JP2014063344A - 携帯端末装置、表示プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

携帯端末装置、表示プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 複数の画像により構成される画像群を1つの画像ごとに表示画面に表示させるときに、画像切替指示を手入力しなくても、ユーザの意図したとおりのタイミングで画像を切替えることができる携帯端末装置を提供する。
【解決手段】 携帯端末装置100において表示制御部3は、画像読出部31、風圧判定部32および画像切替部33を備える。画像読出部31は、画像記憶部53からデジタルコンテンツを読出し、デジタルコンテンツにおける所望の一の画像を表示画面11に表示させる。風圧判定部32は、デジタルコンテンツにおける所望の一の画像が表示画面11に表示された状態で、風圧検出部4によって検出される風圧が風圧閾値以上の値であるか否かを判定する。画像切替部33は、風圧判定部32によって風圧が風圧閾値以上の値であると判定された場合、表示画面11に表示させる画像を前ページ画像または次ページ画像に切替える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、携帯端末装置、表示プログラム、および該プログラムを記録した記録媒体に関する。
近年、電子書籍や電子楽譜のようなデジタルコンテンツの普及により、数多くのデジタルコンテンツを、タブレット端末装置などの携帯端末装置で閲覧することが可能になってきている。
特許文献1,2には、タッチペンやジョイスティックなどによる指示操作に基づいて、表示画面に画像を表示させる携帯端末装置が開示されている。特許文献1,2に開示される携帯端末装置では、複数の画像により構成される画像群からなるデジタルコンテンツを1つの画像ごと(1ページごと)に表示画面に表示させる場合、タッチペンやジョイスティックなどが用いられて画像切替指示が入力されることで、表示画面に表示させる画像が切替えられる。
このような特許文献1,2に開示される携帯端末装置では、表示画面に表示させる画像を切替えるためには、タッチペンやジョイスティックなどによる画像切替指示操作が必要であり、たとえば、表示画面に表示される画像を視認しながら、携帯端末装置に対する操作以外の作業を両手で行っている場合には、表示画面に表示させる画像を切替えることができないという問題がある。
このような問題を解決する方法が特許文献3〜5に開示されている。特許文献3には、複数の画像により構成される画像群からなる電子書籍を1つの画像ごと(1ページごと)に表示画面に表示させる携帯端末装置が開示されている。特許文献3に開示される携帯端末装置では、各画像のデータ容量に基づいて各画像を表示画面に表示させるときの表示時間が算出され、その算出された表示時間ごとに表示画面に表示させる画像が切替えられる。
特許文献4,5には、複数の画像により構成される画像群からなる電子楽譜を1つの画像ごと(1ページごと)に表示画面に表示させる携帯端末装置が開示されている。特許文献4,5に開示される携帯端末装置では、表示画面に表示される画像(楽譜)を視認しながら演奏者(ユーザ)によって演奏される楽音が入力され、その入力された音の解析結果に基づいて表示画面に表示させる画像(楽譜)が切替えられる。
特開2004−206613号公報 特開2000−284884号公報 特開平6−231187号公報 特開平7−20858号公報 特開2001−265325号公報
特許文献3〜5に開示される携帯端末装置では、ユーザが、タッチペンやジョイスティックなどを用いて画像切替指示を手入力しなくても、表示画面に表示させる画像を切替えることができる。
しかしながら、特許文献3に開示される携帯端末装置では、各画像のデータ容量に基づいて算出された表示時間ごとに表示画面に表示させる画像が切替えられるので、ユーザの意図したとおりのタイミングで画像を切替えることができない場合がある。
また、特許文献4,5に開示される携帯端末装置では、入力された音の解析結果に基づいて表示画面に表示させる画像が切替えられるので、ユーザによる音以外の音が外乱として入力されてしまう場合があり、このような場合には、ユーザの意図したとおりのタイミングで画像を切替えることができない。
本発明の目的は、複数の画像により構成される画像群を1つの画像ごとに表示画面に表示させるときに、タッチペンやジョイスティックなどを用いて画像切替指示を手入力しなくても、ユーザの意図したとおりのタイミングで画像を切替えることができる携帯端末装置、表示プログラム、および該表示プログラムを記録した記録媒体を提供することである。
本発明は、複数のデータからなるデータ群を記憶するデータ記憶部と、
前記データ群における一のデータを表示する表示画面を有する表示部と、
前記表示画面の近傍に設けられ、風圧を検出するセンサを有する風圧検出部と、
前記表示部によるデータの表示を制御する表示制御部であって、
前記データ記憶部から前記データ群を読出し、該データ群における所望の一のデータを前記表示画面に表示させるデータ読出部と、
前記データ群における前記所望の一のデータが前記表示画面に表示された状態で、前記センサによって検出される風圧が予め定める閾値以上の値であるか否かを判定する風圧判定部と、
前記風圧判定部によって風圧が前記閾値以上の値であると判定された場合、前記表示画面に表示させるデータを、前記所望の一のデータに対して1つ前のデータ、または1つ後のデータに切替えるデータ切替部とを有する表示制御部と、を備えることを特徴とする携帯端末装置である。
また本発明の携帯端末装置において、前記センサは、互いに離間して設けられ、それぞれ個別に風圧を検出する第1風圧センサと第2風圧センサとからなり、
前記風圧判定部は、前記第1風圧センサおよび前記第2風圧センサによって検出されるそれぞれの風圧が前記閾値以上の値であるか否かを個別に判定し、
