JP2014059827A - 情報表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示項目が更新された場合に、ユーザが意図した表示項目に対する選択入力操作を可能とすることを課題とする。
【解決手段】1または複数個の表示項目を含む表示画面を表示する表示部と、表示部に表示された表示項目のいずれかを選択入力する入力部と、選択入力された表示項目の位置と選択入力された入力時刻とを検出する入力検出部と、表示更新要求に基づいて、表示部に表示されている第1の表示画面を、第2の表示画面に更新し、前記第2の表示画面に更新された更新時刻を取得する表示制御部と、更新時刻と入力時刻との時間差を計算する時差測定部と、前記時間差が所定の判定時間よりも短い場合に、前記選択入力を、更新前の第1の表示画面に含まれる表示項目に対するものであると判定し、その選択入力に対応した処理を実行する制御部とを備える。
【選択図】図2

Description

この発明は、情報表示装置に関し、特に、表示内容が自動的に更新され、特定の表示位置の情報を選択可能な情報表示装置に関する。
従来、取得した複数の情報を表示画面に表示する場合、取得した順序でそれらの情報を自動スクロールしながら表示し、新しい情報を取得するごとに最も古い情報を消去して一定数の情報を表示する装置やソフトウェアがある。
たとえば、ソーシャルネットワークサービス(SNS)で行われているメッセージ表示機能や、電子メールのソフトウェアにおける受信メールの一覧表示機能では、上記のような自動スクロールによる一定数の情報表示が行われている。
図6に、従来の表示機能を説明する表示画面例を示す。
図6(a)には、受信された3つのメッセージが表示された状態を示している。最上のメッセージが最も古いメッセージであり、最下のメッセージが最も新しいメッセージであるとする。
図6(b)は、図6(a)の表示状態から一定時間が経過し、新しい4番目のメッセージが受信され、上方向に自動スクロールされて、この最新のメッセージが最下に表示された状態を示している。
図6(c)は、さらに、図6(b)の表示状態の後、新しい5番目のメッセージが受信され、上方向に自動スクロールされて、最も古いメッセージが消去され、2番目から5番目までの4つの受信メッセージが表示された状態を示している。
また、タッチパネルを備えた表示部を有する装置では、図6のように表示されたメッセージの表示領域に、ユーザが接触することにより、そのメッセージの詳細内容を表示する機能を有するものがある。
たとえば、詳細内容として、メッセージの中に含まれる詳細なテキスト内容や、メッセージに関連付けられたリンク先のページや画像を表示することが行われる。
図7に、表示されたメッセージに接触することにより、そのメッセージに関連付けられた画像を表示する表示画面例を示す。
図7(a)は、3つの受信メッセージが表示された状態において、最下のメッセージの表示領域に、ユーザが指を接触した状態を示している。
この後、図7(b)に示すように、ユーザが接触した時点でその表示領域に表示されているメッセージに関係付けられた「海の写真」の画像が、表示画面に表示される。
また、図8に示すように、表示部の所定の固定された表示領域に、取得した情報を取得した順序で、順次更新表示をする表示装置もある。
図8(a)には、10時10分に受信した竜巻のニュースの見出しが表示され、その後、10時20分に新しい台風のニュースが受信された場合は、図8(b)に示すように、新しいニュースの見出しが表示される。
この場合も、固定された表示領域に接触すると、その接触した時点で表示されているニュースの詳細内容が表示される。
また、特許文献1には、画面上に表示される地図を現在地の変化に応じて自動スクロールするナビゲーション装置において、ユーザがタッチパネルを利用して地図上の所望の地点等を正確に指定できるようにするために、カメラあるいは赤外線センサをタッチパネルの近傍に設置し、接近検知部が、カメラから出力される映像信号等に基づいて、タッチパネルへ物体(指など)が接近したことを検知した場合に、自動スクロールを一時休止するナビゲーション装置が提案されている。
特開2008−20406号公報
しかし、タッチパネルにユーザが接触するタイミングと、表示画面の自動スクロールのタイミングあるいは固定された表示領域の更新表示によって表示内容が変化するタイミングとのわずかな時間差によっては、ユーザが意図しない表示内容が表示されてしまうという問題があった。
たとえば、図9(a)に示すように、3つの受信メッセージが表示されている場合に、ユーザが最下のメッセージに添付されている「海の写真」を見るために、最下のメッセージの表示領域を接触しようと考えて、ユーザの指を表示画面に接近させたとする。
その後、ユーザが最下の表示領域に実際に接触する直前に、図9(b)に示すように、画面の自動スクロールが行われ、最下の表示領域に、新しいメッセージが表示されたとする。このとき、ユーザが接触しようとしていたメッセージの表示領域は上方向へ移動している。新しいメッセージには山の写真が添付されていたとする。
