JP2014071796A - マルウェア検知装置、マルウェア検知システム、マルウェア検知方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】マルウェア検知システム100は、仮想環境を利用してマルウェアを検知するため、ダウンロードしたソフトウェアを仮想環境下で実行し、ソフトウェアの識別情報及び仮想環境下での実行時の動作ログを取得する、サンドボックス装置30と、ソフトウェアを実環境下で実行する端末装置40に備えられ、且つ、ソフトウェアの識別情報及び端末装置による実環境下での実行時の動作ログを取得する、エージェント装置41と、サンドボックス装置30によって取得された識別情報及び動作ログ及びエージェント装置41によって取得された識別情報及び動作ログに基づいて、ソフトウェアがマルウェアかどうかを判定する、マルウェア検知装置50と、を備えている。
【選択図】図1
Description
ダウンロードしたソフトウェアを仮想環境下で実行するサンドボックス装置、及びダウンロードした前記ソフトウェアを実環境下で実行する端末装置、それぞれから、前記ソフトウェアの識別情報、及び前記ソフトウェアの実行時の動作ログを受信する、情報受信部と、
前記サンドボックス装置から受信した識別情報及び動作ログと、前記端末装置から受信した識別情報及び動作ログとに基づいて、前記ソフトウェアがマルウェアかどうかを判定する、マルウェア判定部と、
を備えていることを特徴とする。
ダウンロードしたソフトウェアを仮想環境下で実行し、前記ソフトウェアの識別情報及び前記仮想環境下での実行時の動作ログを取得する、サンドボックス装置と、
前記ソフトウェアを実環境下で実行する端末装置に備えられ、且つ、前記ソフトウェアの識別情報及び前記端末装置による前記実環境下での実行時の動作ログを取得する、エージェント装置と、
前記サンドボックス装置によって取得された識別情報及び動作ログと、前記エージェント装置によって取得された識別情報及び動作ログとに基づいて、前記ソフトウェアがマルウェアかどうかを判定する、マルウェア検知装置と、
を備えていることを特徴とする。
(a)ダウンロードしたソフトウェアを仮想環境下で実行するサンドボックス装置、及びダウンロードした前記ソフトウェアを実環境下で実行する端末装置、それぞれから、前記ソフトウェアの識別情報、及び前記ソフトウェアの実行時の動作ログを受信する、ステップと、
(b)前記サンドボックス装置から受信した識別情報及び動作ログと、前記端末装置から受信した識別情報及び動作ログとに基づいて、前記ソフトウェアがマルウェアかどうかを判定する、ステップと、
を有することを特徴とする。
前記コンピュータに、
(a)ダウンロードしたソフトウェアを仮想環境下で実行するサンドボックス装置、及びダウンロードした前記ソフトウェアを実環境下で実行する端末装置、それぞれから、前記ソフトウェアの識別情報、及び前記ソフトウェアの実行時の動作ログを受信する、ステップと、
(b)前記サンドボックス装置から受信した識別情報及び動作ログと、前記端末装置から受信した識別情報及び動作ログとに基づいて、前記ソフトウェアがマルウェアかどうかを判定する、ステップと、
を実行させることを特徴とする。
以下、本発明の実施の形態における、マルウェア検知装置、マルウェア検知システム、マルウェア検知方法、及びプログラムについて、図1〜図7を参照しながら説明する。
最初に、本実施の形態におけるマルウェア検知システムの構成について図1を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態におけるマルウェア検知システムの全体構成を示すブロック図である。
図2は、本発明の実施の形態で用いられるサンドボックス装置の構成を示すブロック図である。図2に示すように、サンドボックス装置30は、スイッチ20のミラーポート(図2において図示せず)に接続されている。
図3は、本発明の実施の形態で用いられるエージェント装置の構成を示すブロック図である。図3に示すように、エージェント装置41は、端末装置40の内部に構築されており、端末装置40を介して、スイッチ20に接続されている。具体的には、エージェント装置41は、端末装置40のOS42上で動作するプログラムによって構築されている。
図4は、本発明の実施の形態におけるマルウェア検知装置の構成を示すブロック図である。図4に示すように、マルウェア検知装置50は、情報受信部51と、サンドボックス情報データベース52と、エージェント情報データベース53と、データベース監視部54と、マルウェア判定部55とを備えている。
次に、本発明の実施の形態におけるマルウェア検知装置及びマルウェア検知システムの動作について図7を用いて説明する。図7は、本発明の実施の形態におけるマルウェア検知システムの動作を示すシーケンス図である。以下の説明においては、適宜図1〜図6を参酌する。また、本実施の形態では、マルウェア検知装置50装置を動作させることによって、マルウェア検知方法が実施される。よって、本実施の形態におけるマルウェア検知方法の説明は、以下のマルウェア検知装置50の動作説明に代える。
