JP2014074999A - 画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】カメラ等によって撮影された複数の画像を、所定のページに配置して表示する際、被写体間の遠近や位置の関係を正確に表現して撮影時の臨場感を表示できなかった。
【解決手段】画像処理装置は、撮影角度情報と焦点距離情報とを含む付加情報に関連付けられた少なくとも1つの画像データを取得し、取得した少なくとも1つの画像データが示す少なくとも1つの画像を、撮影角度情報及び焦点距離情報に応じた位置及びサイズで出力する。
【選択図】図4
【解決手段】画像処理装置は、撮影角度情報と焦点距離情報とを含む付加情報に関連付けられた少なくとも1つの画像データを取得し、取得した少なくとも1つの画像データが示す少なくとも1つの画像を、撮影角度情報及び焦点距離情報に応じた位置及びサイズで出力する。
【選択図】図4
Description
本発明は、複数の画像をレイアウト可能な画像処理装置に関する。
従来、カメラ等によって撮影された複数の画像データが示す複数の画像を、所定のページに配置して表示する電子アルバムがある。電子アルバムにおいては臨場感を表現する技術が提案されている。例えば、特許文献1には、一般のアルバムを作成する時は、時系列に配置することが多いことに着目して、時間情報と経路を示すパス情報に基づいて画像を電子アルバムに配置することで時間的な臨場感を表現する技術が提案されている。
特許文献1の技術では時間的な臨場感は表現できる。しかしながら、特許文献1の技術では、撮影時の撮影者から見た臨場感を表現できない。すなわち、撮影時の撮影者から見た、被写体間の遠近や位置の関係が表現できず、空間的な臨場感は表現できない。
本発明は、このような問題点に鑑みて発明されたものであり、複数の画像をレイアウトする際、撮影時の空間的な臨場感や全体感を表現できる画像処理装置を提供する。
本発明に係る画像処理装置は、撮影角度情報と焦点距離情報とを含む付加情報に関連付けられた少なくとも1つの画像データを取得する取得手段と、前記取得手段で取得した少なくとも1つの画像データが示す少なくとも1つの画像を、前記撮影角度情報及び前記焦点距離情報に応じた位置及びサイズで出力する出力手段とを備える。
本発明によれば、複数の画像をレイアウトする際、撮影時の空間的な臨場感や全体感を表現することができる。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る画像処理装置101を含むシステムの構成の一例を示すブロック図である。画像処理装置101は、この装置の制御を司るCPU202、主記憶装置として機能するとともにCPU202のワークエリアを提供するRAM203、固定的なデータ及びプログラムを記憶するROM204をはじめ、以下の構成を備える。バス201は、そこに接続された構成要素間でのデータのやり取りを可能にする。キーボードコントローラ205は、キーボード210からの情報をバス201を介してCPU202に伝える。ビデオコントローラ206は、表示装置212による画像表示を制御する。外部記憶装置コントローラ207は、ハードディスクドライブ等の外部記憶装置213を制御する。ネットワークI/Fコントローラ208は、ネットワーク100と接続して通信を行う。
通常、画像処理装置101を起動するための初期プログラムや画像処理装置101の各モジュールを制御するための基本的なプログラムはROM204に保存されている。また、図1(b)に示すように、外部記憶装置213には、OS221をはじめ、後述で説明する画像レイアウトアプリケーション222と、その他のアプリケーション223が1つ以上インストールされている。また、本実施例では、外部記憶装置213に、画像レイアウトアプリケーション222によってレイアウトされる、カメラ等で撮影した画像データ224も格納されている。
画像処理装置101の電源が投入されると、まずROM204に保存されている起動用プログラムをCPU202が実行し、そのプログラムが外部記憶装置213に保存されているOSをRAM203にロードし、その後、制御権をOS221に渡す。OS221は必要なモジュールをさらに外部記憶装置213からRAM203にロードする。さらにユーザの指示により、必要なアプリケーションプログラム222、223を外部記憶装置213からRAM203にロードし、これらがCPU202によって実行される。
なお、図1の例では、OSや各種のアプリケーションや画像データが外部記憶装置に記憶されている例に基づいて説明するが、これらが画像処理装置101内の不図示の記憶装置などに記憶されてもよい。また、OSや各種のアプリケーションや画像データを、例えばネットワークを介して接続された不図示のサーバ等からネットワークI/Fコントローラ208を介して利用してもよい。