図9(b)の表示状態で、表示画面に接近させていた指が実際に最下の表示領域に接触してしまった場合、この新しいメッセージが表示された状態の表示領域に接触したので、図9(c)に示すように、ユーザが意図したメッセージとは異なる新しいメッセージに添付されていた山の写真が表示されてしまう。
すなわち、ユーザは、意図していないのに、ユーザが入力操作をしようとしたメッセージとは異なるメッセージに対する入力操作をしたことになり、意図しない表示結果が生じる場合があった。
図8に示した固定表示領域に更新表示が行われる場合も、同様に、意図しない表示結果が生じる場合があった。
また、特許文献1において、ユーザの指がタッチパネルに接近したことが検出されると、自動スクロールが一時休止されるので、ユーザが所望した表示位置を正確に指定できるようになる。
しかし、この特許文献1のナビゲーション装置では、物体がタッチパネルに接近したことを検出するために、カメラや赤外線センサという高価なハードウェア装置を設ける必要があるので、ナビゲーション装置自体のコストが高くなり、かつカメラ等を設ける位置を確保するために装置が大きくなり、装置の低コスト化や小型化をすることが難しいという問題があった。
そこで、この発明は、以上のような事情を考慮してなされたものであり、ユーザが表示画面に表示されている情報を選択する入力操作をした場合に、ユーザが意図しない他の情報が選択されても、ユーザが当初意図していたと考えられる情報を選択したのと同様の動作を行わせることのできる情報表示装置を提供することを課題とする。
この発明は、1または複数個の表示項目を含む表示画面を表示する表示部と、前記表示部に表示された表示項目のいずれかを選択入力する入力部と、前記選択入力された表示項目の位置と、選択入力された入力時刻とを検出する入力検出部と、表示更新要求に基づいて、前記表示部に表示されている第1の表示画面を、第2の表示画面に更新し、前記第2の表示画面に更新された更新時刻を取得する表示制御部と、前記更新時刻と前記入力時刻との時間差を計算する時差測定部と、前記時間差が、所定の判定時間よりも短い場合に、前記選択入力を、更新前の前記第1の表示画面に含まれる表示項目に対するものであると判定し、その選択入力に対応した処理を実行する制御部とを備えたことを特徴とする情報表示装置を提供するものである。
これによれば、更新時刻と入力時刻との時間差を計算して、時間差が所定の判定時間よりも短い場合に、ユーザの選択入力を、更新前の第1の表示画面に含まれる表示項目に対するものであると判定しているので、ユーザが意図しない入力操作を排除することができ、ユーザが意図していたと考えられる入力操作に対応する動作を実行させることができる。
また、前記選択入力に対応した処理は、更新前の前記第1の表示画面に含まれる表示項目を、前記表示部に表示させる処理であることを特徴とする。
これによれば、更新前の表示画面が表示されている表示状態に戻るので、ユーザが意図していたと考えられる入力操作が可能となる。
また、前記選択入力に対応した処理は、前記第1の表示画面に含まれかつ選択入力された表示項目の詳細内容を前記表示部に表示させる処理であることを特徴とする。
これによれば、ユーザが意図していたと考えられる選択入力操作に対応した処理が実行されるので、入力操作をやり直す必要がなく、ユーザの入力操作の負担が軽減できる。
また、表示項目とその詳細内容からなる表示情報を取得する情報取得部をさらに備え、前記1つの表示画面に含まれるn個(n≧1)の表示項目が、それぞれ前記表示部の異なる表示領域に、取得された順序で表示され、前記更新後の第2の表示画面に表示される表示項目は、最新のn個の表示項目であることを特徴とする。
また、表示項目とその詳細内容からなる表示情報を取得する情報取得部をさらに備え、前記表示項目を表示する前記表示部の表示領域が固定され、かつその表示領域に表示する表示項目が一つである場合、前記表示更新要求があるごとに、前記取得された最新の表示情報の表示項目が、前記表示領域に表示されることを特徴とする。
また、一定時間の経過をカウントする表示更新タイマーをさらに備え、前記表示更新要求は、前記表示更新タイマーに予め設定された一定時間が経過したときに、前記表示制御部に与えられることを特徴とする。
また、前記入力部がタッチパネルであり、前記選択入力は、所望の表示項目が表示されている表示領域の位置に対応するタッチパネルに接触することにより行われることを特徴とする。
この発明によれば、更新時刻と入力時刻との時間差を計算して、時間差が所定の判定時間よりも短い場合に、ユーザの選択入力を、更新前の第1の表示画面に含まれる表示項目に対するものであると判定しているので、ユーザが意図しない入力操作を排除することができ、ユーザが意図していた入力操作に対応した動作を実行させることができる。
