JP2014068215A - メッセージ交換システム、メッセージ配信システム、メッセージ交換方法、メッセージ配信方法およびコンピュータ・プログラム - Google Patents

メッセージ交換システム、メッセージ配信システム、メッセージ交換方法、メッセージ配信方法およびコンピュータ・プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】負荷状況に応じ、最適なリソース配分が実現可能なメッセージ配信経路を自律的に構築できるメッセージ配信システムを提供する。
【解決手段】バス型メッセージ交換システム201は、他のメッセージ交換システムの交換機識別情報とアドレスを含む第1の情報と、他のメッセージ交換システムの送信先または送信元となるメッセージ交換システムの交換機識別情報とアドレスを含む第2の情報とからなる交換機情報と、送信先または送信元となるメッセージ交換システムのアドレスを含む宛先情報を受信する。受信した宛先情報を格納する制御情報記憶部212と、第1の情報に含まれる交換機識識別情報と自システムの交換機アドレスを含む更新後第1の情報と、受信した第2の情報を制御情報記憶部に登録し、受信した宛先情報に含まれるアドレスにより特定される他のメッセージ交換システムに、更新後第1の情報を自システムに関する交換機情報として送信する。
【選択図】図2

Description

本発明は、メッセージ交換システム、メッセージ配信システム、メッセージ交換方法、メッセージ配信方法およびコンピュータ・プログラムに関する。
複数のメッセージ交換システムがバス型に接続されたバス型メッセージ交換システムを用いて、メッセージを配信するメッセージ配信システムがある。メッセージ配信システムでは、負荷状況に応じて稼働するバス型メッセージ交換システムが増減する場合、メッセージ経路を動的に再構築する必要がある。
メッセージ経路を再構築するためには、各バス型メッセージ交換システムが備えるハードウェアリソースを一元管理する際に用いるリソースプールからハードウェアリソースをどのように割り当てるかを静的に定義することが必要となる。そして、ハードウェアリソースの状況に応じて、当該定義に基づいてリソースプールから必要なハードウェアリソースを割り当てることにより、メッセージ経路が再構築される。
例えば、特許文献1は、中継装置のネットワーク構成が変更されたときでも、高品質の通信を提供するアクセス中継方法を開示する。また、特許文献2は、アドレスを一括管理するサーバへアクセスを行わずにメッセージを転送するメッセージ転送システムを開示する。
また、特許文献3は、並列展開したレイヤ処理装置群のリソースを均等にフル活用して、高速インタフェースにアグリゲートされたセッション流を処理する高位レイヤ処理方法を開示する。また、特許文献4は、IP(Internet Protocol)パケット通信網において、回線を時間帯ごとに使い分けるパケット通信網を開示する。
特開2012−080493号公報 特開2011−182121号公報 特開2005−064882号公報 特開2004−032173号公報
上述のように、メッセージ経路を再構築するためには、リソースプールからハードウェアリソースをどのように割り当てるかを予め静的に定義することが必要となる。しかしながら、例えばクラウド環境等ではハードウェアリソースの状況は一般のユーザから隠蔽されているので、ユーザが自らリソースプールの割り当て方を予め定義することはできないという課題がある。
また、クラウド環境は、様々なユーザが利用するマルチテナント方式を採用することが一般的である。したがって、オペレータ等が個々のユーザに対して手動でリソースプールにハードウェアリソースの割り当てを定義したり、利用状況を常に監視しながらリソースの割り当てや解除を行ったりすることは、作業量が膨大となるため現実的ではない。
また、上記特許文献1ないし4には、上記課題を解決する技術は開示されていない。
本願発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、負荷状況に応じて、メッセージ配信システムを構成する各メッセージ交換システムに対して最適なリソース配分を実現可能なメッセージ配信経路を自律的に構築できるメッセージ配信システム等を提供することを主要な目的とする。
本発明に係る第1のメッセージ交換システムは、他のメッセージ交換システムと交換機を介してメッセージの送受信を行うメッセージ交換システムであって、他のメッセージ交換システムから、当該他のメッセージ交換システムが備える交換機の識別情報とアドレスとを含む第1の情報と、当該他のメッセージ交換システムにとってメッセージの送信先または送信元となるメッセージ交換システムが備える交換機の識別情報とアドレスとを含む第2の情報とを有する交換機情報と、前記送信先または送信元となるメッセージ交換システムのアドレスを含む宛先情報とを受信する受信部と、前記受信部が受信した宛先情報を格納する記憶部と、前記受信部が前記交換機情報と前記宛先情報とを受信したことに応答して、当該受信した第1の情報に含まれる識別情報と自システムが備える交換機のアドレスとを含む更新後第1の情報と、前記受信した第2の情報とを前記交換機情報として前記記憶部に登録すると共に、前記受信した宛先情報に含まれるアドレスによって特定される他のメッセージ交換システムに対して、前記更新後第1の情報を自システムに関する前記交換機情報として送信する制御部とを備える。
本発明に係る第1のメッセージ配信システムは、上記第1のメッセージ交換システムを複数備える。
本発明に係る第1のメッセージ交換方法は、他のメッセージ交換システムと交換機を介してメッセージの送受信を行うメッセージ交換方法であって、他のメッセージ交換システムから、当該他のメッセージ交換システムが備える交換機の識別情報とアドレスとを含む第1の情報と、当該他のメッセージ交換システムにとってメッセージの送信先または送信元となるメッセージ交換システムが備える交換機の識別情報とアドレスとを含む第2の情報とを有する交換機情報と、前記送信先または送信元となるメッセージ交換システムのアドレスを含む宛先情報とを受信部により受信し、前記受信部が受信した宛先情報を記憶部により格納し、前記受信部が前記交換機情報と前記宛先情報とを受信したことに応答して、制御部により当該受信した第1の情報に含まれる識別情報と自システムが備える交換機のアドレスとを含む更新後第1の情報と、前記受信した第2の情報とを前記交換機情報として前記記憶部に登録すると共に、前記受信した宛先情報に含まれるアドレスによって特定される他のメッセージ交換システムに対して、前記更新後第1の情報を自システムに関する前記交換機情報として送信する。
