JP2014065662A - マクロライド誘導体からなる動物用医薬品 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は動物の細菌性感染症の治療薬として有効な新規マクロライド誘導体に関する。
タイロシンおよびチルミコシンは、動物専用のマクロライド系抗菌薬として、主に牛および豚の細菌性呼吸器感染症治療用の注射剤あるいは経口剤として使用されている。また、ロイコマイシン系16員環マクロライドに分類される天然物のジョサマイシン、キタサマイシン、スピラマイシン等は、牛における呼吸器感染症治療薬としての適応はないものの、豚の細菌性呼吸器感染症治療用の経口抗菌剤として使用されている。
動物専用抗菌剤のチルミコシンは、グラム陰性菌に対する抗菌活性が改善されたタイロシンより合成された16員環マクロライドであり、牛、豚のパスツレラ肺炎、マイコプラズマ肺炎等の肺炎に対する適応を有している。
一方のロイコマイシン系16員環マクロライドは、豚のマイコプラズマ肺炎に対する適応のみとなっている。ロイコマイシン系16員環マクロライドの天然物のうち、キタサマイシン、ジョサマイシン等は、ヒトの呼吸器感染症でも使用される医薬品であり、主として臨床上問題となるグラム陽性菌に対して有効である。家畜動物の呼吸器感染症で問題となる起因菌としては、グラム陽性菌、マイコプラズマの他、代表的なものとして、牛ではマンヘイミア・ヘモリティカ(Mannheimia haemolytica)、ヒストフィルス・ソムニ(Histophilus somni)、パスツレラ・マルトシダ(Pasteurella multocida)、豚ではアクチノバシラス・プルロニューモニエ(Actinobacillus pleuropneumoniae)、ヘモフィルス・パラスイス(Haemophilus parasuis)、パスツレラ・マルトシダ(Pasteurella multocida)といったグラム陰性菌が挙げられる。ロイコマイシン系マクロライドが、家畜現場において限定的な適応となっている最大の理由は、グラム陰性菌に対する抗菌活性が弱いことが考えられる。
最近、エリスロマイシンのラクトン環に窒素原子を導入したいわゆるアザライド系マクロライドと言われるツラスロマイシンが登場した。ツラスロマイシンは、牛及び豚の細菌性呼吸器疾患治療及び予防を目的とする動物用医薬品として開発が進められて、2003年にEU、2005年には米国において牛及び豚の細菌性呼吸器疾患治療及び予防薬として承認されて以降、オーストラリア、カナダ、アジア諸国等で承認されている。本邦においては、豚用の注射剤として申請中である。
本発明者らは、16員環マクロライドであるミデカマイシンの12,13位を修飾した誘導体が優れた抗菌活性を有することを見出している(国際公開第2002/064607)。
本発明の課題は、主として家畜動物で問題となるグラム陰性菌に有効な新規マクロライド誘導体を提供することを目的とする。
本発明者らは、ミデカマイシンの12,13位を修飾した誘導体が優れた抗菌活性を有することを発見している(WO2002/064607)。特に、化合物(2)(WO2002/064607において実施例63の化合物)は、ヒトの呼吸器感染症において、臨床で問題となる、ヘモフィルス・インフルエンザ(Haemophilus influenzae)、クレブジェラ・ニューモニエ(Klebsiella pneumoniae)、モラキセラ・カタラーリス(Moraxella catarrharis)といったグラム陰性菌に対して、発明化合物群の中で最も強い抗菌力を有することを見出している。
前述した通り、牛、豚の家畜動物において、問題となる細菌性呼吸器感染症の起因菌はグラム陰性菌であることから、化合物(2)のこれらに対する抗菌力が期待された。そこで、化合物(2)のこれらの起因菌に対する抗菌力を測定した。しかしながら、予想に反して期待された抗菌活性は認められなかった。
