡大基準領域と呼ぶものとする。
そして、上記実施形態のS150に代えて、以下の処理をS151として実行する。S151では、基本画像51を構成する基本単位セルのうちn次拡大基準領域に対応する基本画像における一つの基本単位セルの特徴量を、n次拡大基準領域における各n次拡大単位セルの特徴量として算出する。
つまり、図11に示す様に、1次拡大画像55a1(n=1)では、基本画像51を構成する基本単位セル76のHOG特徴量を、この基本単位セル76に対応する1次拡大基準領域86を構成する1次拡大単位セル86a〜86dそれぞれのHOG特徴量とする。1次拡大単位セル86a〜86dのHOG特徴量は、それぞれ、基本単位セル76のHOG特徴量に等しい。
また、2次拡大画像55a2(n=2)では、基本単位セル76のHOG特徴量を、この基本単位セル76に対応する2次拡大基準領域96を構成する22×22(=16)個の2次拡大単位セル(96a、96b、・・・96p)それぞれのHOG特徴量とする。
これにより、基本画像51における基本単位セル毎の特徴量を用いて、基本画像51を順次(n回)拡大した拡大画像に対応するHOG特徴量画像(n次拡大特徴量画像)が簡易に算出される。
なお、S151の処理が特許請求の範囲における「拡大特徴量算出手段」に相当する。
(ロ)上記実施形態では、S120(図2参照)において、入力画像51aを予め定められた各々異なる倍率で順に縮小し、これらの縮小した画像を含む基本画像群50を生成していた。これに代えて、入力画像51aを予め定められた各々異なる倍率で順に拡大した画像(図12参照)をそれぞれ基本画像α(52a)、β(52b)・・・として生成し、これらの基本画像α(52a)、β(52b)・・・と、上記実施形態の基本画像群50とからなる画像群を、基本画像群53として構成してもよい。
S130以降について上記実施形態と同様の処理を行うことにより、入力画像51aを拡大した基本画像α(52a)、β(52b)についても、各々の画像を1/rずつ順次縮小した画像に対応するHOG特徴量画像(52a1、52a2、・・・、52am、52b1、52b2、・・・52bm、・・・)が生成される。即ち、これらのHOG特徴量画像と上記実施形態の特徴量画像群60とからなる特徴量画像群63が生成される。
これによると、入力画像を拡大した画像に対応するHOG特徴量画像に基づいて検出処理が実行されるため、より遠方に位置する歩行者を検出することができるようになる。
(ハ)上記実施形態では、パーツフィルタ101〜106各々のパーツセルのサイズが等しく設定されていた。これに対し、パーツセルのサイズが、パーツフィルタ毎に異なる様に設定されていてもよい。例えば上記実施形態にて、右足フィルタのパーツセルが胴部フィルタのパーツセルより小さく設定される、という具合である。
この場合、各パーツセルの縦の画素数及び横の画素数の公約数からなる矩形領域が、基本単位セルに等しく設定されていればよい。つまり、各パーツフィルタのパーツセルは、一又は複数の基本単位セルからなる。
これによると、一又は複数の基本単位セルのHOG特徴量を足し合わせたものを、パーツセルのHOG特徴量として算出することができるため、画像フィルタを構成するパーツセルのサイズの違いに合わせて、HOG特徴量画像を容易に生成する事ができる。
(ニ)上記実施形態では、入力画像51aを縮小して特徴量画像群60を生成し、この特徴量画像群60に対して各画像フィルタ100〜106を用いて識別処理を行っていた。これに対して、各画像フィルタ100〜106を縮小または拡大した画像に対応するHOG特徴量画像を生成し、これらを入力画像のHOG特徴量画像から識別することによって、入力画像から歩行者を識別してもよい。
(ホ)上記実施形態では歩行者を識別対象としていたが、識別対象はこれに限るものではない。例えば、二輪車(自転車やオートバイク)、三輪車、自動車等の車両や、車両(主に二輪車)に乗車する人物、及びその他の人や物を識別対象としてもよい。
(へ)上記実施形態では、対象物識別部10が自動車に搭載される装置に適用される例を説明したが、これに限るものではなく、対象物識別部は、オートバイク、電車、及びその他車両等に搭載される装置に適用されてもよい。
