JP2014074513A - フィンチューブ熱交換器、ヒートポンプ装置及び伝熱フィン - Google Patents
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Abstract
【課題】カラー部の熱抵抗を低減し、フィンチューブ熱交換器の熱交換性能を向上させる技術を提供する。
【解決手段】フィンチューブ熱交換器1は、複数枚の伝熱フィン3及び伝熱管2を備えている。複数枚の伝熱フィン3は、それぞれ、伝熱管2に沿って立ち上がる円筒状のカラー部5を有する。カラー部5は、カラー部5の周方向において複数の厚肉部6及び複数の薄肉部7を有する。厚肉部6及び薄肉部7が周方向において交互に配置されている。
【選択図】図2
【解決手段】フィンチューブ熱交換器1は、複数枚の伝熱フィン3及び伝熱管2を備えている。複数枚の伝熱フィン3は、それぞれ、伝熱管2に沿って立ち上がる円筒状のカラー部5を有する。カラー部5は、カラー部5の周方向において複数の厚肉部6及び複数の薄肉部7を有する。厚肉部6及び薄肉部7が周方向において交互に配置されている。
【選択図】図2
Description
本発明は、フィンチューブ熱交換器及びこれを用いたヒートポンプ装置に関する。また、本発明は、フィンチューブ熱交換器に好適な伝熱フィンに関する。
従来から、ヒートポンプ装置にはフィンチューブ熱交換器が使用されている。図9に示すように、従来のフィンチューブ熱交換器100は、積み重ねられた複数枚の伝熱フィン120と、伝熱フィン120を貫通する伝熱管110とを備えている。伝熱フィン120は、ベース部121から立ち上がる円筒状のカラー部123を有している。カラー部123の根元及び上端から、それぞれ、裾野部122及びフレア部124が湾曲しながら径方向の外向きに拡大している。フレア部124は、隣接する伝熱フィン120のベース部121における裾野部122の近傍部分に接している。カラー部123によってフィンピッチ(ベース部121の並び間隔)が規定されている。通常は、積み重ねられた伝熱フィン120のカラー部123内にカラー部123の内径よりも小さい外径の伝熱管110が嵌め合わされ、その後、伝熱管110が拡管されることによって伝熱管110がカラー部123に密着する。
また、特許文献1には、図10に示す伝熱フィン220が記載されている。伝熱フィン220は、円筒部223及び突条225を有する。突条225は、所定の高さ位置において円筒部223の外周面に設けられた環状の部分である。
図9及び図10を参照して説明したように、フィンチューブ熱交換器においては、伝熱管とカラー部(円筒部)とが互いに密着している。これにより、伝熱管から伝熱フィンのベース部への熱伝導又は伝熱フィンのベース部から伝熱管への熱伝導が促進される。しかし、カラー部の厚さは、しごき加工(ironing process)によって減らされているので、比較的薄い。そのため、伝熱管がカラー部に密着していたとしても、なお、カラー部の持つ高い熱抵抗がフィンチューブ熱交換器の熱交換性能の向上の妨げとなる。
上記の事情に鑑み、本発明は、カラー部の熱抵抗を低減し、フィンチューブ熱交換器の熱交換性能を向上させる技術を提供することを目的とする。
すなわち、本開示は、
積み重ねられた複数枚の伝熱フィンと、
前記複数枚の伝熱フィンを貫通する伝熱管と、を備え、
前記複数枚の伝熱フィンは、それぞれ、前記伝熱管に沿って立ち上がる円筒状のカラー部を有し、
前記カラー部は、前記カラー部の周方向において複数の厚肉部及び複数の薄肉部を有し、
前記厚肉部及び前記薄肉部が前記周方向において交互に配置されている、フィンチューブ熱交換器を提供する。
積み重ねられた複数枚の伝熱フィンと、
前記複数枚の伝熱フィンを貫通する伝熱管と、を備え、
前記複数枚の伝熱フィンは、それぞれ、前記伝熱管に沿って立ち上がる円筒状のカラー部を有し、