この発明の情報表示装置の一実施例の構成ブロック図である。 この発明で利用する表示情報の一実施例の説明図である。 この発明の表示制御処理の一実施例のフローチャートである。 この発明における表示画面の変化を示す一実施例の説明図である。 この発明における表示画面の変化を示す一実施例の説明図である。 従来における表示機能を説明する表示画面例である。 従来において、表示メッセージに接触した場合の表示画面の変化を示した説明図である。 従来において、固定された表示領域に、順次更新表示する場合の表示画面例の説明図である。 従来における表示画面の変化例を示した説明図である。
以下、図面を使用して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の実施例の記載によって、この発明が限定されるものではない。
<情報表示装置の構成>
図1に、この発明の情報表示装置の一実施例の構成ブロック図を示す。
この発明の情報表示装置は、主として、制御部11、表示部12、入力部13、情報取得部21、入力検出部22、表示更新要求部23、時差測定部24、表示制御部25、表示更新タイマー26、記憶部31を備える。
制御部11は、この発明の各機能ブロックの動作を制御する部分であり、主として、CPU、ROM、RAM、I/Oコントローラ、タイマー等からなるマイクロコンピュータより実現できる。
また、CPUが、ROM等に記憶されたプログラムに基づいて、各ハードウェアを有機的に動作させることによって、この発明の表示機能等を実現させる。
表示部12は、この発明で利用する情報を表示する部分であり、たとえば、CRT、PDP、LCD、有機ELディスプレイ等を利用すればよい。
表示部12には、たとえば、図2(c)や図4(a)に示すように、1または複数個の表示項目を含む表示画面が表示される。
入力部13は、情報の入力や、表示部12に表示された表示項目のいずれかを選択入力する部分であり、たとえば、キーボード14、マウス15、タッチパネル16などが用いられる。
タッチパネル16を用いる場合は、表示部12と入力部13とが重ね合わせられて形成されるか、あるいは、表示部12と入力部13とを一体的に形成してもよい。
以下の実施例では、主として、入力部13としてタッチパネル16を用いた表示制御を行うものとして説明するが、これに限るものではなく、キーボード、マウス等を用いて同様の表示制御を行ってもよい。
情報取得部21は、外部から情報を入手して、この発明の情報表示装置の記憶部31に記憶する部分である。たとえば、表示項目とその詳細内容からなる表示情報32を取得する。
情報の取得方法は、従来から用いられているあらゆる手段を用いることができ、特にいずれかの手段に限定されるものではない。
たとえば、インターネットやLANなどのネットワークを介して、外部のサーバー等から、所定の情報を取得する。あるいは、情報が記憶されたCD−ROMなどの記憶媒体から情報を読み込んでもよく、あるいはユーザが情報を作成してもよい。
取得された情報は、すべて記憶部31に記憶されるものとする。ただし、以下の実施例では、取得された情報のうち、表示部12に表示される情報(表示情報32)に注目するものとする。
入力検出部22は、ユーザが入力部13を用いて何らかの入力操作をしたか否かを検出する部分である。具体的には、選択入力された表示項目の位置と、選択入力された入力時刻とを検出する。
入力部13がキーボード14の場合は、キーを押したことを検出する。
また、マウス15の場合は、たとえば、マウスを使って、表示部12に表示されたカーソルを移動させ、所望の表示位置で、マウスの操作ボタンをクリック入力したことを検出する。
さらに、タッチパネル16の場合は、所望の表示項目が表示されている表示領域の位置に対応するタッチパネルに接触したことを検出する。
また、入力があったことを検出した場合、その入力されたキーや、入力された位置に関する情報(入力位置情報36)が取得され、その入力された時刻も取得される。
たとえば、タッチパネル16の場合、接触入力をした表示位置を示すタッチパネルの座標値と接触入力が行われた時刻が取得される。
表示更新要求部23は、表示更新要求の有無を確認し、更新要求があった場合は、現在の表示画面を他の表示画面に変更することを、表示制御部25に要求する部分である。
たとえば、ユーザが更新要求を意味する所定の入力操作をすることにより、表示の更新要求をしてもよい。
あるいは、一定時間の経過をカウントする表示更新タイマー26を設け、このタイマー26に予め設定された一定時間が経過するごとに、自動的に、表示更新要求を、表示制御部25に与えてもよい。
時差測定部24は、表示更新要求部23による表示更新要求に基づいて、表示部12に表示される表示情報が実際に更新された時刻(更新時刻TB38)と、入力検出部22によって検出された選択入力が行われた時刻(入力時刻TA37)との時間差を測定する部分である。
この時間差は、後述する経過時間T1(39)に相当し、入力時刻TA−更新時刻TBによって計算される(T1=TA−TB)。
この時間差に基づいて、表示画面を更新前の前回の表示画面の状態に戻すか、あるいは更新後の表示画面のままにしておくかが判断され、入力された選択入力が、更新前と更新後のどちらの表示画面に対するものかの判断が行われる。
以下、この時間差(TA−TB)を、経過時間T1とも呼ぶ。
たとえば、経過時間T1(39)が、所定の判定時間T0(40)よりも小さい場合(T1<T0)、表示情報を、更新前の前回の表示状態の内容に戻す。
