JP2014067678A - Led照明器具 - Google Patents

Led照明器具 Download PDF

Info

Publication number
JP2014067678A
JP2014067678A JP2012214053A JP2012214053A JP2014067678A JP 2014067678 A JP2014067678 A JP 2014067678A JP 2012214053 A JP2012214053 A JP 2012214053A JP 2012214053 A JP2012214053 A JP 2012214053A JP 2014067678 A JP2014067678 A JP 2014067678A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
led
led lighting
lighting apparatus
led chip
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012214053A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoharu Horio
友春 堀尾
Kunio Iwaki
邦夫 岩城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP2012214053A priority Critical patent/JP2014067678A/ja
Publication of JP2014067678A publication Critical patent/JP2014067678A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

【課題】 LEDチップからの熱を適切に放熱可能であり、かつ効率良く製造可能なLED照明器具を提供すること。
【解決手段】 円環状の放熱部材200と、放熱部材200に支持された複数のLEDチップ400と、を備えており、放熱部材200は、r方向外方を向く外周側面210を有しており、複数のLEDチップ400が搭載され、かつ外周側面210に取り付けられた帯状部301を有するフレキシブル配線基板300と、をさらに備え、複数のLEDチップ400は、r方向の光度よりもz方向の光度のほうが大である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、LED照明器具に関する。
たとえば、蛍光灯の代替品としてLED照明器具が提案されている。特許文献1には、放熱部材、基板、複数のLEDチップ、および透光カバーを備え、環状蛍光灯の代替品として用いられるLED照明器具が記載されている。上記放熱部材および上記基板は、円環状であり、上記基板が上記放熱部材に取り付けられている。上記複数のLEDチップは、上記基板に搭載されており、円環状に配置されている。上記透光カバーは、たとえば乳白色の半透明な樹脂からなり、円環状のチューブ形状である。上記透光カバーは、上記放熱部材、上記基板、および上記複数のLEDチップを収容している。
上記放熱部材に上記基板を取り付ける際には、上記放熱部材と上記基板との間に隙間が生じないように確実に取り付けることが必要である。隙間があると、上記LEDチップからの熱が上記放熱部材に伝わりにくいからである。また、たとえば円環状の上記基板を一般的な矩形状の基板材料から形成する場合、この基板材料には、上記基板以外の無駄な領域が生じてしまう。これは、上記LED照明器具の製造コストを増大させる。
特開2009−272263号公報
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、LEDチップからの熱を適切に放熱可能であり、かつ効率良く製造可能なLED照明器具を提供することをその課題とする。
本発明によって提供されるLED照明器具は、円環状の放熱部材と、上記放熱部材に支持された複数のLEDチップと、を備えており、上記放熱部材は、径方向外方を向く外周側面を有しており、上記複数のLEDチップが搭載され、かつ上記外周側面に取り付けられた帯状部を有するフレキシブル配線基板と、をさらに備え、上記径方向の光度よりも上記放熱部材の軸方向の光度のほうが大であることを特徴としている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記放熱部材は、上記軸方向を向く照射面を有しており、上記フレキシブル配線基板は、各々が上記帯状部に繋がり、かつ上記照射面上において円環状に配置された複数の延出部を有しており、上記複数のLEDチップは、上記複数の延出部に支持されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記延出部は、矩形状である。
