JP2014081705A - 情報処理端末、および情報処理端末を制御するための制御方法 - Google Patents

情報処理端末、および情報処理端末を制御するための制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】必要なバージョンアップが確実に行なわれる情報処理端末を提供する。
【解決手段】情報処理端末は、アプリケーションを提供するサーバと通信するための通信インターフェイスと、情報処理端末に消去不可能な状態で予めインストールされた第1のアプリケーションと、第1のアプリケーションに関連付けられた第2のアプリケーションとを格納するためのメモリと、プロセッサとを含む。プロセッサは、サーバから第1のアプリケーションの最新バージョン情報を取得し、メモリを参照して、取得した第1のアプリケーションの最新バージョン情報と第2のアプリケーションの現在のバージョン情報とが異なるか否かを判断し、最新バージョン情報と現在のバージョン情報とが異なる場合には、第2のアプリケーションの現在のバージョン情報を最新バージョン情報に更新するように構成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理端末の制御に関し、より特定的には、情報処理端末に保存されているアプリケーションのバージョンの管理に関する。
スマートフォンのような情報処理端末のソフトウェアの更新に関し、たとえば、特開2007−334636号公報(特許文献1)は、情報処理端末がソフトウェアのアップデートに要する時間を最短にするための「更新処理プログラム及び更新処理装置」を開示している。具体的には、「ソフトウェア記憶手段13に格納されている旧版数ソフトウェアを要求された新版数ソフトウェアにアップデートする場合、まず、版数情報取得手段14が、要求された任意の新版数ソフトウェアに関する版数情報を取得する。次に、処理時間算出手段15が、取得した新版数ソフトウェアの版数情報と、旧版数ソフトウェアの版数情報とに基づき、全更新処理、部分更新処理、及び複写後更新処理それぞれの更新処理時間を算出する。処理選択手段16は、算出されたそれぞれの更新処理時間を比較し、最も時間の短い更新処理を選択する。そして、更新手段17が、選択された更新処理を用いてソフトウェア記憶手段13の旧版数ソフトウェアを要求された任意の新版数ソフトウェアに更新する。」というものである([要約]参照)。
また、特開2007−280275号公報(特許文献2)は、「接続された装置双方に対して、適切なソフトウエアを速やかにインストールする」ための「プログラムインストールシステム」を開示している。当該プログラムインストールシステムは、「第一の装置と、第二の装置」とを含み、「第一の装置は、装置情報送信手段と、プログラムバージョン情報送信手段と、プログラム受信手段と、第一のインストール手段と、を有し、第二の装置は、装置情報受信手段と、プログラムバージョン情報受信手段と、第一のプログラム取得手段と、第二のインストール手段と、判定手段と、第二のプログラム取得手段と、プログラム送信手段と、を有する」というものである([要約]参照)。
特開2007−334636号公報 特開2007−280275号公報
ところで、スマートフォンのような情報処理端末には、ユーザが消せないアプリケーションが予めインストール(プリインストール)されている。サーバに登録されているアプリケーションがバージョンアップされると、その通知がサーバからスマートフォンに送信される。多くのアプリケーションのバージョンアップが、サーバから情報処理端末に通知されると、ユーザにとって必要な(すなわちユーザによって使用されている)アプリケーションのバージョンアップの通知が、ユーザが使用していないプリインストールされたアプリケーションのバージョンアップの通知に紛れてしまう場合がある。その結果、ユーザは、必要なアプリケーションのバージョンアップの通知を見逃してしまう恐れがある。したがって、ユーザが、必要なバージョンアップの通知を見逃さないようにする技術が必要とされている。
この開示の目的は、必要なバージョンアップが確実に行なわれる情報処理端末を提供することである。他の局面の目的は、必要なバージョンアップが確実に行なわれるように情報処理端末を制御するための制御方法を提供することである。
ある実施の形態に従う情報処理端末は、アプリケーションを提供するサーバと通信するための通信インターフェイスと、情報処理端末に消去不可能な状態で予めインストールされた第1のアプリケーションと、第1のアプリケーションに関連付けられた第2のアプリケーションとを格納するためのメモリと、プロセッサとを含む。プロセッサは、サーバから第1のアプリケーションの最新バージョン情報を取得する。プロセッサは、メモリを参照して、取得した第1のアプリケーションの最新バージョン情報と第2のアプリケーションの現在のバージョン情報とが異なるか否かを判断する。プロセッサは、最新バージョン情報と現在のバージョン情報とが異なる場合には、第2のアプリケーションの現在のバージョン情報を最新バージョン情報に更新するように構成されている。
好ましくは、プロセッサは、現在のバージョン情報と最新バージョン情報とが異ならない場合には、第2のアプリケーションの現在のバージョン情報をサーバに送信するように構成されている。
好ましくは、情報処理端末に対する指示を受け付ける操作インターフェイスと、画像を表示するためのモニタとをさらに含む。プロセッサは、第2のアプリケーションを起動する指示に基づいて、第1のアプリケーションと、第1のアプリケーションに関する最新バージョンのアプリケーションとのいずれを起動するかを選択する画面をモニタに表示させるように構成されている。
好ましくは、プロセッサは、最新バージョンのアプリケーションの起動を選択する指示を受け付けると、サーバから最新バージョンのアプリケーションを取得し、第2のアプリケーションを取得された最新バージョンのアプリケーションに更新するように構成されている。
