JP2014078064A - 画像表示のための装置、方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】電子機器の置かれている環境に相応しい表示を電子機器に行わせる手段を提供する。
【解決手段】端末装置10の画像データ取得部121は画像データを取得し、画像属性データ取得部122は画像データが示す画像の属性を示す画像属性データ(例えば、画像が写真の場合の撮影時刻や撮影場所を示すデータ)を取得する。また、端末装置10の環境属性データ取得部123は、端末装置10が置かれている環境の属性を示す環境属性データ(例えば、現在時刻や端末装置10の現在位置を示すデータ)を取得する。端末装置10の制御部124は、画像データ取得部121が取得した画像データの各々に関し、画像属性データと環境属性データに基づき算出した確率に従い画像データの選択を行い、選択した画像データが示す画像の表示を表示部125に指示する。
【選択図】図7

Description

本発明は、電子機器に、複数の画像のなかから一部の画像を選択して表示させる技術に関する。
携帯電話機等の電子機器において、画像を表示させる仕組みが種々提案されている。例えば特許文献1には、現在位置を含む所定領域内の位置に関連付けられた画像データを検索し、検索された画像データに従い現在位置の周辺に関連する画像を表示する装置が開示されている。また、特許文献2には、現在の日付が記念日を含む所定の期間内である場合、記念日に関連付けられた静止画像を抽出し、抽出した静止画像を用いて作成した動画像を再生する装置が記載されている。また、特許文献3には、表示された写真を閲覧している人物の顔をカメラで撮影し、撮影した顔と同じ人物の顔が写りこんだ写真を抽出して表示する装置が記載されている。
特開2011−007701号公報 特開2012−098817号公報 特開2011−061341号公報
ユーザが持ち歩く電子機器の画面に表示される背景画像(壁紙)が、所定の時間の経過等の特定のイベントの発生に伴い自動的に切り替わる機能がある。そのような機能を備えた電子機器をユーザが職場で取り出した時に、たまたま家族の写真が大きく表示されていると、ユーザはその表示を相応しくないと感じるかも知れない。例えば、朝の出勤の時間帯にワインを飲んでくつろぐ人々の写真が大きく表示されたり、気温の高い時に炬燵で鍋を囲む人々の写真が大きく表示されたりする場合も同様である。
本発明は、上記の事情に鑑み、電子機器の置かれている環境に相応しい表示を電子機器に行わせる手段を提供することを目的とする。
本発明は、各々画像を示す複数の画像データを取得する画像データ取得部と、前記複数の画像データの各々に関する当該画像データが示す画像の属性と、自装置が置かれている環境の属性とに基づき、前記複数の画像データのなかから1以上の画像データを選択し、当該選択した1以上の画像データが示す画像の表示を表示装置に指示する制御部とを備える装置を提案する。
上記の装置において、前記制御部は、前記複数の画像データの各々に関する当該画像データが示す画像の属性と、自装置が置かれている環境の属性とに基づき、前記複数の画像データの各々に関し確率を決定し、当該決定した確率に従い、前記複数の画像データのなかから1以上の画像データを選択する、という構成が採用されてもよい。
また、本発明は、各々画像を示す複数の画像データを取得する画像データ取得部と、前記複数の画像データの各々に関する当該画像データが示す画像の属性と、自装置が置かれている環境の属性とに基づき、前記複数の画像データの各々の表示態様を決定し、当該決定した表示態様で前記複数の画像データが示す画像の表示を表示装置に指示する制御部とを備える装置を提案する。
上記の装置において、前記制御部は、前記複数の画像データの各々に関する当該画像データが示す画像の属性と、自装置が置かれている環境の属性とに基づき、前記複数の画像データの各々に関し確率を決定し、当該決定した確率に従い複数の表示態様の選択肢のなかから選択した表示態様を、前記複数の画像データの各々の表示態様として決定する、という構成が採用されてもよい。
上記のいずれかの装置において、前記制御部は、前記複数の画像データの各々に関する当該画像データが示す写真の撮影された位置が、自装置の現在の位置に近い程、当該画像データに関する前記確率を増加する、という構成が採用されてもよい。
また、上記のいずれかの装置において、前記制御部は、前記複数の画像データの各々に関する当該画像データが示す写真の撮影された時刻が、現在の時刻に近い程、当該画像データに関する前記確率を増加する、という構成が採用されてもよい。
また、上記のいずれかの装置において、前記制御部は、前記複数の画像データのうち、直近に行われた撮影により生成された画像データが示す写真の被写体と同一の被写体の写真を示す画像データに関する前記確率を増加する、という構成が採用されてもよい。
また、上記のいずれかの装置において、前記制御部は、前記複数の画像データのうち、直近に行われた収音により生成された音声データが示す属性と同一の属性の画像を示す画像データに関する前記確率を増加する、という構成が採用されてもよい。
また、本発明は、一の装置が、各々画像を示す複数の画像データを取得するステップと、前記一の装置又は前記一の装置と互いにデータ通信する他の装置が、前記複数の画像データの各々に関する当該画像データが示す画像の属性と、前記一の装置が置かれている環境の属性とに基づき、前記複数の画像データのなかから1以上の画像データを選択するステップと、前記一の装置が、前記選択された1以上の画像データが示す画像の表示を表示装置に指示するステップとを備える方法を提案する。
また、本発明は、一の装置が、各々画像を示す複数の画像データを取得するステップと、前記一の装置又は前記一の装置と互いにデータ通信する他の装置が、前記複数の画像データの各々に関する当該画像データが示す画像の属性と、前記一の装置が置かれている環境の属性とに基づき、前記複数の画像データの各々の表示態様を決定するステップと、前記一の装置が、前記決定された表示態様で前記複数の画像データが示す画像の表示を表示装置に指示するステップとを備える方法を提案する。
また、本発明は、コンピュータに各々画像を示す複数の画像データを取得する処理と、前記複数の画像データの各々に関する当該画像データが示す画像の属性と、前記コンピュータが置かれている環境の属性とに基づき、前記複数の画像データのなかから1以上の画像データを選択し、当該選択した1以上の画像データが示す画像の表示を表示装置に指示する処理とを実行させるためのプログラムを提案する。
また、本発明は、コンピュータに各々画像を示す複数の画像データを取得する処理と、前記複数の画像データの各々に関する当該画像データが示す画像の属性と、前記コンピュータが置かれている環境の属性とに基づき、前記複数の画像データの各々の表示態様を決定し、当該決定した表示態様で前記複数の画像データが示す画像の表示を表示装置に指示する処理とを実行させるためのプログラムを提案する。
本発明によれば、電子機器は電子機器の置かれている環境に相応しい表示を行う。そのため、ユーザは、場違いな画像や時期外れな画像といった、状況等に照らし相応しくない画像により煩わされることが少なくなる。