本発明の好ましい実施の形態においては、隣合う上記延出部は、隙間なく隣接している。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記LEDチップは、上記フレキシブル配線基板に直接搭載されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、各々が上記LEDチップおよびこのLEDチップを囲むリフレクタを有する複数のLEDモジュールを備えており、上記複数のLEDモジュールは、上記複数の延出部に搭載されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記複数のLEDチップは、互いに並列に接続された所定個数の上記LEDチップを各々が含む複数の組が互いに直列に接続された構成となっている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記フレキシブル配線基板は、上記複数のLEDチップへの電力供給経路となる配線パターンを有しており、上記各延出部においては、上記配線パターンのうち一極側をなす部分が、他極側をなす部分を囲んでいる。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記LEDチップは、上記各延出部において配線パターンのうち上記囲まれた側の部分に搭載されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記囲まれた側の部分には、ツェナーダイオードが搭載されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記複数のLEDチップは、上記帯状部に支持されており、各々が上記各LEDチップに対して上記径方向外方に位置する部分および上記軸方向一方側に位置する開口を有する複数のケースを備える。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記ケースは、上記軸方向に対して傾斜し、上記LEDチップに臨む傾斜面を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記ケースは、上記傾斜面と上記開口との間に位置し、上記軸方向に対して平行である平行面を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記LEDチップを覆い、上記LEDチップからの光によって励起されることにより上記LEDチップからの光とは異なる波長の光を発する蛍光材料が混入された蛍光樹脂を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記蛍光樹脂は、上記ケースに接している。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記蛍光樹脂は、上記開口から露出している。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記蛍光樹脂のうち、上記開口から露出する部分はレンズ状となっている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記放熱部材は、アルミからなる。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記放熱部材は、上記軸方向に延びるフィンを有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、全体形状が上記放熱部材に沿った円環状とされており、上記複数のLEDチップを覆い、かつ上記複数LEDチップからの光を拡散させつつ透過させる透光カバーを有することにより、環状蛍光灯の代替品として構成されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、全体形状が円形状とされており、上記複数のLEDモジュールを覆い、かつ上記複数LEDチップからの光を拡散させつつ透過させる透光カバーを有することにより、シーリングライトとして構成されている。
このような構成によれば、上記フレキシブル配線基板を上記放熱部材に取り付けることにより、上記LEDチップからの熱を上記放熱部材により確実に伝えることができる。上記帯状部の上記放熱部材への取り付けは、上記帯状部を上記放熱部材の上記外周側面に対して巻きつけるように沿わせることによってより容易に行うことができる。また、上記フレキシブル配線基板は、たとえばガラスエポキシ樹脂などからなる配線基板と比べて、複雑な形状としても、基板材料が不当に余ってしまうおそれが少ない。したがって、上記LEDチップからの熱を適切に放熱可能であり、かつ効率良く製造することができる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明の第1実施形態に基づくLED照明器具を示す斜視図である。 図1のLED照明器具を示す要部斜視図である。 図1のIII−III線に沿う断面図である。 図1のIV−IV線に沿う断面図である。 図1のLED照明器具を示す要部拡大平面図である。 