JP2014049912A - Terminal device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、通信技術に関し、特に所定の情報が含まれた信号を報知する端末装置に関する。 The present invention relates to communication technology, and more particularly to a terminal device that broadcasts a signal including predetermined information.
無線ネットワークにおいて効率的に送信をスケジューリングすることが望まれる。例えば、各フローが、スループット、遅延等の要求と関連づけられていれば、各フローに対する通信間隔が、フローに対する要求に基づいて決定される(例えば、特許文献1参照)。 It is desirable to schedule transmissions efficiently in a wireless network. For example, if each flow is associated with a request such as throughput and delay, the communication interval for each flow is determined based on the request for the flow (see, for example, Patent Document 1).
通信対象となるデータが、バースト的に発生することもある。このようにバースト的に発生するデータを効率的に取り扱うことが望まれる。 Data to be communicated may occur in bursts. Thus, it is desirable to efficiently handle data generated in a burst manner.
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数種類のアプリケーションのそれぞれに対するデータを効率的に処理する技術を提供することにある。 The present invention has been made in view of such circumstances, and an object thereof is to provide a technique for efficiently processing data for each of a plurality of types of applications.
上記課題を解決するために、本発明のある態様の端末装置は、複数規定された送信の優先度のうちのいずれかに対応したデータを順次入力する入力部と、入力部において順次入力したデータのうち、送信の優先度の高いデータから優先的に、端末間通信が可能な期間において送信すべきパケット信号に格納させる制御部と、を備える。 In order to solve the above problems, a terminal device according to an aspect of the present invention includes an input unit that sequentially inputs data corresponding to one of a plurality of prescribed transmission priorities, and data that is sequentially input at the input unit A control unit that stores data in a packet signal to be transmitted in a period in which inter-terminal communication is possible with priority from data having a high transmission priority.
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。 It should be noted that any combination of the above-described constituent elements and a conversion of the expression of the present invention between a method, an apparatus, a system, a recording medium, a computer program, etc. are also effective as an aspect of the present invention.
本発明によれば、複数種類のアプリケーションのそれぞれに対するデータを効率的に処理できる。 According to the present invention, data for each of a plurality of types of applications can be efficiently processed.
(実施例1)
本発明の実施例1を具体的に説明する前に、基礎となった知見を説明する。本発明の実施例1は、車両に搭載された端末装置間において車車間通信を実行するとともに、交差点等に設置された基地局装置から端末装置へ路車間通信も実行する通信システムに関する。このような通信システムは、ITS(Intelligent Transport Systems)とも呼ばれる。ITSは、例えば、700MHz帯高度道路交通システムの標準規格(一般社団法人電波産業会)に規定されている。通信システムは、IEEE802.11等の規格に準拠した無線LAN(Local Area Network)と同様に、CSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)と呼ばれるアクセス制御機能を使用する。そのため、複数の端末装置によって同一の無線チャネルが共有される。一方、ITSでは、不特定多数の端末装置へ情報を送信する必要がある。そのような送信を効率的に実行するために、本通信システムは、パケット信号をブロードキャスト送信する。
Example 1
Prior to specific description of the first embodiment of the present invention, the basic knowledge will be described.
つまり、車車間通信として、端末装置は、車両の速度あるいは位置等の情報を格納したパケット信号をブロードキャスト送信する。また、他の端末装置は、パケット信号を受信するとともに、前述の情報をもとに車両の接近等を認識する。ここで、路車間通信と車車間通信との干渉を低減するために、基地局装置は、複数のサブフレームが含まれたフレームを繰り返し規定する。基地局装置は、路車間通信のために、複数のサブフレームのいずれかを選択し、選択したサブフレームの先頭部分の期間において、制御情報等が格納されたパケット信号をブロードキャスト送信する。 That is, as inter-vehicle communication, the terminal device broadcasts a packet signal that stores information such as the speed or position of the vehicle. In addition, the other terminal device receives the packet signal and recognizes the approach of the vehicle based on the above-described information. Here, in order to reduce interference between road-vehicle communication and vehicle-to-vehicle communication, the base station apparatus repeatedly defines a frame including a plurality of subframes. The base station apparatus selects any of a plurality of subframes for road-to-vehicle communication, and broadcasts a packet signal in which control information and the like are stored during the period of the head portion of the selected subframe.
制御情報には、当該基地局装置がパケット信号をブロードキャスト送信するための期間(以下、「路車送信期間」という)に関する情報が含まれている。端末装置は、制御情報をもとに路車送信期間を特定し、路車送信期間以外の期間(以下、「車車送信期間」という)においてCSMA方式にてパケット信号をブロードキャスト送信する。その結果、路車間通信と車車間通信とが時分割多重される。なお、基地局装置からの制御情報を受信できない端末装置、つまり基地局装置によって形成されたエリアの外に存在する端末装置は、フレームの構成に関係なくCSMA方式にてパケット信号を送信する。 The control information includes information related to a period for the base station apparatus to broadcast the packet signal (hereinafter referred to as “road vehicle transmission period”). The terminal device specifies a road and vehicle transmission period based on the control information, and broadcasts a packet signal by the CSMA method in a period other than the road and vehicle transmission period (hereinafter referred to as “vehicle transmission period”). As a result, road-to-vehicle communication and vehicle-to-vehicle communication are time-division multiplexed. Note that a terminal device that cannot receive control information from the base station device, that is, a terminal device that exists outside the area formed by the base station device transmits a packet signal by the CSMA method regardless of the frame configuration.
次に、本実施例の概略を説明する。端末装置には、複数種類のアプリケーション、特にバースト的にデータが発生するアプリケーションを効率的に処理することが望まれる。これに対応するために、通信システムでは、各アプリケーションに対する送信の優先度が予め定められる。端末装置は、入力したデータを優先度ごとに蓄積し、優先度の高いアプリケーションのデータを優先的に抽出しながら、パケット信号を生成する。このように帯域を予め確保しておかないので、バースト的に発生するデータが効率的にパケット信号に格納される。 Next, an outline of the present embodiment will be described. It is desirable for the terminal device to efficiently process a plurality of types of applications, particularly applications that generate data in bursts. In order to cope with this, in the communication system, the priority of transmission for each application is determined in advance. The terminal device accumulates input data for each priority, and generates a packet signal while preferentially extracting application data having a high priority. Since the band is not secured in advance in this way, data generated in a burst manner is efficiently stored in the packet signal.