その一方で、化合物(1)(WO2002/064607において実施例76の化合物)は家畜動物で問題となる細菌性呼吸器感染症の起因菌に対して強い抗菌力を有することを見出した。さらに、現在、動物用抗菌剤として用いられている、タイロシン(TS)、アイブロシン(AIV)、チルミコシン(TMS)、ツラスロマイシン(TLM)、およびジョサマイシン(JM)と比較したところ、これら既存薬剤を凌駕する極めて良好な抗菌活性を有していることが明らかとなった。即ち、化合物(1)は、牛、豚等の家畜動物で問題となる細菌性呼吸器感染症の主起因菌に対して顕著に強い抗菌活性を示す、種特異的に有用な抗菌剤であることを見出した。
本発明は、動物の細菌性感染症に対し優れた抗菌活性を示す化合物(1)の用途に関し、より詳しくは、以下の項目の説明を提供するものである。
[1] 化合物(1)を含む動物用医薬品。
[2] 化合物(1)を有効成分とする動物用抗菌薬
[2] 化合物(1)を有効成分とする動物用抗菌薬
本発明により、通常のマクロライドと同様にグラム陽性菌、マイコプラズズマ、クラミジア、リケッチアに対して有効であることに加えて、動物の感染症で問題となっているグラム陰性菌に対して強い抗菌力を示す化合物が提供された。また、本発明の化合物は、牛、豚等の動物の呼吸器感染に対する起因菌に優れた抗菌効果を示すことができる。さらに本発明の化合物を用いることで肺感染、乳房炎、菌血症、敗血症、下痢などの動物感染症を効果的に治療または予防することが可能である。
本発明記載の化合物は、例えば以下に挙げるような細菌性起因菌、豚病の細菌性起因菌である炭疽菌(Bacillus anthracis)、Brucella suis 、気腫疽菌(Clostridium chauvoei)、レプトスピラ属、Salmonella serovar Dublin、S. Enteritidis、S. Typhimurium、S. Choleraesuis、Francisella tularensis , F. holarctia, F. mediasiatica, F. novicida、Bordetella bronchiseptica および毒素産生性 Pasteurella multocida、豚丹毒菌(Erysipelothrix rhusiopathiae)、Brachyspira hyodysenteriae、Staphylococcus hyicus、Lawsonia intracellularis、ベロ毒素産生性大腸菌(VTEC)、Actinobacillus equuli、A. pleuropneumoniae、A. susi、Arcanobacterium pyogenes、Clostridium perfringens C型、Actinobacillus pleuropneumoniae、Mycobacterium avium-intracellulare complex、毒素原性大腸菌(ETEC)、腸管接着微絨毛消滅性大腸菌(AEEC)、Pasteurella multocida B型、E型、Mycoplasma hyopneumoniae、Streptococcus. suis、Haemophilus parasuis。
牛病の細菌性起因菌である炭疽菌(Bacillus anthracis)、Brucella abortus、Brucella canis、Mycobacterium bovis 、ヨ−ネ菌Mycobacterium avium subsp. paratuberculosis、気腫疽菌(Clostridium chauvoei)、破傷風菌(Clostridium tetani )、レプトスピラ属、Salmonella serovar Dublin、 S. Enteritidis、S. Typhimurium、 S. Choleraesuis、Campylobacter fetus subsp. Venerealis、Campylobacter fetus subsp. fetus、Clostridium