JP2014071988A - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光劣化に対する耐性を向上させることができる照明装置を提供することである。
【解決手段】実施形態に係る照明装置は、発光素子を有する光源と、難燃性を有し、前記光源からの光が直接または間接的に至る位置に設けられた樹脂部品と、ハロゲンおよびリンを実質的に含有せず、熱伝導率が1W/m・K以上のシリコーン樹脂から形成され、前記樹脂部品の光源からの光が至る側の表面を覆って設けられた反射層と、を具備する。
【選択図】図2

Description

後述する実施形態は、概ね、照明装置に関する。
発光ダイオード(Light Emitting Diode:LED)などの発光素子と、蛍光体を含有する波長変換層と、を備えた照明装置がある。
この照明装置によれば、従来のフィラメントを使用した白熱電球や蛍光灯などと比較して、消費電力を低減させることができる。また、照明装置の寿命を長くすることができる。 この様な照明装置においては、難燃性の樹脂から形成された樹脂部品などに光劣化が生じるおそれがある。
そのため、光劣化に対する耐性を向上させた照明装置の開発が望まれる。
特開2005−166578号公報
本発明が解決しようとする課題は、光劣化に対する耐性(光耐性)を向上させることができる照明装置を提供することである。
実施形態に係る照明装置は、照明装置本体と、発光素子を有し、照明装置本体に設けられた光源と、照明装置本体の光源からの光が直接または間接的に至る位置に設けられた樹脂部品と、前記樹脂部品よりも光劣化に対する耐性に優れ、ハロゲンおよびリンを実質的に含有せず、熱伝導率が1W/m・K以上のシリコーン樹脂から形成され、前記樹脂部品の光源からの光が至る側の表面を覆って設けられた反射層と、を具備する。
本発明の実施形態によれば、光劣化に対する耐性を向上させることができる照明装置を提供することができる。
本実施の形態に係る照明装置を例示するための模式斜視図である。 図1に表した照明装置本体10の模式部分断面図である。 比較例に係る照明装置本体110を例示するための模式部分断面図である。 比較例に係る照明装置本体110の点灯試験後の反射部114の外観を例示するための模式図である。 比較例に係る照明装置本体110の点灯試験後の光源200の外観を例示するための模式図である。 図5において表した剥離片400の一部の模式拡大図である。 (a)〜(d)は、図5及び図6に表した剥離片400の一部をさらに拡大した模式図である。 (a)〜(d)は、電極パッドと波長変換層との界面の組成分析の結果を表すグラフ図である。 比較例に係る照明装置本体110の反射部114に用いた臭素を含有するPBTの反射スペクトルARを表すグラフ図である。 比較例に係る照明装置本体110の反射部114に用いた臭素を含有するPBTの吸収スペクトルASを表すグラフ図である。 他の実施形態に係る照明装置を例示するための模式断面図である。 他の実施形態に係る照明装置を例示するための模式断面図である。 他の実施形態に係る照明装置を例示するための模式図である。 他の実施形態に係る照明装置を例示するための模式図である。 (a)、(b)は、他の実施形態に係る照明装置を例示するための模式図である。
第1の発明は、照明装置本体と、発光素子を有し、照明装置本体に設けられた光源と、照明装置本体の光源からの光が直接または間接的に至る位置に設けられた樹脂部品と、前記樹脂部品よりも光劣化に対する耐性に優れ、ハロゲンおよびリンを実質的に含有せず、熱伝導率が1W/m・K以上のシリコーン樹脂から形成され、前記樹脂部品の光源からの光が至る側の表面を覆って設けられた反射層と、を具備する照明装置である。 この照明装置は、照明装置本体の光源からの光が至る位置に設けられた樹脂部品よりも光劣化に対する耐性が大きく、熱伝導率が1W/m・K以上のシリコーン樹脂から形成され、前記樹脂部品の光源からの光が至る側の表面を覆って設けられた反射層を具備しているので、照明装置全体としての光劣化に対する耐性を向上させることができる。樹脂部品は、難燃性を有していることが、火災につながらず安全であり望ましい。光劣化の促進は、光の波長と、高照度と、高温に比例している。熱伝導率が1W/m・K以上であると、熱拡散性が向上するので、光源からの高照度の光を局部的に受けて発熱しても、常に熱は局部の周囲に拡散され、集中して直下の樹脂部品に伝わりにくく、熱伝導率が低いものに比べて、樹脂部品の局部的な高温化が抑えられる。樹脂部品が、高温化せず、光を受けなければ、樹脂部品の光劣化を遅延することができる。