図1は、本発明の実施例1に係る通信システム100の構成を示す。これは、ひとつの交差点を上方から見た場合に相当する。通信システム100は、基地局装置10、車両12と総称される第1車両12a、第2車両12b、第3車両12c、第4車両12d、第5車両12e、第6車両12f、第7車両12g、第8車両12h、ネットワーク202を含む。ここでは、第1車両12aのみに示しているが、各車両12には、端末装置14が搭載されている。また、エリア212が、基地局装置10の周囲に形成され、エリア外214が、エリア212の外側に形成されている。
FIG. 1 shows a configuration of a
図示のごとく、図面の水平方向、つまり左右の方向に向かう道路と、図面の垂直方向、つまり上下の方向に向かう道路とが中心部分で交差している。ここで、図面の上側が方角の「北」に相当し、左側が方角の「西」に相当し、下側が方角の「南」に相当し、右側が方角の「東」に相当する。また、ふたつの道路の交差部分が「交差点」である。第1車両12a、第2車両12bが、左から右へ向かって進んでおり、第3車両12c、第4車両12dが、右から左へ向かって進んでいる。また、第5車両12e、第6車両12fが、上から下へ向かって進んでおり、第7車両12g、第8車両12hが、下から上へ向かって進んでいる。
As shown in the drawing, the road that goes in the horizontal direction of the drawing, that is, the left and right direction, intersects the vertical direction of the drawing, that is, the road that goes in the up and down direction, at the central portion. Here, the upper side of the drawing corresponds to the direction “north”, the left side corresponds to the direction “west”, the lower side corresponds to the direction “south”, and the right side corresponds to the direction “east”. The intersection of the two roads is an “intersection”. The
通信システム100において、基地局装置10は、交差点に固定して設置される。基地局装置10は、端末装置間の通信を制御する。基地局装置10は、図示しないGPS(Global Positioning System)衛星から受信した信号、あるいは図示しない他の基地局装置10にて形成されたフレームをもとに、複数のサブフレームが含まれたフレームを繰り返し生成する。ここで、各サブフレームの先頭部分に路車送信期間が設定可能であるような規定がなされている。
In the
基地局装置10は、フレーム中の複数のサブフレームのうち、他の基地局装置10によって路車送信期間が設定されていないサブフレームを選択する。基地局装置10は、選択したサブフレームの先頭部分に路車送信期間を設定する。基地局装置10は、設定した路車送信期間においてパケット信号を報知する。路車送信期間において、複数のパケット信号が報知されることもある。また、パケット信号には、例えば、事故情報、渋滞情報、信号情報等が含まれる。なお、パケット信号には、路車送信期間が設定されたタイミングに関する情報およびフレームに関する制御情報も含まれる。
The
端末装置14は、前述のごとく、車両12に搭載され移動可能である。端末装置14は、基地局装置10からのパケット信号を受信すると、エリア212に存在すると推定する。端末装置14は、エリア212に存在する場合、パケット信号に含まれた制御情報、特に路車送信期間が設定されたタイミングに関する情報およびフレームに関する情報をもとに、フレームを生成する。その結果、複数の端末装置14のそれぞれにおいて生成されるフレームは、基地局装置10において生成されるフレームに同期する。端末装置14は、路車送信期間とは異なった期間である車車送信期間においてパケット信号を報知する。ここで、車車送信期間においてCSMA/CAが実行される。一方、端末装置14は、エリア外214に存在していると推定した場合、フレームの構成に関係なく、CSMA/CAを実行することによって、パケット信号を報知する。
As described above, the
図2は、基地局装置10の構成を示す。基地局装置10は、アンテナ20、RF部22、変復調部24、処理部26、制御部28、ネットワーク通信部30を含む。また、処理部26は、フレーム規定部32、選択部34、生成部36を含む。
FIG. 2 shows the configuration of the
RF部22は、受信処理として、図示しない端末装置14あるいは他の基地局装置10からのパケット信号をアンテナ20にて受信する。RF部22は、受信した無線周波数のパケット信号に対して周波数変換を実行し、ベースバンドのパケット信号を生成する。さらに、RF部22は、ベースバンドのパケット信号を変復調部24に出力する。一般的に、ベースバンドのパケット信号は、同相成分と直交成分によって形成されるので、ふたつの信号線が示されるべきであるが、ここでは、図を明瞭にするためにひとつの信号線だけを示すものとする。RF部22には、LNA(Low Noise Amplifier)、ミキサ、AGC、A/D変換部も含まれる。
The
RF部22は、送信処理として、変復調部24から入力したベースバンドのパケット信号に対して周波数変換を実行し、無線周波数のパケット信号を生成する。さらに、RF部22は、路車送信期間において、無線周波数のパケット信号をアンテナ20から送信する。また、RF部22には、PA(Power Amplifier)、ミキサ、D/A変換部も含まれる。例えば、無線周波数として、700MHz帯が使用される。
As a transmission process, the
変復調部24は、受信処理として、RF部22からのベースバンドのパケット信号に対して、復調を実行する。さらに、変復調部24は、復調した結果を処理部26に出力する。また、変復調部24は、送信処理として、処理部26からのデータに対して、変調を実行する。さらに、変復調部24は、変調した結果をベースバンドのパケット信号としてRF部22に出力する。ここで、通信システム100は、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)変調方式に対応するので、変復調部24は、受信処理としてFFT(Fast Fourier Transform)も実行し、送信処理としてIFFT(Inverse Fast Fourier Transform)も実行する。
The
フレーム規定部32は、図示しないGPS衛星からの信号を受信し、受信した信号をもとに時刻の情報を取得する。なお、時刻の情報の取得には公知の技術が使用されればよいので、ここでは説明を省略する。フレーム規定部32は、時刻の情報をもとに、複数のフレームを生成する。例えば、フレーム規定部32は、時刻の情報にて示されたタイミングを基準にして、「1sec」の期間を10分割することによって、「100msec」のフレームを10個生成する。このような処理を繰り返すことによって、フレームが繰り返されるように規定される。なお、フレーム規定部32は、復調結果から制御情報を検出し、検出した制御情報をもとにフレームを生成してもよい。このような処理は、他の基地局装置10によって形成されたフレームのタイミングに同期したフレームを生成することに相当する。
The
図3(a)−(d)は、通信システム100において規定されるフレームのフォーマットを示す。図3(a)は、フレームの構成を示す。フレームは、第1サブフレームから第Nサブフレームと示されるN個のサブフレームによって形成されている。これは、端末装置14が報知に使用可能なサブフレームを複数時間多重することによってフレームが形成されているといえる。例えば、フレームの長さが100msecであり、Nが8である場合、12.5msecの長さのサブフレームが規定される。Nは、8以外であってもよい。図3(b)−(d)の説明は、後述し、図2に戻る。
3A to 3D show frame formats defined in the
選択部34は、フレームに含まれた複数のサブフレームのうち、路車送信期間を設定すべきサブフレームを選択する。具体的に説明すると、選択部34は、フレーム規定部32にて規定されたフレームを受けつける。また、選択部34は、図示しないインターフェイスを介して、選択したサブフレームに関する指示を受けつける。選択部34は、指示に対応したサブフレームを選択する。これとは別に、選択部34は、自動的にサブフレームを選択してもよい。その際、選択部34は、RF部22、変復調部24を介して、図示しない他の基地局装置10あるいは端末装置14からの復調結果を入力する。選択部34は、入力した復調結果のうち、他の基地局装置10からの復調結果を抽出する。選択部34は、復調結果を受けつけたサブフレームを特定することによって、復調結果を受けつけていないサブフレームを特定する。
The
これは、他の基地局装置10によって路車送信期間が設定されていないサブフレーム、つまり未使用のサブフレームを特定することに相当する。未使用のサブフレームが複数存在する場合、選択部34は、ランダムにひとつのサブフレームを選択する。未使用のサブフレームが存在しない場合、つまり複数のサブフレームのそれぞれが使用されている場合に、選択部34は、復調結果に対応した受信電力を取得し、受信電力の小さいサブフレームを優先的に選択する。
This corresponds to specifying a subframe in which the road and vehicle transmission period is not set by another
図3(b)は、第1基地局装置10aによって生成されるフレームの構成を示す。第1基地局装置10aは、第1サブフレームの先頭部分に路車送信期間を設定する。また、第1基地局装置10aは、第1サブフレームにおいて路車送信期間につづいて車車送信期間を設定する。車車送信期間とは、端末装置14がパケット信号を報知可能な期間である。つまり、第1基地局装置10aは、第1サブフレームの先頭期間である路車送信期間においてパケット信号を報知可能であり、かつフレームのうち、路車送信期間以外の車車送信期間において端末装置14がパケット信号を報知可能であるような規定がなされる。さらに、第1基地局装置10aは、第2サブフレームから第Nサブフレームに車車送信期間のみを設定する。