前記カラー部は、前記カラー部の周方向において複数の厚肉部及び複数の薄肉部を有し、
前記厚肉部及び前記薄肉部が前記周方向において交互に配置されている、フィンチューブ熱交換器を提供する。
上記のフィンチューブ熱交換器によれば、カラー部が厚肉部を有している。厚肉部の低い熱抵抗によって、カラー部のトータルの熱抵抗を下げることができる。これにより、フィンチューブ熱交換器の熱交換性能が向上する。
本開示の第1態様は、
積み重ねられた複数枚の伝熱フィンと、
前記複数枚の伝熱フィンを貫通する伝熱管と、を備え、
前記複数枚の伝熱フィンは、それぞれ、前記伝熱管に沿って立ち上がる円筒状のカラー部を有し、
前記カラー部は、前記カラー部の周方向において複数の厚肉部及び複数の薄肉部を有し、
前記厚肉部及び前記薄肉部が前記周方向において交互に配置されている、フィンチューブ熱交換器を提供する。
積み重ねられた複数枚の伝熱フィンと、
前記複数枚の伝熱フィンを貫通する伝熱管と、を備え、
前記複数枚の伝熱フィンは、それぞれ、前記伝熱管に沿って立ち上がる円筒状のカラー部を有し、
前記カラー部は、前記カラー部の周方向において複数の厚肉部及び複数の薄肉部を有し、
前記厚肉部及び前記薄肉部が前記周方向において交互に配置されている、フィンチューブ熱交換器を提供する。
本開示の第2態様は、第1態様に加え、前記厚肉部及び前記薄肉部が前記周方向において等間隔で配置されている、フィンチューブ熱交換器を提供する。厚肉部及び薄肉部が等間隔で配置されていると、ひずみを均等に分散させることができるので、伝熱管の拡管時における伝熱フィンの変形を抑制できる。
本開示の第3態様は、第1又は第2態様に加え、前記カラー部の高さ方向に垂直な任意の平面で前記カラー部を切断したときに観察される断面において、前記カラー部の内周面の輪郭が円形であり、前記断面において、前記カラー部の内周面の中心から前記厚肉部の外周面までの距離が、前記カラー部の内周面の中心から前記薄肉部の外周面までの距離よりも大きい、フィンチューブ熱交換器を提供する。
本開示の第4態様は、第1〜第3態様のいずれか1つに加え、前記複数枚の伝熱フィンは、それぞれ、前記カラー部の高さ方向において、前記薄肉部の上端のそれぞれに設けられ、前記カラー部の径方向の外向きに拡大しているフレア部をさらに有し、前記厚肉部の上端に前記フレア部が設けられておらず、前記カラー部の下端から前記厚肉部の上端までの高さは、前記カラー部の下端から前記フレア部の下端までの高さよりも低い、フィンチューブ熱交換器を提供する。このような構造によれば、伝熱フィンの積層時において、隣接する伝熱フィンに厚肉部が干渉することを防止できる。
本開示の第5態様は、第1〜第4態様のいずれか1つに加え、前記複数枚の伝熱フィンは、それぞれ、窪みを形成するように前記カラー部の根元に向かって後退している後退部をさらに有し、互いに隣り合う1組の前記伝熱フィンを第1伝熱フィン及び第2伝熱フィンと定義したとき、前記第1伝熱フィンの前記後退部が、前記第2伝熱フィンの前記フレア部によって囲まれた空間内で前記第2伝熱フィンの前記フレア部に接触している、フィンチューブ熱交換器を提供する。このような構造によれば、第1伝熱フィンのカラー部の根元と第2伝熱フィンのカラー部の先端との間に形成される隙間を比較的狭くすることができる。言い換えれば、伝熱管とカラー部との接触面積を増加させることができる。
本開示の第6態様は、圧縮機、凝縮器、絞り装置及び蒸発器をこの順に通過するように冷媒を循環させる冷媒回路を備え、前記凝縮器及び前記蒸発器から選ばれる少なくとも1つが第1〜第5態様のいずれか1つのフィンチューブ熱交換器である、ヒートポンプ装置を提供する。第1〜第5態様のいずれか1つのフィンチューブ熱交換器を使用することによって、ヒートポンプ装置の効率を高めることができる。
本開示の第7態様は、
伝熱管を嵌め合わせるための貫通孔と、
前記貫通孔の周囲に形成された円筒状のカラー部と、を備え、