図1のLED照明器具に用いられるフレキシブル配線基板を示す平面図である。 図1のLED照明器具に用いられるフレキシブル配線基板を示す要部拡大平面図である。 本発明の第2実施形態に基づくLED照明器具を示す断面図である。 図8のLED照明器具を示す要部拡大平面図である。 本発明の第3実施形態に基づくLED照明器具を示す断面図である。 本発明の第4実施形態に基づくLED照明器具を示す斜視図である。 図11のLED照明器具を示す要部斜視図である。 図11のXIII−XIII線に沿う断面図である。 図11のXIV−XIV線に沿う断面図である。 図11のLED照明器具を示す要部拡大斜視一部断面図である。 図11のLED照明器具の製造工程を示す断面図である。 図11のLED照明器具に用いられるフレキシブル配線基板およびケースを示す平面図である。 本発明の第5実施形態に基づくLED照明器具を示す断面図である。 本発明の第6実施形態に基づくLED照明器具を示す斜視図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
図1〜図4は、本発明の第1実施形態に基づくLED照明器具を示している。本実施形態のLED照明器具101は、放熱部材200、フレキシブル配線基板300、複数のLEDチップ400、および透光カバー610を備えている。LED照明器具101は、環状蛍光灯の代替品として用いられる。
放熱部材200は、円環状であり、たとえばアルミからなる。放熱部材200は、外周側面210および照射面220を有している。外周側面210は、放熱部材200の径方向であるr方向外方を向いている。照射面220は、放熱部材200の軸方向であるz方向一方側を向いている。また、本実施形態においては、放熱部材200は、複数のフィン230を有している。複数のフィン230は、各々がz方向他方に向かって延びており、z方向視において同心円状とされている。
フレキシブル配線基板300は、複数のLEDチップ400を支持し、これらへの電力供給経路を構成するものである。図6および図7は、LED照明器具101を製造する際に用いられる単体のフレキシブル配線基板300を示している。フレキシブル配線基板300は、帯状部301および複数の延出部302を有している。帯状部301は、フレキシブル配線基板300の幅方向一方側に配置されており、細長く延びる帯状である。複数の延出部302は、帯状部301に繋がっており、帯状部301から幅方向他方側に延出している。
フレキシブル配線基板300は、基材310および配線パターン320を含んで構成されている。基材310は、フレキシブル配線基板300の土台となる部分であり、屈曲変形自在の絶縁性樹脂からなる。配線パターン320は、Cu,Ni,Auなどの金属層がパターン形成されたものであり、基材310とともに積層されている。本実施形態においては、図7に示すように、基材310には、それぞれがフレキシブル配線基板300の幅方向に延び、フレキシブル配線基板300の長手方向に等ピッチで配置された複数の切れ目が形成されている。この複数の切れ目が形成されることにより、複数の延出部302が形成される。このような態様で形成された複数の延出部302は、隣合うものどうしが隙間を隔てずに隣接している。
配線パターン320は、複数の中央電極321、複数の包囲電極322、および複数の連結部323を有している。本実施形態においては、1つの連結部323および複数の中央電極321と包囲電極322とが、1つの区分を形成している。配線パターン320は、複数の上記区分を有している。そして、複数の上記区分どうしは、直列に接続された関係となっている。各中央電極321は、各延出部302の中央付近に配置されている。連結部323は、帯状部301上に形成されており、長手方向が帯状部301と共通する帯状である。複数の中央電極321は、連結部323に繋がっている。包囲電極322は、複数の延出部302の外縁に沿った複数の迂回部分が連続した蛇行形状とされている。各延出部302においては、包囲電極322の上記迂回部分が、中央電極321を囲んでいる。
図7において、想像線で示されたものは、レジスト層330である。レジスト層330は、LEDチップ400の搭載などに必要となる領域を除いて基材310および配線パターン320を覆っている。レジスト層330は、たとえば白色などの絶縁樹脂からなる。
図2〜図4に示すように、LED照明器具101においては、帯状部301は、放熱部材200の外周側面210に取り付けられている。また、複数の延出部302は、各々が帯状部301に対して折り曲げられるようにして、放熱部材200の照射面220に取り付けられている。帯状部301および複数の延出部302の放熱部材200への取り付けは、たとえば接着剤あるいは両面テープなどによってなされる。