FIG. 3B shows a configuration of a frame generated by the first base station apparatus 10a. The first base station apparatus 10a sets a road and vehicle transmission period at the beginning of the first subframe. Moreover, the 1st base station apparatus 10a sets a vehicle transmission period following the road and vehicle transmission period in a 1st sub-frame. The vehicle transmission period is a period during which the
図3(c)は、第2基地局装置10bによって生成されるフレームの構成を示す。第2基地局装置10bは、第2サブフレームの先頭部分に路車送信期間を設定する。また、第2基地局装置10bは、第2サブフレームにおける路車送信期間の後段、第1サブフレーム、第3サブフレームから第Nサブフレームに車車送信期間を設定する。図3(d)は、第3基地局装置10cによって生成されるフレームの構成を示す。第3基地局装置10cは、第3サブフレームの先頭部分に路車送信期間を設定する。また、第3基地局装置10cは、第3サブフレームにおける路車送信期間の後段、第1サブフレーム、第2サブフレーム、第4サブフレームから第Nサブフレームに車車送信期間を設定する。このように、複数の基地局装置10は、互いに異なったサブフレームを選択し、選択したサブフレームの先頭部分に路車送信期間を設定する。図2に戻る。選択部34は、選択したサブフレームの番号を生成部36へ出力する。
FIG. 3C shows a configuration of a frame generated by the second base station apparatus 10b. The second base station apparatus 10b sets a road and vehicle transmission period at the beginning of the second subframe. Also, the second base station apparatus 10b sets the vehicle transmission period from the first stage of the road and vehicle transmission period in the second subframe, from the first subframe and the third subframe to the Nth subframe. FIG. 3D shows a configuration of a frame generated by the third base station apparatus 10c. The third base station apparatus 10c sets a road and vehicle transmission period at the beginning of the third subframe. In addition, the third base station apparatus 10c sets the vehicle transmission period from the first stage of the road and vehicle transmission period in the third subframe, the first subframe, the second subframe, and the fourth subframe to the Nth subframe. As described above, the plurality of
生成部36は、選択部34から、サブフレームの番号を受けつける。生成部36は、受けつけたサブフレーム番号のサブフレームに路車送信期間を設定し、路車送信期間において報知すべきパケット信号を生成する。ひとつの路車送信期間において複数のパケット信号が送信される場合、生成部36は、それらを生成する。パケット信号は、制御情報、ペイロードによって構成されている。制御情報には、路車送信期間を設定したサブフレーム番号等が含まれる。また、ペイロードには、例えば、事故情報、渋滞情報、信号情報等が含まれる。これらのデータは、ネットワーク通信部30によって、図示しないネットワーク202から取得される。処理部26は、変復調部24、RF部22に対して、路車送信期間においてパケット信号をブロードキャスト送信させる。制御部28は、基地局装置10全体の処理を制御する。
The
この構成は、ハードウエア的には、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウエア的にはメモリにロードされたプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ハードウエアとソフトウエアの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。 This configuration can be realized in terms of hardware by a CPU, memory, or other LSI of any computer, and in terms of software, it can be realized by a program loaded in the memory, but here it is realized by their cooperation. Draw functional blocks. Accordingly, those skilled in the art will understand that these functional blocks can be realized in various forms only by hardware, or by a combination of hardware and software.
図4は、車両12に搭載された端末装置14の構成を示す。端末装置14は、アンテナ50、RF部52、変復調部54、処理部56、制御部58を含む。処理部56は、タイミング特定部60、転送決定部62、取得部64、生成部66、ユーザIF部68、通知部70、アプリケーション処理部76、アプリケーション管理部78を含む。また、タイミング特定部60は、抽出部72、キャリアセンス部74を含む。アンテナ50、RF部52、変復調部54は、図2のアンテナ20、RF部22、変復調部24と同様の処理を実行する。ここでは差異を中心に説明する。
FIG. 4 shows the configuration of the
変復調部54、処理部56は、受信処理において、図示しない他の端末装置14あるいは基地局装置10からのパケット信号を受信する。なお、前述のごとく、変復調部54、処理部56は、路車送信期間において、基地局装置10からのパケット信号を受信し、車車送信期間において、他の端末装置14からのパケット信号を受信する。
The
抽出部72は、変復調部54からの復調結果が、図示しない基地局装置10からのパケット信号である場合に、路車送信期間が配置されたサブフレームのタイミングを特定する。その際、抽出部72は、図1のエリア212内に存在すると推定する。抽出部72は、サブフレームのタイミングと、パケット信号のメッセージヘッダの内容をもとに、フレームを生成する。その結果、抽出部72は、基地局装置10において形成されたフレームに同期したフレームを生成する。パケット信号の報知元が、他の端末装置14である場合、抽出部72は、同期したフレームの生成処理を省略する。抽出部72は、エリア212内に存在する場合、使用されている路車送信期間を特定した後、残りの車車送信期間を特定する。抽出部72は、フレームおよびサブフレームのタイミング、車車送信期間に関する情報をキャリアセンス部74へ出力する。
When the demodulation result from the
一方、抽出部72は、基地局装置10からのパケット信号を受けつけていない場合、つまり基地局装置10に同期したフレームを生成していない場合、図1のエリア外214に存在すると推定する。抽出部72は、エリア外214に存在する場合、フレームの構成と無関係のタイミングを選択し、フレームの構成に関係のないキャリアセンスの実行をキャリアセンス部74に指示する。
On the other hand, when the
キャリアセンス部74は、抽出部72から、フレームおよびサブフレームのタイミング、車車送信期間に関する情報を受けつける。キャリアセンス部74は、車車送信期間内でCSMA/CAを開始することによって送信タイミングを決定する。これは、路車送信期間に対してNAV(Network Allocation Vector)を設定し、NAVを設定した期間以外でキャリアセンスを実行することに相当する。一方、キャリアセンス部74は、抽出部72から、フレームの構成に関係のないキャリアセンスの実行を指示された場合、フレームの構成を考慮せずに、CSMA/CAを実行することによって、送信タイミングを決定する。キャリアセンス部74は、決定した送信タイミングを変復調部54、RF部52へ通知し、パケット信号をブロードキャスト送信させる。
The
転送決定部62は、制御情報の転送を制御する。転送決定部62は、制御情報のうち、転送対象となる情報を抽出する。転送決定部62は、抽出した情報をもとに、転送すべき情報を生成する。ここでは、この処理の説明を省略する。転送決定部62は、転送すべき情報、つまり制御情報のうちの一部を生成部66に出力する。生成部66は、アプリケーション管理部78からデータを受けつけ、転送決定部62から制御情報の一部を受けつける。アプリケーション管理部78から受けつけるデータについては後述する。生成部66は、受けつけた制御情報の一部を制御情報に格納し、データをペイロードに格納することによって、パケット信号を生成する。処理部56、変復調部54、RF部52は、生成部66において生成した複数のパケット信号を順次報知する。制御部58は、端末装置14の動作を制御する。
The
取得部64は、図示しないGPS受信機、ジャイロスコープ、車速センサ等を含んでおり、それらから供給されるデータによって、図示しない車両12、つまり端末装置14が搭載された車両12の存在位置、進行方向、移動速度等(以下、「位置情報」と総称する)を取得する。なお、存在位置は、緯度・経度によって示される。これらの取得には公知の技術が使用されればよいので、ここでは説明を省略する。また、GPS受信機、ジャイロスコープ、車速センサ等は、端末装置14の外部にあってもよい。取得部64は、位置情報をアプリケーション処理部76へ出力する。
The