前記カラー部は、前記カラー部の周方向において複数の厚肉部及び複数の薄肉部を有し、
前記厚肉部及び前記薄肉部が前記周方向において交互に配置されている、伝熱フィンを提供する。
伝熱管を嵌め合わせるための貫通孔と、
前記貫通孔の周囲に形成された円筒状のカラー部と、を備え、
前記カラー部は、前記カラー部の周方向において複数の厚肉部及び複数の薄肉部を有し、
前記厚肉部及び前記薄肉部が前記周方向において交互に配置されている、伝熱フィンを提供する。
第7態様の伝熱フィンを使用すれば、第1態様のフィンチューブ熱交換器を製造できる。
本開示の第8態様は、第7態様に加え、前記カラー部の高さ方向に垂直な任意の平面で前記カラー部を切断したときに観察される断面において、前記カラー部の外周面の輪郭が円形であり、前記断面において、前記カラー部の外周面の中心から前記厚肉部の内周面までの距離が、前記カラー部の外周面の中心から前記薄肉部の内周面までの距離よりも小さい、伝熱フィンを提供する。第8態様の伝熱フィンによれば、伝熱管を挿入して拡管した際に伝熱管とカラー部との間の接触面に加わる荷重を高めることができる。その結果、伝熱管とカラー部との間の接触面における熱抵抗を下げることができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態によって本発明が限定されるものではない。
図1に示すように、本実施形態のフィンチューブ熱交換器1は、積み重ねられた複数枚の伝熱フィン3と、それらの伝熱フィン3を積層方向に貫通する伝熱管2を備えている。伝熱フィン3には、伝熱管5を嵌め合わせるための貫通孔3hが形成されている。
伝熱管2の形状は特に限定されない。例えば、円筒管又は扁平管が伝熱管2として好適に用いられる。また、伝熱管2は、内面溝付銅管であってもよい。
各伝熱フィン3は、例えば、薄いアルミ板をプレスして成形された板状のものである。具体的に、各伝熱フィン3は、伝熱管2の周りに広がるベース部4と、ベース部4から伝熱管2に沿って立ち上がる円筒状のカラー部5を含む。なお、以下では、説明の便宜のために、カラー部5が立ち上がる方向を上方、それと反対方向を下方という。また、伝熱管2の長手方向に平行な方向を高さ方向と定義する。なお、本明細書において、「円筒状」は、カラー部5の外周面又は内周面が円筒状であることを意味する。
熱交換器1を組み上げる際は、伝熱フィン3をカラー部5の中心軸を合わせて積み上げ、カラー部5の内側にカラー部5の内径より小さい外径の伝熱管2を挿入する。その後、伝熱管2を拡管することで、伝熱管2の外周面をカラー部5の内周面に密着させる。この構成により、伝熱管2の中を流れる流体(一例としてR410A冷媒)と伝熱フィン3の表面を流れる流体(一例として空気)との間で熱交換を行うことができる。
図2〜図4に示すように、カラー部5は、当該カラー部5の周方向において複数の厚肉部6及び複数の薄肉部7を有している。詳細には、カラー部5は、複数の厚肉部6及び複数の薄肉部7からなっている。厚肉部6及び薄肉部7は、カラー部5の周方向において交互に配置されている。つまり、カラー部5の周方向において、複数の特定の角度範囲のそれぞれが厚肉部6で占められており、残りの複数の角度範囲のそれぞれが薄肉部7で占められている。ある特定の角度位置において、カラー部5の下端(根元)から上端までカラー部5の厚さは一定である。
ここで、図5を参照して、フィンチューブ熱交換器1における伝熱現象の詳細を説明する。図5において、伝熱経路が破線矢印で示されている。
破線矢印Wで示すように、伝熱管2の中を流れる流体の熱は、伝熱管2の外周面に伝導し、さらに、破線矢印Xで示すように、伝熱管2の外周面からカラー部5の内周面に伝導する。次に、破線矢印Yで示すように、熱は、カラー部5からベース部4に伝導する。詳細には、破線矢印Zで示すように、熱は、ベース部4の端に向かって伝導する。ベース部4に伝導した熱は、ベース部4の上面及び下面からベース部4とベース部4との間を流れる流体に伝導する。