本発明に係る第1のメッセージ配信方法は、第1のメッセージ交換システムは、制御部により、自システムにかかる負荷が閾値を超えたことを検出すると、自システムが備える交換機の識別情報とアドレスとを含む第1の情報と、当該自システムにとってメッセージの送信先または送信元となる第2のメッセージ交換システムが備える交換機の識別情報とアドレスとを含む第2の情報とを有する交換機情報と、前記第2のメッセージ交換システムのアドレスを含む宛先情報とを、第3のメッセージ交換システムに送信し、前記第3のメッセージ交換システムは、制御部により、受信部が前記交換機情報と前記宛先情報とを受信したことに応答して、当該受信した第1の情報に含まれる識別情報と自システムが備える交換機のアドレスとを含む更新後第1の情報と、前記受信した第2の情報とを前記交換機情報として前記記憶部に登録すると共に、前記受信した宛先情報に含まれるアドレスによって特定されるメッセージ交換システムに対して、前記更新後第1の情報を自システムに関する前記交換機情報として送信する。
なお同目的は、上記の各構成を有するメッセージ交換システムおよびメッセージ交換方法を、コンピュータによって実現するコンピュータ・プログラム、およびそのコンピュータ・プログラムが格納されている、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体によっても達成される。
本願発明によれば、負荷状況に応じて、メッセージ配信システムを構成する各メッセージ交換システムに対して最適なリソース配分を実現可能なメッセージ配信経路を自律的に構築できる効果が得られる。
本発明の第1の実施形態に係るメッセージ配信システムを用いてメッセージを配信するメッセージ配信の構成を説明する全体図である。 本発明の第1の実施形態に係るメッセージ配信システムが備えるバス型メッセージ交換システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係るバス型メッセージ交換システムが備えるルーティング制御装置の制御部のハードウエア構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るバス型メッセージ交換システムが備える変換機を流れるメッセージデータのデータ構造を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るバス型メッセージ交換システムが備えるルーティング制御装置が備える制御情報記憶部に格納されるルーティング情報のデータ構造を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るバス型メッセージ交換システムが備えるルーティング制御装置が備える制御情報記憶部に格納される交換機情報のデータ構造を示す。 本発明の第1の実施形態に係るメッセージ配信システムにおいて複数のバス型メッセージ交換システムが構成するメッセージ配信経路の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るメッセージ配信システムにおいて複数のバス型メッセージ交換システムが構成するメッセージ配信経路の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るメッセージ配信システムにおいて複数のバス型メッセージ交換システムが構成するメッセージ配信経路の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るメッセージ配信システムにおいてメッセージ配信経路にバス型メッセージ交換システムが追加される際の各ノードの動作を示すシーケンスチャートである。 本発明の第1の実施形態に係るメッセージ配信システムにおいてメッセージ配信経路からバス型メッセージ交換システムが除外される際の各ノードの動作を示すシーケンスチャートである。 本発明の第2の実施形態に係るバス型メッセージ交換システムの構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
第1の実施形態
図1は、本発明の第1の実施形態に係るメッセージ配信システムを用いてメッセージを配信するメッセージ配信の構成を説明する全体図である。
メッセージ配信システムは、通信ネットワーク(以下、単に「ネットワーク」と略称する)を介して通信可能に接続される外部システムから、他の外部システムに向けてネットワークを介してメッセージを送信するシステムである。図1に示すように、メッセージ配信システム103と複数の外部システム101a−101nは、それぞれLAN(Local Area Network)を介してネットワークに接続されている。同様に、メッセージ配信システム103と複数の外部システム102a−102nも、それぞれLANを介してネットワークに接続されている。
メッセージ配信システムは、1つまたは互いにバス型に接続された複数のメッセージ交換システム(以降、バス型メッセージ交換システムと称する)を備え、これらバス型メッセージ交換システム間においてLANを介してメッセージを送受信する。これにより、メッセージ配信システムは、外部システムから受信したメッセージを、他の外部システムに送信する。図1に示すように、例えば、メッセージ配信システム103は、バス型メッセージ交換システム104a−104fを備える。
メッセージ配信システム103は、全てのバス型メッセージ交換システム104a−104fがメッセージ配信経路を構成するのではなく、宛先情報(詳細は後述する)に基づいてメッセージ配信の初期経路を構成する。そして、メッセージ配信システム103は、メッセージ配信経路上のバス型メッセージ交換システムにかかる負荷等の統計情報に基づいて、メッセージ配信経路を構成するバス型メッセージ交換システムを自律的に経路に追加する(詳細は後述する)。
図2は、図1に示したメッセージ配信システム103が備えるバス型メッセージ交換システムの1つ(これをバス型メッセージ交換システム201とする)の構成を示すブロック図である。図1に示すバス型メッセージ交換システム104a−104fは、それぞれ図2に示す構成を有する。
図2に示すように、バス型メッセージ交換システム201は、交換機202、サブシステム203a−203n、メッセージ変換機206、ルーティング制御装置210および制御情報送受信装置220を備える。
交換機202は、ルーティング制御装置210からメッセージの送受信に関する情報を取得すると共にそれに基づいてメッセージの送信先を決定することにより、メッセージを振り分ける。
