JP2014055952A - 発電機固定子回路間事故の検出 - Google Patents

発電機固定子回路間事故の検出 Download PDF

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Abstract

【課題】発電機固定子内の回路間事故を検出するためのシステム及び方法を提供する。
【解決手段】コンピュータ・システム20が、発電機の複数の相電圧及び複数の相電流をサンプリングするためのサンプリング装置と、前記サンプリングされた複数の相電圧及び複数の相電流に基づいて、回路間事故検出スキームをイネーブルするための複数の事前定義ブロックと、前記イネーブルされた回路間事故検出スキームに応答して、前記サンプリングされた複数の相電圧の間の複数の差を決定するためのレベル検出ブロックと、前記イネーブルされた回路間事故検出スキームに応答して、前記サンプリングされた複数の相電圧の複数の差の各々を比較して、これらの差に基づいて、発電機固定子12の少なくとも1つの相内の回路間事故を決定するための比較論理装置とを含む。本システムはまた、発電機相電圧不平衡を検出するための逆相電圧ブロックを含むことができる。
【選択図】図2

Description

本書に開示される内容は、一般的に云えば、多回路発電機固定子に関し、より詳しく云えば、発電機固定子回路間事故を検出するためのシステムに関するものである。
より高いフレームの発電機についての現今の市場空間では競争が激しいので、相手先商標商品製造者にとって、発電機の電力密度を増大させることが課題になっている。これは、発電機の冷却方法を改善し、また各相に並列回路を導入することによって達成される。このような装置の信頼性のある動作を保証し且つ可用性を高めるために、製造者は、適用される国際規約及び基準に従って、内部事故が生じた場合に確実に装置を隔離(絶縁分離)する保護システムを所定場所に設ける必要がある。
例えば、現在の保護システムは、100%固定子地絡事故検出(64TN)、第3高調波固定子地絡事故検出(27TN)、中性点過電圧検出(59N)、及び補助過電圧検出(59X)を介して、固定子地絡事故保護を行っている。
米国特許第7834573号明細書
本発明の様々な面によれば、発電機固定子内の回路間事故(inter-circuit fault) を検出するためのシステム及び方法を提供する。一実施形態では、コンピュータ・システムが、発電機の複数の相電圧及び複数の相電流をサンプリングするためのサンプリング装置と、前記サンプリングされた複数の相電圧及び複数の相電流に基づいて、回路間事故検出スキームをイネーブル(enable)するための複数の事前定義(predefined)ブロックと、前記イネーブルされた回路間事故検出スキームに応答して、前記サンプリングされた複数の相電圧の間の複数の差を決定するためのレベル検出ブロックと、前記イネーブルされた回路間事故検出スキームに応答して、前記サンプリングされた複数の相電圧の複数の差の各々を比較して、これらの差に基づいて、発電機固定子の少なくとも1つの相内の回路間事故を決定するための比較論理装置とを含む。本システムはまた、発電機相電圧不平衡を検出するための逆相電圧ブロックを含むことができる。
本開示の第1の面では、コンピュータ・システムを提供し、該コンピュータ・システムは、発電機固定子の複数の相電圧及び複数の相電流をサンプリングするためのサンプリング装置と、前記サンプリングされた複数の相電圧及び複数の電流に基づいて、回路間事故検出スキームをイネーブルするための複数の事前定義ブロックと、前記イネーブルされた回路間事故検出スキームに応答して、前記サンプリングされた複数の相電圧の間の複数の差を決定するためのレベル検出ブロックと、前記イネーブルされた回路間事故検出スキームに応答して、前記サンプリングされた複数の相電圧の複数の差の各々を比較して、これらの差に基づいて、発電機固定子の少なくとも1つの相内の回路間事故を決定するための比較論理装置とを有する。
