JP2014066062A - Fixing structure of ridge tile - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、瓦屋根における棟瓦の固定構造に関する。 The present invention relates to a structure for fixing a ridge tile in a tile roof.
従来瓦屋根の棟構造として棟部に沿って固定的に支持される棟芯材の上下に複数枚ののし瓦を積み重ね、積み重ねたのし瓦をその中心を貫通する長寸の木ねじで棟芯材に定着固定する構造が公知である(例えば、特許文献1,2参照。)。
As a conventional tile roof building structure, multiple tile roof tiles are stacked on the top and bottom of the building core material fixedly supported along the building, and the stacked tile tiles are built with long wood screws that penetrate the center. A structure for fixing and fixing to a core material is known (for example, see
上記特許文献1、2ののし瓦の固定は、複数枚に重ねられたのし瓦を、その下部の木材又は軽量のプラスチック材からなる棟芯材に木ねじ(ねじ釘)で締着させるため、地震や強風等によって棟部に強い振動や外力が作用した場合、木ねじがねじ込まれている芯材が軟弱なために、のし瓦の固定が崩れる懸念がある。また、この問題を改善するためには、多数の木ねじで締付ける必要があるので、工数的にも材料費の面でもコスト高になる欠点がある。
The fixing of the roof tiles in
上記課題を解決するため本発明の棟瓦の固定構造は、第1に棟部1の中心上に棟方向に沿う受け具7を取付け、該受け具7内に棟芯材11を収容して支持し、該棟芯材11の上側に複数段ののし瓦2を重ねて載置するととともに、該複数段ののし瓦2を上下に貫くねじ杆13によりのし瓦2を棟芯材11側に締着固定する棟瓦の固定構造において、上記受け具7を上部が開放された耐久性を備えた材質で溝状断面とし、該受け具7の内部の棟芯材11の上面を覆い耐久性のある受け具カバー12を受け具7に固定して設け、前記ねじ杆13によりのし瓦2を受け具カバー12に対して締着固定することを特徴とする。
In order to solve the above-described problems, the roof tile fixing structure of the present invention firstly attaches a
第2に、ねじ杆13の先端と受け具7側にボルト部13aとナット部23のいずれかを設け、該ボルト部13aとナット部23をねじ接合することによりのし瓦2を締着固定することを特徴とする。
Secondly, either the
第3に、ねじ杆13の先端にボルト部13aを設け、受け具7側にナット部23を設けたことを特徴とする。
Thirdly, a
第4に、受け具7の断面を上部が開放されたチャネル状断面とし、受け具カバー12の断面を下部が開放されたチャネル状断面として、受け具7と受け具カバー12の両側壁7a,12aが互いに重なり合うように受け具7と受け具カバー12が筒状断面を形成して嵌合し合う構造とし、重なり合った両側壁7a,12aを上下方向に係止又は固定することを特徴とする。
Fourth, the cross-section of the
第5に、筒状断面の両側壁7a,12aの外側に面戸補強部材16を設け、該面戸補強部材16と両側壁7a,12aを貫く釘32又はビスによって面戸補強部材16を両側壁7a,12aに取付け固定するとともに、受け具7と受け具カバー12とを一体固定することを特徴とする。
Fifth, a face
第6に、重ね合わされるのし瓦2同士の間に接着剤29を塗布又は充填し、複数枚ののし瓦2を一体的に固定してなることを特徴とする。
Sixth, it is characterized in that an adhesive 29 is applied or filled between the overlapping
第7に、接着により重ね合わされるのし瓦2相互間の隙間及びねじ杆13とねじ杆13を挿通するのし瓦2側の挿通孔18との間の隙間とをシールすることを特徴とする。
Seventh, it is characterized in that the gap between the
第8に、受け具カバー12と棟芯材11上面との間を接着剤22により接着したことを特徴とする。
Eighth, the receiving
上記のように構成される本発明は以下のような作用効果を奏する。
受け具と一体的に固定された耐久性のある受け具カバーに対して複数枚に重ねられたのし瓦が締着固定されるので、軟質な棟芯材に対して締着されるものに比して、棟部全体の固定性が高くなり、耐震性や強風等の外力に対しての強度が高くなる。また重ね合わされた瓦同士を接着剤によって一体固定することにより、上記強度はさらに高くなる。
The present invention configured as described above has the following effects.