次に、図2、図3を用いて、実施例1でレイアウト表示の対象となる画像データ224について説明する。
図2は、画像データ224を撮影時に、撮影者から見た全体像を説明する図であり、251、252、253は、それぞれカメラ撮影の被写体(対象物)である。被写体251は手前でダンスをする人、被写体252は、奥側で走る人物、被写体253は、上部にある、“うんどうかい”の旗である。
図3は、画像データ224が示す画像を説明する図である。図3のそれぞれは、同じ撮影位置から、ズームレンズ(撮影画角を変更可能なレンズ)を備えたカメラで被写体を撮影した時の画像データである。
画像データ301は、被写体251を焦点距離50mmで撮影した画像データであり、画像データ302は、被写体252を焦点距離200mmで撮影した画像データである。画像データ303及び304は、被写体253を焦点距離100mmで、2枚に分割して撮影した画像データである。
本実施例において画像データ224は、Exifファイルフォーマットで保存されている。Exifファイルフォーマットのヘッダー領域には、カメラメーカー、機種名、撮影日時情報が付加情報として保存されている。また撮影時の詳細情報として、絞り値、F値、撮影距離、焦点距離情報、撮影時にどの方位角(水平角度)、仰俯角(上下角度)で撮影したかを示す撮影角度情報が付加情報として保存されている。さらには、経度、緯度、高度などのGPS位置情報等も付加情報として保存されている。
次に、図4を用いて、画像レイアウトアプリケーション222のモジュール構成について説明する。
画像レイアウトアプリケーション222は、Exif情報解析部401、画像データ選択部402、表示サイズ決定部403、配置位置決定部404、表示データ制御部405を含む。
Exif情報解析部401は、画像データ224のExif情報を読み取り、撮影日時、時間、撮影時の方位角(水平角度)、仰俯角(上下角度)、焦点距離を解析する。
図5は、Exif情報解析部401が、画像データ301、302、303、304のそれぞれに対して解析した結果であり、画像データ301、302、303、304とそれぞれの画像データに対する解析結果として得られた情報との関係を示す図である。
画像データ選択部402は、同じページにレイアウトする画像を選択する制御部であり、Exif情報解析部401が解析した結果から、同一時間に撮影した画像を処理対象の画像として選択する。本実施例では、ある画像データの撮影時間を基準に前後10分以内に撮影された画像データを同一時間に撮影した画像と判定する。同一時間の判定については、前後10分以内に限られるものではなく、任意の時間を設定することができる。また、同一時間に撮影した画像であることをユーザによって任意に指定されることによって、同一時間に撮影した画像として選択してもよい。
表示サイズ決定部403は、Exif情報解析部401で解析して得られた焦点距離情報をもとに、表示する画像のサイズを決定する。例えば、画像データ選択部402で選択された画像データの中で、一番焦点距離が短く撮影された画像サイズを基準とし、選択された各画像の焦点距離の比率を計算して、画像表示サイズを決定する。
本実施例の場合、図5を参照すると、一番焦点距離が短い画像は画像データ301の50mmなのでこの画像データサイズを基準する。画像データ302の焦点距離は200mmなので、301に比べて4倍ズームで撮影されていると判定し、画像表示サイズを1/4と決定する。同様に、画像データ303、304の焦点距離は100mmなので、301に比べて2倍ズームで撮影されていると判定し、画像表示サイズを1/2にする。
なお、表示サイズ決定部403は、基準となる画像サイズを人間の目で見たサイズと等しいサイズとしてもよい。例えば、50mmを基準とし、これより短い焦点距離の画像については、基準サイズよりも大きいサイズとなるように決定してもよい。
図6は、表示サイズ決定部403によって決定されたサイズで表示した表示画像の例である。表示画像601は画像データ301の表示画像であり、表示画像602は画像データ302の表示画像であり、表示画像602、603は、画像データ303,304の表示画像である。
配置位置決定部404は、Exif情報解析部401で解析して得られた方位角(水平角度)、仰俯角(上下角度)情報をもとに、表示画像601、602、603、604の配置位置を決定する。図7を用いて、詳細を説明する。
図7は、配置位置決定部404で決定された配置位置に従って表示画像を表示画面に表示するための描画データを示す図である。配置の座標スケールは、表示する画像データの方位角、仰俯角の最大値、最小値から決定する。
