JP2014049967A - 圧電デバイス - Google Patents

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宗高 副島
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Abstract

【課題】圧電デバイスの外底面の四隅部の間に発熱源用の外部端子を設ける必要があり、小型化の妨げになっていた点をサーミスタ素子や加熱抵抗を用いて改善した圧電デバイスの提供。
【解決手段】圧電デバイス100は、素子搭載用部材と、素子搭載用部材に搭載された圧電素子と、素子搭載用部材に設けられた第1及び第2の端子116a及び116bと、素子搭載用部材に搭載されており、第1及び第2の端子116a及び116bに電気的に接続されたサーミスタ素子120と、素子搭載用部材に設けられており、第1及び第2の端子116a及び116bに電気的に接続された加熱用抵抗122と、素子搭載用部材に設けられており、第1及び第2の端子116a及び116bに電圧を印加した時にサーミスタ素子120又は加熱用抵抗122に選択的に電流を流す第1及び第2のダイオード素子123及び124とを含んでいる。
【選択図】図3

Description

本発明は、電子機器等に用いられる圧電デバイスに関するものである。
従来、携帯電話機などの電子機器には、基準信号源またはクロック信号源などの信号源が搭載されており、かかる信号源として、圧電デバイスが知られている。圧電デバイスにおいては、従来、外部に設けられていたサーミスタ素子を圧電振動子が搭載されている素子搭載用部材に搭載して、圧電振動子の実際の温度とサーミスタ素子によって測定される温度との差異を低減し、発振周波数の変動を低減させることが考えられている。
サーミスタ素子は、温度変化に応じて抵抗値が変化して、抵抗値が変わることで電流値が変化するものであり、その温度での電流値が、外部端子を介して圧電デバイスの外部へ出力される。この出力された電流値の変化から電圧が変化するため、電圧と温度との関係により、出力された電流値を電圧に換算することで、そのときの電圧から温度情報を得ることができる。例えば、電圧から温度情報への換算は、外部の電子機器等の集積回路素子内で得ることができる。また、外部端子は、一対の圧電素子用外部端子と一対のサーミスタ素子用外部端子の4端子が圧電デバイスの外底面の四隅部に配置されている。
特開2011−211340号公報
しかしながら、従来、サーミスタ素子が実装された圧電デバイスにおける温度特性を測定するためには、圧電デバイスの温度を上昇させる必要があったため、圧電デバイスの外部に設けられた発熱源(例えば、パワーアンプ等)を置く必要があった。また、圧電デバイスの内部に発熱源を設ける場合は、圧電デバイスの外底面の四隅部の間に発熱源用の外部端子を設ける必要があり、圧電デバイスの小型化の妨げになっていた。
本発明の一つの態様による圧電デバイスは、素子搭載用部材と、素子搭載用部材に搭載された圧電素子と、素子搭載用部材に設けられた第1および第2の端子と、素子搭載用部材に搭載されており、第1および第2の端子に電気的に接続されたサーミスタ素子と、素子搭載用部材に設けられており、第1および第2の端子に電気的に接続された加熱用抵抗と、素子搭載用部材に設けられており、第1および第2の端子に電圧を印加したときにサーミスタ素子または加熱用抵抗に選択的に電流を流す第1および第2のダイオード素子とを含んでいる。
本発明の一つの態様による圧電デバイスは、第1および第2の端子に電圧を印加したときにサーミスタ素子または加熱用抵抗に選択的に電流を流す第1および第2のダイオード素子とを含んでいることによって、加熱用抵抗に電流を流す端子を別に設ける必要がなく、サーミスタ素子に電流を流す端子と兼用できるので、発熱源の加熱用抵抗に接続される外部端子を別に設ける必要がなく、圧電デバイスの小型化が可能となる。
本発明の実施形態における圧電デバイスを示す縦断面図である。 図1に示された圧電デバイスにおいてサーミスタ素子、加熱用抵抗、第1のダイオード素子および第2のダイオード素子を取り外した状態を示す平面図である。 図1に示された圧電デバイスにおけるサーミスタ素子、加熱用抵抗、第1のダイオード素子および第2のダイオード素子の配置を示す平面図である。 図1に示された圧電デバイスにおけるサーミスタ素子、加熱用抵抗、第1のダイオード素子および第2のダイオード素子の等価回路を示す平面図である。 電圧印加用端子に印加される電圧とサーミスタ素子の抵抗値から換算される温度とを示すグラフである。 個々の圧電振動子の加熱用抵抗の抵抗値から換算した温度と周波数変化量の関係を示すグラフである。