好ましくは、プロセッサは、第1のアプリケーションに関連付けられた第1のオブジェクトと、第2のアプリケーションに関連付けられた第2のオブジェクトとをモニタに表示させ、第2のオブジェクトの表示形態を、第1のオブジェクトの表示形態から変更させるように構成されている。
好ましくは、プロセッサは、第2のアプリケーションの生成指示に基づいて、第2のアプリケーションのバージョン情報として、第1のアプリケーションの現在のバージョン情報を設定して、第2のアプリケーションを生成するように構成されている。
好ましくは、プロセッサは、第2のアプリケーションの生成指示に基づいて、サーバから第1のアプリケーションの最新バージョン情報を取得し、第2のアプリケーションのバージョン情報として、最新バージョン情報を設定して、第2のアプリケーションを生成するように構成されている。
好ましくは、プロセッサは、メモリに格納された第1のアプリケーションの使用履歴に基づいて、第2のアプリケーションを生成するように構成されている。
別の実施の形態に従うと、情報処理端末を制御するための制御方法が提供される。情報処理端末は、アプリケーションを提供するサーバと通信するための通信インターフェイスと、情報処理端末に消去不可能な状態で予めインストールされた第1のアプリケーションと、第1のアプリケーションに関連付けられた第2のアプリケーションとを格納するためのメモリと、プロセッサとを含む。制御方法は、プロセッサが、サーバから第1のアプリケーションの最新バージョン情報を取得するステップと、プロセッサが、メモリを参照して、取得された第1のアプリケーションの最新バージョン情報と第2のアプリケーションの現在のバージョン情報とが異なるか否かを判断するステップと、プロセッサが、最新バージョン情報と現在のバージョン情報とが異なる場合には、現在のバージョン情報を最新バージョン情報に更新するステップとを含む。
さらに別の実施の形態に従うと、情報処理端末を制御するための制御プログラムが提供される。情報処理端末は、アプリケーションを提供するサーバと通信するための通信インターフェイスと、情報処理端末に消去不可能な状態で予めインストールされた第1のアプリケーションと、第1のアプリケーションに関連付けられた第2のアプリケーションとを格納するためのメモリと、プロセッサとを含む。制御プログラムは、プロセッサに、サーバから第1のアプリケーションの最新バージョン情報を取得するステップと、メモリを参照して、取得された第1のアプリケーションの最新バージョン情報と第2のアプリケーションの現在のバージョン情報とが異なるか否かを判断するステップと、最新バージョン情報と現在のバージョン情報とが異なる場合には、現在のバージョン情報を最新バージョン情報に更新するステップとを実行させる。
これらの局面において、必要なバージョンアップが確実に行なわれる。
この発明の上記および他の目的、特徴、局面および利点は、添付の図面と関連して理解されるこの発明に関する次の詳細な説明から明らかとなるであろう。
本実施の形態に係る情報処理端末のデータ構造を説明するための図である。 情報処理端末のハードウェア構成を表わすブロック図である。 情報処理端末によって実現される機能の構成を表わすブロック図である。 本実施の形態に係る情報処理端末が提供するユーザインターフェイス画面を示す図である。 本実施の形態に係る情報処理端末が実行するダミーアプリの生成処理手順を示すフローチャートである。 本実施の形態に係る情報処理端末が実行するバージョンアップ通知に対する応答処理を示すフローチャートである。 本実施の形態に係る情報処理端末が実行するアプリの起動処理を示すフローチャートである。 アプリを起動する際のモニタにおける状態の変化を表わす図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
[1.課題]
まず、本実施の形態に係る情報処理端末が対処する課題について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係る情報処理端末のデータ構造を説明するための図である。図1では、情報処理端末が有するメモリにおけるデータの格納の一態様を概念的に表している。ここでは、メモリが、不揮発性RAM(Random Access Memory)である場合について説明する。なお、図1で示されるデータ構造は、不揮発性RAMに限られず、フラッシュメモリにおいても実現できる。
図1を参照すると、メモリは、システム管理領域410と、ユーザ領域420とを含む。システム管理領域410には、情報処理端末にプリインストールされたアプリケーション(以下、単に「プリインストールアプリ」とも称する。)が格納される。ユーザ領域420には、ユーザによって新たにインストールされたアプリケーションや、新たに作成(生成)されたアプリケーションなどが格納される。
システム管理領域410は、一般的に、ユーザがデータなどを削除することができない格納領域である。すなわち、プリインストールアプリは、情報処理端末に消去不可能な状態で予めインストールされていることになる。したがって、ユーザはプリインストールアプリを自分の都合により削除することができないことから、プリインストールアプリはシステム管理領域410を占有し続けることになる。
アプリケーション(以下、単に「アプリ」とも称する。)のバージョン管理モジュールを有するサーバなどから、バージョンアップの通知を受けて、情報処理端末がプリインストールアプリのバージョンを更新した場合、バージョンアップされたアプリは、ユーザ領域420に格納される。ユーザ領域420に保持されたアプリが再度バージョンアップされた場合には、情報処理端末は、以前バージョンアップされたアプリに、再度バージョンアップされたアプリを上書きしてユーザ領域420に格納する。すなわち、情報処理端末のメモリには、システム管理領域410に格納されたプリインストールアプリと、ユーザ領域420に格納されたバージョンアップされたアプリとが併存することになる。