アプリケーション処理部76は、複数種類のアプリケーションを実行可能である。各アプリケーションは、複数の端末装置14間において実行される。つまり、送信側の端末装置14はデータを生成して、当該データが格納されたパケット信号を報知し、受信側の端末装置14はパケット信号を受信して、パケット信号に含まれたデータをもとに所定の処理を実行する。そのため、ひとつのアプリケーションは、送信側の処理(以下、「送信側アプリケーション」という)と、受信側の処理(以下、「受信側アプリケーション」という)に分けられる。ここで、ひとつの端末装置14において実行される送信側アプリケーションと受信側アプリケーションとは、一致しなくてもよい。以下では、送信側アプリケーションと受信側アプリケーションとは、アプリケーションと総称されることもある。
The
複数種類のアプリケーションは、次のように分類される。ひとつ目は、共通アプリケーションである。共通アプリケーションとは、他の車両12の接近を運転者に警告するためのアプリケーションであり、すべての端末装置14において実行される。アプリケーション処理部76は、共通アプリケーションにおける送信側アプリケーションを実行する際、取得部64からの位置情報を入力する。また、アプリケーション処理部76は、位置情報を周期的にアプリケーション管理部78に出力する。
Multiple types of applications are classified as follows. The first is a common application. The common application is an application for warning the driver of the approach of another vehicle 12 and is executed in all the
一方、アプリケーション処理部76は、共通アプリケーションにおける受信側アプリケーションとして、他の端末装置14からのパケット信号に含まれた位置情報をアプリケーション管理部78から取得する。アプリケーション処理部76は、アプリケーション管理部78から取得した他の端末装置14の位置情報と、取得部64から入力した位置情報とをもとに、他の車両12の接近を検出する。アプリケーション処理部76は、他の車両12の接近を通知部70に通知させる。通知部70は、モニタあるいはスピーカを介して運転者への通知を実行する。ふたつ目は、自由アプリケーションである。自由アプリケーションは、すべての端末装置14ではなく、任意の端末装置14においてのみ実行される。複数の自由アプリケーションが同時に実行されてもよい。
On the other hand, the
以上のような規定がなされている状況下において、アプリケーション処理部76は、登録が許可された自由アプリケーションにおける送信側アプリケーションを実行する際、生成したデータをアプリケーション管理部78に出力する。一方、アプリケーション処理部76は、受信側アプリケーションを実行する際、アプリケーション管理部78から受けつけたデータに対して、当該自由アプリケーションに応じた処理を実行する。
Under the situation where the above-mentioned regulations are made, the
アプリケーション管理部78は、送信側アプリケーションに対する処理として、ユーザIF部68から予めアプリケーション登録要求を受けつける。次に、アプリケーション管理部78は、アプリケーション処理部76からの複数のデータを入力し、複数のデータをもとにパケット信号を生成させるために、パケット信号生成の対象となる複数のデータを生成部66に出力する。アプリケーション管理部78によるデータの出力処理についての具体例は後述する。
The
一方、アプリケーション管理部78は、受信側アプリケーションに対する処理として、抽出部72において受信したパケット信号に格納されたデータを受けつける。アプリケーション管理部78は、受けつけたデータのうち、アプリケーション処理部76において実行されている受信側アプリケーションに対応したデータをアプリケーション処理部76に出力する。また、アプリケーション管理部78は、他のデータを破棄する。
On the other hand, the
以上をまとめると、通信システム100において、基地局装置10と端末装置14は、いずれも約100ms周期で通信を実行する。また、路車間通信と車車間通信との干渉を低減するために、路車間通信と車車間通信とが時分割多重される。基地局装置10は、路車送信期間を確保するために、送信時刻および路車間通信期間情報をパケット信号に含めて、周囲の端末装置に通知する。エリア212内の端末装置14は、基地局装置10から受信した送信時刻に基づいて時刻同期し、路車間通信期間情報に基づき送信を停止することによって、路車送信期間以外のタイミングでCSMA/CAにてパケット信号を送信する。車車間通信のペイロードは共通アプリケーションのデータと自由アプリケーションのデータによって構成される。
In summary, in the
以下では、アプリケーション処理部76とアプリケーション管理部78での処理を具体的に説明する。まず、複数のアプリケーションに対する処理の全体像を説明するために、アプリケーション処理部76とアプリケーション管理部78とが関係するプロトコルスタックを使用する。図5は、端末装置14でのプロトコルスタックを示す。上から2段のアプリケーション処理部76とアプリケーション管理部78は、送信側の端末装置14に含まれているので、送信側アプリケーションに対する処理を実行している。下から2段のアプリケーション管理部78とアプリケーション処理部76は、受信側の端末装置14に含まれるので、受信側アプリケーションに対する処理を実行している。送信側のアプリケーション処理部76は、複数種類のアプリケーションを実行する。ここでは、共通アプリケーション、第1自由アプリケーション、第2自由アプリケーション、第3自由アプリケーションであるとする。アプリケーション処理部76は、各アプリケーションに対応したデータをアプリケーション管理部78に出力する。
Hereinafter, the processing in the
アプリケーション管理部78は、アプリケーション処理部76において起動されているアプリケーションを管理する。また、送信側のアプリケーション管理部78は、アプリケーション処理部76から複数のデータを受けつけ、ひとつのパケット信号に格納するために、複数のデータを集約する。複数のデータを集約したパケット信号は、アプリケーション管理部78から出力される。
The
受信側のアプリケーション管理部78は、複数のデータを集約したパケット信号を入力する。アプリケーション管理部78は、パケット信号に含まれた共通アプリケーション用のデータを抽出して、データをアプリケーション処理部76に出力する。また、アプリケーション管理部78は、後段のアプリケーション処理部76において起動されている自由アプリケーションを管理し、起動されている自由アプリケーションに対応したデータを抽出する。その際、データの抽出は、自由アプリケーション用ヘッダに含まれたアプリケーションIDをもとになされる。アプリケーション管理部78は、抽出したデータをアプリケーション処理部76に出力する。一方、アプリケーション管理部78は、残ったデータを破棄する。例えば、後段のアプリケーション処理部76では、第3自由アプリケーションは実行されていないので、アプリケーション管理部78は、第3自由アプリケーションのデータを破棄する。アプリケーション処理部76は、アプリケーション管理部78からのデータを受けつけ、データに対応したアプリケーションを実行する。ここでは、共通アプリケーション、第1自由アプリケーション、第2自由アプリケーション、第4自由アプリケーションであるとする。
The receiving-side
図6は、アプリケーション管理部78の構成を示す。アプリケーション管理部78は、入力部110、分類部112、共通アプリケーション用データ蓄積部114、高優先度アプリケーション用データ蓄積部116、中優先度アプリケーション用データ蓄積部118、低優先度アプリケーション用データ蓄積部120、抽出部122を含む。これは、アプリケーション管理部78のうち、送信側アプリケーションを処理するための構成に相当する。
FIG. 6 shows the configuration of the
入力部110は、アプリケーション処理部76からのデータを順次入力する。入力されるデータは、アプリケーション処理部76において動作している複数のアプリケーションのそれぞれから出力されている。ここで、複数のアプリケーションには、共通アプリケーションと少なくともひとつの自由アプリケーションが含まれる。説明を明瞭にするために、自由アプリケーションは、第1自由アプリケーションから第4自由アプリケーションまでの4種類のアプリケーションであるとする。
The
各データには、アプリケーションを特定するための識別情報(以下、「アプリケーションID」という)、送信有効期限が付与されている。共通アプリケーションは、車両12等の衝突事故防止を目的としているので、そのデータには周期的な出力が要求される。そのため、入力部110には、共通アプリケーションのデータが周期的に入力される。一方、複数の自由アプリケーションのデータは、バースト的に発生するものとする。なお、自由アプリケーションのデータが周期的に発生してもよい。入力部110は、順次入力したデータを分類部112に出力する。
Each data is given identification information (hereinafter referred to as “application ID”) for specifying an application, and a transmission expiration date. Since the common application is intended to prevent collision accidents of the vehicle 12 or the like, a periodic output is required for the data. Therefore, the common application data is periodically input to the
分類部112は、入力部110からのデータを入力する前に、ユーザIF部68を介してアプリケーション登録要求を受けつける。アプリケーション登録要求は、本端末装置14から送信すべきデータに対応したアプリケーションを登録するための要求である。なお、共通アプリケーションは、必須のアプリケーションであるので、アプリケーション登録要求がなされなくても登録されている。そのため、ここでのアプリケーション登録要求は、自由アプリケーションに対する要求であるとする。アプリケーション登録要求の際に、複数規定された送信の優先度のうちのいずれかが登録される。送信の優先度が高くなると、データが送信されやすくなり、送信の優先度が低くなると、データが送信されにくくなる。一例として、送信の優先度として、「高」、「中」、「低」が規定されている。