カラー部5における熱抵抗Rは、カラー部5の伝熱経路の距離をL、カラー部5の断面積をA、伝熱フィン3の材料の熱伝導率をλとしたとき、一般に下記式(1)で表される。カラー部5の断面積Aは、カラー部5の高さ方向に垂直な任意の平面でカラー部5を切断したときに観察される断面の面積を意味する。
R=L/(A×λ)・・・(1)
R=L/(A×λ)・・・(1)
図6Aに示すように、従来の伝熱フィンのカラー部123の断面積Sは、伝熱管110の外径をD、カラー部123の厚さをtとしたとき、下記式(2)で表される。
S=(π×(D+2t)2−π×D2)/4・・・(2)
S=(π×(D+2t)2−π×D2)/4・・・(2)
従って、カラー部の熱抵抗を低減するためには、カラー部の厚さを増やすことが望ましい。しかし、従来の伝熱フィンは、一例として、90μmの均一な厚さを有する板状のフィン材をプレス加工によって塑性変形させることによって製造されている。カラー部は、フィン材をしごき加工することによって形成されている。例えば、加工前のフィン材の厚さが90μmのとき、従来の伝熱フィンのカラー部の厚さは60μm程度となる。そのため、従来の伝熱フィンのカラー部の熱抵抗は、厚さが減らされていないベース部の熱抵抗に比べて大きい。なお、「しごき加工」とは、厚さを減らしながらカラー部を立ち上げる加工を意味する。厚さの変化量(率)は、しばしば「しごき率」と呼ばれる。例えば、しごき加工によって、90μmのフィン材から60μmの厚さのカラー部が形成されたとき、しごき率は、100×(90μm−60μm)/90μm≒33%で表される。
図4に示すように、本実施形態では、厚肉部6及び薄肉部7がカラー部5の周方向に沿って交互に配置されている。詳細には、4つの厚肉部6及び4つの薄肉部7が交互に配置されている。薄肉部7の熱抵抗は従来の伝熱フィンのカラー部と同等であり、厚肉部6の熱抵抗は薄肉部7の熱抵抗よりも低い。従って、本実施形態のカラー部5のトータルの熱抵抗は、従来の伝熱フィン120のカラー部123(図9参照)の熱抵抗よりも低い。
本実施形態のフィンチューブ熱交換器1に使用された伝熱フィン3の構造をさらに詳しく説明する。
図1〜図3に示すように、伝熱フィン3は、複数のフレア部8、後退部9及び段差部20をさらに有している。
フレア部8は、カラー部5の高さ方向において、薄肉部7の上端のそれぞれに設けられているとともに、カラー部5の径方向(伝熱管2の径方向)の外向きに拡大している。フレア部8は、薄肉部7の上端にのみ設けられている。本実施形態では、4つのフレア部8がカラー部5の上端に設けられている。4つのフレア部8は、カラー部5の上端から径方向の外向きに放射状に拡大している。
後退部9は、すり鉢状の窪みを形成するようにカラー部5の根元に向かって後退している部分である。後退部9は、平面視でカラー部5を取り囲む円環の形状を有している。段差部20は、ベース部4と後退部9との間に形成されている円筒状の部分である。段差部20は、ベース部4から上方に立ち上がっており、これにより後退部9の外周部が上方に持ち上げられている。後退部9は、伝熱管2とカラー部5との接触面積を増加させる役割を担っている。
互いに隣り合う1組の伝熱フィン3を第1伝熱フィン3A及び第2伝熱フィン3Bと定義したとき、第2伝熱フィン3Bのフレア部8が第1伝熱フィン3Aの後退部9に面接触している。これにより、第1伝熱フィン3Aが第2伝熱フィン3Bによって確実に支持される。フレア部8が後退部9に接し、これにより、カラー部5によってフィンピッチFP(ベース部4の並び間隔)が規定されている。
なお、後退部9及び段差部20を省略して、従来のフィンチューブ熱交換器100(図9参照)のような構造を採用することも可能である。