第2の面では、コンピュータ・プログラムを提供し、該コンピュータ・プログラムは、少なくとも1つのコンピュータ読取り可能な媒体において具現化されるプログラム・コードを有し、該プログラム・コードは、実行されたとき、コンピュータ・システムに発電機固定子内の回路間事故を検出する方法を実施させることができ、該方法は、発電機固定子の複数の相電圧をサンプリングする段階と、発電機固定子の複数の相電流をサンプリングする段階と、前記サンプリングされた複数の相電圧及び複数の電流に基づいて、回路間事故検出スキームをイネーブルする段階と、前記イネーブルに応答して、前記サンプリングされた複数の相電圧の間の複数の差を決定する段階と、前記イネーブルに応答して、前記サンプリングされた複数の相電圧の複数の差の各々を比較して、これらの差に基づいて、発電機固定子の少なくとも1つの相内の回路間事故を決定する段階とを有する。
第3の面では、発電機固定子内の回路間事故を検出するためのコンピュータ実施型方法を提供し、該方法は、発電機固定子の複数の相電圧をサンプリングする段階と、発電機固定子の複数の相電流をサンプリングする段階と、前記サンプリングされた複数の相電圧及び複数の相電流に基づいて、回路間事故検出スキームをイネーブルする段階と、前記イネーブルに応答して、前記サンプリングされた複数の相電圧の間の複数の差を決定する段階と、前記イネーブルに応答して、前記サンプリングされた複数の相電圧の複数の差の各々を比較して、これらの差に基づいて、発電機固定子の少なくとも1つの相内の回路間事故を決定する段階とを有する。
本発明のこれらの及び他の特徴は、本発明の様々な実施形態を図示する添付図面を参照した以下の詳しい説明を読むことによってより容易に理解されよう。
ここで、図面は必ずしも縮尺通りでないことに留意されたい。図面は本発明の特定の面のみを示しており、従って、本発明の範囲を制限するものと見なすべきではない。図面では、全図を通じて同様な部品を同様な参照符号で表している。
図1は、本発明の一実施形態に従った、多回路発電機固定子用の複数の巻線を持つ複数の相の回路図である。 図2は、本発明の一実施形態に従った、発電機固定子内の回路間事故を検出するための環境を例示する図である。 図3は、本発明の様々な実施形態に従った、発電機固定子内の回路間事故を検出するためのシステムの概略ブロック図である。 図4は、本発明の様々な実施形態に従った、発電機固定子内の回路間事故を検出するための方法の流れ図である。 図5は、本発明の様々な実施形態に従った、発電機固定子内の回路間事故を検出するための方法の流れ図である。
前に述べたように、本書に開示される内容は、一般的に云えば、多回路発電機固定子に関し、より詳しく云えば、発電機固定子回路間事故を検出するためのシステムに関するものである。
より高いフレームの発電機についての現今の市場空間では競争が激しいので、相手先商標商品製造者にとって、より高い電力密度を持つ発電機を開発することが課題になっている。これは、冷却方法を改善し且つ各相に並列回路を導入した発電機を提供することによって達成される。このような装置の信頼性のある動作を保証し且つ可用性を高めるために、製造者は、適用される国際基準及び電力網コードに従って、内部事故が生じた場合に確実に装置を絶縁分離する保護システムを所定場所に設ける必要がある。
例えば、現在の保護システムは、100%固定子地絡事故検出(64TN)、第3高調波固定子地絡事故検出(27TN)、中性点過電圧検出(59N)、及び補助過電圧検出(59X)を介して、固定子地絡事故保護を行っている。しかしながら、現在の保護システムのいずれも、多回路発電機固定子内の回路間事故を検出する能力を提供していない。
次に図1について説明すると、本発明の様々な実施形態に従った、多回路発電機固定子12(図2)用の巻線1の相2,4,6の回路図が示されている。図示のように、リードT1及びT4が第1の相2を形成し、リードT2及びT5が第2の相4を形成し、またリードT3及びT6が第3の相6を形成する。各相の各対のリードの間には、複数の回路が存在する。回路間事故は、一相の複数の回路の間に生じる事故である。例えば、第3の相のリードT3及びT6の間には回路7A、7B及び7Cが存在し、そこで回路間事故が回路7A及び7Bの間に生じる事故である場合がある。そうではなく、回路7B及び7Cの間に、又は回路7A及び7Cの間に回路間事故が生じることがある。このような種類の回路間事故は、検出されず及び/又は絶縁分離されない場合、発電機固定子に重大な損傷を引き起こす虞がある。