サブシステム203a−203nは、バス型メッセージ交換システム201が外部システムまたは他のバス型メッセージ交換システムとメッセージの送受信を行う装置である。サブシステム203a−203nは、それぞれプロトコル変換機204a−204nと、メッセージ送受信装置205a−205nを備える。
本実施形態において、外部システムまたは他のバス型メッセージ交換システム(以降、外部システムまたは他のバス型メッセージ交換システムを、「外部システム」と称する場合がある)と、バス型メッセージ交換システム201との間の通信プロトコルは任意である。バス型メッセージ交換システム201は、モジュール化されたサブシステム203aを備えることにより、複数の通信プロトコルを使用して複数の外部システムと同時に接続できる。プロトコル変換機204a−204nは、自システムと異なる通信プロトコルを使用する外部システムとの間でメッセージの送受信が可能なように通信プロトコルを変換する。メッセージ送受信装置205a−205nは、外部システムとの間でメッセージの送受信を行う。
メッセージ変換機206は、外部システムから受信したメッセージ形式を変換する装置である。
図2に示すように、ルーティング制御装置210は、制御部211と制御情報記憶部と212を備える。制御情報記憶部212は、ルーティング情報213、交換機情報214および負荷統計情報215を格納する。ルーティング制御装置210は、ルーティング(経路)に関する制御情報を保持すると共に、これらの情報に基づいてメッセージ配信経路を構築する制御を行う。
制御情報送受信装置220は、ルーティングに関する制御情報を、他のバス型メッセージ交換システムとの間で送受信する。
図2に示すバス型メッセージ交換システム201が備えるルーティング制御装置210の制御部211は、コンピュータにより実現した場合、図3に例示するハードウエア構成を有する。図3に示す構成は、CPU(Central Processing Unit)10、メモリ等の記憶媒体11および記憶媒体11に含まれるプログラム12を備える。CPU10は、各種ソフトウエア・プログラム(コンピュータ・プログラム)を実行することにより、ルーティング制御装置210の全体的な動作を司る。本実施形態および以下に示す他の実施形態において、CPU10が、メモリ等の記憶媒体11を適宜参照しながら、ルーティング制御装置210が備える制御部211の機能を実現するソフトウエア・プログラムを実行する。
次に、バス型メッセージ交換システム201が備えるデータの構造について説明する。
図4は、本発明の第1の実施形態に係るバス型メッセージ交換システム201が備える変換機202を流れるメッセージデータ301のデータ構造を示す図である。図4に示すように、メッセージデータ301は、メッセージの宛先格納部302と、データ格納部304とを備える。宛先格納部302は、メッセージの宛先を格納する。ここでメッセージの宛先は、外部システムの内部アドレス303である。外部システムの内部アドレス303とは、外部システムをバス型メッセージ交換システム201内で特定するためのアドレスである。また、データ格納部304は、メッセージ本文305とメッセージに付随するデータ306とを格納する。プロトコル変換機204a−204nは、受信したメッセージを図4に示すようなデータ構造に正規化する。
図5は、ルーティング制御装置210が備える制御情報記憶部212に格納されるルーティング情報213のデータ構造を示す。ルーティング情報213は、隣接する、すなわちバス型メッセージ交換システム201によるメッセージの送信先またはメッセージの送信元(発信元)となるバス型メッセージ交換システムまたは外部システムの宛先に関する情報である。
ルーティング情報401aは、宛先情報402a、インタフェース情報406aおよびメッセージ変換情報407aを格納する。宛先情報402aは、外部システムの内部アドレス403a、外部システムのアドレス404a、交換機ID405aを格納する。
外部システムの内部アドレス403aは、外部システムをメッセージ交換システム210内で特定するアドレスである。外部システムのアドレス404aは、外部システムへメッセージを送信する際に、その外部システムを特定するアドレスである。交換機ID405aは、その外部システムが備える交換機の識別情報である。バス型メッセージ交換システム201では、メッセージが流れる外部システムの数だけルーティング情報401a、401b・・・が定義され、ネットワーク内でメッセージが流れる際に経由するバス型メッセージ交換システムに同じ情報が共有される。
インタフェース情報406aは、宛先となるメッセージ交換システム内を流れるメッセージの形式を定義する。メッセージ送受信装置205aは、インタフェース情報406aに基づいて、送信するメッセージが宛先となるメッセージ交換システムにおけるメッセージ形式となっていることを確認できた場合にメッセージを送信する。
メッセージ変換情報407aは、自システムにおけるメッセージ形式から、宛先となる他のメッセージ交換システムにおけるメッセージ形式への変換前後の形式を定義する。
図6は、制御情報記憶部212に格納される交換機情報214のデータ構造を示す。図6に示すように、交換機情報214は、交換機ID502、交換機のアドレス503、接続用プロトコル504、エンドポイント505を格納する。交換機情報214は、交換機同士でメッセージを送受信するために必要な情報を、メッセージの配信経路となるメッセージ交換システムにおいて保持される。
バス型メッセージ交換システム210は、自身が備える交換機202に関する交換機情報501aと、隣接する、すなわちメッセージの送信先または送信元となるバス型メッセージ交換システムの数の分だけ交換機情報501a、501b、・・・を格納する。
制御情報記憶部212に格納される負荷統計情報215は、装置自体への負荷、メッセージ流量、処理件数などにより表されるバス型メッセージ交換システムにかかる負荷の合計を表わす情報である。
次に、メッセージ配信システムにおいて、すでに構成されているメッセージ配信経路にバス型メッセージ交換システムを追加する場合の動作について説明する。
図7ないし図9は、メッセージ配信システム600において複数のバス型メッセージ交換システムが構成するメッセージ配信経路の一例を示す図である。各バス型メッセージ交換システムは、予め、送信側と受信側それぞれに関して、外部システムまたは他のバス型メッセージ交換システムのIPアドレス、接続するためのアカウント情報、接続するためのプロトコルなどの接続情報を保持している。また、各バス型メッセージ交換システムは、他のバス型メッセージ交換システムとメッセージを送受信するために、互いにバス型メッセージ交換システムの交換機情報を保持する。
