JP2014063229A - コンテンツ配信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】端末がオフライン状態であってもユーザーに対して次話情報を提供する。
【解決手段】端末(20)とサーバー(10)とからなるコンテンツ配信システム(1)において、端末(20)は、コンテンツおよび次話情報を記憶するコンテンツデータ記憶部(24)およびライセンス・コンテンツ情報記憶部(27)と、次話情報に基づく誘導画面を表示するサービス制御部(25)と、誘導画面を表示することを指示するコンテンツ再生制御部(23)とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンテンツ配信サーバーおよびコンテンツ表示装置からなるコンテンツ配信システムに関する。
近年、携帯端末(コンテンツ表示装置)の発展に伴い、電子書籍は広く普及している。紙媒体である書籍と同様に、1つのコンテンツ(商品)のみで内容が完結する電子書籍もあれば、複数のコンテンツによって構成される電子書籍もある。前者のコンテンツはシリーズ性を持たないコンテンツであり、後者のコンテンツはシリーズ性を有するコンテンツである。電子書籍を配信する事業者は、ユーザーがシリーズ性を有するコンテンツを読了した場合に、ユーザーを当該コンテンツの次のコンテンツ(以下において次話コンテンツとも表現する)の閲覧に誘導したい。
特許文献1には、シリーズになったコンテンツの配信において、ユーザーが次話コンテンツを手軽にダウンロードできるようにする次話検索方法が記載されている。この次話検索方法は、モバイル端末(コンテンツ表示装置)が次話検索サーバー(コンテンツ配信サーバー)へ次話検索リクエストを送信するステップと、次話検索サーバーがダウンロード履歴情報に基づいて次話検索リクエストを送信するステップと、フロントサーバーが次話検索結果を送信するステップと、次話検索サーバーが次話検索結果を送信するステップを含む。この次話検索方法によって、次の効果が得られると特許文献1には記載されている。
(i) ユーザーが手軽に次話コンテンツをダウンロードすることができる。
(ii) ある1つのコンテンツだけではなく次話コンテンツも継続的に顧客にダウンロードしてもらうことにより、当該ユーザーが最初にアクセスしたコンテンツプロバイダは継続的に利益を上げることができる。
特開2010−108127号公報(2010年5月13日公開)
しかしながら、上述の次話検索方法は、ユーザーがコンテンツを読了した際に、端末がオンライン状態であり、次話検索サーバーおよびフロントサーバーと通信可能であることが前提条件になっている。図15を参照しながら、コンテンツ読了時に、端末がオフライン状態である場合に生じる課題について説明する。なお、以下においてコンテンツのことを商品とも表現する。
ユーザーが、シリーズ性を有する商品Aを購入し、商品Aを読了するまでのフローチャートを図15に示す。図15の(a)と(b)とは、商品Bが発売されるタイミングが異なる。商品Bは、商品Aの次話となる商品である。
図15の(a)に示すフローでは、電子書籍を販売するストアが新規商品Aの発売を開始し(ステップS1000)、ユーザーが商品Aを購入およびダウンロード(図にはDLと記載)する(ステップS1002)。ステップS1004は、ステップS1002とステップS1006との間に、たとえば数週間程度の時間経過を表すステップである。すなわち、ユーザーが商品Aを購入した数週間後に、ストアは商品Bの発売を開始する(ステップS1006)。商品B発売から数週間経過(ステップS1008)した後に、ユーザーは、商品Aの視聴を終了(読了)する(ステップS1010)。この際、ユーザーが用いる端末はオフライン状態にある。この場合、端末は、次話検索サーバーおよびフロントサーバーに接続不可能である。すなわち、端末は、商品Bに関する情報(以下において次話情報と表現する)を問い合わせることができず、ユーザーに対して商品Bの提示すること、および、ユーザーを商品Bの配信サイトに誘導することができない(ステップS1012)。
図15の(b)に示すフローでは、ストアは商品Aを発売し(ステップS1100)、商品Aの発売から数週間経過した後(ステップS1102)に、ストアは商品Aの次話である商品Bを発売する(ステップS1104)。ユーザーは商品Aを購入およびダウンロードし(ステップS1106)、その数週間後(ステップS1108)に、商品Aの視聴を終了する(ステップS1110)。この時、ユーザーが用いる端末はオフライン状態である。したがって、端末は、ユーザーに対して商品Bの提示すること、および、ユーザーを商品Bの配信サイトに誘導することができない(ステップS1112)。
このように、上記次話検索方法では、ユーザーが電子書籍の商品を読了した際に端末がオフライン状態であると、端末は次話情報を取得することができず、ユーザーを次話に誘導する機会を失う可能性が高い。
本発明は、上記の課題を鑑みてなされたものであり、ユーザーが電子書籍の商品を読了した際にコンテンツ表示装置がオフライン状態であっても、ユーザーに対して次話情報を提供し、次話への導線を張ることを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るコンテンツ配信システムは、コンテンツ配信サーバーとコンテンツ表示装置とからなるコンテンツ配信システムであって、上記コンテンツ配信サーバーは、コンテンツおよび上記コンテンツの次話情報を記憶する記憶手段と、上記記憶手段が記憶するコンテンツの情報を設定または更新するコンテンツ情報管理手段と、上記コンテンツ情報管理手段によって設定または更新された上記コンテンツの情報に基づいて上記次話情報を更新する次話情報更新手段と、上記コンテンツおよび上記次話情報を上記コンテンツ表示装置に送信する送信手段とを備え、上記コンテンツ表示装置は、上記コンテンツ配信サーバーから配信されたコンテンツおよび上記コンテンツの次話情報を受信する受信手段と、上記コンテンツおよび上記次話情報を記憶する記憶手段と、上記コンテンツを表示する表示手段と、上記次話情報に基づく誘導画面を上記表示手段に表示する誘導画面表示手段と、上記誘導画面表示手段に対して上記誘導画面を表示することを指示する指示手段とを備えることを特徴とする。
本発明の一態様によれば、ユーザーが電子書籍の商品を読了した際にコンテンツ表示装置がオフライン状態であっても、ユーザーに対して次話情報を提供し、次話への導線を張ることを実現する。
本発明の一実施形態に係るコンテンツ配信の構成を示す概略図である。 上記コンテンツ配信システムの構成を示す概略図である。 上記コンテンツ配信システムを構成するサーバーが備えるコンテンツデータ記憶部13が記憶する、コンテンツ基本情報の一例を示す図である。 (a)は本発明の一実施形態に係る次話情報の種類および概要を示す図であり、(b)は本発明の一実施形態に係るコンテンツ管理情報の一例を示す図である。 上記コンテンツ配信システムにおける処理の流れを示すフローチャートである。(a)は、商品Bの発売開始後にユーザーが商品Aを購入する場合の流れを示し、(b)は、商品Bの発売開始前にユーザーが商品Aを購入する場合の流れを示す。 (a)および(b)は、本発明の一実施形態に係るサーバーのコンテンツ管理情報の一例を示す。 上記サーバーにおける、新規商品が発売されるまでの流れを示すフローチャートである。 上記コンテンツ配信システムを構成する端末における、商品の視聴終了時の流れを示すフローチャートである。 上記端末が、上記サーバーへ次話情報問い合わせをする際の流れを示すフローチャートである。 上記端末における、次話情報案内の流れを示すフローチャートである。 (a)および(b)は、上記端末において次話情報がない場合に、上記端末が、ユーザを次話へ誘導する際の誘導画面を示す図である。 (a)および(b)は、上記端末において次話情報がある場合に、上記端末が、ユーザを次話へ誘導する際の誘導画面を示す図である。 上記サーバーが、上記端末から次話情報問い合わせを受けた際の流れを示すフローチャートである。 (a)および(b)は、上記サーバーのコンテンツ管理情報を示す図であり、(c)および(d)は、上記端末のコンテンツ管理情報を示すずである。 従来の次話検索方法における処理の流れを示すフローチャートである。