本発明の様々な面では、発電機固定子内の回路間事故を検出するためのシステム及び方法を提供する。一実施形態において、コンピュータ・システムが、発電機固定子の複数の相電圧及び複数の相電流をサンプリングするためのサンプリング装置と、前記サンプリングされた複数の相電圧及び複数の電流に基づいて、回路間事故検出スキームをイネーブルするための複数の事前定義ブロックと、前記イネーブルされた回路間事故検出スキームに応答して、前記サンプリングされた複数の相電圧の間の複数の差を決定するためのレベル検出ブロックと、前記イネーブルされた回路間事故検出スキームに応答して、前記サンプリングされた複数の相電圧の複数の差の各々を比較して、これらの差に基づいて、発電機固定子の少なくとも1つの相内の回路間事故を決定するための比較論理装置とを有する。本システムはまた、発電機固定子内の相電圧不平衡を検出するための逆相電圧ブロックを含むことができる。このようなシステムの技術的効果は、発電機固定子内の回路間事故を検出する能力である。本書に開示される回路間事故検出スキームは、既存の及び任意の将来の発電機保護継電器において実施することができる。
次に図2について説明すると、図2は、本発明の様々な実施形態に従った、発電機固定子12での回路間事故を検出するための環境10を例示する。この場合、環境10は、発電機固定子12内の回路間事故を検出するために本書に記載されるプロセスを遂行することのできるコンピュータ・システム20を含む。詳しく述べると、コンピュータ・システム20は、回路間事故検出(IC−FD)プログラム30を含むものとして示されており、該プログラムは、本書に記載されるプロセスを遂行することによって発電機固定子12内の回路間事故を検出するようにコンピュータ・システム20を動作させる。更に、コンピュータ・システム20内には事前定義ブロック29が示されており、これは、後で説明するように、IC−FDプログラム30をイネーブルする。
コンピュータ・システム20は、図示のように、処理コンポーネント22(例えば、1つ以上のプロセッサ)、記憶コンポーネント24(例えば、記憶階層)、入出力(I/O)コンポーネント26(例えば、1つ以上のI/Oインターフェース及び/又は装置)、及び通信通路28を含む。一般に、処理コンポーネント22は、記憶コンポーネント24に少なくとも部分的に固定されている事前定義ブロック29及び/又はIC−FDプログラム30のようなプログラム・コードを実行する。プログラム・コードを実行している間、処理コンポーネント22はデータを処理することができ、その結果、更なる処理のために変換データを記憶コンポーネント24及び/又はI/Oコンポーネント26から/へ読み取り/書き込みすることができる。通路28は、コンピュータ・システム20内の各々のコンポーネントの間に通信リンクを構成する。I/Oコンポーネント26は、ユーザーがコンピュータ・システム20と相互作用できるようにする1つ以上のI/O装置、並びに/又はシステム・ユーザーが任意の種類の通信リンクを介してコンピュータ・システム20と通信できるようにする1つ以上の通信装置を有することができる。更に、事前定義ブロック29及び/又はIC−FDプログラム30は、任意の問題解決手法を用いて、サンプリングされた相電圧40及び/又はサンプリングされた線路電流42のようなデータを管理(例えば、保存、検索、生成、操作、編成、提出など)することができる。
いずれにしても、コンピュータ・システム20は、それにインストールされた、事前定義ブロック29及び/又はIC−FDプログラム30のようなプログラム・コードを実行できる1つ以上の汎用計算製品(例えば、計算装置)を有することができる。本書で用いられる用語「プログラム・コード」は、任意の言語、コード又は表記法で書かれた命令の集合であって、情報処理能力を持つ計算装置に、特定の行為を、直接に、或いは(a)別の言語、コード又は表記法への変換、(b)異なる材料形態での再生、及び/又は(c)解凍の内の任意の組合せの後に遂行させる命令の集合を意味していることが理解されよう。この点に関連して、事前定義ブロック29及び/又はIC−FDプログラム30は、システム・ソフトウエア及び/又はアプリケーション・ソフトウエア及び/又はファームウエア・アプリケーション・コードの任意の組合せとして具現化することができる。