前記データ切替部は、前記第1風圧センサによって検出される風圧が前記閾値以上の値であると判定された場合に、前記表示画面に表示させるデータを、前記所望の一のデータに対して1つ前のデータに切替え、前記第2風圧センサによって検出される風圧が前記閾値以上の値であると判定された場合に、前記表示画面に表示させるデータを、前記所望の一のデータに対して1つ後のデータに切替えることを特徴とする。
また本発明の携帯端末装置において、前記センサは、互いに離間して設けられ、それぞれ個別に風圧を検出する第1風圧センサと第2風圧センサとからなり、
前記風圧判定部は、前記第1風圧センサおよび前記第2風圧センサによって検出されるそれぞれの風圧の差分が前記閾値以上の値であるか否か、およびどちらの風圧が大きいかを判定し、
前記データ切替部は、検出される風圧の差分が前記閾値以上の値であると判定された場合であって、前記第1風圧センサによって検出される風圧が前記第2風圧センサによって検出される風圧よりも大きいと判定された場合には、前記表示画面に表示させるデータを、前記所望の一のデータに対して1つ前のデータに切替え、前記第2風圧センサによって検出される風圧が前記第1風圧センサによって検出される風圧よりも大きいと判定された場合には、前記表示画面に表示させるデータを、前記所望の一のデータに対して1つ後のデータに切替えることを特徴とする。
また本発明の携帯端末装置において、前記表示制御部は、
前記閾値以上の風圧が前記センサによって連続的に検出される時間を計測する時間計測部と、
前記時間計測部によって計測された時間に応じて、前記データ切替部による前記表示画面に表示させるデータの切替時間を調整するデータ切替時間調整部と、をさらに有することを特徴とする。
また本発明は、コンピュータを、前記携帯端末装置における表示制御部として機能させるための表示プログラムである。
また本発明は、前記表示プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体である。
本発明によれば、携帯端末装置は、画像記憶部、表示部、風圧検出部および表示制御部を備える。データ記憶部は、複数のデータからなるデータ群を記憶する。表示部は、前記データ群における一のデータを表示する表示画面を有する。風圧検出部は、表示画面の近傍に設けられ、吹付けられた息などの風圧を検出するセンサを有する。表示制御部は、表示部によるデータの表示を制御し、データ読出部、風圧判定部、およびデータ切替部を有する。データ読出部は、データ記憶部からデータ群を読出し、該データ群における所望の一のデータを表示画面に表示させる。風圧判定部は、データ群における所望の一のデータが表示画面に表示された状態で、風圧検出部のセンサによって検出される風圧が予め定める閾値以上の値であるか否かを判定する。データ切替部は、風圧判定部によって風圧が前記閾値以上の値であると判定された場合、表示画面に表示させるデータを、前記所望の一の画像に対して1つ前のデータ、または1つ後のデータに切替える。
このように構成される携帯端末装置では、複数のデータにより構成されるデータ群を1つのデータごとに表示画面に表示させるときに、ユーザは、風圧検出部のセンサに息を吹付けることによって、タッチペンやジョイスティックなどを用いてデータ切替指示を手入力しなくても、ユーザの意図したとおりのタイミングでデータを切替えることができる。
また本発明によれば、風圧検出部のセンサは、互いに離間して設けられ、それぞれ個別に風圧を検出する第1風圧センサと第2風圧センサとからなる。風圧判定部は、第1風圧センサおよび第2風圧センサによって検出されるそれぞれの風圧が前記閾値以上の値であるか否かを個別に判定する。データ切替部は、第1風圧センサによって検出される風圧が前記閾値以上の値であると判定された場合に、表示画面に表示させるデータを、前記所望の一の画像に対して1つ前のデータに切替え、第2風圧センサによって検出される風圧が前記閾値以上の値であると判定された場合に、表示画面に表示させるデータを、前記所望の一のデータに対して1つ後のデータに切替える。
このように構成される携帯端末装置では、複数のデータにより構成されるデータ群を1つのデータごとに表示画面に表示させるときに、ユーザは、第1風圧センサに息を吹付けることによって、表示画面に表示させるデータを、所望の一のデータに対して1つ前のデータに切替え、第2風圧センサに息を吹付けることによって、所望の一のデータに対して1つ後のデータに切替えることができる。
また本発明によれば、風圧検出部のセンサは、互いに離間して表示画面の近傍に設けられ、それぞれ個別に風圧を検出する第1風圧センサと第2風圧センサとからなる。風圧判定部は、第1風圧センサおよび第2風圧センサによって検出されるそれぞれの風圧の差分が前記閾値以上の値であるか否か、およびどちらの風圧が大きいかを判定する。データ切替部は、検出される風圧の差分が前記閾値以上の値であると判定された場合であって、第1風圧センサによって検出される風圧が第2風圧センサによって検出される風圧よりも大きいと判定された場合には、表示画面に表示させるデータを、前記所望の一のデータに対して1つ前のデータに切替え、第2風圧センサによって検出される風圧が第1風圧センサによって検出される風圧よりも大きいと判定された場合には、表示画面に表示させるデータを、前記所望の一のデータに対して1つ後のデータに切替える。
このように構成される携帯端末装置では、複数のデータにより構成されるデータ群を1つのデータごとに表示画面に表示させるときに、ユーザは、第1風圧センサに息を吹付けることによって、表示画面に表示させるデータを、所望の一のデータに対して1つ前のデータに切替え、第2風圧センサに息を吹付けることによって、所望の一のデータに対して1つ後のデータに切替えることができる。また、第1風圧センサと第2風圧センサの両方の風圧検出値の差分を使うように、携帯端末装置を構成することによって、両方の風圧センサに風を受けるような、たとえば屋外の強風下での使用時にもユーザの所望の操作が可能となる。