図7では、バス型メッセージ交換システム601a(以降、ノードAと称する)、バス型メッセージ交換システム601b(以降、ノードBと称する)およびバス型メッセージ交換システム601c(以降、ノードCと称する)が、メッセージ配信経路を構成することを示す。
図10は、ノードA、B、Cにより構成されるメッセージ配信経路に、バス型メッセージ交換システム601d(以降、ノードDと称する)が追加される際の各ノードの動作を示すシーケンスチャートである。図10を参照して、ノードDがメッセージ配信経路に追加される際のバス型メッセージ交換システム(以降、ノードと称する場合がある)の動作について説明する。なお、以下の説明において、各ノードにおける動作の主体は制御部211であり、ノード間の制御情報の送受信の動作の主体は制御情報送受信装置220である。
ノードBは、制御部211において常に負荷統計情報215を監視しており、負荷統計情報215の値が閾値を超えると、それを検出する(ステップST101)。ノードBは、自ノードにかかる負荷を分散するノードを選択する(ステップST102)。負荷を分散できるノードは予め登録されており、例えばメッセージ配信システム600が備えるすべてのノードが登録されていてもよい。ノードBは、登録済みのノードから任意のノードを1つ選択する。例えば、登録済みのノードをランダムに選択してもよいし、登録済みノードに対してメッセージを一斉に送信し最も応答が早いノードを選択してもよい。
ノードBは、負荷を分散するノードとしてノードDを選択したとする。ノードBは、制御情報記憶部212からルーティング情報213、交換機情報214を読み出すと共に、これらの情報を、ノードDに宛てて制御情報送受信装置220を介して送信する(ステップST103)。
具体的には、図7に示したように、ノードBは、ノードAおよびノードCとメッセージの送受信を行うので、ルーティング情報213として、ノードAに関するルーティング情報とノードCに関するルーティング情報を格納する。ノードBは、これら2つのルーティング情報をノードDに送信する。
また、ノードBは、交換機情報214として、ノードA、ノードCおよび自己(ノードB)にそれぞれ関する交換機情報を格納する。ノードBは、これら3つ交換機情報をノードDに送信する。
ノードDは、ノードBから送信されたルーティング情報および交換機情報を、制御情報送受信装置220を介して受信すると共に、受信したこれらの情報を、制御情報記憶部212に格納する(ステップST104)。具体的には、ノードDは、ルーティング情報としてノードAとノードCにそれぞれ関するルーティング情報を格納し、交換機情報として、ノードA、ノードCおよびノードBにそれぞれ関する交換機情報を格納する。ノードDは、ノードBに関する交換機情報を、自ノードの交換機情報として備える。ただし、交換機情報に含まれる「交換機のアドレス」については、ノードBから取得したアドレスではなく自ノードが備える交換機を特定するアドレスを格納する。
上記動作により、ノードDは、図8に示す状態となる。すなわち、ノードDは、送信動作においてノードBと同様の振る舞いをすることができる。これは、ノードDは、ノードAおよびノードCの宛先情報および交換機情報を得ているので、ノードAおよびノードCに向けてメッセージを送信することができるためである。
このとき、ノードAおよびノードCは、ノードDに関する交換機情報を保持しない。したがって、ノードAおよびノードCは、ノードDにメッセージを送信することができない。
そこで、ノードAおよびノードCがノードDにメッセージを送信できるように、ノードDは、以下の動作を行う。すなわち、ノードDは、ノードBから受信したルーティン情報に含まれるすべてのノードを特定する(ステップST105)。そして、ノードDは、特定したノードのアドレスに向けて(ここではノードAおよびノードCに向けて)、制御情報送受信装置220を介して自ノードの交換機に関する交換機情報を送信する(ステップST106)。
ノードAおよびノードCは、交換機情報を受信すると共に、これらを制御情報記憶部212に登録する(ステップST107)。ここでは、ノードDから受信した交換機情報は、ノードBの交換機を特定する交換機情報である。ただし、上述したように、交換機のアドレスは、ノードDを特定する。
ノードAおよびノードCは、交換機情報の登録を完了したら、その旨をノードDに通知する(ステップST108)。ノードDは、交換機情報を送信したすべてのノードから交換機情報を登録した旨の通知を受けるまで待機する(ステップST109)。すべてのノードから登録の通知を受けると、ノードDは、交換機情報を送信したすべてのノードに、ノードDの準備完了を通知する(ステップST110)。
上記動作により、ノードDはメッセージ配信経路に組み込まれるので、各ノードからメッセージを受信すると共に処理を開始する(ステップST111)。ノードAとノードCは、ノードDから準備完了の通知を受けると、ノードDとの経路を開通し、メッセージ処理を開始する(ステップST112)。
以降、例えばノードAは、次のように動作する。すなわち、ノードAは、メッセージを受信すると、自ノードが格納するルーティング情報213に含まれる宛先情報を参照する。ノードAは、ノードBの宛先情報を格納する。よって、ノードAは、ノードBにメッセージを送信することができる。このときノードAは、交換機情報214を参照すると、ノードBに関する交換機情報に加えて、ノードDに関する交換機情報を備える。そして、ノードBに関する交換機情報とノードDに関する交換機情報とでは、それぞれ交換機のIDやエンドポイントが互いに等しいので、ノードAは、ノードDが、ノードBの代わりに使用できることを認識する。
このように、ノードAは、保持する交換機情報の関連に基づいて、ノードDを経由してもノードBを経由することと同一経路であると判断し、メッセージをノードB、ノードDのいずれかのアドレスに宛てて送信する。例えばノードAは、ノードBにかかる負荷が多いと判断した場合は、ノードBではなくノードDにメッセージを振り分ける。具体的な振り分けの方法は、特に限定しない。以上の動作により、ノードDは、ノードA、B、Cにより構成されるメッセージ配信経路に追加される。
図11は、図9に示すようにノードA、B、Cにより構成されるメッセージ配信経路に追加されたノードDを、当該メッセージ配信経路から除外する際の各ノードの動作を示すシーケンスチャートである。図11を参照して、ノードDがメッセージ配信経路から除外される際の各ノードの動作について説明する。
ノードBは、負荷統計情報215が、閾値を下回ったことを検出すると(ステップST201)、負荷を分散しているノード(ここではノードD)に対して停止を指示する(ステップST202)。ノードBは、ノードDに停止する指示を出すのは、負荷統計情報215が閾値を下回った場合に限らず、ユーザからの指示を受けたとき等でもよい。