本実施の形態におけるプログラムは、コンピュータに、図7に示すステップS23〜S28を実行させるプログラムであれば良い。このプログラムをコンピュータにインストールし、実行することによって、本実施の形態におけるマルウェア検知装置50とマルウェア検知方法とを実現することができる。この場合、コンピュータのCPUは、情報受信部51、データベース監視部54、及びマルウェア判定部55として機能し、処理を行なう。更に、サンドボックス情報データベース52と、エージェント情報データベース53とは、コンピュータに備えられたハードディスク等の記憶装置によって実現できる。
仮想環境を利用してマルウェアを検知するための装置であって、
ダウンロードしたソフトウェアを仮想環境下で実行するサンドボックス装置、及びダウンロードした前記ソフトウェアを実環境下で実行する端末装置、それぞれから、前記ソフトウェアの識別情報、及び前記ソフトウェアの実行時の動作ログを受信する、情報受信部と、
前記サンドボックス装置から受信した識別情報及び動作ログと、前記端末装置から受信した識別情報及び動作ログとに基づいて、前記ソフトウェアがマルウェアかどうかを判定する、マルウェア判定部と、
を備えていることを特徴とするマルウェア検知装置。
前記マルウェア判定部が、まず、前記サンドボックス装置から受信した識別情報と前記端末装置から受信した識別情報とが一致することを条件に、前記サンドボックス装置から受信した動作ログと前記端末装置から受信した動作ログとを比較し、比較結果に基づいて、前記ソフトウェアがマルウェアかどうかを判定する、付記1に記載のマルウェア検知装置。
前記識別情報が、前記ソフトウェアを構成するファイルのハッシュ値である、付記1または3に記載のマルウェア検知装置。
仮想環境を利用してマルウェアを検知するためのシステムであって、
ダウンロードしたソフトウェアを仮想環境下で実行し、前記ソフトウェアの識別情報及び前記仮想環境下での実行時の動作ログを取得する、サンドボックス装置と、
前記ソフトウェアを実環境下で実行する端末装置に備えられ、且つ、前記ソフトウェアの識別情報及び前記端末装置による前記実環境下での実行時の動作ログを取得する、エージェント装置と、
前記サンドボックス装置によって取得された識別情報及び動作ログと、前記エージェント装置によって取得された識別情報及び動作ログとに基づいて、前記ソフトウェアがマルウェアかどうかを判定する、マルウェア検知装置と、
を備えていることを特徴とするマルウェア検知システム。
前記マルウェア検知装置が、まず、前記サンドボックス装置によって取得された識別情報と前記エージェント装置によって取得された識別情報とが一致することを条件に、前記サンドボックス装置によって取得された動作ログと前記エージェント装置によって取得された動作ログとを比較し、比較結果に基づいて、前記ソフトウェアがマルウェアかどうかを判定する、付記4に記載のマルウェア検知システム。
前記識別情報が、前記ソフトウェアを構成するファイルのハッシュ値である、付記4または5に記載のマルウェア検知システム。
仮想環境を利用してマルウェアを検知するための装置であって、
(a)ダウンロードしたソフトウェアを仮想環境下で実行するサンドボックス装置、及びダウンロードした前記ソフトウェアを実環境下で実行する端末装置、それぞれから、前記ソフトウェアの識別情報、及び前記ソフトウェアの実行時の動作ログを受信する、ステップと、
(b)前記サンドボックス装置から受信した識別情報及び動作ログと、前記端末装置から受信した識別情報及び動作ログとに基づいて、前記ソフトウェアがマルウェアかどうかを判定する、ステップと、
を有することを特徴とするマルウェア検知方法。
前記(b)のステップにおいて、前記サンドボックス装置から受信した識別情報と前記端末装置から受信した識別情報とが一致することを条件に、前記サンドボックス装置から受信した動作ログと前記端末装置から受信した動作ログとを比較し、比較結果に基づいて、前記ソフトウェアがマルウェアかどうかを判定する、付記7に記載のマルウェア検知方法。
前記識別情報が、前記ソフトウェアを構成するファイルのハッシュ値である、付記7または8に記載のマルウェア検知方法。
コンピュータによって、仮想環境を利用したマルウェアの検知を行なうためのプログラムであって、
前記コンピュータに、
(a)ダウンロードしたソフトウェアを仮想環境下で実行するサンドボックス装置、及びダウンロードした前記ソフトウェアを実環境下で実行する端末装置、それぞれから、前記ソフトウェアの識別情報、及び前記ソフトウェアの実行時の動作ログを受信する、ステップと、
(b)前記サンドボックス装置から受信した識別情報及び動作ログと、前記端末装置から受信した識別情報及び動作ログとに基づいて、前記ソフトウェアがマルウェアかどうかを判定する、ステップと、
を実行させるプログラム。
前記(b)のステップにおいて、前記サンドボックス装置から受信した識別情報と前記端末装置から受信した識別情報とが一致することを条件に、前記サンドボックス装置から受信した動作ログと前記端末装置から受信した動作ログとを比較し、比較結果に基づいて、前記ソフトウェアがマルウェアかどうかを判定する、付記10に記載のプログラム。
前記識別情報が、前記ソフトウェアを構成するファイルのハッシュ値である、付記10または11に記載のプログラム。
11 ソフトウェア(マルウェア)