一方、T1≧T0の場合は、後述するように、更新後の表示状態において選択入力がされたものと判断し、更新後の表示画面に表示された表示項目のうち選択入力された位置に表示された表示項目を取得して、その表示項目の詳細内容を表示させる。
ここで、判定時間T0は、特に一義的に定められるものではないが、記憶部31に予め記憶しておく。
表示制御部25は、表示情報32を表示部12に表示させる部分であり、どの表示情報32を表示部12のどこに表示するかを決めて、表示データを生成し、表示部12に与える。
特に、この発明の表示制御部25は、表示更新要求部23から与えられる表示更新要求に基づいて、表示部12に表示されている第1の表示画面を、第2の表示画面に更新し、第2の表示画面に更新された更新時刻を取得する。
すなわち、表示更新要求部23から、表示更新要求を受け取った場合は、次の第2の表示画面に表示すべき表示情報32を選択して、選択した表示情報32を用いて更新後の表示データを生成し、更新後の第2の表示画面を表示部12に表示させる。
表示更新タイマー26は、上記したように、一定時間の経過をカウントするタイマーであり、表示更新要求を出力するタイミングを生成するタイマーである。
この一定時間は、表示更新要求を出力する時間間隔を決定するものであるが、予め固定的に設定された時間でもよく、あるいは、ユーザが設定変更できるようにしてもよい。
制御部11は、上記したような各機能ブロックの動作を制御して、この発明の機能を実現するものであるが、特に、次のような処理を実行する。
上記した時差測定部24が計算した時間差が、所定の判定時間よりも短い場合に、入力部13によって入力された選択入力が、更新前の第1の表示画面に含まれる表示項目に対するものであると判定し、その選択入力に対応した処理を実行する。
ここで、選択入力に対応した処理は、たとえば、更新前の第1の表示画面に含まれる表示項目を、表示部12に表示させる処理である。
あるいは、選択入力に対応した処理として、第1の表示画面に含まれかつ選択入力された表示項目の詳細内容を表示部12に表示させる処理を実行してもよい。
また、制御部11は、次のような表示方法を用いて、取得した表示情報を、表示部12に表示させる。ただし、以下の表示方法に限定されるものではない。
たとえば、表示画面がn個(n≧1)の表示項目によって構成される場合、1つの表示画面に含まれるn個の表示項目が、それぞれ表示部の異なる表示領域に、取得された順序で表示されるようにし、更新後の第2の表示画面に表示される表示項目は、最新のn個の表示項目となるように表示する。
また、表示項目を表示する表示部の表示領域が固定され、かつその表示領域に表示する表示項目が一つである場合、表示更新要求があるごとに、取得された最新の表示情報の表示項目が、その表示領域に表示されるようにする。
記憶部31は、この発明で利用される情報やプログラムなどを記憶した部分であり、ROM、RAM、フラッシュメモリなどの半導体記憶素子、HDDやSSDなどの記憶装置、その他の記憶媒体が用いられる。
記憶部31には、主として、表示情報32、入力位置情報36、入力時刻37、更新時刻38、経過時間T1(39)、判定時間T0(40)が記憶される。
表示情報32は、外部のサーバ等から取得された情報のうち、表示部12に表示させる情報である。各表示情報32は、表示部12に表示させる表示項目33、表示位置34、取得した情報の詳細内容35などを含むものである。
以下の実施例では、表示部12の表示画面を複数個の表示領域に区切り、各表示領域に、1つの表示情報に対応する表示項目33を表示するものとする。
表示項目33は、ある表示情報32の見出しに相当するものであり、たとえば受信メールのタイトルや、詳細内容の一部分のテキスト情報などが表示項目33となる。
表示位置34は、表示画面を区切った複数個の表示領域のそれぞれの位置を特定する情報である。
詳細内容35は、取得された各表示情報32に含まれている文字、図形、画像などのすべての情報を意味し、たとえば、1つのファイルとして記憶される。
入力部13としてタッチパネル16が用いられる場合、表示された複数個の表示項目のうち、ユーザが所望の表示項目の表示領域に接触して選択入力することにより、その選択された表示項目33に対応する詳細内容35が表示される。
図2に、この発明で利用する表示情報の一実施例と、表示部の表示画面例の説明図を示す。
図2(a)には、4つの表示情報32を示しており、それぞれの表示項目33を、A,B,C,Dとする。また、表示情報はこの表示項目の順序で取得されたものとし、表示項目Aの情報が最も古く、表示項目Dの情報が最も新しいものとする。
たとえば、図2(a)において、表示項目Aの情報は、順序が01の最も古い取得情報であり、現在の表示位置は、表示領域P1であり、その詳細内容は「AS01」であることを示している。ここで、「AS01」は詳細内容の略称を示したものである。
表示部12の表示画面を4つの表示領域(P1,P2,P3,P4)に区切り、1画面に、同時に4つの表示項目を、取得された順序で表示するものとする。