Since the roof tiles stacked in layers are fastened and fixed to the durable receiver cover fixed integrally with the receiver, it can be fixed to the soft ridge core material. In comparison, the entire ridge is fixed, and the strength against external forces such as earthquake resistance and strong winds is increased. Moreover, the said intensity | strength becomes still higher by fixing the piled roof tiles integrally with an adhesive agent.
上記締着は、ボルトとナットによって行われるので、棟芯材に直接タッピングする木ねじ等で締着する場合に比して、棟芯材の欠損等による固定外れや緩みの発生が防止できるほか、ボルト径を大きくすることも可能なので強度アップが図り易い。 Since the above fastening is done with bolts and nuts, it can prevent the occurrence of loosening and loosening due to missing of the wing core material, etc., compared with the case of fastening with wood screws etc. tapping directly on the ridge core material, Since it is possible to increase the bolt diameter, it is easy to increase the strength.
受け具と受け具カバーとが左右両側壁において筒状に一体固定され、これに対して瓦を締着するので、棟部の高い固定力が得られる。また受け具と受け具カバーの両側壁は釘又はビス等によって左右方向から固定できるので簡単な作業や構造による強い固定力が得られ、面戸補強部材等の固定機構と兼用できる。 Since the receiver and the receiver cover are integrally fixed to the left and right side walls in a cylindrical shape, and the roof tile is fastened thereto, a high fixing force of the ridge is obtained. In addition, since both side walls of the receiver and the receiver cover can be fixed from the left and right sides with nails or screws, a strong fixing force can be obtained by a simple operation and structure, and the fixing mechanism such as a face door reinforcing member can also be used.
ねじ杆とねじ杆挿通用の孔との間を接着剤により一体化して塞ぐので、棟部の固定性を高めることができるとともに、防水性も高まる。 Since the space between the screw rod and the hole for inserting the screw rod is integrated and closed with an adhesive, the fixing property of the ridge can be improved and the waterproof property is also improved.
受け具カバーと棟芯材を接着固定することにより、棟芯材と受け具及び受け具カバーとの一体性が向上し、棟芯材のガタもなくなるためにのし瓦の安定的な固定力が保たれる。 Adhesive fixing of the support cover and the ridge core material improves the integrity of the ridge core material, the support and the cover cover, and eliminates looseness of the ridge core material. Is preserved.