The
図7は、分類部112において記憶されるテーブルのデータ構造を示す図である。図示のごとく、優先度「高」として第1自由アプリケーション、優先度「中」として第2自由アプリケーション、優先度「低」として第3自由アプリケーションと第4自由アプリケーションが登録されている。図6に戻る。データを周期的に出力するような自由アプリケーションの種類は多くないといえるので、多くの自由アプリケーションは、一般的に、バースト的にデータを出力すると考えられる。そのため、アプリケーション管理部78は、データサイズによりアプリケーションを受け入れるかどうかのネゴシエーションを行わず、予め運用者等により割り当てられた送信の優先度とともに自由アプリケーションが登録される。なお、アプリケーション登録要求に対する応答として、分類部112は、最大のデータ通信速度を返してもよい。
FIG. 7 is a diagram illustrating a data structure of a table stored in the
このような登録がなされた後、分類部112は、入力部110からのデータを入力する。このようなデータは、複数規定された送信の優先度のうちのいずれかに対応したデータであって、かつ自由アプリケーションからのデータであるといえる。また、データには、送信の優先度に関係なく、周期的に送信すべきデータであって、かつ共通アプリケーションからのデータも含まれる。分類部112は、図7のテーブルを参照しながら、入力したデータを分類する。具体的に説明すると、分類部112は、共通アプリケーションのデータを共通アプリケーション用データ蓄積部114に出力する。分類部112は、優先度「高」の自由アプリケーションのデータを高優先度アプリケーション用データ蓄積部116に出力し、優先度「中」の自由アプリケーションのデータを中優先度アプリケーション用データ蓄積部118に出力し、優先度「低」の自由アプリケーションのデータを低優先度アプリケーション用データ蓄積部120に出力する。
After such registration, the
共通アプリケーション用データ蓄積部114は、データを入力し、抽出部122から抽出されるまで、当該データを記憶する。つまり、共通アプリケーション用データ蓄積部114は、FIFO(First−In First−Out)型のメモリである。高優先度アプリケーション用データ蓄積部116、中優先度アプリケーション用データ蓄積部118、低優先度アプリケーション用データ蓄積部120も、共通アプリケーション用データ蓄積部114と同様に動作する。なお、共通アプリケーション用データ蓄積部114、高優先度アプリケーション用データ蓄積部116、中優先度アプリケーション用データ蓄積部118、低優先度アプリケーション用データ蓄積部120のそれぞれにおける記憶量が異なっていてもよい。
The common application
抽出部122は、共通アプリケーション用データ蓄積部114、高優先度アプリケーション用データ蓄積部116、中優先度アプリケーション用データ蓄積部118、低優先度アプリケーション用データ蓄積部120のそれぞれからデータを抽出し、抽出したデータを生成部66に出力する。生成部66は、車車送信期間において送信すべきパケット信号にデータを格納する。抽出部122は、共通アプリケーションにおいて規定された周期に応じて、共通アプリケーション用データ蓄積部114からデータを抽出し、当該データを生成部66に出力する。共通アプリケーションにおいて規定された周期が、フレームの間隔と等しい場合、抽出部122は、共通アプリケーション用データ蓄積部114からのデータを毎回抽出する。一方、共通アプリケーションにおいて規定された周期が、フレームの間隔よりも長い場合、抽出部122は、共通アプリケーション用データ蓄積部114からデータを抽出しないこともある。
The
抽出部122は、高優先度アプリケーション用データ蓄積部116、中優先度アプリケーション用データ蓄積部118、低優先度アプリケーション用データ蓄積部120のそれぞれから送信の優先度に応じてデータを抽出する。つまり、共通アプリケーションのデータをパケット信号を格納した後に、当該パケット信号がデータをさらに格納可能である場合、抽出部122は、送信の優先度の高いデータから優先的に抽出する。
The
具体的に説明すると、データをパケット信号に格納可能である場合、抽出部122は、高優先度アプリケーション用データ蓄積部116からデータを抽出する。高優先度アプリケーション用データ蓄積部116から抽出するデータがなく、かつデータをパケット信号に格納可能である場合、抽出部122は、中優先度アプリケーション用データ蓄積部118からデータを抽出する。中優先度アプリケーション用データ蓄積部118からも抽出するデータがなく、かつデータをパケット信号に格納可能である場合、抽出部122は、低優先度アプリケーション用データ蓄積部120からデータを抽出する。ここで、抽出部122は、データを抽出する際に、パケット信号に未格納なデータのうち、送信有効期限をこえたデータを破棄してもよい。
Specifically, when the data can be stored in the packet signal, the
図8(a)−(c)は、アプリケーション管理部78における処理の概要を示す。ここでは、説明を明瞭にするために、自由アプリケーションのデータに対する処理のみを説明し、共通アプリケーションのデータに対する処理の説明を省略する。図8(a)は、高優先度アプリケーション用データ蓄積部116、中優先度アプリケーション用データ蓄積部118、低優先度アプリケーション用データ蓄積部120に記憶されているデータを示す。高優先度アプリケーション用データ蓄積部116には、「高−1」のデータが記憶され、中優先度アプリケーション用データ蓄積部118には、「中−1」、「中−2」、「中−3」のデータが記憶され、低優先度アプリケーション用データ蓄積部120には、「低−1」、「低−2」のデータが記憶される。ここで、データは、「中−1」、「中−2」、「中−3」の順に記憶されているとともに、「低−1」、「低−2」の順に記憶されている。抽出部122は、優先度にしたがって、「高−1」を抽出し、これをパケット信号に格納させる。当該パケット信号にはデータをさらに格納可能であるので、抽出部122は、「中−1」を抽出し、これもパケット信号に格納させる。
FIGS. 8A to 8C show an outline of processing in the
図8(b)は、図8(a)につづくタイミングでの処理を示す。図8(a)に示した処理の結果、高優先度アプリケーション用データ蓄積部116にはデータが記憶されず、中優先度アプリケーション用データ蓄積部118には、「中−2」、「中−3」のデータが記憶される。抽出部122は、優先度にしたがって、「中−2」、「中−3」を抽出し、これらをパケット信号に格納させる。図8(c)は、図8(b)につづくタイミングでの処理を示す。高優先度アプリケーション用データ蓄積部116には、新たなデータである「高−2」が記憶されている。一方、図8(b)に示した処理の結果、中優先度アプリケーション用データ蓄積部118にはデータが記憶されていない。抽出部122は、優先度にしたがって、「高−2」を抽出し、これらをパケット信号に格納させる。当該パケット信号にはデータをさらに格納可能であるが、「低−1」は送信有効期限をこえているので、抽出部122は、これを破棄する。抽出部122は、「低−2」を抽出し、これをパケット信号に格納させる。
FIG. 8B shows processing at the timing following FIG. As a result of the processing shown in FIG. 8A, no data is stored in the high priority application
図9は、アプリケーション管理部78によるタイミングの割当て例を示す。前提として、端末装置14は、100msecのフレームにおいてひとつのパケット信号を報知しているとする。また、共通アプリケーションの送信間隔が「100msec」と規定されている。さらに、自由アプリケーションに対する送信の優先度は、図7のように規定されている。第1パケット信号から第3パケット信号において、共通アプリケーションのデータが優先的に割り当てられる。第1パケット信号では、第1自由アプリケーションのデータに加えて、第2自由アプリケーションのデータも割り当てられる。第2パケット信号では、ふたつの第2自由アプリケーションのデータも割り当てられる。第3パケット信号では、第2パケット信号の生成後に入力された第1自由アプリケーションのデータに加えて、第3自由アプリケーションのデータも割り当てられる。
FIG. 9 shows an example of timing allocation by the
図10は、端末装置14によって生成されるパケット信号のフォーマットを示す。これは、アプリケーション管理部78から出力されるパケット信号のフォーマットであり、生成部66においてペイロードに格納される。先頭から順に、アプリケーションヘッダ、共通領域、自由領域が配置される。共通領域は、共通アプリケーションのために使用される領域であり、そこには、共通アプリケーション用データが格納される。自由領域は、自由アプリケーションのために使用される領域であり、自由アプリケーション用ヘッダ、自由アプリケーション用データに分けられる。自由アプリケーション用ヘッダには、アプリケーション数に関する情報に加えて、各自由アプリケーションに対する制御情報が含まれる。自由アプリケーションに対する制御情報は、アプリケーションID、データサイズを含む。ここで、データサイズは、後述の自由アプリケーションのデータに関する。自由アプリケーション用データには、各自由アプリケーションのデータを含む。なお、自由領域に含まれる自由アプリケーションの数は2に限定されない。
FIG. 10 shows a format of a packet signal generated by the
図10では、第1自由アプリケーション用のヘッダ、第2自由アプリケーション用のヘッダ、第1自由アプリケーション用のデータ、第2自由アプリケーション用のデータの順に配置されている。しかしながら、第1自由アプリケーション用のヘッダ、第1自由アプリケーション用のデータ、第2自由アプリケーション用のヘッダ、第2自由アプリケーション用のデータの順に配置されてもよい。つまり、ひとつの自由アプリケーションに対するヘッダとデータとが連続して配置されてもよい。 In FIG. 10, the header for the first free application, the header for the second free application, the data for the first free application, and the data for the second free application are arranged in this order. However, the header for the first free application, the data for the first free application, the header for the second free application, and the data for the second free application may be arranged in this order. That is, the header and data for one free application may be continuously arranged.