本実施形態において、厚肉部6の上端にはフレア部8が設けられていない。厚肉部6の高さは、フレア部8の下端までの高さ(図2中の位置H)よりも低い。言い換えれば、カラー部5の下端から厚肉部6の上端までの高さは、カラー部5の下端からフレア部8の下端までの高さよりも低い。厚肉部6は、隣接する伝熱フィン3の下面に向かい合っている上端面6pを有している。第2伝熱フィン3Bの厚肉部6の上端面6pと第1伝熱フィン3Aの下面(本実施形態では、後退部9の下面)との間に隙間が形成されるように、第2伝熱フィン3Bの厚肉部6の上端面6pは第1伝熱フィン3Aから離れている。このような構造によれば、伝熱フィン3の積層時において、第2伝熱フィン3Bにおける厚肉部6が第1伝熱フィン3Aに干渉して、厚肉部6によって第1伝熱フィン3Aが押し上げられることを防止できる。従って、厚肉部6と伝熱管2との間の接触面積を十分に確保しつつ、十分な厚さの厚肉部6が形成されるようにしごき率を調整できる。故に、カラー部5の熱抵抗を効果的に低減できる。
なお、第2伝熱フィン3Bのフレア部8と第1伝熱フィン3Aとの接触面の中で、第2伝熱フィン3Bのカラー部5の下端に最も近い位置を下接触位置Hcと定義する。第2伝熱フィン3Bのカラー部5の下端から第2伝熱フィン3Bの厚肉部6の上端面6pまでの高さが、第2伝熱フィン3Bのカラー部5の下端から下接触位置Hcまでの高さよりも小さい場合、第2伝熱フィン3Bにおける厚肉部6が第1伝熱フィン3Aに干渉することを防止できる。
本実施形態において、厚肉部6の上端にはフレア部8が設けられていない。つまり、カラー部5の周方向において、フレア部8がカラー部5の上端に部分的に(又は間欠的に)形成されている。このような構造によれば、フレア部8に割れが発生しにくいので、フレア部8の開始端(フレア部8と薄肉部7との接続部分)の屈曲度Rを比較的小さくすることができる。屈曲度Rが小さければ小さいほど薄肉部7の高さを稼ぐことができるので、伝熱管2とカラー部5との接触面積を増加させることができる。
図2に示すように、本実施形態では、第1伝熱フィン3Aの後退部9が、第2伝熱フィン3Bのフレア部8によって囲まれた空間内で第2伝熱フィン3Bのフレア部8に接触している。このような構造によれば、第1伝熱フィン3Aのカラー部5の根元と第2伝熱フィン3Bのカラー部5の先端との間に形成される隙間21を比較的狭くすることができる。言い換えれば、伝熱管2の表面のうちカラー部5に接触していない部分の面積を減らして、伝熱管2とカラー部5との接触面積を増加させることができる。
本実施形態では、カラー部5の周方向において、4つの位置に厚肉部6が設けられ、4つの位置に薄肉部7が設けられている。これにより、以下の利益が得られる。すなわち、フィンチューブ熱交換器1の組み立て時において、カラー部5に伝熱管2を挿入して拡管すると、厚肉部6はひずみにくく、薄肉部7はひずみやすい。カラー部5の周方向において、厚肉部6及び薄肉部7をそれぞれ2箇所以上に設けることによって、ひずみを1箇所に集中させず分散させることができる。その結果、伝熱管2の拡管時における伝熱フィン3の変形を抑制でき、ひいては高品質な(組み立て精度の高い)フィンチューブ熱交換器1を提供できる。
特に、本実施形態では、厚肉部6及び薄肉部7がカラー部5の周方向において等間隔で配置されている。言い換えれば、カラー部5の周方向において、厚肉部6と薄肉部7との境界が一定の角度間隔で位置している。図4に示すように、本実施形態では、1つの厚肉部6が45度の角度範囲に形成され、1つの薄肉部7が45度の角度範囲に形成されている。このように、厚肉部6及び薄肉部7が等角度間隔で配置されていると、ひずみを均等に分散させることができるので、伝熱管2の拡管時における伝熱フィン3の変形を抑制できる。なお、複数の厚肉部6の厚さ(最大厚さ)が互いに異なっていてもよいし、ある厚肉部6によって占有された角度範囲が別の厚肉部6によって占有された角度範囲と異なっていてもよい。同様に、ある薄肉部7によって占有された角度範囲が別の薄肉部7によって占有された角度範囲と異なっていてもよい。