また本発明によれば、表示制御部は、時間計測部とデータ切替時間調整部とをさらに有する。時間計測部は、前記閾値以上の風圧が風圧検出部のセンサによって連続的に検出される時間を計測する。そして、データ切替時間調整部は、時間計測部によって計測された時間に応じて、データ切替部による表示画面に表示させるデータの切替時間を調整する。
このように構成される携帯端末装置では、複数のデータにより構成されるデータ群を1つのデータごとに表示画面に表示させるときに、ユーザは、風圧検出部のセンサに息を吹付ける時間を調整することによって、データの切替時間を調整しながら表示画面に表示させるデータを切替えることができる。
また本発明によれば、表示プログラムは、コンピュータを、前記携帯端末装置における表示制御部として機能させるためのプログラムである。このような表示プログラムは、表示画面に表示させるデータの切替処理を、ソフトウェアで制御することができる。
また本発明によれば、記録媒体は、前記表示プログラムを記録したコンピュータ読取可能なものである。そのため、記録媒体から読み出された表示プログラムによって、前記携帯端末装置における表示制御部をコンピュータ上に実現することができる。
本発明の一実施形態に係る携帯端末装置100の外観を示す図である。 携帯端末装置100の電気的構成の一例を示すブロック図である。 携帯端末装置100の動作の第1例を示すフローチャートである。 携帯端末装置100の動作の第2例を示すフローチャートである。 携帯端末装置100の動作の第2例を示すフローチャートである。
図1は、本発明の一実施形態に係る携帯端末装置100の外観を示す図である。図2は、携帯端末装置100の電気的構成の一例を示すブロック図である。携帯端末装置100は、たとえば、スマートフォンなどの携帯電話装置や、パーソナルコンピュータ、タブレット端末装置、電子辞書などによって実現される。
携帯端末装置100は、複数のデータからなるデジタルコンテンツを1つのデータごと(1ページごと)に表示画面11に表示させることが可能な装置である。携帯端末装置100は、表示部1と、タッチパネル2と、表示制御部3と、風圧検出部4と、音声入出力部7と、タッチパネル制御部21と、各種記憶手段である主メモリ51、外部メモリ52、データ記憶部として機能する画像記憶部53およびプログラム記憶部54と、通信処理部61と、デコードエンコード処理部71と、MPU(Micro-Processing Unit)81と、外部メモリ制御部521と、不揮発性メモリ制御部531とを備えている。
本実施形態において、デジタルコンテンツは、たとえば、電子書籍、電子楽譜などのデータや、表計算ソフト用データ、ワープロソフト用データ、プレゼン用データ、写真などの画像データ等多種の電子データに適用可能である。携帯端末装置100において、デジタルコンテンツは、通信処理部61または外部メモリ52を介して取得される。デジタルコンテンツに含まれる各データは、各データに割り振られた識別符号、あるいはデータの名称、作成日時等の各データに付随する何らかの属性に基づいて順序づけられる。また、以下の説明ではコンテンツに含まれる「データ」が「画像」である場合を例として説明する。
通信処理部61は、たとえば無線または有線を介して配信されるデジタルコンテンツを受信するインタフェース部分であり、ネットワーク経由でデジタルコンテンツを取得する。通信処理部61によって取得されたデジタルコンテンツは、画像記憶部53の不揮発性メモリ領域に保存される。
外部メモリ52は、USBメモリやSDカードなどの記録媒体であり、デジタルコンテンツが記録されている。この外部メモリ52に記録されたデジタルコンテンツは、外部メモリ制御部521によって読取られ、画像記憶部53の不揮発性メモリ領域に保存される。
画像記憶部53に保存されたデジタルコンテンツは、不揮発性メモリ制御部531を介して、表示制御部3の画像読出部31によって読出され、表示部1によって表示される。
表示部1は、たとえば液晶ディスプレイまたは有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイなどによって構成され、複数の画像が予め定める順番で並べられた画像群からなるデジタルコンテンツを、前記予め定める順番に従って1つの画像ごと(1ページごと)に表示する表示画面11を有する。表示画面11は、たとえば長方形状に形成されている。
タッチパネル2は、X軸およびY軸を座標軸とする直交座標が設定された入力面を有し、表示部1の表示画面11上に重ね合わされて、表示部1と一体的に形成されている。このタッチパネル2は、入力面が外部に露出するように、筐体9内に収容されている。タッチパネル2は、ユーザからの指示情報が入力されるものであり、ユーザは、タッチパネル2の入力面に対する指やタッチペンなどによる入力操作によって、指示を入力することができる。
ユーザは、タッチパネル2に対して、表示部1の表示画面11に表示されているデジタルコンテンツのページ送り(一の画像に対して1つ後の順番の画像を表示させる指示)、ページ戻し(一の画像に対して1つ前の順番の画像を表示させる指示)、行スクロール、左右スクロール、拡大、縮小などの画像切替指示を入力することができる。このタッチパネル2は、タッチパネル制御部21によって制御される。タッチパネル制御部21は、タッチパネルドライバによって実現され、タッチパネル2の入力面に対する入力操作を検出する。
なお、本実施形態の携帯端末装置100では、詳細については後述するが、デジタルコンテンツを1つの画像ごと(1ページごと)に表示画面11に表示させるときに、ユーザは、風圧検出部4に息を吹付けることによって、タッチパネル2に対して画像切替指示を手入力しなくても、表示画面11に表示させる画像を切替えることができる。