図1〜図3は、本発明の固定構造を示す分解正面図、組立状態の断面図及び一部断面斜視図である。これらの図面では、屋根の棟部1に設けられたのし瓦2や冠瓦3等の棟瓦を、該棟部1に取付固定する棟瓦の固定構造の一例を示している。具体的には、断面視山形に形成された屋根下地材(のじ板)4の傾斜した上面側に多数の浅瓦6が敷設され、この屋根下地材4の逆V字状断面の頂部側(棟部1側)には、のし瓦2及び冠瓦3が取付け固定されている。
1 to 3 are an exploded front view, a sectional view in an assembled state, and a partial sectional perspective view showing a fixing structure of the present invention. In these drawings, an example of a roof tile fixing structure in which a roof tile such as a
こののし瓦2及び冠瓦3の固定構造について説明すると、平面視で棟部1の幅方向中心に位置し且つ棟部1の全長方向(棟方向)に形成された断面視U字状の受け具7と、受け具7の下面側を支持する上下方向の支持ボルト8と、支持ボルト8の下端を屋根下地材4の頂部に支持固定する取付金具9と、受け具7内に軸方向の一部又は全部が収容支持されて棟方向に延びる棟芯材11と、受け具7内に収容された棟芯材11の上面を覆うように受け具7に取付けられた断面視逆U字状の受け具カバー12と、受け具カバー12の上面から真上側に突出する上下方向のねじ杆13と、棟芯材11の真上側に位置して該棟芯材11に対して平行に延びる押え材14と、受け具7の左右の各側壁7a,7aの外面側に設けられた面戸補強部材16とを備え、これらの部材によって冠瓦3及びのし瓦2が棟芯材11(屋根下地材4側)に固定される。
The fixing structure of the
上記のし瓦2は、積層された状態で、受け具7側に取付け固定され、この内、受け具カバー12の上面に直接的に積み重ねられる複数ののし瓦2が大のし瓦2Aであり、この大のし瓦2Aの上に積層される複数ののし瓦2が小のし瓦2Bであり、上記大のし瓦2Aの直下且つ受け具7の側壁7aの外側側方に位置するのし瓦2が補助のし瓦2Cである。
The above-mentioned
大のし瓦2A及び小のし瓦2Bは、棟部1の幅方向中心から両側方に向かってそれぞれ下方に湾曲した断面視円弧状に形成され、大のし瓦2Aは、小のし瓦2Bよりも大きな左右幅を有している。一対の補助のし瓦2Cは、それぞれ棟芯材11から遠ざかる方向に向かって下方湾曲した形状を有している。
The
積み上げた複数(図示する例では2つ)の大のし瓦2Aの上に、小のし瓦2Bを複数(図示する例では3つ)積み上げて瓦ユニット17を構成している。この瓦ユニット17を構成する各のし瓦2の中央部には挿通孔18が穿設され、のし瓦2を、互いの中央部分を一致させて上下方向に積み重ねることにより、のし瓦2の挿通孔18が上下方向に一直線状に並んで、瓦ユニット17の中央を上下方向に貫く固定孔17aが形成される。
A
上記冠瓦3は、幅方向中央部が盛り上がった半円弧状の断面形状を有して、棟方向に延びている。この冠瓦3を、瓦ユニット17の上端面側に位置させた状態で、棟方向に直線状に並列配置している。ちなみに、隣接する冠瓦3の円弧状の端部同士における一方の端部は、他方の端部に比べて小径に形成され、該他方の端部の内周側に上記一方の端部の外周側を挿入させて該端部同士を接続している。この接続構造によって、該接続部分からの浸水が防止される。
The
上記取付金具9は、屋根下地材4の逆V字状の断面に沿う一対の板状の傾斜部と、この二股状に延出された一対の傾斜部同士を頂部側で一体的に接続する下方開放されたチャネル状の接続部とを一体的に有している。この一対の傾斜部を、屋根下地材4の一対の傾斜面にそれぞれビス止め等により取付けることにより、この取付金具9が屋根下地材4に強固に固着される。
The
上記支持ボルト8は、取付金具9の上記接続部の上面側から上方突出した状態で、取付金具9に固定されている。ちなみに、取付金具9は、屋根下地材4の頂部に位置して、棟方向に沿って所定間隔毎に複数並列され、この各取付金具9に支持ボルト8が固定されている。
The
上記受け具7は、上部が開放されて棟方向に延びるチャネル状に形成されるとともに、金属または硬質補強プラスチック等によって構成されている。この受け具7は支持ボルト8によって下面側から下支え固定されている。言換えると、受け具7は、上部が開放された溝状断面を有し、金属または硬質補強プラスチック等によって所定以上の耐久性を備えている。