septicum,C.sordellii,C.perfringens (A型),C.novyi (A型)、Actinobacillus lignieresii、Clostridium perfringens、Corynebacterium renale, C. pilosum, C. cystitidis、毒素原性大腸菌(ETEC)、ベロ毒素産生性大腸菌(VTEC)、腸管接着微絨毛消滅性大腸菌(AEEC)、Pasteurella multocida、Pasteurella multocida、Mannheimia haemolytica、 P. trehalosi、Mycoplasma mycoides subsp. mycoides SC(スモールコロニー)型、Clostridium botulinum C,D型毒素産生菌、Mycoplasma bovis, M. bovigenitalium, M. dispar, Ureaplasma diversum、Mycoplasma alkalescens、 M. arginini、 M. bovigenitalium、 M. bovirhinis、 M. bovis、M. californicum、 M. canadense、Fusobacterium necrophorum、Moraxella bovis、Histophilus somni、Actinomyces bovis、Listeria monocytogenes、Dermatophilus congolensis、家禽病の細菌性起因菌であるPasteulella multocida、Salmonella Pullorum (Salmonella enterica subsp. enterica serovar、Gallinarum biovar Pullorum)(ひな白痢)、Salmonella Gallinarum (Salmonella enterica subsp. enterica serovar、Gallinarum biovar Gallinarum(家禽チフス)、Salmonella enterica、 S. Typhimurium、S. 、Avibacterium (Haemophilus paragallinarum、Clostridium perfringens AまたはC型、Escherichia coli、Staphylococcus aureus, Staphylococcus hyicus、Clostridium botulinum C型毒素産生菌等に対して有効である。
牛病の細菌性起因菌である炭疽菌(Bacillus anthracis)、Brucella abortus、Brucella canis、Mycobacterium bovis 、ヨ−ネ菌Mycobacterium avium subsp. paratuberculosis、気腫疽菌(Clostridium chauvoei)、破傷風菌(Clostridium tetani )、レプトスピラ属、Salmonella serovar Dublin、 S. Enteritidis、S. Typhimurium、 S. Choleraesuis、Campylobacter fetus subsp. Venerealis、Campylobacter fetus subsp. fetus、Clostridium septicum,C.sordellii,C.perfringens (A型),C.novyi (A型)、Actinobacillus lignieresii、Clostridium perfringens、Corynebacterium renale, C. pilosum, C. cystitidis、毒素原性大腸菌(ETEC)、ベロ毒素産生性大腸菌(VTEC)、腸管接着微絨毛消滅性大腸菌(AEEC)、Pasteurella multocida、Pasteurella multocida、Mannheimia