(コンテンツ配信システム1の概略)
電子書籍などの複数のコンテンツを配信するサーバー10(コンテンツ配信サーバー)と、コンテンツを閲覧する端末20(コンテンツ表示装置)とを備えているコンテンツ配信システム1の概略について、図1および2を参照しながら説明する。図1は、コンテンツ配信システム1を構成するサーバー10および端末20の構成を示す概略図である。サーバー10および端末20は、ネットワーク(電気通信回線網)を介して互いに通信可能に接続されている。図2は、ネットワークを介して、サーバー10と、複数の端末20a〜20cとが接続されている様子を示している。コンテンツ配信サービスを運営する事業者(以下において、単に事業者と表現する)は、端末20を利用するユーザの要望にしたがって、サーバー10から様々なコンテンツを配信する。
図2に示すように、端末20a〜20cの各端末20は、携帯電話(フィーチャーフォン)であってもよいし、スマートフォン、タブレット端末、電子書籍端末などであってもよい。また、端末20は、PC(personal computer)であってもよい。サーバー10と、端末20とを接続するネットワークとして、たとえばインターネット、携帯電話通信網などを利用することができる。ネットワークは、電子データおよびプログラムコードを伝送可能であればよく、特に限定されるものではない。
ユーザは、コンテンツを閲覧するためのアプリケーション(以下においてビューアと表現する)を、端末20において実行することによって、サーバー10からダウンロードしたコンテンツを閲覧する。ビューアは、コンテンツを閲覧することに加え、サーバー10からコンテンツをダウンロードする、ユーザに対してお勧めのコンテンツに関する情報を通知する、などの機能を備えている。なお、本実施形態におけるコンテンツは、電子書籍に限定されるものではなく、音声データおよび画像データであってもよい。
(サーバー10の構成)
図1に示すように、サーバー10は、入力部11、コンテンツ制御部12、コンテンツデータ記憶部13、サービス制御部14、ユーザー情報管理部15、ユーザー情報記憶部16、問い合わせ制御部17および通信部18を備えている。
(入力部11)
入力部11は、各コンテンツに係る情報(以下、コンテンツ基本情報とも表現する)を入力するための入力手段である。コンテンツ基本情報は、後述するようにコンテンツの商品ID、商品名、著者、配信開始日、価格などを含む。事業者は、配信すべき新しいコンテンツのコンテンツ基本情報を、入力部11を操作することによって後述するコンテンツデータ記憶部13に記憶させる。以下において、新しいコンテンツのコンテンツ基本情報を事業者が入力し、コンテンツデータ記憶部13に記憶させることを、新しいコンテンツをサーバー10に登録するとも表現する。また、コンテンツのことを商品とも表現する。
また、事業者は、入力部11を操作することによって、配信すべきコンテンツのデータを、図示しない外部記憶部からコンテンツデータ記憶部13に記憶させる。なお、以下においてコンテンツのデータのことを、単にコンテンツまたは商品とも表現する。
(コンテンツ基本情報)
図3に、コンテンツ基本情報の一例を示す。コンテンツ基本情報は、商品ID、商品名、著者に関する情報を含む。商品IDがXXX1〜XXX3の商品は、シリーズ性を有する“まんが1巻”〜“まんが3巻”であり、これらの著者は“A氏”である。商品IDがYYYYである商品は、シリーズ性を持たない“単行本”である。また、商品IDがZZZ1およびZZZ2である商品は、シリーズ性を有する“小説前篇”および“小説後篇”である。“単行本”、“小説前篇”および“小説後篇”の著者は、いずれも“B氏”である。
(コンテンツ制御部12)
コンテンツ制御部12は、入力部11から入力されるコンテンツ基本情報と、上記外部記憶部から供給されるコンテンツデータとを関連付けて、後述するコンテンツデータ記憶部13に記憶させる。
また、後述するサービス制御部14からの制御信号に応じて、コンテンツ制御部12は、コンテンツデータ記憶部13に記憶されているコンテンツデータおよびコンテンツ基本情報を、サービス制御部14を介して後述する通信部18に出力する。
さらに、コンテンツ制御部12は、サービス制御部14からの制御信号、または、入力部11から入力される操作に応じて、コンテンツデータ記憶部13に記憶されているコンテンツ基本情報およびコンテンツ管理情報を設定または更新する。すなわち、コンテンツ制御部12は、コンテンツ情報管理手段に対応する。なお、コンテンツ管理情報については後述する。
(コンテンツデータ記憶部13)
コンテンツデータ記憶部13(コンテンツ配信サーバーが備える記憶手段)は、コンテンツ制御部12が出力する制御信号に基づいて、上述の通りコンテンツデータおよびコンテンツ基本情報を記憶する。また、コンテンツデータ記憶部13は、各コンテンツの次話情報を格納したコンテンツ管理情報も記憶している。以下において、コンテンツデータ記憶部13に記憶されるコンテンツ管理情報のことを、サーバー10のコンテンツ管理情報とも表現する。コンテンツ配信サーバーの次話情報は、サーバー10のコンテンツ管理情報に含まれる次話情報に対応し、コンテンツ配信サーバーが備える記憶手段に記憶されている次話情報とも表現可能である。
(次話情報)
次話情報とは、コンテンツがシリーズ性を有するコンテンツであるか否か、シリーズ性を有する場合は当該コンテンツの次話はどのコンテンツなのか、などを表す情報である。図4の(a)は、次話情報の種別と、それぞれの次話情報が表す意味とをまとめた図である。
次話情報“exist:XXX2”は、そのコンテンツはシリーズ性を有するコンテンツであり、次話は商品IDがXXX2の商品であることを表す。
次話情報“finalVolume”は、そのコンテンツはシリーズ性を有するコンテンツであるが、当該コンテンツが完結話であるため次話はないことを表す。
次話情報“none”は、そのコンテンツはシリーズ性を有さないコンテンツ、すなわち、1話完結のコンテンツであるため次話はないことを表す。
次話情報“undefined”は、そのコンテンツの次話はあるとも、ないとも確定しておらず未定義であることを表す。
(コンテンツ管理情報)
上述のように、コンテンツ管理情報とは、各コンテンツの商品IDと次話情報とを対応づけて格納したものである。図4の(b)に、コンテンツ管理情報の一例を示す。商品IDがXXX1〜XXX3の商品は、シリーズ性を有するまんがである。XXX1の次話はXXX2なので、XXX1の次話情報は“exist:XXX2”である。同様に、XXX2の次話はXXX3なので、XXX2の次話情報は“exist:XXX3”である。一方、XXX3の次話は未発売であり、発売されるのか否かは確定していない。したがって、XXX3の次話情報は“undefined”である。
商品IDがYYYYの商品は単行本である。したがって、YYYYの次話はないため、その次話情報は“none”である。
商品IDがZZZ1およびZZZ2の商品は、小説の前篇および後篇である。したがって、ZZZ1の次話情報は“exist:ZZZ2”である。ZZZ2はシリーズ性を有する商品であるがZZZ2で完結するため、ZZZ2に次話はない。したがって、ZZZ2の次話情報は“finalVolume”である。
(通信部18)
送信手段18は、送信手段であり、受信手段でもある。通信部18は、ネットワークに接続されており、コンテンツデータ記憶部13から供給されるコンテンツデータおよびコンテンツ基本情報を送信する。また、通信部18は、後述する次話情報を送信する。