以上の構成による通信システム100の動作を説明する。図11は、アプリケーション管理部78によるデータの格納手順を示すフローチャートである。なお、各ステップについて、例えばステップ10はS10のように表す。パケット信号にデータを格納可能であり(S10のY)、共通アプリケーション用データがあれば(S12のY)、アプリケーション管理部78は、共通アプリケーション用データをパケット信号に格納させ(S14)、ステップ10に戻る。共通アプリケーション用データがなく(S12のN)、高優先度のデータがあれば(S16のY)、アプリケーション管理部78は、高優先度のデータをパケット信号に格納させ(S18)、ステップ10に戻る。
The operation of the
高優先度のデータがなく(S16のN)、中優先度のデータがあれば(S20のY)、アプリケーション管理部78は、中優先度のデータをパケット信号に格納させ(S22)、ステップ10に戻る。中優先度のデータがなく(S20のN)、低優先度のデータがあれば(S24のY)、アプリケーション管理部78は、低優先度のデータをパケット信号に格納させ(S26)、処理が終了される。パケット信号にデータを格納可能でない場合(S10のN)、あるいは低優先度のデータがない場合(S24のN)、処理が終了される。
If there is no high-priority data (N in S16) and medium-priority data is present (Y in S20), the
図12は、アプリケーション管理部78によるデータの破棄手順を示すフローチャートである。データが送信有効期限をこえていれば(S30のY)、アプリケーション管理部78は、データを破棄する(S32)。データが送信有効期限をこえていなければ(S30のN)、処理が終了される。
FIG. 12 is a flowchart showing a data discarding procedure by the
本発明の実施例によれば、予め登録した送信の優先度の高いデータから優先的にパケット信号に格納させるので、送信の優先度の高いデータの送信頻度を高くできる。また、送信の優先度の高いデータの送信頻度が高くなるので、送信機会が車車送信期間に限定される場合であっても、送信機会の低減を抑制できる。また、送信の優先度に応じた送信機会が実現されるので、送信機会が車車送信期間に限定される場合であっても、データ処理を効率的に実行できる。また、送信有効期限をこえたデータを破棄するので、不要なデータの送信を抑制できる。そのことによって、周波数の利用効率の悪化を抑制できる。また、送信の優先度に関係なく、共通アプリケーションのデータを周期的に送信するので、共通アプリケーションのデータの周期性を維持できる。 According to the embodiment of the present invention, data that has been registered in advance is preferentially stored in the packet signal from data having a high transmission priority, so that the transmission frequency of data having a high transmission priority can be increased. In addition, since the transmission frequency of data with high transmission priority increases, even if the transmission opportunity is limited to the vehicle transmission period, it is possible to suppress the reduction of the transmission opportunity. Moreover, since the transmission opportunity according to the priority of transmission is implement | achieved, even if a transmission opportunity is limited to a vehicle transmission period, a data process can be performed efficiently. Moreover, since data exceeding the transmission expiration date is discarded, transmission of unnecessary data can be suppressed. As a result, it is possible to suppress the deterioration of frequency utilization efficiency. In addition, since the data of the common application is periodically transmitted regardless of the transmission priority, the periodicity of the data of the common application can be maintained.
(実施例2)
実施例2は、実施例1と同様に、車車間通信がなされるとともに、路車間通信もなされる通信システムに関する。実施例2における端末装置は、実施例1と同様に、送信の優先度をもとに、自由アプリケーションのデータをパケット信号に格納させる。ここで、実施例2においても、各データに対して送信有効期限が設定されている。端末装置は、未送信のデータの総サイズがしきい値よりも大きくなると、送信の優先度の低いデータを送信対象から除外する。実施例2に係る通信システム100、基地局装置10、端末装置14は、図1、図2、図4と同様のタイプであり、ここでは差異を中心に説明する。
(Example 2)
As in the first embodiment, the second embodiment relates to a communication system in which vehicle-to-vehicle communication is performed and road-to-vehicle communication is also performed. Similarly to the first embodiment, the terminal device according to the second embodiment stores free application data in a packet signal based on the transmission priority. Here, also in the second embodiment, a transmission expiration date is set for each data. When the total size of untransmitted data becomes larger than the threshold value, the terminal device excludes data with low transmission priority from transmission targets. The
図6のアプリケーション管理部78において、分類部112は、共通アプリケーション用データ蓄積部114、高優先度アプリケーション用データ蓄積部116、中優先度アプリケーション用データ蓄積部118、低優先度アプリケーション用データ蓄積部120に記憶されるデータの総量を計測する。これは、アプリケーション管理部78での処理対象となるデータのサイズであるといえる。また、総量を計測する際に、送信有効期限内のデータに計測が限定されてもよい。一方、分類部112は、しきい値を予め記憶し、データの総量としきい値とを比較する。
In the
図13は、本発明の実施例2に係る分類部112に記憶されるテーブルのデータ構造を示す。分類部112は、テーブルにしたがって、送信有効期限内のデータの総量がしきい値よりも大きければ、低優先度のデータの入力を拒否する。一方、分類部112は、テーブルにしたがって、送信有効期限内のデータの総量がしきい値よりも大きくなければ、すべてのデータを入力する。図6に戻る。つまり、分類部112は、記憶された送信有効期限内のデータがしきい値よりも多い場合、送信の優先度の低いデータの入力を制限する。
FIG. 13 shows a data structure of a table stored in the
本発明の実施例によれば、送信有効期限内のデータの量が多くなると、一部のデータの入力を制限するので、パケット信号に格納すべきデータの量を低減できる。また、優先度の低いデータの入力を制限するので、優先度の高いデータに対する影響を抑制できる。また、パケット信号に格納すべきデータの量が低減されるので、処理を効率的に実行できる。 According to the embodiment of the present invention, when the amount of data within the transmission validity period increases, the input of some data is restricted, so that the amount of data to be stored in the packet signal can be reduced. In addition, since the input of low priority data is restricted, the influence on high priority data can be suppressed. In addition, since the amount of data to be stored in the packet signal is reduced, the processing can be executed efficiently.