1・・・運転支援システム 2・・・画像センサ 3・・・画像処理部 4・・・運転支援実行部 10・・・対象物識別部 20・・・通信部

Claims (5)

  1. 識別対象が撮像された撮像画像及び該撮像画像をそれぞれが異なる倍率で拡大又は縮小した複数の画像からなる基本画像群を生成する画像群生成手段(S120)と、
    前記基本画像群を構成する画像のそれぞれを基本画像とし、縦及び横が予め定められた数の画素からなる矩形領域を基本単位セルとして、前記基本画像について前記基本単位セル毎の特徴量を算出する基本特徴量算出手段(S130、S140)と、
    前記基本画像のそれぞれについて予め定められた同じ縮小倍率1/r(rは2以上の整数)で縦及び横をm回(mは正の整数)縮小した画像をm次縮小画像と呼び、該m次縮小画像を構成する前記基本単位セルをそれぞれm次縮小単位セルと呼ぶものとし、前記基本画像をrm×rm個の前記基本単位セルからなる矩形領域毎に分割したときの該矩形領域のそれぞれをm次基準領域として、該m次基準領域を構成する全ての前記基本単位セルについての特徴量の平均値を、前記m次基準領域に対応する前記m次縮小単位セルの特徴量として算出する縮小特徴量算出手段(S150)と、
    前記基本画像を構成する前記基本単位セル毎の特徴量を示す基本特徴量画像、及び前記m次縮小画像を構成する前記m次縮小単位セル毎の特徴量を示すm次縮小特徴量画像に基づいて、前記撮像画像から前記識別対象を検出する識別対象検出手段(S160)と、
    を備えることを特徴とする対象物識別装置。
  2. 前記基本画像のそれぞれについて予め定められた同じ拡大倍率q(qは2以上の整数)で縦及び横をn回(nは正の整数)拡大した画像をn次拡大画像と呼び、該n次拡大画像を構成する前記基本単位セルをそれぞれn次拡大単位セルと呼び、前記n次拡大画像をqn×qn個の前記n次拡大単位セルからなる矩形領域毎に分割したときの該矩形領域の一つをn次拡大基準領域と呼ぶものとして、前記n次拡大基準領域に対応する前記基本画像についての一つの前記基本単位セルの特徴量を、前記n次拡大基準領域の各n次拡大単位セルの特徴量として算出する拡大特徴量算出手段(S161)を備え、
    前記識別対象検出手段は、前記n次拡大画像を構成する前記n次拡大単位セル毎の特徴量を示すn次拡大特徴量画像に基づいて、前記撮像画像から前記識別対象を検出することを特徴とする請求項1に記載の対象物識別装置。
  3. 前記識別対象検出手段は、
    前記識別対象を部分的に表す複数種類の部位をパーツとし、前記撮像画像上の標準的な前記パーツのサイズに相当する矩形状の単位領域をそれぞれパーツフィルタ領域とし、該パーツフィルタ領域を分割した部分領域をパーツセルとして、該パーツセル毎に算出した特徴量に基づいて、前記撮像画像に前記パーツが映りこんでいるか否かを識別するパーツ識別手段(S240)と、
    前記撮像画像上の標準的な前記識別対象の全体像のサイズに相当する矩形状の単位領域を全体像フィルタ領域とし、該全体像フィルタ領域を分割した部分領域を全体像セルとして、該全体像セル毎に算出した特徴量に基づいて、前記撮像画像に前記識別対象の全体像が映りこんでいるか否かを識別する全体識別手段(S260)と、
    を備え、
    前記パーツセルは前記基本単位セルであり、前記全体像セルは複数の前記パーツセルからなることを特徴とする請求項1または2に記載の対象物識別装置。
  4. 前記パーツセルのサイズが前記パーツ毎に異なる場合、それぞれのパーツセルの縦の画素数及び横の画素数の公約数からなる矩形領域を前記基本単位セルとして設定すること、を特徴とする請求項3に記載の対象物識別装置。
  5. 前記特徴量はHOG特徴量であること、を特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の対象物識別装置。
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