本発明の一実施例にかかる画像表示システムの全体構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例にかかる端末装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例にかかる画像管理DBのデータ構成を示した図である。 本発明の一実施例にかかるスケジュール管理DBのデータ構成を示した図である。 本発明の一実施例にかかる基準位置管理DBのデータ構成を示した図である。 本発明の一実施例にかかる被写体管理DBのデータ構成を示した図である。 本発明の一実施例にかかる端末装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例にかかるサーバ装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例にかかる端末管理DBのデータ構成を示した図である。 本発明の一実施例にかかるサーバ装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例にかかる端末装置が表示する画像の内容を模式的に示した図である。 本発明の一実施例にかかる端末装置が表示する画像の内容を模式的に示した図である。 本発明の一実施例にかかる端末装置が表示する画像の内容を模式的に示した図である。 本発明の一実施例にかかる端末装置が表示する画像の内容を模式的に示した図である。 本発明の一実施例にかかる端末装置が表示する画像の内容を模式的に示した図である。 本発明の一実施例にかかる端末装置が表示する画像の内容を模式的に示した図である。
(1.実施例)
以下に、本発明の一実施例として画像表示システム1を説明する。画像表示システム1は、ユーザが用いる端末装置のディスプレイに表示される背景画像(以下、「壁紙」という)を自動的に変化させるシステムである。画像表示システム1においては、例えばユーザが自宅にいる時には家族や友人の写真が高い確率で表示される一方、ユーザが職場にいる時には風景の写真等が高い確率で表示される、といった具合に、端末装置の置かれている環境に応じて端末装置に表示される壁紙が変化する。ただし、壁紙に用いられる画像は確率に従い選択されるため、同じ環境下において必ずしも同じ壁紙が表示されるとは限らない。
(1.1.構成)
まず、画像表示システム1の構成を説明する。図1は、画像表示システム1の全体構成を示すブロック図である。画像表示システム1は、端末装置10と、サーバ装置11を備えている。端末装置10とサーバ装置11は、移動通信網やインターネット等のネットワーク19を介して相互にデータ通信が可能である。
端末装置10は、ユーザが画像の表示等に用いる電子機器であり、ノート型PC(Personal Computer)、スマートフォン、スレートデバイス等の移動通信端末である。なお、図1には端末装置10が1つのみ表示されているが、端末装置10の数は画像表示システム1を利用するユーザの数に応じて任意に変化する。また、以下の説明において、端末装置10はコンピュータが本実施例にかかるプログラムに従う処理を実行することにより実現されるものとするが、端末装置10は、端末装置10が備える機能構成(後述)をハードウェアにより実現した、いわゆる専用機として構成されてもよい。
サーバ装置11は、端末装置10からの要求に応じて画像データの記憶、検索、及び送信を行う。また、以下の説明において、サーバ装置11はコンピュータが本実施例にかかるプログラムに従う処理を実行することにより実現されるものとするが、サーバ装置11が備える機能構成(後述)をハードウェアにより実現した、いわゆる専用機として構成されてもよい。
図2は端末装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。制御部101は、端末装置10の各部の動作を制御するとともに各種データの処理を行う。制御部101は、CPU(Central Processing Unit)等の演算処理装置やメモリを備え、所定のプログラムを実行することによって上記制御及び処理を行う。
記憶部102は、例えばハードディスクやフラッシュメモリ等の記録媒体を備え、制御部101が実行するプログラム、制御部101が用いる各種データ、タッチディスプレイ104(後述)が表示する画像を示す画像データ等を記憶する。通信部103は、アンテナや、ネットワーク19の通信方式に対応したモデム等を備え、データの変調・復調といったデータ通信に必要な処理を行い、ネットワーク19を介してサーバ装置11やサーバ装置11とは異なる他の装置(図示略)との間でデータを送受信する。
タッチディスプレイ104は、画像を表示するとともにユーザの操作を受け付ける。タッチディスプレイ104は表示部1041とセンサ部1042とを備える。表示部1041は画像データが示す画像を表示するディスプレイであり、その方式は液晶方式、有機EL(electroluminescence)方式等、いずれであってもよい。
センサ部1042は、表示部1041により表示される画像に対するユーザの指等のポインタの接触もしくは近接(以下、接触又は近接を総称して「タッチ」という)を検出し、検出したタッチの位置を示す座標データを制御部101に出力するタッチセンサである。センサ部1042の方式は静電容量方式、電磁誘導方式、抵抗膜方式、光方式等、いずれであってもよい。なお、端末装置10は、センサ部1042に加えて、もしくはセンサ部1042に代えて、操作ボタン等の他の操作手段を備えてもよい。
GPS信号受信部105は、複数のGPS(Global Positioning System)衛星の各々から信号(以下「GPS信号」という)を受信し、制御部101に出力する。制御部101に出力されたGPS信号は、制御部101において端末装置10の現在位置の特定処理に用いられる。カメラ106は、外界を撮影して生成した画像データを制御部101に出力する。計時部107は、現在時刻を示す現在時刻データを生成し、制御部101に出力する。マイク108は、外界の音を示す波形データを生成し、制御部101に出力する。
記憶部102に記憶されている各種データの一部は、以下に説明するデータベース(Database、以下「DB」と称する)により管理されている。画像管理DB1021は、記憶部102もしくは後述するサーバ装置11の記憶部112に記憶されている画像データを管理するためのDBである。図3は画像管理DB1021のデータ構成を示した図である。画像管理DB1021は画像の各々に応じたデータレコードを含み、各データレコードは以下のデータフィールドを有している。なお、以下にデータフィールドには[ ]を付す。
[画像ID]:画像を識別する画像IDを格納する。画像IDは、例えば画像を示す画像データのファイル名を示す。
[撮影時刻]:画像が写真である場合、写真の撮影時刻を示す撮影時刻データを格納する。
[撮影場所]:画像が写真である場合、写真の撮影場所の経度・緯度を示す撮影位置データを格納する。
[属性タグ]:画像に関する各種属性を示す属性タグを格納する。
[ポイント]:画像の表示頻度、表示サイズ、表示の際の濃度の決定に用いる確率を算出するための自然数を示すポイントを格納する。
[属性タグ]は、画像に関する様々な情報を格納し得る。例えば、ユーザの長男が運動会で徒競走をしている写真の[属性タグ]には、「家族」、「子ども」、「長男」、「運動会」、「徒競走」等の各種データが格納され得る。この場合、「家族」、「子ども」、「長男」というデータは、例えば制御部101が画像データを取得した際、後述する被写体管理DB1024に格納されているデータに従い自動的に登録されたデータである。また、「運動会」、「徒競走」というデータは、例えばユーザにより入力されたデータである。ただし、[属性タグ]に格納されるデータの取得方法はこれらに限られず、例えば写真の撮影時刻及び撮影場所を示すデータに基づき、ネットワーク19を介して外部の装置からこの写真に関するデータ(例えば、イベントの名称を示すデータ)を取得する方法等、他の方法が用いられてもよい。
[ポイント]は、壁紙に使用される画像の選択における確率を決定するために用いられる数値(自然数)である。各画像に対するポイントの付与の方法及びポイントの利用の方法については、後述する動作の説明において併せて説明する。