さらに、通信部18は、端末20が送信するユーザ情報、コンテンツ配信の要求、特定のコンテンツの次話情報問い合わせなどを受信する。次話情報の問い合わせについては後述する。なお、各コンテンツは、上述のように固有の商品IDを有している。以下において、商品IDがAであるコンテンツのことを商品Aとも表現する。通信部18は、受信したユーザ情報を、サービス制御部14を介してユーザー情報管理部15に出力し、受信したコンテンツ配信の要求を、サービス制御部14を介してコンテンツ制御部12に出力する。また、通信部18は、受信した特定のコンテンツ(たとえば商品A)の次話情報問い合わせを、後述する問い合わせ制御部17に出力する。
(問い合わせ制御部17)
問い合わせ制御部17は、商品Aの次話情報問い合わせを受けて、サービス制御部14に対して、商品Aの次話情報を出力するようにリクエストする。サービス制御部14は、当該リクエストを受けて、コンテンツデータ記憶部13に記憶されているコンテンツ管理情報の中から商品Aの次話情報を抽出し、問い合わせ制御部17に出力する。
(ユーザー情報管理部15)
ユーザー情報管理部15は、ユーザID、パスワード、氏名、住所などの属性情報などを含むユーザ情報と、ユーザが過去に配信を希望したコンテンツの配信履歴とを管理する。ユーザ情報は、ユーザが、コンテンツ配信サービスの利用を申し込む際に、事業者に対して提供する情報である。ユーザ情報および配信履歴は、ユーザ情報記憶部16に記憶されている。
また、ユーザー情報管理部15は、端末20からサーバー10への接続要求が合った際に、当該接続要求が含むユーザIDおよびパスワードと、ユーザー情報管理部15に記憶されているユーザIDおよびパスワードとを参照し、端末20の認証作業を実行する。
(サービス制御部14)
サービス制御部14は、コンテンツ制御部12、ユーザ情報管理部15、問い合わせ制御部17および通信部18を制御するための制御信号を、各部に対して出力する。言い換えれば、サービス制御部14は、サーバー10の動作を制御する。
(端末20の構成)
図1に示すように、端末20は、入力部21、出力部22、コンテンツ再生制御部23、コンテンツデータ記憶部24、サービス制御部25、ライセンス・コンテンツ情報管理部26、ライセンス・コンテンツ情報記憶部27、サービス通信制御部28および通信部29を備えている。
(入力部21および出力部22)
入力部21は、ユーザが端末20を操作するために用いる入力手段である。たとえば、端末20がスマートフォンまたはタブレット端末であれば、入力部21は、タッチパネルである。タッチパネルは、出力部22である表示パネルに内蔵、または、一体化されている。入力部21は、タッチパネルに限定されるものではなく、文字入力、アイコンの選択、メニューの選択などが可能な入力手段であればよい。
出力部22は、画像、映像および文字情報を表示可能な表示手段である。端末20がスマートフォンであれば、出力部22は、液晶表示パネル、有機EL(electro luminescence)パネルなどの表示パネルを備える。出力部22は、コンテンツを閲覧するためのビューア、コンテンツである電子書籍の内容などを表示する。
(コンテンツデータ記憶部24)
コンテンツ配信サービスにおいて、ユーザーが閲覧するコンテンツは、サーバー10からダウンロードすることによって端末20に供給される、または、サーバー10からストリーミング配信されることによってコンテンツが端末20に供給される。ダウンロードまたはストリーミング配信によって端末20に供給されたコンテンツは、コンテンツデータ記憶部24(コンテンツ表示装置が備える記憶手段)に記憶される。なお、サーバー10から端末20へ供給されるコンテンツが有料である場合には、供給されたコンテンツは、ユーザーが購入したコンテンツとも表現できる。
本実施形態では、コンテンツ配信サービスにより配信されるコンテンツは電子書籍であり、配信されたコンテンツは、端末20にダウンロードされコンテンツデータ記憶部24に記憶されているものとして説明する。
(コンテンツ再生制御部23)
コンテンツ再生制御部23は、ユーザが行う入力部21の操作に基づいて、ビューア内におけるコンテンツの再生(閲覧)、停止などのさまざまな動作を制御する。ユーザが入力部21を操作することによって特定のコンテンツ(たとえば商品A)の閲覧を指示した場合、後述するサービス制御部25は、当該指示を制御信号としてコンテンツ再生制御部23に出力する。コンテンツ再生制御部23は、当該制御信号を受けて、コンテンツデータ記憶部24に記憶されている商品Aの内容を出力部22に表示する。
ユーザーは、入力部21を操作することによって、閲覧するコンテンツを選択する以外に、閲覧しているコンテンツの次のページまたは前のページに移動する、閲覧しているコンテンツの次の章または前の章に移動する、閲覧しているコンテンツの目次を参照する、などを選択することが可能である。
ユーザーがコンテンツの最終ページを閲覧しており、さらに、(i) 最終ページから次のページへ移動するための操作をした場合、または、(ii) 閲覧しているコンテンツを閉じるための操作をした場合、コンテンツ再生制御部23は、コンテンツの閲覧(表示)が終了したことを検出する。(i)の操作は、出力部22に出力されているコンテンツの最終ページをめくる操作とも表現できる。(ii)の操作は、出力部22に出力されているコンテンツの表示を終了する操作とも表現できる。コンテンツ再生制御部23は、(i)または(ii)の操作を検出すると、誘導画面を出力部22に出力させるための制御信号を、後述のサービス制御部25に出力する。言い換えれば、誘導画面を出力するタイミングをサービス制御部25に対して指示する。したがって、コンテンツ再生制御部23は、指示手段である。
(サービス制御部25)
サービス制御部25は、コンテンツ再生制御部23からの制御信号を受けて、コンテンツの次話情報に基づく誘導画面を、出力部22に出力する。したがって、サービス制御部25は、誘導手段に対応する。コンテンツの次話情報に基づく誘導画面については、後述する(図11および図12参照)。
また、サービス制御部25は、端末20が備える出力部22、コンテンツ再生制御部23、ライセンス・コンテンツ情報管理部26、サービス通信制御部28、および、通信部29を制御するための制御信号を、各部に対して出力する。すなわち、サービス制御部25は、端末20の動作を制御する。
(ライセンス・コンテンツ情報管理部26)
ライセンス・コンテンツ情報管理部26は、端末20にダウンロードされコンテンツを再生するために必要とされるライセンス情報を管理する。サーバー10からダウンロードしたコンテンツがDRM(digital rights management)によってその再生を制限されている場合に、サーバー10は、コンテンツと、コンテンツを再生するために必要な鍵とを端末20に供給する。ライセンス・コンテンツ情報管理部26は、この鍵を後述するライセンス・コンテンツ情報記憶部27に記憶させる。また、サービス制御部25からの制御信号に応じて、DRMによる制限を、鍵を用いて解除する。
ライセンス・コンテンツ情報管理部26は、ライセンス情報を管理することに加え、後述するライセンス・コンテンツ情報記憶部27に記憶されているコンテンツ管理情報を管理する。サービス制御部25からの制御信号に応じて、コンテンツ管理情報が含む次話情報を読み出したり、次話情報を更新したりする。
(ライセンス・コンテンツ情報記憶部27)
ライセンス・コンテンツ情報記憶部27(コンテンツ表示装置が備える記憶手段)は、コンテンツを再生するために必要とされるライセンス情報と、コンテンツ管理情報を記憶している。以下において、ライセンス・コンテンツ情報記憶部27が記憶しているコンテンツ管理情報のことを、端末20のコンテンツ管理情報とも表現する。コンテンツ表示装置の次話情報は、端末20のコンテンツ管理情報が含む次話情報に対応し、コンテンツ表示装置が備える記憶手段に記憶されている次話情報とも表現可能である。