複数のLEDチップ400は、LED照明器具101の光源であり、たとえばGaN系半導体からなり、青色光を発する。図3〜図5に示すように、LEDチップ400は、配線パターン320の中央電極321の先端寄り部分に搭載されている。本実施形態においては、LEDチップ400は、中央電極321に対して絶縁性または導通性の接合材によって接合されており、いわゆるベアチップタイプあるいはチップオンボード(COB)と称されるタイプとして構成されている。LEDチップ400は、配線パターン320に対してワイヤ490を介して接続されている。
本実施形態においては、各LEDチップ400に対応したツェナーダイオード480が設けられている。ツェナーダイオード480は、LEDチップ400に過大な逆電圧が印加されることを防止するためのものである。ツェナーダイオード480は、中央電極321においてLEDチップ400に近い位置に配置されている。
各LEDチップ400は、堰部410によって囲まれている。堰部410は、フレキシブル配線基板300の延出部302に形成されており、たとえば矩形環状とされている。堰部410は、たとえば白色のシリコーン樹脂からなる。また、LEDチップ400は、蛍光樹脂430によって覆われている。蛍光樹脂430は、堰部410によって囲まれた空間に充填されている。なお、図5においては、理解の便宜上、蛍光樹脂430を省略している。蛍光樹脂430は、たとえば透明なシリコーン樹脂に蛍光材料が混入されたものからなる。上記蛍光材料は、たとえばLEDチップ400からの青色光によって励起されることにより黄色光を発する。あるいは、上記蛍光材料として、LEDチップ400からの青色光によって励起されることにより赤色光を発するものと緑色光を発するものとを混合して用いてもよい。LEDチップ400からの青色光と上記蛍光材料からの黄色光あるいは赤色光および緑色光とが混色することにより、白色光が生成される。
透光カバー610は、全体として円環状をなしており、放熱部材200、フレキシブル配線基板300、および複数のLEDチップ400を収容する略チューブ状となっている。透光カバー610は、たとえば乳白色の半透明な樹脂材料からなり、上記白色光を拡散させつつ透過させる。図1および図3、図4に示すように、透光カバー610は、複数の円弧部611と複数の円環部612とを有している。
図3に示すように、円弧部611は、断面円弧状とされており、LEDチップ400のz方向一方側とr方向両側とを覆っているが、放熱部材200のz方向他方側部分を露出させている。このため、放熱部材200の複数のフィン230は、透光カバー610から露出している。図4に示すように、円環部612は、断面円環状とされており、θ方向視においてLEDチップ400および放熱部材200を囲んでいる。図1に示すように、本実施形態においては、3つの円環部612がθ方向においてたとえば120°ごとに離間配置されている。複数の円弧部611は、複数の円環部612を連結するように配置されている。各円環部612は、たとえば放熱部材200などを挟んだ状態で2つの樹脂部材を接合することによって形成される。
コネクタ710は、複数のLEDチップ400を点灯させるための電力供給を受ける部位であり、図外の電源から延びるコードなどが付けられる。
LED照明器具101を点灯させると、LEDチップ400からの光が蛍光樹脂430および透光カバー610を透して出射される。照射面220がz方向を向いていることにより、LED照明器具101は、z方向の光度がr方向の光度よりも大となっている。たとえば、天井面に設置された灯具にLED照明器具101が装填された場合、LED照明器具101に対してr方向に位置することとなる壁面よりも、z方向に位置することになる床面が、より高い照度で照らされる。
次に、LED照明器具101の作用について説明する。
本実施形態によれば、フレキシブル配線基板300を放熱部材200に取り付けることにより、LEDチップ400からの熱を放熱部材200により確実に伝えることができる。帯状部301の放熱部材200への取り付けは、帯状部301を放熱部材200の外周側面210に対して巻きつけるように沿わせることによってより容易に行うことができる。また、フレキシブル配線基板300は、ガラスエポキシ樹脂などからなる配線基板と比べて、複雑な形状としても、基板材料が不当に余ってしまうおそれが少ない。したがって、LEDチップ400からの熱を適切に放熱可能であり、かつ効率良く製造することができる。
複数の延出部302は、帯状部301に対して折り曲げることにより、z方向を向く照射面220に容易に取り付けることができる。したがって、フレキシブル配線基板300を放熱部材200に対して容易に取り付けるとともに、z方向がr方向よりも高い光度となるように発光する姿勢で複数のLEDチップ400を適切に設けることができる。複数の延出部302どうしが隙間なく隣接していることにより、LED照明器具101の光度をより高めることができる。
LEDチップ400をフレキシブル配線基板300の延出部302に対して直接搭載することにより、LEDチップ400からの放熱をより促進することができる。
延出部302において、中央電極321と包囲電極322とを設けることにより、中央電極321に搭載されたLEDチップ400に対して適切に電力供給することができる。