スケジュール管理DB1022は、祝日や記念日、予定といった各種イベントに関するデータを管理するためのDBである。図4はスケジュール管理DB1022のデータ構成を示した図である。スケジュール管理DB1022はイベントの各々に応じたデータレコードを含み、各データレコードは以下のデータフィールドを有している。
[イベントID]:イベントを識別するイベントIDを格納する。
[開始時刻]:イベントの開始時刻を示す開始時刻データを格納する。
[終了時刻]:イベントの終了時刻を示す終了時刻データを格納する。
[場所]:イベントが会議等の場合、イベントが行われる場所の名称、住所、又は経度・緯度を示すデータを格納する。
[内容]:イベントの内容(例えば、「長男の誕生日」等)を示すデータを格納する。
[開始時刻]、[終了時刻]及び[内容]に格納されるデータは、例えばユーザにより入力されたデータである。また、[場所]に格納されるデータは、例えばユーザにより入力されたデータ(例えば、場所の名称や住所を示すデータ)や、ユーザにより入力されたデータに基づき、ネットワーク19を介して外部の装置から取得されたデータ(例えば、緯度・経度を示すデータ)である。
基準位置管理DB1023は、自宅や職場といった特定の場所(基準位置)に関するデータを管理するためのDBである。図5は基準位置管理DB1023のデータ構成を示した図である。基準位置管理DB1023は基準位置の各々に応じたデータレコードを含み、各データレコードは以下のデータフィールドを有している。
[基準位置ID]:基準位置を識別する基準位置IDを格納する。
[名称]:基準位置の名称(例えば、「自宅」、「職場」等)を示すデータを格納する。
[位置]:基準位置の緯度・経度を示す基準位置データを格納する。
[属性タグ]:ユーザが基準位置に関連付けた画像の属性タグを格納する。
[名称]及び[属性タグ]に格納されるデータは、例えばユーザにより入力されたデータである。また、[位置]に格納されるデータは、例えばGPS信号受信部105から受け取ったGPS信号に基づき制御部101が生成した現在位置を示すデータ(以下、「現在位置データ」という)である。ユーザは、基準位置(例えば自宅)において端末装置10に対し所定の操作を行った後、基準位置の名称(例えば「自宅」)や基準位置に関連付けたい属性タグ(例えば「家族」、「友人」)を入力することにより、基準位置管理DB1023に新たな基準位置に関するデータレコードを追加することができる。なお、[位置]に格納されるデータとして、制御部101がGPS信号に基づき生成した現在位置データに代えて、例えばユーザが端末装置10に表示される地図上で選択した位置を示す位置データが用いられてもよい。
被写体管理DB1024は、ユーザの家族や友人等の特定の人物(以下、「登録被写体」という)に関するデータを管理するためのDBである。図6は被写体管理DB1024のデータ構成を示した図である。被写体管理DB1024は登録被写体の各々に応じたデータレコードを含み、各データレコードは以下のデータフィールドを有している。
[被写体ID]:登録被写体を識別する被写体IDを格納する。
[名称]:登録被写体の名称(例えば、「長男」、「太郎」等)を示すデータを格納する。
[特徴データ]:登録被写体の顔の特徴(例えば、顔の輪郭の形状や、眼、口、鼻の位置関係等の特徴)を示す特徴データを格納する。
[属性タグ]:ユーザが登録被写体に関連付けた画像の属性タグ(例えば、「家族」、「友人」等)を格納する。
[名称]及び[属性タグ]に格納されるデータは、例えばユーザにより入力されたデータである。また、[特徴データ]に格納されるデータは、制御部101がカメラ106から受け取った登録被写体の写真を示す画像データを既知の画像解析手法に従い処理し生成したデータである。ユーザは、端末装置10に対し所定の操作を行い、登録したい被写体をカメラ106により撮影した後、その被写体の名称(例えば「長男」)やその被写体に関連付けたい属性タグ(例えば「家族」)を入力することにより、被写体管理DB1024に新たな登録被写体に関するデータレコードを追加することができる。
上述したハードウェア構成を備える端末装置10は、制御部101が記憶部102に記憶されているプログラムに従う処理を実行することにより、図7に示す機能構成を備える装置として動作する。
画像データ取得部121は、端末装置10により表示される画像を示す画像データを取得する機能構成部である。具体的には、画像データ取得部121は、制御部101が記憶部102に記憶されている画像データを読み出すことにより実現される。なお、記憶部102に記憶されている画像データには、予め記憶部102に記憶されている画像データに加え、通信部103がサーバ装置11や他の装置から受信した画像データや、カメラ106が撮影により生成した画像データが含まれる。
画像属性データ取得部122は、端末装置10により表示される画像の属性を示す画像属性データを取得する機能構成部である。具体的には、画像属性データ取得部122は、制御部101が記憶部102に記憶されている画像管理DB1021(図3)やスケジュール管理DB1022(図4)から画像に関連するデータを画像属性データとして読み出すことにより実現される。
環境属性データ取得部123は、端末装置10が置かれている環境の属性を示す環境属性データを取得する機能構成部である。具体的には、環境属性データ取得部123は、制御部101がGPS信号受信部105からGPS信号を受け取って現在位置データを生成し、制御部101が計時部107から現在の時刻を示す現在時刻データを受け取り、制御部101がカメラ106から外界の画像を示す画像データを受け取り、もしくは制御部101がマイク108から外界の音を示す波形データを受け取ることにより実現される。
制御部124は、表示対象の画像の選択を行い、選択した画像の表示態様を決定し、画像の表示を表示部125(後述)に指示する機能構成部である。具体的には、制御部124は、制御部101が、画像属性データ取得部122により取得された画像属性データが示す属性と、環境属性データ取得部123により取得された環境属性データが示す属性に基づき、画像データ取得部121により取得される画像データが示す画像のなかから表示対象の画像を選択するとともに、選択した画像の表示における大きさ及び濃度を決定し、決定したそれらの表示態様で画像の表示を表示部1041に指示することにより実現される。
表示部125は、画像を表示する機能構成部である。具体的には、表示部125は、表示部1041が制御部124の指示に従い画像を表示することにより実現される。
図8はサーバ装置11のハードウェア構成を示すブロック図である。制御部111は、サーバ装置11の各部の動作を制御するとともに各種データの処理を行う。制御部111は、CPU等の演算処理装置やメモリを備え、所定のプログラムを実行することによって上記制御及び処理を行う。
記憶部112は、例えばハードディスク等の記録媒体を備え、制御部111が実行するプログラム、制御部111が用いる各種データ、端末装置10との間で送受信される画像データ等を記憶する。通信部113は、アンテナやネットワーク19の通信方式に対応したモデム等を備え、データの変調・復調といったデータ通信に必要な処理を行い、ネットワーク19を介して端末装置10との間でデータを送受信する。
サーバ装置11は、任意の端末装置10から画像データの記憶、検索及び送信の要求を受け付ける。そのため、記憶部112は、端末装置10の各々が利用可能な画像データを管理するためのDBとして、端末管理DB1121を記憶している。図9は端末管理DB1121のデータ構成を示した図である。端末管理DB1121は端末装置10の各々に応じたデータレコードを含み、各データレコードは以下のデータフィールドを有している。
[端末ID]:端末装置10を識別する端末IDを格納する。