図2(c)は、図2(a)の表示情報に対応した表示画面を示したものであり、4つの表示項目(A,B,C,D)を、それぞれ4つの表示領域(P1,P2,P3,P4)に表示した状態を示している。最上の表示領域P1に表示された表示項目Aが最も古く、最下の表示領域P4に表示された表示項目Dが最も新しい。
図2(a)の順序は、取得した順番を示しており、後述するように、表示画面を1つ前の状態に戻す場合は、この順序に基づいて表示させる表示項目が選択される。
図2(a)に示すように、4つの表示情報32が取得されていた状態から、時間が経過し、新たに表示項目Eの表示情報32が取得されたとする。すなわち、図2(b)に示すように、5番目の表示項目Eが記憶部31に記憶される。
表示部12には、常に最新の4つの表示情報を表示するものとし、新たに取得した情報を表示する場合には、その最新の情報は最下の表示領域P4に表示し、今まで表示していた4つの表示情報の中で最も古い情報を消去して、残りの3つの表示情報は、上方向にスクロールして、1つ上の表示領域に表示するものとする。
図2(b)の場合は、図2(d)に示すように、最も古い表示項目Aを消去し、表示項目B,C,Dは、それぞれ上方向に移動させて、表示位置(P1,P2,P3)へ表示させ、最下の表示領域P4に、新たに取得された表示項目Eを表示させる。
このように、表示項目33を上方向にスクロールさせて表示させること自体は、図6に示したものと同様である。
図2(b)において、最も古い表示項目Aは、表示されなくなったので、対応する表示位置34には、表示されていないことを示す情報(表示なし)が記憶され、現在表示されている4つの表示項目(B,C,D,E)の表示位置34には、それぞれの表示位置の情報が更新記憶される。
図1において、入力位置情報36は、ユーザがタッチパネル16に接触入力した場合に、その接触入力した位置を示す情報である。
入力位置情報36としては、たとえば、接触入力した表示画面上の座標値が用いられるが、表示領域の表示位置を示す情報(P1〜P4)などを用いてもよい。
この入力位置情報36は、後述するように、その位置が属する表示領域に表示されていた表示項目の詳細内容を表示させるのに利用される。
入力時刻TA37は、ユーザがタッチパネル16に接触した時刻のうち最新の時刻を意味する。
更新時刻TB38は、表示更新要求部23からの要求により、表示画面を更新した時刻のうち最新の時刻を意味する。
経過時刻T1(39)は、更新時刻TBと入力時刻TAとの時間差を意味し、入力時刻TAから更新時刻TBを減算した数値に相当する(T1=TA−TB)。
一般的に、ユーザは、表示画面を確認した後、その確認した表示画面に対して所望の表示領域の選択入力をするので、更新時刻TBよりも入力時刻TAの方が、後の時刻となる。
したがって、常に、T1=TA−TB>0となる。
判定時間T0(40)は、経過時間T1と比較される時間であり、ユーザが接触入力した表示画面が現在表示部12に表示されている更新後の表示画面に対するものか、あるいは、更新前の表示画面に対するものかを判定するための時間である。
ユーザが接触入力した時刻TAが、表示画面の更新時刻TBの直後であって、TAとTBとの時間差(経過時間T1)が非常に短い場合は、そのユーザの接触入力は、更新前の表示画面に対して行われた可能性が高い。
そこで、経過時間T1が、所定の判定時間T0(40)よりも小さい場合は(T1<T0)、ユーザの接触入力は、更新前の表示画面に対して行われたと判断し、たとえば、表示画面を更新前の表示画面に戻す。
判定時間T0は、予め設定される時間であり、固定的に設定してもよいが、ユーザが設定変更できるようにしてもよい。
判定時間T0としては、一義的に定められるものではないが、タッチする動作を開始して、実際にタッチするまでの時間であるため、数百ミリ秒程度の時間を設定することが好ましい。
<この発明の表示制御の概要>
図4に、この発明の表示部の表示画面に表示される情報の変化例の説明図を示す。
図4(a)は、3つの表示項目33が表示されている第1の表示状態を示している。
このとき、ユーザは、第1の表示状態を見て、最下にある表示項目33の詳細内容35を確認しようと考え、指を、最下の表示項目33が表示されている表示領域に近づけようとしたとする。
図4(a)は、ユーザの指がその表示領域に接触する前の状態を示している。
具体的には、ユーザは、最下の表示項目33に関連する「海の写真」を見たいと考えて、「海の写真」を表示させるために、この表示項目33を選択入力しようとしたとする。
次に、図4(b)に、表示画面の更新が行われた後に、ユーザの指が、最下の表示領域に接触した第2の表示状態を示している。
表示画面には、新たな表示項目が最下の表示領域に表示され、4つの表示項目が更新された状態となった直後に、ユーザの指が最下の表示領域に接触したものとする。すなわち、新たな表示項目が追加された更新後の表示画面に対して、ユーザの指による接触入力がされたとする。
この第2の表示状態では、更新後の表示画面の最下の表示領域には、新たな表示項目が表示され、下から2つ目の表示領域に、ユーザが選択しようとしていた表示項目が表示されている。