ノードDは、上記指示に応答して、自ノードが備える交換機に関する交換機情報を保持するノード(ここではノードAとノードC)を特定する(ステップST203)。ノードDは、特定したノードAとノードCに対して、自ノードが備える交換機に関する交換機情報を削除することを指示する(ステップST204)。ノードAとノードCは、上記指示に応答して、ノードDに対する処理中のメッセージがあるかどうかを判断する(ステップST205)。処理中のメッセージがある場合、ノードAとノードCは、処理が完了するまで動作を保留する。処理中のメッセージをすべてノードDに送信したら、ノードAとノードCは、ノードDに関する交換機情報を削除する(ステップST206)。
ノードAとノードCとは、交換機情報の削除を完了すると、その旨をノードDに通知する(ステップST207)。ノードDは、削除指示を出したすべてのノードから交換機情報を削除した旨の通知を受けるまで待機する(ステップST208)。すべてのノードから削除完了の通知を受けると、ノードDは、メッセージ処理を終了する(ステップST209)。ノードAとノードCでは、ノードDはメッセージ配信経路から除外される(ステップST210)。以上の動作により、ノードDは、メッセージ配信経路から除外される。
以上のように、本第1の実施形態によれば、ノードBは、負荷が閾値を超えると、当該負荷を分散するために他のノードDを選択する。ノードBは、ノードDに対して、隣接するノードA、Cの宛先情報を含むルーティング情報123と、隣接するノードA、Cおよび自ノードがそれぞれ備える交換機のIDおよびアドレスを含む交換機情報214を送信する。ノードDは、ルーティング情報123と交換機情報214とを受信すると、これらを制御情報記憶部212に格納する。これにより、ノードDは、ノードA、Cに対してメッセージを送信できるようになる。
そして、ノードDは、ルーティング情報123の宛先情報に含まれるノードA、Cに対して、自ノードが備える交換機のIDとアドレスとを含む交換機情報を送信する。このとき、ノードDが送信する交換機情報は、ノードBから取得した交換機のIDと、ノードDが備える交換機を特定するアドレスとを含む。
ノードA、Cは、受信したノードDに関する交換機情報を、自ノードの制御情報記憶部212に登録する。これにより、ノードA、Cは、ノードDに対してメッセージを送信できるようになる。以上の構成により、本第1の実施形態によれば、所定のメッセージ交換システムにかかる負荷が過剰になったことに応じてメッセージ配信経路にメッセージ交換システムを追加したい場合に、メッセージ交換システムに対して最適なリソース配分を実現可能なメッセージ経路を自律的に構築することができる効果が得られる。
また、ノードBは、負荷が閾値を下回ると、ノードDに対して停止の指示を出す。ノードDは、上記指示に応答して、制御情報記憶部212に登録される宛先情報を参照して自ノードの交換機情報を持つノードA、Cを特定すると共に、それらに対してノードDに関する交換機情報の削除を指示する。ノードA、Cは、削除指示に応答して、ノードDに関する交換機情報を削除する。これにより、ノードDは、メッセージ配信経路から除外される。以上の構成により、本第1の実施形態によれば、メッセージ交換システムにかかる負荷が減少したことに応じてメッセージ配信経路からメッセージ交換システムを除外したい場合に、係るメッセージ交換システムに対して最適なリソース配分を実現可能なメッセージ経路を自律的に構築することができる効果が得られる。
以上のように、本第1の実施形態によれば、負荷状況に応じて、メッセージ配信システムを構成する各メッセージ交換システムに対して最適なリソース配分を実現可能なメッセージ配信経路を自律的に構築できる効果が得られる。これにより、運用の手間が低減されるというという効果が得られる。また、メッセージ配信システムは、メッセージ配信経路が開通または閉塞したことを確認した後に、追加または削除したメッセージ配信経路を有効にするので、安全にメッセージを配信できるという効果が得られる。
また、メッセージ配信システムは、すでに動作しているメッセージ交換システムが保持するルーティング情報と交換機情報を、所定のメッセージ交換システムに送信することにより送信元のメッセージ交換システムを複製できるので、迅速にリソースを追加することが可能になるという効果が得られる。
なお、上述のメッセージ配信システムは上記構成に限定されず、例えば、ルーティング制御装置をメッセージ交換システムの外部に設けてもよい。そして、1つまたは複数のルーティング制御装置を、複数のメッセージ交換システムにより共有してもよい。上記実施形態では自律分散型のメッセージ配信システムを説明したが、この場合は集中管理型のメッセージ配信システムを構成することができる。集中管理型のメッセージ配信システムでは、システムの状況が一元管理されるので、オペレータが管理しやすいという効果がある。
第2の実施形態
図12は、本発明の第2の実施形態に係るメッセージ交換システム700の構成を示すブロック図である。図12に示すように、メッセージ交換システム700は、受信部701、記憶部702および制御部703を備える。
メッセージ交換システム700は、他のメッセージ交換システムと交換機を介してメッセージの送受信を行うメッセージ交換システムである。
受信部701は、他のメッセージ交換システムから、当該他のメッセージ交換システムが備える交換機の識別情報とアドレスとを含む第1の情報と、当該他のメッセージ交換システムにとってメッセージの送信先または送信元となるメッセージ交換システムが備える交換機の識別情報とアドレスとを含む第2の情報とを有する交換機情報と、前記送信先または送信元となるメッセージ交換システムのアドレスを含む宛先情報とを受信する。
記憶部702は、受信した宛先情報を格納する。
制御部703は、受信部701が前記交換機情報と前記宛先情報とを受信したことに応答して、当該受信した第1の情報に含まれる識別情報と自システムが備える交換機のアドレスとを含む更新後第1の情報と、前記受信した第2の情報とを前記交換機情報として前記記憶部に登録すると共に、前記受信した宛先情報に含まれるアドレスによって特定される他のメッセージ交換システムに対して、前記更新後第1の情報を自システムに関する前記交換機情報として送信する。
制御部703は、また、受信部701が他のメッセージ交換システムから前記交換機情報を受信したことに応答して、当該交換機情報を前記記憶部に登録すると共に、メッセージを送信するにあたり、前記記憶部702に、互いに等しい識別情報を含む前記交換機情報が格納されている場合、当該各交換機情報に含まれるいずれかのアドレスによって特定される他のメッセージ交換システムに対して当該メッセージを送信してもよい。