[パスワード]:端末装置10のユーザの本人認証を行うためのパスワードを格納する。
[画像ID群]:端末装置10により利用可能な画像データを識別する画像IDを格納する。
なお、1つの端末装置10により利用可能な画像データは通常複数であるため、[画像データ群]には、それら複数の画像データを識別する複数の画像IDが格納される。
上述したハードウェア構成を備えるサーバ装置11は、制御部111が記憶部112に記憶されているプログラムに従う処理を実行することにより、図10に示す機能構成を備える装置として動作する。
画像データ受信部131は、端末装置10から送信されてくる画像データを受信する機能構成部である。具体的には、画像データ受信部131は、制御部111が通信部113を制御して端末装置10から送信されてくる画像データを受信することにより実現される。
記憶部132は、画像データ受信部131により受信された画像データを記憶する機能構成部である。具体的には、記憶部132は、記憶部112が制御部111の制御の下で通信部113により受信された画像データを記憶することにより実現される。
送信要求受信部133は、端末装置10から送信されてくる画像データの送信要求を受信する機能構成部である。具体的には、送信要求受信部133は、制御部111が通信部113を制御して端末装置10から送信されてくる画像データの送信要求を受信することにより実現される。
画像データ検索部134は、送信要求受信部133により受信された送信要求に従い、記憶部132に記憶されている画像データのなかから要求された画像データを検索する機能構成部である。具体的には、画像データ検索部134は、制御部111が送信要求により示される画像IDの画像データを記憶部112から読み出すことにより実現される。
画像データ送信部135は、送信要求に応じて画像データを端末装置10に送信する機能構成部である。具体的には、画像データ送信部135は、通信部113が制御部111の制御の下で、送信要求に従い記憶部112から読み出された画像データを端末装置10に送信することにより実現される。
(1.2.動作)
(1.2.1.画像登録動作)
次に、画像表示システム1の動作例について説明する。まず、ユーザが壁紙に利用される画像を示す画像データを端末装置10に登録する際に画像表示システム1が行う動作を説明する。
ユーザが画像データを端末装置10に登録する主な方法としては、カメラ106を用いた撮影により生成された画像データを登録する方法、通信部103を介して他の装置から受信した画像データを登録する方法がある。
カメラ106により生成される画像データの登録においては、制御部101はカメラ106により生成された画像データを記憶部102に記憶するとともに、画像管理DB1021(図3)に新しいデータレコードを追加し、当該画像データに固有に割り当てた画像IDと、計時部107から受け取った現在時刻データと、GPS信号受信部105から受け取ったGPS信号に基づき生成した現在位置データを、追加したデータレコードの[画像ID]、[撮影時刻]、[撮影場所]に各々格納する。
また、制御部101はカメラ106により生成された画像データが示す画像を、既知の画像解析手法により解析し、その画像に人物の顔の画像が含まれるか否かを判定し、顔の画像が含まれると判定した場合、その顔の特徴を示す特徴データを生成する。その後、制御部101は生成した特徴データと被写体管理DB1024(図6)に格納されているデータレコードの各々の[特徴データ]に格納されているデータとのマッチングを行い、マッチするデータを含むデータレコードがあれば、当該データレコードの[属性タグ]に格納されているデータを、画像管理DB1021に新たに登録したデータレコードの[属性タグ]に格納する。
また、ユーザにより、カメラ106により撮影された写真の属性を示すデータの入力が行われた場合、制御部101は入力されたデータを画像管理DB1021に新たに登録したデータレコードの[属性タグ]に格納する。
また、他の装置から通信部103を介して受信された画像データの登録においては、制御部101は通信部103から受け取った画像データを記憶部102に記憶するとともに、画像管理DB1021(図3)に新しいデータレコードを追加し、当該画像データに固有に割り当てた画像IDを、追加したデータレコードの[画像ID]に格納する。また、制御部101は、通信部103から受け取った画像データが写真を示し、当該写真の撮影時刻を示す時刻データや撮影場所を示す位置データを伴っている場合、これらのデータを、追加したデータレコードの[撮影時刻]及び[撮影場所]に各々格納する。さらに、御部101は、通信部103から受け取った画像データが撮影時刻及び撮影場所以外の属性を示すデータを伴っている場合、そのデータを、追加したデータレコードの[属性タグ]に格納する。
なお、記憶媒体から画像データを読み込んで登録する場合等、端末装置10が上述した方法とは異なる方法により取得した画像データを登録する場合も、その登録における端末装置10の動作は、上述した他のサーバから画像データを取得した場合と同様である。
ユーザは上記のように画像データを端末装置10に次々と登録していくことができるが、端末装置10の記憶容量の制限を超えるデータ量の画像データを端末装置10に保存することはできない。しかしながら、画像表示システム1においては、ユーザは端末装置10に登録した画像データの一部をサーバ装置11に記憶させることにより、端末装置10の記憶容量の制限を超えたデータ量の画像データを端末装置10において利用可能としている。
ユーザが端末装置10に対し所定の操作を行い、端末装置10をサーバ装置11にログインさせた後、サーバ装置11に対し指定した画像データの移動を指示すると、端末装置10は指定された画像データを画像IDとともにサーバ装置11に送信し、送信が完了すると記憶部102から当該画像データを削除する。ただし、画像管理DB1021(図3)に格納されている、当該削除した画像データに関するデータレコードは削除されずに維持される。一方、端末装置10から画像データ及び画像IDを受信したサーバ装置11は、受信した画像データを記憶部112に記憶するとともに、端末管理DB1121(図9)のなかから、画像データのアップロード元の端末装置10に関するデータレコードを検索し、検索したデータレコードの[画像ID群]に受信した画像IDを格納する。
上記のように端末装置10の画像管理DB1021に画像IDや属性タグ等のデータが登録され、端末装置10の記憶部102又はサーバ装置11の記憶部112に画像データが記憶されると、端末装置10はそれらの画像データを壁紙の表示に利用することができるようになる。
(1.2.2.壁紙切り替え表示動作)
続いて、端末装置10における壁紙の切り替え表示が行われる際に画像表示システム1が行う動作を説明する。画像表示システム1においては、以下の規則に従うように、壁紙に利用される画像の選択が行われる。
(1)画像管理DB1021(図3)において、[撮影時刻」に格納されているデータが示す日付が現在の日付に近い画像ほど、高い確率で選択する。
(2)画像管理DB1021(図3)において、[撮影場所]に格納されているデータが示す位置が端末装置10の現在の位置に近い画像ほど、高い確率で選択する。
(3)基準位置管理DB1023(図5)に登録されている基準位置のいずれか(以下、「基準位置A」とする)に関するデータレコードの[属性タグ]と画像管理DB1021(図3)に登録されている画像のいずれか(以下、「画像X」とする)に関するデータレコードの[属性タグ]に共通するデータが格納されている場合、基準位置Aの位置が端末装置10の現在の位置に近い程、画像Xを高い確率で選択する。