なお、本実施形態においてコンテンツデータ記憶部24およびライセンス・コンテンツ情報記憶部27を別個の記憶部として記載しているが、これらは1つの記憶部にまとめられていてもよい。コンテンツデータ記憶部24およびライセンス・コンテンツ情報記憶部27は、いずれもコンテンツ表示装置が備える記憶手段に対応する。
(サービス通信制御部28)
サービス通信制御部28は、ユーザーが入力部21を操作することによって選択した動作を、サーバー10に対してリクエストするコマンドを生成し、当該コマンドを後述の通信部29に出力する。たとえば、ビューアに表示されるコンテンツのうち1つのコンテンツをダウンロードすることをユーザーが選択した場合、サービス通信制御部28は、当該コンテンツをダウンロードするためのコマンドを生成し、通信部29に出力する。
(通信部29)
通信部29は、送信手段であり、受信手段でもある。通信部29は、サービス通信制御部28が生成したコマンドを、ネットワーク50を介してサーバー10に送信する。また、通信部29は、サーバー10が送信するコンテンツ、コンテンツ基本情報およびコンテンツ管理情報を受信する。通信部29が受信したコンテンツおよびコンテンツ基本情報は、コンテンツ再生制御部23を介してコンテンツデータ記憶部24に記憶される。また、通信部29が受信したコンテンツ管理情報は、上述の通りライセンス・コンテンツ情報管理部26を介してライセンス・コンテンツ情報記憶部27に記憶される。
(次話情報をユーザーに提供するフロー)
図5〜図10を参照しながら、商品Aの閲覧を終了したユーザに対して、端末20が商品Aの次話情報に基づく誘導画面を提供する際のフローについて説明する。図5は、商品Aの閲覧を終了したユーザに対して、コンテンツ配信システム1が商品Aの次話情報を提供する際の流れを示すフローチャートである。ここで、商品Aおよび商品Bは同一シリーズに属する商品であり、かつ、商品Bは商品Aの次話である。なお、以下において、コンテンツ配信サービスのことを、ストアと表現する。
(第1のフロー)
まず、図5の(a)を参照しながら説明する。
ステップS100:ストアが、新規商品として商品Aの発売を開始する。この際、事業者は、商品Aのコンテンツ基本情報を登録し、当該コンテンツ基本情報はコンテンツデータ記憶部13に記憶される。事業者は、商品Aをサーバー10に公開することによって商品Aの発売を開始する。また、コンテンツデータ記憶部13に記憶されているコンテンツ管理情報には、商品Aの次話情報が追加される。この時点において、商品Aはシリーズ性を有するのか否か、そして、次話があるのかないのかが定義されていない。したがって、図6の(a)に示すように、商品Aの次話情報は“undefined”である。
ステップS102:商品Aが新発売されてから、ある程度の期間が経過する。ここでは、ある程度の期間を3週間とする。
ステップS104:事業者は商品Bをサーバー10に登録し、ストアは新規商品として商品Bの発売を開始する。上述の通り、商品Bは、商品Aの次話である。この商品Bをサーバー10に登録するステップは、図7に示すサブステップからなる。
(商品Bを発売するまでのフロー)
ステップS140:事業者は、商品Bをサーバー10に登録する。
ステップS142:事業者は、商品Bの発売開始操作を実行する。
ステップS144:コンテンツ制御部12は、商品Bを次話として紐づけるべき前話情報がコンテンツ基本情報に含まれているか否かを判定する。
ステップS146:商品Bを次話として紐づけるべき前話情報がコンテンツ基本情報に含まれている場合(ステップS144においてYES)、コンテンツ制御部12は、前話情報に記載されている前話、この場合であれば商品Aと、商品Bとを紐づける。より詳しくは、商品Aの次話情報として、商品Bのコンテンツ基本情報を紐づける。すなわち、コンテンツ制御部12は、コンテンツデータ記憶部13に記憶されているコンテンツ管理情報を、図6の(b)に示すように更新する。具体的には、商品Aの次話情報を“undefined”から“exist:B”に更新し、商品Bの次話情報を“undefined”として追加する。
ステップS148:商品Aの次話情報として、商品Bのコンテンツ基本情報を紐づけた後に、ストアは、商品Bの発売を開始する。一方、商品Bを次話として紐づけるべき前話情報がコンテンツ基本情報に含まれていない場合(ステップS144においてNO)、ストアは商品Bのコンテンツ基本情報を紐づけることなく商品Bの発売を開始する。ここで、処理は図5の(a)に示すステップS106に進む。
ステップS106:ユーザが端末20の入力部21を操作し、商品Aを購入する。端末20の通信部29は、商品Aのコンテンツデータをサーバー10からダウンロードし、サービス制御部25は、コンテンツ再生制御部23に対して、商品Aをコンテンツデータ記憶部24に記憶させる制御信号を出力する。また、商品Aのコンテンツ基本情報は、商品Aの次話が商品Bであるという次話情報を含んでいる。サービス制御部25は、ライセンス・コンテンツ情報管理部26に対して、商品Aの次話情報をライセンス・コンテンツ情報記憶部27に記憶させる制御信号を出力する。
ステップS108:ユーザが商品Aを購入およびダウンロードしてからある程度の期間が経過する。ここでは、ある程度の期間を3週間とする。
ステップS110:ユーザは、商品Aを最後まで読み、商品Aの閲覧を終了する。コンテンツ再生制御部23は、商品Aの閲覧が終了したことを検出し、この検出結果をサービス制御部25に出力する。サービス制御部25は、ライセンス・コンテンツ情報管理部26に対して、商品Aの次話情報をサービス制御部25に出力させる。サービス制御部25は、ライセンス・コンテンツ情報管理部26から供給される次話情報の内容に応じて、出力部22に商品Bに関する情報を表示させたり、商品Bの購入画面へ誘導する内容を表示させたりする。すなわち、さまざまな誘導画面を出力部22に出力する。ステップS110は、図8〜図10に示すサブステップからなる。
(コンテンツ閲覧終了時のフロー)
ステップS180:ユーザが商品Aの閲覧を終了する。
ステップS182:サービス制御部25は、商品Aの次話情報が未定であるか否かを判定する。ステップS186に進む。
ステップS184:商品Aの次話情報が未定(YES)である場合、サービス制御部25は、図9に示す商品Aの次話情報問い合わせの処理を開始する(ステップS200)。
(次話情報問い合わせのフロー)
ステップS202:サービス通信制御部28は、サービス制御部25からの制御信号に基づいて、端末20がオンライン状態か否かを判定する。端末20がオンライン状態でない(NO)場合、サービス通信制御部28は、サービス制御部25にNOの判定結果を返し、サービス制御部25は次話情報問い合わせの処理を終了する(ステップS210)。
ステップS204:端末20がオンライン状態である(YES)場合、サービス通信制御部28は、商品Aの次話情報問い合わせをリクエストするコマンドを生成し、通信部29に出力する。通信部29は当該コマンドをサーバー10に対して送信する。
ステップS206:通信部29は、サーバー10が送信する、商品Aの次話情報問い合わせに対する応答(すなわち商品Aの次話情報)を受信する。通信部29は、商品Aの次話情報をサービス制御部25に出力する。
ステップS208:サービス制御部25は、ライセンス・コンテンツ情報管理部26に対して制御信号を出力し、商品Aの次話情報をライセンス・コンテンツ情報記憶部27に記憶させる。
ステップS210:サービス制御部25は、商品Aの次話情報問い合わせの処理を終了する。ステップS182において、商品Aの次話情報が未定ではない(NO)である場合も、サービス制御部25は、商品Aの次話情報問い合わせの処理を終了する。処理は、図8に示すステップS186へ進む。