この場合、表示画面が実際に更新された更新時刻TBが、接触入力が実際に行われた時刻(入力時刻TA)よりもわずかに早い。
したがって、ユーザの接触入力は、図4(b)の最下に表示されている新たな表示項目に対して行われたことになり、従来ならば、図9(c)のように、この新たな表示項目に対応する詳細内容(たとえば山の写真)が表示されることになる。
しかし、この発明では、更新時刻TBが入力時刻TAよりもわずかに早く、TBとTAの時間差に相当する経過時間T1(=TA−TB)が、上記した判定時間T0よりも小さい場合は(T1<T0)、ユーザの接触入力は、更新後の新たな表示項目に対してされたものではなく、図4(a)の更新前の表示画面に表示された表示項目に対して行われたものとみなして、表示画面を更新前の表示状態(第1の表示状態)に戻す。
図4(c)は、表示画面を更新前の表示状態に戻した場合を示している。すなわち、図4(c)の表示画面は、図4(a)と同一である。
図4(c)において、この表示画面の最下の表示項目に対してユーザの指による接触入力が行われたと判断し、最下の表示項目に対応する詳細内容を表示させる。
図4(d)は、図4(c)の最下の表示項目に対する詳細内容である「海の写真」を表示した状態を示している。
このような表示制御を行うことにより、図4(a)の表示状態において、ユーザが選択しようとしていた表示位置の表示項目が、実際に接触入力する直前に、更新されて別の表示項目に変更されてしまった場合には、ユーザが選択しようとしていた表示項目が表示されていた更新前の表示状態に戻し、さらに、その選択しようとしていた表示項目に対応する詳細内容を表示させるようにする。
これにより、ユーザが意図しない入力操作が排除され、ユーザが意図していたと考えられる入力操作に対応する動作を実行させることができる。
すなわち、意図しない入力操作が排除されるので、ユーザは、その意図しない入力操作が行われてしまった場合にやり直す必要があった意図する入力操作を行う必要がなく、ユーザの入力操作の負担を軽減できる。
また、以上の表示制御は、すべてプログラムに基づいて行うことができるので、赤外線センサなどのハードウェアを新たに設ける必要はなく、装置の小型化と低コスト化が可能である。
<この発明の表示制御処理>
図3に、この発明の表示制御処理の一実施例のフローチャートを示す。
ここでは、新たな表示情報を取得した後、表示更新要求があったときに表示画面の更新を行い、ユーザの選択入力があった場合に、その入力時刻と更新時刻との時間差(経過時間)に基づいて、表示画面の更新前か更新後のどちらに対してユーザの選択入力が行われたかを判定し、その選択入力に対応した表示画面の表示制御を行う処理について説明する。
ステップS1において、情報取得部21は、情報取得確認処理を行う。ここでは、たとえば、新たな表示情報が受信されたか否かのチェックが行われる。
ステップS2において、新たな表示情報が取得された場合は、ステップS3へ進み、そうでない場合はステップS4へ進む。
ステップS3において、取得された表示情報32を、記憶部31に記憶し、ステップS4へ進む。
ステップS4において、表示更新要求部23が、表示更新要求があるか否かを確認する。
たとえば、表示更新タイマー26によりカウントされた一定時間が経過していないかどうかが確認され、その一定時間が経過している場合は、表示更新要求があったと判断し、表示制御部25に対して、表示更新要求を与える。
ステップS5において、表示更新要求があった場合は、ステップS6へ進み、ない場合はステップS7へ進む。
ステップS6において、表示制御部25は、表示部12に表示する表示情報を更新し、その更新時刻TBを取得し、記憶部31に記憶する。
表示情報の更新は、上記したように、たとえば図2(a)の表示状態から図2(b)の表示状態へ変更するような更新が行われる。また、図4の場合は、図4(a)から図4(b)への更新が行われる。
ステップS7において、入力検出部22が、ユーザが入力部13を用いて、選択入力を行ったか否かの確認を行う。選択入力があった場合は、選択入力された表示項目の位置と、選択入力された時刻とが取得される。
たとえば、タッチパネル16に対する接触入力が行われたか否かをチェックする。
ステップS8において、選択入力が行われた場合は、ステップS9へ進み、そうでない場合は、ステップS1へ戻る。
ステップS9において、選択入力が行われたので、取得された入力時刻TAと、入力位置情報36とを記憶部31に記憶する。
ステップS10において、更新時刻TBから入力時刻TAまでの経過時間T1を計算する(T1=TA−TB)。
ステップS11において、経過時間T1と、判定時間T0とを比較する。
ここで、T1<T0の場合は、更新時刻TBから入力時刻TAまでの時間差が非常に短いので、ユーザの選択入力操作は、更新前の表示画面に対して行われたものと判定する。
一方、T1≧T0の場合は、ユーザの選択入力操作は、更新後の表示画面に対して行われたものと判定する。
ステップS12において、T1<T0の場合、ステップS13へ進み、そうでない場合はステップS16へ進む。