第2の発明は、第1の発明において、シリコーン樹脂は、Al203,SiO,ZnO,BaSO4,TiO2のうちの少なくとも一種をフィラーとして含んでいる。
この照明装置においては、シリコーン樹脂が、Al203,SiO,ZnO,BaSO4,TiO2のうちの少なくとも一種をフィラーとして含んでいるので、表面が白色で、光隠蔽性と、高熱伝導率を備えた反射層となる。
他の発明は、第1または第2の発明において、反射層の厚み寸法は、50マイクロメートル以上、100マイクロメートル以下である照明装置である。
この照明装置においては、反射層の厚み寸法が50マイクロメートル以上となっているので光劣化の発生を抑制することができる。また、反射層の厚み寸法が100マイクロメートル以下となっているので、反射層と樹脂部品とを併せた場合の総合的な難燃性を維持することが可能となる。
さらに他の発明は、第1〜第2のいずれか1つの発明において、光源は高光出力のLEDであって、樹脂部品に被覆される反射層の一部は、照度が1Mlx以上となるように構成されている。
従来の照明装置は、光出力が小さく、当業者には樹脂部品が光劣化するとは考えられていなかったが、本発明者らは、樹脂部品上で測定した照度が1Mlx以上となる部分があると、樹脂部品の光劣化が無視できないということを発見したもので、この照明装置においては、大光量でありながら、照明装置全体としての光劣化に対する耐性を向上させることができる。
さらに他の発明は、第1〜第2のいずれか1つの発明において、反射層の全光線反射率が70%以下である。
この照明装置においては、反射層で十分な光反射が得られるので、照明装置の効率が向上する。
以下、図面を参照しつつ、実施の形態について例示をする。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、本実施の形態に係る照明装置を例示するための模式斜視図である。
なお、図1は、照明装置本体10を光出射面の側から眺めた斜視図である。
図1に示すように、照明装置本体10は、本体部12と、樹脂部品14と、発光素子30を有する光源20と、を備える。枠状の本体部12の中に、樹脂部品14が収容されている。樹脂部品14には、複数の凹部14aが設けられている。これら凹部14aのそれぞれの中には、光源20が設けられている。
なお、図1に例示をした照明装置本体10は一例にすぎず、例えば、凹部14aや光源20の形状や数などは適宜変更することができる。例えば、凹部14a及び光源20が、それぞれひとつだけ設けられたものであってもよい。
図2は、図1に表した照明装置本体10の模式部分断面図である。
なお、図2は、照明装置本体10の樹脂部品14のひとつの凹部14aの近傍の縦断面図である。
樹脂部品14の上方には、透明カバー16が設けられている。なお、図1では、透明カバー16を外した状態を表している。
樹脂部品14は、光源20の照射側に設けられている。
樹脂部品14は、難燃性を有する樹脂により形成されている。
照明装置本体10は、光源20の温度が高くなるため、所定の難燃性を有する樹脂により樹脂部品14や透明カバー16を有している。
この場合、例えば、UL94規格における等級がV−1等級以上、すなわち、V−1、V−0、5VB、5VAのいずれかの等級に該当する樹脂を用いることが望ましい。
この様な難燃性を有する樹脂には、臭素(Br)などのハロゲンおよびリンの少なくともいずれかを含有する樹脂がある。例えば、臭素を含有するPBT(polybutylene terephthalate)などを例示することができる。
樹脂部品14の表面には、反射層82が密着して設けられている。
反射層82は、樹脂部品14が光劣化することを抑制するために設けられている。
すなわち、反射層82は、樹脂部品14を形成する樹脂から、含有している元素やその化合物(例えば、臭素や臭素を含む化合物など)が脱離することを抑制するために設けられている。
なお、樹脂部品14の光劣化に関する詳細は後述する。
また、反射層82は、光源20から照射された光を反射するとともに、光源20から照射された光が樹脂部品14の表面に到達するのを阻害する機能をも有している。
すなわち、反射層82は、光源20から照射された光に対する反射性と遮光性(光隠蔽性)とを有している。
反射層82は、光源20から光が照射された際に、含有している元素やその化合物の脱離がないように、ハロゲンおよびリンを実質的に含有しないシリコーン樹脂を用いて形成する。
また、反射層82は、光源20から照射された光を反射すること、光源20から照射された光が樹脂部品14の表面に到達するのを阻害することを考慮して、白色の樹脂を用いて形成することが好ましい。