受信部701は、上記第1の実施形態における制御情報送受信装置220に相当し、記憶部702は、同じく制御情報記憶部212に相当し、制御部703は同じく制御部211に相当する。
また、第1の情報は、上記第1の実施形態におけるノードBが備える交換機のIDとアドレスを含む交換機情報に相当し、第2の情報は、同じくノードAとノードCがそれぞれ備える交換機のIDとアドレスを含む交換機情報に相当する。更新後第1の情報は、同じくノードDに関する交換機のIDとアドレスとを含む交換機情報に相当する。
以上のように、本第2の実施形態によれば、上記構成を有するので、負荷状況に応じて、メッセージ配信システムを構成する各メッセージ交換システムに対して最適なリソース配分を実現可能なメッセージ配信経路を自律的に構築できるという効果が得られる。
なお、上述した各実施形態では、図2に示すバス型メッセージ交換システム201が備えるルーティング制御装置210の制御部211を、図3に示すCPU10が実行する一例として、ソフトウエア・プログラムによって実現する場合について説明した。しかしながら、図2に示す各ブロックに示す機能は、一部または全部を、ハードウエアとして実現してもよい。
また、上述した各実施形態を例に説明した本発明は、上述したバス型メッセージ交換システム201に対して、その説明において参照したシーケンスチャート(図10、図11)の各ノードにおける機能をそれぞれ実現可能なコンピュータ・プログラムを供給した後、そのコンピュータ・プログラムを、CPU10に読み出して実行することによって達成される。
また、係る供給されたコンピュータ・プログラムは、読み書き可能なメモリ(一時記憶媒体)またはハードディスク装置等のコンピュータ読み取り可能な記憶デバイスに格納すればよい。そして、このような場合において、本発明は、係るコンピュータ・プログラムを表すコード或いは係るコンピュータ・プログラムを格納した記憶媒体によって構成されると捉えることができる。
本発明は、例えば交換機を備え、互いにバス型に接続されたバス型メッセージ交換システムに適用できる。
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
他のメッセージ交換システムと交換機を介してメッセージの送受信を行うメッセージ交換システムであって、
他のメッセージ交換システムから、当該他のメッセージ交換システムが備える交換機の識別情報とアドレスとを含む第1の情報と、当該他のメッセージ交換システムにとってメッセージの送信先または送信元となるメッセージ交換システムが備える交換機の識別情報とアドレスとを含む第2の情報とを有する交換機情報と、前記送信先または送信元となるメッセージ交換システムのアドレスを含む宛先情報とを受信する受信部と、
前記受信部が受信した宛先情報を格納する記憶部と、
前記受信部が前記交換機情報と前記宛先情報とを受信したことに応答して、当該受信した第1の情報に含まれる識別情報と自システムが備える交換機のアドレスとを含む更新後第1の情報と、前記受信した第2の情報とを前記交換機情報として前記記憶部に登録すると共に、前記受信した宛先情報に含まれるアドレスによって特定される他のメッセージ交換システムに対して、前記更新後第1の情報を自システムに関する前記交換機情報として送信する制御部と
を備えたメッセージ交換システム。
(付記2)
前記制御部は、前記受信部が他のメッセージ交換システムから前記更新後第1の情報を含む前記交換機情報を受信したことに応答して、当該交換機情報を前記記憶部に登録すると共に、メッセージを送信するにあたり、前記記憶部に、互いに等しい識別情報を含む前記交換機情報が格納されている場合、当該各交換機情報に含まれるいずれかのアドレスによって特定される他のメッセージ交換システムに対して当該メッセージを送信する
付記1記載のメッセージ交換システム。
(付記3)
前記制御部は、他のメッセージ交換システムから停止の指示を受けると、前記記憶部に格納される前記宛先情報に含まれるアドレスによって特定される他のメッセージ交換システムに対して、前記更新後第1の情報を含む交換機情報を削除することを指示する
付記1または付記2記載のメッセージ交換システム。
(付記4)
付記1ないし付記3のいずれか1項記載のメッセージ交換システムを複数備えたメッセージ配信システム。
(付記5)
第1のメッセージ交換システムは、前記制御部により、自システムにかかる負荷が閾値を超えたことを検出すると、自システムが備える交換機の識別情報とアドレスとを含む第1の情報と、当該自システムにとってメッセージの送信先または送信元となる第2のメッセージ交換システムが備える交換機の識別情報とアドレスとを含む第2の情報とを有する交換機情報と、前記第2のメッセージ交換システムのアドレスを含む宛先情報とを、第3のメッセージ交換システムに送信し、
前記第3のメッセージ交換システムは、前記制御部により、前記受信部が前記交換機情報と前記宛先情報とを受信したことに応答して、当該受信した第1の情報に含まれる識別情報と自システムが備える交換機のアドレスとを含む更新後第1の情報と、前記受信した第2の情報とを前記交換機情報として前記記憶部に登録すると共に、前記受信した宛先情報に含まれるアドレスによって特定されるメッセージ交換システムに対して、前記更新後第1の情報を自システムに関する前記交換機情報として送信する
付記4記載のメッセージ配信システム。
(付記6)
前記第2のメッセージ交換システムは、前記制御部により、前記受信部が前記第3のメッセージ交換システムから前記更新後第1の情報を含む前記交換機情報を受信したことに応答して、当該交換機情報を前記記憶部に登録すると共に、メッセージを送信するにあたり、前記記憶部に、互いに等しい識別情報を含む前記交換機情報が格納されている場合、当該各交換機情報に含まれるいずれかのアドレスによって特定されるメッセージ交換システムに対して当該メッセージを送信する
付記5記載のメッセージ配信システム。
(付記7)
他のメッセージ交換システムと交換機を介してメッセージの送受信を行うメッセージ交換方法であって、
他のメッセージ交換システムから、当該他のメッセージ交換システムが備える交換機の識別情報とアドレスとを含む第1の情報と、当該他のメッセージ交換システムにとってメッセージの送信先または送信元となるメッセージ交換システムが備える交換機の識別情報とアドレスとを含む第2の情報とを有する交換機情報と、前記送信先または送信元となるメッセージ交換システムのアドレスを含む宛先情報とを受信部により受信し、
前記受信部が受信した宛先情報を記憶部により格納し、