(4)スケジュール管理DB1022(図4)に登録されているイベントのいずれか(以下、「イベントB」とする)に関するデータレコードの[内容]と画像管理DB1021(図3)に登録されている画像のいずれか(以下、「画像Y」とする)に関するデータレコードの[属性タグ]に共通するデータが格納されている場合、イベントBの開始時刻が現在の時刻に近い程、画像Yを高い確率で選択する。
(5)ユーザにより、マイク108に対し画像の属性を示す言葉が発声された場合、画像管理DB1021(図3)において[属性タグ]に、マイク108が生成した波形データが示す属性を示すデータを格納している画像を高い確率で選択する。
(6)ユーザにより、被写体管理DB1024に登録されている人物の顔がカメラ106により撮影された場合、その人物に関連する写真を高い確率で選択する。
制御部101は所定時間の経過毎(例えば1分毎)に、上記の(1)〜(6)の規則に従った画像の選択を行うために、画像管理DB1021(図3)に登録されている画像に対するポイントの付与を行う。まず、制御部101は、画像管理DB1021のデータレコードのなかから、[撮影時刻]が示す日付(以下、「日付d」とする)が、現在の日付(以下、「日付D」とする)の前後の所定期間(例えば、現在の日付の1週間前から1週間後までの計15日間)に入るものを抽出し、抽出したデータレコードの[ポイント]に、例えば以下のように決定されるポイントを加算する。なお、この場合、日付d及び日付Dは年を考慮せず、月日のみを考慮した日付である。
日付Dと日付dの差が0日(同日)の場合、80ポイントを加算。
日付Dと日付dの差が1日の場合、70ポイントを加算。
日付Dと日付dの差が2日の場合、60ポイントを加算。
日付Dと日付dの差が3日の場合、50ポイントを加算。
日付Dと日付dの差が4日の場合、40ポイントを加算。
日付Dと日付dの差が5日の場合、30ポイントを加算。
日付Dと日付dの差が6日の場合、20ポイントを加算。
日付Dと日付dの差が7日の場合、10ポイントを加算。
すなわち、制御部101は、撮影時刻が示す日付が現在の日付により近い画像に対し、より多くのポイントを付与する。
また、制御部101は、画像管理DB1021のデータレコードのなかから、[撮影場所]が示す位置(以下、「位置l」とする)が、端末装置10の現在の位置(以下、「位置L」とする)から所定距離以内のエリア(例えば、位置Lから1000m以内のエリア)に入るものを抽出し、抽出したデータレコードの[ポイント]に、例えば以下のように決定されるポイントを加算する。
位置Lと位置lとの距離が0m以上100m未満の場合、100ポイントを加算。
位置Lと位置lとの距離が100m以上200m未満の場合、90ポイントを加算。
位置Lと位置lとの距離が200m以上300m未満の場合、80ポイントを加算。
位置Lと位置lとの距離が300m以上400m未満の場合、70ポイントを加算。
位置Lと位置lとの距離が400m以上500m未満の場合、60ポイントを加算。
位置Lと位置lとの距離が500m以上600m未満の場合、50ポイントを加算。
位置Lと位置lとの距離が600m以上700m未満の場合、40ポイントを加算。
位置Lと位置lとの距離が700m以上800m未満の場合、30ポイントを加算。
位置Lと位置lとの距離が800m以上900m未満の場合、20ポイントを加算。
位置Lと位置lとの距離が900m以上1000m未満の場合、10ポイントを加算。
すなわち、制御部101は、画像の撮影位置が端末装置10の現在の位置により近い画像に対し、より多くのポイントを付与する。
また、制御部101、基準位置管理DB1023(図5)のデータレコードのなかから、[位置]に格納されているデータが示す基準位置(以下、「位置M」とする)が、端末装置10の現在の位置、すなわち位置Lから所定距離以内のエリア(例えば、位置Lから1000m以内のエリア)に入るものを抽出する。基準位置管理DB1023から1以上のデータレコードを抽出した場合、制御部101は続いて、画像管理DB1021のデータレコードのなかから、[属性タグ]に、先に基準位置管理DB1023から抽出したデータレコードの[属性タグ]に格納されているデータと共通するデータ(一部共通でも可)を格納しているものを抽出する。
例えば、制御部101が基準位置管理DB1023において[属性タグ]に「家族」及び「友人」が格納されているデータレコードを、端末装置10の現在位置(位置L)から1000m以内の基準位置に関するデータレコードとして抽出した場合、制御部101は画像管理DB1021のデータレコードのなかから、[属性タグ]に「家族」又は「友人」が格納されているデータレコードを抽出する。
続いて、制御部101は上記のように画像管理DB1021から抽出したデータレコードの[ポイント]に、例えば以下のように決定されるポイントを加算する。
位置Lと位置Mとの距離が0m以上100m未満の場合、100ポイントを加算。
位置Lと位置Mとの距離が100m以上200m未満の場合、90ポイントを加算。
位置Lと位置Mとの距離が200m以上300m未満の場合、80ポイントを加算。
位置Lと位置Mとの距離が300m以上400m未満の場合、70ポイントを加算。
位置Lと位置Mとの距離が400m以上500m未満の場合、60ポイントを加算。
位置Lと位置Mとの距離が500m以上600m未満の場合、50ポイントを加算。
位置Lと位置Mとの距離が600m以上700m未満の場合、40ポイントを加算。
位置Lと位置Mとの距離が700m以上800m未満の場合、30ポイントを加算。
位置Lと位置Mとの距離が800m以上900m未満の場合、20ポイントを加算。
位置Lと位置Mとの距離が900m以上1000m未満の場合、10ポイントを加算。
すなわち、制御部101は、端末装置10の現在の位置により近い基準位置に関連する画像に対し、より多くのポイントを付与する。
また、制御部101は、スケジュール管理DB1022(図4)のデータレコードのなかから[開始時刻]に格納されているデータが示す日付(以下、「日付e」とする)が、現在の日付(以下、「日付E」とする)の前後の所定期間(例えば、現在の日付の1週間前から1週間後までの計15日間)に入るものを抽出する。なお、この場合、日付e及び日付Eは年月日の全てを考慮した日付である。
スケジュール管理DB1022から1以上のデータレコードを抽出した場合、制御部101は続いて、画像管理DB1021のデータレコードのなかから、[属性タグ]に、先にスケジュール管理DB1022から抽出したデータレコードの[内容]に格納されているデータと共通するデータ(一部共通でも可)を格納しているものを抽出する。
例えば、制御部101がスケジュール管理DB1022において[内容]に「長男の誕生日」が格納されているデータレコードを、現在の日付(日付E)の1週間前から1週間後までの計15日間の期間内に開始するイベントに関するデータレコードとして抽出した場合、制御部101は画像管理DB1021のデータレコードのなかから、[属性タグ]に「長男」又は「誕生日」が格納されているデータレコードを抽出する。
続いて、制御部101は上記のように画像管理DB1021から抽出したデータレコードの[ポイント]に、例えば以下のように決定されるポイントを加算する。
日付Eと日付eの差が0日(同日)の場合、80ポイントを加算。
日付Eと日付eの差が1日の場合、70ポイントを加算。
日付Eと日付eの差が2日の場合、60ポイントを加算。
日付Eと日付eの差が3日の場合、50ポイントを加算。
日付Eと日付eの差が4日の場合、40ポイントを加算。
日付Eと日付eの差が5日の場合、30ポイントを加算。
日付Eと日付eの差が6日の場合、20ポイントを加算。
日付Eと日付eの差が7日の場合、10ポイントを加算。
すなわち、制御部101は、開始時刻が示す日付が現在の日付により近いイベントに関連する画像に対し、より多くのポイントを付与する。