画像データ301は、方位角が54℃、仰角が105℃であるため、表示画像601の中心点を、701に示すように、X:Y=54:105の座標位置に配置する。画像データ302は、方位角27℃、仰角が126℃であるため、702に示すように、X:Y=27:126の座標位置に表示画像602を配置する。画像データ303、304は、703、704に示すように、それぞれX:Y=40:139、X:Y=52:142の座標位置に表示画像603、604を配置する。
なお、配置の座標スケールは人の視野角度に応じた値としてもよい。例えば、上下左右で50度の範囲に座標スケールを設定してもよい。
表示データ制御部405は、配置位置決定部404で決定された配置位置に従って作成した描画データを、表示装置212に適切に表示できるよう制御する制御部である。
次に、図8のフローチャートを用いて、本画像処理装置101の処理フローを説明する。
図8は、画像レイアウトアプリケーション222起動後、外部記憶装置213に格納された画像データ224を入力して、画像をレイアウト表示するまでの処理を説明するためのフローチャートである。
まず、画像レイアウトアプリケーション222は、外部記憶装置213に格納された画像データ224の中の画像データを読み込む(ステップS801)。次に、Exif情報解析部401は、ステップS801で読み込んだ画像データに含まれるExif情報を解析する(ステップS802)。画像データ選択部402は、ステップS802で解析された結果に基づいて、基準画像の撮影日時と同一撮影日時で撮影された画像かどうかを判定する(ステップS803)。なお、ここでの基準画像は、まだレイアウト表示していない画像の中で、撮影日時が一番新しいものとしている。その他、ユーザによる指定によって基準画像が選択されてもよい。
ステップS803で基準画像と同一撮影日時と判定された画像を、画像データ選択部402はレイアウト対象として設定する(ステップS804)。ステップS803で同一撮影日時でないと判定した場合は、画像データ選択部402は、まだ解析していない画像があるか確認する(ステップS805)。まだ解析していない画像があればステップS801に戻る。ステップS805で解析すべき画像がない場合は、ステップS804でレイアウト対象として設定された画像データの焦点距離情報と撮影角度の解析をExif情報解析部401が行う(ステップS806)。なお、ステップS802において既にステップS806で解析するExif情報が解析済みである場合には、ステップS806は解析済みの情報を取得する処理とすることができる。
次に、ステップS806で解析して得られた焦点距離情報から、表示サイズ決定部403は、レイアウト対象として設定された画像データの表示サイズを決定する(ステップS807)。そして表示サイズ決定部403はステップS807で決定したサイズに応じた表示画像データを生成する(ステップS808)。例えば、表示サイズ決定部403は、ステップS801で読み込んだ画像データを変倍することで表示画像データを生成する。
次に、配置位置決定部404は、ステップS806で解析して得られた撮影角度情報から、ステップS808で作成された表示画像データのレイアウト位置を決定する(ステップS809)。配置位置決定部404は、ステップS808で作成された表示画像データを、ステップS809で決定したレイアウト位置に配置する(ステップS810)。次に、表示データ制御部405は、ステップS810でレイアウトした描画データを表示装置212の同一画面中に表示する。ステップS806からS810は、レイアウト対象として複数の画像データがステップS804で設定されている場合、各画像データを対象に各処理が行われる。
以上説明したように、実施例1によれば、画像データに含まれる焦点距離情報と撮影角度情報に基づいて、撮影時の撮影者の視点に立った空間的な臨場感や全体感を表現することができる。
実施例1では、同一撮影時刻に撮影された画像データをレイアウト対象として選択する例を説明した。実施例2では、複数の画像データからレイアウトする画像を選択する際、画像に対応したGPS(緯度、経度、高度)情報、及び被写界深度を解析し、その解析結果に基づいて、レイアウトする画像を選択する画像処理装置101について説明する。
図9、図10、図11を用いて、実施例2における画像データ224の中から、レイアウトに使用する画像の選択する方法について説明する。
図9は、実施例2における、外部記憶装置213に記憶された画像データ224の一例である。
画像データ901、902、903、904は、被写体251、252、253を、被写界深度を浅くして、同じ位置から撮影した画像データである。画像データ906は、被写体252を、被写界深度を深くして、画像データ902と同様の位置から異なる焦点距離で撮影したデータである。画像データ905は、画像データ902とは別の位置から、被写体252を撮影した画像データである。