音声入出力部7は、スピーカ72とマイクロフォン73とを含む。画像記憶部53に記憶されたデジタルコンテンツに音声データが含まれている場合、デコードエンコード処理部71がその音声データをデコードし、スピーカ72から出力する。また、マイクロフォン73から音声データが入力された場合、デコードエンコード処理部71がエンコードする。
MPU81は、主メモリ51、外部メモリ52、画像記憶部53およびプログラム記憶部54内に記憶されている各種データの転送を行ったり、携帯端末装置100を構成する各部に制御命令を発行して処理を実行させる。また、MPU81は、携帯端末装置100を動作させるコンテンツ表示プログラムのコードを、不揮発性メモリ制御部531を介してプログラム記憶部54から取出して、主メモリ51に記憶させ、コンテンツ表示プログラムを実行する。
風圧検出部4は、互いに離間して表示画面11の近傍に設けられる第1風圧センサ41と第2風圧センサ42とを有し、吹付けられた息の風圧を検出する。第1風圧センサ41と第2風圧センサ42とは、風圧を検出するときに誤検出を生じないように互いに離間して設けられていればよい。第1風圧センサ41と第2風圧センサ42とは、表示画面11に重ね合わせて設けられるタッチパネル2の入力面上に、表示画面11に対応する領域に略隣接するように設けられる。
表示画面11を正面視したときに表示画面11の長辺が左右方向に延びるように、横画面スタイルで携帯端末装置100が使用された場合には、タッチパネル2の入力面上において、第1風圧センサ41が左下端部に位置し、第2風圧センサ42が右下端部に位置するように、風圧検出部4が設けられる。また、表示画面11を正面視したときに表示画面11の長辺が上下方向に延びるように、縦画面スタイルで携帯端末装置100が使用された場合には、タッチパネル2の入力面上において、第1風圧センサ41が左上端部に位置し、第2風圧センサ42が左下端部に位置するように、風圧検出部4が設けられる。
なお、風圧検出部4が設けられる位置はこれに限らず、表示画面11の短辺に対して、第1風圧センサ41が左下端部に位置し、第2風圧センサ42が右下端部に位置するように、風圧検出部4が設けられてもよい。
第1風圧センサ41および第2風圧センサ42としては、公知の半導体圧力センサなどを用いることができる。半導体圧力センサとしては、半導体基板にダイアフラム部とゲージ抵抗とが形成されたものを挙げることができる。このような半導体圧力センサは、たとえば、半導体基板の裏面側からエッチングすることにより形成した薄肉のダイアフラム部と、半導体基板の表面側に形成された4つのゲージ抵抗とを有している。4つのゲージ抵抗はホイットストーンブリッジを構成するように電気的に接続されており、ダイアフラム部が圧力を受けて撓むと、各ゲージ抵抗にダイアフラム部の撓み量に応じた応力が発生し、この応力に応じてゲージ抵抗の抵抗値が変化する。この抵抗値変化を電気信号として取出すことにより、半導体圧力センサは圧力(風圧)の検出をする。
表示制御部3は、表示部1による画像の表示を制御するものであり、画像読出部31と、風圧判定部32と、画像切替部33と、時間計測部34と、画像切替速度制御部35とを備える。
画像読出部31は、データ読出部としての機能を果たし、画像記憶部53に保存されている、複数の画像からなる画像群であるデジタルコンテンツを、不揮発性メモリ制御部531を介して画像記憶部53から読出し、デジタルコンテンツにおける所望の一の画像を表示部1の表示画面11に表示させる。
風圧判定部32は、デジタルコンテンツにおける所望の一の画像が表示画面11に表示された状態で、風圧検出部4によって検出される風圧が予め定める閾値(以下、「風圧閾値」という)以上の値であるか否かを判定する。風圧検出部4が第1風圧センサ41と第2風圧センサ42とを有する本実施形態では、風圧判定部32は、第1風圧センサ41および第2風圧センサ42によって検出される風圧が風圧閾値以上の値であるか否かをそれぞれ個別に判定する。
画像切替部33は、データ切替部としての機能を果たし、風圧判定部32によって風圧が風圧閾値以上の値であると判定された場合に、表示部1の表示画面11に表示させる画像を、所望の一の画像に対して1つ前の画像(前ページ画像)、または1つ後の画像(次ページ画像)に切替える。風圧検出部4が第1風圧センサ41と第2風圧センサ42とを有する本実施形態では、画像切替部33は、第1風圧センサ41によって検出される風圧が風圧閾値以上の値であると判定された場合に、表示部1の表示画面11に表示させる画像を、前ページ画像に切替え、第2風圧センサ42によって検出される風圧が風圧閾値以上の値であると判定された場合に、表示画面11に表示させる画像を、次ページ画像に切替える。
時間計測部34は、風圧閾値以上の風圧が第1風圧センサ41または第2風圧センサ42によって連続的に検出される時間(以下、「風圧連続検出時間」という)を計測する。
画像切替速度制御部35は、データ切替時間調整部としての機能を果たし、時間計測部34によって計測された風圧連続検出時間に応じて、画像切替部33による表示画面11に表示させる画像の切替速度を制御する(画像の切替時間を調整する)。たとえば、画像切替速度制御部35は、時間計測部34によって計測された、第1風圧センサ41に対応する風圧連続検出時間が予め定める閾値(以下、「時間閾値」という)以上の値である場合に、画像切替部33を制御して、所定の標準速度よりも高速の切替速度で(所定の標準時間よりも短い切替時間で)、表示画面11に表示させる画像を前ページ画像に切替えさせる。また、画像切替速度制御部35は、時間計測部34によって計測された、第1風圧センサ41に対応する風圧連続検出時間が前記時間閾値未満の値である場合に、画像切替部33を制御して、所定の標準速度(低速の切替速度)で、表示画面11に表示させる画像を前ページ画像に切替えさせる。