ステップS186:サービス制御部25は、ライセンス・コンテンツ情報記憶部27に記憶されている商品Aの次話情報に基づいて、次話情報案内を実行する。次話情報案内は、図10に示すサブステップ(ステップS220〜ステップS234)からなる。
(次話情報案内のフロー)
ステップS220:サービス制御部25は、商品Aの次話情報案内の処理を開始する。
ステップS222:サービス制御部25は、商品Aの次話情報が、次話ありか否かを判定する。
ステップS224:次話情報が、次話ありではない(ステップS222においてNO)場合、サービス制御部25は、サービス通信制御部28に対して、端末20がオンライン状態であるか否かを判定させる。次話情報が次話ありではない場合とは、言い換えれば、次話情報が最終話、次話なし、および、未定のいずれかの場合である。
ステップS226:端末20がオンライン状態である場合、サービス通信制御部28は、その旨をサービス制御部25に出力する。サービス制御部25は、著者が、商品Aの著者と同一である商品の検索ページに誘導する。具体的には、図11の(a)に示す案内画面を表示部22に表示する。
ステップS228:端末20がオンライン状態でない場合、サービス制御部25は、次話情報案内の処理を終了し、図11の(b)に示す画面を表示部22に表示する。
ステップS230:次話情報が、次話あり(ステップS222においてYES)の場合、サービス制御部25は、サービス通信制御部28に対して、端末20がオンライン状態であるか否かを判定させる。
ステップS232:端末20がオンライン状態である場合、サービス通信制御部28は、その旨をサービス制御部25に出力する。サービス制御部25は、商品Aの次話は商品Bであるという次話情報に基づいて、表示部22に、図12の(a)に示す画面を表示する。すなわち、商品Bが発売中であることをユーザに通知し、商品Bの購入ページへ誘導する、または、商品Bを後でチェックすることが可能なように、商品Bの購入ページをブックマークする。商品Bの購入ページをブックマークするとは、言い換えれば、当該購入ページを後刻開くために必要な情報を、たとえばライセンス・コンテンツ情報記憶部27に記憶させることである。
ステップS234:端末20がオンライン状態でない場合、サービス通信制御部28は、その旨をサービス制御部25に出力する。サービス制御部25は、商品Aの次話は商品Bであるという次話情報に基づいて、表示部22に、図12の(b)に示す画面を表示する。すなわち、商品Bが発売中であることをユーザに通知し、商品Bを後でチェックすることが可能なように、商品Bの購入ページをブックマークする。
(第2のフロー)
図5の(b)を参照しながら、商品Aの閲覧を終了したユーザに対して、端末20が商品Aの次話情報を提供する際の別のフローについて説明する。図5の(b)は、図5の(a)と比較して、ストアが商品Bを発売開始するタイミングと、ユーザーが商品Aを購入およびダウンロードするタイミングとが入れ替わっている。したがって、ユーザーが購入した商品Aの次話情報には商品Bに関する情報が書き込まれておらず、商品Aの次話情報は未定義である。したがって、商品Bが発売された後であって、かつ、ユーザーが商品Aの閲覧を終了するまでのいずれかのタイミングにおいて、端末20は、サーバー10に対して商品Aの次話情報問い合わせを実行する。以下では、これらの差異について重点的に説明する。
ステップS120:ストアは、新規商品として商品Aを発売開始する。このステップは、図5の(a)におけるステップS100と同様である。
ステップS122:ユーザが端末20の入力部21を操作し、商品Aを購入する。端末20の通信部29は、商品Aのコンテンツデータをサーバー10からダウンロードし、サービス制御部25は、コンテンツ再生制御部23に対して、商品Aをコンテンツデータ記憶部24に記憶させる制御信号を出力する。また、商品Aのコンテンツ基本情報は、商品Aの次話が商品Bであるという次話情報を含んでいる。サービス制御部25は、ライセンス・コンテンツ情報管理部26に対して、商品Aの次話情報をライセンス・コンテンツ情報記憶部27に記憶させる制御信号を出力する。この時点では、商品Bは未発売であり、商品Aの次話が発売されるか否か確定していない。したがって、商品Aの次話情報は未定義である。
ステップS124:ユーザが商品Aを購入およびダウンロードしてからある程度の期間が経過する。ここでは、ある程度の期間を3週間とする。
ステップS126:ストアが商品Aの次話として、商品Bの発売を開始する。このステップは、図5の(a)におけるステップ104と同様である。より詳しくは、図6に示すステップS140〜ステップS148が実行される。この時点において、サーバー10が記憶するコンテンツ管理情報における商品Aの次話情報は、商品Bに紐づけられている。しかし、端末20のラインセンス・コンテンツ情報記憶部27に記憶されている商品Aの次話情報は、商品Bに紐づけされておらず未定義のままである。
ステップS128:ストアが商品Bを発売してからある程度の期間が経過する。ここでは、ある程度の期間を1日とする。
ステップS130:サービス制御部25は、次話情報が未定義である商品Aの次話情報を、サーバー10に対して問い合わせる。このステップは、図9に示すステップS200〜ステップS210のステップと同様である。サーバー10に対して商品Aの次話情報問い合わせを実行することによって、ライセンス・コンテンツ情報記憶部27が記憶している商品Aの次話情報は、未定義から次話あり(商品B)に更新される。
ステップS132:ユーザは、商品Aを最後まで読み、商品Aの閲覧を終了する。サービス制御部25は、ライセンス・コンテンツ情報管理部26に対して、商品Aの次話情報をサービス制御部25に出力させる。サービス制御部25は、ライセンス・コンテンツ情報管理部26から供給される次話情報の内容に応じて、出力部22に商品Bに関する情報を表示させたり、商品Bの購入画面へ誘導する内容を表示させたりする。このステップは、図5の(a)におけるステップS110と同様である。
(次話情報問い合わせのタイミング)
本実施形態において、ストアが商品Bを発売してから、サービス制御部25がサーバー10に対して次話情報問い合わせを実行するまでの期間(すなわちステップS128)を1日として説明したが、この期間は1日に限定されるものではない。たとえば、ユーザーが毎日配信されるコンテンツである新聞を利用しているとする。この場合、ユーザーは、少なくとも1日に1回はコンテンツ配信サービスを利用し、端末20をサーバー10に接続する。したがって、このような場合には、新聞をダウンロードする際に、サービス制御部25は、サーバー10に対して次話情報問い合わせを実行してもよい。
サービス制御部25は、所定の間隔によって次話情報問い合わせを実行してもよい。所定の間隔は特に限定されるものではない。サービス制御部25は、ユーザーが新しい商品を探すなどの目的で、端末20とサーバー10とを接続した際に、サーバー10に対して次話情報問い合わせを実行してもよい。
(端末からの次話情報問い合わせ)
ここまでに説明したフローは、端末20から見たフローである。ここでは、図13を参照しながら、サーバー10が、端末20から次話情報問い合わせを受けた際に実行する処理について説明する。ここで説明する次話情報問い合わせのフローは、端末20から見たフローにおけるステップS204およびステップS206(図9参照)に対応する。
ステップS160:ステップS204において、端末20は、サーバー10に商品Aの次話情報を問い合わせる。言い換えれば、サーバー10は、端末20から商品Aの次話情報問い合わせを受信する。より具体的には、通信部18が次話情報問い合わせを受信し、通信部18は受信した次話情報問い合わせを問い合わせ制御部17に出力する。問い合わせ制御部17は、商品Aの次話情報問い合わせを受けて、サービス制御部14に対して、商品Aの次話情報を出力するようにリクエストする。サービス制御部14は、当該リクエストを受けて、コンテンツデータ記憶部13に記憶されているコンテンツ管理情報の中から商品Aの次話情報を抽出し、問い合わせ制御部17に出力する。この時点における商品Aの次話情報は“exist:B”である。