ユーザがプリインストールアプリを使用しない場合であっても、上述のように、プリインストールアプリは削除できないため、プリインストールアプリのバージョンアップの通知がなされることになる。そのため、ユーザは、情報処理端末に通知される全てのアプリのバージョンアップの通知の中から、不要である(使用しない)プリインストールアプリのバージョンアップ通知を排除して、必要な(使用する)アプリのバージョンアップの通知を選択して、当該使用するアプリのバージョンを更新する必要がある。また、ユーザは、バージョンアップの通知が多い場合には、必要なアプリケーションのバージョンアップの通知を見逃してしまう恐れもある。
[2.動作概要]
本実施の形態に係る情報処理端末は、以下のように動作することで、上述のような課題を解決する。
情報処理端末は、ユーザからの指示に基づいて、プリインストールアプリに関連付けられ、所定の機能を有するアプリ(本願明細書では、これを「ダミーアプリ」とも称する。)を生成する。ユーザは、自身が使用しないプリインストールアプリについてのダミーアプリを生成する指示を行なう。例えば、ダミーアプリは、そのバージョン情報として、プリインストールアプリのバージョン情報が設定されて、図1で示したユーザ領域420に格納される。
また、情報処理端末は、与えられた実行命令に基づいて、メモリに格納されているアプリを実行可能に構成されている。実行命令は、情報処理端末のユーザによって、既に実行されているアプリからの実行命令に基づいて、または、当該アプリを実行するために予め規定された条件が成立したことに基づいて、当該アプリを実行する。当該条件は、たとえば、アプリの実行タイミングとして予め設定されたタイミングが到来したことであるが、これに限られない。当該条件は、少なくとも、情報処理端末のユーザが設定可能な条件であればよい。
(2.1 サーバからのバージョンアップ通知に対する応答時の動作)
ここでは、サーバからのバージョンアップ通知に対する情報処理端末の応答時の動作概要について説明する。以下の機能は、情報処理端末が、主にダミーアプリ(のプログラム)を実行することで実現される。
(1)情報処理端末は、バージョン管理モジュールを有するサーバからアプリのバージョン情報の問い合わせを受け付けると、ダミーアプリに関連付けられたプリインストールアプリの最新のバージョン情報(最新バージョン情報)を取得する。
(2)情報処理端末は、ダミーアプリのバージョン情報と取得した最新バージョン情報とが一致するか否かを判断する。
(3)情報処理端末は、これらのバージョン情報が一致しない場合には、ダミーアプリのバージョン情報を、取得した最新バージョン情報に更新する。情報処理端末は、これらのバージョン情報が一致する場合には、ダミーアプリのバージョン情報をサーバに対して送信する。
上記のように、情報処理端末は、プリインストールアプリの最新バージョン情報のみを取得し、当該最新バージョン情報がダミーアプリのバージョン情報として設定される。すなわち、プリインストールアプリに関連付けられたダミーアプリによって、バージョン情報のみが更新されていくことになる。
また、情報処理端末は、ダミーアプリのバージョン情報と、最新のバージョン情報とが一致する場合には、ダミーアプリのバージョン情報(すなわち、最新バージョン情報)をサーバに対して送信する。したがって、サーバ側において、情報処理端末は、最新バージョンのアプリケーションを有しているものと判断される。
これにより、ユーザは、バージョン情報の通知を必要としないプリインストールアプリについて、ダミーアプリを生成しておけば、自動的にバージョン情報だけ更新されていくとともに、当該バージョン情報が自動的にサーバに送信される。その結果、ユーザは、サーバから送信されるアプリのバージョンアップ通知の中から不要なバージョンアップ通知を排除して、必要なバージョンアップの通知を選択するといった手間を排除することができる。
(2.2 ダミーアプリの起動時の動作)
ここでは、ダミーアプリの起動時の情報処理端末の動作概要について説明する。以下の機能は、情報処理端末が、主にダミーアプリのプログラムを実行することで実現される。
(1)情報処理端末は、ユーザからの指示に基づいて、ダミーアプリを起動すると、プリインストールアプリについての最新バージョンのアプリをサーバから取得して起動するか、または、すでに情報処理端末のメモリに格納されているプリインストールアプリを起動するかをユーザに選択させる選択画面をモニタに表示する。
(2)情報処理端末は、ユーザからプリインストールアプリの起動指示を受け付けた場合には、プリインストールアプリを起動する。一方、情報処理端末は、ユーザから最新バージョンのアプリの起動指示を受け付けた場合には、サーバから最新バージョンのアプリを取得し、ダミーアプリに最新のアプリを上書きインストールして、最新のアプリを起動する。
これにより、ユーザは、普段使用しないプリインストールアプリについても、状況により使用したい場合には、プリインストールアプリの起動を選択すればよい。このとき、最新バージョンのアプリはインストールされない。ダミーアプリ(のプログラム)は、上記(2.1)で説明したバージョン情報の通知機能、ならびに上記の選択画面の表示、アプリの起動機能しか持たないソフトウェアであるため、非常に小さなサイズで実現できる。したがって、最新バージョンのアプリをインストールする場合と比較して、メモリ容量を削減することができる。
また、ユーザは、初め使用しないと考えて、プリインストールアプリについてのダミーアプリを生成していた場合でも、今後プリインストールアプリを使用する機会が多くなるような場合には、より充実した機能を有する最新バージョンのアプリの起動を選択すればよい。このとき、最新バージョンのアプリがダミーアプリに上書きインストールされるため、ダミーアプリ分のメモリ容量を余分に使用することもない。
なお、ダミーアプリの生成については、情報処理端末の画面に表示されるアプリケーションのリストからユーザの選択指示により生成される態様、および、各アプリケーションの使用履歴から使用頻度が低いもの、または、最近使用されていない等の条件に応じて、情報処理端末が自動で生成する態様のいずれであってもよい。
[3.ハードウェア構成]