haemolytica、 P. trehalosi、Mycoplasma mycoides subsp. mycoides SC(スモールコロニー)型、Clostridium botulinum C,D型毒素産生菌、Mycoplasma bovis, M. bovigenitalium, M. dispar, Ureaplasma diversum、Mycoplasma alkalescens、 M. arginini、 M. bovigenitalium、 M. bovirhinis、 M. bovis、M. californicum、 M. canadense、Fusobacterium necrophorum、Moraxella bovis、Histophilus somni、Actinomyces bovis、Listeria monocytogenes、Dermatophilus congolensis、家禽病の細菌性起因菌であるPasteulella multocida、Salmonella Pullorum (Salmonella enterica subsp. enterica serovar、Gallinarum biovar Pullorum)(ひな白痢)、Salmonella Gallinarum (Salmonella enterica subsp. enterica serovar、Gallinarum biovar Gallinarum(家禽チフス)、Salmonella enterica、 S. Typhimurium、S. 、Avibacterium (Haemophilus paragallinarum、Clostridium perfringens AまたはC型、Escherichia coli、Staphylococcus aureus, Staphylococcus hyicus、Clostridium botulinum C型毒素産生菌等に対して有効である。
また、本発明記載の化合物は、特に動物の感染症で問題となる、例えば以下に挙げる細菌性疾病に対して有効である。
豚では、豚炭疽、豚ブルセラ病、豚気腫疽、豚レプトスピラ症、豚ワイル病、豚サルモネラ症、豚野兎病、豚萎縮性鼻炎、豚丹毒、豚滲出性表皮炎(滲出性皮膚炎、スス病)、豚増殖性腸炎、豚浮腫病、豚アクチノバチルス症、豚アルカノバクテリウム・ピオゲネス感染症、豚壊死性腸炎、豚胸膜肺炎、豚抗酸菌症、豚大腸菌症、豚出血性敗血症 、豚パスツレラ症(パスツレラ肺炎)、豚レンサ球菌症、豚ヘモフィルス・パラスイス感染症(グレーサー病)、豚アクチノマイセス・ピオゲネス症、豚エルシニア症、豚バクロイデス症、豚ブルセラ病、豚赤痢、豚エンテロトキセミア、豚レンサ球菌症、豚ブドウ球菌症、豚緑膿菌症、豚エペリスロゾーン病、豚クラミジア病、豚マイコプラズマ肺炎、豚マイコプラズマ関節炎等に有効である。
牛では、牛炭疽、牛ブルセラ病、牛結核病、牛ヨーネ病、牛気腫疽、牛破傷風、レプトスピラ症(牛レプトスピラ症)、牛ノカルジア、牛エンテロトキセミア、牛結核病、サルモネラ症(牛サルモネラ症)、牛カンピロバクター症、牛悪性水腫、牛アクチノバチルス症、牛壊死性腸炎、牛尿路コリネバクテリア感染症、牛大腸菌症、牛出血性敗血症、牛パスツレラ(マンヘミア)症 、乳房炎、大腸菌性乳房炎、牛ヘモフィルス・ソムナス感染症、牛肺疫、牛ボツリヌス症、牛マイコプラズマ肺炎、牛マイコプラズマ乳房炎、牛肝膿瘍、牛の伝染性角結膜炎、牛膀胱炎、牛腎盂腎炎、牛リステリア症、牛壊死桿菌症、牛放線菌病、牛デルマトフィルス症、牛肺疫、牛の流産不妊症、散発性牛脳脊髄炎、牛多発性関節炎、ダニ熱、エールリッキア症、牛出欠熱、コクシェラ症、アナプラズマ病、牛エペリスロゾーン等に有効である。