ステップS162:問い合わせ制御部17は、サービス制御部14から受け取った商品Aの次話情報を通信部18に出力する。通信部18は、問い合わせ制御部17から出力された商品Aの次話情報を、端末20に対して返信する。
(コンテンツ管理情報の遷移)
図14を参照しながら、サーバー10のコンテンツデータ記憶部13に記憶されているコンテンツ管理情報、および、端末20のライセンス・コンテンツ情報記憶部27に記憶されているコンテンツ管理情報の遷移について説明する。なお、それぞれのコンテンツ情報のことを、以下では、サーバー10のコンテンツ管理情報、および、端末20のコンテンツ管理情報と表現する。
図14の(a)は、ストアが新規商品として商品Aを発売した時点におけるサーバー10のコンテンツ管理情報を示す図である。図14の(a)に示すコンテンツ管理情報は、ステップS100(図5の(a)参照)およびステップS120(図5の(b)参照)の時点におけるサーバー10のコンテンツ管理情報に対応する。商品Aが発売された時点では、商品Aの次話が発売されるか否かは未定である。したがって、商品Aの次話情報は“undefined”である。
図14の(b)は、ストアが新規商品として商品Bを発売した後の時点におけるサーバー10のコンテンツ管理情報を示す図である。図14の(b)に示すコンテンツ管理情報は、ステップS104(図5の(a)参照)およびステップS126(図5の(b)参照)の時点におけるサーバー10のコンテンツ管理情報に対応する。商品Bは、商品Aの次話である。じたがって、商品Aの次話情報は、“undefined”から“exist:B”に更新される。また、商品Bの次話情報“undefined”が新しくサーバー10のコンテンツ管理情報に追加される。
図14の(c)は、ストアが商品Bを発売する前に、端末20を利用してユーザーが商品Aを購入した時点における端末20のコンテンツ管理情報である。サーバー10に特録されている商品のうち、ユーザーは、商品A、X、YおよびZを購入している。したがって、ユーザーが商品Aを購入する際に、商品A、X、YおよびZに関するコンテンツ管理情報が、サーバー10および端末20において同期される。その結果が、図14の(c)に示すコンテンツ管理情報であり、当該コンテンツ管理情報は、ステップS122(図5の(b)参照)の時点における端末20のコンテンツ管理情報に対応する。
図14の(d)は、図14の(c)と同じく商品Aを購入したユーザーが利用する端末20のコンテンツ管理情報であるが、ストアが商品Bを発売した後に更新されたコンテンツ管理情報である。
図14の(d)に示すコンテンツ管理情報は、ステップS106(図5の(a)参照)の時点における端末20のコンテンツ管理情報に対応する。ステップS106において、ユーザーは、ストアが商品Bを発売している状態で、商品Aを購入する。したがって、サーバー10のコンテンツ管理情報は図14の(b)に示すコンテンツ管理情報であり、商品Aの次話情報は“exist:B”である。端末20のコンテンツ管理情報は、図14の(b)に示すコンテンツ管理情報と同期されるので、図14(d)における商品Aの次話情報も“exist:B”となる。
図14の(d)に示すコンテンツ管理情報は、ステップS130(図5の(b)参照)が完了した時点における端末20のコンテンツ管理情報でもある。図5の(b)に示すフローにおいて、ユーザーは、商品Bが発売される前に商品Aを購入している(ステップS122)。その後、ストアは商品Bを発売し、サーバー10のコンテンツ管理情報において商品Aの次話情報は“exist:B”に更新される(図14の(b)参照)。その後、端末20がサーバー10に対して、次話情報問い合わせを実行することによって、端末20のコンテンツ管理情報と、サーバー10のコンテンツ管理情報とが同期される。すなわち、端末20のコンテンツ管理情報において、商品Aの次話情報が“exist:B”に更新される(図14の(d)参照)。
以上のように、サーバー10および端末20が、いずれも次話情報を含むコンテンツ管理情報を格納しており、互いのコンテンツ管理情報を同期することによって、端末20は保有している各商品の次話情報を保持することが可能になる。したがって、ユーザーがたとえば商品Aを閲覧し終わった際(読了した際)に、端末20がオフライン状態であっても、端末20は、ユーザーに対して次話情報を提供し、次話への導線を張ることが可能になる。
(まとめ)
本発明の一態様に係るコンテンツ配信システムは、コンテンツ配信サーバーとコンテンツ表示装置とからなるコンテンツ配信システムであって、上記コンテンツ配信サーバーは、コンテンツおよび上記コンテンツの次話情報を記憶する記憶手段と、上記記憶手段が記憶するコンテンツの情報を設定または更新するコンテンツ情報管理手段と、上記コンテンツ情報管理手段によって設定または更新された上記コンテンツの情報に基づいて上記次話情報を更新する次話情報更新手段と、上記コンテンツおよび上記次話情報を上記コンテンツ表示装置に送信する送信手段とを備え、上記コンテンツ表示装置は、上記コンテンツ配信サーバーから配信されたコンテンツおよび上記コンテンツの次話情報を受信する受信手段と、上記コンテンツおよび上記次話情報を記憶する記憶手段と、上記コンテンツを表示する表示手段と、上記次話情報に基づく誘導画面を上記表示手段に表示する誘導画面表示手段と、上記誘導画面表示手段に対して上記誘導画面を表示することを指示する指示手段とを備えることを特徴とする。
上記の構成によれば、コンテンツ表示装置は、コンテンツ表示装置の次話情報をコンテンツ表示装置が備える記憶手段に記憶している。したがって、コンテンツ(商品)を読了した際にコンテンツ表示装置がオンライン状態であるか、オフライン状態であるかに関わらず、コンテンツ配信サーバーに対して次話情報問い合わせをすることなくコンテンツの次話情報を参照することが可能である。したがって、ユーザーが電子書籍の商品を読了した際に携帯端末がオフライン状態であっても、ユーザーに対して次話情報を提供し、次話への導線を張ることを実現する。
本発明の一態様に係るコンテンツ配信システムにおいて、上記指示手段は、上記表示手段に表示されている上記コンテンツの最終ページをめくる操作、または、上記表示手段に表示されている上記コンテンツの表示を終了する操作を検出した際に、上記誘導画面表示手段に対して上記誘導画面を表示することを指示することが好ましい。
上記の構成によれば、誘導手段は、出力手段に出力されているコンテンツの最終ページがめくられた際、または、出力手段にされているコンテンツの表示を終了された際に、誘導画面を出力する。言い換えれば、誘導手段は、誘導画面を適切なタイミングに出力可能である。
本発明の一態様に係るコンテンツ配信システムにおいて、上記コンテンツ表示装置は、上記コンテンツ配信サーバーに対して上記次話情報を問い合わせる次話情報問い合わせ手段と、上記問い合わせを上記コンテンツ配信サーバーに送信する送信手段とを備え、上記コンテンツ配信サーバーは、上記問い合わせを受信する受信手段を備え、さらに、上記コンテンツの次話があるか否かが未定であれば、上記コンテンツ表示装置の次話情報は、上記コンテンツの次話があるか否かが未定であることと、上記コンテンツとを紐づけ、上記次話情報問い合わせ手段は、上記コンテンツ配信サーバーに対して上記次話情報を問い合わせ、コンテンツ配信サーバの次話情報をコンテンツ表示装置の次話情報に同期することが好ましい。