12 ネットワーク
20 スイッチ
30 サンドボックス装置
31 ソフトウェア受信部
32 ハッシュ計算部
33 ソフトウェア実行部
34 動作ログ取得部
35 格納部
36 送信部
40 端末装置
41 エージェント装置
42 OS
50 マルウェア検知装置
51 情報受信部
52 サンドボックス情報データベース
53 エージェント情報データベース
54 データベース監視部
55 マルウェア判定部
110 コンピュータ
111 CPU
112 メインメモリ
113 記憶装置
114 入力インターフェイス
115 表示コントローラ
116 データリーダ/ライタ
117 通信インターフェイス
118 入力機器
119 ディスプレイ装置
120 記録媒体
121 バス
411 ソフトウェア受信部
412 ハッシュ計算部
413 ソフトウェア監視部
414 動作ログ取得部
415 格納部
416 送信部
Claims (10)
- 仮想環境を利用してマルウェアを検知するための装置であって、
ダウンロードしたソフトウェアを仮想環境下で実行するサンドボックス装置、及びダウンロードした前記ソフトウェアを実環境下で実行する端末装置、それぞれから、前記ソフトウェアの識別情報、及び前記ソフトウェアの実行時の動作ログを受信する、情報受信部と、
前記サンドボックス装置から受信した識別情報及び動作ログと、前記端末装置から受信した識別情報及び動作ログとに基づいて、前記ソフトウェアがマルウェアかどうかを判定する、マルウェア判定部と、
を備えていることを特徴とするマルウェア検知装置。 - 前記マルウェア判定部が、まず、前記サンドボックス装置から受信した識別情報と前記端末装置から受信した識別情報とが一致することを条件に、前記サンドボックス装置から受信した動作ログと前記端末装置から受信した動作ログとを比較し、比較結果に基づいて、前記ソフトウェアがマルウェアかどうかを判定する、請求項1に記載のマルウェア検知装置。
- 前記識別情報が、前記ソフトウェアを構成するファイルのハッシュ値である、請求項1または2に記載のマルウェア検知装置。
- 仮想環境を利用してマルウェアを検知するためのシステムであって、
ダウンロードしたソフトウェアを仮想環境下で実行し、前記ソフトウェアの識別情報及び前記仮想環境下での実行時の動作ログを取得する、サンドボックス装置と、
前記ソフトウェアを実環境下で実行する端末装置に備えられ、且つ、前記ソフトウェアの識別情報及び前記端末装置による前記実環境下での実行時の動作ログを取得する、エージェント装置と、
前記サンドボックス装置によって取得された識別情報及び動作ログと、前記エージェント装置によって取得された識別情報及び動作ログとに基づいて、前記ソフトウェアがマルウェアかどうかを判定する、マルウェア検知装置と、
を備えていることを特徴とするマルウェア検知システム。 - 仮想環境を利用してマルウェアを検知するための装置であって、
(a)ダウンロードしたソフトウェアを仮想環境下で実行するサンドボックス装置、及びダウンロードした前記ソフトウェアを実環境下で実行する端末装置、それぞれから、前記ソフトウェアの識別情報、及び前記ソフトウェアの実行時の動作ログを受信する、ステップと、
(b)前記サンドボックス装置から受信した識別情報及び動作ログと、前記端末装置から受信した識別情報及び動作ログとに基づいて、前記ソフトウェアがマルウェアかどうかを判定する、ステップと、
を有することを特徴とするマルウェア検知方法。 - 前記(b)のステップにおいて、前記サンドボックス装置から受信した識別情報と前記端末装置から受信した識別情報とが一致することを条件に、前記サンドボックス装置から受信した動作ログと前記端末装置から受信した動作ログとを比較し、比較結果に基づいて、前記ソフトウェアがマルウェアかどうかを判定する、請求項5に記載のマルウェア検知方法。
- 前記識別情報が、前記ソフトウェアを構成するファイルのハッシュ値である、請求項5または6に記載のマルウェア検知方法。
- コンピュータによって、仮想環境を利用したマルウェアの検知を行なうためのプログラムであって、
前記コンピュータに、
(a)ダウンロードしたソフトウェアを仮想環境下で実行するサンドボックス装置、及びダウンロードした前記ソフトウェアを実環境下で実行する端末装置、それぞれから、前記ソフトウェアの識別情報、及び前記ソフトウェアの実行時の動作ログを受信する、ステップと、
(b)前記サンドボックス装置から受信した識別情報及び動作ログと、前記端末装置から受信した識別情報及び動作ログとに基づいて、前記ソフトウェアがマルウェアかどうかを判定する、ステップと、
を実行させるプログラム。 - 前記(b)のステップにおいて、前記サンドボックス装置から受信した識別情報と前記端末装置から受信した識別情報とが一致することを条件に、前記サンドボックス装置から受信した動作ログと前記端末装置から受信した動作ログとを比較し、比較結果に基づいて、前記ソフトウェアがマルウェアかどうかを判定する、請求項8に記載のプログラム。
- 前記識別情報が、前記ソフトウェアを構成するファイルのハッシュ値である、請求項8または9に記載のプログラム。
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