次に、図10を用いて、実施例2における、画像レイアウトアプリケーション1000のモジュール構成について説明する。
画像レイアウトアプリケーション1000は、Exif情報解析部1001、画像データ選択部1002、表示サイズ決定部1003、配置位置決定部1004、表示データ制御部1005、被写界深度決定部1006を含む。
Exif情報解析部1001は、実施例2の画像データ224のExif情報(付加情報)を読み取り、GPS(緯度、経度、高度)情報、焦点距離情報、F値、絞り値、被写体距離、撮影日時、時間、撮影時の方位角(水平角度)、仰俯角(上下角度)を解析する。
被写界深度決定部1006は、Exif情報解析部1001で解析して得られた焦点距離、絞り値、F値、被写体距離等から、画像の被写界深度が浅いかどうかを判定するモジュールである。なお、被写界深度が浅いかどうかを判定する技術は、例えば特開2009−164834等で公開されており、周知であるため、ここでは、詳細な説明は省略する。
次に、図11の図面を用いて、画像データ選択部1002の動作について説明する。図11は、Exif情報解析部1001と被写界深度決定部1006とによって、本実施例2の画像データ224を解析した結果であり、各画像データと、撮影日時情報、位置情報、被写界深度、焦点距離、撮影角度との関係を示す図である。
画像データ選択部1002は、図11に示す解析結果を参照し、経度・緯度・高度情報から、同一撮影場所で撮影された画像同士をグルーピングする。そしてさらに、そのグループの中で、被写界深度が浅い画像データをレイアウト対象の画像データとして選択し設定する。
本実施例で示す画像データ224の場合、同一撮影場所で撮影された画像データは、2グループに分類される。1グループ目は、画像データ901、902、903、904、906であり、2グループ目は、画像データ905のみである。その中で、レイアウト表示に選択されるのは、被写界深度が浅い画像データであるので、1グループ目でレイアウトされる画像は、画像データ901、902、903、904であり、2グループ目でレイアウトされる画像は、画像データ905である。被写界深度が浅い画像データを分類対象として選択する理由は、より臨場感が高いレイアウト表示を行うためである。したがって、本実施例では、グループ分けをする際に、被写界深度が深い画像データ(画像データ905)を除いている例を説明するが、実施態様によっては被写界深度が深い画像データもレイアウト対象として選択可能な構成を採用してもよい。
表示サイズ決定部1003は、画像データ選択部1002で選択された画像データにおいて、Exif情報解析部1001で解析した焦点距離情報をもとに、表示するサイズを決定する。
本実施例の場合、焦点距離50mmを基準として計算する。1グループ目の画像データ901は、焦点距離が50mmなのでサイズは変更しない。画像データ902の焦点距離は200mm(50mmの4倍)なので画像表示サイズを1/4と決定する。同様に、画像データ903、904の焦点距離は100mm(50mmの2倍)なので、画像表示サイズを1/2にする。2グループ目の画像データ905は、焦点距離が100mm(50mmの2倍)なので、画像表示サイズを1/2にする。このように、1グループ目の基準を2グループ目にも適用してもよいし、2グループ目には別の焦点距離を基準にする処理を行っても良い。
配置位置決定部1004は、画像データ選択部1002で選択された画像データにおいて、前述の実施例1と同様、Exif情報解析部1001で解析した方位角(水平角度)、仰俯角(上下角度)情報をもとに、配置位置を算出する。
図12を用いて詳細に説明する。図12、配置位置決定部1004の算出結果に基づいて配置された描画データであり、図12(a)は、1グループ目の描画データを、図12(b)は2グループ目の描画データを示している。
配置の座標スケールは、表示する画像データの方位角、仰俯角の最大値、最小値から決定する。図12(b)のように、画像が一枚の場合や、また画像間の角度差が少ない場合でも、最低X:60℃、Y:70℃の画角を表現できるよう描画データを作成する。
画像データ901は、方位角が54℃、仰角が105℃であるため、表示画像の中心点を、1201に示すように、X:Y=54:105の座標位置に表示画像が配置される。画像データ902は、方位角27℃、仰角が126℃であるため、1202に示すように、X:Y=27:126の座標位置に表示画像が配置される。画像データ903、904は、1203、1204に示すように、それぞれX:Y=40:139、X:Y=52:142の座標位置に表示画像が配置される。