上記の構成によれば、コンテンツの次話情報が未定である場合、次話情報問い合わせ手段は、サーバー10に対して次話情報を問い合わせ、コンテンツ配信サーバーの次話情報をコンテンツ表示装置の次話情報に同期する。ユーザーがコンテンツを購入した後に、当該コンテンツの次話が発売された場合であっても、次話情報問い合わせ手段が、サーバー10に対して次話情報を問い合わせ、コンテンツ配信サーバーの次話情報をコンテンツ表示装置の次話情報に同期することによって、コンテンツ表示装置の次話情報は更新される。したがって、コンテンツを読了した際に端末20がオフライン状態であっても、ユーザーに更新済の次話情報を提供することが可能である。
本発明の一態様に係るコンテンツ配信システムにおいて、コンテンツ表示装置の受信手段と、コンテンツ配信サーバーの送信手段とが互いに通信不可能であって、コンテンツ表示装置の次話情報は、コンテンツの次話と、コンテンツとを紐づける次話情報である場合に、誘導画面表示手段は、コンテンツの次話の配信をリクエストする画面を後刻開くために必要な情報を、コンテンツ表示装置が備える記憶手段に記憶させる操作指示画面を、誘導画面として出力することが好ましい。
上記の構成によれば、コンテンツ表示装置がオフライン状態である場合であっても、誘導画面表示手段は、コンテンツの次話の配信をリクエストする画面を後刻開くために必要な情報を、コンテンツ表示装置が備える記憶手段に記憶させる操作指示画面を、誘導画面として表示することが可能である。コンテンツの次話の配信をリクエストする画面を後刻開くために必要な情報を、コンテンツ表示装置が備える記憶手段に記憶させておけば、次にコンテンツ表示装置がオンライン状態になった場合に、ユーザーは容易にコンテンツの次話の配信をリクエストすることが可能である。したがって、コンテンツ表示装置がオフライン状態であっても、ユーザーがコンテンツの次話の配信をリクエストすることを容易にする。
本発明の一態様に係るコンテンツ配信システムにおいて、コンテンツ表示装置の受信手段と、コンテンツ配信サーバーの送信手段とが互いに通信可能であって、コンテンツ表示装置の次話情報は、コンテンツの次話と、コンテンツとを紐づける次話情報である場合に、上記誘導画面表示手段は、上記コンテンツの次話の配信をリクエストする画面への遷移を操作指示可能な画面を、上記誘導画面として表示することが好ましい。
上記の構成によれば、コンテンツ表示装置がオンライン状態である場合、誘導画面表示手段は、コンテンツの次話の配信をリクエストする画面への遷移を操作指示可能な画面を、誘導画面として表示する。したがって、ユーザーはコンテンツの次話の配信をリクエストする画面への遷移を操作指示することによって、容易に次話の配信を選択することが可能である。したがって、ユーザーが次話の配信を選択する可能性を高めることが可能である。
本発明の一態様に係るコンテンツ配信システムにおいて、コンテンツは、シリーズ性を有する一連のコンテンツ群を構成するコンテンツであって、かつ、一連のコンテンツ群における最後のコンテンツであれば、コンテンツ表示装置の次話情報は、コンテンツが一連のコンテンツ群における最後のコンテンツであり、コンテンツの次話はないこと(“finalVolume”)と、コンテンツとを紐づけることが好ましい。
上記の構成によれば、コンテンツが一連のコンテンツ群における最後のコンテンツであれば、コンテンツ表示装置の次話情報は、コンテンツが一連のコンテンツ群における最後のコンテンツであり、コンテンツの次話はないこと(“finalVolume”)と、コンテンツとを紐づける。したがって、ユーザーは、当該コンテンツが一連のコンテンツ群における最後のコンテンツであり、次話がないことを認識可能である。
本発明の一態様に係るコンテンツ配信システムにおいて、コンテンツはシリーズ性を有さないコンテンツであれば、コンテンツ表示装置の次話情報は、コンテンツの次話はないこと(“none”)と、コンテンツとを紐づけることが好ましい。
上記の構成によれば、コンテンツはシリーズ性を有さないコンテンツであれば、コンテンツ表示装置の次話情報は、コンテンツの次話はないこと(“none”)と、コンテンツとを紐づける。したがって、ユーザーは、当該コンテンツに次話がないことを認識可能である。
本発明の一態様に係るコンテンツ配信システムにおいて、コンテンツ表示装置の受信手段と、コンテンツ配信サーバーの送信手段とが互いに通信可能であって、コンテンツ表示装置の次話情報は、コンテンツの次話はないこととコンテンツとを紐づける次話情報である場合に、誘導画面表示手段は、コンテンツの著者と、著者が同一なコンテンツを検索する画面への遷移を操作指示可能な画面を、誘導画面として表示することが好ましい。
上記の構成によれば、コンテンツの次話がない場合に、誘導画面表示手段は、当該コンテンツの著者と、著者が同一なコンテンツを検索する画面への遷移を操作指示可能な画面を、誘導画面として表示する。ユーザーは、当該検索する画面への遷移を操作指示することによって、当該コンテンツの著者と著者が同一なコンテンツを、容易に検索可能である。著者が同一なコンテンツは、当該コンテンツを読み終わったユーザーの興味を惹く可能性が高い。したがって、当該コンテンツの次話がない場合でも、ユーザーの興味の対象となる可能性を有するコンテンツを、ユーザーに提示することが容易になる。
本発明の一態様に係るコンテンツ配信サーバー(サーバー10)は、コンテンツ表示装置(端末20)とともにコンテンツ配信システム(1)を構成するコンテンツ配信サーバーであって、コンテンツおよび上記コンテンツの次話情報を記憶する記憶手段(コンテンツデータ記憶部13)と、上記記憶手段が記憶するコンテンツの情報を設定または更新するコンテンツ情報管理手段(コンテンツ制御部12)と、上記コンテンツ情報管理手段によって設定または更新された上記コンテンツの情報に基づいて上記次話情報を更新する次話情報更新手段(コンテンツ制御部12)と、上記コンテンツおよび上記次話情報を上記コンテンツ表示装置に送信する送信手段(通信部18)とを備えることを特徴とする。
本発明の一態様に係るコンテンツ表示装置(端末20)は、コンテンツ配信サーバー(サーバー10)とともにコンテンツ配信システム(1)を構成するコンテンツ配信システムであって、
上記コンテンツ配信サーバーから送信されたコンテンツおよび上記コンテンツの次話情報を受信する受信手段(通信部29)と、上記コンテンツおよび上記次話情報を記憶する記憶手段(コンテンツデータ記憶部24およびライセンス・コンテンツ情報記憶部27)と、上記コンテンツを表示する表示手段(出力部22)と、上記次話情報に基づく誘導画面を上記表示手段に出力する誘導画面表示手段(サービス制御部25)と、上記誘導画面表示手段に対して上記誘導画面を表示することを指示する指示手段(コンテンツ再生制御部23)とを備えることを特徴とする。
本発明に一態様に係るコンテンツ配信方法は、コンテンツ配信サーバーと、コンテンツ表示装置とからなるコンテンツ配信システムにおけるコンテンツ配信方法において、上記コンテンツ配信サーバーは、コンテンツおよび上記コンテンツの次話情報を上記コンテンツ配信サーバーが備える記憶手段に記憶させる記憶工程と、上記記憶工程により記憶するコンテンツの情報を設定または更新するコンテンツ情報管理工程と、上記コンテンツ情報管理工程によって設定または更新された上記コンテンツの情報に基づいて上記次話情報を更新する次話情報更新工程と、上記コンテンツおよび上記次話情報を上記コンテンツ表示装置に送信する送信工程とを備え、上記コンテンツ表示装置は、上記コンテンツ配信サーバーから送信された上記コンテンツおよび上記次話情報を受信する受信工程と、上記コンテンツおよび上記次話情報を当該コンテンツ表示装置が備える記憶手段に記憶させる記憶工程と、上記コンテンツを当該コンテンツ表示装置が備える表示手段に表示する表示工程と、上記次話情報に基づく誘導画面を上記表示手段に表示する誘導画面表示工程と、上記誘導画面表示工程における上記誘導画面を表示するタイミングを指示する指示工程とを備えていることを特徴とする。