反射層82の形成に用いる樹脂としては、例えば、シリコーン樹脂が、Al203,SiO,ZnO,BaSO4,TiO2のうちの少なくとも一種をフィラーとして50wt%以上含んでいるもので、粘性液体状態で、樹脂部品を覆った後、硬化するものを用いることができる。このような樹脂であると、樹脂部品の表面の凹凸状態にも対応でき、2種以上の樹脂部品を被覆する場合にも、一挙に被覆できるので、製作が容易となる。また、硬化後に弾力性があるので、振動による樹脂部品と反射層との剥離も抑えることができる。本発明での「硬化」とは、固体になることであり、弾力性を有する状態も硬化状態を意味する。
なお、本明細書において「実質的に含有しない」とは、含有量がゼロであるか、あるいは、含有量がゼロではないが、照明装置本体10に要求される製品寿命に影響を与えない範囲内の含有量であることを意味する。例えば、照明装置本体10に要求される寿命が4万時間である場合、その寿命が達成される範囲内(例えば、樹脂総量に対して1000ppm以上、2500ppm以下程度)であれば、ハロゲンあるいはリンを含んでいてもよい。
反射層82の厚み寸法は、使用量との関係で、50マイクロメートル以上、100マイクロメートル以下とすることが好ましい。
この場合、反射層82は、厚み寸法が均一となるように設けることができる。
ただし、図2に例示をしたように、光源20に近い領域の厚み寸法が厚くなるようにすれば、ハロゲンやリンの脱離を抑制することや、光源20から照射された光が樹脂部品14の表面に到達するのを阻害することの効果を向上させることができる。
この場合、図2に例示をしたように、光源20に近づくにつれて反射層82の厚み寸法が徐々に厚くなるようにすることもできるし、光源20に近づくにつれて反射層82の厚み寸法が段階的に厚くなるようにすることもできる。
すなわち、反射層82の光源20に近い部分の厚み寸法は、光源20から離れた部分の厚み寸法よりも厚くなるようにすることができる。
また、図2に例示をしたように、反射層82は、樹脂部品14の表面全体を覆うように設けることができる。
この場合、樹脂部品14の表面のうち、少なくとも、光源20から照射された光が当たる部分にのみ反射層82を設けるようにすることもできる。
ただし、樹脂部品14の表面全体を覆うように反射層82を設けるものとすれば、ハロゲンやリンの脱離を抑制する効果を高めることができる。
反射層82の形成方法には特に限定はないが、例えば、スプレー塗装法などにより樹脂部品14の表面に反射層82を形成することができる。
また、予め反射層82をフィルム状に形成し、これを樹脂部品14の表面に接着することもできる。
次に、図2に戻って、照明装置本体10に設けられている他の要素について例示をする。 樹脂部品14の凹部14aの下方には、光源20が設けられている。光源20は、金属性の支持基板22と、その表面を被覆する絶縁層24と、を有する。絶縁層24の上には、実装パッド26と、電極パッド28と、がそれぞれ形成されている。実装パッド26の上には、複数の発光素子30がマウントされている。これらの発光素子30は、金属ワイヤ32により、例えば、直列接続されている。また、発光素子30は、金属ワイヤ34により、両側の電極パッド28に接続されている。そのため、これら一対の電極パッド28の間に電流を流すことにより、発光素子30を光らせることができる。
発光素子30としては、例えば、1Mlx以上の出力が得られる発光ダイオードを例示することができる。発光ダイオードの活性層の材料として、例えば、窒化ガリウム(GaN)系化合物半導体を用いると、波長500ナノメートル以下の短波長光が得られる。
すなわち、光源20から照射される光は、波長500ナノメートル以下に強度のピークを有している。
ただし、活性層の材料は、窒化ガリウム系化合物半導体に限られるものではない。
また、発光素子30としては、発光ダイオードのほかにも、例えば、有機発光ダイオード(Organic Light Emitting Diode:OLED)や、無機エレクトロルミネッセンス(Inorganic ElectroLuminescence)発光素子、有機エレクトロルミネッセンス(Organic ElectroLuminescence)発光素子、あるいはその他の電界発光型の発光素子などを用いることができる。
実装パッド26や電極パッド28の表面には、銀(Ag)または銀を含む合金が設けられている。銀は、青色光などの短波長に対して、高い反射率を有する。従って、実装パッド26や電極パッド28の表面に銀や銀合金を設けることにより、発光素子30から照射された光を高い反射率で反射させ、外部に取り出すことができる。