放熱部材200をアルミによって形成することにより、放熱効果を高めることができる。複数のフィン230を設けることにより、放熱効果をより促進することができる。
透光カバー610に複数の円弧部611を設けることにより、LEDチップ400からの光を適切に拡散させつつ、放熱部材200の一部を露出させることができる。これは、放熱促進に好ましい。透光カバー610に複数の円環部612を設けることにより、従来の環状蛍光灯を保持するための金具によってLED照明器具101を保持することができる。
図8〜図19は、本発明の他の実施形態を示している。なお、これらの図において、上記実施形態と同一または類似の要素には、上記実施形態と同一の符号を付している。
図8および図9は、本発明の第2実施形態に基づくLED照明器具を示している。本実施形態のLED照明器具102は、複数のLEDモジュール420を備えている。
LEDモジュール420は、LEDチップ400、実装端子421、リフレクタ422、および蛍光樹脂423、ツェナーダイオード480を具備して構成されている。実装端子421は、たとえばCu合金などの金属からなるリードである。また、リードに代えて絶縁基板の表裏面に配線パターンが形成されたものによって実装端子421を構成してもよい。実装端子421は、LEDモジュール420をフレキシブル配線基板300の延出部302に実装するために用いられる。LEDチップ400は、実装端子421を構成する上記リードあるいは上記絶縁基板の上記配線パターンに搭載されている。リフレクタ422は、たとえば白色樹脂からなり、LEDチップ400を囲む傾斜面を有している。蛍光樹脂423は、上述した蛍光樹脂430と同様の材質からなり、リフレクタ422によって囲まれた空間に充填されている。
本実施形態においてLED照明器具102を製造する際には、まず複数のLEDモジュール420が製造される。そして、これらのLEDモジュール420がフレキシブル配線基板300に実装される。複数のLEDモジュール420が実装されたフレキシブル配線基板300は、上述した実施形態と同様に、帯状部301が放熱部材200の外周側面210に取り付けられ、複数の延出部302が照射面220に取り付けられる。
このような実施形態によっても、LEDチップ400からの熱を適切に放熱可能であり、かつ効率良く製造することができる。また、LEDモジュール420を備える構成とすることにより、LEDモジュール420が実装された延出部302は、より剛性が高められる。したがって、LED照明器具102の製造工程において、延出部302を帯状部301に対して折り曲げる際に、延出部302が不当にた歪んだりねじれたりすることを抑制することができる。
図10は、本発明の第3実施形態に基づくLED照明器具を示している。本実施形態のLED照明器具103は、LEDチップ400がフレキシブル配線基板300の延出部302に対して直接搭載されたCOBタイプである。LED照明器具103は、複数のリフレクタ415を有している。各リフレクタ415は、z方向視においてたとえば矩形環状であり、LEDチップ400を囲むように延出部302上に形成されている。リフレクタ415は、たとえば白色樹脂からなり、LEDチップ400を囲む傾斜面を有している。リフレクタ415によって囲まれた空間に、蛍光樹脂430が充填されている。
LED照明器具103を製造する際には、各延出部302にLEDチップ400が搭載される。次いで、LEDチップ400を囲むように、あらかじめ成形されたリフレクタ415がたとえば接着剤によって延出部302に貼り付けられる。そして、リフレクタ415によって囲まれた空間に所定の樹脂材料を充填することにより、蛍光樹脂430が形成される。
このような実施形態によっても、LEDチップ400からの熱を適切に放熱可能であり、かつ効率良く製造することができる。また、リフレクタ415を備えることにより、リフレクタ415が形成された延出部302は、より剛性が高められる。したがって、LED照明器具103の製造工程において、延出部302を帯状部301に対して折り曲げる際に、延出部302が不当にた歪んだりねじれたりすることを抑制することができる。
図11〜図14は、本発明の第4実施形態に基づくLED照明器具を示している。本実施形態のLED照明器具104は、フレキシブル配線基板300の帯状部301に複数のLEDチップ400が搭載されている。図13および図14に示すように、帯状部301は上述した実施形態と同様に、放熱部材200の外周側面210に取り付けられている。そして、LEDチップ400は、r方向外方に臨む姿勢で帯状部301に搭載されている。フレキシブル配線基板300は、帯状部301を有しているものの、上述した延出部302は有していない。図11、図13および図14に示すように、透光カバー610の構成は、上述した実施形態と同様である。