図4に示すように、カラー部5の高さ方向に垂直な任意の平面でカラー部5を切断したときに観察される断面において、カラー部5の内周面の輪郭が円形である。その断面において、カラー部5の内周面の中心から厚肉部6の外周面までの距離が、カラー部5の内周面の中心から薄肉部7の外周面までの距離よりも大きい。言い換えれば、厚肉部6は、薄肉部7に対して、カラー部5の径方向の外向きに突出している。フィンチューブ熱交換器1において、カラー部5が図4の形状を有していてもよいし、フィンチューブ熱交換器1の組み立て前の伝熱フィン3において、カラー部5が図4の形状を有していてもよい。後者によれば、伝熱管2をカラー部5にスムーズに挿入することができるので、フィンチューブ熱交換器1の組み立て時における作業性の向上、歩留まりの向上などの効果を期待できる。
また、フィンチューブ熱交換器1の組み立て前の伝熱フィン3において、カラー部5が図7に示す断面形状を有していてもよい。すなわち、カラー部5の高さ方向に垂直な任意の平面でカラー部5を切断したときに観察される断面において、カラー部5の外周面の輪郭が円形であってもよい。その断面において、カラー部5の外周面の中心から厚肉部6の内周面までの距離が、カラー部5の外周面の中心から薄肉部7の内周面までの距離よりも小さい。言い換えれば、厚肉部6は、薄肉部7に対して、カラー部5の径方向の中心に向かって突出している。この場合、以下の効果が得られる。すなわち、図7に示す構造において、厚肉部6におけるカラー部5の内径は、薄肉部7におけるカラー部5の内径よりも小さい。そのため、伝熱管2を挿入して拡管した際にカラー部5の内周面に加わる荷重を高めることができる。その結果、伝熱管2とカラー部5との間の接触面における熱抵抗を下げることができる。
なお、厚肉部6は、薄肉部7に対して、カラー部5の径方向の外向きと内向きの両方に突出していてもよい。目的に応じてカラー部5の形状を適切に設計することが望ましい。
本実施形態において、薄肉部7の厚さは、カラー部5の周方向で一定である。これに対し、厚肉部6の厚さは、カラー部5の周方向で変化している。図4の断面において、厚肉部6の外周面は、厚肉部6の内周面の曲率よりも小さい曲率の円弧を示している。このような構造によれば、カラー部5の外周面に沿って空気がスムーズに流れ、圧力損失の増加を防止できる。ただし、厚肉部6の厚さがカラー部5の周方向で一定であってもよい。
本実施形態において、厚肉部6と薄肉部7の割合は概ね1:1であるが、厚肉部6と薄肉部7の割合はこの値に限定されない。厚肉部6の割合が大きければ大きいほど熱抵抗を低減する効果が高まる。ただし、厚肉部6の割合を増やすことに伴ってフレア部8が相対的に小さくなる。フレア部8には、伝熱フィン3を積み重ねた際に変形せず、規定のフィンピッチFPを確保するのに十分な強度が要求される。従って、伝熱フィン3の重量、積層枚数などに応じてフレア部8に加わる荷重を想定し、フィンピッチFPを規定するために必要なフレア部8の寸法を設計するべきである。その上で、可能な限り厚肉部6の割合を大きくすることが望ましい。なお、「厚肉部6の割合」とは、詳細には、カラー部5の全体(360度)に対する、厚肉部6によって占有された角度範囲の合計の割合を意味する。薄肉部7の割合も同様に定義される。
また、厚肉部6の厚さt2に対する薄肉部7の厚さt1の比率(t1/t2)は特に限定されない。一例として、比率(t1/t2)は、0.3〜0.7(望ましくは、0.4〜0.6)の範囲にある。なお、厚肉部6の厚さt2は、カラー部5の径方向における厚肉部6の最大厚さを意味する。
また、カラー部5は、厚肉部6の厚さと薄肉部7の厚さの間の厚さを有する複数の中肉部をさらに有していてもよい。