The
上記棟芯材11は、方形断面を有して棟方向に延びるプラスチック材であり、この棟芯材11は、受け具7内に嵌合収容されている。この棟芯材11の両側面と受け具7の側壁7aとの間に棟方向に延びる溝状の隙間19が形成されるように棟芯材11の中途部及び上部側の左右幅が一対の側壁7a,7a間の距離よりも短く形成されている。ちなみに、棟芯材11を構成するプラスチックとしては、プラスチック廃材を再生した軽量プラスチックを用い、この棟芯材11内には、補強用アルミ材21が一体的に埋設され、この補強用アルミ材21によって棟芯材11の強度を向上させている。
The
上記受け具カバーは12、下部が開放されて棟方向に延びるチャネル状部材であるとともに、金属または硬質補強プラスチック等によって構成され、所定以上の耐久性を有している。この受け具カバー12と上記受け具7の両側壁12a,7aが互いに重なり合って相互に嵌合して高強度の筒状断面が形成される。
The receiving
具体的には、受け具カバー12の両側壁12aを、上述した溝状の一対の隙間19にそれぞれスライドさせて挿入することにより、受け具カバー12の側壁12a外面が、受け具7の側壁7a内面に接当または近接して、受け具カバー12が、受け具7内に嵌合収容される。この状態では、棟芯材11の上面側が受け具カバー12によって覆われ、この受け具カバー12の内面と棟芯材11の上面とは、棟芯材11の上面に予め塗布された接着剤22によって接着される。
Specifically, the both
上記ねじ杆13の下端部(基端部)と、受け具7側(具体的には受け具カバー12の上面)との何れか一方にナット部23を設けるとともに、他方にボルト部13aを設け、ナット部23にボルト部13aをねじ接合することにより、受け具7側(具体的には、受け具カバー12の上面)にねじ杆13の下端部を着脱可能にボルト固定している。
The
図示する例では、受け具カバー12の上面側にナットを溶接して固定することにより、ナット部23を形成するとともに、ねじ杆13の下端部の外周にねじを形成してボルト部13aを形成し、このボルト部13aの上方近傍には、ねじ杆13のナット部23への所定量以上の挿入を規制する規制リング24が取付固定されている。また、ねじ杆13の上端部(先端部)にも、ねじからなるボルト部13bが形成されている。
In the illustrated example, the
上記押え材14は、プラスチック材を再生した軽量プラスチック材から構成され、内部に補強用アルミ材26が埋設されている。この押え材14は、方形状断面を有して棟方向に形成されて上述した瓦ユニット17の上面の幅方向中央側に位置決め載置される。
The pressing
そして、上述したねじ杆13は、前記瓦ユニット17の固定孔17aに挿通されるとともに、押え材14を上下方向に貫通し、ねじ杆13の上端側が押え材14の上面から上方に突出した状態になる。このねじ杆13の上方突出部分に、ナット27をネジ係合させて締付けることにより、複数段ののし瓦2からなる瓦ユニット17が棟芯材11の上面側に載置状態で締着固定される。ちなみに、ナット27と押え材14との間には、緩み防止用のワッシャ28が介在している。
The above-described
なお、瓦ユニット17において、重ね合わされるのし瓦2同士の間には接着剤29が塗布または充填によって介挿され、この状態で、のし瓦2を積層すると、のし瓦2同士が互いに接着固定されて全体が一体的に固定される他、のし瓦2の挿通孔18とねじ杆13との間の隙間やのし瓦2同士の間に形成された隙間がこの接着剤29によってシールされて防水機能が向上する。ちなみに、この接着剤29の主成分は発泡ウレタンからなる。
In the
また、押え材14は、瓦ユニット17の上端面に載置された冠瓦3の直下に位置し、この冠瓦3が該冠瓦3上面から下方にねじ込まれる止めビス31によって、押え材14に固定される。ちなみに、止めビス31と、ねじ杆13は、棟方向において互い違いに配されている。
Further, the
上記面戸補強部材16は、受け具7から遠ざかる方向及び上方に突出したアングル状断面を有して棟方向に形成されたL字形ウィングであり、プラスチック廃材を再生した軽量プラスチック材によって構成されている。この左右一対の各面戸補強部材16は、該面戸補強部材16、受け具7の側壁7a及び受け具カバー12の側壁12aを貫く釘32又はビス(図示する例では釘)によって、該側壁7aに取付け固定される。しかも、この釘32又はビスの挿入によって、受け具7に嵌合された受け具カバー12及び受け具7に収容された棟芯材11も一体的に受け具7に固定される。