馬では、馬鼻疸、馬類鼻疸、馬破傷風、馬パラチフス、馬クレブジェラ感染症、馬伝染性子宮炎、ロドコッカス・エクイ感染症、馬腺疫、馬クラミジア感染症、馬ポトマック熱、めん羊、山羊病では、ブルセラ病、めん羊赤痢、仮性結核、非化膿性多発性関節炎、めん羊豚丹毒菌症、めん羊クロストリジウム症、めん羊伝染性趾皮膚炎、野兎病、水心襄、伝染性眼炎、流行性羊流産、めん羊多発性関節炎、伝染性漿膜炎、伝染性無乳症、山羊伝染性胸膜肺炎等に有効である。
犬、猫では、犬レプトスプラ症、犬ライム病、犬ブルセラ症、犬カンピロバクター症、犬ボルデテラ症、犬猫嫌気性菌症、猫レプトスプラ症、猫結核病、犬エールリッキア病、サケ中毒、猫ひっかき病、猫ヘルバネトラ症、猫クラミジア感染症、犬猫マイコプラズマ病、家禽では、家禽コレラ、鳥類アナチペスティファー症、鶏パラチフス、アリゾナ症、鶏ブドウ球菌症、ヒストフィルス・ソムニ感染症、放線菌症、リステリア症、デルマトフィルス症、趾乳頭腫症、鶏パスツレラ症、家禽サルモネラ感染症、サルモネラ症(鶏パラチフス)、鶏結核病、伝染性コリーザ、鳥の豚丹毒菌症、鳥カンピロバクター症、家禽クロストリジウム症、鶏壊死性腸炎、鶏大腸菌症、鶏ブドウ球菌症、鶏ボツリヌス症、鳥類レンサ球菌症、鳥類スピロヘータ症、鶏鼻気管炎、エジプチアネラ症、鳥類クラミジア病、鶏マイコプラズマ病、家禽マイコプラズマ滑膜炎等に有効である。
魚類では、ビブリオウ病、非運動性エロモナス感染症、運動性エロマナス敗血症、細菌性腎臓病、エドワージエラ病、冷水病、カラムナリス病、類結節症、パスツレラ症、赤口病、ノカルジア病、魚類マイコバクテリウム症、シュードマナス病、細菌性鰓病、レンサ球菌症等に有効である。
さらに、ここに挙げた疾病に限らず、マクロライドが有する免疫賦活作用、バイオフィルムに対する効果、等の抗菌作用以外に有する特有の効果に起因する治療薬としても使用することが可能である。
豚では、豚炭疽、豚ブルセラ病、豚気腫疽、豚レプトスピラ症、豚ワイル病、豚サルモネラ症、豚野兎病、豚萎縮性鼻炎、豚丹毒、豚滲出性表皮炎(滲出性皮膚炎、スス病)、豚増殖性腸炎、豚浮腫病、豚アクチノバチルス症、豚アルカノバクテリウム・ピオゲネス感染症、豚壊死性腸炎、豚胸膜肺炎、豚抗酸菌症、豚大腸菌症、豚出血性敗血症 、豚パスツレラ症(パスツレラ肺炎)、豚レンサ球菌症、豚ヘモフィルス・パラスイス感染症(グレーサー病)、豚アクチノマイセス・ピオゲネス症、豚エルシニア症、豚バクロイデス症、豚ブルセラ病、豚赤痢、豚エンテロトキセミア、豚レンサ球菌症、豚ブドウ球菌症、豚緑膿菌症、豚エペリスロゾーン病、豚クラミジア病、豚マイコプラズマ肺炎、豚マイコプラズマ関節炎等に有効である。
牛では、牛炭疽、牛ブルセラ病、牛結核病、牛ヨーネ病、牛気腫疽、牛破傷風、レプトスピラ症(牛レプトスピラ症)、牛ノカルジア、牛エンテロトキセミア、牛結核病、サルモネラ症(牛サルモネラ症)、牛カンピロバクター症、牛悪性水腫、牛アクチノバチルス症、牛壊死性腸炎、牛尿路コリネバクテリア感染症、牛大腸菌症、牛出血性敗血症、牛パスツレラ(マンヘミア)症 、乳房炎、大腸菌性乳房炎、牛ヘモフィルス・ソムナス感染症、牛肺疫、牛ボツリヌス症、牛マイコプラズマ肺炎、牛マイコプラズマ乳房炎、牛肝膿瘍、牛の伝染性角結膜炎、牛膀胱炎、牛腎盂腎炎、牛リステリア症、牛壊死桿菌症、牛放線菌病、牛デルマトフィルス症、牛肺疫、牛の流産不妊症、散発性牛脳脊髄炎、牛多発性関節炎、ダニ熱、エールリッキア症、牛出欠熱、コクシェラ症、アナプラズマ病、牛エペリスロゾーン等に有効である。
馬では、馬鼻疸、馬類鼻疸、馬破傷風、馬パラチフス、馬クレブジェラ感染症、馬伝染性子宮炎、ロドコッカス・エクイ感染症、馬腺疫、馬クラミジア感染症、馬ポトマック熱、めん羊、山羊病では、ブルセラ病、めん羊赤痢、仮性結核、非化膿性多発性関節炎、めん羊豚丹毒菌症、めん羊クロストリジウム症、めん羊伝染性趾皮膚炎、野兎病、水心襄、伝染性眼炎、流行性羊流産、めん羊多発性関節炎、伝染性漿膜炎、伝染性無乳症、山羊伝染性胸膜肺炎等に有効である。