図12(b)に示すように、2グループ目の画像データ905は、1グループ目のページと別のページで描画される。この時、画像データ905は、X:Y=260:87の座標位置に画像表示サイズを1/2にした表示画像が配置される。
表示データ制御部1005は、配置位置決定部1004で作成した描画データを、表示部212に適切に表示できるよう制御する制御部である。
次に、図13、図14のフローチャートを用いて、本画像処理装置101の処理フローを説明する。
図13は、画像レイアウトアプリケーション222起動後、外部記憶装置213に格納された本実施例における画像データ224を読み込んで、同一撮影場所の画像データをグルーピングするまでの処理を説明するフローチャートである。
まず、画像レイアウトアプリケーション222は、外部記憶装置213に格納された画像データ224を読み込む(ステップS1301)。そして、Exif情報解析部1001は、ステップS1301で読み込んだ画像データのExif情報内のGPS情報(緯度、経度、高度)を解析する(ステップS1302)。そして、Exif情報解析部は、同一撮影場所の画像データをグルーピングする(ステップS1303)。
図14は、グルーピングされた1グループの画像データを読み込み、その中でレイアウト画像を選択し、レイアウト表示するまでの処理を説明するためのフローチャートである。
まず、画像レイアウトアプリケーション222は、グルーピングされた1グループ内の画像データを読み込む(ステップS1401)。次に、被写界深度決定部1006は、画像データのExif情報から被写界深度を決定する(ステップS1402)。画像データ選択部1002は、ステップS1402で決定された被写界深度が浅いかどうかを判定する(ステップS1403)。画像データ選択部1002は、ステップS1403で被写界深度が浅いと判定された画像データをレイアウト対象として設定する(ステップS1404)。ステップS1403で被写界深度が浅くないと判定された場合は、画像データ選択部1002はまだ解析していない画像データがあるか確認する(ステップS1405)。まだ解析していない画像データがあればステップS1401に戻る。ステップS1405で解析すべき画像がないと判定された場合は、レイアウト対象として設定された画像データの焦点距離情報と撮影角度の解析をExif情報解析部1001が行う(ステップS1406)。
次に、表示サイズ決定部1003が、焦点距離情報からレイアウト対象として設定された画像データの表示サイズを決定して(ステップS1407)、表示画像データを作成する(ステップS1408)。次に、配置位置決定部1004が、撮影角度情報から表示画像データのレイアウト位置を決定し(ステップS1409)、表示画像データを決定したレイアウト位置に配置する(ステップS1410)。次に、表示データ制御部1005が、ステップS1410でレイアウトした描画データを表示部212に表示する。
以上、実施例2で説明したように、レイアウト画像選択時、同一撮影場所で撮影された画像で、かつ、被写界深度が浅い画像データだけを選択してレイアウトすることにより、より臨場感が高いレイアウト表示を行うことができる。
<その他>
以上が、実施例の説明であるが、さらなる臨場感を持たせるために、例えば、画像データから、ピントの合った被写体だけを切り出して配置したり、背景を連続的に表現するために編集加工して表示する技術を組み合わせて表示してもよい。
以上が、実施例の説明であるが、さらなる臨場感を持たせるために、例えば、画像データから、ピントの合った被写体だけを切り出して配置したり、背景を連続的に表現するために編集加工して表示する技術を組み合わせて表示してもよい。
また、実施例1では、画像データを選択する際に同一時間に撮影した画像を指定している例を説明した。しかしながら、例えば同一撮影地点であり、撮影時間は異なる画像についても本発明を適用することも可能である。すなわち、実施例1において画像データを選択する場合に、同一時間に撮影された画像以外の画像を用いても良い。逆に、実施例2においては、同一撮影場所で撮影された画像をグルーピングの対象としているが、実施例2においてさらに同一時間に撮影した画像に限定してグルーピングを行っても良い。
以上の各実施例においては、レイアウトされた画像を表示装置に表示する例について説明した。しかしながら、本発明は、レイアウトされた画像を出力する構成であればよく、上記の表示の例に限定されるものではない。例えば、レイアウトされた画像を印刷装置に出力して、レイアウトされた画像が印刷される構成を採用してもよい。また、レイアウトされた画像を新たな画像データとして生成して、外部記憶装置に記憶させるために出力する構成を採用してもよい。いずれの場合においても、撮影時における撮影者の空間的な臨場感や全体感を表現することができる。