図2を参照して、本実施の形態に係る情報処理端末100の構成について説明する。図2は、情報処理端末100のハードウェア構成を表わすブロック図である。本実施の形態において、情報処理端末100は、たとえば、携帯電話機、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ等であるが、列挙されたものに限られず、少なくとも、通信機能と情報処理機能とを備える端末であればよい。
情報処理端末100は、CPU20と、アンテナ23と、通信装置24と、操作インターフェイス25と、カメラ26と、フラッシュメモリ27と、RAM28と、ROM(Read Only Memory)29と、メモリカード駆動装置30と、マイク32と、スピーカ33と、音声信号処理回路34と、モニタ35と、LED(Light Emitting Diode)36と、データ通信インターフェイス37と、バイブレータ38と、加速度センサ39とを備える。メモリカード駆動装置30には、メモリカード31が装着され得る。
アンテナ23は、基地局によって発信される信号を受信し、または、基地局を介して他の通信装置と通信するための信号を送信する。アンテナ23によって受信された信号は、通信装置24によってフロントエンド処理が行なわれた後、処理後の信号は、CPU20に送られる。通信装置24は、例えば、アプリケーションを提供するサーバと通信する。サーバは、情報提供事業者によって運営される。
操作インターフェイス25は、情報処理端末100に対する操作を受け付ける。操作インターフェイス25は、たとえば、ボタンなどのハードキー、タッチパネルを利用したソフトキーとして実現される。操作インターフェイス25は、操作を受け付けると、その時の情報処理端末100の動作モードに応じた信号をCPU20に送出する。
CPU20は、情報処理端末100に対して与えられる命令に基づいて情報処理端末100の動作を制御するための処理を実行する。CPU20は、情報処理端末に与えられた実行命令に基づいて、メモリに格納されているアプリを実行する。あるいは、情報処理端末100が信号を受信すると、CPU20は、通信装置24から送られた信号に基づいて予め規定された処理を実行し、処理後の信号を音声信号処理回路34に送出する。音声信号処理回路34は、その信号に対して予め規定された信号処理を実行し、処理後の信号をスピーカ33に送出する。スピーカ33は、その信号に基づいて音声を出力する。
マイク32は、情報処理端末100に対する発話を受け付けて、発話された音声に対応する信号を音声信号処理回路34に対して送出する。音声信号処理回路34は、その信号に基づいて通話のために予め規定された処理を実行し、処理後の信号をCPU20に対して送出する。CPU20は、その信号を送信用のデータに変換し、変換後のデータを通信装置24に対して送出する。通信装置24は、そのデータを用いて送信用の信号を生成し、アンテナ23に向けてその信号を送出する。
カメラ26は、たとえばCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)素子を含む。カメラ26は、CPU20からの命令に基づいて撮影を実行し、画像データをRAM28に書き込む。
フラッシュメモリ27は、CPU20から送られるデータを格納する。また、CPU20は、フラッシュメモリ27に格納されているデータを読み出し、そのデータを用いて予め規定された処理を実行する。
RAM28は、操作インターフェイス25に対して行なわれた操作に基づいてCPU20によって生成されるデータを一時的に保持する。他の局面において、RAM28は、データを永続的に保持するための不揮発RAMであってもよい。
ROM29は、情報処理端末100に予め定められた動作を実行させるためのプログラムあるいはデータを格納している。CPU20は、ROM29から当該プログラムまたはデータを読み出し、情報処理端末100の動作を制御する。
メモリカード駆動装置30は、メモリカード31に格納されているデータを読み出し、CPU20に送出する。メモリカード駆動装置30は、CPU20によって出力されるデータを、メモリカード31の空き領域に書き込む。
音声信号処理回路34は、上述のような通話のための信号処理を実行する。なお、図1に示される例では、CPU20と音声信号処理回路34とが別個の構成として示されているが、他の局面において、CPU20と音声信号処理回路34とが一体として構成されていてもよい。
モニタ35は、タッチパネル式のディスプレイであるが、タッチパネルの機構は特に限られない。モニタ35は、CPU20から取得されるデータに基づいて、当該データによって規定される画像を表示する。たとえば、フラッシュメモリ27が格納している静止画像(たとえば、写真、電子書籍等)、動画像、音楽ファイルの属性(当該ファイルの名前、演奏者、演奏時間など)を表示する。静止画像は、描画された画像、デフォルトで情報処理端末100の製造事業者によって予め準備された画像を含み得る。
LED36は、CPU20からの信号に基づいて、予め定められた発光動作を実現する。
データ通信インターフェイス37は、データ通信用のケーブルの装着を受け付ける。データ通信インターフェイス37は、CPU20から出力される信号を当該ケーブルに対して送出する。あるいは、データ通信インターフェイス37は、当該ケーブルを介して受信されるデータを、CPU20に対して送出する。
バイブレータ38は、CPU20から出力される信号に基づいて、予め定められた周波数で発振動作を実行する。
加速度センサ39は、情報処理端末100に作用する加速度の方向を検出する。検出結果は、CPU20に入力される。