すなわち、光源20は、銀を含む要素を有している。
発光素子30や金属ワイヤ32、34は、波長変換層36により覆われている。波長変換層36は、例えば、樹脂の中に蛍光体が分散した構造を有する。波長変換層36は、その周囲に形成された枠体38に取り囲まれている。波長変換層36を構成する樹脂としては、例えば、光透過性のシリコーン樹脂を使用することができる。また、枠体38の材料としては、反射層と同じ反射性のシリコーン樹脂を用いることができる。この場合、共通のシリコーン材料でよいため、材料費を抑えることができる。
波長変換層36に含まれる蛍光体は、発光素子30から照射される光を吸収し、異なる波長の光を放射する。例えば、発光素子30から波長450ナノメートル〜500ナノメートルの青色光が照射される場合、蛍光体により青色光を黄色光に変換できる。
したがって、発光素子30から照射される青色光の一部を黄色光に変換し、変換されずに外部に照射される青色光と混合させることで、白色光が得られる。
このようにして光源20から照射された白色光などの光は、樹脂部品14の凹部14aから透明カバー16を介して、外部に取り出すことができる。また、光源20から斜め方向に照射された光は、樹脂部品14の斜面14bの表面に設けられた反射層82で反射させて、透明カバー16を介して外部に取り出すことができる。ただし、本実施の形態に係る照明装置本体10から取り出される光は、白色光に限定されない。
また、光源20からの光が直接的または間接的に照射される他の要素の材料として樹脂を用いる場合には、ハロゲンおよびリンを実質的に含有しない樹脂を用いることができる。例えば、図1及び図2に例示をした照明装置本体10の場合には、透明カバー16の材料として、ハロゲンおよびリンを実質的に含有しない樹脂を用いることができる。
ハロゲンおよびリンを実質的に含有しない樹脂を用いて透明カバー16を形成すれば、透明カバー16の難燃性が低くなるおそれがあるが、熱源である光源20と透明カバー16との間が離れているので難燃性低下の影響は小さいものとなる。
光源20からの光が直接的または間接的に照射される他の要素の材料として、ハロゲンおよびリンを実質的に含有しない樹脂を用いる様にすれば、照明装置本体10の光劣化に対する耐性をさらに向上することができる。
次に、反射部114の光劣化などに関してさらに説明する。
図3は、比較例に係る照明装置本体110を例示するための模式部分断面図である。
図3に示すように、照明装置本体110は、反射部114、光源200などを備える。 斜面114bを有する反射部114は、前述した照明装置本体10の樹脂部品14に対応する。
ただし、反射部114は、25000ppmの臭素を含有するPBTにより形成されている。
また、反射部114の表面には、反射層82が設けられていない。
光源200には、支持基板22、絶縁層224、実装パッド226、電極パッド228、発光素子230、波長変換層236、枠体238が設けられている。
光源200は、前述した照明装置本体10の光源20に対応する。
光源200は、白色の絶縁層224(絶縁層24に対応する)の上に形成され、枠体238(枠体38に対応する)の中には、波長変換層236(波長変換層36に対応する)に封止された発光素子230(発光素子30に対応する)が設けられている。発光素子230は、実装パッド226(実装パッド26に対応する)の上にマウントされている。また、実装パッド226の両側には、電極パッド228(電極パッド28に対応する)が設けられ、金属ワイヤ232、金属ワイヤ234により発光素子230と接続されている。実装パッド226と電極パッド228の表面は、銀により被覆されている。
次に、比較例に係る照明装置本体110における反射部114や電極パッド228などの劣化のメカニズムを説明する。
光源200から短波長の成分を含む光Lが照射されると、その一部は、反射部114の斜面114bで反射されて、外部に取り出される。
ハロゲンやリンを含む反射部114に短波長の光が照射されると、分解や変成が生じ、ハロゲンやリン、あるいはこれらの化合物が反射部114から脱離する。
また、反射部114における分解や変成は、温度が高くなると促進される可能性もある。さらに、温度が高くなると反射部114を構成する樹脂における光の吸収率が上昇し、光の吸収による分解や変成が加速される可能性もある。
図3においては、一例として、臭素を含む有機物R−Brが反射部114から脱離する場合を説明する。