犬、猫では、犬レプトスプラ症、犬ライム病、犬ブルセラ症、犬カンピロバクター症、犬ボルデテラ症、犬猫嫌気性菌症、猫レプトスプラ症、猫結核病、犬エールリッキア病、サケ中毒、猫ひっかき病、猫ヘルバネトラ症、猫クラミジア感染症、犬猫マイコプラズマ病、家禽では、家禽コレラ、鳥類アナチペスティファー症、鶏パラチフス、アリゾナ症、鶏ブドウ球菌症、ヒストフィルス・ソムニ感染症、放線菌症、リステリア症、デルマトフィルス症、趾乳頭腫症、鶏パスツレラ症、家禽サルモネラ感染症、サルモネラ症(鶏パラチフス)、鶏結核病、伝染性コリーザ、鳥の豚丹毒菌症、鳥カンピロバクター症、家禽クロストリジウム症、鶏壊死性腸炎、鶏大腸菌症、鶏ブドウ球菌症、鶏ボツリヌス症、鳥類レンサ球菌症、鳥類スピロヘータ症、鶏鼻気管炎、エジプチアネラ症、鳥類クラミジア病、鶏マイコプラズマ病、家禽マイコプラズマ滑膜炎等に有効である。
魚類では、ビブリオウ病、非運動性エロモナス感染症、運動性エロマナス敗血症、細菌性腎臓病、エドワージエラ病、冷水病、カラムナリス病、類結節症、パスツレラ症、赤口病、ノカルジア病、魚類マイコバクテリウム症、シュードマナス病、細菌性鰓病、レンサ球菌症等に有効である。
さらに、ここに挙げた疾病に限らず、マクロライドが有する免疫賦活作用、バイオフィルムに対する効果、等の抗菌作用以外に有する特有の効果に起因する治療薬としても使用することが可能である。
化合物(1)および(2)の抗菌活性は、以下に準じた方法により評価した。
化合物の評価方法について記載する。
化合物のin vitro抗菌活性をCLSI法(旧NCCLS法、M31-A2)(Performance Standards for Antimicrobial Disk and Dilution Susceptibility Tests for Bacteria Isolated from Animals; Approved Standard−Second Edition NCCLS M31-A2 Vol.22 No.6 2002)に準じ、微量液体希釈法を用いて測定した。培地はBBL Mueller Hinton II brothに馬溶血液、NADを加えたものを使用した。被験薬をエタノールに溶解後、上記液体培地を用い希釈し各濃度段階の被験薬溶液を96穴マイクロプレートに分注し、被検菌株を接種した。37℃ 20〜24時間5%炭酸ガス存在下において培養後、被験菌株の発育の有無を肉眼で観察し、被検菌株の発育を完全に抑制した最小の薬剤濃度を最小発育阻止濃度(Minimum inhibitory concentration; 以下MIC)とした。
化合物のin vitro抗菌活性をCLSI法(旧NCCLS法、M31-A2)(Performance Standards for Antimicrobial Disk and Dilution Susceptibility Tests for Bacteria Isolated from Animals; Approved Standard−Second Edition NCCLS M31-A2 Vol.22 No.6 2002)に準じ、微量液体希釈法を用いて測定した。培地はBBL Mueller Hinton II brothに馬溶血液、NADを加えたものを使用した。被験薬をエタノールに溶解後、上記液体培地を用い希釈し各濃度段階の被験薬溶液を96穴マイクロプレートに分注し、被検菌株を接種した。37℃ 20〜24時間5%炭酸ガス存在下において培養後、被験菌株の発育の有無を肉眼で観察し、被検菌株の発育を完全に抑制した最小の薬剤濃度を最小発育阻止濃度(Minimum inhibitory concentration; 以下MIC)とした。