以下、本発明の例示的な実施形態について図面を参照して説明する。
図1〜図4に示されているように、本発明の実施形態における圧電デバイス100は、素子搭載用部材110と、素子搭載用部材110に搭載されたサーミスタ素子120および圧電素子130と、素子搭載用部材110に設けられた加熱用抵抗122と第1のダイオード素子123と第2のダイオード素子124とを含んでいる。なお、図1は、図3に示されている圧電デバイス100のA―Aにおける断面図を示している。また、本実施形態においては、図2に示されているように、素子搭載用部材110に、サーミスタ素子120、加熱用抵抗122、第1のダイオード素子123および第2のダイオード素子124が搭載されていない状態を圧電振動子101という。
素子搭載用部材110は、基板部111aと基板部111aの上面に設けられた第1の枠部111bと基板部111aの下面に設けられた第2の枠部111cとからなる絶縁基体111とを含んでいる。基板部111aの上面には、一対のサーミスタ素子搭載パッド113、一対の加熱用抵抗搭載パッド114、4つのダイオード素子搭載パッド117、5つのダイオード素子接続配線118および1つの加熱用抵抗接続配線119が設けられている。また、基板部111aの下面には、圧電素子搭載パッド112が設けられている。
なお、図2において、一対のサーミスタ素子搭載パッド113は、符号113の後にアルファベットを付して113a、113bとして示されている。以下、第1のサーミスタ素子搭載パッド113aおよび第2のサーミスタ素子搭載パッド113bという場合もある。
また、一対の加熱用抵抗搭載パッド114は、符号114の後にアルファベットを付して114a、114bとして示されている。以下、第1の加熱用抵抗搭載パッド114aおよび第2の加熱用抵抗搭載パッド114bという場合もある。
また、同様に4つのダイオード素子搭載パッド117は、符号117の後にアルファベットを付して117a〜117dとして示されている。以下、第1のダイオード素子搭載パッド117a、第2のダイオード素子搭載パッド117b、第3のダイオード素子搭載パッド117cおよび第4のダイオード素子搭載パッド117dという場合もある。
また、5つのダイオード素子接続配線118についても、符号の後にアルファベットを付して示されている。
第1の枠部111bには、複数のビア導体115と、複数の外部端子116が設けられている。ここで、素子搭載用部材110の上面の凹部を上側凹部K1、下面の凹部を下側凹部K2とする。なお、本実施形態において上方向とは、紙面の上方向のことをいう。
複数のビア導体115は、第1の枠部111bの内部に設けられており、符号115の後にアルファベットのa〜dを付して115a〜115dとして示されている。複数のビア導体115a〜115dは、例えば、第1の端子用ビア導体115a、第2の端子用ビア導体115b、圧電素子接続用ビア導体115cおよび115dである。
また、図2において、外部端子116は、第1の枠部111bの上面の四隅部に配置されており、符号116の後にアルファベットのa〜dを付して116a〜116dとして示されている。複数の外部端子116a〜116dは、例えば、第1の端子116a、第2の端子116b、圧電素子用外部端子116cおよび116dである。なお、圧電素子用外部端子116cおよび116dは、第1の枠部111bの上面の対角に位置するように配置されている。
また、図2において、ダイオード素子接続配線118は、基板部111aの上面に設けられている。ダイオード素子接続配線118は、例えば、第1のダイオード素子接続配線118a、第2のダイオード素子接続配線118b、第3のダイオード素子接続配線118c、第4のダイオード素子接続配線118dおよび第5のダイオード素子接続配線118eである。
同様に、図2において、加熱用抵抗接続配線119は、基板部111aの上面すなわちサーミスタ素子120が搭載された面に設けられている。
基板部111aと第1の枠部111bと第2の枠部111cとは、例えば、アルミナセラミックスまたはガラス−セラミックス等のセラミック材料からなる。また、基板部111aは、例えば、図1および図2に示されているように、平面視において矩形状の平板状である。第1の枠部111bは、基板部111aの上面の縁部に沿って設けられている。また、第2の枠部111cは、基板部111aの下面の縁部に沿って設けられている。
第1のサーミスタ素子搭載パッド113aは、基板部111aの上面に設けられており、第4のダイオード素子接続配線118dを介して、第2のダイオード素子搭載パッド117bに接続されている。また、第2のサーミスタ素子搭載パッド113bは、図2に示されているように、基板部111aの上面に設けられており、第5のダイオード素子接続配線118eを介して、第3のダイオード素子搭載パッド117cに接続されている。