ベース部4は、本実施形態のように平坦な形状を有していてもよいし、複数の山谷を持った波形の形状を有していてもよい。つまり、いわゆるコルゲートフィンに本実施形態の構造を適用することもできる。ベース部4が波形の形状を有する場合、後退部9の周囲に平坦なリング部が設けられていてもよい。
本実施形態の伝熱フィン3は、例えば、以下の方法で製造できる。まず、カラー部5の周方向において部分的に複数のフレア部8が形成されるように、アルミニウム板などのフィン材に多角形の形状の貫通孔を形成する。次に、プレス加工により、後退部9及び段差部20を形成する。次に、貫通孔にしごきピンを挿入し、カラー部5となるべき部分を立ち上げる。さらに、しごきピンを貫通孔に挿入した状態で、厚肉部6及び薄肉部7が形成されるように、カラー部5となるべき部分を変形させる。最後に、フレア部8が外向きに拡大するように、カラー部5を上から押さえる。このようにして、厚肉部6及び薄肉部7からなるカラー部5を有する伝熱フィン3が得られる。
次に、図8を参照して、上述した熱交換器1が使用されたヒートポンプ装置の一例であるルームエアコン10を説明する。
ルームエアコン10では、室内ユニット10Aと室外ユニット10Bとに跨って冷媒回路10Cが構成されている。室外ユニット10B内には圧縮機11(一例としてロータリー圧縮機)、四方弁12、室外熱交換器13、絞り装置14(一例として膨張弁)が配置されており、室内ユニット10A内には室内熱交換器15が配置されている。また、室外ユニット10Bには室外熱交換器13に室外空気を送る室外ファン16(一例としてプロペラファン)が、室内ユニット10Aには室内熱交換器15に室内空気を送る室内ファン17(一例としてクロスフローファン)がそれぞれ設けられている。
ルームエアコン10では、四方弁12により、圧縮機11により圧縮された高温高圧の冷媒が、暖房運転の際は室内熱交換器15に、冷房運転の際は室外熱交換器13に導かれる。暖房運転の際は、室内熱交換器15が凝縮器となり、四方弁12から室内熱交換器15へ高温冷媒が送られる。室内熱交換器15は、流れてくる高温冷媒の熱と室内ファン17によって送られる室内空気の熱を熱交換し、冷媒の熱を空気へ放熱させることで冷媒を凝縮液化させる。液化した冷媒は絞り装置14で断熱膨張され、これにより低温低圧となった冷媒が室外熱交換器13に送られる。室外熱交換器13は蒸発器となり、気液二相状態の低温冷媒の熱と室外ファン16によって送られる室外空気の熱を熱交換し、空気の熱を冷媒に吸熱させることで冷媒を蒸発気化させる。蒸発した低圧気化冷媒は、圧縮機11で再度圧縮される。このサイクルを連続的に繰り返すことにより、室内空気を暖めて暖房を行う。冷房運転の際は、四方弁12を切り替えることで、冷媒を逆方向に流し、室内空気を冷やして冷房を行う。すなわち、暖房運転と冷房運転の双方で、冷媒回路10Cを循環する冷媒は、圧縮機11、凝縮器、絞り装置14及び蒸発器をこの順に通過する。
上述したようなルームエアコン10あるいはそれ以外のヒートポンプ装置において、凝縮器と蒸発器の少なくとも一方を本実施形態の熱交換器1とすることで、凝縮器及び/又は蒸発器の熱交換効率を向上させることができる。その結果、ヒートポンプ装置のCOPを向上させることができる。
本実施形態のフィンチューブ熱交換器は、家庭用エアコン、自動車用エアコン、業務用パッケージエアコン等の空調用機器、冷蔵庫、ヒートポンプ式給湯機等に利用されるヒートポンプ装置に適用可能である。
1 フィンチューブ熱交換器
2 伝熱管
3 伝熱フィン
3h 貫通孔
4 ベース部
5 カラー部
6 厚肉部
7 薄肉部
8 フレア部
9 後退部
10 ルームエアコン(ヒートポンプ装置)
10A 室内ユニット
10B 室外ユニット
10C 冷媒回路
11 圧縮機
12 四方弁
13 室外熱交換器
14 絞り装置
15 室内熱交換器
16 室外ファン
17 室内ファン
2 伝熱管
3 伝熱フィン
3h 貫通孔
4 ベース部
5 カラー部