情報処理端末100における処理は、情報処理端末100のハードウェアおよびCPU20により実行されるソフトウェアによって実現される。このようなソフトウェアは、フラッシュメモリ27、RAM28、ROM29またはメモリカード31その他の記憶装置に予め格納されている場合がある。また、ソフトウェアは、メモリカード31その他の記憶媒体に格納されて、プログラムとして流通している場合もある。あるいは、ソフトウェアは、いわゆるインターネットに接続されている情報提供事業者によってダウンロード可能なプログラムとして提供される場合もある。このようなソフトウェアは、メモリカード駆動装置30その他の読取装置によりその記憶媒体から読み取られて、あるいは、通信装置24を介してダウンロードされた後、RAM28に一旦格納される。そのソフトウェアは、CPU20によって当該記憶装置から読み出され、RAM28に実行可能なプログラムの形式で格納される。CPU20は、そのプログラムを実行する。
図2に示される情報処理端末100を構成する各構成要素は、一般的なものである。したがって、本発明の本質的な部分は、フラッシュメモリ27、RAM28、ROM29またはメモリカード31その他の記憶装置に格納されたソフトウェア、あるいはネットワークを介してダウンロード可能なソフトウェアであるともいえる。
なお、記録媒体としては、CD−ROM、FD(Flexible Disk)、ハードディスクに限られず、磁気テープ、カセットテープ、光ディスク(MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、IC(Integrated Circuit)カード(メモリカードを含む)、光カード、マスクROM、EPROM(Erasable Read-Only Memory)、EEPROM(Electronically Erasable Programmable Read-Only Memory)、フラッシュROMなどの半導体メモリ等の固定的にプログラムを担持する媒体でもよい。
ここでいうプログラムとは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム形式のプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
[4.機能構成]
図3を参照して、本実施の形態に係る情報処理端末100の構成についてさらに説明する。図3は、情報処理端末100によって実現される機能の構成を表わすブロック図である。
ある局面において、情報処理端末100は、入力部302と、生成部304と、取得部306と、判断部308と、更新部310と、表示制御部312と、アプリ起動部314とを含む。これらの機能は、基本的には、情報処理端末100のCPU20がメモリ(フラッシュメモリ27、RAM28、およびROM29)に格納されたプログラムを実行し、情報処理端末100の構成要素へ指令を与えることなどによって実現される。すなわち、CPU20は情報処理端末100の動作全体を制御する制御部としての機能を有する。また、情報処理端末100は、RAM28あるいはフラッシュメモリ27で実現される機能であるアプリ格納部301をさらに含む。なお、これらの機能構成の一部または全部はハードウェアで実現されていてもよい。
アプリ格納部301は、消去不可能な状態で予めインストールされたプリインストールアプリと、プリインストールアプリに関連付けられたダミーアプリとを格納する。より具体的には、アプリ格納部301は、システム管理領域410においてプリインストールアプリと、当該アプリのバージョン情報とを格納する。アプリ格納部301は、ユーザ領域420においてプリインストールアプリに関連付けられたダミーアプリと、当該アプリのバージョン情報とを格納する。アプリ格納部301は、1つ以上のプリインストールアプリおよびダミーアプリを格納する。
入力部302は、情報処理端末に対するユーザからの指示を受け付ける。入力部302は、主に、CPU20と操作インターフェイス25とが連係して動作することで実現される機能である。
生成部304は、入力部302を介してダミーアプリの生成指示を受け付けると、ダミーアプリを生成する。より具体的には、生成部304は、ある局面では、ダミーアプリのバージョン情報として、プリインストールアプリの現在のバージョン情報を設定して、ダミーアプリを生成する。また、生成部304は、サーバ250からプリインストールアプリの最新バージョン情報を取得し、ダミーアプリのバージョン情報として、取得した最新バージョン情報を設定して、ダミーアプリを生成する。また、生成部304は、生成したダミーアプリをRAM28(またはフラッシュメモリ27)のユーザ領域420に格納する。
生成部304は、別の局面では、アプリ格納部301に格納されているアプリの使用履歴に基づいて、ダミーアプリを生成する。より具体的には、生成部304は、使用履歴を参照して、実行された回数が予め設定された回数よりも少ないアプリ(すなわち、使用頻度が低いアプリ)を選定し、選定されたアプリについてダミーアプリを生成する。使用頻度が低いアプリは、ユーザが普段使用しないアプリである可能性が高いためである。使用履歴は、当該アプリが使用された日時または実行された回数を含む。なお、生成部304は、最後に実行されてから経過した期間が予め設定された期間よりも長いアプリ(すなわち、最近使用していないアプリ)についてダミーアプリを生成してもよい。
取得部306は、サーバ250からバージョン情報の問い合わせを受け付けると、プリインストールアプリの最新バージョン情報を取得する。また、取得部306は、サーバ250に対して、アプリ格納部301に格納されているアプリのバージョン情報の問い合わせを送信し、問い合わせに応答してサーバ250から送信された最新のバージョン情報を取得する場合であってもよい。取得部306は、主に、CPU20がダミーアプリ(のプログラム)を実行することによって実現される機能(すなわち、ダミーアプリが有する機能)である。
判断部308は、RAM28を参照して、取得部306によって取得されたプリインストールアプリの最新バージョン情報とダミーアプリの現在のバージョン情報とが異なるか否かを判断する。換言すると、判断部308は、プリインストールアプリの最新バージョン情報とダミーアプリの現在のバージョン情報とを比較して、バージョンがアップされたか否かを判断する。判断部308は、主に、CPU20がダミーアプリを実行することによって実現される機能である。