更に、事前定義ブロック29及び/又はIC−FDプログラム30は一組のモジュール32を使用して実施することができる。この場合、モジュール32は、コンピュータ・システム20が事前定義ブロック29及び/又はIC−FDプログラム30によって使用される一組のタスクを遂行できるようにすることができ、また別個に開発し、並びに/又は事前定義ブロック29及び/又はIC−FDプログラム30の他の部分とは別に実施することができる。本書で用いられる用語「コンポーネント」は、任意の問題解決手法を用いて、それに関連して記述された機能を実施する任意の構成のハードウエア(ソフトウエアを備えていていもいなくてもよい)を意味し、また、用語「モジュール」は、コンピュータ・システム20に、任意の問題解決手法を用いて、それに関連して記述された行為を実施させることのできるプログラム・コードを意味する。モジュールは、処理コンポーネント22を含むコンピュータ・システム20の記憶コンポーネント24内に固定されているとき、複数の行為を実施するコンポーネントの重要部分である。とは云え、2つ以上のコンポーネント、モジュール及びシステムが、それらのそれぞれのハードウエア及び/又はソフトウエア及び/又はファームウエアの幾分か/全てを共用することができることは勿論である。更に、本書に記述される機能の幾分かが実施されないことがあること、或いは追加の機能をコンピュータ・システム20の一部として含むことができることは勿論である。
コンピュータ・システム20は複数の計算装置を有しているとき、各々の計算装置は、それに固定された事前定義ブロック29及び/又はIC−FDプログラム30の一部分(例えば、1つ以上のモジュール32)のみを持つことができる。しかしながら、コンピュータ・システム20、事前定義ブロック29及び/又はIC−FDプログラム30は、本書に記載されるプロセスを遂行することのできる様々な考えられる等価なコンピュータ・システムを代表するものに過ぎないことが理解されよう。この点に関連して、他の実施形態では、コンピュータ・システム20、事前定義ブロック29及び/又はIC−FDプログラム30によって提供される機能は、プログラム・コードを持っている又は持っていない汎用及び/又は専用ハードウエアの任意の組合せを含む1つ以上の計算装置によって少なくとも部分的に実施することができる。各実施形態において、ハードウエア、ファームウエア、及びプログラム・コード(含まれている場合)は、標準的なエンジニアリング及びプログラミング技術を用いてそれぞれ作成することができる。
とは云え、コンピュータ・システム20が複数の計算装置を含んでいるとき、これらの計算装置は任意の種類の通信リンクを介して通信することができる。更に、本書に記載されるプロセスを遂行している間に、コンピュータ・システム20は、任意の種類の通信リンクを用いて、1つ以上の他のコンピュータ・システムと通信することができる。いずれの場合にも、通信リンクは、様々な種類の光ファイバ、有線及び/又は無線リンクの任意の組合せを有することができ、及び/又は1つ以上の種類のネットワークの任意の組合せを有することができ、及び/又は様々な種類の伝送技術及びプロトコルの任意の組合せを利用することができる。
本書に記載されているように、事前定義ブロック29及びIC−FDプログラム30は、コンピュータ・システム20に、発電機固定子12内の回路間事故を検出させることができる。図2に示されているように、回路間事故が検出された場合、コンピュータ・システム20はIC−FDトリップ信号50を発生する。このようなトリップ信号は、発電機固定子12を絶縁分離し且つ運転停止するために利用することができる。
次に図3について説明すると、本発明の様々な実施形態に従った、発電機固定子12(図2)内の回路間事故を検出するためのシステムの概略ブロック図が示されている。図4及び図5は、図3に示されたシステムを使用して回路間事故を検出するための方法の流れ図を示す。
段階S1において、サンプリング装置が、発電機固定子12(図2)の各相について相電圧40(Va,Vb,Vc)をサンプリングする。段階S2において、サンプリング装置は、発電機固定子12(図2)の各相について相電流42(Ia,Ib,Ic)をサンプリングする。更に、発電機固定子12の相電圧40及び相電流42は、任意の既知の又は将来開発されるサンプリング手法を用いてサンプリングできることが理解されよう。