6 厚肉部
7 薄肉部
8 フレア部
9 後退部
10 ルームエアコン(ヒートポンプ装置)
10A 室内ユニット
10B 室外ユニット
10C 冷媒回路
11 圧縮機
12 四方弁
13 室外熱交換器
14 絞り装置
15 室内熱交換器
16 室外ファン
17 室内ファン
Claims (8)
- 積み重ねられた複数枚の伝熱フィンと、
前記複数枚の伝熱フィンを貫通する伝熱管と、を備え、
前記複数枚の伝熱フィンは、それぞれ、前記伝熱管に沿って立ち上がる円筒状のカラー部を有し、
前記カラー部は、前記カラー部の周方向において複数の厚肉部及び複数の薄肉部を有し、
前記厚肉部及び前記薄肉部が前記周方向において交互に配置されている、フィンチューブ熱交換器。 - 前記厚肉部及び前記薄肉部が前記周方向において等間隔で配置されている、請求項1に記載のフィンチューブ熱交換器。
- 前記カラー部の高さ方向に垂直な任意の平面で前記カラー部を切断したときに観察される断面において、前記カラー部の内周面の輪郭が円形であり、
前記断面において、前記カラー部の内周面の中心から前記厚肉部の外周面までの距離が、前記カラー部の内周面の中心から前記薄肉部の外周面までの距離よりも大きい、請求項1又は2に記載のフィンチューブ熱交換器。 - 前記複数枚の伝熱フィンは、それぞれ、前記カラー部の高さ方向において、前記薄肉部の上端のそれぞれに設けられ、前記カラー部の径方向の外向きに拡大しているフレア部をさらに有し、
前記厚肉部の上端に前記フレア部が設けられておらず、
前記カラー部の下端から前記厚肉部の上端までの高さは、前記カラー部の下端から前記フレア部の下端までの高さよりも低い、請求項1〜3のいずれか1項に記載のフィンチューブ熱交換器。 - 前記複数枚の伝熱フィンは、それぞれ、窪みを形成するように前記カラー部の根元に向かって後退している後退部をさらに有し、
互いに隣り合う1組の前記伝熱フィンを第1伝熱フィン及び第2伝熱フィンと定義したとき、
前記第1伝熱フィンの前記後退部が、前記第2伝熱フィンの前記フレア部によって囲まれた空間内で前記第2伝熱フィンの前記フレア部に接触している、請求項1〜4のいずれか1項に記載のフィンチューブ熱交換器。 - 圧縮機、凝縮器、絞り装置及び蒸発器をこの順に通過するように冷媒を循環させる冷媒回路を備え、
前記凝縮器及び前記蒸発器から選ばれる少なくとも1つが請求項1〜5のいずれか1項に記載のフィンチューブ熱交換器である、ヒートポンプ装置。 - 伝熱管を嵌め合わせるための貫通孔と、
前記貫通孔の周囲に形成された円筒状のカラー部と、を備え、
前記カラー部は、前記カラー部の周方向において複数の厚肉部及び複数の薄肉部を有し、
前記厚肉部及び前記薄肉部が前記周方向において交互に配置されている、伝熱フィン。 - 前記カラー部の高さ方向に垂直な任意の平面で前記カラー部を切断したときに観察される断面において、前記カラー部の外周面の輪郭が円形であり、
前記断面において、前記カラー部の外周面の中心から前記厚肉部の内周面までの距離が、前記カラー部の外周面の中心から前記薄肉部の内周面までの距離よりも小さい、請求項7に記載の伝熱フィン。
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JP2012220924A JP2014074513A (ja) | 2012-10-03 | 2012-10-03 | フィンチューブ熱交換器、ヒートポンプ装置及び伝熱フィン |
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JP2012220924A JP2014074513A (ja) | 2012-10-03 | 2012-10-03 | フィンチューブ熱交換器、ヒートポンプ装置及び伝熱フィン |
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