更新部310は、判断部308の判断結果を受けて、プリインストールアプリの最新バージョン情報とダミーアプリの現在のバージョン情報とが異なる場合には、ダミーアプリの現在のバージョン情報を当該最新バージョン情報に更新する。より具体的には、RAM28のユーザ領域420に格納されたダミーアプリのバージョン情報は、当該最新バージョン情報に更新される。また、更新部310は、当該現在のバージョン情報と当該最新バージョン情報とが異ならない場合には、ダミーアプリの現在のバージョン情報をサーバ250に送信する。更新部310は、主に、CPU20がダミーアプリを実行することによって実現される機能である。
表示制御部312は、ある局面では、ダミーアプリを起動する指示に基づいて、RAM28に予め格納されたプリインストールアプリと、当該プリインストールアプリに関する最新バージョンのアプリケーション(プリインストールアプリの最新版)とのいずれを実行するかを選択する画面をモニタ35に表示させる。当該機能は、CPU20がダミーアプリを実行することによって実現される機能である。
表示制御部312は、別の局面では、プリインストールアプリに関連して設けられる(関連付けられた)オブジェクトと、ダミーアプリに関連付けられたオブジェクトとをモニタ35に表示させる。例えば、表示制御部312は、図4のような画面をモニタ35に表示させる。オブジェクトは、ユーザの操作を受け付けるため、ユーザへ何らかの情報を提示するため、あるいは両者を併せた機能を発揮するための、モニタ35に表示される各種の画像を意味する。オブジェクトの一例としては、アイコンやウィジェットなどが挙げられる。
図4は、本実施の形態に係る情報処理端末100が提供するユーザインターフェイス画面を示す図である。
図4を参照して、表示制御部312は、モニタ35にアプリの一覧画面(ホーム画面)として複数のアプリケーションにそれぞれ関連付けられた複数のオブジェクトを表示させる。より具体的には、モニタ35には、アプリケーション「メール」、「スケジュール」、「表計算」、「ブラウザ」、「地図」、「辞書」に対応するアイコンが表示されている。
ここで、アプリ「辞書」のアイコン510が他のアイコンとは異なり、周辺が強調表示されていることがわかる。これは、アイコン510が、プリインストールアプリ「辞書」に関連付けられたダミーアプリ「辞書」のアイコンであることを示している。すなわち、表示制御部312は、アプリ格納部301を参照して、ダミーアプリに関連付けられたオブジェクトの表示形態を、プリインストールアプリに関連付けられたオブジェクトの表示形態から変更させる。
このように、ダミーアプリのアイコンが、プリインストールアプリのアイコンとは異なる表示形態で表示されることで、ユーザは、ダミーアプリであるか否かを判断しやすくなる。なお、ダミーアプリの表示形態は、上記の強調表示に限られず、例えば、色を変更するものであってもよい。
再び図3を参照して、アプリ起動部314は、プリインストールアプリ、または最新バージョンのアプリケーションの起動指示に従って、対応するアプリを起動する。アプリ起動部314は、表示制御部312によって表示されたプリインストールアプリの起動、または最新バージョンのアプリの起動を選択させる選択画面において、ユーザから起動指示を受け付ける。
アプリ起動部314は、プリインストールアプリの起動指示を受け付けた場合には、アプリ格納部301に格納されたプリインストールアプリを起動する。一方、アプリ起動部314は、最新バージョンのアプリの起動指示を受け付けた場合には、サーバ250から最新バージョンのアプリを取得する。例えば、アプリ起動部314は、バージョンアップすべきアプリの識別番号をサーバ250に送信し、当該アプリの最新バージョンのダウンロードをサーバ250に要求する。情報処理端末100が正当なユーザであることがサーバ250によって確認されると、サーバ250は、当該アプリの最新バージョンを情報処理端末100に送信する。
アプリ起動部314は、ダミーアプリを取得された最新バージョンのアプリに更新する。より具体的には、アプリ起動部314は、ダミーアプリに当該最新バージョンのアプリを上書きインストールする。そして、アプリ起動部314は、最新バージョンのアプリを起動する。アプリ起動部314は、主にCPU20がダミーアプリを実行することによって実現される機能である。
[5.制御構造]
図5から図8を参照して、本実施の形態に係る情報処理端末100の制御構造について説明する。
(5.1 ダミーアプリの生成)
図5は、本実施の形態に係る情報処理端末100が実行するダミーアプリの生成処理手順を示すフローチャートである。以下の各ステップは、CPU20がダミーアプリを生成する生成プログラムを実行することによって実現される。
図5を参照して、ステップS510にて、CPU20は、ダミーアプリの作成指示を受け付ける。たとえば、CPU20は、操作インターフェイス25からの信号に基づいてダミーアプリの作成の指示を受け付ける。あるいは、予め定められたタイミングで、CPU20は、RAM28に格納されたプリインストールアプリの使用履歴を参照して、使用頻度の低い当該アプリについてダミーアプリの作成指示を自ら作成してもよい。また、CPU20は、最後に使用された時から予め定められた期間が経過したプリインストールアプリについてダミーアプリの作成指示を自ら作成してもよい。制御は、ステップS520に移される。
ステップS520にて、CPU20は、通信装置24(またはデータ通信インターフェイス37)を介して、サーバ250と通信し、作成されたダミーアプリに関連付けられたプリインストールアプリの最新のバージョン情報を取得する。制御は、ステップS530に移される。
ステップS530にて、CPU20は、バージョン情報として、取得した最新バージョン情報を設定して、上述したような機能を有するダミーアプリを生成する。より具体的には、CPU20は、ダミーアプリとして、後述する図6および図7で示される処理を実現するためのアプリを生成する。
上記において、CPU20は、ステップS520を実行しない場合であってもよい。この場合、ステップS530にて、CPU20は、ダミーアプリのバージョン情報として、プリインストールアプリの現在のバージョン情報を設定して、ダミーアプリを生成する。