複数の事前定義ブロック29が、これらのサンプリングされた相電圧40及び相電流42に基づいて、回路間事故検出(IC−FD)プログラム30(すなわち、スキーム)をイネーブルするために設けられる。図3に示されているように、IC−FDプログラム30は、レベル検出ブロック34、比較論理70、及び逆相ブロック35を含む。また、IC−FDプログラム30は「オア(OR)」ゲート80を含む。IC−FDプログラム30の様々な特徴については後で説明する。
複数の事前定義ブロック29は、前記サンプリングされた複数の相電圧40及び複数の相電流42に基づいて、特定の状況においてのみIC−FDプログラム30をイネーブルする。例えば、段階D1において、事故の方向が、方向要素52を用いて検知される。すなわち、方向要素52は、事故が発電機の内部に又は外部にあるかどうか決定する。発電機内に事故がない場合(「N」)、方向要素52は、段階D1において、発電機の内部に事故があるかどうかを決定し続ける。発電機内に事故がある(「Y」)と方向要素52が決定した場合、段階D2において、地絡事故デセンシタイザ(de-sensitizer) 54が、前記サンプリングされた相電圧40に基づいて、事故が地絡事故(接地事故)であるかどうか決定する。事故が地絡事故であるかどうか決定するためのパラメータ閾値は、ユーザーによって設定することができる。例えば、サンプリングされた相電圧40がほぼ定格の20%以下である場合、事故は事前定義ブロック29によって地絡事故である(「Y」)と見なすことができる。この場合、地絡事故デセンシタイザ54は、段階D2において、地絡事故が存在するかどうか決定し続ける。
地絡事故が存在しない(「N」)と地絡事故デセンシタイザ54が決定した場合、相間事故デセンシタイザ56が、段階D3において、サンプリングされた複数の相電圧40に基づいて、事故が相間事故であるかどうか決定する。事故が相間事故であるかどうか決定するためのパラメータ閾値は、ユーザーによって設定することができる。例えば、サンプリングされた複数の相電圧40の内のいずれか2つの相電圧が定格のほぼ60%よりも低い場合、事故は相間事故と見なすことができる。事故が相間事故でない場合(「N」)のみ、IC−FDプログラム30がイネーブルされる(段階S3)。このようにして、複数の事前定義ブロック(方向要素52、地絡事故デセンシタイザ54、及び相間事故デセンシタイザ56)は、事故が発電機固定子12(図2)内に存在し、事故が地絡事故でなく、且つ事故が相間事故でない場合に、IC−FDプログラム30をイネーブルし、それ以外は、IC−FDプログラム30のイネーブルを防止する。事前定義ブロック29にはまた、IC−FDプログラム30のイネーブルを防止するために、オペレータ・ブロック58を設けることができる。オペレータ・ブロック58は、ユーザーによって構成設定可能であるブロックであって、選択されたとき、IC−FDプログラム30がイネーブルされるのを防止する。オペレータ・ブロック58は、事前定義ブロック、方向要素52、地絡事故デセンシタイザ54及び相間事故デセンシタイザ56と共に、共同してIC−FDプログラム30がイネーブルされるのを防止する。
一旦IC−FDプログラム30がイネーブルされると、レベル検出ブロック34のレベル検出36は、段階S4において、サンプリングされた複数のRMS(二乗平均平方根)相電圧40の各々の差を決定する。図3に示されているように、サンプリングされた電圧40はRMSブロック33を通ってからレベル検出ブロック34へ進む。レベル検出36に関して、例えば、「X」は、サンプリングされたRMS相電圧VaとサンプリングされたRMS相電圧Vbとの間の差である。「Y」は、サンプリングされたRMS相電圧VbとサンプリングされたRMS相電圧Vcとの間の差である。「Z」は、サンプリングされたRMS相電圧VcとサンプリングされたRMS相電圧Vaとの間の差である。レベル検出ブロック34はまた不平衡デセンシタイザ38を含み、不平衡デセンシタイザ38は、サンプリングされた相電圧Va,Vb,Vcの不平衡がユーザー設定可能な限界内にあるときに比較論理70を動作させない。例えば、段階D4において、不平衡が事前定義の(ユーザーにより設定された)限界内にない場合(「N」)のみ、比較論理70は作動される(段階S5)。典型的には、±10%の不平衡限界が、負荷の相不平衡を許すために設定できる。不平衡デセンシタイザ38は複数の継電器を含むことができる。