上記の構成によれば、コンテンツ配信サーバー、コンテンツ表示装置およびコンテンツ配信方法は、上記コンテンツ配信システムと同様の効果を奏する。
また、本発明の一態様に係るコンテンツ配信システムが備えている各手段としてコンピュータを動作させるためのプログラム、および、それらのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体についても本発明の範疇に含まれる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
(ソフトウェアによる実現例)
最後に、コンテンツ配信システム1が備えるサーバー10および端末20の各ブロック、特にコンテンツ制御部12、コンテンツ再生制御部23およびサービス制御部25は、集積回路(ICチップ)上に形成された論理回路によってハードウェア的に実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェア的に実現してもよい。
後者の場合、サーバー10および端末20は、各機能を実現するプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムを格納したROM(Read Only Memory)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアであるサーバー10および端末20の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記サーバー10および端末20に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、一時的でない有形の媒体(non-transitory tangible medium)、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ類、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク類、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード類、マスクROM/EPROM/EEPROM(登録商標)/フラッシュROM等の半導体メモリ類、あるいはPLD(Programmable logic device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の論理回路類などを用いることができる。
また、サーバー10および端末20を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークは、プログラムコードを伝送可能であればよく、特に限定されない。例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、この通信ネットワークを構成する伝送媒体も、プログラムコードを伝送可能な媒体であればよく、特定の構成または種類のものに限定されない。例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、IEEE802.11無線、HDR(High Data Rate)、NFC(Near Field Communication)、DLNA(Digital Living Network Alliance)、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は、コンテンツ配信サーバーおよびコンテンツ表示装置からなるコンテンツ配信システムに利用することができる。
1 コンテンツ配信システム
10 サーバー
12 コンテンツ制御部
13 コンテンツデータ記憶部
14 サービス制御部
15 ユーザー情報管理部
16 ユーザー情報記憶部
17 問い合わせ制御部
18 通信部
20 端末
21 入力部
22 出力部
23 コンテンツ再生制御部
24 コンテンツデータ記憶部
25 サービス制御部
26 ライセンス・コンテンツ情報管理部
27 ライセンス・コンテンツ情報記憶部
28 サービス通信制御部
29 通信部
50 ネットワーク

Claims (5)

  1. コンテンツ配信サーバーとコンテンツ表示装置とからなるコンテンツ配信システムであって、
    上記コンテンツ配信サーバーは、
    コンテンツおよび上記コンテンツの次話情報を記憶する記憶手段と、
    上記記憶手段が記憶するコンテンツの情報を設定または更新するコンテンツ情報管理手段と、
    上記コンテンツ情報管理手段によって設定または更新された上記コンテンツの情報に基づいて上記次話情報を更新する次話情報更新手段と、
    上記コンテンツおよび上記次話情報を上記コンテンツ表示装置に送信する送信手段とを備え、
    上記コンテンツ表示装置は、
    上記コンテンツ配信サーバーから配信されたコンテンツおよび上記コンテンツの次話情報を受信する受信手段と、
    上記コンテンツおよび上記次話情報を記憶する記憶手段と、
    上記コンテンツを表示する表示手段と、
    上記次話情報に基づく誘導画面を上記表示手段に表示する誘導画面表示手段と、
    上記誘導画面表示手段に対して上記誘導画面を表示することを指示する指示手段とを備えることを特徴とするコンテンツ配信システム。
  2. 上記指示手段は、上記表示手段に表示されている上記コンテンツの最終ページをめくる操作、または、上記表示手段に表示されている上記コンテンツの表示を終了する操作を検出した際に、上記誘導画面表示手段に対して上記誘導画面を表示することを指示することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ配信システム。
  3. 上記コンテンツ表示装置は、上記コンテンツ配信サーバーに対して上記次話情報を問い合わせる次話情報問い合わせ手段と、上記問い合わせを上記コンテンツ配信サーバーに送信する送信手段とを備え、
    上記コンテンツ配信サーバーは、上記問い合わせを受信する受信手段を備え、さらに、
    上記コンテンツの次話があるか否かが未定であれば、上記コンテンツ表示装置の次話情報は、上記コンテンツの次話があるか否かが未定であることと、上記コンテンツとを紐づけ、
    上記次話情報問い合わせ手段は、上記コンテンツ配信サーバーに対して上記次話情報を問い合わせ、コンテンツ配信サーバの次話情報をコンテンツ表示装置の次話情報に同期することを特徴とする請求項1または2に記載のコンテンツ配信システム。
  4. 上記コンテンツ表示装置の受信手段と、上記コンテンツ配信サーバーの送信手段とが互いに通信不可能であって、上記コンテンツ表示装置の次話情報は、上記コンテンツの次話と、上記コンテンツとを紐づける次話情報である場合に、
    上記誘導画面表示手段は、上記コンテンツの次話の配信をリクエストする画面を後刻開くために必要な情報を、上記コンテンツ表示装置が備える上記記憶手段に記憶させる操作指示画面を、上記誘導画面として出力することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のコンテンツ配信システム。
  5. 上記コンテンツ表示装置の受信手段と、上記コンテンツ配信サーバーの送信手段とが互いに通信可能であって、上記コンテンツ表示装置の次話情報は、上記コンテンツの次話と、上記コンテンツとを紐づける次話情報である場合に、
    上記誘導画面表示手段は、上記コンテンツの次話の配信をリクエストする画面への遷移を操作指示可能な画面を、上記誘導画面として表示することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のコンテンツ配信システム。
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