脱離した有機物R−Brは、矢印300で表したように、波長変換層236を介して実装パッド226や電極パッド228に到達し、その表面の銀と反応して、黒ずみや凝集、剥離、断線などを生じさせる。
また、脱離したR−Brの侵入経路としては、例えば、矢印302で表したように、枠体238の中あるいは枠体238の下側の界面を介する経路も考えられる。
また、有機物R−Brが実装パッド226や電極パッド228に到達する前、あるいは到達した後に、発光素子230から照射される短波長の光により分解して、より活性な臭素イオンが形成されることも考えられる。
なお、図3においては、一例として、臭素を含有する場合について説明したが、これには限定されない。臭素以外のハロゲンまたはリンも、臭素と同様に、銀と反応し、黒ずみや凝集、剥離、断線などを生じさせるからである。
以上に説明したメカニズムによれば、短波長の光の照射や温度の上昇が樹脂の分解や変成を生じさせ、その結果として、ハロゲンやリンあるいはそれらを含む化合物が脱離する。そして、脱離したハロゲンやリンあるいはそれらを含む化合物と、電極パッド228や実装パッド226の銀とが反応することにより、照度の低下や金属ワイヤの断線などを生じさせることになる。
次に、比較例に係る照明装置本体110における反射部114や電極パッド228などの劣化の様子についてさらに説明する。
図3に例示をした照明装置本体110について、点灯試験を実施し、反射部114や電極パッド228などの劣化について検討した。
点灯試験においては、出力57ワットで照明装置本体110を点灯した後、時間の経過とともに照度が徐々に低下し、およそ4000時間で、非点灯状態になった。
そして、非点灯状態になった照明装置本体110の反射部114や電極パッド228などについて劣化の様子を観察した。
図4は、比較例に係る照明装置本体110の点灯試験後の反射部114の外観を例示するための模式図である。
すなわち、図4は、反射部114の斜面114bの表面状態を表している。なお、斜面114bは、図2における斜面14bに対応する。
点灯試験の前は斜面114bは白色であったが、点灯試験の後の斜面114bは、黒ずんでおり、部分的にクラック115が生じている。つまり、臭素を含有するPBTの表面が変成していることが分かる。このような黒ずみやクラック115により、斜面114bの反射率が低下し、照明装置本体110の照度が低下したものと考えられる。
図5は、比較例に係る照明装置本体110の点灯試験後の光源200の外観を例示するための模式図である。
図5に示すように、実装パッド226の向かって左側の端部と、右側の部分が、それぞれ黒ずんでいる。また、実装パッド226の上下に設けられた電極パッド228も、黒ずんでいる。比較例に係る照明装置本体110においては、このような黒ずみにより、光の反射率が低下して、照度が低下したものと考えられる。
また、電極パッド228の部分を詳細に調べたところ、電極パッド228の黒ずんだ表面層が剥離しており、金属ワイヤ234のボンディング部も剥離していることが分かった。つまり、金属ワイヤ234が断線状態となり、非点灯となったことが判明した。
図5には、光源200の向かって左下の一部に、剥離した剥離片400を裏返しに置いたものも表した。
剥離片400は、実装パッド226の表面層と、電極パッド228の表面層と、その周囲を封止する波長変換層236と、枠体238の一部と、を有する。
つまり、実装パッド226や電極パッド228の黒ずんでみえる部分は、表面が変成しているので、簡単に剥がれてしまう。
図6は、図5において表した剥離片400の一部の模式拡大図である。
剥離した電極パッド228の表面層は、黒化し、粒子状に凝集した外観を呈している。また、金属ワイヤ234も電極パッド228の残部(絶縁層224の上に残留した部分)から剥離している。つまり、電極パッド228の銀が変成していることが分かる。
図7は、図5及び図6に表した剥離片400の一部をさらに拡大した模式図である。
すなわち、図7(a)は、電極パッド228とともに剥離した金属ワイヤ234のボンディング部先端を表す。また、図7(b)は、図7(a)におけるA部の模式拡大図であり、図7(c)は、図7(a)におけるB部の模式拡大図であり、図7(d)は、図7(a)におけるC部の模式拡大図である。
金属ワイヤ234の材料は金(Au)であるが、電極パッド228の銀層にボンディングすることにより、その表面は合金化している。そして、剥離した金属ワイヤ234の表面にも、凝集した粒子状の構造が見られる。EPMA(Electron Probe MicroAnalysis)分析の結果、この粒子状の構造は、銀を含むことが分かった。