第1の加熱用抵抗搭載パッド114aは、基板部111aの上面に設けられており、第3のダイオード素子接続配線118cを介して、第1のダイオード素子搭載パッド117aに接続されている。また、第2の加熱用抵抗搭載パッド114bは、図2に示されているように、基板部111aの上面に設けられており、加熱用抵抗接続配線119を介して、第1の端子用ビア導体115aに接続されている。
第1の端子用ビア導体115aは、一端が第1の端子116aに接続され、他端が基板部111aの加熱用抵抗接続配線119と第2のダイオード素子接続配線118bに電気的に接続されている。第2の端子用ビア導体115bは、一端が第2の端子116bに接続され、他端が基板部111aの第1のダイオード素子接続配線118aに電気的に接続されている。圧電素子接続用ビア導体115cは、一端が圧電素子用外部端子116cに接続され、他端が基板部111aの内層配線(図示せず)を介して下側凹部K2に収容された圧電素子130に電気的に接続されている。同様に、圧電素子接続用ビア導体115dは、一端が圧電素子用外部端子116dに接続され、他端が基板部111aの内層配線(図示せず)を介して下側凹部K2に収容された圧電素子130に電気的に接続されている。
第1の端子116aは、サーミスタ素子120で圧電振動子101の温度をモニターするための電圧が印加される端子である。また、第2の端子116bは、加熱用抵抗122を加熱するための電圧が印加される端子である。
図2、図3に示されているように、サーミスタ素子120は、基板部111aの上面に導電性接合材125を介して、一端が第1のサーミスタ素子搭載パッド113aに接続され、他端が第2のサーミスタ素子搭載パッド113bに接続されている。
加熱用抵抗122は、基板部111aの上面に導電性接合材125を介して、一端が第1の加熱用抵抗搭載パッド114aに接続され、他端が第2の加熱用抵抗搭載パッド114bに接続されている。
第1のダイオード素子123は、基板部111aの上面に導電性接合材125を介して、一端が第1のダイオード素子搭載パッド117aに接続され、他端が第2のダイオード素子搭載パッド117bに接続されている。
同様に、第2のダイオード素子124は、基板部111aの上面に導電性接合材125を介して、一端が第3のダイオード素子搭載パッド117cに接続され、他端が第4のダイオード素子搭載パッド117dに接続されている。
圧電素子130は、下側凹部K2内に設けられており、基板部111aの下面に設けられた圧電素子搭載パッド112と接続されている。圧電素子130は、圧電素子搭載パッド112、基板部111aの内層配線(図示せず)、第1の枠部111bの圧電素子接続用ビア導体115cおよび115dを介して、第1の枠部111bの上面の圧電素子用外部端子116cおよび116dに電気的に接続されている。圧電素子130は、所定の結晶軸でカットされた圧電素板と、圧電素板に形成された接続用電極および励振用電極とを含んでいる。圧電素子130は、接続用電極および励振用電極を介して外部からの変動電圧が圧電素板に印加されると、所定の周波数で厚みすべり振動を起こすようになっている。なお、圧電素板としては、例えばATカットの水晶が用いられる。また、圧電素子130が収容されている素子搭載用部材110の下側凹部K2は、蓋部材140によって気密封止されている。
また、本実施形態の圧電デバイス100においては、図4に示されているように、加熱用抵抗122が、第1のダイオード素子123を介して第1の端子116aに電気的に接続されており、第1のダイオード素子123のカソードが、加熱用抵抗122に電気的に接続されており、サーミスタ素子120が、第2のダイオード素子124を介して第2の端子116bに電気的に接続されており、第2のダイオード素子124のカソードが、サーミスタ素子120に電気的に接続されている。
以上のように、本実施形態における圧電デバイス100は、サーミスタ素子120と加熱用抵抗122とが並列に接続され、サーミスタ素子120と直列に接続される第2のダイオード素子124と、加熱用抵抗122と直列に接続される第1のダイオード素子123とが逆向きに接続されている。すなわち、第1および第2の端子116aおよび116bに電圧を印加したときにサーミスタ素子120または加熱用抵抗122に選択的に電流を流すように第1および第2のダイオード素子123および124が接続されている。よって、第1の端子116aに電圧を印加したときは、サーミスタ素子120に電流が流れ、圧電振動子101の温度をモニターすることができる。また、第2の端子116bに電圧を印加したときは、加熱用抵抗122に電流が流れ、圧電振動子101を加熱することができる。