また、画像切替速度制御部35は、時間計測部34によって計測された、第2風圧センサ42に対応する風圧連続検出時間が前記時間閾値以上の値である場合に、画像切替部33を制御して、所定の標準速度よりも高速の切替速度で(所定の標準時間よりも短い切替時間で)、表示画面11に表示させる画像を次ページ画像に切替えさせる。また、画像切替速度制御部35は、時間計測部34によって計測された、第2風圧センサ42に対応する風圧連続検出時間が前記時間閾値未満の値である場合に、画像切替部33を制御して、所定の標準速度(低速の切替速度)で、表示画面11に表示させる画像を次ページ画像に切替えさせる。
以上のように構成された携帯端末装置100では、複数の画像により構成されるデジタルコンテンツを1つの画像ごと(1ページごと)に表示部1の表示画面11に表示させるときに、ユーザは、風圧検出部4に息を吹付けることによって、タッチペンやジョイスティックなどを用いてタッチパネル2に対して画像切替指示を手入力しなくても、ユーザの意図したとおりのタイミングで画像を切替えることができる。
また本実施形態の携帯端末装置100では、風圧検出部4は、第1風圧センサ41と第2風圧センサ42とを有し、風圧判定部32は、第1風圧センサ41および第2風圧センサ42によって検出される風圧が風圧閾値以上の値であるか否かをそれぞれ個別に判定し、画像切替部33は、第1風圧センサ41によって検出される風圧が風圧閾値以上の値であると判定された場合に、表示画面11に表示させる画像を前ページ画像に切替え、第2風圧センサ42によって検出される風圧が風圧閾値以上の値であると判定された場合に、表示画面11に表示させる画像を次ページ画像に切替える。
このように構成された携帯端末装置100では、デジタルコンテンツを1つの画像ごと(1ページごと)に表示画面11に表示させるときに、ユーザは、第1風圧センサ41に息を吹付けることによって、表示画面11に表示させる画像を前ページ画像に切替え、第2風圧センサ42に息を吹付けることによって、次ページ画像に切替えることができる。
また本実施形態の携帯端末装置100では、時間計測部34は、風圧閾値以上の風圧が風圧検出部4によって連続的に検出される風圧連続検出時間を計測し、画像切替速度制御部35は、時間計測部34によって計測された風圧連続検出時間に応じて、画像切替部33による表示画面11に表示させる画像の切替速度を制御する(画像の切替時間を調整する)。
このように構成された携帯端末装置100では、デジタルコンテンツを1つの画像ごと(1ページごと)に表示画面11に表示させるときに、ユーザは、風圧検出部4に息を吹付ける時間を調整することによって、画像の切替速度(画像の切替時間)を調整しながら表示画面11に表示させる画像を切替えることができる。
次に、携帯端末装置100の動作について説明する。図3は、携帯端末装置100の動作の第1例を示すフローチャートである。
ステップS1では、MPU81は、画像記憶部53に保存されているデジタルコンテンツに関する一覧を表示部1に表示させる。MPU81は、タッチパネル2によって一のデジタルコンテンツの選択指示が入力されたと判断すると、画像読出部31を制御し、画像記憶部53に保存されている該一のデジタルコンテンツを、不揮発性メモリ制御部531を介して画像記憶部53から読出させ、デジタルコンテンツにおける所望の一の画像を表示部1の表示画面11に表示させる。
次にステップS2では、MPU81は、画像読出部31が読出したデジタルコンテンツが、複数の画像(複数のページ)により構成されているか否かを判断する。MPU81によってデジタルコンテンツが複数の画像により構成されていると判断された場合にはステップS3に進み、デジタルコンテンツが複数の画像により構成されておらず、1つの画像のみにより構成されていると判断された場合にはステップS2を繰返す。
ステップS3では、MPU81は、風圧検出部4の第1風圧センサ41または第2風圧センサ42によって風圧が検出されたか否かを判断する。MPU81が風圧検出部4によって風圧が検出されたと判断した場合にはステップS4またはステップS9に進み、MPU81が風圧検出部4によって風圧が検出されていないと判断した場合にはステップS3を繰返す。なお、風圧検出部4における第1風圧センサ41および第2風圧センサ42のいずれの風圧センサでも風圧が検出された場合には、ステップS3を繰返す。
ステップS4は、ステップS3において風圧検出部4の第1風圧センサ41によって風圧が検出された場合のステップである。ステップS4では、MPU81は、第1風圧センサ41によって風圧が検出されたと判断する。
次にステップS5では、MPU81は、風圧判定部32を制御し、デジタルコンテンツにおける所望の一の画像が表示画面11に表示された状態で、第1風圧センサ41によって検出される風圧が風圧閾値以上の値であるか否かを判定させる。風圧判定部32が、第1風圧センサ41によって検出される風圧が風圧閾値以上の値であると判定した場合にはステップS6に進み、第1風圧センサ41によって検出される風圧が風圧閾値未満の値であると判定した場合にはステップS3に戻る。
ステップS6では、MPU81は、時間計測部34によって計測された、第1風圧センサ41に対応する風圧連続検出時間が時間閾値以上の値であるか否かを判断する。MPU81によって風圧連続検出時間が時間閾値以上の値であると判断された場合にはステップS7に進み、風圧連続検出時間が時間閾値未満の値であると判断された場合にはステップS8に進む。
ステップS7では、MPU81は、画像切替速度制御部35を制御し、時間計測部34によって計測された、第1風圧センサ41に対応する風圧連続検出時間が時間閾値以上の値である場合に、所定の標準速度よりも高速の切替速度で、表示画面11に表示させる画像を前ページ画像に切替えさせる。
ステップS8では、MPU81は、画像切替速度制御部35を制御し、時間計測部34によって計測された、第1風圧センサ41に対応する風圧連続検出時間が時間閾値未満の値である場合に、所定の標準速度(低速の切替速度)で、表示画面11に表示させる画像を前ページ画像に切替えさせる。