(5.2 バージョンアップ通知に対する応答)
図6は、本実施の形態に係る情報処理端末100が実行するバージョンアップ通知に対する応答処理を示すフローチャートである。以下の各ステップは、CPU20が、主に生成されたダミーアプリ(のプログラム)を実行することによって実現される。なお、CPU20は、一部の処理について予めメモリに格納されたプログラムを実行してもよい。
図6を参照して、ステップS610にて、CPU20は、ダミーアプリに関連付けられたプリインストールアプリのバージョンの問い合せを受け付ける。当該問い合わせは、たとえばサーバ250から送られる。制御は、ステップS620に移される。
ステップS620にて、CPU20は、通信装置24(またはデータ通信インターフェイス37)を介して、サーバ250と通信して、問い合わせを受け付けたプリインストールアプリの最新バージョン情報を取得する。制御は、ステップS630に移される。
ステップS630にて、CPU20は、サーバ250から取得した最新バージョン情報と、ダミーアプリのバージョン情報とを比較することにより、バージョンが異なるか否かを判断する。CPU20は、当該バージョンが異なると判断すると(ステップS630にてYES)、制御をステップS640に切り換える。そうでない場合には(ステップS630にてNO)、CPU20は、制御をステップS650に切り換える。
ステップS640にて、CPU20は、ダミーアプリのバージョン情報を取得した最新バージョン情報に更新する。制御は、ステップS650に移される。
ステップS650にて、CPU20は、ダミーアプリのバージョン情報をサーバ250に返す。
(5.3 アプリの起動)
図7および8を参照して、情報処理端末100が、アプリを起動する際の処理手順について説明する。
図7は、本実施の形態に係る情報処理端末100が実行するアプリの起動処理を示すフローチャートである。以下のステップS710以降のステップは、CPU20が主に生成されたダミーアプリ(のプログラム)を実行することによって実現される。
図8は、アプリを起動する際のモニタ35における状態の変化を表わす図である。
図7および8を参照して、ステップS705にて、CPU20は、モニタ35に各アプリの一覧画面(ホーム画面)を表示する。より具体的には、CPU20は、プリインストールアプリのアイコンと、ダミーアプリのアイコンとをモニタ35に表示させる。このとき、モニタ35の画面は、図8における状態(A)に対応する。状態(A)において示されるアイコン210は、ダミーアプリに対応するアイコンを表わす。
ステップS710にて、CPU20は、操作インターフェイス25からの信号に基づいて、ダミーアプリの起動指示を受け付ける。例えば、ユーザが、アイコン210を押下すると、CPU20は、ダミーアプリの起動指示を受け付けたと判断する。制御は、ステップS720に移される。
ステップS720にて、CPU20は、モニタ35にアプリの選択画面を表示する。モニタ35の画面は、図8における状態(B)に対応する。状態(B)において、モニタ35には、メッセージ220が表示される。メッセージ220は、「最新版が存在します。どちらを起動しますか?」と示している。さらに、モニタ35には、ユーザによる選択の指示を受け付けるためのアイコン221,222が表示される。
CPU20は、操作インターフェイス25からの信号に基づいて、最新版のアプリの起動が指示されたか(アイコン221の押下)または旧版のアプリ(プリインストールアプリ)の起動が指示されたか(アイコン222の押下)を判断する。CPU20は、最新版のアプリの起動が指示されたと判断すると、制御をステップS730に切り換える。一方、CPU20は、旧版のアプリの起動が指示されたと判断すると、制御をステップS760に切り換える。
ステップS730にて、CPU20は、通信装置24(またはデータ通信インターフェイス37)を介してサーバ250と通信し、最新バージョンのアプリをサーバ250から取得する。モニタ35の画面は、図8における状態(C)に対応する。状態(C)において、モニタ35には、情報処理端末100が、最新版のアプリを提供するサーバ250と通信して、最新版のアプリをダウンロードしていることを通知する画面が表示される。制御は、ステップS740に移される。
ステップS740にて、CPU20は、最新バージョンのアプリをダミーアプリと置き換えてインストールする。具体的には、CPU20は、RAM28のユーザ領域420に格納されているダミーアプリの代わりに取得した最新バージョンのアプリを格納する。制御は、ステップS750に移される。
ステップS750にて、CPU20は、最新バージョンのアプリを起動する。その後、制御は終了する。モニタ35の画面は、図8における状態(D)に対応する。モニタ35には、最新バージョンのアプリが起動されたことを表わす画面が表示される。そして、制御は終了する。その後、その後、CPU20は、ユーザからの各種指示に基づいて、最新バージョンのアプリを実行する。
ステップS760にて、CPU20は、旧バージョンのアプリの起動指示に基づいて、旧バージョンのアプリ(プリインストールアプリ)を起動する。モニタ35の画面は、図8における状態(E)に対応する。モニタ35には、旧バージョンのアプリ(プリインストールアプリ)が起動されたことを表わす画面が表示される。そして、制御は終了する。その後、CPU20は、ユーザからの各種指示に基づいて、プリインストールアプリを実行する。
上記において、旧バージョンの起動指示(アイコン222の押下)は、最新版のアプリのダウンロードをキャンセルする指示ともいえる。
なお、本実施の形態において、情報処理端末100は、各アプリケーションのバージョン情報(例、Ver.1.0、またはVer.2.0等)をモニタ35に表示してもよく、あるいは、表示しなくてもよい。
[6.まとめ]