前記受信部が前記交換機情報と前記宛先情報とを受信したことに応答して、制御部により当該受信した第1の情報に含まれる識別情報と自システムが備える交換機のアドレスとを含む更新後第1の情報と、前記受信した第2の情報とを前記交換機情報として前記記憶部に登録すると共に、前記受信した宛先情報に含まれるアドレスによって特定される他のメッセージ交換システムに対して、前記更新後第1の情報を自システムに関する前記交換機情報として送信する
メッセージ交換方法。
(付記8)
前記制御部により、前記受信部が他のメッセージ交換システムから前記更新後第1の情報を含む前記交換機情報を受信したことに応答して、当該交換機情報を前記記憶部に登録すると共に、メッセージを送信するにあたり、前記記憶部に、互いに等しい識別情報を含む前記交換機情報が格納されている場合、当該各交換機情報に含まれるいずれかのアドレスによって特定される他のメッセージ交換システムに対して当該メッセージを送信する
付記7記載のメッセージ交換方法。
(付記9)
前記制御部により、他のメッセージ交換システムから停止の指示を受けると、前記記憶部に格納される前記宛先情報に含まれるアドレスによって特定される他のメッセージ交換システムに対して、前記更新後第1の情報を含む交換機情報を削除することを指示する
付記7または付記8記載のメッセージ交換方法。
(付記10)
第1のメッセージ交換システムは、制御部により、自システムにかかる負荷が閾値を超えたことを検出すると、自システムが備える交換機の識別情報とアドレスとを含む第1の情報と、当該自システムにとってメッセージの送信先または送信元となる第2のメッセージ交換システムが備える交換機の識別情報とアドレスとを含む第2の情報とを有する交換機情報と、前記第2のメッセージ交換システムのアドレスを含む宛先情報とを、第3のメッセージ交換システムに送信し、
前記第3のメッセージ交換システムは、制御部により、受信部が前記交換機情報と前記宛先情報とを受信したことに応答して、当該受信した第1の情報に含まれる識別情報と自システムが備える交換機のアドレスとを含む更新後第1の情報と、前記受信した第2の情報とを前記交換機情報として前記記憶部に登録すると共に、前記受信した宛先情報に含まれるアドレスによって特定されるメッセージ交換システムに対して、前記更新後第1の情報を自システムに関する前記交換機情報として送信する
メッセージ配信方法。
(付記11)
前記第2のメッセージ交換システムは、前記制御部により、前記受信部が前記第3のメッセージ交換システムから前記更新後第1の情報を含む前記交換機情報を受信したことに応答して、当該交換機情報を前記記憶部に登録すると共に、メッセージを送信するにあたり、前記記憶部に、互いに等しい識別情報を含む前記交換機情報が格納されている場合、当該各交換機情報に含まれるいずれかのアドレスによって特定されるメッセージ交換システムに対して当該メッセージを送信する
付記10記載のメッセージ配信方法。
(付記12)
他のメッセージ交換システムと交換機を介してメッセージの送受信を行うことをコンピュータに実行させるコンピュータ・プログラムであって、
他のメッセージ交換システムから、当該他のメッセージ交換システムが備える交換機の識別情報とアドレスとを含む第1の情報と、当該他のメッセージ交換システムにとってメッセージの送信先または送信元となるメッセージ交換システムが備える交換機の識別情報とアドレスとを含む第2の情報とを有する交換機情報と、前記送信先または送信元となるメッセージ交換システムのアドレスを含む宛先情報とを受信部により受信する処理と、
前記受信部が受信した宛先情報を記憶部により格納する処理と、
前記受信部が前記交換機情報と前記宛先情報とを受信したことに応答して、当該受信した第1の情報に含まれる識別情報と自システムが備える交換機のアドレスとを含む更新後第1の情報と、前記受信した第2の情報とを前記交換機情報として前記記憶部に登録すると共に、前記受信した宛先情報に含まれるアドレスによって特定される他のメッセージ交換システムに対して、前記更新後第1の情報を自システムに関する前記交換機情報として送信する処理とを
コンピュータに実行させるコンピュータ・プログラム。
(付記13)
前記制御部により、前記受信部が他のメッセージ交換システムから前記更新後第1の情報を含む前記交換機情報を受信したことに応答して、当該交換機情報を前記記憶部に登録すると共に、メッセージを送信するにあたり、前記記憶部に、互いに等しい識別情報を含む前記交換機情報が格納されている場合、当該各交換機情報に含まれるいずれかのアドレスによって特定される他のメッセージ交換システムに対して当該メッセージを送信する処理を
コンピュータに実行させる付記12記載のコンピュータ・プログラム。
(付記14)
前記制御部により、他のメッセージ交換システムから停止の指示を受けると、前記記憶部に格納される前記宛先情報に含まれるアドレスによって特定される他のメッセージ交換システムに対して、前記更新後第1の情報を含む交換機情報を削除することを指示する処理を
コンピュータに実行させる付記12または付記13記載のコンピュータ・プログラム。
103 メッセージ配信システム
201 バス型メッセージ交換システム
202 交換機
203a サブシステム
204a プロトコル変換機
205a メッセージ送受信装置
211 制御部
212 制御情報記憶部
213 ルーティング情報
214 交換機情報
215 負荷統計情報
220 制御情報送受信装置

Claims (10)

  1. 他のメッセージ交換システムと交換機を介してメッセージの送受信を行うメッセージ交換システムであって、
    他のメッセージ交換システムから、当該他のメッセージ交換システムが備える交換機の識別情報とアドレスとを含む第1の情報と、当該他のメッセージ交換システムにとってメッセージの送信先または送信元となるメッセージ交換システムが備える交換機の識別情報とアドレスとを含む第2の情報とを有する交換機情報と、前記送信先または送信元となるメッセージ交換システムのアドレスを含む宛先情報とを受信する受信部と、
    前記受信部が受信した宛先情報を格納する記憶部と、
    前記受信部が前記交換機情報と前記宛先情報とを受信したことに応答して、当該受信した第1の情報に含まれる識別情報と自システムが備える交換機のアドレスとを含む更新後第1の情報と、前記受信した第2の情報とを前記交換機情報として前記記憶部に登録すると共に、前記受信した宛先情報に含まれるアドレスによって特定される他のメッセージ交換システムに対して、前記更新後第1の情報を自システムに関する前記交換機情報として送信する制御部と
    を備えたメッセージ交換システム。