段階S5において、サンプリングされた複数のRMS相電圧40のこれらの差(X,Y,Z)は比較論理70によって比較される。これらの差(X,Y,Z)に基づいて、比較論理70は、オア・ゲート80を使用して、発電機固定子12(図2)の少なくとも1つの相内に回路間事故が存在するかどうか決定する。すなわち、T1−T4間の相2(サンプリングされたRMS相電圧Va)に回路間事故がある場合、A相72は論理の高「1」になる。A相72が論理の「高」に達したとき、A相ピックアップ73(すなわち、A相回路間事故事象を登録するためのメモリ・フラグ)が「高」に設定される。A相ピックアップ73の論理は、回路間事故事象の診断の際にピックアップについてレビュー(適切性、妥当性及び有効性の判定)することのできるトレンディング・パラメータとしてプログラムすることができる。B相74は、T2−T5間の相4(サンプリングされたRMS相電圧Vb)に回路間事故がある場合、論理の高「1」である。B相74が論理の「高」に達したとき、B相ピックアップ75(すなわち、B相回路間事故事象を登録するためのメモリ・フラグ)が「高」に設定される。B相ピックアップ75の論理は、回路間事故事象の診断の際にピックアップについてレビューすることのできるトレンディング・パラメータとしてプログラムすることができる。C相76は、T3−T6間の相6(サンプリングされたRMS相電圧Vc)に回路間事故がある場合は、論理の高「1」である。C相76が論理の「高」に達したとき、C相ピックアップ77(すなわち、C相回路間事故事象を登録するためのメモリ・フラグ)が「高」に設定される。C相ピックアップ77の論理は、回路間事故事象の診断の際にピックアップについてレビューすることのできるトレンディング・パラメータとしてプログラムすることができる。比較論理70はまた、回路間事故の持続中に確実に発電機を絶縁分離するために各相72,74,76について遅延78(すなわち、タイマー・ブロック)を含むことができる。
レベル検出ブロック34及び比較論理70と共に、並列逆相(59_2)ブロック35が設けられる。逆相ブロック35は、サンプリングされた電圧40を受け取る。逆相ブロック35は、星形又は三角電圧変圧器結線を介してサンプリングされた相電圧40を受け容れる。サンプリングされた相電圧40は、逆相電圧(V_2)を得るために逆相ブロック35で処理される。逆相電圧(V_2)は、過電圧状態(59_2)を検出するためにユーザー設定可能な閾値と比較される。逆相ブロック35による逆相過電圧検出が、1つ又は2つの相の損失、或いは非対称電圧状態(それらは回路間事故状態に対応する)を検出するために用いられる。段階S6において、逆相電圧が決定される。段階S7において、逆相電圧がユーザーによって設定可能である閾値(すなわち、ピックアップ)よりも大きい場合、事前設定(preset)遅延78について、IC−FD信号が発生される。レベル検出34及び比較論理70の組合せにより、又は逆相ブロック35により、回路間事故がいずれかの相で検出された場合、段階S8において、IC−FDトリップ50が発生され、これは、発電装置を絶縁分離し且つ運転停止するために利用することができる。
本書では発電機固定子12(図2)における回路間事故を検出するための方法及びシステムを図示し説明したが、本発明の様々な面が更に様々な代替実施形態を提供することが理解されよう。例えば、一実施形態において、本発明は、少なくとも1つのコンピュータ読取り可能な媒体に固定されていて、実行されたとき、コンピュータ・システムに発電機固定子12(図2)内の回路間事故を検出させることのできるコンピュータ・プログラムを提供する。これに関して、コンピュータ読取り可能な媒体は、本書に記載されるプロセスの幾分か又は全てを実施する(事前定義ブロック29及び/又はIC−FDプログラム30(図2)のような)プログラム・コードを含む。ここで、用語「コンピュータ読取り可能な媒体」は、そこからプログラム・コードのコピーを読み取り、再生し、又はその他の態様で計算装置によって通信することのできる(既知の又は将来開発される)1つ以上の任意の種類の有形の表現媒体を有することが理解されよう。例えば、コンピュータ読取り可能な媒体は、1つ以上のポータブル記憶装置製品、計算装置の1つ以上のメモリ/記憶コンポーネント、紙、及び/又は同様なものを有することができる。