これにより、本実施形態の圧電デバイス100は、第1および第2の端子116aおよび116bに電圧を印加したときにサーミスタ素子120または加熱用抵抗122に選択的に電流を流す第1および第2のダイオード素子123および124を含んでいることで、加熱用抵抗122に電流を流す外部端子116を、サーミスタ素子120に電流を流す第1および第2の端子116aおよび116bと兼用できる。よって、発熱源の加熱用抵抗122に接続される外部端子116を別に設ける必要がなく、圧電デバイス100の小型化が可能となる。即ち、圧電振動子101の温度をモニターする際は、第1の端子116aからサーミスタ素子120側に電流が流れ、圧電振動子101を加熱する際は、第2の端子116bから加熱用抵抗122側に電流が流れるようにできる。
ここで、図5、図6に示されている第2の端子116bに印加される電圧(V)と、個々の圧電振動子101の周波数変化量(ppm)の関係から、個々の圧電振動子101を温度補償する方法について説明する。ここでは、まず、第2の端子116bに電圧を印加し、圧電振動子101を加熱した後に、第1の端子116aに電圧を印加し、サーミスタ素子120の抵抗値を温度に換算することで個々の圧電振動子101の温度補償を行っている。
図5は、縦軸が加熱用抵抗122の温度(℃)、横軸が第2の端子116bに印加される電圧(V)である。また、図6は、縦軸が圧電振動子101の周波数変化量(ppm)、横軸が加熱用抵抗122の抵抗値から換算した温度(℃)である。
図5は、圧電デバイス100の第2の端子116bに電圧(V)を印加して、加熱用抵抗122を加熱した際の、サーミスタ素子120の抵抗値の変化を温度(℃)に換算したグラフである。すなわち、図5のグラフは、第2の端子116bに電圧を印加することで、加熱用抵抗122を加熱し、その後に、第1の端子116aに電圧を印加し、その時のサーミスタ素子120の抵抗値が変わることによる電流値の変化を第2の端子116bから、外部の電子機器等の集積回路素子に入力し、外部の集積回路素子で温度情報に換算された値を読みとって求めたものである。
また、図6は、個々の圧電振動子101の周波数温度特性をプロットしたものである。図6のグラフは、25℃を基準として高温側と低温側で周波数変化量の異なる3個の圧電振動子101の周波数温度特性を示している。尚、図6のグラフは、実線が高温側(45℃)で周波数変化量が大きい圧電振動子101であり、一点鎖線が高温側(45℃)で周波数変化量が小さい圧電振動子101であり、破線が両者の中間的な周波数変化量の圧電振動子101である。
このように、本実施形態における圧電デバイス100は、図5のグラフにおいて、例えば、加熱用抵抗122に印加される電圧を2Vとすると、サーミスタ素子120の抵抗値から換算される温度が45℃となる。この関係を図6のグラフから、3個の圧電振動子101の45℃の周波数変化量を読みとることで、個々の圧電振動子101の温度補償量を決定できる。
例えば、図5のグラフより、第2の端子116bに印加される電圧(V)が2Vの場合は、サーミスタ素子120の抵抗値を、温度(℃)に換算した値が45℃となる。これを図6のグラフの横軸の45℃のライン(図6の破線)から、個々の圧電振動子101の周波数変化量を求めると、実線が−8.0ppm、破線が−5.5ppm、一点鎖線が−2.0ppmである。尚、図5のグラフにおいては、加熱用抵抗122に印加される電圧を2Vの1ポイントのみとしているが、例えば1V、2V、3Vの複数のポイントの温度を読みとってもよい。これにより、個々の圧電振動子101の温度補償精度を向上させることができる。
ここで、個々の圧電振動子101の温度補償量は、例えば、図6に示されているように、45℃の周波数変化量から、個々の圧電振動子101の周波数温度特性を予測することで決定できる。即ち、個々の圧電振動子101の温度補償量は、個々の圧電振動子101の45℃の周波数変化量を、事前に求めておいた温度補償曲線で温度補償することで求められる。尚、温度補償曲線は、外部の電子機器等の集積回路素子のメモリ内に格納されている。
また、本実施形態の圧電デバイス100においては、第1の端子および第2の端子116aおよび116bが、素子搭載用部材110の対角の位置に配置されている。これにより、素子搭載用部材110に設けられた第1から第5のダイオード素子接続配線118a〜118eと加熱用抵抗接続配線119を短くすることができ、サーミスタ素子120と加熱用抵抗122の配線による影響を低減できる。よって、加熱用抵抗122の発熱源としての効率がよく、サーミスタ素子120の温度上昇が短時間で行え、温度補償に掛る時間を短縮できる。