ステップS9は、ステップS3において風圧検出部4の第2風圧センサ42によって風圧が検出された場合のステップである。ステップS9では、MPU81は、第2風圧センサ42によって風圧が検出されたと判断する。
次にステップS10では、MPU81は、風圧判定部32を制御し、デジタルコンテンツにおける所望の一の画像が表示画面11に表示された状態で、第2風圧センサ42によって検出される風圧が風圧閾値以上の値であるか否かを判定させる。風圧判定部32が、第2風圧センサ42によって検出される風圧が風圧閾値以上の値であると判定した場合にはステップS11に進み、第2風圧センサ42によって検出される風圧が風圧閾値未満の値であると判定した場合にはステップS3に戻る。
ステップS11では、MPU81は、時間計測部34によって計測された、第2風圧センサ42に対応する風圧連続検出時間が時間閾値以上の値であるか否かを判断する。MPU81によって風圧連続検出時間が時間閾値以上の値であると判断された場合にはステップS12に進み、風圧連続検出時間が時間閾値未満の値であると判断された場合にはステップS13に進む。
ステップS12では、MPU81は、画像切替速度制御部35を制御し、時間計測部34によって計測された、第2風圧センサ42に対応する風圧連続検出時間が時間閾値以上の値である場合に、所定の標準速度よりも高速の切替速度で、表示画面11に表示させる画像を次ページ画像に切替えさせる。
ステップS13では、MPU81は、画像切替速度制御部35を制御し、時間計測部34によって計測された、第2風圧センサ42に対応する風圧連続検出時間が時間閾値未満の値である場合に、所定の標準速度(低速の切替速度)で、表示画面11に表示させる画像を次ページ画像に切替えさせる。
上述した実施形態では、風圧検出部4が第1風圧センサ41および第2風圧センサ42の、2つの風圧センサを備える構成について説明したが、風圧検出部4が1つの風圧センサを備える構成であってもよい。
風圧検出部4が1つの風圧センサを備える構成である場合、デジタルコンテンツを1つの画像ごと(1ページごと)に表示画面11に表示させるときに、ユーザは、1つの風圧センサに息を吹付けることによって、表示画面11に表示させる画像を、前ページ画像または次ページ画像に切替えることができる。
上記の実施形態では、携帯端末装置100は、風圧判定部32が、第1風圧センサ41および第2風圧センサ42によって検出される風圧が風圧閾値以上の値であるか否かをそれぞれ個別に判定し、画像切替部33が、第1風圧センサ41によって検出される風圧が風圧閾値以上の値であると判定された場合に、表示画面11に表示させる画像を前ページ画像に切替え、第2風圧センサ42によって検出される風圧が風圧閾値以上の値であると判定された場合に、表示画面11に表示させる画像を次ページ画像に切替え、第1風圧センサ41および第2風圧センサ42のいずれの風圧センサでも風圧が検出された場合には、ステップS3を繰返すように構成されている。
携帯端末装置100は、上記の実施形態の変形例として、第1風圧センサ41と第2風圧センサ42の両方の風圧検出値の差分を使うように構成することもできる。すなわち、第1風圧センサ41の風圧検出値から第2風圧センサ42の風圧検出値の差を求め、その差分の絶対値(検出風圧差分絶対値)が予め定めた風圧閾値以上の値である場合において、第1風圧センサ41の風圧検出値が第2風圧センサ42の風圧検出値よりも大きい場合には前ページ画像に切替え、第2風圧センサ42の風圧検出値が第1風圧センサ41の風圧検出値よりも大きい場合には次ページ画像に切替えられる。2つの風圧センサの風圧検出値の差分値を用いることにより、両方の風圧センサに風を受けるような、たとえば屋外の強風下での使用時にもユーザの所望の操作が可能となる利点がある。
以下に、上記変形例における携帯端末装置100の動作について説明する。図4Aおよび図4Bは、携帯端末装置100の動作の第2例を示すフローチャートである。
ステップA1では、前述のステップS1と同様に、MPU81は、タッチパネル2によって一のデジタルコンテンツの選択指示が入力されたと判断すると、画像読出部31を制御し、画像記憶部53に保存されている該一のデジタルコンテンツを、不揮発性メモリ制御部531を介して画像記憶部53から読出させ、デジタルコンテンツにおける所望の一の画像を表示部1の表示画面11に表示させる。
次にステップA2では、前述のステップS2と同様に、MPU81は、画像読出部31が読出したデジタルコンテンツが、複数の画像(複数のページ)により構成されているか否かを判断する。MPU81によってデジタルコンテンツが複数の画像により構成されていると判断された場合にはステップA3に進み、デジタルコンテンツが複数の画像により構成されておらず、1つの画像のみにより構成されていると判断された場合にはステップA2を繰返す。
ステップA3では、MPU81は、風圧検出部4の第1風圧センサ41および第2風圧センサ42によって風圧が検出されたか否かを判断する。MPU81が風圧検出部4によって風圧が検出されたと判断した場合にはステップA4に進み、MPU81が風圧検出部4によって風圧が検出されていないと判断した場合にはステップA3を繰返す。
ステップA4では、MPU81は、風圧判定部32を制御し、ステップA3において検出された風圧検出部4の第1風圧センサ41と第2風圧センサ42とによって検出された風圧値の差分値、および、第1風圧センサ41と第2風圧センサ42のどちらの風圧検出値が大きいかを求めさせる。
次にステップA5では、MPU81は、風圧判定部32を制御し、ステップA4において求められた風圧値の差分値の絶対値(検出風圧差分絶対値)が風圧閾値以上の値であるか否かを判定させる。風圧判定部32が、検出風圧差分絶対値が予め設定された風圧閾値未満の値であると判定した場合にはステップA3に戻る。また、風圧判定部32が、検出風圧差分絶対値が前記風圧閾値以上の値であると判定した場合にはステップA6に進む。