(実施例3)
実施例3も、これまでと同様に、車車間通信がなされるとともに、路車間通信もなされる通信システムに関する。これまでは、車両に搭載された端末装置において、自由アプリケーションが実行され、自由アプリケーションからのデータが当該端末装置から報知されている。実施例3では、端末装置が携帯無線装置に接続される。携帯無線装置は、自由アプリケーションを実行することによって、データを生成する。携帯無線装置は、生成したデータを端末装置に送信する。端末装置は、携帯無線装置からのデータをこれまでと同様に処理する。
(Example 3)
The third embodiment also relates to a communication system in which vehicle-to-vehicle communication is performed and road-to-vehicle communication is also performed. Until now, a free application has been executed in a terminal device mounted on a vehicle, and data from the free application has been notified from the terminal device. In the third embodiment, the terminal device is connected to the portable wireless device. The portable wireless device generates data by executing a free application. The portable wireless device transmits the generated data to the terminal device. The terminal device processes the data from the portable wireless device as before.
図14は、本発明の実施例3に係る通信システム100の構成を示す。通信システム100では、一例として、ひとつの端末装置14に対して、携帯無線装置150と総称される第1携帯無線装置150a、第2携帯無線装置150bが接続される。端末装置14には、アンテナ50、近距離用アンテナ130が含まれ、第1携帯無線装置150aには、第1近距離用アンテナ152aが含まれ、第2携帯無線装置150bには、第2近距離用アンテナ152bが含まれる。ここで、第1近距離用アンテナ152a、第2近距離用アンテナ152bは、近距離用アンテナ152と総称される。なお、図14では、端末装置14と携帯無線装置150との接続を明確にするために、基地局装置10、他の端末装置14を省略している。また、携帯無線装置150は2台に限定されない。
FIG. 14 shows a configuration of a
端末装置14と携帯無線装置150とは、近距離用アンテナ130、近距離用アンテナ152を介して接続される。ここで、端末装置14と携帯無線装置150との接続には、例えば、近距離無線通信システムが使用される。なお、近距離無線通信システムではなく、無線LAN(Local Area Network)であってもよく、端末装置14と携帯無線装置150とが有線にて接続されてもよい。また、携帯無線装置150は、近距離無線通信システムの他に、携帯電話システムにも対応しており、図示しない携帯電話システム用の基地局装置と通信することによって、通話、電子メール、データ通信を実行する。さらに、携帯無線装置150は、スマートホンであってもよく、その際、所定のアプリケーションプログラムを実行してもよい。ここでは、端末装置14のアプリケーション処理部76の機能が携帯無線装置150に備えられていることによって、携帯無線装置150は、自由アプリケーションを実行する。携帯無線装置150は、自由アプリケーションを実行することによって生成したデータを端末装置14に出力する。
The
端末装置14のアプリケーション管理部78は、これまでと同様の処理を実行することによって、携帯無線装置150からのデータもパケット信号に格納して、当該パケット信号を報知する。また、端末装置14は、受信したパケット信号の中に、携帯無線装置150において実行されている自由アプリケーションのデータが含まれている場合、当該データを抽出して、携帯無線装置150に送信する。これまで、アプリケーション処理と管理とがひとつの端末装置14に含まれていたが、ここでは、それらが端末装置14と携帯無線装置150に分離されている。なお、本実施例において、端末装置14も、共通アプリケーションあるいは自由アプリケーションを実行してもよい。
The
図15は、端末装置14の構成を示す。端末装置14は、図4と比較して、近距離通信部132、近距離用アンテナ130を含む。近距離通信部132は、前述のごとく、近距離無線通信システムあるいは無線LANに対応した通信処理を実行することによって、近距離用アンテナ130を介して携帯無線装置150と通信する。近距離通信部132は、携帯無線装置150からのデータを受信すると、データをアプリケーション管理部78に出力する。当該データは、携帯無線装置150において実行された自由アプリケーションのデータである。これらは、送信側アプリケーションに対する処理に相当する。
FIG. 15 shows the configuration of the
また、近距離通信部132は、アプリケーション管理部78からのデータを入力すると、データを携帯無線装置150へデータを送信する。当該データは、携帯無線装置150において実行されている自由アプリケーションにて処理されるデータである。これらは、受信側アプリケーションに対する処理に相当する。なお、アプリケーション処理部76では、例えば、共通アプリケーションに対する処理が実行されている。
In addition, when the short-
図16は、携帯無線装置150の構成を示す。携帯無線装置150は、近距離通信部154、携帯無線装置内アプリケーション管理部156、携帯無線装置内アプリケーション処理部158を含む。図16では、通信システム100での処理に関連する構成を示しており、携帯電話システムでの処理および所定のアプリケーションプログラムの処理に関連する構成は省略されている。
FIG. 16 shows the configuration of the
携帯無線装置内アプリケーション処理部158は、端末装置14でのアプリケーション処理部76と同様の処理を実行する。携帯無線装置内アプリケーション管理部156は、端末装置14のアプリケーション処理部76のうちの一部の処理、特に、アプリケーション管理部78とのインターフェイスに近い部分の処理を実行する。なお、携帯無線装置内アプリケーション管理部156が省略されてもよい。その際は、携帯無線装置内アプリケーション処理部158と近距離通信部154とが接続される。近距離通信部154は、近距離通信部132に対応した処理を実行する。
The portable wireless device
本発明の実施例によれば、端末装置と携帯無線装置とに処理を分散させるので、端末装置での処理量を低減できる。また、携帯無線装置を使用するので、実行すべきアプリケーションのバリエーションを拡大できる。また、ユーザによって通常使用されている携帯無線装置を通信システムに組み込むので、ユーザの利便性を向上できる。 According to the embodiment of the present invention, since the processing is distributed to the terminal device and the portable wireless device, the processing amount at the terminal device can be reduced. In addition, since a portable wireless device is used, variations of applications to be executed can be expanded. Moreover, since the portable radio apparatus normally used by the user is incorporated in the communication system, the convenience for the user can be improved.
以上、本発明を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素あるいは各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。 In the above, this invention was demonstrated based on the Example. This embodiment is an exemplification, and it will be understood by those skilled in the art that various modifications can be made to each of those constituent elements or combinations of processing processes, and such modifications are also within the scope of the present invention. .
本実施例において端末装置14は、車両12に搭載されている。しかしながらこれに限らず例えば、端末装置14が歩行者に携帯されてもよい。本変形例によれば、端末装置14の適用領域を拡大できる。
In the present embodiment, the
本発明の実施例1から3において、送信の優先度が3段階とされている。しかしながらこれに限らず例えば、送信の優先度が3段階以外であってもよい。具体的には、2段階でもよく、4段階以上でもよい。本変形例によれば、処理の自由度を向上できる。 In the first to third embodiments of the present invention, the transmission priority is set to three levels. However, the present invention is not limited to this. For example, the transmission priority may be other than three levels. Specifically, there may be two stages or four or more stages. According to this modification, the degree of freedom of processing can be improved.