The face
このようにして、受け具7から両側方にそれぞれ延びる一対の面度補強部材16の上面には、補助のし瓦2Cの左右内側端部が載置された状態で固定される。具体的には、下方斜め内側に傾斜させたねじ釘33を、補助のし瓦2C及び面戸補強部材16にねじ込み挿入することにより、補強のし瓦2Cが面戸補強部材16に取付け固定される。この補助のし瓦2Cの左右内側端寄りの上面には、シリコンボンドからなる接着剤34が塗布され、この接着剤34によって、組立状態時に補助のし瓦2Cと瓦ユニット17とが補助的に接着固定される。
In this manner, the left and right inner ends of the
また、この面戸補強部材16の下面には、複数の柱状の防水芯材36が設けられている。詳しく説明すると、防水芯材36は、下向きの櫛の歯状に形成されたプラスチック製スポンジ材によって本体側が構成され、上端部に棟方向に延びる差込板37が固着されている。一方、面戸補強部材16の下面には、差込板37を、棟方向からスライド挿入する差込溝16aが凹設されている。そして、差込板37を差込溝16aに差込むことにより、櫛の歯状に棟方向に延びる防水芯材36が面戸補強部材16の下面側に配設される。
Further, a plurality of columnar
組立状態では、防水芯材36の下端面が近接する浅瓦6の上面に接当して、全体が弾性的に湾曲変形した状態になり、この防水芯材36の周りにウレタンフォーム38を吹付け又は充填塗装等によって表面及び櫛の歯状の隙間に表装施工し、このウレタンフォーム38の外面にモルタル又はしっくい等の表面仕上材39をコーティングして、面戸部41を形成している。この両側の面戸部41によって、受け具7側の両側方がカバーされて浸水が確実に防止される。
In the assembled state, the lower end surface of the
ちなみに、棟芯材11は棟方向に形成されているが、棟芯材11の長手方向一部を収容するサイズに形成された受け具7を、棟方向に複数並列配置してもよいし、或いは、棟芯材11全体又は大部分が収容可能なサイズに受け具7を形成してもよい。図示する例は、前者の例になる。
By the way, although the
1 棟部
2 のし瓦(棟瓦)
7 受け具
7a 側壁
11 棟芯材
12 受け具カバー
12a 側壁
13 ねじ杆(ボルト)
13a ボルト部(ねじ)
16 面戸補強部材
18 挿通孔
22 接着剤
23 ナット部(ナット)
29 接着剤
32 釘
1 building
7 Receiving
13a Bolt part (screw)
16 Face
29 Adhesive 32 Nail
上記課題を解決するため本発明の棟瓦の固定構造は、第1に棟部1の中心上に棟方向に沿う受け具7を取付け、該受け具7内に棟芯材11を収容して支持し、該棟芯材11の上側に複数段ののし瓦2を重ねて載置するととともに、該複数段ののし瓦2を上下に貫くねじ杆13によりのし瓦2を棟芯材11側に締着固定する棟瓦の固定構造において、上記受け具7を上部が開放された耐久性を備えた材質で溝状断面とし、前記棟芯材11の上面を覆う受け具カバー12を、金属または硬質補強プラスチックによって構成し、該受け具カバー12を、前記棟芯材11に固定することにより、該受け具カバー12を受け具7に対して固定し、前記ねじ杆13の下端部を受け具カバー12の上面に固定することにより、のし瓦2を受け具カバー12に対して締着固定することを特徴とする。
In order to solve the above-described problems, the roof tile fixing structure of the present invention firstly attaches a
第2に、前記受け具7を、棟芯材11の長手方向の一部が収容されるサイズに形成し、該受け具7を棟方向に複数並列させてなることを特徴とする。
2ndly , the said
第3に、ねじ杆13の先端と受け具カバー12の上面側の何れか一方にボルト部13aを設けるとともに、他方にナット部23を設け、該ボルト部13aとナット部23をねじ接合することによりのし瓦2を締着固定することを特徴とする。
Thirdly , a
上記受け具カバー12は、下部が開放されて棟方向に延びるチャネル状部材であるとともに、金属または硬質補強プラスチック等によって構成され、所定以上の耐久性を有している。この受け具カバー12と上記受け具7の両側壁12a,7aが互いに重なり合って相互に嵌合して高強度の筒状断面が形成される。
The
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