また、本実施形態の圧電デバイス100においては、加熱用抵抗122が、基板部111aのサーミスタ素子120が搭載された面に設けられていることで、サーミスタ素子120と近接して配置されることになり、加熱用抵抗122の温度上昇をサーミスタ素子120で検知しやすくなり、サーミスタ素子120の温度上昇が短時間で行え、温度補償に掛る時間を短縮できる。
さらに、本実施形態の圧電デバイス100においては、加熱用抵抗122が、基板部111aの内部に設けられていても構わない。これにより、上側凹部K1に収容されたサーミスタ素子120と下側凹部K2に収容された圧電素子130との温度上昇を近づけることができるので、温度補償精度を向上させることができる。
なお、上述の実施形態においては、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良等が可能である。例えば、上述の実施形態において圧電デバイス100の下側凹部K2に搭載される圧電素板としてATカットの圧電素子130を示したが、これに限定することなく、例えば音叉型振動素子または弾性表面波素子を用いても構わない。
100・・・圧電デバイス
101・・・圧電振動子
110・・・素子搭載用部材
111・・・絶縁基体
111a・・・基板部
111b・・・第1の枠部
111c・・・第2の枠部
112・・・圧電素子搭載パッド
113・・・サーミスタ素子搭載パッド
113a・・・第1のサーミスタ素子搭載パッド
113b・・・第2のサーミスタ素子搭載パッド
114・・・加熱用抵抗搭載パッド
114a・・・第1の加熱用抵抗搭載パッド
114b・・・第2の加熱用抵抗搭載パッド
115・・・ビア導体
115a・・・第1の端子用ビア導体
115b・・・第2の端子用ビア導体
115c・・・圧電素子接続用ビア導体
115d・・・圧電素子接続用ビア導体
116・・・外部端子
116a・・・第1の端子
116b・・・第2の端子
116c・・・圧電素子用外部端子
116d・・・圧電素子用外部端子
117・・・ダイオード素子搭載パッド
117a・・・第1のダイオード素子搭載パッド
117b・・・第2のダイオード素子搭載パッド
117c・・・第3のダイオード素子搭載パッド
117d・・・第4のダイオード素子搭載パッド
118・・・ダイオード素子接続配線
118a・・・第1のダイオード素子接続配線
118b・・・第2のダイオード素子接続配線
118c・・・第3のダイオード素子接続配線
118d・・・第4のダイオード素子接続配線
118e・・・第5のダイオード素子接続配線
119・・・加熱用抵抗接続配線
120・・・サーミスタ素子
122・・・加熱用抵抗
123・・・第1のダイオード素子
124・・・第2のダイオード素子
125・・・導電性接合材
130・・・圧電素子
140・・・蓋部材
K1・・・上側凹部
K2・・・下側凹部

Claims (5)

  1. 素子搭載用部材と、
    前記素子搭載用部材に搭載された圧電素子と、
    前記素子搭載用部材に設けられた第1および第2の端子と、
    前記素子搭載用部材に搭載されており、前記第1および第2の端子に電気的に接続されたサーミスタ素子と、
    前記素子搭載用部材に設けられており、前記第1および第2の端子に電気的に接続された加熱用抵抗と、
    前記素子搭載用部材に設けられており、前記第1および第2の端子に電圧を印加したときに前記サーミスタ素子または前記加熱用抵抗に選択的に電流を流す第1および第2のダイオード素子とを備えていることを特徴とする圧電デバイス。
  2. 前記加熱用抵抗が、前記第1のダイオード素子を介して前記第1の端子に電気的に接続されており、前記第1のダイオード素子のカソードが、前記加熱用抵抗に電気的に接続されており、前記サーミスタ素子が、前記第2のダイオード素子を介して前記第2の端子に電気的に接続されており、前記第2のダイオード素子のカソードが、前記サーミスタ素子に電気的に接続されていることを特徴とする圧電デバイス。
  3. 前記第1の端子および第2の端子は、前記素子搭載用部材の対角の位置に配置されていることを特徴とする請求項1記載の圧電デバイス。
  4. 前記加熱用抵抗は、前記基板部の前記サーミスタ素子が搭載された面に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の圧電デバイス。
  5. 前記加熱用抵抗は、前記基板部の内部に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の圧電デバイス。
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