本実施の形態に係る情報処理端末100によると、ユーザにとって不要なアプリケーションについては、自動的にバージョン情報だけ更新されていくとともに、当該バージョン情報が自動的にサーバに送信される。その結果、ユーザは、不要なバージョンアップ通知を排除して、必要なバージョンアップの通知を選択するといった手間が排除される。また、必要なアプリケーションのバージョンアップの失念が防止される。そのため、ユーザは、必要なアプリケーションのバージョンアップを確実に行なうことが可能となる。
また、ダミーアプリの起動時にバージョンアップの要否が情報処理端末100によって尋ねられるため、ユーザは、アプリのバージョンアップをして当該アプリを起動するのか、プリインストールアプリを起動するのかを選択することができる。
他の局面において、プリインストールされている不要なアプリケーションをバージョンアップすると、プリインストールアプリとバージョンアップしたアプリとが併存することになるため、情報処理端末100のRAM28の記憶領域が圧迫される。この点、本実施の形態によれば、ダミーアプリのサイズは小さいため、RAM28の記憶領域の使用量を抑制できる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
20 CPU、23 アンテナ、24 通信装置、25 操作インターフェイス、26 カメラ、27 フラッシュメモリ、28 RAM、29 ROM、30 メモリカード駆動装置、31 メモリカード、32 マイク、33 スピーカ、34 音声信号処理回路、35 モニタ、36 LED、37 データ通信インターフェイス、38 バイブレータ、39 加速度センサ、100 情報処理端末、210,221,222 アイコン、220 メッセージ、250 サーバ、301 アプリ格納部、302 入力部、304 生成部、306 取得部、308 判断部、310 更新部、312 表示制御部、314 アプリ起動部、410 システム管理領域、420 ユーザ領域。

Claims (6)

  1. 情報処理端末であって、
    アプリケーションを提供するサーバと通信するための通信インターフェイスと、
    前記情報処理端末に消去不可能な状態で予めインストールされた第1のアプリケーションと、前記第1のアプリケーションに関連付けられた第2のアプリケーションとを格納するためのメモリと、
    プロセッサとを備え、
    前記プロセッサは、
    前記サーバから前記第1のアプリケーションの最新バージョン情報を取得し、
    前記メモリを参照して、前記取得した第1のアプリケーションの最新バージョン情報と前記第2のアプリケーションの現在のバージョン情報とが異なるか否かを判断し、
    前記最新バージョン情報と前記現在のバージョン情報とが異なる場合には、前記第2のアプリケーションの現在のバージョン情報を前記最新バージョン情報に更新するように構成されている、情報処理端末。
  2. 前記プロセッサは、
    前記現在のバージョン情報と前記最新バージョン情報とが異ならない場合には、前記第2のアプリケーションの現在のバージョン情報を前記サーバに送信するように構成されている、請求項1に記載の情報処理端末。
  3. 前記情報処理端末に対する指示を受け付ける操作インターフェイスと、
    画像を表示するためのモニタとをさらに備え、
    前記プロセッサは、
    前記第2のアプリケーションを起動する指示に基づいて、前記第1のアプリケーションと、前記第1のアプリケーションに関する最新バージョンのアプリケーションとのいずれを起動するかを選択する画面を前記モニタに表示させるように構成されている、請求項1または2に記載の情報処理端末。
  4. 前記プロセッサは、
    前記最新バージョンのアプリケーションの起動を選択する指示を受け付けると、前記サーバから前記最新バージョンのアプリケーションを取得し、
    前記第2のアプリケーションを前記取得された最新バージョンのアプリケーションに更新するように構成されている、請求項3に記載の情報処理端末。
  5. 前記プロセッサは、
    前記第1のアプリケーションに関連付けられた第1のオブジェクトと、前記第2のアプリケーションに関連付けられた第2のオブジェクトとを前記モニタに表示させ、
    前記第2のオブジェクトの表示形態を、前記第1のオブジェクトの表示形態から変更させるように構成されている、請求項3または4に記載の情報処理端末。
  6. 情報処理端末を制御するための制御方法であって、
    前記情報処理端末は、アプリケーションを提供するサーバと通信するための通信インターフェイスと、前記情報処理端末に消去不可能な状態で予めインストールされた第1のアプリケーションと、前記第1のアプリケーションに関連付けられた第2のアプリケーションとを格納するためのメモリと、プロセッサとを備え、
    前記制御方法は、
    前記プロセッサが、前記サーバから前記第1のアプリケーションの最新バージョン情報を取得するステップと、
    前記プロセッサが、前記メモリを参照して、取得された前記第1のアプリケーションの最新バージョン情報と前記第2のアプリケーションの現在のバージョン情報とが異なるか否かを判断するステップと、
    前記プロセッサが、前記最新バージョン情報と前記現在のバージョン情報とが異なる場合には、前記現在のバージョン情報を前記最新バージョン情報に更新するステップとを含む、情報処理端末の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016161984A (ja) * 2015-02-26 2016-09-05 株式会社沖データ 情報処理システム、情報処理システムの制御方法、及び情報処理装置
CN111666165A (zh) * 2020-05-29 2020-09-15 深圳Tcl新技术有限公司 应用间功能调用的方法、装置、设备及存储介质
CN114816538A (zh) * 2021-01-22 2022-07-29 京东方科技集团股份有限公司 显示装置及其显示方法

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