  2. 前記制御部は、前記受信部が他のメッセージ交換システムから前記更新後第1の情報を含む前記交換機情報を受信したことに応答して、当該交換機情報を前記記憶部に登録すると共に、メッセージを送信するにあたり、前記記憶部に、互いに等しい識別情報を含む前記交換機情報が格納されている場合、当該各交換機情報に含まれるいずれかのアドレスによって特定される他のメッセージ交換システムに対して当該メッセージを送信する
    請求項1記載のメッセージ交換システム。
  3. 前記制御部は、他のメッセージ交換システムから停止の指示を受けると、前記記憶部に格納される前記宛先情報に含まれるアドレスによって特定される他のメッセージ交換システムに対して、前記更新後第1の情報を含む交換機情報を削除することを指示する
    請求項1または請求項2記載のメッセージ交換システム。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項記載のメッセージ交換システムを複数備えたメッセージ配信システム。
  5. 第1のメッセージ交換システムは、前記制御部により、自システムにかかる負荷が閾値を超えたことを検出すると、自システムが備える交換機の識別情報とアドレスとを含む第1の情報と、当該自システムにとってメッセージの送信先または送信元となる第2のメッセージ交換システムが備える交換機の識別情報とアドレスとを含む第2の情報とを有する交換機情報と、前記第2のメッセージ交換システムのアドレスを含む宛先情報とを、第3のメッセージ交換システムに送信し、
    前記第3のメッセージ交換システムは、前記制御部により、前記受信部が前記交換機情報と前記宛先情報とを受信したことに応答して、当該受信した第1の情報に含まれる識別情報と自システムが備える交換機のアドレスとを含む更新後第1の情報と、前記受信した第2の情報とを前記交換機情報として前記記憶部に登録すると共に、前記受信した宛先情報に含まれるアドレスによって特定されるメッセージ交換システムに対して、前記更新後第1の情報を自システムに関する前記交換機情報として送信する
    請求項4記載のメッセージ配信システム。
  6. 前記第2のメッセージ交換システムは、前記制御部により、前記受信部が前記第3のメッセージ交換システムから前記更新後第1の情報を含む前記交換機情報を受信したことに応答して、当該交換機情報を前記記憶部に登録すると共に、メッセージを送信するにあたり、前記記憶部に、互いに等しい識別情報を含む前記交換機情報が格納されている場合、当該各交換機情報に含まれるいずれかのアドレスによって特定されるメッセージ交換システムに対して当該メッセージを送信する
    請求項5記載のメッセージ配信システム。
  7. 他のメッセージ交換システムと交換機を介してメッセージの送受信を行うメッセージ交換方法であって、
    他のメッセージ交換システムから、当該他のメッセージ交換システムが備える交換機の識別情報とアドレスとを含む第1の情報と、当該他のメッセージ交換システムにとってメッセージの送信先または送信元となるメッセージ交換システムが備える交換機の識別情報とアドレスとを含む第2の情報とを有する交換機情報と、前記送信先または送信元となるメッセージ交換システムのアドレスを含む宛先情報とを受信部により受信し、
    前記受信部が受信した宛先情報を記憶部により格納し、
    前記受信部が前記交換機情報と前記宛先情報とを受信したことに応答して、制御部により当該受信した第1の情報に含まれる識別情報と自システムが備える交換機のアドレスとを含む更新後第1の情報と、前記受信した第2の情報とを前記交換機情報として前記記憶部に登録すると共に、前記受信した宛先情報に含まれるアドレスによって特定される他のメッセージ交換システムに対して、前記更新後第1の情報を自システムに関する前記交換機情報として送信する
    メッセージ交換方法。
  8. 前記制御部により、前記受信部が他のメッセージ交換システムから前記更新後第1の情報を含む前記交換機情報を受信したことに応答して、当該交換機情報を前記記憶部に登録すると共に、メッセージを送信するにあたり、前記記憶部に、互いに等しい識別情報を含む前記交換機情報が格納されている場合、当該各交換機情報に含まれるいずれかのアドレスによって特定される他のメッセージ交換システムに対して当該メッセージを送信する
    請求項7記載のメッセージ交換方法。
  9. 第1のメッセージ交換システムは、制御部により、自システムにかかる負荷が閾値を超えたことを検出すると、自システムが備える交換機の識別情報とアドレスとを含む第1の情報と、当該自システムにとってメッセージの送信先または送信元となる第2のメッセージ交換システムが備える交換機の識別情報とアドレスとを含む第2の情報とを有する交換機情報と、前記第2のメッセージ交換システムのアドレスを含む宛先情報とを、第3のメッセージ交換システムに送信し、
    前記第3のメッセージ交換システムは、制御部により、受信部が前記交換機情報と前記宛先情報とを受信したことに応答して、当該受信した第1の情報に含まれる識別情報と自システムが備える交換機のアドレスとを含む更新後第1の情報と、前記受信した第2の情報とを前記交換機情報として前記記憶部に登録すると共に、前記受信した宛先情報に含まれるアドレスによって特定されるメッセージ交換システムに対して、前記更新後第1の情報を自システムに関する前記交換機情報として送信する
    メッセージ配信方法。
  10. 他のメッセージ交換システムと交換機を介してメッセージの送受信を行うことをコンピュータに実行させるコンピュータ・プログラムであって、
    他のメッセージ交換システムから、当該他のメッセージ交換システムが備える交換機の識別情報とアドレスとを含む第1の情報と、当該他のメッセージ交換システムにとってメッセージの送信先または送信元となるメッセージ交換システムが備える交換機の識別情報とアドレスとを含む第2の情報とを有する交換機情報と、前記送信先または送信元となるメッセージ交換システムのアドレスを含む宛先情報とを受信部により受信する処理と、
    前記受信部が受信した宛先情報を記憶部により格納する処理と、
    前記受信部が前記交換機情報と前記宛先情報とを受信したことに応答して、制御部により当該受信した第1の情報に含まれる識別情報と自システムが備える交換機のアドレスとを含む更新後第1の情報と、前記受信した第2の情報とを前記交換機情報として前記記憶部に登録すると共に、前記受信した宛先情報に含まれるアドレスによって特定される他のメッセージ交換システムに対して、前記更新後第1の情報を自システムに関する前記交換機情報として送信する処理とを
    コンピュータに実行させるコンピュータ・プログラム。
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