ステップA6では、MPU81は、風圧判定部32を制御し、第1風圧センサ41の風圧検出値が第2風圧センサ42の風圧検出値よりも大きいか否かを判定させる。風圧判定部32が、第1風圧センサ41の風圧検出値が第2風圧センサ42の風圧検出値よりも大きいと判定した場合にはステップA7に進む。また、風圧判定部32が、第2風圧センサ42の風圧検出値が第1風圧センサ41の風圧検出値よりも大きいと判定した場合にはステップA10に進む。
ステップA7では、MPU81は、時間計測部34によって計測された、第1風圧センサ41と第2風圧センサ42とによって検出された風圧値の差分値の検出時間に対応する風圧連続検出時間が時間閾値以上の値であるか否かを判断する。MPU81によって風圧連続検出時間が時間閾値以上の値であると判断された場合にはステップA8に進み、風圧連続検出時間が時間閾値未満の値であると判断された場合にはステップA9に進む。
ステップA8では、前述のステップS7と同様に、MPU81は、画像切替速度制御部35を制御し、風圧連続検出時間が時間閾値以上の値である場合に、所定の標準速度よりも高速の切替速度で、表示画面11に表示させる画像を前ページ画像に切替えさせる。
ステップA9では、前述のステップS8と同様に、MPU81は、画像切替速度制御部35を制御し、風圧連続検出時間が時間閾値未満の値である場合に、所定の標準速度(低速の切替速度)で、表示画面11に表示させる画像を前ページ画像に切替えさせる。
ステップA10は、ステップA6において風圧判定部32が、第2風圧センサ42の風圧検出値が第1風圧センサ41の風圧検出値よりも大きいと判定した場合のステップである。ステップA10では、MPU81は、時間計測部34によって計測された、第1風圧センサ41と第2風圧センサ42とによって検出された風圧値の差分値の検出時間に対応する風圧連続検出時間が時間閾値以上の値であるか否かを判断する。MPU81によって風圧連続検出時間が時間閾値以上の値であると判断された場合にはステップA11に進み、風圧連続検出時間が時間閾値未満の値であると判断された場合にはステップA12に進む。
ステップA11では、前述のステップS12と同様に、MPU81は、画像切替速度制御部35を制御し、風圧連続検出時間が時間閾値以上の値である場合に、所定の標準速度よりも高速の切替速度で、表示画面11に表示させる画像を次ページ画像に切替えさせる。
ステップA12では、前述のステップS13と同様に、MPU81は、画像切替速度制御部35を制御し、風圧連続検出時間が時間閾値未満の値である場合に、所定の標準速度(低速の切替速度)で、表示画面11に表示させる画像を次ページ画像に切替えさせる。
上記変形例のように、第1風圧センサ41と第2風圧センサ42の両方の風圧検出値の差分を使うように、携帯端末装置100を構成することによって、両方の風圧センサに風を受けるような、たとえば屋外の強風下での使用時にもユーザの所望の操作が可能となる。
また、上記説明では風圧判定部32が2つの風圧センサの風圧検出値の差分値を求めるとしていたが、差分値を求めるために別の構成要素として差分値算出部を設けてもよい。
なお、上記の実施形態では、デジタルコンテンツを1つの画像ごと(1ページごと)に表示画面11に表示させる場合について例示しているが、いわゆる見開きで2ページ分の画像を表示してもよい。この場合、ユーザは、風圧検出部4に息を吹付けることによって、タッチパネル2に対して画像切替指示を手入力しなくても、表示画面11に表示させる画像を見開きで2ページ分切替えることができる。
また、上記の実施形態では、第1風圧センサ41が風圧閾値以上の風圧を検知した場合、または、第1風圧センサ41で検出した風圧が第2風圧センサ42で検出した風圧よりも大きい場合には前ページ画像に切替え、第2風圧センサ42が風圧閾値以上の風圧を検値した場合、または、第2風圧センサ42で検出した風圧が第1風圧センサ41で検出した風圧よりも大きい場合には次ページ画像に切替える態様を示した。しかしながらこの態様に限定されるものではなく、縦書きの電子書籍などの場合に対応するために、第1風圧センサ41が風圧閾値以上の風圧を検出した場合、または、第1風圧センサ41で検出した風圧が第2風圧センサ42で検出した風圧よりも大きい場合には次ページ画像に切替え、第2風圧センサ42が風圧閾値以上の風圧を検値した場合、または、第2風圧センサ42で検出した風圧が第1風圧センサ41で検出した風圧よりも大きい場合には前ページ画像に切替えるように構成されてもよい。この設定は、表示する画像データによって自動的に設定されてもよいし、ユーザが手動で設定してもよい。
また、上記の実施形態では、風圧連続検出時間が時間閾値以上の値である場合に標準速度よりも高速の切替え速度で表示画面11に表示させる画像を切替え、また、風圧連続検出時間が時間閾値未満の場合には所定の標準速度で表示画面11に表示させる画像を切替える態様を示した。しかしながらこの態様に限定されるものではなく、風圧連続検出時間が時間閾値以上の値である場合に標準速度で表示画面11に表示させる画像を切替え、また、風圧連続検出時間が時間閾値未満の場合には所定の標準速度よりも高速の切替え速度で表示画面11に表示させる画像を切替えるように構成してもよい。すなわち、風圧連続検出時間に応じて画像の切替え速度を変えるように構成すればよい。
また、上述した実施形態では、コンテンツ表示プログラムは、フラッシュメモリなどによって実現されるプログラム記憶部54に記憶されているが、半導体メモリおよびハードディスクなどの記憶装置に限定されるものではなく、コンピュータで読取り可能な記録媒体に記録されていてもよい。記録媒体は、たとえば図示しない外部記憶装置としてプログラム読取装置を設け、そこに記録媒体を挿入することによって読取り可能な記録媒体であってもよいし、または他の装置の記憶装置であってもよい。