つまり、金属ワイヤ234と電極パッド228とのボンディング界面においても、銀の変成が生じていることが分かる。
図8は、電極パッドと波長変換層との界面の組成分析の結果を表すグラフ図である。
ここでは、図5〜図7に例示した剥離片400のように、電極パッドの上の波長変換層を剥離し、電極パッドの位置において、剥離片の表面と、絶縁層24の側に残った電極パッドの表面と、をそれぞれSIMS(Secondary Ion Mass Spectroscopy:2次イオン質量分析)により組成分析した。
図8(a)は、本実施の形態に係る照明装置本体10の光源20から剥離した波長変換層36の電極パッド28側の表面の組成分析の結果を表す。
図8(b)は、本実施の形態に係る照明装置本体10の光源20から波長変換層36を剥離し、絶縁層24の側に残った電極パッド28の表面の組成分析の結果を表す。
図8(c)は、比較例に係る照明装置本体110の光源200から剥離した剥離片400の電極パッド28側の表面の組成分析の結果を表す。
図8(d)は、比較例に係る照明装置本体110の光源200から剥離片400を剥離し、絶縁層224の側に残った電極パッド228の表面の組成分析の結果を表す。
図8(c)、(d)から分かるように、比較例に係る照明装置本体110においては、剥離片400側(図8(c))でも、絶縁層224側(図8(d))でも、横軸n/zが450〜460の範囲において、AgBrのピークがみられ、また、横軸n/zが640〜650の範囲において、AgBrのピークがみられる。また、分析の結果、AgBrのピークと、AgBrのピークも確認された。
これに対して、図8(a)、(b)から分かるように、本実施の形態に係る照明装置本体10においては、剥離片の側(図8(a))でも、絶縁層24側(図8(b))でも、有意なピークは、みられない。
この分析結果から、比較例に係る照明装置本体110においては、点灯試験の際に、反射部114から臭素または臭素を含む化合物が脱離し、これが電極パッド228の表面に到達して、銀と反応して、臭化銀が形成されたことが分かる。そして、このようにして臭化銀が形成される過程で、図5や図6などに表したように、電極パッド228や実装パッド226の表面が黒ずみ、粒子状に凝集して剥離し、金属ワイヤ234の断線が生じたものと考えられる。
また、反射部114から臭素または臭素を含む化合物が脱離することにより、図4に表したように、反射部114の斜面114bが黒ずんでクラック115が生じたものと考えられる。
図9は、比較例に係る照明装置本体110の反射部114に用いた臭素を含有するPBTの反射スペクトルARを表すグラフ図である。
また、図10は、比較例に係る照明装置本体110の反射部114に用いた臭素を含有するPBTの吸収スペクトルASを表すグラフ図である。
なお、図9及び図10には、参考例として、反射部114の表面にアルミニウムを蒸着させたサンプルの反射スペクトルCRと吸収スペクトルCSも表す。
また、図9及び図10には、光源200から照射された光の発光スペクトルESも併せて表す。
また、図10には、恒温槽中において150℃で120時間保持し、熱劣化により黄変させた臭素を含有するPBTの吸収スペクトルAS2も表す。
光源200から照射される光の発光スペクトルESをみると、波長450ナノメートル前後をピークとする青色光と、波長560ナノメートル前後をピークとするスペクトルの幅の広い黄色光と、を含んでいる。
一方、臭素を含有するPBTの吸収スペクトルASは、初期状態においては、波長420ナノメートル前後を境として、短波長側で吸収率が急激に高くなる遷移を表す。
しかし、150℃で120時間保持した後の吸収スペクトルAS2は、波長400ナノメートルから700ナノメートル前後の広い範囲に亘り、吸収スペクトルASより吸収率が上昇している。
ちなみに、参考例としてのアルミニウムを蒸着させた反射部114の吸収スペクトルCSをみると、波長440ナノメートルよりも長波長側においては、初期状態の臭素を含有するPBTよりも吸収率が高い。
しかしながら、波長440ナノメートル以下の波長でも吸収率の急増はなく、長波長側から短波長側に亘り、低い吸収率を維持できることが分かる。
図9及び図10から、PBTは、初期状態においても、吸収率の立ち上がり(420ナノメートル前後)部分が、光源200の青色光のピークの裾野と重なっていることが分かる。
つまり、PBTは、初期状態においても、光源200から照射された光の短波長成分を吸収し、分解や変成を生ずる可能性があることが分かる。
そして、臭素を含有するPBTの分解や変成が生ずると、図4に表したように、表面が黒ずんだりクラック115が発生したりして、光の反射率が低下する。これは、照度の低下を引き起こす。