LED照明器具104は、複数のケース500を備えている。複数のケース500は、複数のLEDチップ400を各別に覆っている。図15によく表れているように、ケース500は、開口510、傾斜面520、および平行面530を有しており、たとえば白色樹脂からなる。開口510は、z方向一方側に向いて開口している。傾斜面520は、z方向他方側から開口510が設けられたz方向一方側に向かうほどr方向においてLEDチップ400(あるいは帯状部301)から遠ざかるように、z方向に対して傾斜している。平行面530は、開口510と傾斜面520との間に介在しており、z方向に平行に沿う面である。
ケース500によって囲まれた空間には、蛍光樹脂430が充填されている。本実施形態においては、蛍光樹脂430のうち開口510から露出する部分がレンズ状となっている。ただし、このような形態は蛍光樹脂430の一例であり、蛍光樹脂430は、レンズ状の部分を有さなくてもよい。
LED照明器具104を製造する際には、図16に示すように、帯状部301に搭載されたLEDチップ400を覆うように、蛍光樹脂430を形成するための樹脂材料を滴下する。この樹脂材料に対して補助的な加熱だけを施すなど、この樹脂材料がいまだ完全に硬化していない状態で、ケース500をこの樹脂材料に対して押し付けるように、帯状部301に取り付ける。この際に、上記樹脂材料の一部がケース500の開口510から膨出状に露出する。この後に、上記樹脂材料に対して加熱処理を施すなどにより、上記樹脂材料を完全に硬化させる。これにより、上述した形態の蛍光樹脂430が形成される。この結果、図17に示すように帯状部301に複数のケース500が一列に取り付けられた状態となる。この後は、帯状部301(フレキシブル配線基板300)を放熱部材200の外周側面210に巻きつけるように取り付けることにより、LED照明器具104の製造が進められる。
このような実施形態によっても、LEDチップ400からの熱を適切に放熱可能であり、かつ効率良く製造することができる。また、本実施形態においては、上述した複数の延出部302を折り曲げる必要がない。したがって、LED照明器具104をより効率良く製造することができる。
ケース500に傾斜面520を設けることにより、LEDチップ400からの光を傾斜面520によってz方向に向けて反射することができる。これにより、z方向の光度を高めることができる。平行面530を有する形状は、r方向においてケース500が不当に嵩張ってしまうことを回避するのに有利である。
ケース500内を蛍光樹脂430によって埋めることにより、LEDチップ400からの青色光と蛍光樹脂430から発せられる黄色光とを適切に混色することができる。蛍光樹脂430がレンズ状部分を有することにより、LEDチップ400からの光のz方向に向かう指向性を高めることができる。
図18は、本発明の第5実施形態に基づくLED照明器具を示している。本実施形態のLED照明器具105は、ケース500の形状が異る点以外は、上述したLED照明器具104と同様の構成である。
本実施形態においては、ケース500は、開口510および傾斜面520を有しているものの、上述した平行面530は有していない。このため、傾斜面520は、LEDチップ400のr方向正面に位置している。また、蛍光樹脂430は断面略三角形状となっている。
このような実施形態によっても、LEDチップ400からの熱を適切に放熱可能であり、かつ効率良く製造することができる。また、本実施形態においては、傾斜面520の面積を拡大することができる。これは、z方向の光度を高めるのに有利である。
図19は、本発明の第6実施形態に基づくLED照明器具を示している。本実施形態のLED照明器具106は、たとえば天井面に取り付けられて用いられる、いわゆるシーリングライトとして構成されている。放熱部材200、複数のLEDチップ400、およびフレキシブル配線基板300などの構成は、上述したLED照明器具101と同様の構成を例として記載しているが、これらの構成については、上述したLED照明器具102〜105の構成を適宜採用することができる。
LED照明器具106は、LED照明器具101が備える構成要素に加えて、天板720、電源部730を備え、さらに透光カバー610に代えて透光カバー620を備えている。天板720は、たとえば金属板をプレス加工することによって形成されたz方向視円形の部材であり、放熱部材200を保持している。電源部730は、たとえば商用の100V交流電力をLEDチップ400を点灯させるのに適した直流電力に変換するものである。電源部730とコネクタ710とは図示しないケーブルによって接続されている。
透光カバー620は、z方向視において円形状であり、z方向視において天板720とほぼ一致する。透光カバー620は、図示されたように、z方向に若干膨出した形状とされているが、このほかにより平面的な形状であってもよい。透光カバー620は、複数のLEDチップ400を一括して覆う格好となる。透光カバー620は、たとえば乳白色の半透明な樹脂からなり、LEDチップ400からの光を拡散させつつ透過させる。
このような実施形態によっても、LEDチップ400からの熱を適切に放熱可能であり、かつ効率良く製造することができる。本実施形態から理解できるように、本発明に係るLED照明器具は、環状蛍光灯の代替品やシーリングライトなど、様々な態様の照明器具として構成することができる。