また、制御部101は、ユーザが端末装置10に対し音声による画像の抽出を指示する所定の操作を行った後、何らかの属性を示す言葉を発声した場合、マイク108により生成された波形データが示す言葉を既知の音声認識手法により解析し、画像管理DB1021のデータレコードのなかから、[属性タグ]に、波形データの解析により得られた言葉を示すデータを含むものを抽出する。
例えば、ユーザが「スカイタワー」と発声した場合、制御部101は画像管理DB1021のなかから、[属性タグ]に「スカイタワー」が格納されているデータレコードを抽出する。
続いて、制御部101は上記のように画像管理DB1021から抽出したデータレコードの[ポイント]に、例えば以下のように決定されるポイントを加算する。
発声が行われた時刻からの経過時間が2分未満の場合、100ポイントを加算。
発声が行われた時刻からの経過時間が2分以上4分未満の場合、90ポイントを加算。
発声が行われた時刻からの経過時間が4分以上6分未満の場合、80ポイントを加算。
発声が行われた時刻からの経過時間が6分以上8分未満の場合、70ポイントを加算。
発声が行われた時刻からの経過時間が8分以上10分未満の場合、60ポイントを加算。
発声が行われた時刻からの経過時間が10分以上12分未満の場合、50ポイントを加算。
発声が行われた時刻からの経過時間が12分以上14分未満の場合、40ポイントを加算。
発声が行われた時刻からの経過時間が14分以上16分未満の場合、30ポイントを加算。
発声が行われた時刻からの経過時間が16分以上18分未満の場合、20ポイントを加算。
発声が行われた時刻からの経過時間が18分以上20分未満の場合、10ポイントを加算。
すなわち、制御部101は、ユーザによる属性の発声が行われた時刻からの経過時間が短い程、発声された属性に関連する画像に対し、より多くのポイントを付与する。
また、ユーザが端末装置10に対し撮影による画像の抽出を指示する所定の操作を行った場合、カメラ106は撮影により画像データを生成し、制御部101はカメラ106が生成した画像データが示す被写体の顔の特徴データを生成する。続いて、制御部101は被写体管理DB1024(図6)のデータレコードのなかから、[特徴データ]に、撮影された画像から生成した特徴データとマッチするデータを含むものを抽出する。
被写体管理DB1024から1以上のデータレコードを抽出した場合、制御部101は続いて、画像管理DB1021のデータレコードのなかから、[属性タグ]に、先に被写体管理DB1024から抽出したデータレコードの[属性タグ]に格納されているデータと共通するデータ(一部共通でも可)を格納しているものを抽出する。
例えば、被写体管理DB1024にユーザの長男の顔の特徴データが、「長男」という属性タグとともに登録されている場合、ユーザが長男を撮影すると、制御部101は画像管理DB1021のなかから、[属性タグ]に「長男」が格納されているデータレコードを抽出する。
続いて、制御部101は上記のように画像管理DB1021から抽出したデータレコードの[ポイント]に、例えば以下のように決定されるポイントを加算する。
撮影が行われた時刻からの経過時間が2分未満の場合、100ポイントを加算。
撮影が行われた時刻からの経過時間が2分以上4分未満の場合、90ポイントを加算。
撮影が行われた時刻からの経過時間が4分以上6分未満の場合、80ポイントを加算。
撮影が行われた時刻からの経過時間が6分以上8分未満の場合、70ポイントを加算。
撮影が行われた時刻からの経過時間が8分以上10分未満の場合、60ポイントを加算。
撮影が行われた時刻からの経過時間が10分以上12分未満の場合、50ポイントを加算。
撮影が行われた時刻からの経過時間が12分以上14分未満の場合、40ポイントを加算。
撮影が行われた時刻からの経過時間が14分以上16分未満の場合、30ポイントを加算。
撮影が行われた時刻からの経過時間が16分以上18分未満の場合、20ポイントを加算。
撮影が行われた時刻からの経過時間が18分以上20分未満の場合、10ポイントを加算。
すなわち、制御部101は、ユーザによる被写体の撮影が行われた時刻からの経過時間が短い程、撮影された被写体に関連する画像に対し、より多くのポイントを付与する。
制御部101は、上述したポイントの加算の処理を完了すると、画像管理DB1021に含まれる全データレコードの[ポイント]に所定数のポイント(例えば、1ポイント)を一律に加算する。このポイントの一律加算により、上述したポイントの加算の処理においてポイントの加算が行われなかった画像に対しても、以下に述べる確率の算出において正の確率が算出される。そのため、全ての画像が壁紙の表示において利用される可能性がある。
続いて、制御部101は、画像管理DB1021に含まれるデータレコードの数が全部でn個であり、k番目(kは1≦k≦nである任意の自然数)のデータレコードの[ポイント]に格納されているデータの値をPkとするとき、このk番目のデータレコードに応じた確率Rkを以下の式1に従い算出する。
続いて、制御部101は、上記のように算出した確率Rkに従い、画像管理DB1021に登録されている画像のなかから所定数(以下、5つとする)の画像を選択する。
続いて、制御部101は選択した5つの画像を示す画像データが記憶部102に記憶されているか否かを確認し、記憶部102に記憶されていない画像データに関しては、その画像データの画像IDを含む送信要求を、通信部103を介してサーバ装置11に送信する。なお、その際、必要に応じて端末装置10のサーバ装置11に対するログインの処理が行われる。
サーバ装置11の制御部111は通信部113を介して端末装置10から送信要求を受け取ると、その送信要求に含まれる画像IDで識別される画像データを記憶部112から読み出し、通信部113を介して要求元の端末装置10に送信する。端末装置10の制御部101は通信部103を介してサーバ装置11から送られてくる画像データを受信すると、受信した画像データを記憶部102に記憶させる。
続いて、制御部101は、選択した5つの画像の画像データを用いて、それら5つの画像を合成した1枚の壁紙の画像を示す壁紙画像データを生成する。壁紙画像データの生成において、制御部101はそれら5つの画像の壁紙における大きさの比率を、例えば以下の式2に従い決定する。ただし、式2において、S1〜S5は、確率Rkが大きい順に画像1〜画像5とする場合、各々、画像1〜画像5の壁紙におけるサイズの比率を示す。
また、壁紙画像データの生成において、制御部101は5つの画像の壁紙における濃度の比率を、例えば以下の式3に従い決定する。ただし、式3において、C1〜C5は、比率Rkが大きい順に画像1〜画像5とする場合、各々、画像1〜画像5の壁紙における濃度の比率を示す。
制御部101は、上記のように生成した壁紙画像データに従った壁紙の表示を表示部1041に指示する。端末装置10は、所定時間の経過毎(例えば1分毎)に、上述したポイントの付与、ポイントに基づく確率Rkの算出、算出した確率Rkに従った画像データの選択、選択した画像データを用いた壁紙画像データの生成、壁紙画像データに従った壁紙の表示、という一連の処理を繰り返す。その結果、表示部1041には、端末装置10が置かれた環境に応じた画像が、高い確率で壁紙に表示されることになる。
図11〜図16は、画像表示システム1において端末装置10が表示する壁紙の内容を模式的に示した図である。図11は、1年間における特定の日が近付いてくると、端末装置10の壁紙に、ユーザが過去のその日に撮影した写真が高い確率で表示される様子を示した図である。このように、画像表示システム1によれば、過去の異なる年の近い月日に撮影された写真が高い確率で壁紙に表示されるため、ユーザは例えば過去の同じ時節の記憶を、壁紙を通じて思い出すことができる。