また、上記の各実施例においては、Exifフォーマットの画像データを扱う場合を例に挙げて説明した。しかしながら、本発明はExifフォーマットの画像データに限定されない。上述したような各種の情報が含まれるいずれの形式の画像データにも適用することができる。また、各種の情報が画像データに含まれていなくてもよく、例えば画像データとの関連付けがされて所定のサーバ等に格納されていてもよい。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
Claims (11)
- 撮影角度情報と焦点距離情報とを含む付加情報に関連付けられた少なくとも1つの画像データを取得する取得手段と、
前記取得手段で取得した少なくとも1つの画像データが示す少なくとも1つの画像を、前記撮影角度情報及び前記焦点距離情報に応じた位置及びサイズで出力する出力手段と
を備える画像処理装置。 - 撮影角度情報と焦点距離情報とを含む付加情報を有する少なくとも1つの画像データを取得する取得手段と、
前記取得手段で取得した画像データの前記焦点距離情報に基づいて前記画像データが示す画像の表示サイズを決定する表示サイズ決定手段と、
前記取得手段で取得した画像データの前記撮影角度情報に基づいて前記画像データが示す画像の配置位置を決定する配置位置決定手段と、
前記表示サイズ決定手段で決定された表示サイズで、前記配置位置決定手段で決定された配置位置に配置された画像を出力する出力手段と
を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 撮影角度情報と焦点距離情報とを含む付加情報を有する複数の画像データを取得する取得手段と、
前記取得手段で取得した各画像データの前記焦点距離情報に基づいて各画像データが示す画像の表示サイズを決定する表示サイズ決定手段と、
前記取得手段で取得した各画像データの前記撮影角度情報に基づいて各画像データが示す画像の配置位置を決定する配置位置決定手段と、
前記表示サイズ決定手段で決定された表示サイズで、前記配置位置決定手段で決定された配置位置に配置された画像を示す画像データを生成する生成手段と
前記生成された画像データを出力する出力手段と
を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 前記取得手段は、撮影日時を示す撮影日時情報をさらに含む付加情報を有する画像データを取得し、
前記撮影日時情報に基づいて処理対象の画像データを選択する選択手段をさらに備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の画像処理装置。 - 前記取得手段は、撮影場所を示す位置情報をさらに含む付加情報を有する画像データを取得し、
前記位置情報に基づいて処理対象の画像データを分類する分類手段をさらに備えることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の画像処理装置。 - 前記分類手段は、被写界深度が浅い画像を示す画像データのみを分類対象として用いることを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
- 前記取得手段は、前記撮影角度情報として、撮影時の方位角と仰俯角とを示す情報を含む画像データを取得することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の画像処理装置。
- 前記取得手段は、Exifファイルフォーマットの付加情報を含む画像データを取得することを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の画像処理装置。
- Exifファイルフォーマットの複数の画像データを入力する入力手段と、
前記入力手段で入力された複数の画像データが示す画像を同一画面中に表示する表示手段と
を備えた画像処理装置であって、
前記表示手段で表示される複数の画像は、前記Exifファイルフォーマットのヘッダーに含まれる焦点距離情報に応じた表示サイズで、前記Exifファイルフォーマットのヘッダーに含まれる方位角及び仰俯角に応じた画面中の位置にそれぞれ配置されることを特徴とする画像処理装置。 - 撮影角度情報と焦点距離情報とを含む付加情報に関連付けられた少なくとも1つの画像データを取得する取得ステップと、
前記取得ステップで取得した少なくとも1つの画像データが示す少なくとも1つの画像を、前記撮影角度情報及び前記焦点距離情報に応じた位置及びサイズで出力する出力ステップと
を備える画像処理方法。 - コンピュータを請求項1から9のいずれかに記載の画像処理装置として機能させるためのプログラム。
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