本発明に係るLED照明器具は、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係るLED照明器具の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
r (径)方向
z (軸)方向
θ (周)方向
101〜106 LED照明器具
200 放熱部材
210 外周側面
220 照射面
230 フィン
300 フレキシブル配線基板
301 帯状部
302 延出部
310 基材
320 配線パターン
321 中央電極
322 包囲電極
323 連結部
330 レジスト層
400 LEDチップ
410 堰部
415 リフレクタ
420 LEDモジュール
421 実装端子
422 リフレクタ
423 蛍光樹脂
430 蛍光樹脂
480 ツェナーダイオード
490 ワイヤ
500 ケース
510 開口
520 傾斜面
530 平行面
610 透光カバー
611 円弧部
612 円環部
620 透光カバー
710 コネクタ
720 天板
730 電源部

Claims (21)

  1. 円環状の放熱部材と、
    上記放熱部材に支持された複数のLEDチップと、
    を備えており、
    上記放熱部材は、径方向外方を向く外周側面を有しており、
    上記複数のLEDチップが搭載され、かつ上記外周側面に取り付けられた帯状部を有するフレキシブル配線基板と、をさらに備え、
    上記径方向の光度よりも上記放熱部材の軸方向の光度のほうが大であることを特徴とする、LED照明器具。
  2. 上記放熱部材は、上記軸方向を向く照射面を有しており、
    上記フレキシブル配線基板は、各々が上記帯状部に繋がり、かつ上記照射面上において円環状に配置された複数の延出部を有しており、
    上記複数のLEDチップは、上記複数の延出部に支持されている、請求項1に記載のLED照明器具。
  3. 上記延出部は、矩形状である、請求項2に記載のLED照明器具。
  4. 隣合う上記延出部は、隙間なく隣接している、請求項2または3に記載のLED照明器具。
  5. 上記LEDチップは、上記フレキシブル配線基板に直接搭載されている、請求項1ないし4のいずれかに記載のLED照明器具。
  6. 各々が上記LEDチップおよびこのLEDチップを囲むリフレクタを有する複数のLEDモジュールを備えており、
    上記複数のLEDモジュールは、上記複数の延出部に搭載されている、請求項2に記載のLED照明器具。
  7. 上記複数のLEDチップは、互いに並列に接続された所定個数の上記LEDチップを各々が含む複数の組が互いに直列に接続された構成となっている、請求項2ないし6のいずれかに記載のLED照明器具。
  8. 上記フレキシブル配線基板は、上記複数のLEDチップへの電力供給経路となる配線パターンを有しており、
    上記各延出部においては、上記配線パターンのうち一極側をなす部分が、他極側をなす部分を囲んでいる、請求項7に記載のLED照明器具。
  9. 上記LEDチップは、上記各延出部において配線パターンのうち上記囲まれた側の部分に搭載されている、請求項8に記載のLED照明器具。
  10. 上記囲まれた側の部分には、ツェナーダイオードが搭載されている、請求項9に記載のLED照明器具。
  11. 上記複数のLEDチップは、上記帯状部に支持されており、
    各々が上記各LEDチップに対して上記径方向外方に位置する部分および上記軸方向一方側に位置する開口を有する複数のケースを備える、請求項1に記載のLED照明器具。
  12. 上記ケースは、上記軸方向に対して傾斜し、上記LEDチップに臨む傾斜面を有する、請求項11に記載のLED照明器具。
  13. 上記ケースは、上記傾斜面と上記開口との間に位置し、上記軸方向に対して平行である平行面を有する、請求項12に記載のLED照明器具。
  14. 上記LEDチップを覆い、上記LEDチップからの光によって励起されることにより上記LEDチップからの光とは異なる波長の光を発する蛍光材料が混入された蛍光樹脂を有する、請求項11ないし13のいずれかに記載のLED照明器具。
  15. 上記蛍光樹脂は、上記ケースに接している、請求項14に記載のLED照明器具。
  16. 上記蛍光樹脂は、上記開口から露出している、請求項15に記載のLED照明器具。
  17. 上記蛍光樹脂のうち、上記開口から露出する部分はレンズ状となっている、請求項16に記載のLED照明器具。
  18. 上記放熱部材は、アルミからなる、請求項1ないし17のいずれかに記載のLED照明器具。
  19. 上記放熱部材は、上記軸方向に延びるフィンを有する、請求項1ないし18のいずれかに記載のLED照明器具。