光源から照射される光が主に可視光であり、光量、温度ともに低いと、臭素を含有するPBTの分解や変成が発生するという問題が顕在化することはなかった。しかしながら、光源から照射される光が短波長成分を多く含み大光量である場合には、光源近傍の要素において、表面が黒ずんだりクラック115が発生したりするおそれがある。
またさらに、臭素を含有するPBTの分解や変成が生ずると、臭素または臭素を含む化合物が脱離し、電極パッド228や実装パッド226の銀と反応して、黒ずみや凝集、剥離などが生ずる。
特に、透明カバー16などで密閉された空間に光源200及び反射部114が配置された照明装置本体110では、脱離した臭素または臭素を含む化合物を含むガスがこもりやすく、黒ずみや凝集、剥離などの問題が起こりやすい傾向にある。
そのため、本実施の形態に係る照明装置本体10おいては、樹脂部品14の表面にシリコーン樹脂の反射層82を設けるようにしている。
ここで、図10に示すように、反射部114の表面にアルミニウムを蒸着させれば、波長440ナノメートル以下の波長でも吸収率の急増はなく、長波長側から短波長側に亘り、低い吸収率を維持できる。
すなわち、遮光性を有する材料で反射部114の表面を覆えば、長波長側から短波長側に亘り、低い吸収率を維持し得ることになる。
また、波長440ナノメートルよりも長波長側において、アルミニウムよりも吸収スペクトルCSの低い材料を選択すれば、長波長側から短波長側に亘り、吸収率をさらに低下し得る。
ここで、図10に示すように、波長440ナノメートルよりも長波長側においては、アルミニウムよりもPBTの方が吸収率は低い。
しかしながら、臭素などを含有するPBTを用いて反射層82を形成すると、反射層82から臭素や臭素を含む化合物などが脱離することになる。
そのため、本実施の形態に係る照明装置本体10おいては、ハロゲンおよびリンを実質的に含有せず、熱伝導率が1W/m・K以上のシリコーン樹脂を用いて反射層82を形成するようにしている。
そのため、アルミニウムを蒸着させる場合に比べて低い吸収率を得ることができるとともに、長波長側から短波長側に亘り低い吸収率を維持することができる。また、アルミニウムに比べて、熱放射程度は低いが、熱伝導率が1W/m・K以上であるので、十分な熱放射が得られる。
図11は、他の実施形態に係る照明装置を例示するための模式断面図である。
図11に例示をした照明装置本体10aには、光源20を覆う拡散抑止部70が設けられている。
拡散抑止部70は、光源20から照射される光に対する透過率が高く、またある程度の気密性を維持できる材料及び構造を有することが望ましい。拡散抑止部70の材料としては、有機材料や無機材料などを用いることができる。拡散抑止部70は、光源20を覆うように液体状の有機材料あるいは無機材料を塗布し、硬化、乾燥させることで形成することができる。この場合、拡散抑止部70の原材料として、水ガラスなどを用いることができる。
なお、拡散抑止部70は、必ずしも光源20に接触して形成する必要はない。すなわち、拡散抑止部70は、光源20の周囲を覆って、ハロゲンやリンあるいはこれらを含む化合物が光源20の内部に侵入するのを抑制することができればよい。そのため、例えば、光源20から離間しつつ、光源20の周囲に設けられていてもよい。
拡散抑止部70を設けるようにすれば、仮に、ハロゲンやリンあるいはこれらを含む化合物が反射層82を透過したとしても、ハロゲンやリンあるいはこれらを含む化合物が光源20の内部に侵入することを抑制することができる。
そのため、照明装置本体10aの内部でハロゲンやリンあるいはこれらを含む化合物が仮に生じたとしても、光源20の実装パッド26や電極パッド28などの黒ずみや凝集、金属ワイヤの断線などを抑制することができる。
図12も、他の実施形態に係る照明装置を例示するための模式断面図である。
図12に例示をした照明装置本体10bには、フィルタ80が設けられている。
フィルタ80は、光源20と樹脂部品14との間に設けられている。
フィルタ80は、光源20から照射される光のうち、短波長側の光を選択的に吸収する光学特性を有する。
例えば、ハロゲンおよびリンを実質的に含有しないPBTを用いて反射層82を形成する場合には、図10に例示をしたように、波長420ナノメートル以下において吸収率が上昇する。そのため、波長420ナノメートル前後よりも短波長側の光を吸収するフィルタ80を設けるようにすれば、反射層82が吸収する短波長側の光を減少させることができる。
なお、フィルタ80は、図11に例示をした拡散抑止部70のように、光源20に接触させて設けてもよい。