本書に用いられている用語は、特定の実施形態を説明するためであるに過ぎず、本発明を制限しようとするものではない。本書において用いられる単数形の表現は、特に明記していない限り、複数の存在を含むことを意図している。更に、本書で用いられる用語「有する」及び/又は「有している」は、記述した特徴、整数、段階、動作、要素及び/又は構成部品の存在を明示しているが、1つ以上の他の特徴、整数、段階、動作、要素、構成部品及び/又はそれらの群の存在又は追加を排除するものではないことが理解されよう。
本明細書は、最良の実施形態を含めて、本発明を開示するために、また当業者が任意の装置又はシステムを作成し使用し、任意の採用した方法を遂行すること含めて、本発明を実施できるようにするために、様々な例を使用した。本発明の特許可能な範囲は「特許請求の範囲」の記載に定めており、また当業者に考えられる他の例を含み得る。このような他の例は、それらが「特許請求の範囲」の文字通りの記載から実質的に差異のない構造的要素を持つ場合、或いはそれらが「特許請求の範囲」の文字通りの記載から実質的に差異のない等価な構造的要素を含む場合、特許請求の範囲内にあるものとする。
1 発電機固定子用の巻線
2、4、6 相
7A、7B、7C 回路
10 環境
28 通信通路
30 回路間事故検出(IC−FD)プログラム
32 モジュール
34 レベル検出ブロック
35 逆相ブロック
36 レベル検出
52 方向要素
54 地絡事故デセンシタイザ
56 相間事故デセンシタイザ
58 オペレータ・ブロック
70 比較論理
72 A相
73 A相ピックアップ
74 B相
75 B相ピックアップ
76 C相
77 C相ピックアップ
78 事前設定遅延
80 オア・ゲート

Claims (20)

  1. 発電機の複数の相電圧及び複数の相電流をサンプリングするためのサンプリング装置と、
    前記サンプリングされた複数の相電圧及び複数の相電流に基づいて、回路間事故検出スキームをイネーブルするための複数の事前定義ブロックと、
    前記イネーブルされた回路間事故検出スキームに応答して、前記サンプリングされた複数の相電圧の間の複数の差を決定するためのレベル検出ブロックと、
    前記イネーブルされた回路間事故検出スキームに応答して、前記サンプリングされた複数の相電圧の複数の差の各々を比較して、これらの差に基づいて、前記発電機固定子の少なくとも1つの相内の回路間事故を決定するための比較論理装置と、
    を有するコンピュータ・システム。
  2. 更に、前記サンプリングされた複数の相電圧に基づいて、逆相電圧を決定して、該前記逆相電圧が閾値よりも大きいかどうか決定するための逆相過電圧ブロックを有する請求項1記載のシステム。
  3. 前記レベル検出ブロックは更に、前記サンプリングされた複数の相電圧を比較して、前記サンプリングされた複数の相電圧の間の不平衡が事前定義の限界内にあるかどうか決定することを含んでいる、請求項1記載のシステム。
  4. 前記複数の事前定義ブロックは、前記サンプリングされた複数の相電圧及び複数の電流に基づいて、前記発電機固定子内に事故があるかどうか決定するための方向要素を含んでいる、請求項1記載のシステム。
  5. 前記複数の事前定義ブロックは、前記サンプリングされた複数の相電圧に基づいて、事故が地絡事故であるかどうか決定するための地絡事故デセンシタイザを含んでいる、請求項1記載のシステム。
  6. 前記複数の事前定義ブロックは、前記サンプリングされた複数の相電圧に基づいて、事故が相間事故であるかどうか決定するための相間事故デセンシタイザを含んでいる、請求項1記載のシステム。
  7. 少なくとも1つのコンピュータ読取り可能な媒体において具現化されるプログラム・コードを有するコンピュータ・プログラムであって、
    前記プログラム・コードは、実行されたとき、コンピュータ・システムに発電機固定子内の回路間事故を検出する方法を実施させることができ、該方法が、
    前記発電機固定子の複数の相電圧をサンプリングする段階と、