化合物(1)ならびにそれらの薬理学上許容される塩、水和物およびそれらの溶媒和物からなる群から選ばれる物質をそのまま用いても良いが、通常は、有効成分である上記物質と1または2以上の製剤用添加物とを含む組成物を調製して投与することが好ましい。本発明の化合物は、経口または非経口(例えば静注、筋注、皮下注、皮内注、腹腔内投与、直腸投与、経皮投与)のいずれかの投与経路で動物に投与することが出来る。本発明の化合物は、投与経路に応じて適当な形態の組成物として調製できる。具体的には、主として静脈内投与用、筋肉内投与用、皮下投与用、皮内投与用、腹腔内投与用の注射剤、カプセル剤、錠剤、顆粒剤、散剤、丸剤、細粒剤、シロップ剤、トローチ錠等の経口剤、吸入剤、直腸投与剤、油脂性坐剤、水性坐剤、ローション、軟膏等の経皮投与剤などのいずれかの形態組成物として調製することが出来る。これらの組成物は、通常用いられている賦形剤、増量剤、結合剤、浸潤剤、崩壊剤、表面活性剤、滑沢剤、分散剤、緩衝剤、保存剤、溶解補助剤、防腐剤、矯味矯臭剤、無痛化剤、安定化剤などの製剤用添加物を用いて常法により製造することが出来る。賦形剤としては、例えば乳糖、果糖、ブドウ糖、コーンスターチ、ソルビット、結晶セルロースなどが、崩壊剤としては例えば澱粉、アルギン酸ナトリウム、ゼラチン、炭酸カルシウム、クエン酸カルシウム、デキストリン、炭酸マグネシウム、合成ケイ酸マグネシウムなどが、結合剤としては、例えばメチルセルロースまたはその塩、エチルセルロース、アラビアゴム、ゼラチン、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリビニルピロリドンなどが、滑沢剤としては、タルク、ステアリン酸マグネシウム、ポリエチレングリコール、硬化植物油などが、その他添加剤としてシロップ、ワセリン、グリセリン、エタノール、プロピレングリコール、クエン酸、塩化ナトリウム、亜硫酸ソーダ、リン酸ナトリウムなどがそれぞれ挙げられる。
上記の組成物中の有効成分の含有量は、特に限定されず、通常は組成物の形態に応じて適宜選択可能であり、通常は全組成物中の10〜95重量%、好ましくは30〜80重量%程度である。
本発明の投与量は、特に限定されず、投与経路及び投与形態、年齢、雌雄、疾患の相違、症状の程度等を考慮して適宜決定されるが、通常は1日当たり有効成分として約0.02〜200mg/kg、好ましくは0.2〜100mg/kg程度であり、この投与量を1日1回または数回に分けて投与することが出来る。
化合物(1)および(2)の合成方法は、WO2002/0646077の実施例76および実施例63を参照することが出来る。
上記の組成物中の有効成分の含有量は、特に限定されず、通常は組成物の形態に応じて適宜選択可能であり、通常は全組成物中の10〜95重量%、好ましくは30〜80重量%程度である。
本発明の投与量は、特に限定されず、投与経路及び投与形態、年齢、雌雄、疾患の相違、症状の程度等を考慮して適宜決定されるが、通常は1日当たり有効成分として約0.02〜200mg/kg、好ましくは0.2〜100mg/kg程度であり、この投与量を1日1回または数回に分けて投与することが出来る。
化合物(1)および(2)の合成方法は、WO2002/0646077の実施例76および実施例63を参照することが出来る。
以下に、本発明を実施例により具体的に記載する。
[実施例1]抗菌活性試験
本発明で得られる化合物のin vitro抗菌活性をCLSI法(旧NCCLS法、M31-A2)(Performance Standards for Antimicrobial Disk and Dilution Susceptibility Tests for Bacteria Isolated from Animals; Approved Standard−Second Edition NCCLS M31-A2 Vol.22 No.6 2002)に準じ、微量液体希釈法を用いて測定した。測定に使用した培地組成を下記に示した。
1,280 μg/mLとなるようエタノールに溶解した被験薬溶液を、下記液体培地を用いて10倍に希釈した被験薬溶液を更に上記液体培地を用いて2段階希釈を行い各濃度段階の被験薬溶液を調整した。このようにして調整した各濃度段階の被験薬溶液を96穴マイクロプレートに100μL/wellとなるように分注し、被検菌株約5×104 CFU/wellを接種した。