図12は、ユーザが特定の場所の近くに行くと、端末装置10の壁紙に、その特定の場所の周辺で撮影された写真が高い確率で表示される様子を示した図である。このように、画像表示システム1によれば、ユーザが現在いる場所に関連する画像が高い確率で壁紙に表示されるため、ユーザは例えば現在の場所の近くにある名所を、壁紙を通じて知ったり、過去に同じ場所を訪れた際の記憶を、壁紙を通じて思い出したりすることができる。
図13は、ユーザが自宅もしくはその近くにいる時には端末装置10の壁紙に家族や友人の写真が高い確率で表示され、ユーザが職場もしくはその近くにいる時には端末装置10の壁紙に風景の写真等が高い確率で表示される様子を示した図である。このように、画像表示システム1によれば、ユーザが現在いる場所に適した画像が高い確率で壁紙に表示されるため、例えば職場においてプライベートの写真ばかりが壁紙に表示される、といった不都合が回避される。
図14は、スケジュールに登録されているイベントが近付いてくると、端末装置10の壁紙に、イベントに関連する画像が高い確率で表示される様子を示した図である。このように、画像表示システム1によれば、スケジュールに登録されているイベントが近付いてくると、そのイベントに関連する画像が高い確率で壁紙に表示されるため、ユーザは例えばイベントが近付いたことを、壁紙を通じて気付くことができる。
図15は、ユーザがキーワードと発声すると、端末装置10の壁紙に、キーワードに関連する画像が高い確率で表示される様子を示した図である。このように、画像表示システム1によれば、ユーザはキーワードを発声することにより、希望する内容の画像を高い確率で壁紙に表示させることができる。
図16は、ユーザが人物を撮影すると、端末装置10の壁紙に、その人物の写真が高い確率で表示される様子を示した図である。このように、画像表示システム1によれば、ユーザは人物を撮影することにより、その人物の写真を高い確率で壁紙に表示させることができる。
なお、端末装置10において、高い確率で表示される画像は、より大きく、より高い濃度で表示される。その結果、それらの画像はユーザの目に留まりやすく、またユーザの印象に残りやすい。
以上述べたように、画像表示システム1によれば、端末装置10が置かれている環境に応じた画像が高い確率で表示されるため、ユーザの目に留まりやすい。その結果、ユーザは画像の表示機能に利便性を感じることができる。また、画像表示システム1によれば、端末装置10において表示される画像は確率に従い選択されるため、同じ環境下においても必ずしも同じ画像が表示されるとは限らない。従って、ユーザは表示される画像に単調さを感じることなく、飽きずにそれらの画像を見ることができる。
[変形例]
上述した実施例は本発明の一具体例であって、様々に変形することができる。以下にそれらの変形の例を示す。
(1)上述した実施例は本発明を壁紙の切り替え機能に適用した例であるが、本発明は壁紙の切り替え機能に限らず、複数の画像のなかから一部の画像を選択して表示する機能であれば、いずれにも適用可能である。
例えば、ユーザの操作に応じて、端末装置10もしくはサーバ装置11に記憶されている画像データが示す画像もしくは当該画像のサムネイル画像を端末装置10の表示部1041に一覧表示するような場合においても、本発明は適用可能である。その場合、端末装置10には、例えば、端末装置10の置かれている環境に応じた確率で選択された画像群が第1ページに表示され、第1ページに表示されなかった画像のなかから、同じく端末装置10の置かれている環境に応じた確率で選択された画像群が第2ページに表示され、・・・という具合に、順次、画像群の表示が行われることになる。
(2)上述した実施例においては、端末装置10の置かれている環境に応じた確率に従い、表示対象の画像の選択が行われる構成が採用されている。これに代えて、もしくはこれに加えて、端末装置10の置かれている環境に応じた確率に従い、画像の表示態様が、複数の選択肢のなかから選択される構成が採用されてもよい。
例えば、画像の表示態様としては、画像のサイズ、濃さ、アニメーション表示(点滅等)等が考えられる。例えば、画像のサイズとして大と小の2つの選択肢があり、1つの画面に大のサイズの画像が1枚、小のサイズの画像が4枚、の計5枚の画像が表示可能である場合を考える。この場合、制御部101は利用可能な画像のなかからランダムに5枚の画像を選択した後、これら5枚の画像の各々に関し、例えば以下の式4に従い、確率Rq(ただし、qは5つの画像の各々に応じた1〜5のいずれかの自然数、Pqは5枚の画像の各々のポイント)を算出する。
続いて、制御部101は上記のように算出した確率Rqに従い、5枚の画像のなかから大のサイズで表示する画像を1枚、選択する。制御部101はそのように選択した1枚の画像を大のサイズで、他の4枚の画像を小のサイズで表示するように、表示部1041に指示する。その結果、端末装置10の置かれている環境に応じた画像が、より高い確率で大きなサイズで表示されることになる。
上記の例は画像の表示態様としてサイズを変更する例であるが、画像の表示における濃度やアニメーション表示等の他の種類の表示態様を変更する場合も同様である。また、上記の例は表示態様の選択肢の数が2つ(大と小)であるが、選択肢の数は3以上であってもよい。
この変形例によれば、例えばユーザの現在位置に近い位置で撮影された写真が高い確率で大きく表示される、というように、端末装置10の置かれている環境に応じた特定の画像が高い確率で目立つように表示される。その結果、ユーザは表示される画像により利便性を感じることができるとともに、単調性がないため、飽きを感じにくい。
(3)上述した実施例においては、端末装置10において利用可能な画像データの一部はサーバ装置11に記憶される構成が採用されている。これに代えて、端末装置10が利用可能な画像データは全て端末装置10に記憶される構成が採用されてもよい。その場合、画像表示システム1にサーバ装置11は不要となる。
(4)上述した実施例においては、端末装置10において表示される画像の選択処理は端末装置10において行われる構成が採用されている。これに代えて、端末装置10において表示される画像の選択処理がサーバ装置11において行われる構成が採用されてもよい。その場合、端末装置10が備える画像属性データ取得部122、環境属性データ取得部123及び制御部124に相当する機能構成部をサーバ装置11に設け、サーバ装置11が必要に応じて環境属性データ(例えば、端末装置10の現在位置を示す現在位置データ)を端末装置10から受信し、画像データの選択を行い、選択した画像データを端末装置10に送信するように構成すればよい。
(5)上述した実施例においては、基準位置に関するデータがユーザの入力により登録される構成が採用されているが、基準位置に関するデータを登録する方法はこれに限られない。例えば、端末装置10の制御部101が、日中の時間帯に平均的に所定時間以上、留まっている位置を職場の位置と推定し、夜間の時間帯に平均的に所定時間以上、留まっている位置を自宅の位置と推定し、それらの推定した位置を基準位置として基準位置管理DB1023に自動的に登録する構成が採用されてもよい。
(6)上述した実施例において、カメラ106による撮影により画像の選択の確率を変更する機能が用いられる際、ユーザが撮影の指示を行い、その指示が行われた時に撮影された画像に基づき、画像の選択の確率が変更される構成が採用されている。これに加えて、もしくはこれに代えて、カメラ106が継続的に外界を撮影し、撮影により順次生成される画像データに示される被写体に関する画像を高い確率で選択するように端末装置10を構成してもよい。その場合、例えばカメラ106が端末装置10の表示部1041を観る人物の顔を撮影する方向に配置されていると、端末装置10を見ているユーザに関連する画像が高い確率で選択されて表示されることになる。