ステップS13において、ユーザの選択入力操作が、更新前の表示画面に対応するものであると判定されたので、表示部12に表示すべき表示情報を、更新前である前回の表示状態の内容に戻す。
たとえば、図2(b)の各表示項目の表示位置34を、図2(a)の各表示項目の表示位置34に戻す。
図2の場合は、4つの表示領域(P1,P2,P3,P4)に表示される表示項目が、(B,C,D,E)から、(A,B,C,D)に戻されることになる。
また、図4の場合は、図4(b)の表示状態から、図4(c)のような表示状態に戻される。
ステップS14において、ステップS9で記憶部31に記憶されていた入力位置情報36を利用し、戻された後の表示画面について、その入力位置情報36に対応する表示位置34に表示されている表示項目33を取得する。
すなわち、更新前の表示画面に対して選択入力が行われたとした場合に、その選択入力された表示領域に表示されている表示項目33を取得する。
ステップS15において、取得した表示項目33に対応する詳細内容35を表示させる。
たとえば、図4の場合は、図4(c)の表示画面に対して選択入力されたものとみなされ、図4(d)のような詳細内容の表示が行われる。
その後、ステップS1へ戻る。
一方、ステップS16において、T1<T0でなかったので、表示画面が更新された後、十分な時間が経過した後に選択入力操作が行われたと判定され、その選択入力操作は、更新後の表示画面に対して行われたものと考え、更新後の表示情報32から、記憶されていた入力位置情報36に対応する表示位置34に表示されている表示項目33を取得する。
ステップS17において、ステップS15と同様に、取得した表示項目33に対応する詳細内容35を表示させる。
この場合は、たとえば、図2(b)や図4(b)の更新後の表示画面に対して選択入力された表示項目33に対応する詳細内容35が表示される。
図4(b)の場合は、たとえば、図9(c)のように、「山の写真」が表示される。
その後、ステップS1へ戻る。
以上のように、表示画面の更新時刻TBと、ユーザの入力時刻TAとの時間差である経過時間T1の長さに基づいて、ユーザの選択入力が、更新前の表示画面に対応するものか、更新後の表示画面に対応するものかが判定される。
経過時間T1が所定の判定時間T0よりも短い場合(T1<T0)、もしユーザの選択入力を更新後の表示画面に対応する入力であるとして処理すると、ユーザの意図する入力でない場合があるので、表示画面を更新前の表示画面に戻した上で、ユーザの選択入力を更新前の表示画面に対してしたものと考えて、その選択入力に対応した処理を実行させるようにする。
このような表示制御をすることにより、ユーザが意図していた選択入力が可能となる。また、ユーザの意図しない入力操作に対応した動作が行われないようにすることができ、ユーザの入力操作の負担が軽減できる。
図3および図4の表示制御では、T1<T0の場合、表示画面を更新前の表示画面に戻し、さらに、詳細内容を表示するものとしたが、図4(c)の表示は行わずに、図4(d)の詳細内容が表示される表示状態にしてもよい。これにより、表示がちらつくように見えることが防止され、ユーザが意図していた選択入力操作が、見た目の違和感を感じることなく、可能となる。
また、図4(c)のように、更新前の表示画面に戻すのではなく、図4(b)の更新後の表示画面を表示した状態で、ユーザが意図する選択入力がどの表示項目に対するものなのかをユーザに確認してもらうために、現在ユーザが選択入力することになる表示項目をユーザが確認できるような表示をしてもよい。
たとえば、図4(b)の更新後の表示画面において、ユーザが選択入力することになる表示項目を強調表示するか、あるいは点滅表示させ、新たな表示項目を選択しようとしていることをユーザに報知してもよい。
あるいは、図4(b)の更新後の表示画面において、ユーザが選択入力しようとした表示項目は、現在の表示項目と異なる可能性があることがわかるような表示をし、ユーザが選択しようとした表示項目が、更新前の表示項目である可能性があることを示す警告メッセージを表示してもよい。
上記の図2,図3および図4に示した表示制御は、主として、ユーザの選択入力がタッチパネル16によって行われる場合に有効な表示制御であるが、表示画面に表示された表示項目を、表示矢印や表示カーソルとマウス15を利用して選択入力する場合も、同様な表示制御を行ってもよい。
また、図3および図4の表示制御は、表示画面に複数の表示項目を表示し、各表示領域に表示される表示項目を更新する場合について説明したが、固定された一つの表示領域に表示される表示項目を、新たに取得された表示項目で上書きして更新する場合も、同様の表示制御を利用することができる。
図5に、上書きによる更新表示を行う場合の表示画面の変化を示す一実施例の説明図を示す。
図5(a)において、表示画面の上方部分の表示領域に、10時10分に取得したニュースの表示項目を表示した状態を示している。このニュースは「竜巻」のニュースであったとする。