37℃ 20〜24時間5%炭酸ガス存在下において培養後、被験菌株の発育の有無を肉眼で観察し、被検菌株の発育を完全に抑制した最小の薬剤濃度を最小発育阻止濃度(Minimum inhibitory concentration; 以下MIC)とした。MIC50およびMIC90は、測定した菌株の50%または90%が発育を阻止される濃度。
本発明で得られる化合物のin vitro抗菌活性をCLSI法(旧NCCLS法、M31-A2)(Performance Standards for Antimicrobial Disk and Dilution Susceptibility Tests for Bacteria Isolated from Animals; Approved Standard−Second Edition NCCLS M31-A2 Vol.22 No.6 2002)に準じ、微量液体希釈法を用いて測定した。測定に使用した培地組成を下記に示した。
1,280 μg/mLとなるようエタノールに溶解した被験薬溶液を、下記液体培地を用いて10倍に希釈した被験薬溶液を更に上記液体培地を用いて2段階希釈を行い各濃度段階の被験薬溶液を調整した。このようにして調整した各濃度段階の被験薬溶液を96穴マイクロプレートに100μL/wellとなるように分注し、被検菌株約5×104 CFU/wellを接種した。
37℃ 20〜24時間5%炭酸ガス存在下において培養後、被験菌株の発育の有無を肉眼で観察し、被検菌株の発育を完全に抑制した最小の薬剤濃度を最小発育阻止濃度(Minimum inhibitory concentration; 以下MIC)とした。MIC50およびMIC90は、測定した菌株の50%または90%が発育を阻止される濃度。
(液体培地
BBL Mueller Hinton II broth (日本ベクトン・ディッキンソン) 22.0 g
馬溶血液* 20 mL
NAD(和光純薬) 0.2 g
精製水 1000 mL
*馬溶血液
サポニン(関東化学) 2.0 g
精製水 10 mL
馬脱繊血(ジャパン・ラム) 100 mL
精製水でサポニンを溶解し、滅菌後、馬脱繊血に添加した。
BBL Mueller Hinton II broth (日本ベクトン・ディッキンソン) 22.0 g
馬溶血液* 20 mL
NAD(和光純薬) 0.2 g
精製水 1000 mL
*馬溶血液
サポニン(関東化学) 2.0 g
精製水 10 mL
馬脱繊血(ジャパン・ラム) 100 mL
精製水でサポニンを溶解し、滅菌後、馬脱繊血に添加した。
化合物(1)と化合物(2)のMIC(μg/ml)
化合物(1)及び既存動物用抗菌薬のMIC(μg/ml)
牛、豚等の家畜動物で特に問題となる、細菌性呼吸器感染症の起因菌に対するMICを測定した結果を、表1、表2に示した。表1より、ヒトの呼吸器感染症で問題となるグラム陰性菌に対する抗菌力が最も強かった化合物(2)との比較において、化合物(1)は概ね8〜16倍優れた抗菌活性を有している。さらに、表2より、動物用マクロライド抗菌剤として用いられている、TS、AIV、TMS、TLM、およびJMとの同時比較において、化合物(1)は、これらの既存薬剤を大きく上回る顕著に強いMICを示した。例えば、最新の動物用抗菌剤マクロライドであるTLMとの比較において、概ね4〜8倍強い抗菌活性を有している。
化合物(I)は、既存の動物用マクロライドと比較して、動物で問題となる細菌性呼吸器感染症の主起因菌に対して強い抗菌活性を有することを見出し、極めて有用な動物用抗菌剤としての提供が可能となった。
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PCT/JP2012/052154 WO2012105563A1 (ja) | 2011-01-31 | 2012-01-31 | マクロライド誘導体からなる動物用医薬品 |
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