  20. 全体形状が上記放熱部材に沿った円環状とされており、上記複数のLEDチップを覆い、かつ上記複数LEDチップからの光を拡散させつつ透過させる透光カバーを有することにより、環状蛍光灯の代替品として構成されている、請求項1ないし19のいずれかに記載のLED照明器具。
  21. 全体形状が円形状とされており、上記複数のLEDモジュールを覆い、かつ上記複数LEDチップからの光を拡散させつつ透過させる透光カバーを有することにより、シーリングライトとして構成されている、請求項1ないし19のいずれかに記載のLED照明器具。
JP2012214053A 2012-09-27 2012-09-27 Led照明器具 Pending JP2014067678A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012214053A JP2014067678A (ja) 2012-09-27 2012-09-27 Led照明器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012214053A JP2014067678A (ja) 2012-09-27 2012-09-27 Led照明器具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014067678A true JP2014067678A (ja) 2014-04-17

Family

ID=50743857

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012214053A Pending JP2014067678A (ja) 2012-09-27 2012-09-27 Led照明器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014067678A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2019131916A1 (ja) * 2017-12-28 2020-12-24 シーシーエス株式会社 光射出装置、及び、光射出装置の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2019131916A1 (ja) * 2017-12-28 2020-12-24 シーシーエス株式会社 光射出装置、及び、光射出装置の製造方法
JP7377719B2 (ja) 2017-12-28 2023-11-10 シーシーエス株式会社 光射出装置、及び、光射出装置の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6147977B2 (ja) Led照明器具およびledユニット
US9777891B2 (en) LED lamp
US8525396B2 (en) Illumination source with direct die placement
JP5333758B2 (ja) 照明装置および照明器具
US8643257B2 (en) Illumination source with reduced inner core size
JP5029822B2 (ja) 光源および照明装置
JP2013219340A (ja) 発光装置、並びにそれを用いた照明装置及び照明器具
WO2014091655A1 (ja) 発光装置、照明用光源及び照明装置
JP5908673B2 (ja) Led電球
JP2011091033A (ja) 発光モジュール、電球形ランプおよび照明器具
US10337704B2 (en) Illumination light source having fastener fastening a pedestal and cover together with a mounting substrate interposed therebetween and light emitting elements surround the cover, the entirety of which is spaced in a horizontal direction from the light emitting elements
JP2014139950A (ja) ランプ及び照明装置
JP2010198919A (ja) Ledランプ
JP2009032466A (ja) 照明装置
JP2010182796A (ja) Ledランプ
JP2013038018A (ja) 照明器具
JP5677806B2 (ja) Led電球
JP5204585B2 (ja) 発光装置および照明器具
JP5447686B2 (ja) 発光モジュール、および照明器具
JP2011216216A (ja) 発光ダイオード照明装置
JP2014082481A (ja) 発光装置
JP2010010655A (ja) Ledランプ
JP2014067678A (ja) Led照明器具
JP2013115005A (ja) 照明装置
JP6440393B2 (ja) 照明ランプおよび照明装置