いずれの記録媒体であっても、記録媒体に記憶されているコンテンツ表示プログラムがコンピュータからアクセスされて実行される構成であればよい。すなわち、いずれの記録媒体であっても、記録媒体からコンテンツ表示プログラムが読み出され、読み出されたコンテンツ表示プログラムが、記憶装置のプログラム記憶エリアに記憶されて、そのコンテンツ表示プログラムが実行される構成であればよい。さらに通信ネットワークを介して他の装置からダウンロードされてプログラム記憶エリアに記憶させてもよい。ダウンロード用のプログラムは、予めコンピュータの記憶装置に記憶しておくか、または別な記録媒体からプログラム記憶エリアにインストールしておく。
本体と分離可能に構成される記録媒体は、たとえば磁気テープ/カセットテープなどのテープ系の記録媒体、フロッピー(登録商標)ディスクなどの磁気ディスクのディスク系の記録媒体、フレキシブルディスク/ハードディスクなどの磁気ディスクもしくはCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)/MO(Magneto Optical disk)/MD(Mini Disk)/DVD(Digital Versatile Disk)などの光ディスクのディスク系の記録媒体、IC(Integrated Circuit)カード(メモリカードを含む)/光カードなどのカード系の記録媒体、またはマスクROM/EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)/EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)/フラッシュROMなどの半導体メモリを含む固定的にプログラムを担持する記録媒体であってもよい。
1 表示部
2 タッチパネル
3 表示制御部
4 風圧検出部
11 表示画面
21 タッチパネル制御部
31 画像読出部
32 風圧判定部
33 画像切替部
34 時間計測部
35 画像切替速度制御部
41 第1風圧センサ
42 第2風圧センサ
51 主メモリ
52 外部メモリ
53 画像記憶部
54 プログラム記憶部
100 携帯端末装置

Claims (6)

  1. 複数のデータからなるデータ群を記憶するデータ記憶部と、
    前記データ群における一の画像を表示する表示画面を有する表示部と、
    前記表示画面の近傍に設けられ、風圧を検出するセンサを有する風圧検出部と、
    前記表示部によるデータの表示を制御する表示制御部であって、
    前記データ記憶部から前記データ群を読出し、該データ群における所望の一のデータを前記表示画面に表示させるデータ読出部と、
    前記データ群における前記所望の一のデータが前記表示画面に表示された状態で、前記センサによって検出される風圧が予め定める閾値以上の値であるか否かを判定する風圧判定部と、
    前記風圧判定部によって風圧が前記閾値以上の値であると判定された場合、前記表示画面に表示させるデータを、前記所望の一の画像に対して1つ前のデータ、または1つ後のデータに切替えるデータ切替部とを有する表示制御部と、を備えることを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記センサは、互いに離間して設けられ、それぞれ個別に風圧を検出する第1風圧センサと第2風圧センサとからなり、
    前記風圧判定部は、前記第1風圧センサおよび前記第2風圧センサによって検出されるそれぞれの風圧が前記閾値以上の値であるか否かを個別に判定し、
    前記データ切替部は、前記第1風圧センサによって検出される風圧が前記閾値以上の値であると判定された場合に、前記表示画面に表示させるデータを、前記所望の一のデータに対して1つ前のデータに切替え、前記第2風圧センサによって検出される風圧が前記閾値以上の値であると判定された場合に、前記表示画面に表示させるデータを、前記所望の一のデータに対して1つ後のデータに切替えることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 前記センサは、互いに離間して設けられ、それぞれ個別に風圧を検出する第1風圧センサと第2風圧センサとからなり、
    前記風圧判定部は、前記第1風圧センサおよび前記第2風圧センサによって検出されるそれぞれの風圧の差分が前記閾値以上の値であるか否か、およびどちらの風圧が大きいかを判定し、
    前記データ切替部は、検出される風圧の差分が前記閾値以上の値であると判定された場合であって、前記第1風圧センサによって検出される風圧が前記第2風圧センサによって検出される風圧よりも大きいと判定された場合には、前記表示画面に表示させるデータを、前記所望の一のデータに対して1つ前のデータに切替え、前記第2風圧センサによって検出される風圧が前記第1風圧センサによって検出される風圧よりも大きいと判定された場合には、前記表示画面に表示させるデータを、前記所望の一のデータに対して1つ後のデータに切替えることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  4. 前記表示制御部は、
    前記閾値以上の風圧が前記センサによって連続的に検出される時間を計測する時間計測部と、
    前記時間計測部によって計測された時間に応じて、前記データ切替部による前記表示画面に表示させるデータの切替時間を調整するデータ切替時間調整部と、をさらに有することを特徴とする請求項1または2に記載の携帯端末装置。
  5. コンピュータを、請求項1〜4のいずれか1つに記載の携帯端末装置における表示制御部として機能させるための表示プログラム。
  6. 請求項5に記載の表示プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
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