図13〜図15は、他の実施形態に係る照明装置を例示するための模式図である。
なお、図13は、照明装置の断面図であり、図14は、照明装置の斜視分解部であり、図15(a)及び(b)は、照明装置の一部拡大斜視図である。
本実施形態に係る照明装置50は、いわゆる「電球型」と呼ばれるものであり、従来の白熱電球に用いる器具にそのまま装着することができる。
図13〜図15に示すように、本体部52の一方の端部には、口金部54が設けられている。口金部54は、白熱電球を装着するソケットにねじ込むことができる。
本体部52の他方の端部には、透明あるいは半透明のカバー56が設けられている。本体部52の内部には、電源基板58が収容されている。
また、本体部52の他方の端部には、取り付け基板60が固定され、その上に、光源62が設けられている。光源62は、図1及び図2に例示をした光源20に対応し、図示しない実装パッドや電極パッド、発光素子や波長変換層、金属ワイヤなどが設けられている。
取り付け基板60の上には、樹脂部品としての接続部材64が設けられている。接続部材64は、例えば、コネクタであり、電源基板58に接続された樹脂部品としての配線66と、光源20と、を接続する。配線66は、導体の芯線を絶縁体で被覆した構造を有する。
本実施の形態においては、例えば、樹脂部品としての、接続部材64の材料や配線66の被覆などは、光劣化しやすい安価な材料を用いることがき、その被覆のうえにさらに被覆として、ハロゲンおよびリンを実質的に含有せず、熱伝導率が1W/m・K以上のシリコーン樹脂から形成され、前記樹脂部品の光源からの光が至る側の表面を覆って設けられた反射層を形成している。こうすることにより、各接続部材64や配線66の被覆などを構成する樹脂が分解、変成して、ハロゲンやリンまたはこれらの化合物が脱離することを抑制できる。そのため、ハロゲンやリンまたはこれらの化合物と、光源62に設けられた実装パッドや電極パッドの銀とが反応して、黒ずみや凝集、金属ワイヤの断線などが生ずることを、抑制できる。
その結果として、さらに高い信頼性を有する照明装置を提供できる。
なお、図13〜図15に例示をした照明装置50の場合、配線66は、光源62からみて接続部材64の陰に配置されている。しかし、光源62から照射された光の一部は、取り付け基板60やカバー56などの要素により反射され、配線66にも照射される。そのため、接続部材64や配線66の被覆などは、ハロゲンおよびリンを実質的に含有しない樹脂により形成されていることが好ましい。
また、接続部材64や配線66の形状や配置については、例示をしたものに限定されない。例えば、接続部材64は、光源62の周囲にフレーム状に設置され、接点を介して接続するいわゆる「接点コネクタ」であってもよい。
またさらに、樹脂部品14は、接続部材64、配線66には限定されない。すなわち、本体部52や、取り付け基板60、カバー56、その他、照明装置に設けられる各種の要素であって、光源62から照射される光が直接的または間接的に至る位置に設けられるものであればよい。また、樹脂部品14は、難燃性が望ましいが、ハロゲンおよびリンを実質的に含有しない樹脂により形成してもよい。
以上、本発明のいくつかの実施形態を例示したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更などを行うことができる。これら実施形態やその変形例は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。また、前述の各実施形態は、相互に組み合わせて実施することができる。
10 照明装置本体、14 樹脂部品、20 光源、30、42 発光素子、64、66 樹脂部品、82 反射層


Claims (2)

  1. 照明装置本体と;
    発光素子を有し、照明装置本体に設けられた光源と;
    光源からの光が直接または間接的に至る位置であって、照明装置本体に設けられた樹脂部品と;
    前記樹脂部品よりも光劣化に対する耐性に優れ、ハロゲンおよびリンを実質的に含有せず、熱伝導率が1W/m・K以上のシリコーン樹脂から形成され、前記樹脂部品の光源からの光が至る側の表面を覆って設けられた反射層と;
    を具備していることを特徴とする照明装置。
  2. シリコーン樹脂は、Al203,SiO,ZnO,BaSO4,TiO2のうちの少なくとも一種をフィラーとして含んでいることを特徴とする請求項1記載の照明装置。
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