    前記発電機固定子の複数の相電流をサンプリングする段階と、
    前記サンプリングされた複数の相電圧及び複数の電流に基づいて、回路間事故検出スキームをイネーブルする段階と、
    前記イネーブルに応答して、前記サンプリングされた複数の相電圧の間の複数の差を決定する段階と、
    前記イネーブルに応答して、前記サンプリングされた複数の相電圧の複数の差の各々を比較して、これらの差に基づいて、前記発電機固定子の少なくとも1つの相内の回路間事故を決定する段階と、を有すること、
    を特徴とするコンピュータ・プログラム。
  8. 更に、前記サンプリングされた複数の相電圧に基づいて、逆相電圧を決定して、該前記逆相電圧が閾値よりも大きいかどうか決定する段階を有している請求項7記載のシステム。
  9. 更に、前記サンプリングされた複数の相電圧を比較して、前記サンプリングされた複数の相電圧の間の不平衡が事前定義の限界内にあるかどうか決定する段階を有している請求項7記載のコンピュータ・プログラム。
  10. 前記サンプリングされた複数の相電圧の複数の差の各々を比較する段階は、更に、前記サンプリングされた複数の相電圧の間の不平衡が事前定義の限界内にあると決定することに応答する、請求項9記載のコンピュータ・プログラム。
  11. 更に、回路間事故の持続中に確実に発電機を絶縁分離するために、タイマー・ブロックを用いて、フィルタ処理を行う段階を有している請求項7記載のコンピュータ・プログラム。
  12. 回路間事故検出スキームをイネーブルする前記段階は更に、前記サンプリングされた複数の相電圧及び複数の電流に基づいて、事故が発電機固定子内にあるかどうか決定する段階を有している、請求項7記載のコンピュータ・プログラム。
  13. 回路間事故検出スキームをイネーブルする前記段階は更に、前記サンプリングされた複数の相電圧に基づいて、事故が地絡事故であるかどうか決定する段階を有している、請求項7記載のコンピュータ・プログラム。
  14. 回路間事故検出スキームをイネーブルする前記段階は更に、前記サンプリングされた複数の相電圧に基づいて、事故が相間事故であるかどうか決定する段階を有している、請求項7記載のコンピュータ・プログラム。
  15. 発電機固定子内の回路間事故を検出するためのコンピュータ実施型方法であって、
    前記発電機固定子の複数の相電圧をサンプリングする段階と、
    前記発電機固定子の複数の相電流をサンプリングする段階と、
    前記サンプリングされた複数の相電圧及び複数の相電流に基づいて、回路間事故検出スキームをイネーブルする段階と、
    前記イネーブルに応答して、前記サンプリングされた複数のRMS相電圧の間の複数の差を決定する段階と、
    前記イネーブルに応答して、前記サンプリングされた複数の相電圧の複数の差の各々を比較して、これらの差に基づいて、前記発電機固定子の少なくとも1つの相における回路間事故を決定する段階と、
    を有するコンピュータ実施型方法。
  16. 更に、前記サンプリングされた複数の相電圧に基づいて、逆相電圧を決定して、該前記逆相電圧が閾値よりも大きいかどうか決定する段階を有している請求項15記載のコンピュータ実施型方法。
  17. 更に、前記サンプリングされた複数の相電圧を比較して、前記サンプリングされた複数の相電圧の間の不平衡が事前定義の限界内にあるかどうか決定する段階を有している請求項15記載のコンピュータ実施型方法。
  18. 回路間事故検出スキームをイネーブルする前記段階は更に、前記サンプリングされた複数の相電圧及び複数の電流に基づいて、事故が前記発電機固定子内にあるかどうか決定する段階を有している、請求項15記載のコンピュータ実施型方法。
  19. 回路間事故検出スキームをイネーブルする前記段階は更に、前記サンプリングされた複数の相電圧に基づいて、事故が地絡事故であるかどうか決定する段階を有している、請求項15記載のコンピュータ実施型方法。
  20. 回路間事故検出スキームをイネーブルする前記段階は更に、前記サンプリングされた複数の相電圧に基づいて、事故が相間事故であるかどうか決定する段階を有している、請求項15記載のコンピュータ実施型方法。
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