このとき、ユーザがこのニュースの詳細内容を表示させるために、表示領域に指を近づけたとする。すなわち、ユーザの意図する選択入力は、「竜巻」のニュースに対応するものである。
図5(b)において、10時20分に新たなニュースが取得されたので、表示画面を更新し、その新たなニュースを表示領域に表示したとする。新たなニュースは、「台風」のニュースであったとする。
この表示画面の更新が行われた直後に、ユーザの指が実際に表示画面に接触したとする。
したがって、ユーザの接触は、更新後に表示された「台風」のニュースに対応するものとなってしまう可能性がある。
しかし、表示画面の実際の更新時刻TBと、ユーザの指がタッチパネルに実際に接触した時刻(入力時刻TA)との時間差(経過時間T1)が、判定時間T0よりも短かったとすると(T1<T0)、ユーザの意図した選択入力は、更新前の図5(a)の表示画面に表示された「竜巻」のニュースに対応するものと判断し、図5(c)のように、表示画面を、「竜巻」のニュースが表示されていた更新前の表示画面に戻す。
「竜巻」のニュースが表示されている表示状態で、接触入力が行われたと判断し、図5(d)に示すように、「竜巻」のニュースに対応する詳細内容の表示を行う。
この場合も、図4と同様に、ユーザが意図していたと考えられる選択入力操作に対応する表示が行われる。
なお、図5のような表示領域が1つに固定されている表示画面の場合も、図5(c)のように、更新前の表示画面に戻すのではなく、図5(b)の更新後の表示画面を表示した状態で、ユーザが選択入力しようとしていた表示項目が、現在の表示項目と異なる可能性があることや、選択入力しようとしていた表示項目が更新前の表示項目である可能性があることを示す表示や、警告メッセージ等の表示をしてもよい。
11 制御部
12 表示部
13 入力部
14 キーボード
15 マウス
16 タッチパネル
21 情報取得部
22 入力検出部
23 表示更新要求部
24 時差測定部
25 表示制御部
26 表示更新タイマー
31 記憶部
32 表示情報
33 表示項目
34 表示位置
35 詳細内容
36 入力位置情報
37 入力時刻TA
38 更新時刻TB
39 経過時間T1
40 判定時間T0

Claims (7)

  1. 1または複数個の表示項目を含む表示画面を表示する表示部と、
    前記表示部に表示された表示項目のいずれかを選択入力する入力部と、
    前記選択入力された表示項目の位置と、選択入力された入力時刻とを検出する入力検出部と、
    表示更新要求に基づいて、前記表示部に表示されている第1の表示画面を、第2の表示画面に更新し、前記第2の表示画面に更新された更新時刻を取得する表示制御部と、
    前記更新時刻と前記入力時刻との時間差を計算する時差測定部と、
    前記時間差が、所定の判定時間よりも短い場合に、前記選択入力を、更新前の前記第1の表示画面に含まれる表示項目に対するものであると判定し、その選択入力に対応した処理を実行する制御部とを備えたことを特徴とする情報表示装置。
  2. 前記選択入力に対応した処理は、更新前の前記第1の表示画面に含まれる表示項目を、前記表示部に表示させる処理であることを特徴とする請求項1に記載の情報表示装置。
  3. 前記選択入力に対応した処理は、前記第1の表示画面に含まれかつ選択入力された表示項目の詳細内容を前記表示部に表示させる処理であることを特徴とする請求項1または2に記載の情報表示装置。
  4. 表示項目とその詳細内容からなる表示情報を取得する情報取得部をさらに備え、
    前記1つの表示画面に含まれるn個(n≧1)の表示項目が、それぞれ前記表示部の異なる表示領域に、取得された順序で表示され、前記更新後の第2の表示画面に表示される表示項目は、最新のn個の表示項目であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の情報表示装置。
  5. 表示項目とその詳細内容からなる表示情報を取得する情報取得部をさらに備え、
    前記表示項目を表示する前記表示部の表示領域が固定され、かつその表示領域に表示する表示項目が一つである場合、前記表示更新要求があるごとに、前記取得された最新の表示情報の表示項目が、前記表示領域に表示されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の情報表示装置。
  6. 一定時間の経過をカウントする表示更新タイマーをさらに備え、
    前記表示更新要求は、前記表示更新タイマーに予め設定された一定時間が経過したときに、前記表示制御部に与えられることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の情報表示装置。
  7. 前記入力部がタッチパネルであり、前記選択入力は、所望の表示項目が表示されている表示領域の位置に対応するタッチパネルに接触することにより行われることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の情報表示装置。
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