本発明の実施例2において、分類部112は、低い優先度のアプリケーションのデータの入力を制限している。しかしながらこれに限らず例えば、分類部112は、低い優先度のアプリケーションに加えて、中の優先度のアプリケーションのデータの入力を制限してもよい。なお、入力部110と分類部112とをまとめて入力部と称してもよい。本変形例によれば、データ量を低減する効果を大きくできる。
In the second embodiment of the present invention, the
実施例1から3の任意の組合せも有効である。本変形例によれば、実施例1から3の任意の組合せによる効果を得ることができる。 Any combination of Examples 1 to 3 is also effective. According to this modification, it is possible to obtain the effect of any combination of the first to third embodiments.
なお、上記各実施例において、パケット信号は、700MHz帯高度道路交通システム標準規格に適合してもよい。 In each of the above embodiments, the packet signal may conform to the 700 MHz band intelligent transportation system standard.
本発明の一態様の概要は、次の通りである。本発明のある態様の端末装置は、複数規定された送信の優先度のうちのいずれかに対応したデータを順次入力する入力部と、入力部において順次入力したデータのうち、送信の優先度の高いデータから優先的に、端末間通信が可能な期間において送信すべきパケット信号に格納させる制御部と、を備える。 The outline of one embodiment of the present invention is as follows. A terminal device according to an aspect of the present invention includes an input unit that sequentially inputs data corresponding to one of a plurality of specified transmission priorities, and transmission priority among data sequentially input at the input unit. A control unit that stores in a packet signal to be transmitted in a period in which communication between terminals is possible with priority from high data.
この態様によると、送信の優先度の高いデータから優先的にパケット信号に格納させるので、端末間通信が可能な期間において効率的にデータを処理できる。 According to this aspect, since data having a high transmission priority is preferentially stored in the packet signal, the data can be efficiently processed in a period in which communication between terminals is possible.
入力部において順次入力したデータには、送信有効期限が付与されており、制御部は、パケット信号に未格納なデータのうち、送信有効期限をこえたデータを破棄してもよい。この場合、送信有効期限をこえたデータを破棄するので、不要なデータの送信を抑制できる。 The data that is sequentially input in the input unit is given a transmission expiration date, and the control unit may discard the data that has exceeded the transmission expiration date among the data not stored in the packet signal. In this case, since data exceeding the transmission expiration date is discarded, transmission of unnecessary data can be suppressed.
入力部は、制御部での処理対象となるデータであって、かつ送信有効期限内のデータの量がしきい値よりも多い場合、送信の優先度の低いデータの入力を制限してもよい。この場合、送信有効期限内のデータが多くなると、一部のデータの入力を制限するので、処理対象となるデータの量を低減できる。 The input unit may limit input of data with low transmission priority when the data is a processing target in the control unit and the amount of data within the transmission expiration date is greater than the threshold value. . In this case, if the data within the transmission validity period increases, the input of some data is restricted, so that the amount of data to be processed can be reduced.
入力部は、送信の優先度に関係なく、周期的に送信すべきデータも順次入力し、制御部は、周期的に送信すべきデータの周期に応じて、当該データをパケット信号に格納させるとともに、当該パケット信号がデータをさらに格納可能である場合、送信の優先度の高いデータから優先的に当該パケット信号に格納させてもよい。この場合、送信の優先度に関係なく、周期的に送信すべきデータを送信するので、データの周期性を維持できる。 The input unit sequentially inputs data to be periodically transmitted regardless of the transmission priority, and the control unit stores the data in the packet signal according to the period of the data to be periodically transmitted. When the packet signal can further store data, the packet signal may be preferentially stored in the packet signal from data having a high transmission priority. In this case, the data to be transmitted periodically is transmitted regardless of the transmission priority, so that the periodicity of the data can be maintained.
10 基地局装置、 12 車両、 14 端末装置、 20 アンテナ、 22 RF部、 24 変復調部、 26 処理部、 28 制御部、 30 ネットワーク通信部、 32 フレーム規定部、 34 選択部、 36 生成部、 50 アンテナ、 52 RF部、 54 変復調部、 56 処理部、 58 制御部、 60 タイミング特定部、 62 転送決定部、 64 取得部、 66 生成部、 68 ユーザIF部、 70 通知部、 72 抽出部、 74 キャリアセンス部、 76 アプリケーション処理部、 78 アプリケーション管理部、 100 通信システム、 110 入力部、 112 分類部、 114 共通アプリケーション用データ蓄積部、 116 高優先度アプリケーション用データ蓄積部、 118 中優先度アプリケーション用データ蓄積部、 120 低優先度アプリケーション用データ蓄積部、 122 抽出部、 130 近距離用アンテナ、 132 近距離通信部、 150 携帯無線装置、 152 近距離用アンテナ、 154 近距離通信部、 156 携帯無線装置内アプリケーション管理部、 158 携帯無線装置内アプリケーション処理部、 202 ネットワーク、 212 エリア、 214 エリア外。 10 base station device, 12 vehicle, 14 terminal device, 20 antenna, 22 RF unit, 24 modulation / demodulation unit, 26 processing unit, 28 control unit, 30 network communication unit, 32 frame definition unit, 34 selection unit, 36 generation unit, 50 Antenna, 52 RF unit, 54 modulation / demodulation unit, 56 processing unit, 58 control unit, 60 timing identification unit, 62 transfer determination unit, 64 acquisition unit, 66 generation unit, 68 user IF unit, 70 notification unit, 72 extraction unit, 74 Carrier sense unit, 76 application processing unit, 78 application management unit, 100 communication system, 110 input unit, 112 classification unit, 114 data storage unit for common application, 116 data storage unit for high priority application, 118 medium priority application Data storage unit, 120 low-priority application data storage unit, 122 extraction unit, 130 short-range antenna, 132 short-range communication unit, 150 portable wireless device, 152 short-range antenna, 154 short-range communication unit, 156 Application management unit in portable wireless device, 158 Application processing unit in portable wireless device, 202 network, 212 area, 214 outside area.
Claims (4)
前記入力部において順次入力したデータのうち、送信の優先度の高いデータから優先的に、端末間通信が可能な期間において送信すべきパケット信号に格納させる制御部と、
を備えることを特徴とする端末装置。 An input unit for sequentially inputting data corresponding to one of a plurality of prescribed transmission priorities;
A control unit that stores in a packet signal to be transmitted in a period in which communication between terminals is preferentially performed from data having a high transmission priority among data sequentially input in the input unit;
A terminal device comprising:
前記制御部は、パケット信号に未格納なデータのうち、送信有効期限をこえたデータを破棄することを特徴とする請求項1に記載の端末装置。 The data entered sequentially in the input unit is given a transmission expiration date,
The terminal device according to claim 1, wherein the control unit discards data that has exceeded the transmission expiration date among data not stored in the packet signal.
前記制御部は、周期的に送信すべきデータの周期に応じて、当該データをパケット信号に格納させるとともに、当該パケット信号がデータをさらに格納可能である場合、送信の優先度の高いデータから優先的に当該パケット信号に格納させることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の端末装置。 The input unit sequentially inputs data to be periodically transmitted regardless of transmission priority,
The control unit stores the data in a packet signal according to the period of data to be transmitted periodically, and when the packet signal can further store data, gives priority to data with high transmission priority. 4. The terminal device according to claim 1, wherein the terminal device is stored in the packet signal.
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