(7)上述した実施例において、カメラ106による撮影により画像の選択の確率を変更する機能が用いられる際、被写体管理DB1024に予め特徴データが登録されている被写体に関してのみ、画像の選択の確率が増加される構成が採用されている。これに代えて、予め被写体管理DB1024に特徴データが登録されていない被写体が撮影された場合にも、当該被写体に関連する写真が高い確率で選択される構成が採用されてもよい。その場合、端末装置10は利用可能な画像データのうち人物の顔の写真を示す全ての画像データに関し、当該画像データが示す顔の特徴データを生成し、新たにカメラ106により撮影された人物の顔の特徴データとの間でマッチング処理を行うように構成すればよい。
(8)上述した実施例において、端末装置10は表示部1041を内蔵する構成が採用されている。これに代えて、端末装置10は表示部1041を内蔵せず、外部に接続された表示装置に対し、制御部101が画像の表示を指示する構成が採用されてもよい。
(9)上述した実施例においては、現在時刻が特定の時刻に近い場合、その時刻に関連する画像が選択される確率が高くなる構成において、現在の時刻と、画像の属性として示される時刻とが年単位で比較される。時刻の比較の単位は年単位に限られず、例えば、月単位、週単位、日単位であってもよい。例えば、日単位で比較する場合、毎日、夕方に近付く程、夕方に撮影された写真が高い確率で表示される、という具合に、ユーザの1日の生活リズムに応じた画像の表示が行われることになる。
(10)上述した実施例においては、現在時刻が特定の時刻に近い場合、その時刻に関連する画像が選択される確率が高くなる構成において、現在時刻がその時刻に近付くにつれて、その時刻に関連する画像が選択される確率が徐々に増加し、その時刻が過ぎた後、その時刻に関連する画像が選択される確率が徐々に低減する。これに代えて、特定の時刻を過ぎた後は、その特定の時刻に関連する画像の選択される確率を増加させない構成が採用されてもよい。この場合、例えばクリスマスが過ぎるまでは、クリスマスに関連する画像が高い確率で表示され、クリスマスを過ぎるとクリスマスに関連する画像はほとんど表示されなくなる、という具合に、時期遅れの画像が表示される確率が下がり、場合によっては望ましい。
なお、上述した実施例において説明に用いた具体的な数値等のデータ、算出式、データベースのデータ構成、処理の順序等はあくまで一例であって、本発明を限定するものではない。
1…画像表示システム、10…端末装置、11…サーバ装置、19…ネットワーク、101…制御部、102…記憶部、103…通信部、104…タッチディスプレイ、105…GPS信号受信部、106…カメラ、107…計時部、108…マイク、111…制御部、112…記憶部、113…通信部、121…画像データ取得部、122…画像属性データ取得部、123…環境属性データ取得部、124…制御部、125…表示部、131…画像データ受信部、132…記憶部、133…送信要求受信部、134…画像データ検索部、135…画像データ送信部、1021…画像管理DB、1022…スケジュール管理DB、1023…基準位置管理DB、1024…被写体管理DB、1041…表示部、1042…センサ部、1121…端末管理DB

Claims (12)

  1. 各々画像を示す複数の画像データを取得する画像データ取得部と、
    前記複数の画像データの各々に関する当該画像データが示す画像の属性と、自装置が置かれている環境の属性とに基づき、前記複数の画像データのなかから1以上の画像データを選択し、当該選択した1以上の画像データが示す画像の表示を表示装置に指示する制御部と
    を備える装置。
  2. 前記制御部は、前記複数の画像データの各々に関する当該画像データが示す画像の属性と、自装置が置かれている環境の属性とに基づき、前記複数の画像データの各々に関し確率を決定し、当該決定した確率に従い、前記複数の画像データのなかから1以上の画像データを選択する
    請求項1に記載の装置。
  3. 各々画像を示す複数の画像データを取得する画像データ取得部と、
    前記複数の画像データの各々に関する当該画像データが示す画像の属性と、自装置が置かれている環境の属性とに基づき、前記複数の画像データの各々の表示態様を決定し、当該決定した表示態様で前記複数の画像データが示す画像の表示を表示装置に指示する制御部と
    を備える装置。
  4. 前記制御部は、前記複数の画像データの各々に関する当該画像データが示す画像の属性と、自装置が置かれている環境の属性とに基づき、前記複数の画像データの各々に関し確率を決定し、当該決定した確率に従い複数の表示態様の選択肢のなかから選択した表示態様を、前記複数の画像データの各々の表示態様として決定する
    請求項3に記載の装置。
  5. 前記制御部は、前記複数の画像データの各々に関する当該画像データが示す写真の撮影された位置が、自装置の現在の位置に近い程、当該画像データに関する前記確率を増加する
    請求項2又は4に記載の装置。
  6. 前記制御部は、前記複数の画像データの各々に関する当該画像データが示す写真の撮影された時刻が、現在の時刻に近い程、当該画像データに関する前記確率を増加する
    請求項2、4および5のいずれか1項に記載の装置。
  7. 前記制御部は、前記複数の画像データのうち、直近に行われた撮影により生成された画像データが示す写真の被写体と同一の被写体の写真を示す画像データに関する前記確率を増加する
    請求項2および4乃至6のいずれか1項に記載の装置。
  8. 前記制御部は、前記複数の画像データのうち、直近に行われた収音により生成された音声データが示す属性と同一の属性の画像を示す画像データに関する前記確率を増加する
    請求項2および4乃至7のいずれか1項に記載の装置。
  9. 一の装置が、各々画像を示す複数の画像データを取得するステップと、
    前記一の装置又は前記一の装置と互いにデータ通信する他の装置が、前記複数の画像データの各々に関する当該画像データが示す画像の属性と、前記一の装置が置かれている環境の属性とに基づき、前記複数の画像データのなかから1以上の画像データを選択するステップと、
    前記一の装置が、前記選択された1以上の画像データが示す画像の表示を表示装置に指示するステップと
    を備える方法。
  10. 一の装置が、各々画像を示す複数の画像データを取得するステップと、
    前記一の装置又は前記一の装置と互いにデータ通信する他の装置が、前記複数の画像データの各々に関する当該画像データが示す画像の属性と、前記一の装置が置かれている環境の属性とに基づき、前記複数の画像データの各々の表示態様を決定するステップと、
    前記一の装置が、前記決定された表示態様で前記複数の画像データが示す画像の表示を表示装置に指示するステップと
    を備える方法。
  11. コンピュータに
    各々画像を示す複数の画像データを取得する処理と、
    前記複数の画像データの各々に関する当該画像データが示す画像の属性と、前記コンピュータが置かれている環境の属性とに基づき、前記複数の画像データのなかから1以上の画像データを選択し、当該選択した1以上の画像データが示す画像の表示を表示装置に指示する処理と
    を実行させるためのプログラム。
  12. コンピュータに
    各々画像を示す複数の画像データを取得する処理と、
    前記複数の画像データの各々に関する当該画像データが示す画像の属性と、前記コンピュータが置かれている環境の属性とに基づき、前記複数の画像データの各々の表示態様を決定し、当該決定した表示態様で前記複数の画像データが示す画像の表示を表示装置に指示する処理と
    を実行させるためのプログラム。
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